JP2017011134A - デバイスチップの製造方法 - Google Patents

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秀輝 小清水
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Abstract

【課題】製造されるデバイスチップの反りを抑制した新たなデバイスチップの製造方法を提供する。【解決手段】交差する複数の分割予定ライン(13)によって区画された表面(11a)側の各領域にデバイス(15)が形成されたウェーハ(11)を分割して複数のデバイスチップ(51)を製造するデバイスチップの製造方法であって、分割予定ラインによって区画された各領域の第1方向(D1)の長さは、第1方向に垂直な第2方向(D2)の長さの10倍以上であり、ウェーハの裏面(11b)を研削してウェーハを薄化する研削ステップと、研削ステップを実施した後、ウェーハの裏面に補強フィルム(31)を貼着する補強フィルム貼着ステップと、補強フィルム貼着ステップを実施した後、ウェーハを補強フィルムと共に分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、複数のデバイスが形成されたウェーハを分割してデバイスチップを製造するデバイスチップの製造方法に関する。
携帯電話機、パーソナルコンピュータ、液晶ディスプレイ等に代表される各種の電子機器では、IC(Integrated Circuit)、LED(Light Emitting Diode)等のデバイスを備えるデバイスチップが必須の構成要素となっている。デバイスチップは、例えば、シリコン、サファイア等の材料でなるウェーハの表面側をストリートと呼ばれる複数の分割予定ラインで区画し、各領域にデバイスを形成した後、このストリートに沿ってウェーハを分割することで製造できる。
上述したストリートは、多くの場合、デバイスチップの縦方向の長さと横方向の長さとが同程度になるように設定される。一方で、ディスプレイ用ドライバやラインセンサ等の用途では、横方向の長さを縦方向の長さの10倍以上にした長尺チップ等と呼ばれるデバイスチップが製造されることもある(例えば、特許文献1参照)。
近年では、デバイスチップの更なる小型化、軽量化を実現するために、デバイス形成後のウェーハを分割する前に薄く加工する機会が増えている。例えば、研削用の砥石が固定された研削ホイールを回転させてウェーハの裏面に接触させることで、ウェーハを研削して薄いデバイスチップを実現できる。
特開2010−73821号公報
しかしながら、ウェーハを研削して薄い長尺チップを製造すると、この長尺チップが反って配線基板等への実装不良が発生し易くなる。本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造されるデバイスチップの反りを抑制した新たなデバイスチップの製造方法を提供することである。
本発明によれば、交差する複数の分割予定ラインによって区画された表面側の各領域にデバイスが形成されたウェーハを分割して複数のデバイスチップを製造するデバイスチップの製造方法であって、該分割予定ラインによって区画された各領域の第1方向の長さは、該第1方向に垂直な第2方向の長さの10倍以上であり、ウェーハの裏面を研削してウェーハを薄化する研削ステップと、該研削ステップを実施した後、ウェーハの裏面に補強フィルムを貼着する補強フィルム貼着ステップと、該補強フィルム貼着ステップを実施した後、ウェーハを該補強フィルムと共に該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を備えることを特徴とするデバイスチップの製造方法が提供される。
また、本発明によれば、交差する複数の分割予定ラインによって区画された表面側の各領域にデバイスが形成されたウェーハを分割して複数のデバイスチップを製造するデバイスチップの製造方法であって、該分割予定ラインによって区画された各領域の第1方向の長さは、該第1方向に垂直な第2方向の長さの10倍以上であり、デバイスチップの仕上がり厚さに相当する深さの溝を該分割予定ラインに沿ってウェーハの該表面側に形成し、又は、レーザー光線の照射によって改質された改質層を該分割予定ラインに沿ってウェーハの内部に形成する分割起点形成ステップと、該分割起点形成ステップを実施した後、ウェーハの裏面を研削してウェーハをデバイスチップの仕上がり厚さまで薄化すると共に、ウェーハを該分割予定ラインに沿って分割する研削ステップと、該研削ステップを実施した後、ウェーハの裏面に補強フィルムを貼着する補強フィルム貼着ステップと、該補強フィルム貼着ステップを実施した後、該補強フィルムを該分割予定ラインに沿って分割する補強フィルム分割ステップと、を備えることを特徴とするデバイスチップの製造方法が提供される。
