JP5062404B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置に関するものであり、特に湿度に応じた制御を行う画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置では、原稿読み取り装置から読み込まれるなどして得られた画像データに基づいて画像形成部に備えられた感光体上にトナー像を形成し、該トナー像をトレイから給紙される用紙に転写し、さらに定着することによって画像形成(プリントとも称する)が行われている。
プリントが行われる用紙には種々の紙種のものが用いられており、その中で塗工紙は表面がコーティングされているため通気性が悪いという特性を有している。この塗工紙は、高湿環境時には塗工紙間に水分が留まって密着力が高まりやすく、トレイ内に積載された塗工紙の1番上の塗工紙を2番目の塗工紙から剥がせずに機内に給紙ができず紙詰まり(ジャム)を起こすことがある。また、高湿度状態の用紙を搬送してプリントを行うと、搬送路中に用紙から紙粉が発生し、搬送路に設けた用紙検知などを行う光学式センサ上に次第に堆積して動作不良を招くという問題がある。その為、従来より塗工紙の湿度を下げるべく、除湿用ヒータをトレイに設けた画像形成装置が提案されている。また、特許文献1で提案されている画像形成装置では、装置内の湿度をセンサで検知して、画像形成装置内が高湿時に搬送路の長いトレイを自動選択して、高湿環境時に紙粉の発生を抑制し、他のトレイと共有する搬送路中に設けられた光学式センサに紙粉が堆積することを防止している。
特開2003−276883公報
しかし、トレイに除湿用ヒータを設けても電源オン直後や環境変化等で除湿状態が充分でない時があり、この時に塗工紙が給紙されるとジャムや搬送路での紙粉堆積を起こしやすい問題点がある。また、高湿度の用紙にプリントを行うと、用紙に含まれる水分の蒸発に熱が奪われるため、用紙の定着温度が十分に上がらず、定着温度低下による画像不良を起こすおそれがある。
さらに、特許文献1で提案されている画像形成装置でも、給紙したトレイ付近の光学式センサに紙粉が堆積することには変わりはなく、また高湿環境要因による塗工紙のジャムを完全に防止できるものではない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、除湿が十分になれている用紙を搬送してプリントを行うことで、ジャムの発生、搬送路での紙粉の堆積および定着不良による画像不良を効果的に防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
即ち、(1)本発明の画像形成装置は、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、該画像形成部に供給する用紙を収納するトレイと、該トレイに収納される用紙の用紙量を検知する用紙量検知手段と、該トレイ内の湿度を検知する湿度検知手段と、前記トレイ内を除湿する除湿装置と、前記トレイ内の湿度が第1の所定値を越える場合に、前記画像形成部に画像形成を禁止させ、前記除湿装置に前記トレイを除湿させ、前記トレイ内の湿度が前記第1の所定値以下になった場合、前記画像形成部に該トレイに収納される用紙に対する画像形成を実行させる第1の御御を行い前記用紙量検知手段により前記トレイに収納される用紙の増量が検知された場合は、所定時間該トレイの選択を禁止することで該トレイを前記第1の制御の対象から除外するよう制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
上記(1)の本発明によれば、高湿な用紙に対する画像形成を禁止ことにより、高湿環境でのジャムの発生、紙粉の堆積および定着温度の低下等の問題の発生を解消することができる。
(2)前記制御部は、特定の紙種の用紙を使用して画像形成する指定がなされている場合は前記第1の制御を行い、前記用紙量検知手段により前記トレイに収納される前記特定の紙種の用紙の増量が検知された場合は、所定時間該トレイの選択を禁止することで該トレイを前記第1の制御の対象から除外し、前記特定の紙種以外の用紙を使用して画像形成する指定がなされている場合には、前記トレイ内の湿度に拘わらず、前記画像形成部に画像形成を実行させるように制御することを特徴とする前記(1)記載の画像形成装置。
上記(2)の本発明によれば、除湿が必要な特定の用紙のみについて、高湿な用紙に対する画像形成を禁止し、問題を発生しない特定の用紙以外については、直ちに画像形成を実行することにより、高湿環境下においても、不必要な除湿工程を実行することなく迅速、且つ効率的に画像形成を実行できる。
