JP4680693B2 - 板状部材の分割装置 - Google Patents

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本発明は板状部材の分割装置に係り、更に詳しくは、接着シートに貼付された板状部材を分割したときに、個片化された各チップ相互間の隙間を一定に保ってチップの損傷防止を図ることのできる板状部材の分割装置に関する。
従来より、半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)は、所定のストリートラインに沿って賽の目状にダイシングすることが行われている。このダイシングは、ウエハの裏面研削を行った後に、回路面側からロータリーカッターで切削して賽の目状に切削溝を形成して行う方法(例えば、特許文献1参照)と、ウエハの回路面側に賽の目状の切削溝を形成しておき、その後にウエハの裏面を研削して行う方向(例えば、特許文献2参照)が知られている。
図10には、裏面研削後に切削溝を形成する従来例のダイシング工程図が示されている。同図において、裏面研削が行われて極薄に形成されたウエハWの回路面側には保護シートPSが貼付され(図10(A)参照)、ベースシートBS上に紫外線硬化型の接着剤層USを積層して構成されたダイシングテープDTを介してリングフレームRFにマウントされる(図10(B)参照)。マウントされたウエハW上の保護シートPSは、剥離用シートPT及び剥離用チャック100を介して剥離され(図10(C)参照)、テーブル101上に移載された状態で固定用フック102を介してリングフレームRFが固定される(図10(D)参照)。そして、テーブル101の領域内に昇降可能に配置された内側テーブル103を上昇させてダイシングテープDTに張力を付与し、この状態でロータリーカッター105を用いた切削により、賽の目状に切削溝CLを形成して個片化されたチップCを得ることができる。
図11には、裏面研削に先立って切削溝を形成する、いわゆる先ダイシング法と称される従来例のダイシング工程図が示されている。同図において、ウエハWの裏面研削を行う前の段階で、回路面側にウエハWの厚さよりも浅い切削溝CLが賽の目状に形成され、当該回路面に保護シートPSが貼付される(図11(A),(B)参照)。このウエハWは、保護シートPSを介して吸着テーブル200に吸着保持され(図11(C)参照)、グラインダー201による裏面研削を切削溝CLに達する位置まで行うことにより(図11(D)参照)、個片化したチップCを形成することができる(図11(E)参照)。
特開平9−266182号公報 特開2002−16021号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、図10(D)に示されるように、ダイシングテープDTがテーブル101上で引き延ばされた状態となるため、当該テーブル101からウエハWをリングフレームRFと共に取り外した際に、図10(E)に示されるようにダイシングテープDTが弛むこととなり、これによってチップC間の隙間を詰まらせてしまうという不都合がある。かかる不都合は、チップC同士の端縁相互の接触をもたらし、これがチップCの破損原因となる。
また、特許文献2に記載された方法にあっても同様に、ウエハWは極薄に研削されることで剛性が低下するため、保護シートPSに張力を付与した状態でウエハWに貼付した際の残留応力を受け易くなって、反りや縮み変形を生じたり、切削溝CLの隙間を狭める傾向を生じ、これに起因してチップC同士の端縁相互の接触で当該チップCの端縁損傷を招来する、という不都合がある。
また、前述した何れのダイシング方法においても、図11(F)に示されるように、チップCの相互間隔が狭まってしまう位置的変化に起因して、ボンディングを行う際の吸着コレット300がチップC間に跨ってしまう場合を生ずる、という不都合もある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、個片化後の各チップの相互間隔を適正に保ち、チップ相互の接触を回避して損傷を防止することのできる板状部材の分割装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、エネルギー線硬化型の接着シートに貼付された板状部材を切削して当該板状部材を個片化する板状部材の分割装置において、
前記板状部材を支持するテーブルと、当該テーブルに支持された板状部材を切削するカッターと、このカッターに併設されたエネルギー線照射装置と、当該エネルギー線照射装置と前記カッターとの間に配置されて板状部材の切削屑を除去する除去装置とを備え、
前記エネルギー線照射装置は、前記カッターによる切削で前記板状部材に形成される切削溝内の切削屑を前記除去装置で除去した状態で、前記テーブルで板状部材を支持したまま削によって表出した接着シート部分にエネルギー線を照射して当該接着シート部分を硬化させる、という構成を採っている。
また、本発明は、エネルギー線硬化型の接着シートに板状部材の厚さよりも浅い切削溝が形成された板状部材の切削面側を貼付し、前記切削面の反対側面を研削して前記板状部材を個片化する板状部材の分割装置において、
