JP5077992B2 - サーバ装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を送信するサーバ装置等に関する。
従来、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と、その1以上の製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムが知られていた。また、そのような群管理システムにおいて、レシピを用いた半導体プロセス等が行われていた。
なお、関連する技術として、サーバ装置と1以上の半導体製造装置との間で、双方で保持されているレシピの整合をとるためのレシピの管理方法があった(例えば、特許文献1参照)。
また、関連する技術として、いわゆるバッチ式縦型熱処理装置が知られていた(特許文献2、特許文献3参照)。
特開2006−73845号公報 特許3543996号公報 特開2002−25997号公報
製造装置で保持されているレシピの内容を変更することにより、例えば、製造装置で実行されるプロセス等を変更することができる。しかしながら、そのようなプロセス等の変更が不用意に行われることにより設定ミス等が発生した場合には、製品のロットアウト等が発生してしまうことになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、レシピの内容の変更が行われた場合に、その変更に関する注意喚起を行うことができるサーバ装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるサーバ装置は、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と、当該1以上の製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムを構成するサーバ装置であって、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部と、前記製造装置のレシピの内容が変更された場合に、変更後のレシピを受信するレシピ受信部と、前記レシピ受信部が受信したレシピを前記レシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積部と、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成部と、前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部と、前記送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得部と、前記送信先情報取得部が取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成部が構成した変更情報を送信する変更情報送信部と、を備えたものである。
このような構成により、レシピの内容の変更が行われた場合に、その変更に関する注意喚起を行うことができ、不用意なレシピの内容の変更に起因するロットアウト等の発生を回避することができうる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記変更情報構成部は、レシピの内容が変更された旨を含む変更情報を構成してもよい。
このような構成により、変更情報により、レシピの内容が変更された旨を知ることができる。その結果、例えば、内容が変更されたレシピにアクセスすることによって、レシピの変更の内容を知ることができうる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記変更情報構成部は、前記レシピ受信部が受信した変更後のレシピを含む変更情報を構成してもよい。
このような構成により、変更情報により、変更後のレシピの内容について知ることができる。その結果、変更後のレシピにアクセスする必要がなくなり、ユーザの利便性が向上されている。
また、本発明によるサーバ装置では、前記変更情報構成部は、前記レシピ記憶部で記憶されている変更前のレシピと前記レシピ受信部が受信した変更後のレシピとの差分を求め、当該差分を含む変更情報を構成してもよい。
このような構成により、変更情報により、変更前のレシピの内容と、変更後のレシピの内容との差分を知ることができる。その結果、変更後のレシピにアクセスする必要がないばかりか、変更情報からレシピの内容のどこが変更されたのかを容易に知ることができ、ユーザの利便性が向上されている。
また、本発明によるサーバ装置では、レシピの内容の変更が、レシピにおける製造装置の設定に関する情報の内容の変更であってもよい。
また、本発明によるサーバ装置では、レシピの内容の変更が、レシピの管理に関する情報の内容の変更であってもよい。
また、本発明によるサーバ装置は、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と、当該1以上の製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムを構成するサーバ装置であって、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部と、前記製造装置のレシピを受信するレシピ受信部と、前記レシピ受信部が受信したレシピを前記レシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積部と、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成部と、前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部と、前記送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得部と、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピと、当該最新のレシピが用いられる製造装置のレシピであり、前記レシピ記憶部で記憶されている、当該最新のレシピに最も近い時期のレシピとを比較し、両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する異同情報取得部と、前記異同情報取得部が取得した異同情報によって、両レシピに差異のあることが示される場合に、前記送信先情報取得部が取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成部が構成した変更情報を送信する変更情報送信部と、を備えたものである。
このような構成により、レシピの内容の変更が行われた場合に、その変更に関する注意喚起を行うことができ、不用意なレシピの内容の変更に起因するロットアウト等の発生を回避することができうる。また、異同情報によって、比較対象の2個のレシピに差異のあることが示される場合に変更情報を送信するため、不必要な変更情報の送信を回避することができうる。
また、本発明によるサーバ装置は、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と、当該1以上の製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムを構成するサーバ装置であって、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部と、前記製造装置のレシピを受信するレシピ受信部と、前記レシピ受信部が受信したレシピを前記レシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積部と、基準となるレシピであるマスタレシピが記憶されるマスタレシピ記憶部と、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成部と、前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部と、前記送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得部と、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピと、前記マスタレシピ記憶部で記憶されているマスタレシピとを比較し、両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する異同情報取得部と、前記異同情報取得部が取得した異同情報によって、両レシピに差異のあることが示される場合に、前記送信先情報取得部が取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成部が構成した変更情報を送信する変更情報送信部と、を備えたものである。
このような構成により、レシピの内容の変更が行われた結果、そのレシピとマスタレシピとが異なるようになった場合に、その変更に関する注意喚起を行うことができ、不用意なレシピの内容の変更に起因するロットアウト等の発生を回避することができうる。また、異同情報によって、比較対象の2個のレシピに差異のあることが示される場合に変更情報を送信するため、不必要な変更情報の送信を回避することができうる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記異同情報取得部は、両レシピの製造装置の設定に関する情報を比較し、当該製造装置の設定に関する情報の異同に関する異同情報を取得してもよい。
また、本発明によるサーバ装置では、前記製造装置の設定に関する情報は、レシピに含まれるステップであり、前記異同情報取得部は、両レシピに含まれるステップごとに比較し、ステップごとの異同を示す異同情報を取得してもよい。
また、本発明によるサーバ装置では、前記異同情報取得部は、両レシピの管理に関する情報を比較し、当該レシピの管理に関する情報の異同に関する異同情報を取得してもよい。
また、本発明によるサーバ装置では、前記変更情報構成部は、前記異同情報取得部が取得した異同情報を含む変更情報を構成してもよい。
このような構成により、例えば、異同情報によって比較対象となる2個のレシピに差異があることが示される場合には、変更情報によって、そのことを知ることができ、異同情報によって比較対象となる2個のレシピの差分が示される場合には、変更情報によって、その差分を知ることができる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記変更情報構成部は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピを含む変更情報を構成してもよい。
このような構成により、変更情報により、変更後のレシピの内容について知ることができる。その結果、変更後のレシピにアクセスする必要がなくなり、ユーザの利便性が向上されている。
また、本発明によるサーバ装置では、前記変更情報を送信するかどうか判断する判断部をさらに備え、前記変更情報送信部は、前記判断部による判断結果に応じて前記変更情報を送信してもよい。
このような構成により、判断部による判断結果に応じて変更情報を送信することができ、不必要な変更情報の送信を行わないようにすることができうる。その結果、必要な変更情報が、不必要な変更情報に埋もれてしまうような事態を回避することができうる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記判断部は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピについて、所定の条件が満たされる場合に、変更情報を送信すると判断してもよい。
このような構成により、適切な条件を設定することにより、不必要な変更情報の送信を行わないようにすることができる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記所定の条件は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピについて、変更情報を送信することが設定されていることであってもよい。