本発明において、該補強フィルム分割ステップでは、該補強フィルムにレーザー光線を照射して該補強フィルムを分割しても良い。
本発明に係るデバイスチップの製造方法では、ウェーハを研削して薄くした後に、ウェーハの裏面に補強フィルムを貼り付け、この補強フィルムを分割予定ラインに沿って分割することで、補強フィルムによって補強された状態のデバイスチップを形成する。よって、第1方向の長さが第2方向の長さの10倍以上となるようなデバイスチップを製造する場合にもデバイスチップの反りを抑制できる。
ウェーハの構成例を模式的に示す斜視図である。 ウェーハに保護部材が貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。 実施形態1に係る研削ステップを模式的に示す側面図である。 実施形態1に係る補強フィルム貼着ステップを模式的に示す斜視図である。 補強フィルムを介してウェーハにダイシングテープが貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。 実施形態1に係る分割ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 図7(A)は、デバイスチップの構成例を模式的に示す斜視図であり、図7(B)は、反り量の算定方法を模式的に示す側面図である。 実施形態2に係る分割起点形成ステップを模式的に示す側面図である。 実施形態2に係る研削ステップを模式的に示す側面図である。 実施形態2に係る補強フィルム貼着ステップを模式的に示す斜視図である。 補強フィルムを介してウェーハにダイシングテープが貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。 実施形態2に係る補強フィルム分割ステップを模式的に示す一部断面側面図である。 変形例に係る分割起点形成ステップを模式的に示す側面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態1では、ウェーハと補強フィルムとを同じタイミングで分割するデバイスチップの製造方法について説明し、実施形態2では、ウェーハと補強フィルムとを異なるタイミングで分割するデバイスチップの製造方法について説明する。
(実施形態1)
本実施形態に係るデバイスチップの製造方法は、研削ステップ(図3参照)、補強フィルム貼着ステップ(図4参照)及び分割ステップ(図6参照)を含む。研削ステップでは、ウェーハの裏面を研削してウェーハを薄くする。補強フィルム貼着ステップでは、研削後のウェーハの裏面に補強フィルムを貼り付ける。分割ステップでは、ウェーハ及び補強フィルムをストリート(分割予定ライン)に沿って分割する。
図1は、本実施形態に係るデバイスチップの製造方法に使用されるウェーハの構成例を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態のウェーハ11は、例えば、シリコン、サファイア等の材料でなる円板である。このウェーハ11の表面11a側は、互いに交差する複数のストリート(分割予定ライン)13によって複数の領域に区画されており、各領域には、IC、LED等のデバイス15が形成されている。
ストリート13によって区画された各領域の横方向(第1方向)D1の長さは、例えば、横方向D1に対して垂直な縦方向(第2方向)D2の長さの10倍以上になっている。すなわち、ウェーハ11を分割して製造されるデバイスチップの横方向D1の長さは、縦方向D2の長さの10倍以上になる。
なお、本実施形態では、シリコン、サファイア等の材料でなる円板をウェーハ11として用いるが、ウェーハ11の材質、形状等に制限はない。例えば、セラミック、樹脂、金属等の材料でなる基板等をウェーハ11として用いることもできる。また、ウェーハ11に形成されるデバイス15の種類等も任意に変更できる。
本実施形態に係るデバイスチップの製造方法では、上述したウェーハ11の表面11a側に保護部材を貼り付けてから、ウェーハ11の裏面11bを研削する研削ステップを実施する。図2は、ウェーハ11に保護部材が貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。保護部材21は、例えば、ウェーハ11と概ね同形の粘着テープ、樹脂基板、ウェーハ11と同種又は異種のウェーハ等である。