前記板状部材を支持するテーブルと、当該テーブルに支持された板状部材を研削するグラインダーと、このグラインダーに併設されたエネルギー線照射装置と、当該エネルギー線照射装置と前記グラインダーとの間に配置されて板状部材の切削屑を除去する除去装置とを備え、
前記エネルギー線照射装置は、前記グラインダーの研削で前記板状部材に形成される切削溝内の切削屑を前記除去装置で除去した状態で、前記テーブルで板状部材を支持したまま削によって表出した接着シート部分にエネルギー線を照射して当該接着シート部分を硬化させる、という構成を採っている。
前記板状部材の分割装置において、前記テーブルは前記接着シートに張力を付与可能であり、前記カッターは、前記接着シートに張力を付与した状態で前記切削を行うように設けられ、という構成を採っている。
また、前記エネルギー線の照射は、前記切削若しくは研削に追従して略同時に行われる、という構成を採っている。
本発明によれば、切削や研削に伴ってエネルギー線硬化型の接着剤層がチップ間に表出するようになり、当該表出した接着シート部分にエネルギー線を照射して硬化させながら板状部材を分割することができる。そのため、板状部材の分割を終了した際に、接着シートが弛んだり、反り、縮み変形することがあっても、チップ間距離、すなわち切削溝の隙間は一定に保たれるようになり、これにより、チップ端縁相互の接触を防止して損傷等を回避することが可能となる。
また、切削、研削に伴って生ずる屑を除去することができるので、後工程における洗浄処理を簡略化したり、あるいは省略することも可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1ないし図4には、本発明の第1実施形態が示されている。ここで、図1(A)には、分割装置として作用するダイシング装置10の概略斜視図が示され、図1(B)には板状部材としてのウエハWがリングフレームRFにマウントされた状態の断面図が示されている。これらの図において、ダイシング装置10は、ウエハWを支持するテーブル11と、ウエハWに切削溝CLを形成するように切削することで個片化されたチップCを形成するロータリーカッター13と、当該ロータリーカッター13に併設されたエネルギー線としての紫外線を照射する紫外線照射装置15と、ロータリーカッター13でウエハWを切削する際の切削屑を吸引する除去装置16とを備えて構成されている。
前記ウエハWは、図1(B)に示されるように、接着シートとしてのダイシングテープDTを介してリングフレームRFにマウントされた状態でダイシングされる。ダイシングテープDTは、ベースシートBSに紫外線硬化型の接着剤層USを積層して構成されており、当該紫外線硬化型の接着剤層USの面にウエハWの裏面側(回路面とは反対側)が貼付されている。なお、ここでは、図示省略しているが、ウエハWは、ロータリーカッター13で切削を行う迄の段階では、回路面が図示しない保護シートで保護されるようになっている。
前記テーブル11は、図2に示されるように、リングフレームRFを支持する外側テーブル11Aと、当該外側テーブル11Aに対して昇降可能に設けられてウエハWの面位置を上昇させてダイシングテープDTに一定の張力を付与する内側テーブル11Bとにより構成されている。このテーブル11は、スライダ20の上面側に回転機構21を介して支持されており、当該スライダ20はガイドレール22,22に支持されているとともに、図示しない駆動機構を介して図1中X軸方向に移動可能に設けられている。また、回転機構21は、テーブル11を平面内で回転させてテーブル11を90度回転させることで略方形のチップCが形成できるようになっている。なお、前記外側テーブル11Aにおいて、図1中X軸方向における相対位置には、先端が自由端として回転可能に設けられた固定用フック25、25が設けられており、これら固定用フック25によってリングフレームRF、ひいてはウエハWを一定の位置に保持できるように設けられている。
前記ロータリーカッター13は、カッター刃13Aと、当該カッター刃13Aを回転可能に支持する軸状の刃ホルダ13Bとにより構成され、当該ロータリーカッター13は、カッター支持体30に支持されている。カッター支持体30は、図1中Y軸方向に向けられた一対のレール31,31に沿って移動可能なベース32と、このベース32から起立するロボット本体33と、当該ロボット本体33の前面側に配置された一対の上下方向ガイドレール35,35と、図3に示されるロボット本体33のスライダ33Aに取り付けられ、上下方向ガイドレール35、35に沿って昇降可能に設けられるとともに、前記刃ホルダ13Bの基部を支持する昇降スライダ36とにより構成され、これにより、前記カッター刃13Aが図1中Y、Zの直交二軸方向に移動可能となっている。
前記紫外線照射装置15は、図示しない支持部材を介して前記昇降スライダ36に支持されている。この紫外線照射装置15は、カッター刃13Aで切削溝CLが形成されて線状に表出する紫外線硬化型の接着剤層US部分に紫外線を照射して当該部分を硬化させるようになっている。そのため、本実施形態における紫外線照射装置15は、部分的に紫外線を照射するために、スポットタイプとされている。
