JP2019009191A - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェーハの反りを抑制できるウェーハの加工方法を提供する。【解決手段】ウェーハの加工方法であって、ウェーハの表面側の内部に分割予定ラインに沿う改質層を形成するレーザー加工ステップと、保持パッドでウェーハの裏面を吸引、保持して、ウェーハを搬出する搬出ステップと、ウェーハの裏面側の被保持領域にレーザービームを照射し、ウェーハの反りを緩和させるための改質層をウェーハの裏面側の内部に形成する反り緩和レーザー加工ステップと、を含み、レーザー加工ステップでは、ウェーハの表面側の中央領域に、クラックが発生する条件で改質層を形成し、中央領域を除くウェーハの表面側の領域に、クラックが発生しない条件で一部又は全部の改質層を形成するとともに、中央領域を除くウェーハの表面側の領域の一部又は全部で、各分割予定ラインに沿って改質層の数をウェーハの表面側の中央領域よりも少なくする。【選択図】図3

Description

本発明は、ウェーハの内部をレーザービームで改質するウェーハの加工方法に関する。
携帯電話機やパーソナルコンピュータに代表される電子機器では、電子回路等のデバイスを備えるデバイスチップが必須の構成要素になっている。デバイスチップは、例えば、シリコン等の半導体材料でなるウェーハの表面を複数の分割予定ライン(ストリート)で区画し、各領域にデバイスを形成した後、この分割予定ラインに沿ってウェーハを分割することによって製造される。
ウェーハを分割する方法の一つに、透過性のレーザービームをウェーハの内部に集光させて、多光子吸収により改質された改質層(改質領域)を形成するSD(Stealth Dicing)と呼ばれる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。分割予定ラインに沿って改質層を形成した後に、ウェーハに対して力を加えることで、改質層を起点にウェーハを分割できる。
ところで、このSDでは、形成されるデバイスチップに改質層が残留して、デバイスチップの抗折強度を十分に高められないことが多い。そこで、改質層を形成した後にウェーハの裏面を研削して、改質層を除去しながらウェーハを複数のデバイスチップへと分割するSDBG(Stealth Dicing Before Grinding)と呼ばれる方法も検討されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−192370号公報 国際公開第2003/077295号
上述したSDBGでは、デバイスチップへの分割を促進させるために、ウェーハの表面側にクラックが到達する条件で改質層を形成することが多い。しかしながら、そのような条件で改質層を形成すると、ウェーハが反ってしまい、搬出用の保持パッドでウェーハを保持して搬出できない等の問題が発生し易くなる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェーハの反りを抑制できるウェーハの加工方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、複数の分割予定ラインが設定されたウェーハの加工方法であって、ウェーハの表面側を保持テーブルで保持する保持ステップと、該保持テーブルに保持されたウェーハに対して透過性を有する波長のレーザービームをウェーハの厚み方向で異なる複数の位置に集光させて、ウェーハの該表面側の内部に各分割予定ラインに沿って複数の改質層を形成するレーザー加工ステップと、該レーザー加工ステップを実施した後、ウェーハを保持するための保持部を有する保持パッドでウェーハの裏面を吸引、保持して、ウェーハを該保持テーブル上から搬出する搬出ステップと、該保持ステップを実施した後、該搬出ステップを実施する前に、該保持パッドの該保持部によって吸引、保持されるウェーハの該裏面側の被保持領域にレーザービームを照射し、ウェーハの反りを緩和させるための改質層をウェーハの該裏面側の内部に形成する反り緩和レーザー加工ステップと、を備え、該レーザー加工ステップでは、ウェーハの該表面側の中央領域に、該表面に至るクラックが発生する条件で改質層を形成し、該中央領域を除くウェーハの該表面側の領域に、該表面に至るクラックが発生しない条件で一部又は全部の改質層を形成するとともに、該中央領域を除くウェーハの該表面側の領域の一部又は全部で、各分割予定ラインに沿って改質層の数をウェーハの該表面側の該中央領域よりも少なくすることを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