保護部材21の第1面21a側には、例えば、接着力を持つ樹脂等でなる糊層が形成されている。よって、保護部材21の第1面21a側をウェーハ11の表面11aに接触させることで、ウェーハ11に保護部材21を貼り付けることができる。保護部材21をウェーハ11の表面11a側に貼り付けることで、研削時に加わる荷重等によるデバイス15の破損を防止できる。
図3は、研削ステップを模式的に示す側面図である。本実施形態の研削ステップは、例えば、図3に示す研削装置2で実施される。研削装置2は、ウェーハ11を吸引、保持するためのチャックテーブル4を備えている。
チャックテーブル4は、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル4の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル4は、この移動機構で水平方向に移動する。
チャックテーブル4の上面は、ウェーハ11に貼り付けられた保護部材21の第2面21b側を吸引、保持する保持面4aとなっている。この保持面4aには、チャックテーブル4の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11及び保護部材21を吸引するための吸引力が発生する。
チャックテーブル4の上方には、ウェーハ11を研削するための研削ユニット6が配置されている。研削ユニット6は、昇降機構(不図示)に支持されたスピンドルハウジング8を備える。スピンドルハウジング8の内部には、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されたスピンドル10が収容されている。
スピンドル10は、回転駆動源から伝達される回転力によって鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。スピンドルハウジング8の外部に露出したスピンドル10の下端部には、円盤状のホイールマウント12が固定されている。
ホイールマウント12の下面には、ホイールマウント12と概ね同径の研削ホイール14が装着されている。研削ホイール14は、ステンレス、アルミニウム等の金属材料で形成されたホイール基台16を備えている。ホイール基台16の下面には、複数の研削砥石18が環状に配列されている。
ウェーハ11の裏面11bを研削する研削ステップでは、まず、ウェーハ11に貼り付けられた保護部材21の第2面21bをチャックテーブル4の保持面4aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態でチャックテーブル4に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル4を研削ホイール14の下方に移動させる。また、図3に示すように、チャックテーブル4と研削ホイール14とをそれぞれ回転させながら、スピンドルハウジング8を下降させる。スピンドルハウジング8の下降速さ(下降量)は、ウェーハ11の裏面11bに研削砥石18の下面が押し当てられる程度とする。
これにより、裏面11bを研削してウェーハ11を薄く加工(薄化)できる。この研削ステップは、例えば、ウェーハ11の厚さを測定しながら実施される。ウェーハ11が目標の厚さ(例えば、デバイスチップの仕上がり厚さ、代表的には、100μm以下の厚さ)まで薄くなると、研削ステップは終了する。
研削ステップの後には、研削後のウェーハ11の裏面11bに補強フィルムを貼り付ける補強フィルム貼着ステップを実施する。図4は、補強フィルム貼着ステップを模式的に示す斜視図である。補強フィルム貼着ステップで使用される補強フィルム31は、例えば、デバイスチップの裏面を保護するためのチップ裏面保護テープであり、ウェーハ11と概ね同形に形成されている。
具体的には、例えば、特開2004−260190号公報に開示された保護膜形成層を備えるチップ裏面保護テープ等を用いると良い。なお、この保護膜形成層は、代表的には、エポキシ樹脂やフェノール樹脂等の熱硬化性成分(又は、紫外線硬化型樹脂等のエネルギー線硬化性成分)と、アクリル系ポリマー等のバインダーポリマー成分とで構成される。
このように構成される補強フィルム31の第1面31a側をウェーハ11の裏面11bに貼り付けた後、補強フィルム31を硬化させる。例えば、ヒータを用いて130℃で補強フィルム31をベークし、熱硬化させる。これにより、ウェーハ11の裏面11bから補強フィルム31が剥離しないように固定される。この補強フィルム31により、研削後の薄いウェーハ11が補強される。
補強フィルム貼着ステップの後には、保護部材21をウェーハ11から剥離し、補強フィルム31の第2面31b側にダイシングテープを貼り付けてから、ウェーハ11及び補強フィルム31を分割する分割ステップを実施する。図5は、補強フィルム31を介してウェーハ11にダイシングテープが貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。