前記除去装置16は、前記紫外線照射装置15とカッター刃13Aとの間に配置されているとともに、図示しない支持部材を介して前記昇降スライダ36に支持され、紫外線照射装置15に併設されている。この除去装置16は、下端側が開口する吸引筒40と、この吸引筒40に連なるバキュームホース41とを備え、カッター刃13がウエハWを切削したときの切削屑を吸引して当該切削屑を除去するように構成され、これにより、ウエハWに形成される切削溝CL内に切削屑を残存させることなく、線状に表出する紫外線硬化型の接着剤層USが切削屑で埋まってしまうことを防止し、紫外線照射の妨げとならないようになっている。
このような第1実施形態に係るダイシング装置10でダイシングを行う場合、すなわち、ウエハWを分割して個片化されたチップCを形成する場合には、前工程において、リングフレームRFにマウントされたウエハWのアライメントを行っておき、これが図示しないロボットアームを介してテーブル11上に移載される。そして、リングフレームRFを固定用フック25,25で固定してウエハWを所定位置にセットした状態で内側テーブル11Bが所定量上昇し、ダイシングテープDTに張力が付与される。
次いで、テーブル11の移動とカッター刃13Aの回転により、カッター刃13Aが予め設定された軌跡に沿ってウエハWに切削溝CLを形成し、略方形の平面形状となるように、ウエハWを個片化してチップCが形成される。これにより生ずる切削屑は除去装置16によって吸引除去され、切削溝CLを通じて紫外線が照射されてダイシングテープDTの紫外線硬化型の接着剤層USに硬化部分US1が形成される(図4参照)。
ダイシングを終了して分割、個片化された各チップCは、ダイシングテープDTを介してリングフレームRFにマウントされた状態を保っており、リングフレームRFを図示しない吸着パッドでテーブル11から取り出して後工程に移載されることとなる。この際、ダイシングテープDTは、前述したダイシングの際に内側テーブル11Bの上昇によって一時的に張力が付与された状態となるため、この張力が解除されることによって弛みを生ずることになるが、当該弛みが切削溝CLの形成部位に及ぶことはない。
すなわち、前記第1実施形態によれば、チップC相互間に表出する紫外線硬化型の接着剤層USの硬化部分US1の存在によって、チップCの相互間隔を保つことができるようになり、切削溝CLに対応した隙間の間隔が一定に保たれてチップC同士の接触による端縁破損を防止することができる。また、チップCをボンディングする際の吸着コレットとの相対位置ずれも防止できるため、吸着コレットがチップC間に跨ってしまうような不都合も回避可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図5ないし図8を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一若しくは同等の構成部分については同一符号を用いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
第2実施形態は、いわゆる先ダイシングが行われたウエハWの裏面を研削することで当該ウエハWを分割して個片化する分割装置45であり、当該分割装置45による分割の対象となるウエハWは、図5(B)に示されるように、裏面研削を行う前の段階で回路面側にウエハWの厚さよりも浅い切削溝CLが予め形成され、当該回路面側に保護シートPSが貼付されている。また、第2実施形態では、ウエハWの裏面研削用のグラインダー50が採用され、これに伴って、紫外線照射装置15及び除去装置16は、グラインダー50の外周に沿う形状を備えた構造となっている。
前記グラインダー50は、図6及び図7に示されるように、モータMと、当該モータMの出力軸に固定された回転部材51と、当該回転部材51の下端に取り付けられた砥石ホルダ53と、この砥石ホルダ53の下面に取り付けられた砥石55と、前記モータMを支持する支持アーム57とを備えて構成されている。
前記紫外線照射装置15は、図8にも示されるように、砥石ホルダ53の外周部分を囲む略1/4円弧の平面形状をなし、その下端側領域が紫外線照射領域となるように形成されている。
また、除去装置16は、砥石ホルダ53と紫外線照射装置15との間に配置されている。この除去装置16は、紫外線照射装置15の内周に沿う平面形状を備えて下面側に吸引口を備えた吸引管60と、この吸引管60に接続されたバキュームホース61とにより構成されている。
第2実施形態では、ウエハWは、保護シートPSを介してテーブル11上に吸着固定され、グラインダー50によってウエハWの裏面側が研削される。この研削は、予め形成された切削溝CLに達するまでの研削であり、これにより、ウエハWを個片化してチップCを形成できるようになっている。研削に際して生ずる研削屑は除去装置16によって吸引除去される一方、チップCを形成する切削溝CL間に表れる紫外線硬化型の接着剤層US部分は紫外線が照射されて硬化部分US1(図9参照)を形成する。