本発明の一態様において、該反り緩和レーザー加工ステップでは、該分割予定ラインに沿ってレーザービームを照射することが好ましい。また、該搬出ステップを実施した後、ウェーハの該裏面側を研削してウェーハを所定の厚みまで薄くするとともに該改質層を起点にウェーハを複数のチップへと分割する研削ステップを更に備えることが好ましい。
本発明の一態様に係るウェーハの加工方法では、ウェーハの表面側の中央領域に、表面に至るクラックが発生する条件で改質層を形成し、中央領域を除くウェーハの表面側の領域に、表面に至るクラックが発生しない条件で一部又は全部の改質層を形成するとともに、中央領域を除くウェーハの表面側の領域の一部又は全部で、各分割予定ラインに沿って改質層の数をウェーハの表面側の中央領域よりも少なくするので、表面に至るクラックが発生する条件で全ての改質層を形成する場合や、中央領域を除くウェーハの表面側の領域の全部で各分割予定ラインに沿って改質層の数を中央領域と同じにする場合等に比べて、ウェーハの反りを抑制できる。
また、保持パッドによって吸引、保持されるウェーハの裏面側の被保持領域にレーザービームを照射し、ウェーハの反りを緩和させるための改質層をウェーハの裏面側の内部に形成するので、被保持領域での反りを更に抑制して、保持パッドでウェーハの裏面を適切に吸引、保持できる。
図1(A)は、ウェーハの構成例を模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、ウェーハに保護部材が貼付される様子を模式的に示す斜視図である。 図2(A)は、保持ステップを模式的に示す一部断面側面図であり、図2(B)は、レーザー加工ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図3(A)は、分割用の改質層を形成する際の加工の条件を説明するための平面図であり、図3(B)は、分割用の改質層が形成されたウェーハを模式的に示す一部断面側面図である。 反り緩和レーザー加工ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図5(A)は、反り緩和用の改質層を形成する際の加工の条件を説明するための平面図であり、図5(B)は、反り緩和用の改質層が形成されたウェーハを模式的に示す一部断面側面図である。 図6(A)は、搬出ステップを模式的に示す一部断面側面図であり、図6(B)は、研削ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図7(A)は、変形例に係る反り緩和レーザー加工ステップを説明するための平面図であり、図7(B)は、変形例に係る反り緩和レーザー加工ステップを模式的に示す一部断面側面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。本実施形態に係るウェーハの加工方法は、保持ステップ(図2(A)参照)、レーザー加工ステップ(図2(B)、図3(A)、図3(B)参照)、反り緩和レーザー加工ステップ(図4、図5(A)、図5(B)参照)、搬出ステップ(図6(A)参照)、及び研削ステップ(図6(B)参照)を含む。
保持ステップでは、ウェーハの表面側をレーザー加工装置のチャックテーブル(保持テーブル)で保持する。レーザー加工ステップでは、ウェーハに対して透過性を有する波長のレーザービームをウェーハの厚み方向で異なる複数の位置に集光させて、ウェーハの表面側の内部に各分割予定ラインに沿って複数の改質層を形成する。
具体的には、ウェーハの表面側の中央領域に、表面に至るクラックが発生する条件で改質層を形成し、中央領域を除くウェーハの表面側の領域に、このクラックが発生しない条件で少なくとも一部の改質層を形成する。また、中央領域を除くウェーハの表面側の領域の少なくとも一部で、各分割予定ラインに沿って改質層の数をウェーハの表面側の中央領域よりも少なくする。