図5に示すように、ウェーハ11の表面11aから保護部材21を剥離、除去した後に、ウェーハ11より径の大きいダイシングテープ41を補強フィルム31の第2面31b側に貼り付ける。また、ダイシングテープ41の外周部分に環状のフレーム43を固定する。これにより、分割ステップ後のウェーハ11を容易にハンドリングできる。なお、補強フィルム31の第2面31b側にダイシングテープ41を貼り付けてから、保護部材21を剥離、除去しても良い。
図6は、分割ステップを模式的に示す一部断面側面図である。ウェーハ11及び補強フィルム31を分割する分割ステップは、例えば、図6に示す切削装置22で実施される。切削装置22は、ウェーハ11及び補強フィルム31を吸引、保持するためのチャックテーブル24を備えている。
チャックテーブル24は、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル24の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル24は、この移動機構で水平方向に移動する。
チャックテーブル24の上面は、ダイシングテープ41を介してウェーハ11及び補強フィルム31を吸引、保持する保持面24aとなっている。この保持面24aには、チャックテーブル24の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11及び補強フィルム31を吸引するための吸引力が発生する。チャックテーブル24の周囲には、環状のフレーム43を固定するためのクランプ26が設けられている。
チャックテーブル24の上方には、ウェーハ11及び補強フィルム31を切削するための切削ユニット28が配置されている。切削ユニット28は、昇降機構(不図示)に支持されたスピンドルハウジング(不図示)を備えている。スピンドルハウジングの内部には、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されたスピンドル30が収容されている。
スピンドル30は、回転駆動源から伝達される回転力によって水平方向に概ね平行な回転軸の周りに回転し、昇降機構によってスピンドルハウジングと共に昇降する。スピンドルハウジングの外部に露出したスピンドル30の一端部には、円環状の切削ブレード32が装着されている。
分割ステップでは、まず、ウェーハ11及び補強テープ31が貼り付けられたダイシングテープ41をチャックテーブル24の保持面24aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。併せて、フレーム43をクランプ26で固定する。これにより、ウェーハ11及び補強フィルム31は、ウェーハ11の表面11aが上方に露出した状態でチャックテーブル24に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル24と切削ユニット28とを相対的に移動又は回転させて、切削ブレード32を加工対象のストリート13に対応する位置に合わせる。その後、回転させた切削ブレード32をダイシングテープ41に接触する高さまで下降させ、チャックテーブル24を加工対象のストリート13に平行な方向に移動させる。
これにより、ウェーハ11及び補強フィルム31に切削ブレード32を切り込ませて、ウェーハ11及び補強フィルム31をストリート13に沿って切断できる。上述の手順を繰り返し、全てのストリート13に沿ってウェーハ11及び補強フィルム31が切断されると、分割ステップは終了する。この分割ステップにより、複数のデバイスチップ51が完成する。
図7(A)は、デバイスチップ51の構成例を模式的に示す斜視図である。本実施形態に係るデバイスチップの製造方法で製造されるデバイスチップ51は、図7(A)に示すように、ウェーハ11から分割されたデバイス部53と、補強フィルム31から分割された補強部55とで構成されている。
この補強部55によって薄いデバイス部53を補強することで、横方向D1の長さが縦方向D2の長さの10倍以上となるような反り易いデバイスチップ51でも反りを抑制できる。
次に、本実施形態で製造されるデバイスチップ51の反り量を確認するために行った2種類の実験について説明する。第1の実験(以下、実験1)では、デバイスチップ51の横方向D1の長さと縦方向D2の長さとの比(以下、縦横比)に対する反り量の関係を補強部55の有無でそれぞれ確認した。具体的には、縦横比の異なる6種類の条件(縦横比がそれぞれ、5,8,10,13,15,20の条件)で製造されたデバイスチップ51の反り量を測定した。デバイス部53の厚さは50μmで共通とし、補強部55の厚さは25μmとした。
