JP5167089B2 - 支持装置、支持方法、ダイシング装置、およびダイシング方法 - Google Patents

支持装置、支持方法、ダイシング装置、およびダイシング方法 Download PDF

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本発明は、半導体ウェハを支持する支持装置および支持方法、ならびに半導体ウェハのダイシング装置、およびダイシング方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウェハ(以下、単にウェハという)を所定の形状、所定のサイズに切断して半導体チップに個片化(ダイシング)することが行われており、このようなダイシングを行うダイシング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたダイシング装置は、ウェハの裏面に貼付されたダイシングテープ(マウント用テープ)側から当該ウェハを吸引支持するチャックテーブルと、ウェハを囲んでダイシングテープに固定されたリングフレームを保持するクランプ機構と、チャックテーブル上に保持したウェハを切断する切断手段(回転ブレード)とを備えて構成されている。
一方、半導体製造工程における前記ダイシングの前工程において、半導体チップを薄型化するためにウェハの裏面を研削することが行われており、この研削工程において、ウェハの内側を外縁部よりも深く研削することで、外縁部よりも内側が薄く形成され、つまり厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3424052号公報 特開2007−19379号公報
ところで、特許文献2に記載されたような外縁部に凸部を有するウェハでは、当該ウェハの凹部にマウント用テープが貼付されず、ウェハの凹部とテープとの間に空間が形成される。このようなウェハを特許文献1に記載されたような従来のダイシング装置によってダイシングすると、切断されて個片化されたチップとテープとが接着されていないため、個々のチップを保持することができず、チップが散乱してしまう。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、外縁部に凸部を有するウェハであっても、ダイシング時のチップの散乱を防止することができる半導体ウェハの支持装置、支持方法、ダイシング装置、およびダイシング方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の支持装置は、厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを前記マウント用テープ側から支持する支持装置であって、前記凸部に対応する位置を支持する外側支持体と、前記凹部に対応する位置を支持する内側支持体と、前記半導体ウェハの凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成するテープ切断手段とを備える、という構成を採用している。
この際、本発明の支持装置では、前記外側支持体と内側支持体とは、前記半導体ウェハに対して相対移動可能に設けられ、前記内側支持体が外側支持体よりも前記半導体ウェハ側に突出することで前記切断テープを当該半導体ウェハの凹部底面に接着させることが好ましい。
また、本発明の支持方法は、厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを前記マウント用テープ側から支持する支持方法であって、前記凸部に対応する外側位置と、前記凹部に対応する内側位置とをそれぞれ支持し、前記半導体ウェハの凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成し、前記切断テープを前記半導体ウェハの凹部底面に接着させることを特徴とすることを特徴とする。
一方、本発明のダイシング装置は、厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを切断するダイシング装置であって、前記半導体ウェハを前記マウント用テープ側から支持する支持手段と、前記支持手段で支持した前記半導体ウェハを所定形状に切断する切断手段とを備え、前記支持手段は、前記凸部に対応する位置を支持する外側支持体と、前記凹部に対応する位置を支持する内側支持体と、前記半導体ウェハの凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成するテープ切断手段とを有して構成されることを特徴とする。
