JP6137999B2 - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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本発明は、IC等のデバイスが形成されたウェーハを複数のデバイスチップへと分割するウェーハの加工方法に関する。
表面にIC等のデバイスが形成されたウェーハは、例えば、ストリート(分割予定ライン)に沿って仕上げ厚みより深い溝を形成された後に、裏面側を研削されることで複数のデバイスチップへと分割される(例えば、特許文献1参照)。
DBG(Dicing Before Grinding)と呼ばれるこの加工方法では、ウェーハを薄く加工する前に溝を形成するので、ウェーハを薄く加工した後に切削する従来の加工方法と比較してデバイスチップの破損等を抑制できる。
ところで、このDBGでは、切削によって溝の幅に相当する領域を除去するので、必ずしもデバイスチップの取り数を十分に確保できないという問題がある。この問題に対して、近年では、切削による溝をウェーハに形成しないステルスダイシング技術(例えば、特許文献2参照)を用いたSDBG(Stealth Dicing Before Grinding)と呼ばれる加工方法が検討されている。
SDBGでは、ウェーハの内部にレーザー光線を集光させて多光子吸収による改質層を形成し、この改質層を分割の起点としてウェーハを複数のデバイスチップへと分割する。このSDBGでは、切削による溝を形成しないので、ストリートの幅を縮小してデバイスチップの取り数を増やすことができる。
特開平11−40520号公報 特許第3408805号公報
しかしながら、改質層を形成するためにウェーハにレーザー光線を照射すると、被照射領域の膨張等によってウェーハが反ってしまう。また、改質層は他の領域と比較して脆くなっているので、改質層の形成後、研削の前にウェーハを搬送等すると、衝撃によってウェーハが割れてしまう恐れもある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェーハの反り及び研削前の割れを防止できるウェーハの加工方法を提供することである。
本発明によれば、表面に格子状に形成された分割予定ラインで区画された各領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割し、デバイスチップを形成するウェーハの加工方法であって、ウェーハの表面側に保護部材を貼着する保護部材貼着ステップと、該保護部材貼着ステップの後に、ウェーハの裏面側からウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を該分割予定ラインに沿って照射し、ウェーハ内部に該分割予定ラインに沿った分割起点となる改質層を形成する改質層形成ステップと、該改質層形成ステップの後に、ウェーハの裏面側に剛性のある補強ウェーハを貼着する補強ウェーハ貼着ステップと、該補強ウェーハ貼着ステップの後に、該補強ウェーハ側を露出させつつ研削装置のチャックテーブルの保持面にウェーハを保持し、該補強ウェーハを研削して除去し、更にウェーハの裏面を研削してウェーハを所定の厚みに形成するとともに該改質層が形成された分割予定ラインに沿って個々のデバイスチップに分割する研削ステップと、を備えることを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
本発明のウェーハの加工方法は、ウェーハの内部に分割の起点となる改質層を形成する改質層形成ステップと、ウェーハの裏面側に補強ウェーハを貼着する補強ウェーハ貼着ステップと、研削によって補強ウェーハを除去すると共にウェーハを所定の厚みに加工して複数のデバイスチップへと分割する研削ステップと、を備えている。
この構成によれば、ウェーハの裏面側に補強ウェーハを貼着するので、ウェーハの反り及び研削前の割れを防止できる。また、ウェーハの裏面側に貼着された補強ウェーハは、ウェーハを加工する際の研削によって除去されるので、補強ウェーハを剥離する工程も不要である。
保護部材貼着ステップを模式的に示す斜視図である。 改質層形成ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図3(A)は、補強ウェーハ貼着ステップを模式的に示す斜視図であり、図3(B)は、補強ウェーハ貼着ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図4(A)は、研削ステップを模式的に示す斜視図であり、図4(B)は、研削ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図5(A)は、研削ステップにおいてウェーハが仕上げ厚みまで加工された状態を模式的に示す斜視図であり、図5(B)は、研削ステップにおいてウェーハが仕上げ厚みまで加工された状態を模式的に示す一部断面側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るウェーハの加工方法は、保護部材貼着ステップ(図1参照)、改質層形成ステップ(図2参照)、補強ウェーハ貼着ステップ(図3参照)、研削ステップ(図4及び図5参照)を含む。