このような構成により、変更情報を送信するレシピと、変更情報を送信しないレシピとを設定することができる。したがって、内容が変更された場合に影響の大きいレシピについては、変更情報を送信するように設定しておくことで、その変更に関する注意喚起を適切に行うことができるようになる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記所定の条件は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピについて、所定の期間以上変更がなされていないことであってもよい。
このような構成により、安定して一定の期間以上用いられているレシピが変更された場合に、変更情報を送信することによってその旨の注意を喚起することができる。一方、試行錯誤によって最適なレシピを見つけようとしている場合に、頻繁にレシピが変更されたとしても変更情報を送信しないことによって、必要性の低い変更情報が送信されることを防止することができる。その結果、必要性の高い変更情報が必要性の低い変更情報に埋もれてしまう事態を回避することができる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記送信先情報は、レシピごとに設定されており、前記送信先情報取得部は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピに対応する送信先情報を取得してもよい。
このような構成により、レシピごとに変更情報の送信先を設定することができる。例えば、レシピごとにレシピの管理者が異なる場合に、その管理者に対応する送信先を、レシピごとに設定することができる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記送信先情報は、製造装置ごとに設定されており、前記送信先情報取得部は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピが用いられる製造装置に対応する送信先情報を取得してもよい。
このような構成により、製造装置ごとに変更情報の送信先を設定することができる。例えば、製造装置ごとにレシピの管理者が異なる場合に、その管理者に対応する送信先を、製造装置ごとに設定することができる。
本発明によるサーバ装置等によれば、レシピの内容の変更が行われた場合に、その変更を確認することができ、不用意なレシピの内容の変更に起因するロットアウト等の発生を回避することができうる。
以下、本発明による群管理システムについて、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による群管理システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態による群管理システムの構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態による群管理システムは、クライアント装置10と、サーバ装置20と、N個の製造装置40とを備える。ここで、Nは、1以上の整数である。群管理システムにおいて、クライアント装置10、サーバ装置20、1以上の製造装置40は、有線または無線の通信回線を介して互いに通信可能なように接続されている。その通信回線は、例えば、インターネットやイントラネット、公衆電話回線網等である。
クライアント装置10は、サーバ装置20、及び製造装置40と通信可能な端末装置である。クライアント装置10のユーザは、例えば、製造装置40で保持されているレシピの内容を変更することができる。なお、レシピは、厳密にはレシピを示す情報のことであるが、本実施の形態では単にレシピと呼ぶことにする。また、本実施の形態では、群管理システムにおいて、クライアント装置10が1個だけ存在する場合について説明するが、群管理システムは、2以上のクライアント装置10を備えてもよい。
サーバ装置20は、製造装置40が保持しているレシピが変更された場合に、その変更後のレシピを受信し、そのレシピの受信に応じて変更情報を送信する。この処理の詳細については後述する。また、サーバ装置20は、1以上の製造装置40における各種の測定情報を格納可能なものである。また、サーバ装置20は、クライアント装置10からの要求に応じて処理を実行し、その処理結果を適宜、クライアント装置10に送信してもよい。
製造装置40は、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う装置である。製造装置40は、例えば、半導体製造装置や、液晶パネル製造装置、プラズマ表示パネル製造装置等である。被処理基板は、例えば、半導体ウエハやFPD(Flat Panel Display)基板等である。FPD基板は、例えば、ガラス基板等である。なお、製造装置40が実行する被処理基板に対する所定の半導体プロセスは、少なくとも半導体に関するプロセスを含むものであれば、その前工程や後工程等を含んでもよく、あるいは、含まなくてもよい。製造装置40が被処理基板に対して行う処理は、例えば、成膜処理、エッチング処理、熱酸化処理等であってもよい。
製造装置40は、例えば、上述の特許文献2、または特許文献3等におけるバッチ式縦型熱処理装置である。製造装置40の例を図2に示す。製造装置40は、ローディング室として、他の室に対して密閉可能になされ、不活性雰囲気としてN2ガスが供給・真空引き可能になされたいわゆるロードロック室構造になされた装置である。製造装置40は、被処理体であるウエハWに所定の処理を施す処理室であるプロセスチューブaと、このプロセスチューブaに対して多数枚、例えば100枚のウエハWを収納した保持体としてのウエハボートfを挿脱する移送機構gを備えたローディング室としてのロードロック室hと、このロードロック室hに対してウエハWを搬出入する搬出入室abと、この搬出入室abに形成されたカセット収容容器用ポートacと、このポートacに載置されたカセット収容容器adを搬出入室ab内に取り込む取り込み手段aeと、取り込んだカセット収容容器adを一時的に保管する容器保管ステージafと、カセット収容容器ad内に収容されたカセットCを取り出すカセット取り出しステージagと、搬出入室ab内にてカセット収容容器adの受け渡しを行う容器移載手段ahと、ロードロック室hと搬出入室abとの間に配置されるウエハボートfを収容する保持体収容室aiとで主要部が構成されている。なお、図2の製造装置40の例における、その他の部位、及び動作については、公知技術(特許文献2参照)であるので詳細な説明は省略する。また、製造装置40を構成するチャンバーとして、特許文献3の図1におけるチャンバーが好適である。また、製造装置40は、図2で示される以外のものであってもよいことは言うまでもない。また、製造装置40は、例えば、被処理基板に対する所定の半導体プロセスに関する情報であるレシピを保持しており、そのレシピを用いてプロセス制御等を実行する。
次に、本実施の形態によるクライアント装置10、サーバ装置20、製造装置40の構成について、図3〜図5のブロック図を用いて説明する。なお、図3〜図5のブロック図では、本実施の形態による群管理システムにおいて特徴的な部分のみを明記しており、その他の部分は省略しているが、クライアント装置10、サーバ装置20、製造装置40は、半導体を有するデバイスの製造に関する処理を実行する構成、例えば、製造装置40における被処理基板を搬送する構成や、製造装置40における製造工程での温度や圧力等をサーバ装置20に送信する構成等を有していてもよい。
図3は、本実施の形態によるクライアント装置10の構成を示すブロック図である。図3において、本実施の形態によるクライアント装置10は、入力受付部11と、変更指示送信部12と、変更情報受信部13と、変更情報出力部14とを備える。
入力受付部11は、入力デバイス(例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなど)から入力された情報を受け付ける。入力受付部11は、例えば、後述する変更指示送信部12が送信する変更指示の内容、その変更指示を送信する旨の命令、変更指示の送信先を特定する情報等を受け付ける。なお、入力受付部11は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更指示送信部12は、変更指示を製造装置40に送信する。この変更指示は、製造装置40が有するレシピの内容を変更する旨の指示である。レシピの内容を変更するとは、レシピにおいて設定されているパラメータ等を変更することである。変更指示送信部12は、変更指示を製造装置40に直接送信してもよく、あるいは、所定のサーバ等を介して送信してもよい。なお、変更指示送信部12は、通信を行うための通信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更指示送信部12と通信回線との間に図示しない通信デバイスが存在することとなる)。また、変更指示送信部12は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは通信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更情報受信部13は、変更情報を受信する。この変更情報はサーバ装置20から送信されたものである。変更情報の詳細については後述する。なお、変更情報受信部13は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更情報受信部13と通信回線との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、変更情報受信部13は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更情報出力部14は、変更情報受信部13が受信した変更情報を出力する。ここで、この出力は、例えば、表示デバイス(例えば、CRTや液晶ディスプレイなど)への表示でもよく、所定の機器への通信回線を介した送信でもよく、プリンタによる印刷でもよく、スピーカによる音声出力でもよく、赤色回転灯を動作させることでもよい。本実施の形態では、表示デバイスへの表示であるとする。なお、変更情報出力部14は、出力を行うデバイス(例えば、表示デバイスやプリンタなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、変更情報出力部14は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは、それらのデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
図4は、本実施の形態によるサーバ装置20の構成を示すブロック図である。図4において、本実施の形態によるサーバ装置20は、変更通知受信部21と、レシピ要求部22と、レシピ受信部23と、レシピ記憶部24と、レシピ蓄積部25と、判断部26と、変更情報構成部27と、送信先情報記憶部28と、送信先情報取得部29と、変更情報送信部30とを備える。
変更通知受信部21は、変更通知を受信する。ここで、変更通知とは、製造装置40の保持しているレシピの内容が変更された旨を通知する情報である。変更通知は、保持しているレシピの内容が変更された製造装置40から送信されるものとする。変更通知によって、どの製造装置40が保持しているレシピの内容が変更されたのかについて、また、どのレシピの内容が変更されたのかについて示されることが好適である。例えば、変更通知の送信元のアドレス等によって内容の変更が行われたレシピを保持している製造装置40が特定されてもよく、あるいは、内容の変更が行われたレシピを保持している製造装置40を識別する装置識別情報が変更通知に含まれていてもよい。また、例えば、内容の変更されたレシピを識別するレシピ識別情報が変更通知に含まれていてもよい。