また、本発明のダイシング方法は、厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを切断するダイシング方法であって、前記凸部に対応する外側位置と、前記凹部に対応する内側位置とをそれぞれ前記マウント用テープ側から支持し、前記凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成し、前記切断テープを前記半導体ウェハの凹部底面に接着させてから、当該半導体ウェハを所定形状に切断することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、外縁部に環状の凸部を有する半導体ウェハをマウント用テープ側から支持するとともに、半導体ウェハの凹部周面に沿って切断した切断テープを半導体ウェハの凹部底面に接着させることで、その後のダイシングにより半導体ウェハを切断する際に、チップが散乱することが防止できる。従って、本発明の支持装置を備えたダイシング装置を用いることで、半導体ウェハのダイシングを円滑かつ確実に実施することができ、半導体製造工程の効率化を図ることができる。
また、支持装置において、外側支持体と内側支持体とが半導体ウェハに対して相対移動可能に設けられ、この内側支持体を突出させて切断テープを半導体ウェハの凹部底面に接着させるように構成すれば、切断テープを確実に半導体ウェハの凹部底面に接着することができる。さらに、内側支持体で半導体ウェハの凹部底面を支持した状態でダイシングを行うことで、ダイシング工程を安定して実施できるとともに、ウェハの切断精度を高めることもできる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る半導体ウェハのダイシング装置1を示す部分断面図である。
図1において、ダイシング装置1は、表面に回路が形成された半導体ウェハを切断して所定形状のチップWG(図5参照)に個片化するものである。ここで、ウェハWは、例えば、前記特許文献2に記載されたように、外縁部がそれ以外の部分よりも薄く研削されることで、厚さ方向(裏面側)に突出した環状の凸部WAが外縁部に形成され、凸部WAで囲まれた内側に凹部底面WCと凹部周面WDとからなる凹部WBが形成されるとともに、その表面(研削面の反対側であり、図1の上側の面)WEに回路が形成された半導体ウェハである。このウェハWの表面WEには、研削工程等において回路面を保護する保護シートSが貼付され、ウェハWの裏面には、凹部WBとの間に空間W1を形成するように、凸部WAの頂面WFにマウント用テープTが貼付され、リングフレームRFと一体化されている。
ダイシング装置1は、マウント用テープT側からウェハWを支持する支持手段としての支持装置2と、ウェハWの表面WEから保護シートSを剥離する剥離装置3と、支持装置2で支持したウェハWを所定形状に切断する切断手段としての切断装置4とを備えて構成されている。
剥離装置3は、図4に示すように、支持装置2によってウェハWを支持した状態で、ウェハWの表面WEに貼付された保護シートSに剥離用テープRTを貼付し、この剥離用テープRTを図示しない駆動手段で移動するチャック装置Cで掴んで引っ張ることで、保護シートSをウェハWから剥離するように構成されている。
切断装置4は、図5に示すように、ウェハWの表面WE側に設けられ、ウェハWを切断する回転ブレード41を備えて構成されている。回転ブレード41は、ウェハWの表面WEからマウント用テープTに達する切り込みを形成するように、その高さ位置が制御されるとともに、ウェハWの表面WEに沿った所定の経路を移動してウェハWを個々のチップWGに個片化するように制御される。
支持装置2は、ウェハWの凸部WAに対応する位置をその頂面WF側から支持する外側支持体である外側テーブル5と、外側テーブル5の内側に設けられてウェハWの凹部WBに対応する位置を支持する内側支持体である内側テーブル6と、支持したウェハWを保護シートSを介してウェハWの表面WE側から支える支え手段9とを備えて構成されている。また、内側テーブル6の下側には、外側テーブル5に対して当該内側テーブル6を昇降移動させる移動装置7が設けられ、内側テーブル6の下側および側方には、マウント用テープTを切断するテープ切断手段としてのテープ切断装置8が設けられている。さらに、外側テーブル5および内側テーブル6には、それぞれマウント用テープTを介してウェハWを吸引支持する吸引手段としての複数の吸引口51,61が設けられている。
外側テーブル5は、平面視略方形の外側テーブル本体52からなり、その内部外周側には平面視円環状のチャンバー部54が設けられるとともに、中央部にウェハWの凹部底面WCと平面視略同形状(略円形)の凹部底面53Aと凹部周面53Bとからなる凹部53が形成されている。また、複数の吸引口51は、チャンバー部54から外側テーブル本体52の上面に連通するとともに、チャンバー部54を介して図示しない吸引装置に接続されており、マウント用テープTを介してウェハWを吸引支持できるように構成されている。
内側テーブル6は、外側テーブル5の凹部周面53Bとの間に間隔Dをおいて設けられた平面視略円形の内側テーブル本体62からなり、その内部には平面視略円形のチャンバー部63が設けられている。また、複数の吸引口61は、チャンバー部63から内側テーブル本体62の上面に連通するとともに、チャンバー部63に接続された図示しない配管を介して吸引装置に接続されており、マウント用テープTを介してウェハWを吸引支持できるように構成されている。
支え手段9は、図示しない駆動手段を介してウェハWに対して離間接近可能に設けられるとともに、吸引口91によって保護シートSを介してウェハWを吸引して支えるように構成されている。