保護部材貼着ステップでは、ウェーハの表面側に保護部材を貼着する。改質層形成ステップでは、ウェーハのストリート(分割予定ライン)に沿ってレーザー光線を照射し、分割の起点となる改質層を形成する。
補強ウェーハ貼着ステップでは、ウェーハの裏面側に補強ウェーハを貼着する。研削ステップでは、研削によって補強ウェーハを除去すると共に、ウェーハを仕上げ厚みに加工して改質層を起点に複数のデバイスチップへと分割する。以下、本実施の形態に係るウェーハの加工方法について詳述する。
本実施の形態のウェーハの加工方法では、まず、ウェーハの表面側に、デバイスを保護するための保護部材を貼着する保護部材貼着ステップを実施する。図1は、保護部材貼着ステップを模式的に示す斜視図である。
図1(A)に示すように、ウェーハ11は、例えば、円盤状の外形を有する半導体ウェーハであり、その表面11aは、中央のデバイス領域13と、デバイス領域13を囲む外周余剰領域15とに分けられている。
デバイス領域13は、格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)17でさらに複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス19が形成されている。ウェーハ11の外周面は面取り加工されており、その断面形状は円弧状である。
保護部材貼着ステップでは、このウェーハ11の表面11a側にデバイス19を保護するための保護部材21を貼着する。保護部材21は、例えば、柔軟性のある樹脂製のフィルムであり、表面21a側には、ウェーハ11に対して接着性を示す接着層が形成されている。
図1(A)及び図1(B)に示すように、接着層が形成された保護部材21の表面21a側をウェーハ11の表面11a側に密着させることで、保護部材21はウェーハ11に貼着される。保護部材21がウェーハ11に貼着されると、保護部材貼着ステップは終了する。
保護部材貼着ステップの後には、ウェーハ11のストリート17に沿ってレーザー光線を照射し、分割の起点となる改質層を形成する改質層形成ステップを実施する。図2は、改質層形成ステップを模式的に示す一部断面側面図である。
この改質層形成ステップは、図2に示すレーザー加工装置2で実施される。レーザー加工装置2は、ウェーハ11を吸引保持する保持テーブル4を備えている。保持テーブル4は、モータ等の回転機構(不図示)と連結されており、鉛直方向に延びる回転軸の周りに回転する。また、保持テーブル4の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、保持テーブル4は、この移動機構で水平方向に移動する。
保持テーブル4の表面は、ウェーハ11を吸引保持する保持面4aとなっている。この保持面4aには、保持テーブル4の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11を吸引する吸引力が発生する。
保持テーブル4の上方には、レーザー加工ヘッド6が配置されている。レーザー加工ヘッド6は、レーザー発振器(不図示)で発振されたレーザー光線Lを、チャックテーブル6に吸引保持されたウェーハ11の内部に集光させる。
改質層形成ステップでは、まず、保持テーブル4の保持面4aに保護部材21の裏面21bを接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、保護部材21を介して保持テーブル4に吸引保持される。この状態では、ウェーハ11の裏面11b側が上方に露出される。
次に、保持テーブル4を移動、回転させて、レーザー加工ヘッド6を加工対象のストリート17に位置合わせする。位置合わせの後には、レーザー加工ヘッド6からウェーハ11の裏面11b側に向けてレーザー光線Lを照射すると共に、保持テーブル4及びレーザー加工ヘッド6を加工対象のストリート17と平行な第1の方向に相対移動(加工送り)させる。
レーザー加工ヘッド6から照射するレーザー光線Lの波長は、ウェーハ11に吸収され難い波長(透過性を有する波長)とする。例えば、ウェーハ11がシリコンでなる場合には、赤外領域の波長のレーザー光線Lを用いる。このような波長のレーザー光線Lを、上述のように相対移動させながら照射することで、加工対象のストリート17に沿う改質層23が形成される。
加工対象のストリート17に沿う改質層23を形成した後には、レーザー光線Lの照射を停止して、保持テーブル4とレーザー加工ヘッド6とを加工対象のストリート17と垂直に相対移動(割り出し送り)させる。これにより、レーザー加工ヘッド6は、隣接するストリート17に位置合わせされる。