なお、変更通知受信部21は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更通知受信部21と通信回線との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、変更通知受信部21は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
レシピ要求部22は、変更通知受信部21が変更通知を受信した場合に、その変更通知によって通知されたレシピの内容の変更が行われた製造装置40に、変更後のレシピを送信する旨の要求を送信する。ここで、レシピの内容の変更とは、例えば、レシピにおける製造装置40の設定に関する情報の内容の変更であってもよく、あるいは、レシピの管理に関する情報の内容の変更であってもよい。レシピにおける製造装置40の設定に関する情報は、例えば、製造装置40のプロセスに関する情報であってもよく、製造装置40のレイアウトに関する情報であってもよく、あるいは、その他の製造装置40の設定に関する情報であってもよい。レシピの管理に関する情報は、例えば、レシピの内容の変更の可否に関する情報などである。レシピは、レシピにおける製造装置40の設定に関する情報と、レシピの管理に関する情報との両者を含んでもよく、あるいは、レシピは、レシピにおける製造装置40の設定に関する情報を含み、レシピの管理に関する情報を含まなくてもよい。レシピにおける製造装置40の設定に関する情報と、レシピの管理に関する情報とは、1個のファイルで構成されていてもよく、あるいは、別々のファイルであってもよい。レシピ要求部22は、例えば、変更通知受信部21が受信した変更通知の送信元のアドレスに、レシピを送信する旨の要求を送信する。
なお、レシピ要求部22は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、レシピ要求部22と通信回線との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、レシピ要求部22は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
レシピ受信部23は、レシピ要求部22が送信した要求に応じて製造装置40から送信された変更後のレシピを受信する。すなわち、レシピ受信部23は、製造装置40のレシピの内容が変更された場合に、その変更後のレシピを受信することになる。なお、レシピ受信部23は、レシピ以外の情報を受信してもよい。例えば、レシピ受信部23は、レシピの内容の変更が行われた製造装置40を識別する装置識別情報をレシピと共に受信してもよく、レシピの内容の変更を行ったユーザの氏名やユーザID等をレシピと共に受信してもよい。また、レシピ受信部23は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、レシピ受信部23と通信回線との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、レシピ受信部23は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
レシピ記憶部24では、1以上の製造装置40で用いられているレシピが少なくとも記憶される。レシピ記憶部24では、製造装置40において過去に用いられたレシピが記憶されていてもよく、あるいは、記憶されていなくてもよい。本実施の形態では、前者の場合について説明する。レシピ記憶部24では、記憶されているレシピがどの製造装置40に対応するものであるのかがわかるように、例えば、レシピと、製造装置40を識別する情報である装置識別情報とが対応付けられて記憶されていてもよい。レシピ記憶部24は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。レシピ記憶部24での記憶は、レシピのRAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。
レシピ蓄積部25は、レシピ受信部23が受信したレシピをレシピ記憶部24に蓄積する。
判断部26は、変更情報を送信するかどうか判断する。判断部26は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピについて、所定の条件が満たされる場合に、変更情報を送信すると判断してもよい。その所定の条件は、例えば、レシピ受信部23が受信した最新のレシピについて、変更情報を送信することが設定されていることであってもよく、レシピ受信部23が受信した最新のレシピについて、所定の期間以上変更がなされていないことであってもよい。
変更情報構成部27は、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する。変更情報構成部27は、例えば、レシピの内容が変更された旨を含む変更情報を構成してもよく、レシピ受信部23が受信した最新のレシピ、すなわち変更後のレシピを含む変更情報を構成してもよく、レシピ記憶部24で記憶されている変更前のレシピとレシピ受信部23が受信した変更後のレシピとの差分を求め、その差分を含む変更情報を構成してもよい。変更情報には、内容の変更されたレシピを識別する情報が含まれていることが好適である。また、変更情報には、内容の変更されたレシピを保持している製造装置40を識別する情報が含まれていることがさらに好適である。また、変更情報に、レシピの内容を変更したユーザを特定することができる情報、例えば、ユーザの氏名やユーザID等が含まれていてもよい。また、変更情報に、レシピの内容の変更が行われた日時を示す情報が含まれていてもよい。
送信先情報記憶部28では、変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される。この送信先情報は、レシピごとに設定されていてもよく、レシピが用いられる製造装置40ごとに設定されていてもよく、その両者が組み合わせられてもよく、あるいは、すべてのレシピ、製造装置40について同じに設定されていてもよい。また、送信先情報が示す送信先は、単数であってもよく、複数であってもよい。また、送信先情報が示す送信先は、例えば、IPアドレス、メールアドレス、電話番号等の送信先情報の送信先のアドレス等を示す情報であってもよく、あるいは、装置識別情報等の送信先の装置等を特定する情報であってもよい。後者の場合には、例えば、装置識別情報等とアドレスとを対応付ける情報を用いて、装置識別情報等に対応するアドレスを取得することができるものとする。送信先情報記憶部28での記憶は、送信先情報のRAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。前者の場合には、送信先情報記憶部28は、例えば、サーバ装置20が受信したパケットの送信元のアドレスが一時的に記憶されているメモリ等であってもよい。
なお、送信先情報記憶部28に送信先情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して送信先情報が送信先情報記憶部28で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された送信先情報が送信先情報記憶部28で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された送信先情報が送信先情報記憶部28で記憶されるようになってもよい。
送信先情報取得部29は、送信先情報記憶部28から送信先情報を取得する。なお、例えば、送信先情報がレシピごとに設定されている場合には、送信先情報取得部29は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピに対応する送信先情報を取得する。また、例えば、送信先情報が製造装置40ごとに設定されている場合には、送信先情報取得部29は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピが用いられる製造装置40に対応する送信先情報を取得する。
変更情報送信部30は、送信先情報取得部29が取得した送信先情報の示す送信先に、変更情報構成部27が構成した変更情報を送信する。変更情報送信部30は、判断部26による判断結果に応じて変更情報を送信する。すなわち、判断部26によって変更情報を送信すると判断された場合には変更情報を送信し、判断部26によって変更情報を送信しないと判断された場合には、変更情報を送信しなくてもよい。なお、判断部26による判断結果に応じた変更情報の送信は、結果としてこのようになればよい。したがって、例えば、変更情報送信部30は、変更情報構成部27が変更情報を構成した場合には、変更情報を送信するものであり、判断部26によって変更情報を送信すると判断された場合には、変更情報構成部27が変更情報を構成し、判断部26によって変更情報を送信しないと判断された場合には、変更情報構成部27が変更情報を構成しなくてもよい。また、例えば、変更情報送信部30は、送信先情報取得部29が送信先情報を取得した場合には、変更情報を送信するものであり、判断部26によって変更情報を送信すると判断された場合には、送信先情報取得部29が送信先情報を取得し、判断部26によって変更情報を送信しないと判断された場合には、送信先情報取得部29が送信先情報を取得しなくてもよい。
変更情報送信部30による変更情報の送信は、例えば、電子メールによる送信であってもよく、FTPによる通信であってもよく、その他のIP通信による送信であってもよく、自動FAX送信や、自動音声による電話等であってもよい。また、変更情報送信部30は、変更情報を送信先に直接送信してもよく、あるいは、所定のサーバ等を介して送信してもよい。
なお、変更情報送信部30は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更情報送信部30と通信回線との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、変更情報送信部30は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
また、レシピ記憶部24と、送信先情報記憶部28とは、同一の記録媒体によって実現されてもよく、あるいは、別々の記録媒体によって実現されてもよい。前者の場合には、レシピを記憶している領域がレシピ記憶部24となり、送信先情報を記憶している領域が送信先情報記憶部28となる。
図5は、本実施の形態による製造装置40の構成を示すブロック図である。図5において、本実施の形態による製造装置40は、レシピ記憶部41と、変更指示受付部42と、レシピ変更部43と、変更通知送信部44と、レシピ要求受信部45と、レシピ送信部46と、変更情報受信部47と、変更情報出力部48とを備える。
レシピ記憶部41では、製造装置40で用いられるレシピが記憶される。レシピ記憶部41は、製造装置40で用いられていた過去のレシピを記憶していてもよく、あるいは、記憶していなくてもよい。レシピ記憶部41は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。レシピ記憶部41での記憶は、レシピのRAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。
変更指示受付部42は、変更指示を受け付ける。この変更指示は、レシピ記憶部41で記憶されているレシピの内容を変更する旨の指示である。ここで、この受け付けは、例えば、入力デバイス(例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなど)から入力された変更指示の受け付けでもよく、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された変更指示の受信でもよく、所定の記録媒体(例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)から読み出された変更指示の受け付けでもよい。送信された変更指示を受信する場合には、その変更指示は、例えば、クライアント装置10から送信されたものであってもよく、他の装置から送信されたものであってもよい。本実施の形態では、変更指示は、クライアント装置10から送信されるものとする。なお、変更指示受付部42は、受け付けを行うためのデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、変更指示受付部42は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