反り緩和レーザー加工ステップでは、搬出の際に吸引、保持されるウェーハの裏面にレーザービームを照射して、ウェーハの反りを緩和させるための改質層をウェーハの裏面側の内部に形成する。搬出ステップでは、ウェーハを保持するための保持部を有する保持パッドでウェーハの裏面を吸引、保持して、ウェーハをチャックテーブル上から搬出する。
研削ステップでは、ウェーハの裏面側を研削してウェーハを所定の厚みまで薄くするとともに、レーザー加工ステップで形成された改質層を起点にウェーハを複数のチップへと分割する。以下、本実施形態に係るウェーハの加工方法について詳述する。
図1(A)は、本実施形態に係るウェーハの加工方法で加工されるウェーハの構成例を模式的に示す斜視図である。図1(A)に示すように、本実施形態で加工されるウェーハ11は、シリコン(Si)等の半導体材料を用いて円盤状に形成されている。ウェーハ11の表面11a側は、格子状に配列された分割予定ライン(ストリート)13で複数の領域に区画されており、各領域には、IC(Integrated Circuit)等のデバイス15が形成されている。
なお、本実施形態では、シリコン等の半導体材料でなる円盤状のウェーハ11を用いているが、ウェーハ11の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば、セラミックス等の材料でなるウェーハ11を用いることもできる。同様に、デバイス15の種類、数量、大きさ、配置等にも制限はない。
本実施形態に係るウェーハの加工方法を実施する前には、上述したウェーハ11の表面11a側に保護部材を貼付しておく。図1(B)は、ウェーハ11に保護部材が貼付される様子を模式的に示す斜視図である。保護部材21は、例えば、ウェーハ11と同等の径を持つ円形のフィルム(テープ)であり、その表面21a側には、粘着力を有する糊層が設けられている。
そのため、図1(B)に示すように、この表面21a側を被加工物11の表面11a側に密着させることで、被加工物11の表面11a側に保護部材21を貼付できる。被加工物11の表面11a側に保護部材21を貼付することで、後の各ステップで加わる衝撃を緩和して、ウェーハ11の表面11a側に形成されたデバイス15等を保護できる。
ウェーハ11の表面11a側に保護部材21を貼付した後には、このウェーハ11の表面11a側をレーザー加工装置のチャックテーブル(保持テーブル)で保持する保持ステップを行う。図2(A)は、保持ステップを模式的に示す一部断面側面図である。図2(A)に示すように、本実施形態で使用されるレーザー加工装置2は、ウェーハ11を吸引、保持するためのチャックテーブル(保持テーブル)4を備えている。
チャックテーブル4は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル4の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル4は、この移動機構によって水平方向に移動する。
チャックテーブル4の上面の一部は、ウェーハ11の表面11a側(保護部材21の裏面21b側)を吸引、保持する保持面4aとなっている。保持面4aは、チャックテーブル4の内部に形成された吸引路(不図示)等を介して吸引源(不図示)に接続されている。吸引源の負圧を保持面4aに作用させることで、ウェーハ11は、チャックテーブル4に吸引、保持される。
保持ステップでは、ウェーハ11に貼付されている保護部材21の裏面21bをチャックテーブル4の保持面4aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態でチャックテーブル4に吸引、保持される。
保持ステップの後には、ウェーハ11を分割する際の起点となる改質層をウェーハ11の内部に形成するレーザー加工ステップを行う。図2(B)は、レーザー加工ステップを模式的に示す一部断面側面図である。図2(B)に示すように、チャックテーブル4の上方には、レーザー照射ユニット6が配置されている。
レーザー照射ユニット6は、レーザー発振器(不図示)でパルス発振されたレーザービームLを所定の位置に照射、集光する。レーザー発振器は、ウェーハ11に対して透過性を有する波長(吸収され難い波長)のレーザービームLをパルス発振できるように構成されている。