(3)複数の前記トレイを備え、前記制御部は、前記複数のトレイの中からトレイ内の湿度が前記第1の所定値以下であるトレイを選択して前記画像形成部に画像形成を実行させ、前記複数のトレイの中にトレイ内の湿度が前記第1の所定値以下であるトレイがない場合は、前記第1の制御を行うことを特徴とする前記(1)又は前記(2)に記載の画像形成装置。
4)複数の前記トレイと、前記複数のトレイに対して画像形成時に使用する優先順位を設定する優先順位設定手段と、を備え、前記制御部は、前記トレイ内の湿度が前記第1の所定値以下になった前記トレイの中から前記優先順位最も高いトレイに収納される用紙に対する画像形成を実行させるように制御することを特徴とする前記(1)に記載の画像形成装置。
前記除湿装置が設けらているトレイと前記除湿装置が設けられていないトレイとからなる複数の前記トレイと、前記複数のトレイに対して画像形成時に使用する優先順位を設定する優先順位設定手段と、画像形成装置外の湿度を検知する機外湿度検知手段と、を備え、前記制御部は、該機外湿度検知手段により検知された前記画像形成装置外の湿度が第2の所定値を越える場合は、前記除湿装置が設けられているトレイに対して前記第1の制御を行い、前記トレイ内の湿度が前記第1の所定値以下になった前記除湿装置が設けられているトレイの中から前記優先順位の最も高いトレイに収納される用紙に対する画像形成を実行させ、前記機外除湿検知手段により検知された前記画像形成装置外の湿度が前記第2の所定値以下である場合は、前記トレイ内の湿度に拘わらず、前記画像形成部に画像形成を実行させるように制御することを特徴とする前記(1)又は前記(2)に記載の画像形成装置。
前記湿度検知手段は、前記トレイ内の温度を検知するトレイ内温度検知手段と、画像形成装置外の湿度を検知する機外湿度検知手段と、画像形成装置外の温度を検知する機外温度検知手段と、を備え、前記トレイ内温度検知手段により検知された前記トレイ内の温度と、前記機外湿度検知手段により検知された前記画像形成装置外の湿度と、前記機外温度検知手段により検知された前記画像形成装置外の温度と、に基づいて、前記トレイ内の湿度を検知することを特徴とする前記(1)から前記()の何れかに記載の画像形成装置。
本発明によれば、高湿な用紙に対する画像形成を禁止ことにより、高湿環境でのジャムの発生、紙粉の堆積および定着温度の低下等の問題の発生を解消することができる。
また、除湿が必要な特定の用紙のみについて、高湿な用紙に対する画像形成を禁止し、問題を発生しない特定の用紙以外については、直ちに画像形成を実行することにより、高湿環境下においても、不必要な除湿工程を実行することなく迅速、且つ効率的に画像形成を実行できる。
また、高湿環境下において、除湿を実行しながらフライングさせて画像形成を実行することにより、除湿のための待機時間を短くして、効率よく画像形成を実行できる。
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図14に基づいて説明する。
図1は本発明における画像形成装置内部の機械的構成の概略図である。
図中矢印方向に回転する4色分(Y、M、C、K)の感光体1〜4の周囲には、各4色分の帯電器5〜8、各4色分の潜像を形成するための露光部9〜12、各4色分の2成分方式の現像器13〜16を備えている。さらに、上記感光体1〜4に形成されたトナー像を順次転写する中間転写体21を有しており、該中間転写体21に形成されたトナー像を後述する用紙に転写させる転写ローラ22を有している。また、中間転写体21の近傍には、転写ローラ21よりも回転方向下流側に分離部23、クリーニング装置24が夫々配置されている。これらの各負荷は、図3に示すCPU、ROM、RAM等を備えた制御部103により出力タイミング、出力値、及び出力極性等を制御されている。
上記した感光体1〜4、帯電器5〜8、露光部9〜12、現像器13〜16によって図3に示す画像形成部106が構成されており、中間転写体21、転写ローラ22等により図3に示す転写部105が構成されている。
また、画像形成装置には、給紙部25を構成し、用紙を収納する複数のトレイ25a〜25cを備えている。この図では、3つのトレイを記載しているが、本発明としてはその数は限定されず、一つのトレイでもよく、また、大容量トレイであってもよい。