レシピ変更部43は、変更指示受付部42が受け付けた変更指示に応じて、レシピ記憶部41で記憶されているレシピの内容を変更する。
変更通知送信部44は、レシピ変更部43がレシピ記憶部41で記憶されているレシピの内容を変更した場合に、レシピの内容が変更された旨を通知する情報である変更通知をサーバ装置20に送信する。この変更通知には、例えば、変更通知を送信する製造装置40を識別する装置識別情報が含まれていてもよく、内容が変更されたレシピを識別するレシピ識別情報が含まれていてもよい。
なお、変更通知送信部44は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更通知送信部44と通信回線との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、変更通知送信部44は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
レシピ要求受信部45は、サーバ装置20から送信された変更後のレシピを送信する旨の要求を受信する。なお、レシピ要求受信部45は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、レシピ要求受信部45と通信回線との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、レシピ要求受信部45は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
レシピ送信部46は、レシピ要求受信部45がレシピを送信する旨の要求を受信した場合に、レシピ記憶部41で記憶されている変更後のレシピを読み出し、そのレシピをサーバ装置20に送信する。なお、レシピ送信部46は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、レシピ送信部46と通信回線との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、レシピ送信部46は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更情報受信部47は、サーバ装置20から送信された変更情報を受信する。変更情報については、前述の通りである。なお、変更情報受信部47は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更情報受信部47と通信回線との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、変更情報受信部47は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更情報出力部48は、変更情報受信部47が受信した変更情報を出力する。ここで、この出力は、例えば、表示デバイス(例えば、CRTや液晶ディスプレイなど)への表示でもよく、所定の機器への通信回線を介した送信でもよく、プリンタによる印刷でもよく、スピーカによる音声出力でもよく、赤色回転灯を動作させることでもよい。本実施の形態では、表示デバイスへの表示と、赤色回転灯の動作とであるとする。なお、変更情報出力部48は、出力を行うデバイス(例えば、表示デバイスやプリンタなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、変更情報出力部48は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは、それらのデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
次に、本実施の形態によるクライアント装置10の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)入力受付部11は、変更指示の入力を受け付けたかどうか判断する。そして、その入力を受け付けた場合には、ステップS102に進み、そうでない場合には、ステップS103に進む。
(ステップS102)変更指示送信部12は、変更指示を製造装置40に送信する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS103)変更情報受信部13は、変更情報を受信したかどうか判断する。そして、変更情報を受信した場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS104)変更情報出力部14は、変更情報受信部13が受信した変更情報を出力する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態によるサーバ装置20の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)変更通知受信部21は、変更通知を受信したかどうか判断する。そして、変更通知を受信した場合には、ステップS202に進み、そうでない場合には、変更通知を受信するまで、ステップS201の処理を繰り返す。
(ステップS202)レシピ要求部22は、変更通知を送信した製造装置40に、変更後のレシピを送信する旨の要求を送信する。例えば、レシピ要求部22は、その要求を、変更通知の送信元に送信することにより、変更通知を送信した製造装置40に送信することができる。
(ステップS203)レシピ受信部23は、製造装置40から送信された変更後のレシピを受信したかどうか判断する。そして、受信した場合には、ステップS204に進み、そうでない場合には、受信するまでステップS203の処理を繰り返す。なお、変更後のレシピを送信する旨の要求が送信されてから一定の時間が経過しても、レシピを受信しない場合には、タイムアウトであるとして、ステップS201に戻ってもよい。
(ステップS204)レシピ蓄積部25は、レシピ受信部23が受信したレシピをレシピ記憶部24に蓄積する。
(ステップS205)判断部26は、ステップS203においてレシピ受信部23が受信した変更後のレシピについて、変更情報を送信するかどうか判断する。そして、変更情報を送信すると判断した場合には、ステップS206に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
(ステップS206)変更情報構成部27は、ステップS203においてレシピ受信部23が受信した変更後のレシピについて、変更情報を構成する。
(ステップS207)送信先情報取得部29は、送信先情報記憶部28から送信先情報を取得する。
(ステップS208)変更情報送信部30は、変更情報構成部27が構成した変更情報を、送信先情報取得部29が取得した送信先情報の示す送信先に送信する。そして、ステップS201に戻る。なお、送信先情報取得部29が2以上の送信先情報を取得した場合には、変更情報送信部30は、各送信先情報の示すそれぞれの送信先に変更情報を送信してもよい。
なお、図7のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による製造装置40の動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)変更指示受付部42は、変更指示を受け付けたかどうか判断する。そして、変更指示を受け付けた場合には、ステップS302に進み、そうでない場合には、ステップS304に進む。
(ステップS302)レシピ変更部43は、変更指示受付部42が受け付けた変更指示に応じて、レシピ記憶部41で記憶されているレシピの内容を変更する。
(ステップS303)変更通知送信部44は、レシピの内容が変更された旨を通知する情報である変更通知をサーバ装置20に送信する。そして、ステップS301に戻る。
(ステップS304)レシピ要求受信部45は、変更後のレシピを送信する旨の要求を受信したかどうか判断する。そして、受信した場合には、ステップS305に進み、そうでない場合には、ステップS306に進む。
(ステップS305)レシピ送信部46は、レシピ記憶部41から変更後のレシピを読み出し、そのレシピをサーバ装置20に送信する。そして、ステップS301に戻る。
(ステップS306)変更情報受信部47は、変更情報を受信したかどうか判断する。そして、変更情報を受信した場合には、ステップS307に進み、そうでない場合には、ステップS301に戻る。
(ステップS307)変更情報出力部48は、変更情報受信部47が受信した変更情報を出力する。そして、ステップS301に戻る。
なお、図8のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。また、変更指示に応じてレシピの内容を変更する際に、その変更指示を入力したユーザや、変更指示を送信したユーザの権限に応じて、その変更指示に応じたレシピの内容の変更を行うことができるかどうかについて判断し、レシピの内容の変更を行うことができると判断された場合に、レシピの内容の変更を行うようにしてもよい。
次に、本実施の形態による群管理システムの動作について、具体例を用いて説明する。
この具体例では、各製造装置40が、装置識別情報によって識別されているものとする。そして、装置識別情報「D001」で識別される製造装置40のレシピ記憶部41において、図9で示されるレシピが最新のレシピとして記憶されているものとする。図9で示されるレシピは、レシピ識別情報「R001」で識別されるものであり、レシピのバージョンを示すレシピバージョンが「111」である。このレシピバージョンは、新しいものほど、値が大きくなるものとする。なお、レシピ識別情報「R001」で識別されるレシピのことをレシピR001と呼ぶこともある。他のレシピについても同様であるとする。
また、図9で示されるレシピは、ヘッダとボディとを有する。ヘッダには、レシピの管理に関する情報が含まれている。具体的には、ヘッダは、レシピの書き換えが可能であるかどうかを示す情報と、レシピを書き換えることができるレベルに関する情報とを含む。このヘッダによって、書き換え可能レベルが3以上のユーザが、変更指示を入力したり、変更指示を送信したりした場合に、レシピ変更部43は、その変更指示に応じたレシピの内容の変更を行うことが示されている。
ボディには、製造装置40の設定に関する情報が含まれる。この情報は、例えば、製造装置40のプロセスに関する情報であってもよく、製造装置40のレイアウトに関する情報であってもよく、あるいは、その他の製造装置40の設定に関する情報であってもよい。この具体例では、図9で示されるように、レシピのボディにプロセスに関する情報が含まれているものとする。
まず、クライアント装置10のユーザであって、3以上の書き換え可能レベルが設定されているユーザが、クライアント装置10に接続されている入力デバイスを操作し、装置識別情報「D001」で識別される製造装置40のレシピR001のステップ2の処理時間を「T20」に変更し、ステップ3のプロセスガスを「C」に変更する旨の変更指示を入力したとする。すると、その変更指示は入力受付部11で受け付けられ(ステップS101)、変更指示送信部12に渡される。変更指示送信部12は、入力受付部11から受け取った変更指示と、クライアント装置10において保持されている、その操作を行っているユーザの書き換え可能レベルとを装置識別情報「D001」で識別される製造装置40に送信する(ステップS102)。
その変更指示等は、通信回線を介して送信され、装置識別情報「D001」で識別される製造装置40の変更指示受付部42で受信される(ステップS301)。すると、レシピ変更部43は、レシピ記憶部41を参照し、変更指示で変更の対象となっているレシピR001が書き換え可能であり、書き換え可能レベルが3であることを取得する。そして、変更指示受付部42が、3以上のレベルの書き換え可能レベルを受信しているため、レシピ変更部43は、変更指示に応じてレシピR001を書き換え可能であると判断し、レシピR001を変更指示に応じて書き換え、レシピバージョンを1だけインクリメントする(ステップS302)。その結果、レシピ記憶部41で記憶されているレシピは、図10で示されるようになる。