一方、第2の実験(以下、実験2)では、デバイスチップ51を構成するデバイス部53の厚さに対する反り量の関係を補強部55の有無でそれぞれ確認した。具体的には、デバイス部53の厚さが異なる5種類の条件(厚さがそれぞれ、300,200,100,50,20の条件)で製造されたデバイスチップ51の反り量を測定した。デバイスチップ51の縦横比は10で共通とし、補強部55の厚さは25μmとした。
図7(B)は、反り量の算定方法を模式的に示す側面図である。図7(B)に示すように、実験1及び実験2では、平坦な基準面Aに載せたデバイスチップ51の端部から基準面Aまでの距離Bをデバイスチップ51の反り量として算定している。実験1の結果を表1に、実験2の結果を表2に示す。なお、各表において、マル印は、反り量が300μm未満であることを示し、三角印は、反り量が300μm以上600μm未満であることを示し、バツ印(十字印)は、反り量が600μm以上であることを示す。
Figure 2017011134
Figure 2017011134
実験1の結果から、縦横比が10以上のデバイスチップ51では補強部55による補強の効果が顕著であり、実験2の結果から、デバイス部53が100μm以下の薄いデバイスチップ51では補強部55による補強の効果が顕著であると言える。
このように、本実施形態に係るデバイスチップの製造方法では、ウェーハ11を研削して薄くした後に、ウェーハ11の裏面11bに補強フィルム31を貼り付け、この補強フィルム31をストリート(分割予定ライン)13に沿って分割することで、補強フィルム31によって補強された状態のデバイスチップ51を形成する。よって、横方向(第1方向)D1の長さが縦方向(第2方向)D2の長さの10倍以上となるようなデバイスチップ51を製造する場合にも反りを抑制できる。
(実施形態2)
本実施形態に係るデバイスチップの製造方法は、分割起点形成ステップ(図8参照)、研削ステップ(図9参照)、補強フィルム貼着ステップ(図10参照)及び補強フィルム分割ステップ(図12参照)を含む。分割起点形成ステップでは、デバイスチップの仕上がり厚さに相当する深さの溝をストリート(分割予定ライン)13に沿ってウェーハ11の表面11a側に形成する。
研削ステップでは、ウェーハ11の裏面11bを研削してウェーハ11をデバイスチップの仕上がり厚さまで薄くすると共に、ウェーハ11をストリート13に沿って分割する。補強フィルム貼着ステップでは、研削後のウェーハ11の裏面11bに補強フィルム31を貼り付ける。補強フィルム分割ステップでは、補強フィルム31をストリート13に沿って分割する。
本実施形態に係るデバイスチップの製造方法では、まず、実施形態1と同様のウェーハ11に分割起点となる溝を形成する分割起点形成ステップを実施する。図8は、分割起点形成ステップを模式的に示す側面図である。この分割起点形成ステップは、例えば、図8に示す切削装置42で実施される。切削装置42は、実施形態1で使用される切削装置22に類似しており、ウェーハ11を吸引、保持するためのチャックテーブル44を備えている。
チャックテーブル44は、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル44の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル44は、この移動機構で水平方向に移動する。
チャックテーブル44の上面は、ウェーハ11の裏面11b側を吸引、保持する保持面44aとなっている。この保持面44aには、チャックテーブル44の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11を吸引するための吸引力が発生する。
チャックテーブル44の上方には、ウェーハ11を切削するための切削ユニット46が配置されている。切削ユニット46は、昇降機構(不図示)に支持されたスピンドルハウジング(不図示)を備えている。スピンドルハウジングの内部には、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されたスピンドル48が収容されている。
スピンドル48は、回転駆動源から伝達される回転力によって水平方向に概ね平行な回転軸の周りに回転し、昇降機構によってスピンドルハウジングと共に昇降する。スピンドルハウジングの外部に露出したスピンドル48の一端部には、円環状の切削ブレード50が装着されている。