レーザー加工ステップでは、まず、チャックテーブル4を移動、回転させて、対象となる分割予定ライン13の延長線上にレーザー照射ユニット6を合わせる。そして、図2(B)に示すように、レーザー照射ユニット6からウェーハ11の裏面11bに向けてレーザービームLを照射しながら、対象の分割予定ライン13に対して平行な方向にチャックテーブル4を移動させる。
レーザービームLは、例えば、ウェーハ11の厚み方向の中央より表面11a側の第1の深さの位置(ウェーハ11の内部の第1の深さの位置)に集光させる。このように、ウェーハ11に対して透過性を有する波長のレーザービームLを、ウェーハ11の内部の第1の深さの位置に集光させることで、ウェーハ11の内部の第1の深さの位置を改質して分割の起点となる改質層17を形成できる。
対象の分割予定ライン13に沿ってウェーハ11の内部の第1の深さの位置に改質層17を形成した後には、厚み方向において異なる第2の深さの位置(ウェーハ11の内部の第2の深さの位置)にレーザービームLを集光させて、同じ分割予定ライン13の第2の深さの位置に改質層17を形成する。この動作は、対象の分割予定ライン13に沿ってウェーハ11の厚み方向に所定の数の改質層17が形成されるまで繰り返される。厚み方向に形成される改質層17の数については後述する。
なお、複数の改質層17は、後の研削によって除去される深さの位置に形成されることが望ましい。例えば、後にウェーハ11を裏面11b側から研削して30μm程の厚みまで薄くする場合には、その2倍以上の深さの位置、すなわち、表面11aから60μm以上の深さの位置に全ての改質層17を形成すると良い。上述のような動作を各分割予定ライン13に対して繰り返し、全ての分割予定ライン13に沿って複数の改質層17が形成されると、レーザー加工ステップは終了する。
図3(A)は、改質層17を形成する際の加工の条件を説明するための平面図であり、図3(B)は、改質層17が形成されたウェーハ11を模式的に示す一部断面側面図である。本実施形態のレーザー加工ステップでは、改質層17を形成する際の加工の条件をウェーハ11の領域毎に異ならせる。
例えば、図3(A)に示すように、X軸方向に平行な複数の分割予定ライン13のうちで、Y軸方向の中央の領域(Y〜Y)に存在する分割予定ライン13には、分割され易い条件でレーザービームLを照射する。具体的には、図3(B)に示すように、表面11aに至るクラック11cが発生する条件で複数の改質層17aを形成する。
同様に、Y軸方向に平行な複数の分割予定ライン13のうちで、X軸方向の中央の領域(X〜X)に存在する分割予定ライン13には、分割され易い条件でレーザービームLを照射する。つまり、表面11aに至るクラック11cが発生する条件で複数の改質層17aを形成する。
一方で、図3(A)に示すように、X軸方向に平行な複数の分割予定ライン13のうちで、Y軸方向の中央の領域(Y〜Y)を除く領域に存在する分割予定ライン13には、ウェーハ11が反り難い条件でレーザービームLを照射する。具体的には、図3(B)に示すように、表面11aに至るクラック11cが発生しない条件で複数の改質層17bを形成する。
また、Y軸方向に平行な複数の分割予定ライン13のうちで、X軸方向の中央の領域(X〜X)を除く領域に存在する分割予定ライン13には、ウェーハ11が反り難い条件でレーザービームLを照射する。つまり、表面11aに至るクラック11cが発生しない条件で複数の改質層17bを形成する。
このように、ウェーハ11の表面11a側の中央の領域(中央領域)Aに、表面11aに至るクラック11cが発生する条件で改質層17aを形成すれば、後の研削の際に力が加わり難い中央の領域Aを適切に分割できるようになる。一方で、改質層17aは、クラック11cが発生する条件で形成されるので、ウェーハ11の反りの原因になり易い。
そこで、本実施形態では、中央の領域Aを除くウェーハ11の表面11a側の領域B(外周領域)において、改質層17の少なくとも一部を、クラック11cが発生しない条件で形成される改質層17bとする。これにより、全ての改質層17を改質層17aとする場合に比べて、ウェーハ11の反りを抑制できる。