移動装置7は、外側テーブル5の凹部底面53Aに固定された直動モータ71によって構成され、この直動モータ71の出力軸72の上端に回転モータ73を介して内側テーブル6が固定されている。そして、直動モータ71の駆動によって、内側テーブル6と外側テーブル5とが上下方向に相対移動でき、内側テーブル6がウェハWに向かって突没自在に設けられている。なお、内側テーブル6は、外側テーブル5に対して回転不能に支持されている。
テープ切断装置8は、回転モータ73に支持される回転板81と、この回転板81の外周端部に連結されるエアシリンダ82と、このエアシリンダ82の出力軸83の上端に固定される切断刃84とを有して構成されている。エアシリンダ82、出力軸83および切断刃84は、間隔D内に位置して設けられるとともに、エアシリンダ82の駆動によって、切断刃84がマウント用テープTを貫通可能となっており、回転モータ73の駆動によって、切断刃84がウェハWの凹部周面WDに沿って回転移動可能に構成されている。これにより、凹部底面WCに対応した切断テープT1が形成可能となっている。
以上のダイシング装置1において、ウェハWをダイシングする手順としては、先ず、保護シートSが貼付され、マウント用テープTを介してリングフレームRFと一体化されたウェハWを、図1に示すように、凹部底面WCの中心と内側テーブル6の中心とが一致するように支持装置2上にセットする。そして、外側テーブル5および内側テーブル6の吸引口51,61でマウント用テープTを吸引してウェハWを支持する。
次に、図2に示すように、支え手段9が下降して保護シートSを介して吸引口91でウェハWを吸引して支える。そして、テープ切断装置8のエアシリンダ82を駆動して切断刃84がマウント用テープTを貫通する位置まで上昇させるとともに、回転モータ73を駆動して切断刃84をウェハWの凹部周面WDに沿って回転させ、マウント用テープTを切断し、凹部底面WCに対応した切断テープT1を形成する。この後、テープ切断装置8は、エアシリンダ82で切断刃84を下降させて切断位置から退避させる。
次に、図3に示すように、直動モータ71を駆動して内側テーブル6を上昇させ、切断テープT1を押し上げることで、切断テープT1が凹部底面WCに当接して接着する。そして、直動モータ71の出力トルクが所定値に達したことが検出された時点で、移動装置7は、直動モータ71の駆動を停止してその位置を保持する。このように、切断テープT1が内側テーブル6によって押し上げられることで、当該切断テープT1は、その接着力によって凹部底面WCに接着され、ウェハWは、切断テープT1を介して内側テーブル6に吸引されて支持される。そして、支え手段9は、ウェハWの上方位置から退避する。なお、凹部53を減圧手段に連結し、切断テープT1を凹部底面WCに接着する前の段階で、凹部53内を減圧、若しくは、真空とするように構成してもよい。このように構成することで、切断テープT1を気泡なく凹部底面WCに接着することができる。
次に、図4に示すように、剥離装置3は、保護シートSの端部に剥離用テープRTを貼付し、この剥離用テープRTをチャック装置Cで掴んで図示しない駆動手段で引っ張ることで、保護シートSをウェハWから剥離する。このように保護シートSをウェハWから剥離した後に、剥離装置3は、ウェハWの上方から退避する。
次に、図5に示すように、切断装置4は、回転ブレード41によってウェハWの表面WE側から切断テープT1に達する切り込みを形成し、ウェハWを複数のチップWGに個片化する。この際、個片化された各チップWGは、切断テープT1に接着されているため散乱してしまうような不都合は発生しない。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、テープ切断装置8によってマウント用テープTを切断して切断テープT1を形成し、この切断テープT1を内側テーブル6で押し上げて凹部底面WCに接着することで、切断装置4でウェハWを切断して個片化する際に、凹部底面WCが浮き上がったり沈み込んだりすることがなくなり、正確にウェハWを個片化することができる上、チップWGの散乱を防止することができる。
また、凹部底面WCが切断テープT1を介して内側テーブル6に吸引支持されているので、保護シートSの剥離工程においては、保護シートSの剥離と共に凹部底面WCが引っ張られてウェハWが破損することを防止できる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、ダイシング装置1に支持装置2を用いた例を説明したが、本発明の支持装置(支持方法)は、ダイシング装置1の他に、例えば、半導体ウェハに接着シートを貼付するシート貼付装置や、半導体ウェハから接着シートを剥離するシート剥離装置など、半導体製造用の各種装置に適用可能である。
また、前記実施形態では、テープ切断装置8で切断したマウント用テープT(切断テープT1)を凹部底面WCに接着させたが、これに限らず、切断テープT1を除去し、新たなダイシング用テープを凹部底面WCに接着してもよい。
また、前記実施形態の保護シートS、支え手段9およびリングフレームRFは、本発明の必須要件ではなく、省略することができる。