分割起点形成ステップでは、まず、ウェーハ11の裏面11bをチャックテーブル44の保持面44aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、表面11aが上方に露出した状態でチャックテーブル44に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル44と切削ユニット46とを相対的に移動又は回転させて、切削ブレード50を加工対象のストリート13に対応する位置に合わせる。その後、回転させた切削ブレード50を、デバイスチップの仕上がり厚さに相当する高さまで下降させ、チャックテーブル44を加工対象のストリート13に平行な方向に移動させる。
これにより、ウェーハ11の表面11a側に切削ブレード50を切り込ませて、デバイスチップの仕上がり厚さに相当する深さの溝17をストリート13に沿って形成できる。上述の手順を繰り返し、全てのストリート13に沿ってウェーハ11の表面11a側に溝17が形成されると、分割起点形成ステップは終了する。
分割起点形成ステップの後には、ウェーハ11の表面11a側に保護部材21を貼り付けてから、ウェーハ11の裏面11bを研削する研削ステップを実施する。図9は、本実施形態に係る研削ステップを模式的に示す側面図である。なお、保護部材21は、実施形態1と同様の方法でウェーハ11の裏面11bに貼り付けることができる。
図9に示すように、本実施形態に係る研削ステップは、実施形態1と同様の研削装置2を用いて実施される。具体的には、まず、ウェーハ11に貼り付けられた保護部材21の第2面21bをチャックテーブル4の保持面4aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態でチャックテーブル4に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル4を研削ホイール14の下方に移動させる。また、図9に示すように、チャックテーブル4と研削ホイール14とをそれぞれ回転させながら、スピンドルハウジング8を下降させる。スピンドルハウジング8の下降速さ(下降量)は、ウェーハ11の裏面11bに研削砥石18の下面が押し当てられる程度とする。
これにより、裏面11bを研削してウェーハ11を薄く加工(薄化)できる。この研削ステップは、例えば、ウェーハ11の厚さを測定しながら実施される。ウェーハ11がデバイスチップの仕上がり厚さ(代表的には、100μm以下の厚さ)まで薄くなり、溝17が裏面11b側に露出すると、研削ステップは終了する。なお、この研削ステップにより、ウェーハ11は、ストリート13に沿って複数のデバイス部61(図10等参照)に分割される。
研削ステップの後には、研削後のウェーハ11の裏面11bに補強フィルム31を貼り付ける補強フィルム貼着ステップを実施する。図10は、本実施形態に係る補強フィルム貼着ステップを模式的に示す斜視図である。補強フィルム31としては、実施形態1と同様のチップ裏面保護テープを用いることができる。この補強フィルム31により、研削後の薄いウェーハ11が補強される。
補強フィルム貼着ステップの後には、保護部材21をウェーハ11から剥離し、補強フィルム31の第2面31b側にダイシングテープを貼り付けてから、補強フィルム31を分割する補強フィルム分割ステップを実施する。図11は、補強フィルム31を介してウェーハ11にダイシングテープが貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。
図11に示すように、ウェーハ11の表面11aから保護部材21を剥離、除去した後に、ウェーハ11より径の大きいダイシングテープ41を補強フィルム31の第2面31b側に貼り付ける。また、ダイシングテープ41の外周部分に環状のフレーム43を固定する。これにより、補強フィルム分割ステップ後のウェーハ11を容易にハンドリングできる。なお、補強フィルム31の第2面31b側にダイシングテープ41を貼り付けてから、保護部材21を剥離、除去しても良い。
図12は、補強フィルム分割ステップを模式的に示す一部断面側面図である。補強フィルム31を分割する補強フィルム分割ステップは、例えば、図12に示すレーザー加工装置62で実施される。レーザー加工装置62は、ウェーハ11及び補強フィルム31を吸引、保持するためのチャックテーブル64を備えている。
チャックテーブル64は、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル64の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル64は、この移動機構で水平方向に移動する。