更に、本実施形態では、各分割予定ライン13に沿って厚み方向に形成される改質層17の数を、Y軸方向の中央の領域(Y〜Y)に存在するX軸方向に平行な分割予定ライン13より、Y軸方向の中央の領域(Y〜Y)を除く領域に存在するX軸方向に平行な分割予定ライン13で少なくする。
同様に、各分割予定ライン13に沿って厚み方向に形成される改質層17の数を、X軸方向の中央の領域(X〜X)に存在するY軸方向に平行な分割予定ライン13より、X軸方向の中央の領域(X〜X)を除く領域に存在するY軸方向に平行な分割予定ライン13で少なくする。
このように、中央の領域Aを除く領域Bの少なくとも一部において、各分割予定ライン13に沿って形成される改質層17aの数を、中央の領域Aよりも少なくすることで、各分割予定ライン13に沿って形成される改質層17aの数を全ての分割予定ラインで同じにする場合等に比べて、ウェーハ11の反りを抑制できる。
より詳細な加工の条件は、ウェーハ11の材質、形状、構造、大きさ等に応じて適切に設定される。また、中央の領域Aの範囲や形状等の条件も、任意に設定できる。なお、後述する搬送ステップで使用される保持パッドの保持部の面積より領域Aの面積を小さくすると、反りが小さくなってウェーハ11を適切に搬出し易くなる。この場合、領域Aの面積を保持パッドの保持部の面積の30%〜80%にするのが望ましく、50%〜60%にするとより望ましい。
シリコンでなるウェーハ11に改質層17を形成する際の加工の条件は、例えば、次のように設定される。
レーザービームの波長:1342nm(YAG)
レーザービームの繰り返し周波数:90kHz
レーザービームのスポット径:2.5μm(直径)
レーザービームの出力(改質層17a):0.9W〜1.1W(クラック発生)
厚み方向に形成される改質層の数(改質層17a):3層(3パス)
最も表面側に位置する改質層の深さ(改質層17a):ウェーハの表面から65μm〜75μm
レーザービームの出力(改質層17b):1.1W〜1.3W(クラック不発生)
厚み方向に形成される改質層の数(改質層17b):2層(2パス)
最も表面側に位置する改質層の深さ(改質層17b):ウェーハの表面から80μm〜90μm
厚み方向に形成される改質層の間隔(改質層17a,17b):60μm〜70μm
チャックテーブルの移動速度(送り速度):700mm/s
上述したレーザー加工ステップの後には、ウェーハ11の反りを緩和させるための改質層をウェーハの裏面11b側の内部に形成する反り緩和レーザー加工ステップを行う。図4は、反り緩和レーザー加工ステップを模式的に示す一部断面側面図である。図4に示すように、反り緩和レーザー加工ステップは、引き続きレーザー加工装置2を用いて行われる。
反り緩和レーザー加工ステップでは、まず、チャックテーブル4を移動、回転させて、任意の加工開始位置の上方にレーザー照射ユニット6を合わせる。そして、図4に示すように、レーザー照射ユニット6からウェーハ11に対してレーザービームLを照射しながら、チャックテーブル4を水平方向に移動させる。
レーザービームLは、ウェーハ11の内部の裏面11b側(例えば、ウェーハ11の厚み方向の中央より裏面11b側)に集光させる。このように、ウェーハ11に対して透過性を有する波長のレーザービームLを、ウェーハ11の裏面11b側の内部に集光させることで、ウェーハ11の裏面11b側の内部を改質して反りを緩和させるための改質層19を形成できる。
なお、この改質層19は、後の研削によって除去される深さの位置に形成される。また、表面11aから改質層17までの距離と、裏面11bから改質層19までの距離とが同じになる深さの位置に改質層19を形成することが望ましい。例えば、最も表面11a側に位置する改質層17を表面11aから70μm程の深さの位置に形成する場合には、裏面11bから70μm程の位置に改質層19を形成すると良い。上述のような動作を繰り返し、全ての加工予定領域に改質層19が形成されると、反り緩和レーザー加工ステップは終了する。
図5(A)は、改質層19を形成する際の加工の条件を説明するための平面図であり、図5(B)は、改質層19が形成されたウェーハ11を模式的に示す一部断面側面図である。本実施形態の反り緩和レーザー加工ステップでは、搬出の際に吸引、保持されるウェーハ11の一部の領域に改質層19を形成する。