その後、変更通知送信部44は、レシピ変更部43が内容を変更したレシピのレシピ識別情報「R001」と、製造装置40の装置識別情報「D001」と、レシピが変更された旨とを含む変更通知を構成し、その変更通知をサーバ装置20に送信する(ステップS303)。変更通知送信部44は、変更通知を送信する時点において、サーバ装置20のアドレスを知っているものとする。
その変更通知は、通信回線を介して送信され、サーバ装置20の変更通知受信部21で受信される(ステップS201)。すると、レシピ要求部22は、変更後のレシピを送信する旨の要求を製造装置40に送信する(ステップS202)。その要求の送信先は、変更通知受信部21が受信した変更通知の送信元のアドレスである。
その要求は、通信回線を介して送信され、装置識別情報「D001」で識別される製造装置40のレシピ要求受信部45で受信される(ステップS304)。すると、レシピ送信部46は、レシピ記憶部41で記憶されている変更後のレシピ、すなわち、図10で示されるレシピを読み出して、サーバ装置20に送信する(ステップS305)。なお、このレシピと共に、製造装置40の装置識別情報「D001」も送信されるものとする。
そのレシピ等は、通信回線を介して送信され、サーバ装置20のレシピ受信部23で受信される(ステップS203)。そして、レシピ蓄積部25は、そのレシピを装置識別情報「D001」に対応付けてレシピ記憶部41に蓄積する(ステップS204)。図11は、そのようにして蓄積された装置識別情報「D001」で識別される製造装置40のレシピを示す図である。
また、レシピ記憶部24では、レシピのみでなく、レシピ管理情報も記憶されているものとする。レシピ管理情報は、製造装置40と、レシピと、レシピバージョンと、レシピが変更された日時とを対応付ける情報であるとする。図12は、レシピ記憶部24で記憶されているレシピ管理情報の一例を示す図である。図12の1番目のレコードで示されるように、レシピ蓄積部25は、レシピ受信部23が受信した装置識別情報「D001」と、レシピ受信部23が受信したレシピのレシピ識別情報「R001」と、レシピバージョン「112」と、レシピの内容の変更が行われた日時「2006年9月15日午前11時0分」とを蓄積する。なお、レシピの内容の変更が行われた日時は、レシピ受信部23が変更後のレシピを受信した日時であってもよく、製造装置40においてレシピが変更された日時が製造装置40から送信された場合には、その日時であってもよく、あるいは、レシピの内容の変更に関するその他の日時であってもよい。
判断部26は、所定のレシピの内容の変更がなされた場合に、変更情報を送信すると判断するものとする。図13は、判断部26が図示しない記録媒体において保持している変更情報を送信するレシピ識別情報であるとする。この具体例では、レシピR001が変更されたため、判断部26は、図13で示される情報を参照し、変更情報を送信すると判断する(ステップS205)。そして、判断部26は、そのレシピ識別情報「R001」を送信先情報取得部29に渡し、レシピ記憶部24からレシピR001の最新のバージョンを読み出して、そのレシピR001と、レシピの内容の変更の行われた製造装置40の装置識別情報「D001」と、そのレシピのレシピ識別情報「R001」とを変更情報構成部27に渡す。
変更情報構成部27は、装置識別情報等を用いて図14で示されるテキスト情報を作成する。このテキスト情報は、変更情報構成部27が図示しない記録媒体において保持しているテンプレート等を用いて作成されてもよい。また、変更情報構成部27は、そのテキスト情報と、レシピR001とを含む変更情報を構成し(ステップS206)、その構成した変更情報を変更情報送信部30に渡す。
一方、送信先情報記憶部28では、図15で示されるように、レシピ識別情報と、送信先情報とが対応付けられて保持されている。そして、送信先情報取得部29は、判断部26から受け取ったレシピ識別情報「R001」に対応付けられている送信先情報「user001@tel...com」、「C001」、「レシピのある製造装置」を取得する(ステップS207)。なお、送信先情報「レシピのある製造装置」を取得したため、送信先情報取得部29は、判断部26に問い合わせて、レシピの内容が変更された製造装置40の装置識別情報「D001」を送信先情報として取得する。そして、送信先情報取得部29は、送信先情報「user001@tel...com」、「C001」、「D001」を変更情報送信部30に渡す。
変更情報送信部30は、送信先情報「user001@tel...com」、「C001」、「D001」を受け取ると、その1個目の送信先情報について、図16で示される電子メールを構成して送信する。この電子メールにおいて、送信先のアドレスは、送信先情報の示す電子メールアドレスである。また、送信元のアドレスは、あらかじめ変更情報送信部30において設定されているものとする。また、電子メールの件名は、変更情報構成部27が構成した変更情報に含まれるテキスト情報の1行目の文を使用するように、あらかじめ設定されているものとする。
また、変更情報送信部30は、図示しない記録媒体において図17で示される装置識別情報とアドレスとを対応付ける情報を保持しており、その情報を用いて、送信先情報「C001」、「D001」に対応するアドレスを取得する。そして、その各アドレスを送信先として、図14のテキスト情報と、レシピR001とを含む変更情報を送信する。このようにして、変更情報送信部30による変更情報の送信が行われる(ステップS208)。
なお、電子メールを受信する処理は、すでに知られているため、図16で示される電子メールを、電子メールアドレス「user001@tel...com」に対応するユーザが情報端末等により受信する処理の説明を省略する。なお、そのユーザは、図16で示される電子メールを見ることにより、レシピの内容が変更されたことを知ることができる。そして、そのレシピの内容の変更が適切でなければ、そのユーザは、例えば、クライアント装置10等から変更指示を製造装置40に送信することにより、変更内容を元に戻すこともできうる。
図1の群管理システムにおけるクライアント装置10の装置識別情報が「C001」であったとする。すると、サーバ装置20から送信された変更情報は、クライアント装置10の変更情報受信部13で受信される(ステップS103)。そして、そのクライアント装置10に接続されているディスプレイに、図18で示されるレシピの内容の変更を通知する旨の情報が表示される(ステップS104)。この表示において、ユーザが、マウスを操作することにより、レシピR001のアイコンをクリックすると、レシピR001のレシピバージョン112の内容がディスプレイに表示されるものとする。この表示をクライアント装置10のユーザが見ることにより、レシピの内容の変更に関するユーザへの注意喚起が行われることになる。もしも、そのレシピの内容の変更が適切でなければ、ユーザは、クライアント装置10から再度、変更指示を製造装置40に送信することにより、変更内容を元に戻すこともできうる。
サーバ装置20から装置識別情報「D001」で識別される製造装置40に送信された変更情報は、製造装置40の変更情報受信部47で受信される(ステップS306)。そして、ディスプレイに図18と同様の表示がなされると共に、赤色回転灯が作動することにより、レシピの内容の変更に関する製造装置40のユーザへの注意喚起が行われることになる(ステップS307)。もしも、そのレシピの内容の変更が適切でなければ、ユーザは、製造装置40に接続されている入力デバイス等を操作することにより、変更内容を元に戻すこともできうる。
なお、この具体例では、送信先情報記憶部28においてレシピ識別情報ごとに送信先情報が設定されている場合について説明したが、送信先情報記憶部28で記憶されている送信先情報はこれに限定されるものではない。送信先情報記憶部28において、例えば、図19で示されるように、製造装置40の装置識別情報ごとに送信先情報が設定されていてもよく、図20で示されるように、レシピ識別情報及び装置識別情報ごとに、送信先情報が設定されていてもよく、あるいは、レシピ識別情報や、装置識別情報に対応付けられることなく送信先情報が設定されていてもよい。なお、送信先情報が装置識別情報ごとに設定されている場合には、例えば、変更後のレシピと一緒に送信された、レシピの内容の変更された製造装置40を識別する装置識別情報を用いて、送信先情報取得部29が送信先情報を取得してもよい。
また、この具体例では、送信先情報が電子メールアドレスや、装置識別情報である場合について説明したが、送信先情報は、IPアドレスや、電話番号、IEEE1394のアドレス等であってもよい。また、送信先情報は、「すべての装置」であってもよい。その場合には、変更情報送信部30は、ブロードキャストにより、通信回線に接続されているすべての装置に変更情報を送信してもよい。
また、この具体例では、変更情報に変更後のレシピが含まれる場合について説明したが、変更情報には、変更後のレシピと変更前のレシピとの差分が含まれてもよく、あるいは、レシピが変更された旨のみが含まれてもよい。レシピの差分を含む変更情報が電子メールで送信される場合には、例えば、図21で示される電子メールが送信されてもよい。
また、この具体例では、図13で示されるように、変更情報を送信するレシピがあらかじめ設定されており、その設定に応じて判断部26が変更情報を送信するかどうかの判断を行う場合について説明したが、判断部26は、これ以外の判断を行ってもよい。例えば、レシピの内容の変更前に所定の期間(例えば、3か月など)以上変更がなされていない場合には、判断部26が変更情報を送信すると判断し、それ以外の場合には、判断部26は、変更情報を送信しないと判断してもよい。例えば、所定の期間が3か月である設定において、レシピR001が変更された場合には、判断部26は、例えば、図12で示されるレシピ管理情報を参照し、レシピR001の変更間隔が3か月以上であるため、変更情報を送信すると判断してもよい。なお、レシピ管理情報において、例えば、レシピが変更なしに使用されている期間を示す連続使用期間が保持されている場合には、判断部26は、その連続使用期間が所定の期間以上であるかどうかの判断することによって、レシピの内容の変更前に所定の期間以上変更がなされていないかどうかを判断してもよい。このようにすることで、安定して長期間用いられているレシピが変更された場合に、変更情報を送信することによってその旨の注意を喚起することができる。一方、試行錯誤によって最適なレシピを見つけようとしている場合に、頻繁にレシピが変更されたとしても変更情報を送信しないことによって、必要性の低い変更情報が送信されることを防止することができると共に、必要性の高い変更情報が必要性の低い変更情報に埋もれてしまう事態を回避することができる。なお、この場合には、変更情報に、レシピが変更なしに連続して使用されていた期間を示す情報を含ませるようにしてもよい。そのようにすることで、変更情報を見たユーザは、どれぐらいの期間、安定してレシピが用いられているかをすぐに知ることができ、レシピの内容の変更が妥当であるかどうかの判断をより容易にすることができうる。
また、判断部26は、例えば、所定のフォルダに格納されているレシピの内容の変更が行われた場合には、変更情報を送信すると判断し、それ以外のレシピの内容の変更が行われた場合には、変更情報を送信しないと判断してもよい。また、判断部26は、例えば、所定の製造装置40においてレシピの内容の変更が行われた場合には、変更情報を送信すると判断し、それ以外の製造装置40においてレシピの内容の変更が行われた場合には、変更情報を送信しないと判断してもよい。
所定の条件が満たされるかどうかに応じて、変更情報を送信するかどうかを判断部26が判断する場合に、その所定の条件は、判断部26がアクセス可能な記録媒体において保持されていてもよい。その記録媒体は、例えば、判断部26が有してもよい。