位置合わせの後には、隣接するストリート17に沿って同様の改質層23を形成する。この動作を繰り返し、第1の方向に伸びる全てのストリート17に沿って改質層23を形成した後には、ウェーハ11を吸引保持する保持テーブル4を90°回転させて、第1の方向と直交する第2の方向に伸びるストリート17に沿って改質層23を形成する。全てのストリート17に沿って改質層23が形成されると、改質層形成ステップは終了する。
改質層形成ステップの後には、ウェーハ11の裏面11b側に補強ウェーハを貼着する補強ウェーハ貼着ステップを実施する。図3(A)は、補強ウェーハ貼着ステップを模式的に示す斜視図であり、図3(B)は、補強ウェーハ貼着ステップを模式的に示す一部断面側面図である。なお、この補強ウェーハ貼着ステップは、ウェーハ11をカセット等へ搬送する前に実施される。
図3に示すように、補強ウェーハ25は、ウェーハ11と同等の外径を有する円盤状に形成されており、ウェーハ11を支持するために必要な剛性を備えている。また、補強ウェーハ25は、十分に平坦な表面25a及び裏面25bを有している。
補強ウェーハ25としては、ウェーハ11と同様の半導体ウェーハ(例えば、ベアシリコンウェーハ)を用いることができる。このように、ウェーハ11と補強ウェーハ25との材質を共通にすることで、後の研削ステップにおいて補強ウェーハ25の除去とウェーハ11の加工とを連続的に実施できる。
ただし、補強ウェーハ25の構成はこれに限定されない。平坦な表面及び裏面を有し、後の研削ステップにおいて適切に除去できる剛体板であれば、補強ウェーハ25として使用できる。また、ウェーハ11の補強に必要な剛性を確保できれば、補強ウェーハ25はウェーハ11より薄くても良い。
補強ウェーハ貼着ステップでは、ウェーハ11の裏面11b側又は補強ウェーハ25の表面25a側に接着剤を塗布し、図3(A)及び図3(B)に示すように、ウェーハ11の裏面11b側と補強ウェーハ25の表面25a側とを密着させる。これにより、補強ウェーハ25はウェーハ11に貼着される。
なお、補強ウェーハ25とウェーハ11との貼着に使用される接着剤は、後の研削ステップの妨げとならないものとする。例えば、接着剤に研磨材を混合することで、研削ステップにおける研削砥石の目詰まりを防いで適切な研削を実現できる。また、接着剤の塗布量を少なくすることで研削に影響が出ないようにしても良い。補強ウェーハ25がウェーハ11に貼着されると、補強ウェーハ貼着ステップは終了する。
補強ウェーハ貼着ステップの後には、研削によって補強ウェーハ25を除去すると共に、ウェーハ11を仕上げ厚みに加工して改質層23を起点に複数のデバイスチップへと分割する研削ステップを実施する。
図4(A)は、研削ステップを模式的に示す斜視図であり、図4(B)は、研削ステップを模式的に示す一部断面側面図である。図5(A)は、研削ステップにおいてウェーハ11が仕上げ厚みまで加工された状態を模式的に示す斜視図であり、図5(B)は、研削ステップにおいてウェーハ11が仕上げ厚みまで加工された状態を模式的に示す一部断面側面図である。
この研削ステップは、図4及び図5に示す研削装置8で実施される。研削装置8は、ウェーハ11を吸引保持する保持テーブル10を備えている。保持テーブル10は、モータ等の回転機構(不図示)と連結されており、鉛直方向に延びる回転軸の周りに回転する。また、保持テーブル10の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、保持テーブル10は、この移動機構で水平方向に移動する。
保持テーブル10の表面は、ウェーハ11を吸引保持する保持面10aとなっている。この保持面10aには、保持テーブル10の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11を吸引する吸引力が発生する。
保持テーブル10の上方には研削機構12が配置されている。研削機構12は、鉛直方向に延びる回転軸の周りに回転するスピンドル14を備えている。スピンドル14は、昇降機構(不図示)で昇降される。
スピンドル14の下端側には、円盤状のホイールマウント16が固定されており、このホイールマウント16には、研削ホイール18が装着されている。研削ホイール18は、アルミニウム、ステンレス等の金属材料で形成されたホイール基台18aを備えている。ホイール基台18aの円環状の下面には、全周にわたって複数の研削砥石18bが固定されている。
この研削ステップでは、まず、保持テーブル10の保持面10aに保護部材21の裏面21bを接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、保護部材21を介して保持テーブル10に吸引保持される。この状態では、補強ウェーハ25の裏面25b側が上方に露出されている。