例えば、図5(A)に示すように、搬出の際に保持パッドによって吸引、保持される裏面11b側の被保持領域Cに比較的高い出力のレーザービームLを照射して、改質層19を形成する。具体的には、図5(B)に示すように、裏面11bに至るクラック11cが発生する条件で改質層19を形成する。これにより、被保持領域Cで改質層17によるウェーハ11の反りを緩和し、保持パッドでウェーハ11を適切に吸引、保持できるようになる。
なお、この改質層19は、分割予定ライン13に沿って形成されることが望ましい。これにより、レーザービームLの照射に起因するデバイス15の損傷等を防止できる。より詳細な加工の条件は、ウェーハ11の材質、形状、構造、大きさや、改質層17の配置、数量、状態等に応じて適切に設定される。
シリコンでなるウェーハ11に改質層19を形成する際の加工の条件は、例えば、次のように設定される。
レーザービームの波長:1342nm(YAG)
レーザービームの繰り返し周波数:90kHz
レーザービームのスポット径:2.5μm(直径)
レーザービームの出力:1.5〜1.7W
改質層の深さ:ウェーハの裏面から65μm〜90μm
チャックテーブルの移動速度(送り速度):700mm/s
反り緩和レーザー加工ステップの後には、ウェーハ11をチャックテーブル4上から搬出する搬出ステップを行う。図6(A)は、搬出ステップを模式的に示す一部断面側面図である。図6(A)に示すように、レーザー加工装置2は、ウェーハ11を吸引、保持して搬送する搬送ユニット8を備えている。
搬送ユニット8は、基端側に移動機構(不図示)が設けられた搬送アーム10と、搬送アーム10の先端側に固定された保持パッド12とを含む。保持パッド12の下面の一部は、ウェーハ11の裏面11bを吸引、保持する保持部12aとなっている。保持部12aは、搬送ユニット8に設けられた吸引路(不図示)等を介して吸引源(不図示)に接続されている。吸引源の負圧を保持部12aに作用させることで、ウェーハ11は、保持パッド12に吸引、保持される。
搬出ステップでは、ウェーハ11の裏面11b側(被保持領域C)に保持パッド12の保持部12aを接触させて、吸引源の負圧を作用させる。併せて、チャックテーブル4の保持面4aに作用している吸引源の負圧を遮断する。これにより、ウェーハ11は、保持パッド12に吸引、保持される。
本実施形態では、上述したレーザー加工ステップ及び反り緩和レーザー加工ステップにより、ウェーハ11の反りを緩和させている。よって、ウェーハ11を、保持パッド12で適切に吸引、保持できる。その後、移動機構で保持パッド12を任意の位置まで移動させると、搬出ステップは終了する。
搬出ステップの後には、ウェーハ11の裏面11b側を研削してウェーハ11を所定の厚みまで薄くするとともに、レーザー加工ステップで形成された改質層17を起点にウェーハ11を複数のチップへと分割する研削ステップを行う。図6(B)は、研削ステップを模式的に示す一部断面側面図である。
研削ステップは、例えば、図6(B)に示す研削装置22を用いて行われる。研削装置22は、ウェーハ11を吸引、保持するためのチャックテーブル(保持テーブル)24を備えている。チャックテーブル24は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル24の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル24は、この移動機構によって水平方向に移動する。
チャックテーブル24の上面の一部は、ウェーハ11の表面11a側(保護部材21の裏面21b側)を吸引、保持する保持面24aとなっている。保持面24aは、チャックテーブル24の内部に形成された吸引路(不図示)等を介して吸引源(不図示)に接続されている。吸引源の負圧を保持面24aに作用させることで、ウェーハ11は、チャックテーブル24に吸引、保持される。
チャックテーブル24の上方には、研削ユニット26が配置されている。研削ユニット26は、昇降機構(不図示)に支持されたスピンドルハウジング(不図示)を備えている。スピンドルハウジングには、スピンドル28が収容されており、スピンドル28の下端部には、円盤状のマウント30が固定されている。