以上のように、本実施の形態による群管理システムによれば、製造装置40が保持しているレシピの内容が変更された場合に、その変更に関する変更情報を送信することができる。そして、その変更情報により、ユーザは、レシピの内容が変更されたことを知ることができ、その変更の妥当性を判断することができる。その判断の結果、その変更が妥当でない場合には、レシピの内容を元に戻したり、あるいは、別の内容に変更したりすることができうる。このようにして、不用意なレシピの内容の変更を防止することができ、不用意なレシピの内容の変更に起因するロットアウト等の発生を回避することができうる。
また、判断部26の判断結果に応じて変更情報を送信することにより、変更情報を送信する必要性のない場合、あるいは必要性の低い場合に変更情報を送信する事態を回避することができる。
また、変更情報に変更後のレシピやレシピの差分が含まれている場合には、ユーザは、その変更情報によってレシピの変更の内容を知ることができ、サーバ装置20や、製造装置40にアクセスすることによってレシピの変更の内容を取得する作業を行わなくてもよくなり、ユーザの利便性が向上されている。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による群管理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による群管理システムは、サーバ装置において、レシピ受信部が受信した最新のレシピと、その直前のレシピとの異同に関する情報である異同情報を取得し、その異同情報によって、両レシピに差異のあることが示される場合に変更情報を送信するものである。
図22は、本実施の形態による群管理システムの構成を示すブロック図である。図22において、本実施の形態による群管理システムは、クライアント装置10と、サーバ装置50と、N個の製造装置40とを備える。ここで、Nは、1以上の整数である。サーバ装置50以外の構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図23は、本実施の形態によるサーバ装置50の構成を示すブロック図である。図23において、本実施の形態によるサーバ装置50は、変更通知受信部21と、レシピ要求部22と、レシピ受信部23と、レシピ記憶部24と、レシピ蓄積部25と、判断部26と、変更情報構成部27と、送信先情報記憶部28と、送信先情報取得部29と、変更情報送信部30と、異同情報取得部51とを備える。なお、異同情報取得部51以外の構成及び動作は、変更情報送信部30が、異同情報取得部51が取得した異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のあることが示される場合に変更情報を送信し、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合に変更情報を送信しない以外は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
ここで、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合には、結果として、変更情報送信部30が変更情報を送信しなければよい。例えば、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合に、変更情報構成部27が変更情報を構成しないことや、送信先情報取得部29が送信先情報を取得しないことによって、変更情報送信部30が変更情報を送信しなくてもよく、または、変更情報構成部27が変更情報を構成し、送信先情報取得部29が送信先情報を取得しているにもかかわらず、その変更情報を変更情報送信部30が送信しなくてもよい。本実施の形態では、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合には、判断部26による判断を行わないことによって、変更情報の構成や、送信先情報の取得が行われず、変更情報が送信されない場合について説明する。また、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のあることが示される場合であっても、他の理由によって変更情報が送信されない場合もありうる。例えば、実施の形態1で説明した判断部26による判断により、変更情報を送信しないと判断された場合には、変更情報は送信されないことになる。
また、本実施の形態では、レシピ受信部23が受信するレシピは、レシピの内容が変更された製造装置40のレシピであってもよく、レシピの内容が変更されていない製造装置40のレシピであってもよい。
異同情報取得部51は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピと、その最新のレシピが用いられる製造装置40のレシピであり、レシピ記憶部24で記憶されているレシピを比較し、両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する。ここで、比較の対象となるレシピ記憶部24で記憶されているレシピは、レシピ受信部23が受信した最新のレシピに最も近い時期のレシピである。したがって、異同情報取得部51は、最新のレシピと、その最新のレシピの直前のレシピとを比較することになる。また、異同情報は、例えば、両レシピの異同を示す情報を含んでもよく、両レシピに差異が存在する場合に、その差分を示す情報を含んでもよい。
また、異同情報取得部51は、両レシピの製造装置40の設定に関する情報を比較し、その製造装置40の設定に関する情報の異同に関する異同情報を取得してもよい。製造装置40の設定に関する情報とは、例えば、実施の形態1で説明したレシピのボディであってもよい。レシピのボディには、一般的に、ステップが含まれているため、製造装置40の設定に関する情報は、レシピに含まれるステップであり、異同情報取得部51は、両レシピに含まれるステップごとに比較し、ステップごとの異同を示す異同情報を取得してもよい。
また、異同情報取得部51は、両レシピの管理に関する情報を比較し、そのレシピの管理に関する情報の異同に関する異同情報を取得してもよい。管理に関する情報とは、例えば、実施の形態1で説明したレシピのヘッダであってもよい。
異同情報取得部51が取得する異同情報が両レシピの異同を示す情報の場合には、その異同情報は、例えば、両レシピの異同を示すフラグを有する情報であってもよく、異同情報が両レシピの差分を示す情報の場合には、その異同情報は、例えば、図21で示される変更情報における最後の2行のような情報であってもよい。2個の情報の差分を作成する方法は、すでに知られており、その説明を省略する。
また、変更情報構成部27は、異同情報取得部51が取得した異同情報を含む変更情報を構成してもよい。
図24は、本実施の形態によるサーバ装置50の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS401,S402以外の処理は、実施の形態1における図7のフローチャートの各処理と同様であり、その説明を省略する。
(ステップS401)異同情報取得部51は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピ、すなわち、レシピ記憶部24で記憶されている最新のレシピと、その最新のレシピが用いられる製造装置40のレシピであり、レシピ記憶部24で記憶されている直前のレシピを比較する。そして、異同情報取得部51は、その両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する。
(ステップS402)判断部26は、異同情報によって、両レシピに差異の存在することが示されているかどうか判断する。そして、差異の存在することが示されている場合には、ステップS205に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
なお、本実施の形態では、異同情報によって、両レシピに差異の存在することが示されているかどうかの判断を判断部26が行う場合について説明したが、前述のように、差異の存在しない場合に、結果として変更情報が送信されないのであれば、他の構成要素が判断してもよい。例えば、変更情報送信部30がその判断を行ってもよい。
また、本実施の形態による群管理システムの具体的な動作等は、レシピについての異同情報を取得し、その異同情報の内容に応じて変更情報を送信する以外、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態による群管理システムでは、実施の形態1と同様の効果に加え、取得した異同情報によって、両レシピに差異のないことが示される場合には、変更情報を送信しないため、レシピの内容が変更された場合にのみ、変更情報を送信するようにすることができる。その結果、無意味な変更情報の送信を回避することができる。
なお、本実施の形態では、サーバ装置50が、変更通知の受信に応じてレシピの送信を要求し、その要求に応じて受信したレシピについて異同情報を取得する場合について説明した。したがって、例えば、レシピの一部の値を変更し、その後に、その変更した値を元の値に戻すといったレシピの内容の変更が行われない限り、最新のレシピと、その直前のレシピとの内容は異なることになると考えられる。しかしながら、サーバ装置50が、変更通知に関係なく、例えば、定期的に製造装置40のレシピを受信する場合には、本実施の形態で説明したように、異同情報を取得し、その異同情報の内容に応じて変更情報を送信することは非常に有効である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による群管理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による群管理システムは、サーバ装置において、レシピ受信部が受信した最新のレシピと、マスタレシピとの異同に関する情報である異同情報を取得し、その異同情報によって、両レシピに差異のあることが示される場合に変更情報を送信するものである。本実施の形態によるサーバ装置は、比較の対象となるレシピがマスタレシピとなった以外は、実施の形態2とほぼ同様の構成及び動作となる。
図25は、本実施の形態による群管理システムの構成を示すブロック図である。図25において、本実施の形態による群管理システムは、クライアント装置10と、サーバ装置60と、N個の製造装置40とを備える。ここで、Nは、1以上の整数である。サーバ装置60以外の構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図26は、本実施の形態によるサーバ装置60の構成を示すブロック図である。図26において、本実施の形態によるサーバ装置60は、変更通知受信部21と、レシピ要求部22と、レシピ受信部23と、レシピ記憶部24と、レシピ蓄積部25と、判断部26と、変更情報構成部27と、送信先情報記憶部28と、送信先情報取得部29と、変更情報送信部30と、マスタレシピ記憶部61と、異同情報取得部62とを備える。なお、マスタレシピ記憶部61、及び異同情報取得部62以外の構成及び動作は、変更情報送信部30が、異同情報取得部51が取得した異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のあることが示される場合に変更情報を送信し、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合に変更情報を送信しない以外は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