チャックテーブル64の上面は、ダイシングテープ41を介してウェーハ11及び補強フィルム31を吸引、保持する保持面64aとなっている。この保持面64aには、チャックテーブル64の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11及び補強フィルム31を吸引するための吸引力が発生する。チャックテーブル64の周囲には、環状のフレーム43を固定するためのクランプ66が設けられている。
チャックテーブル64の上方には、補強フィルム31をレーザー加工するためのレーザー加工ユニット68が配置されている。レーザー加工ユニット68は、レーザー発振器(不図示)でパルス発振されたレーザー光線70を集光して、補強フィルム31に照射する。レーザー発振器は、補強フィルム31をアブレーションによって加工できる波長(吸収性を有する波長)のレーザー光線70を発振できるように構成されている。
補強フィルム分割ステップでは、まず、ウェーハ11及び補強テープ31が貼り付けられたダイシングテープ41をチャックテーブル64の保持面64aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。併せて、フレーム43をクランプ66で固定する。これにより、ウェーハ11及び補強フィルム31は、ウェーハ11の表面11aが上方に露出した状態でチャックテーブル64に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル64を移動又は回転させて、レーザー加工ユニット68を加工開始位置(例えば、加工対象となるストリート13に形成された溝17の端部)に合わせる。そして、レーザー加工ユニット68から補強テープ31に向けてレーザー光線70を照射させつつ、チャックテーブル64を加工対象のストリート13に形成された溝17に沿って移動させる。
これにより、溝17に沿って補強フィルム31をアブレーションさせ、分割できる。上述の手順を繰り返し、全ての溝17に沿って補強フィルム31が分割されると、補強フィルム分割ステップは終了する。この補強フィルム分割ステップにより、デバイス部61が補強部63で補強された複数のデバイスチップ65が完成する。
このように、本実施形態に係るデバイスチップの製造方法でも、ウェーハ11を研削して薄くした後に、ウェーハ11の裏面11bに補強フィルム31を貼り付け、この補強フィルム31を溝17(ストリート13)に沿って分割することで、補強フィルム31によって補強された状態のデバイスチップ65を形成する。よって、横方向(第1方向)の長さが縦方向(第2方向)の長さの10倍以上となるようなデバイスチップ65を製造する場合にも反りを抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態2の分割起点形成ステップでは、分割起点となる溝17を形成しているが、レーザー光線によって改質された改質層(改質領域)等を分割起点として形成することもできる。
図13は、変形例に係る分割起点形成ステップを模式的に示す側面図である。変形例に係る分割起点形成ステップは、例えば、図13に示すレーザー加工装置82で実施される。レーザー加工装置82は、実施形態2で使用されるレーザー加工装置62に類似しており、ウェーハ11を吸引、保持するためのチャックテーブル84を備えている。
チャックテーブル84は、モータ等を含む回転駆動源(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル84の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル84は、この移動機構で水平方向に移動する。
チャックテーブル84の上面は、ウェーハ11を吸引、保持する保持面84aとなっている。この保持面84aには、チャックテーブル84の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11を吸引するための吸引力が発生する。
チャックテーブル84の上方には、ウェーハ11に改質層を形成するためのレーザー加工ユニット86が配置されている。レーザー加工ユニット86は、レーザー発振器(不図示)でパルス発振されたレーザー光線88をウェーハ11の内部に集光する。レーザー発振器は、ウェーハ11を多光子吸収によって改質できる波長(透過性を有する波長)のレーザー光線88を発振できるように構成されている。
変形例に係る分割起点形成ステップでは、予めウェーハ11の表面11a側に貼り付けておいた保護部材21の第2面21bをチャックテーブル84の保持面84aに接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11bが上方に露出した状態でチャックテーブル84に吸引、保持される。