マウント30の下面には、マウント30と概ね同径の研削ホイール32が装着されている。研削ホイール32は、ステンレス、アルミニウム等の金属材料で形成されたホイール基台34を備えている。ホイール基台34の下面には、複数の研削砥石36が環状に配列されている。
スピンドル28の上端側(基端側)には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、研削ホイール32は、この回転駆動源で発生する力によって、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。研削ユニット26の内部又は近傍には、純水等の研削液をウェーハ11等に対して供給するためのノズル(不図示)が設けられている。
研削ステップでは、まず、搬出ステップにおいてレーザー加工装置2のチャックテーブル4から搬出されたウェーハ11を、チャックテーブル24に吸引、保持させる。具体的には、ウェーハ11に貼付されている保護部材21の裏面21bをチャックテーブル24の保持面24aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態でチャックテーブル24に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル24を研削ユニット26の下方に移動させる。そして、図6(B)に示すように、チャックテーブル24と研削ホイール32とをそれぞれ回転させて、研削液をウェーハ11の裏面11b等に供給しながらスピンドルハウジング(スピンドル28、研削ホイール32)を下降させる。
スピンドルハウジングの下降速度は、ウェーハ11の裏面11b側に研削砥石36の下面が適切に押し当てられる範囲で調整される。これにより、裏面11b側を研削して、ウェーハ11を薄くできる。ウェーハ11が所定の厚み(仕上げ厚み)まで薄くなり、改質層17を起点に複数のチップへと分割されると、研削ステップは終了する。
なお、本実施形態では、1組の研削ユニット26(研削砥石36)を用いてウェーハ11の裏面11b側を研削しているが、2組以上の研削ユニット(研削砥石)を用いてウェーハ11を研削しても良い。例えば、径が大きい砥粒で構成された研削砥石を用いて粗い研削を行い、径が小さい砥粒で構成された研削砥石を用いて仕上げの研削を行うことで、研削に要する時間を大幅に長くすることなく裏面11bの平坦性を高められる。
以上のように、本実施形態に係るウェーハの加工方法では、ウェーハ11の表面11a側の中央の領域(中央領域)Aに、表面11aに至るクラック11cが発生する条件で改質層17aを形成し、領域Aを除くウェーハの表面11a側の領域Bに、表面11aに至るクラックが発生しない条件で一部の改質層17bを形成するとともに、領域Bの一部では、領域Aよりも厚み方向に形成される改質層17の数を少なくするので、表面11aに至るクラックが発生する条件で全ての改質層17を形成する場合や、厚み方向に形成される改質層17の数を領域Aと領域Bとで同じにする場合等に比べて、ウェーハ11の反りを抑制できる。
また、保持パッド12によって吸引、保持されるウェーハ11の裏面11b側の被保持領域CにレーザービームLを照射し、ウェーハ11の反りを緩和させるための改質層19をウェーハ11の裏面11b側の内部に形成するので、被保持領域Cでの反りを更に抑制して、保持パッド12でウェーハ11の裏面11bを適切に吸引、保持できる。
なお、本発明は、上記実施形態の記載に制限されず種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態のレーザー加工ステップでは、領域B(外周領域)の改質層17の一部を、クラック11cが発生しない条件で形成される改質層17bとしているが、領域Bの改質層17の全部を改質層17bとしても良い。この場合には、領域Aと領域Bとの境界でレーザービームLの照射条件を変更し、各領域に合わせて改質層17a,17bのいずれかを形成する。