ここで、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合には、結果として、変更情報送信部30が変更情報を送信しなければよい。例えば、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合に、変更情報構成部27が変更情報を構成しないことや、送信先情報取得部29が送信先情報を取得しないことによって、変更情報送信部30が変更情報を送信しなくてもよく、または、変更情報構成部27が変更情報を構成し、送信先情報取得部29が送信先情報を取得しているにもかかわらず、その変更情報を変更情報送信部30が送信しなくてもよい。本実施の形態では、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のないことが示される場合には、判断部26による判断を行わないことによって、変更情報の構成や、送信先情報の取得が行われず、変更情報が送信されない場合について説明する。また、異同情報によって、比較対象となる2個のレシピに差異のあることが示される場合であっても、他の理由によって変更情報が送信されない場合もありうる。例えば、実施の形態1で説明した判断部26による判断により、変更情報を送信しないと判断された場合には、変更情報は送信されないことになる。
また、本実施の形態では、レシピ受信部23が受信するレシピは、レシピの内容が変更された製造装置40のレシピであってもよく、レシピの内容が変更されていない製造装置40のレシピであってもよい。
マスタレシピ記憶部61では、マスタレシピが記憶される。ここで、マスタレシピとは、基準となるレシピである。例えば、2以上の製造装置40において同じレシピが用いられる場合に、その基準となるレシピがマスタレシピとしてマスタレシピ記憶部61で記憶されてもよい。マスタレシピ記憶部61では、一のマスタレシピが記憶されてもよく、または、製造装置40ごとに、もしくは、製造装置40のグループごとに、2以上のマスタレシピが記憶されてもよい。マスタレシピ記憶部61は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。マスタレシピ記憶部61にマスタレシピが記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してマスタレシピがマスタレシピ記憶部61で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたマスタレシピがマスタレシピ記憶部61で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたマスタレシピがマスタレシピ記憶部61で記憶されるようになってもよい。また、図示しない手段によって、マスタレシピ記憶部61で記憶されているマスタレシピが変更されるようにしてもよい。
なお、レシピ記憶部24と、送信先情報記憶部28と、マスタレシピ記憶部61との任意の2以上の記憶部は、同一の記録媒体によって実現されてもよく、あるいは、別々の記録媒体によって実現されてもよい。
異同情報取得部62は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピと、マスタレシピ記憶部61で記憶されているマスタレシピとを比較し、両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する。ここで、比較の対象となるマスタレシピは、レシピ受信部23が受信した最新のレシピの用いられる製造装置40に対応するマスタレシピである。また、異同情報は、例えば、両レシピの異同を示す情報を含んでもよく、両レシピに差異が存在する場合に、その差分を示す情報を含んでもよい。
また、異同情報取得部62は、両レシピの製造装置40の設定に関する情報を比較し、その製造装置40の設定に関する情報の異同に関する異同情報を取得してもよい。製造装置40の設定に関する情報とは、例えば、実施の形態1で説明したレシピのボディであってもよい。レシピのボディには、一般的に、ステップが含まれているため、製造装置40の設定に関する情報は、レシピに含まれるステップであり、異同情報取得部62は、両レシピに含まれるステップごとに比較し、ステップごとの異同を示す異同情報を取得してもよい。
また、異同情報取得部62は、両レシピの管理に関する情報を比較し、そのレシピの管理に関する情報の異同に関する異同情報を取得してもよい。管理に関する情報とは、例えば、実施の形態1で説明したレシピのヘッダであってもよい。
また、変更情報構成部27は、異同情報取得部62が取得した異同情報を含む変更情報を構成してもよい。
図27は、本実施の形態によるサーバ装置60の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS501,S502以外の処理は、実施の形態1における図7のフローチャートの各処理と同様であり、その説明を省略する。
(ステップS501)異同情報取得部62は、レシピ受信部23が受信した最新のレシピ、すなわち、レシピ記憶部24で記憶されている最新のレシピと、マスタレシピ記憶部61で記憶されているマスタレシピとを比較する。そして、異同情報取得部62は、その両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する。
(ステップS502)判断部26は、異同情報によって、両レシピに差異の存在することが示されているかどうか判断する。そして、差異の存在することが示されている場合には、ステップS205に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
なお、本実施の形態では、異同情報によって、両レシピに差異の存在することが示されているかどうかの判断を判断部26が行う場合について説明したが、前述のように、差異の存在しない場合に、結果として変更情報が送信されないのであれば、他の構成要素が判断してもよい。例えば、変更情報送信部30がその判断を行ってもよい。
また、本実施の形態による群管理システムの具体的な動作等は、レシピについての異同情報を取得し、その異同情報の内容に応じて変更情報を送信する以外、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。なお、本実施の形態のように、複数の製造装置40で同一のマスタレシピを持つことができることによって、群管理システムとして、製造装置40間のレシピの差をチェックすることができる。
以上のように、本実施の形態による群管理システムでは、実施の形態1と同様の効果に加え、取得した異同情報によって、両レシピに差異のないことが示される場合には、変更情報を送信しないため、製造装置40で用いられているレシピがマスタレシピと異なるようになった場合にのみ、変更情報を送信するようにすることができる。その結果、無意味な変更情報の送信を回避することができる。
なお、本実施の形態では、サーバ装置50が、変更通知の受信に応じてレシピの送信を要求し、その要求に応じて受信したレシピについて異同情報を取得する場合について説明した。しかしながら、サーバ装置50が、変更通知に関係なく、例えば、定期的に製造装置40のレシピを受信するようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態による群管理システムにおけるサーバ装置20、50、60は、図4等の構成で示されるように、レシピの管理をするだけのものであってもよい。したがって、群管理システムにおけるその他の処理、例えば、クライアント装置10等の要求に応じて処理を実行し、その処理結果をクライアント装置10に送信する処理や、1以上の製造装置40から送信された各種の測定情報を蓄積する処理等を行うサーバ装置が、サーバ装置20、50、60以外に設けられていてもよい。
また、上記各実施の形態による群管理システムを構成するクライアント装置10、サーバ装置20、50,60、製造装置40が本実施の形態で説明した以外の構成要素を有していてもよいことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、製造装置40が保持しているレシピが変更された場合に、その旨を示す変更通知がサーバ装置20、50、60に送信され、その変更通知の受信に応じてサーバ装置20、50、60は製造装置40に変更後のレシピを送信する旨の要求を行い、その要求に応じて変更後のレシピが製造装置40からサーバ装置20、50、60に送信される場合について説明したが、サーバ装置20、50、60が変更後のレシピを受信する方法は、これに限定されるものではない。例えば、製造装置40が保持しているレシピが変更された場合に、変更後のレシピがサーバ装置20、50、60に送信されてもよく、レシピの内容の変更の有無にかかわらず定期的に製造装置40からサーバ装置20、50、60にレシピが送信されてもよく、レシピの内容の変更の有無にかかわらず定期的にサーバ装置20、50、60から製造装置40に対してレシピを送信する旨の要求を行うようにしてもよい。レシピの内容の変更の有無にかかわらず製造装置40からサーバ装置20、50、60にレシピが送信される場合には、レシピ蓄積部25は、レシピの内容の変更が行われている場合にのみ、その変更後のレシピをレシピ記憶部24に蓄積するようにしてもよい。また、上記実施の形態2,3のように、異同情報を取得して、レシピの内容の変更が行われたかどうかを判断してもよい。レシピの内容の変更の有無にかかわらず製造装置40からサーバ装置20、50、60にレシピが送信される場合であっても、製造装置40が保持しているレシピが変更された際には、変更後のレシピが送信されることとなるため、レシピ受信部23は、製造装置40のレシピの内容が変更された場合に、変更後のレシピを受信することになる。また、サーバ装置20、50、60から変更後のレシピを送信する旨の要求を送信しなくてよい場合には、サーバ装置20、50、60は、変更通知受信部21、及びレシピ要求部22を備えなくてもよい。
また、上記各実施の形態では、サーバ装置20、50、60が判断部26を備え、判断部26の判断結果に応じて変更情報送信部30が変更情報を送信する場合について説明したが、サーバ装置20、50、60は、判断部26を備えなくてもよい。その場合には、レシピの内容の変更が行われた場合には、変更情報が送信されることになる。なお、レシピ受信部23が変更後のレシピのみを受信する場合には、変更後のレシピが受信された場合に、変更情報が送信されることになる。一方、変更の有無にかかわらずレシピ受信部23がレシピを受信する場合には、実施の形態2のように受信されたレシピが変更後のものであるかどうかを判断してもよく、実施の形態3のように受信されたレシピがマスタレシピと同じかどうかを判断してもよい。その判断は、例えば、レシピ記憶部24で記憶されているレシピと、レシピ受信部23が受信したレシピとを比較することによって行うことができる。実施の形態2,3では、異同情報を用いて、その判断を行うことができる。その判断は、例えば、変更情報構成部27、送信先情報取得部29、もしくは変更情報送信部30が行ってもよく、または、その他の構成要素が行ってもよい。そして、受信されたレシピが変更後のものである場合や、マスタレシピと異なるものである場合に、変更情報が送信されることになる。
また、一のレシピが変更された場合に、2以上の送信先が送信先情報によって設定されている場合には、その送信先ごとに異なる変更情報を送信するようにしてもよい。例えば、ユーザの携帯電話等の送信先には、単にレシピが変更された旨のみを通知する変更情報を構成して送信し、クライアント装置10や、製造装置40等の送信先には、変更後のレシピや、レシピの差分等を含む変更情報を構成して送信してもよい。
また、上記各実施の形態において、製造装置40の変更指示受付部42が受け付ける変更指示の入力元、送信元は問わない。例えば、サーバ装置20、50、60から製造装置40に変更指示が送信されてもよく、図1で示す以外の装置から製造装置40に変更指示が送信されてもよい。
また、上記各実施の形態において、サーバ装置20、50、60が送信する変更情報の送信先は問わない。例えば、サーバ装置20、50、60は、図1、図22、図25で示す以外の装置に変更情報を送信してもよい。
また、上記各実施の形態において、例えば、レシピがヘッダとボディを有する場合について説明したが、上記各実施の形態による群管理システムにおいて送受信されるレシピは、ボディのみを有するものであってもよく、その他の形式を有するものであってもよく、上記各実施の形態における説明に限定されるものではない。