次に、保持テーブル10とスピンドル14とを、それぞれ所定の回転方向に回転させつつ、スピンドル14を下降させ、図4(A)に示すように、補強ウェーハ25の裏面25b側に研削砥石18bを接触させる。スピンドル14を所定の送り速度で下降させることで、補強ウェーハ25は研削される。なお、補強ウェーハ25を含む被加工物の厚みは、厚み測定センサ(不図示)でリアルタイムに測定される。
この研削によって補強ウェーハ25が完全に除去された後には、引き続きウェーハ11の裏面11b側が研削される。図5に示すように、ウェーハ11が仕上げ厚みに近づくと、研削ホイール18からの負荷によって改質層23に沿うクラック27が形成される。その結果、ウェーハ11は、ストリート17に沿って複数のデバイスチップ29に分割される。ウェーハ11が仕上げ厚みまで研削されると、研削ステップは終了する。
以上のように、本実施の形態に係るウェーハの加工方法は、ウェーハ11の内部に分割の起点となる改質層23を形成する改質層形成ステップと、ウェーハ11の裏面11b側に補強ウェーハ25を貼着する補強ウェーハ貼着ステップと、研削によって補強ウェーハ25を除去すると共にウェーハ11を所定の厚みに加工して複数のデバイスチップ29へと分割する研削ステップと、を備えている。
この構成によれば、ウェーハ11の裏面11b側に補強ウェーハ25を貼着するので、ウェーハ11の反り及び研削前の割れを防止できる。また、ウェーハ11の裏面11b側に貼着された補強ウェーハ25は、ウェーハ11を加工する際の研削によって除去されるので、補強ウェーハ25を剥離する工程も不要である。
さらに、本実施の形態に係るウェーハの加工方法では、ウェーハ11の表面11a側に柔軟性のある保護テープ21を貼着しているので、ウェーハ11の表面11aに到達する適切なクラック27を伸展させやすい。この場合、デバイスチップ29の側面に相当する領域に改質層23を形成しなくても適切なクラック27が形成されるので、デバイスチップ29の側面に相当する領域に改質層23を形成する構成と比較して、デバイスチップ29の抗折強度を高めることができる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、レーザー加工装置2の保持テーブル4にウェーハ11を保持させた状態で補強ウェーハ貼着ステップを実施しているが、本発明はこれに限定されない。
補強ウェーハ貼着ステップは、ウェーハ11に衝撃や負荷が加わる恐れのある工程の前に実施されればよい。例えば、ウェーハ11をアンロードするタイミングにおいて、補強ウェーハ貼着ステップを実施できる。この場合、補強ウェーハは、アンロードテーブルに保持されたウェーハに貼着される。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 レーザー加工装置
4 保持テーブル
4a 保持面
6 レーザー加工ヘッド
8 研削装置
10 保持テーブル
10a 保持面
12 研削機構
14 スピンドル
16 ホイールマウント
18 研削ホイール
18a ホイール基台
18b 研削砥石
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
13 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 ストリート(分割予定ライン)
19 デバイス
21 保護部材
21a 表面
21b 裏面
23 改質層
25 補強ウェーハ
25a 表面
25b 裏面
27 クラック
29 デバイスチップ
L レーザー光線

Claims (1)

  1. 表面に格子状に形成された分割予定ラインで区画された各領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割し、デバイスチップを形成するウェーハの加工方法であって、
    ウェーハの表面側に保護部材を貼着する保護部材貼着ステップと、
    該保護部材貼着ステップの後に、ウェーハの裏面側からウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を該分割予定ラインに沿って照射し、ウェーハ内部に該分割予定ラインに沿った分割起点となる改質層を形成する改質層形成ステップと、
    該改質層形成ステップの後に、ウェーハの裏面側に剛性のある補強ウェーハを貼着する補強ウェーハ貼着ステップと、
    該補強ウェーハ貼着ステップの後に、該補強ウェーハ側を露出させつつ研削装置のチャックテーブルの保持面にウェーハを保持し、該補強ウェーハを研削して除去し、更にウェーハの裏面を研削してウェーハを所定の厚みに形成するとともに該改質層が形成された分割予定ラインに沿って個々のデバイスチップに分割する研削ステップと、を備えることを特徴とするウェーハの加工方法。
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