同様に、上記実施形態のレーザー加工ステップでは、領域B(外周領域)の一部で、厚み方向に形成される改質層17の数を領域Aより少なくしているが、領域Bの全部で、厚み方向に形成される改質層17の数を領域Aより少なくしても良い。この場合にも、領域Aと領域Bとの境界でレーザービームLの照射条件を変更し、各領域に合わせて厚み方向に異なる数の改質層を形成する。
また、上記実施形態の反り緩和レーザー加工ステップでは、裏面11bの被保持領域Cにのみ改質層19を形成しているが、他の領域に改質層19を形成しても良い。図7(A)は、変形例に係る反り緩和レーザー加工ステップを説明するための平面図であり、図7(B)は、変形例に係る反り緩和レーザー加工ステップを模式的に示す一部断面側面図である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、変形例に係る反り緩和レーザー加工ステップでは、被保持領域Cに比較的高い出力のレーザービームLを照射して、裏面11bに至るクラック11cが発生する条件で改質層19aを形成する。一方で、他の領域には、比較的低い出力のレーザービームLを照射して、裏面11bに至るクラック11cが発生しない条件で改質層19bを形成する。
この変形例では、他の領域にも改質層19bを形成するので、ウェーハ11の全体で反りを抑制できる。また、他の領域では、裏面11bに至るクラック11cが発生しない条件で改質層19bを形成するので、他の領域に改質層19aを形成する場合等に比べて、ウェーハ11が逆向きに反る可能性も低く抑えられる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
11c クラック
13 分割予定ライン(ストリート)
15 デバイス
17,17a,17b,19,19a,19b 改質層
21 保護部材
21a 表面
21b 裏面
2 レーザー加工装置
4 チャックテーブル(保持テーブル)
4a 保持面
6 レーザー照射ユニット
8 搬送ユニット
10 搬送アーム
12 保持パッド
12a 保持部
22 研削装置
24 チャックテーブル(保持テーブル)
24a 保持面
26 研削ユニット
28 スピンドル
30 マウント
32 研削ホイール
34 ホイール基台
36 研削砥石

Claims (3)

  1. 複数の分割予定ラインが設定されたウェーハの加工方法であって、
    ウェーハの表面側を保持テーブルで保持する保持ステップと、
    該保持テーブルに保持されたウェーハに対して透過性を有する波長のレーザービームをウェーハの厚み方向で異なる複数の位置に集光させて、ウェーハの該表面側の内部に各分割予定ラインに沿って複数の改質層を形成するレーザー加工ステップと、
    該レーザー加工ステップを実施した後、ウェーハを保持するための保持部を有する保持パッドでウェーハの裏面を吸引、保持して、ウェーハを該保持テーブル上から搬出する搬出ステップと、
    該保持ステップを実施した後、該搬出ステップを実施する前に、該保持パッドの該保持部によって吸引、保持されるウェーハの該裏面側の被保持領域にレーザービームを照射し、ウェーハの反りを緩和させるための改質層をウェーハの該裏面側の内部に形成する反り緩和レーザー加工ステップと、を備え、
    該レーザー加工ステップでは、ウェーハの該表面側の中央領域に、該表面に至るクラックが発生する条件で改質層を形成し、該中央領域を除くウェーハの該表面側の領域に、該表面に至るクラックが発生しない条件で一部又は全部の改質層を形成するとともに、該中央領域を除くウェーハの該表面側の領域の一部又は全部で、各分割予定ラインに沿って改質層の数をウェーハの該表面側の該中央領域よりも少なくすることを特徴とするウェーハの加工方法。
  2. 該反り緩和レーザー加工ステップでは、該分割予定ラインに沿ってレーザービームを照射することを特徴とする請求項1に記載のウェーハの加工方法。
  3. 該搬出ステップを実施した後、ウェーハの該裏面側を研削してウェーハを所定の厚みまで薄くするとともに該改質層を起点にウェーハを複数のチップへと分割する研削ステップを更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウェーハの加工方法。
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