また、上記各実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と接続されているサーバ装置における処理を実行させるプログラムであって、前記製造装置のレシピの内容が変更された場合に、変更後のレシピを受信するレシピ受信ステップと、前記レシピ受信ステップで受信したレシピを、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積ステップと、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成ステップと、前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得ステップと、前記送信先情報取得ステップで取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成ステップで構成した変更情報を送信する変更情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
また、他のプログラムは、コンピュータに、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と接続されているサーバ装置における処理を実行させるプログラムであって、前記製造装置のレシピを受信するレシピ受信ステップと、前記レシピ受信ステップで受信したレシピを、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積ステップと、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成ステップと、前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得ステップと、前記レシピ受信ステップで受信した最新のレシピと、当該最新のレシピが用いられる製造装置のレシピであり、前記レシピ記憶部で記憶されている、当該最新のレシピに最も近い時期のレシピとを比較し、両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する異同情報取得ステップと、前記異同情報取得ステップで取得した異同情報によって、両レシピに差異のあることが示される場合に、前記送信先情報取得ステップで取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成ステップで構成した変更情報を送信する変更情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
また、他のプログラムは、コンピュータに、被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と接続されているサーバ装置における処理を実行させるプログラムであって、前記製造装置のレシピを受信するレシピ受信ステップと、前記レシピ受信ステップで受信したレシピを、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積ステップと、レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成ステップと、前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得ステップと、前記レシピ受信ステップで受信した最新のレシピと、マスタレシピ記憶部で記憶されている、基準となるレシピであるマスタレシピとを比較し、両レシピの異同に関する情報である異同情報を取得する異同情報取得ステップと、前記異同情報取得ステップで取得した異同情報によって、両レシピに差異のあることが示される場合に、前記送信先情報取得ステップで取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成ステップで構成した変更情報を送信する変更情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアでしか行われない処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理は少なくとも含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明によるサーバ装置等によれば、レシピの内容の変更が行われた場合に、その変更に関する注意喚起をすることができ、不用意なレシピの内容の変更に起因するロットアウト等の発生を回避することができ、1以上の製造装置を備える群管理システムにおけるサーバ装置として有効である。
本発明の実施の形態1による群管理システムの構成を示すブロック図 同実施の形態による製造装置の一例を示す図 同実施の形態によるクライアント装置の構成を示すブロック図 同実施の形態によるサーバ装置の構成を示すブロック図 同実施の形態による製造装置の構成を示すブロック図 同実施の形態によるクライアント装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態による製造装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態におけるレシピの一例を示す図 同実施の形態におけるレシピの一例を示す図 同実施の形態におけるレシピの一例を示す図 同実施の形態におけるレシピ管理情報の一例を示す図 同実施の形態における判断部による判断で用いられる条件の一例を示す図 同実施の形態における変更情報に含まれるテキスト情報の一例を示す図 同実施の形態における送信先情報記憶部で記憶されている送信先情報の一例を示す図 同実施の形態における電子メールで送信される変更情報の一例を示す図 同実施の形態における装置識別情報とアドレスとの対応の一例を示す図 同実施の形態における変更情報の表示の一例を示す図 同実施の形態における送信先情報記憶部で記憶されている送信先情報の一例を示す図 同実施の形態における送信先情報記憶部で記憶されている送信先情報の一例を示す図 同実施の形態における電子メールで送信される変更情報の一例を示す図 本発明の実施の形態2による群管理システムの構成を示すブロック図 同実施の形態によるサーバ装置の構成を示すブロック図 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3による群管理システムの構成を示すブロック図 同実施の形態によるサーバ装置の構成を示すブロック図 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
10 クライアント装置
11 入力受付部
12 変更指示送信部
13 変更情報受信部
14 変更情報出力部
20、50、60 サーバ装置
21 変更通知受信部
22 レシピ要求部
23 レシピ受信部
24 レシピ記憶部
25 レシピ蓄積部
26 判断部
27 変更情報構成部
28 送信先情報記憶部
29 送信先情報取得部
30 変更情報送信部
40 製造装置
41 レシピ記憶部
42 変更指示受付部
43 レシピ変更部
44 変更通知送信部
45 レシピ要求受信部
46 レシピ送信部
47 変更情報受信部
48 変更情報出力部
51、62 異同情報取得部
61 マスタレシピ記憶部

Claims (7)

  1. 被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と、当該1以上の製造装置と接続されているサーバ装置とを備えた群管理システムを構成するサーバ装置であって、
    前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部と、
    前記製造装置のレシピの内容が変更された場合に、変更後のレシピを受信するレシピ受信部と、
    前記レシピ受信部が受信したレシピを前記レシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積部と、
    レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成部と、
    前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部と、
    前記送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得部と、
    前記送信先情報取得部が取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成部が構成した変更情報を送信する変更情報送信部と、を備え
    前記変更情報構成部は、前記レシピ記憶部で記憶されている変更前のレシピと前記レシピ受信部が受信した変更後のレシピとの差分を求め、当該差分を含む変更情報を構成する、サーバ装置。
  2. レシピの内容の変更は、レシピにおける製造装置の設定に関する情報の内容の変更である、請求項記載のサーバ装置。
  3. レシピの内容の変更は、レシピの管理に関する情報の内容の変更である、請求項記載のサーバ装置。
  4. 前記送信先情報は、レシピごとに設定されており、
    前記送信先情報取得部は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピに対応する送信先情報を取得する、請求項1から請求項のいずれか記載のサーバ装置。
  5. 前記送信先情報は、製造装置ごとに設定されており、
    前記送信先情報取得部は、前記レシピ受信部が受信した最新のレシピが用いられる製造装置に対応する送信先情報を取得する、請求項1から請求項のいずれか記載のサーバ装置。
  6. 被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と接続されているサーバ装置で用いられる情報処理方法であって、
    前記製造装置のレシピの内容が変更された場合に、変更後のレシピを受信するレシピ受信ステップと、
    前記レシピ受信ステップで受信したレシピを、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積ステップと、
    レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成ステップと、
    前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得ステップと、
    前記送信先情報取得ステップで取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成ステップで構成した変更情報を送信する変更情報送信ステップと、を備え
    前記変更情報構成ステップでは、前記レシピ記憶部で記憶されている変更前のレシピと前記レシピ受信ステップで受信した変更後のレシピとの差分を求め、当該差分を含む変更情報を構成する、情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    被処理基板に対する所定の半導体プロセスを行う1以上の製造装置と接続されているサーバ装置における処理を実行させるプログラムであって、
    前記製造装置のレシピの内容が変更された場合に、変更後のレシピを受信するレシピ受信ステップと、
    前記レシピ受信ステップで受信したレシピを、前記1以上の製造装置で用いられているレシピが少なくとも記憶されるレシピ記憶部に蓄積するレシピ蓄積ステップと、
    レシピの内容の変更に関する情報である変更情報を構成する変更情報構成ステップと、
    前記変更情報の送信先を示す情報である送信先情報が記憶される送信先情報記憶部から送信先情報を取得する送信先情報取得ステップと、
    前記送信先情報取得ステップで取得した送信先情報の示す送信先に、前記変更情報構成ステップで構成した変更情報を送信する変更情報送信ステップと、を実行させ
    前記変更情報構成ステップでは、前記レシピ記憶部で記憶されている変更前のレシピと前記レシピ受信ステップで受信した変更後のレシピとの差分を求め、当該差分を含む変更情報を構成する、プログラム。
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