さらに、保護シートSが貼付された状態でウェハWを切断してから、各チップWG上に残る保護シートSを剥離装置3で剥離するように構成してもよい。この場合、剥離用テープRTは、切断された保護シートS全てに貼付できるサイズとすればよい。
また、剥離装置3は省略することができる。
さらに、前記実施形態では、支持装置2において、内側テーブル6が外側テーブル5に対して昇降するように構成したが、外側テーブル5が内側テーブル6に対して昇降するように構成してもよいし、内側テーブル6と外側テーブル5との両方が昇降するように構成してもよい。
また、内側テーブル6が昇降する構成以外に、図6に示すように、内側テーブル6がその上面に所定の曲面6Aを有して形成され、この曲面6Aの中心を回転中心として回転しながら凹部底面WCの面方向への移動を可能なように構成してもよい。この場合には、切断テープT1を凹部底面WCに接着する際に、内側テーブル6を適宜に回動させることで、凹部底面WCと切断テープT1との間の気体を排除しながら貼付することができる。
さらに、ウェハWは、シリコンウエハや化合物ウェハであってもよい。
また、切断手段4は、回転ブレード41以外に、レーザ光線を利用したカッター等によって構成してもよい。
さらに、切断装置4は移動することなく、支持装置2が移動するように構成してもよいし、切断装置4と支持装置2との両方が移動してウェハWを個々のチップWGに個片化するように構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る半導体ウェハのダイシング装置の部分断面図。 図1のダイシング装置の動作説明図。 図1のダイシング装置の図2に続く動作説明図。 図1のダイシング装置の図3に続く動作説明図。 図1のダイシング装置の図4に続く動作説明図。 本発明の変形例に係る支持装置を示す断面図。
符号の説明
1 ダイシング装置
2 支持装置(支持手段)
4 切断装置(切断手段)
5 外側テーブル(外側支持体)
6 内側テーブル(内側支持体)
8 テープ切断装置(テープ切断手段)
T マウント用テープ
T1 切断テープ
W ウェハ(半導体ウェハ)
W1 空間
WA 凸部
WB 凹部
WC 凹部底面
WD 凹部周面

Claims (5)

  1. 厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを前記マウント用テープ側から支持する支持装置であって、
    前記凸部に対応する位置を支持する外側支持体と、
    前記凹部に対応する位置を支持する内側支持体と、
    前記半導体ウェハの凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成するテープ切断手段とを備えることを特徴とする支持装置。
  2. 前記外側支持体と内側支持体とは、前記半導体ウェハに対して相対移動可能に設けられ、前記内側支持体が外側支持体よりも前記半導体ウェハ側に突出することで前記切断テープを当該半導体ウェハの凹部底面に接着させることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  3. 厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを前記マウント用テープ側から支持する支持方法であって、
    前記凸部に対応する外側位置と、前記凹部に対応する内側位置とをそれぞれ支持し、
    前記半導体ウェハの凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成し、前記切断テープを前記半導体ウェハの凹部底面に接着させることを特徴とする支持方法。
  4. 厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを切断するダイシング装置であって、
    前記半導体ウェハを前記マウント用テープ側から支持する支持手段と、
    前記支持手段で支持した前記半導体ウェハを所定形状に切断する切断手段とを備え、
    前記支持手段は、
    前記凸部に対応する位置を支持する外側支持体と、
    前記凹部に対応する位置を支持する内側支持体と、
    前記半導体ウェハの凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成するテープ切断手段とを有して構成されることを特徴とするダイシング装置。
  5. 厚さ方向に突出した環状の凸部を外縁部に有するとともに当該凸部で囲まれた内側に凹部を有する半導体ウェハに対し、前記凸部の突出側から前記凹部との間に空間を形成してマウント用テープが貼付された状態の当該半導体ウェハを切断するダイシング方法であって、
    前記凸部に対応する外側位置と、前記凹部に対応する内側位置とをそれぞれ前記マウント用テープ側から支持し、
    前記凹部周面に沿って前記マウント用テープを切断して当該半導体ウェハの凹部底面に対応した切断テープを形成し、前記切断テープを前記半導体ウェハの凹部底面に接着させてから、当該半導体ウェハを所定形状に切断することを特徴とするダイシング方法。
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