次に、チャックテーブル84を移動又は回転させて、レーザー加工ユニット86を加工開始位置(例えば、加工対象となるストリート13の端部)に合わせる。そして、レーザー加工ユニット86からウェーハ11に向けてレーザー光線88を照射させつつ、チャックテーブル84を加工対象のストリート13に平行な方向に移動させる。
これにより、ウェーハ11の内部をストリート13に沿って改質した改質層19を形成できる。上述の手順を繰り返し、全てのストリート13に沿ってウェーハ11の内部に改質層19が形成されると、分割起点形成ステップは終了する。この改質層19が形成されたウェーハ11を研削ステップで研削すると、研削の際に加わる外力によってウェーハ11は改質層19を起点に分割される。
また、上記実施形態に係る分割ステップや補強フィルム分割ステップでは、ダイシングテープ41を補強フィルム31の第2面31b側に貼り付けて、第1面31a側から補強フィルム31をレーザー加工しているが、ダイシングテープ41をウェーハ11の表面11a側に貼り付けて、第2面31b側から補強フィルム31をレーザー加工しても良い。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
13 ストリート(分割予定ライン)
15 デバイス
17 溝
19 改質層
21 保護部材
21a 第1面
21b 第2面
31 補強フィルム
31a 第1面
31b 第2面
41 ダイシングテープ
43 フレーム
51 デバイスチップ
53 デバイス部
55 補強部
61 デバイス部
63 補強部
65 デバイスチップ
2 研削装置
4 チャックテーブル
4a 保持面
6 研削ユニット
8 スピンドルハウジング
10 スピンドル
12 ホイールマウント
14 研削ホイール
16 ホイール基台
18 研削砥石
22 切削装置
24 チャックテーブル
24a 保持面
26 クランプ
28 切削ユニット
30 スピンドル
32 切削ブレード
42 切削装置
44 チャックテーブル
44a 保持面
46 切削ユニット
48 スピンドル
50 切削ブレード
62 レーザー加工装置
64 チャックテーブル
64a 保持面
66 クランプ
68 レーザー加工ユニット
70 レーザー光線
82 レーザー加工装置
84 チャックテーブル
84a 保持面
86 レーザー加工ユニット
88 レーザー光線
D1 横方向(第1方向)
D2 縦方向(第2方向)

Claims (3)

  1. 交差する複数の分割予定ラインによって区画された表面側の各領域にデバイスが形成されたウェーハを分割して複数のデバイスチップを製造するデバイスチップの製造方法であって、
    該分割予定ラインによって区画された各領域の第1方向の長さは、該第1方向に垂直な第2方向の長さの10倍以上であり、
    ウェーハの裏面を研削してウェーハを薄化する研削ステップと、
    該研削ステップを実施した後、ウェーハの裏面に補強フィルムを貼着する補強フィルム貼着ステップと、
    該補強フィルム貼着ステップを実施した後、ウェーハを該補強フィルムと共に該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を備えることを特徴とするデバイスチップの製造方法。
  2. 交差する複数の分割予定ラインによって区画された表面側の各領域にデバイスが形成されたウェーハを分割して複数のデバイスチップを製造するデバイスチップの製造方法であって、
    該分割予定ラインによって区画された各領域の第1方向の長さは、該第1方向に垂直な第2方向の長さの10倍以上であり、
    デバイスチップの仕上がり厚さに相当する深さの溝を該分割予定ラインに沿ってウェーハの該表面側に形成し、又は、レーザー光線の照射によって改質された改質層を該分割予定ラインに沿ってウェーハの内部に形成する分割起点形成ステップと、
    該分割起点形成ステップを実施した後、ウェーハの裏面を研削してウェーハをデバイスチップの仕上がり厚さまで薄化すると共に、ウェーハを該分割予定ラインに沿って分割する研削ステップと、
    該研削ステップを実施した後、ウェーハの裏面に補強フィルムを貼着する補強フィルム貼着ステップと、
    該補強フィルム貼着ステップを実施した後、該補強フィルムを該分割予定ラインに沿って分割する補強フィルム分割ステップと、を備えることを特徴とするデバイスチップの製造方法。
  3. 該補強フィルム分割ステップでは、該補強フィルムにレーザー光線を照射して該補強フィルムを分割することを特徴とする請求項2記載のデバイスチップの製造方法。
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