従って、このような第2実施形態によっても、チップC間に表出する紫外線硬化型の接着剤層US部分に硬化部分US1を形成できるので、分割終了後において、切削溝CLの隙間が狭まってチップCの端縁が損傷してしまうことを防止可能な分割装置45を提供することができる。これを更に詳述すると、保護シートPSをウエハWに貼付する際には、当該保護シートPSが一定の張力を付与された状態で貼付されるが、この場合のウエハWは、研削前であるから、その厚みによる剛性で反り若しくは縮み変形等は生じない状態となっている。しかし、研削を行うことで極薄化したチップCの集合体になると、初期の剛性を維持することができないので、保護シートPSには縮もうとする応力が作用することとなる。この場合でも、本実施形態によれば、各チップC間の紫外線硬化型の接着剤層USは、硬化部分US1が形成された状態に保たれるため、これによって切削溝CLの隙間を一定に保つことが可能となり、チップC同士の接触による端縁破損を防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態におけるエネルギー線は紫外線である場合を説明したが、その他のエネルギー線であってもよく、これに対応した照射装置を採用することができる。また、紫外線照射装置15,除去装置16は、図示構成例に限定されるものではなく、実質的に同等の作用を奏する限り、種々の変更を行うことができる。
また、個片化される対象はウエハ以外の板状部材も対象とすることができる。
(A)は、本発明の第1実施形態に係るダイシング装置の概略斜視図、(B)は同実施形態における分割対象となるウエハがリングフレームにマウントされた状態を示す断面図。 前記ダイシング装置の概略正面図。 前記ダイシング装置の概略平面図。 分割と紫外線照射が行われた状態を示す断面図。 (A)は、本発明の第2実施形態に係る板状部材の分割装置の概略斜視図、(B)は同実施形態における分割対象となるウエハが先ダイシングされて回路面側に保護シートが貼付された状態を示す断面図。 紫外線照射装置と除去装置を省略した状態を示す図5(A)と同様の斜視図。 第2実施形態に係る板状部材の分割装置の概略正面図。 第2実施形態に係る板状部材の分割装置の概略平面図。 第2実施形態に係る板状部材の分割装置で裏面研削と紫外線照射が行われた状態を示す断面図。 (A)〜(E)は、従来のダイシング方法を説明するための工程図。 (A)〜(F)は、従来のダイシング方法の他の例を説明するための工程図。
符号の説明
10 ダイシング装置
11 テーブル
13 ロータリーカッター
15 紫外線照射装置
16 除去装置
45 分割装置
50 グラインダー
CL 切削溝
W ウエハ(板状部材)
PS 保護シート
DT ダイシングテープ(接着シート)
US 紫外線硬化型の接着剤層
US1 硬化部分

Claims (4)

  1. エネルギー線硬化型の接着シートに貼付された板状部材を切削して当該板状部材を個片化する板状部材の分割装置において、
    前記板状部材を支持するテーブルと、当該テーブルに支持された板状部材を切削するカッターと、このカッターに併設されたエネルギー線照射装置と、当該エネルギー線照射装置と前記カッターとの間に配置されて板状部材の切削屑を除去する除去装置とを備え、
    前記エネルギー線照射装置は、前記カッターによる切削で前記板状部材に形成される切削溝内の切削屑を前記除去装置で除去した状態で、前記テーブルで板状部材を支持したまま削によって表出した接着シート部分にエネルギー線を照射して当該接着シート部分を硬化させることを特徴とする板状部材の分割装置。
  2. エネルギー線硬化型の接着シートに板状部材の厚さよりも浅い切削溝が形成された板状部材の切削面側を貼付し、前記切削面の反対側面を研削して前記板状部材を個片化する板状部材の分割装置において、
    前記板状部材を支持するテーブルと、当該テーブルに支持された板状部材を研削するグラインダーと、このグラインダーに併設されたエネルギー線照射装置と、当該エネルギー線照射装置と前記グラインダーとの間に配置されて板状部材の切削屑を除去する除去装置とを備え、
    前記エネルギー線照射装置は、前記グラインダーの研削で前記板状部材に形成される切削溝内の切削屑を前記除去装置で除去した状態で、前記テーブルで板状部材を支持したまま削によって表出した接着シート部分にエネルギー線を照射して当該接着シート部分を硬化させることを特徴とする板状部材の分割装置。
  3. 前記テーブルは前記接着シートに張力を付与可能であり、前記カッターは、前記接着シートに張力を付与した状態で前記切削を行うように設けられていることを特徴とする請求項1記載の板状部材の分割装置。
  4. 前記エネルギー線の照射は、前記切削若しくは研削に追従して略同時に行われることを特徴とする請求項1,2又は3記載の板状部材の分割装置。
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