各トレイ25a〜25c内には、給紙するための用紙が収納されている。各トレイの上方には、図示しないソレノイドによって昇降可能な捌きローラ61が配置されている。該捌きローラ61の送り方向に送り出しローラ62が配置され、送り出し方向下流に用紙の先端を検知する光学式センサ64が配置されている。また、各トレイ25a〜25cには、トレイ内の除湿を行う除湿装置としての除湿ヒータ70が配置されている。さらにトレイ内の湿度を間接的に検知して判定するために、トレイ内の温度を検知する温度センサ73が配置されている。また、画像形成装置には、画像形成装置外の湿度を検知する機外湿度センサ80と画像形成装置外の温度を検知する機外温度センサ81とが設置されている。トレイ内の温度を検知する温度センサ73、機外湿度センサ80、機外温度センサ81および制御部の判定プログラムによってトレイ内の湿度を判定する湿度検知手段が構成されている。
なお、各トレイ25a〜25cから給紙される用紙は、ガイド板26を含む搬送路を介して給紙される。搬送路には、用紙Pの位置決めを行うレジストローラ28が配置されており、該レジストローラ28の下流側にガイド板30を介して転写ローラ22を有する転写部105が位置している。
上記した各トレイ25a〜25c、捌きローラ61、送り出しローラ62、ガイド板26、30、レジストローラ28を含む搬送路などによって、図3に示す給紙搬送部108が構成されている。
なお、上記転写部の下流側には、加圧ローラ32と加熱ローラ33からなる定着器34が配置されている。定着器34の下流側には、搬送路を切り替えるゲート31が設けられている。該ゲートで切り替えられる搬送路として反転経路42が設けられている。該反転経路42に反転排紙ローラ46および反転排紙ローラ46よりも下流側に反転ローラ44が設けられている。該反転ローラ44の送り出し方向に両面経路43が設けられている。両面経路43の先端側は、前記レジストローラ28の入り口側に臨ませてある。なお、上記したゲート31、反転経路42、反転ローラ44および両面経路43は、前記給紙搬送部108の一部を構成している。
上記したゲート31の直進側下流には、排紙ローラ47が配置され、さらに下流側に排紙センサ48、排紙トレイ40が設けられている。上記したゲート31、排紙ローラ47、47、排紙センサ48、排紙トレイ40は、図3に示す排紙部109を構成している。
次に、上記機械的構成における動作について説明する。
画像形成動作に際しては、先ず、感光体1〜4が図示しないメインモータにより駆動され、その表面が、図示しない電源により電圧供給される帯電器5〜8の放電により帯電され、レーザービームからなる露光部9〜12により画像データに応じた光書き込みがなされ、感光体1〜4上に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像器13〜16により現像バイアスを印加して反転現像されることにより可視化され、感光体上にトナー像が形成される。トナー像は、感光体と当接する中間転写体21に一次転写される。一次転写後に残留した感光体1〜4上のトナーはクリーニング部17〜20により清掃される。
一方、用紙Pは、トレイ25a〜25cより1枚ずつ送り出され、ガイド板26により案内されてレジストローラ28の位置まで搬送される。トレイ25a〜25c内では、複数枚の用紙Pに対して図2のように捌きローラ61を回転させて1番上に積載された用紙Pを送り出しローラ62へ搬送し、送り出しローラ62により捌かれて1番上の用紙Pのみが給紙される。ところで、用紙が塗工紙である場合、塗工紙の表面はコーティングされているため通気性が悪い。高湿環境時には塗工紙間に水分が留まって密着力が高まり、トレイ内に積載された塗工紙の1番上の塗工紙を2番目の塗工紙から剥がせず給紙ができない紙詰まり(ジャム)を起こすことがある。その為、塗工紙の湿度を下げるべく除湿ヒータ70、ヒータ温調用温度センサ71、除湿フアン72、トレイ内温度センサ73がトレイに設置してある。
除湿ヒータ70は、ヒータ温調用温度センサ71でヒータ近傍の温度を測定することで、例えば、常時70℃になるように温度調節されている。本画像形成装置ではトレイ内の温度を機外気温度よりも高い温度に制御することで除湿を行っている。制御部103は、トレイ内の温度を所定の温度に保つためにトレイ内の温度センサ73の出力値を監視し、所定温度に到達するまでは除湿ファン72を回転させて除湿ヒータ70の熱風気をトレイ内に送風し、所定温度に到達したら除湿ファン72を停止させる。
何れかのトレイ25a〜25cから給紙される用紙Pは、レジストローラ28により先端の紙曲がりが修正された後、中間転写体21上のトナー像と画像位置が一致するタイミングで転写ローラ22へ搬出される。レジストローラ28より搬出された用紙Pは、ガイド板30より案内されて中間転写体21と転写ローラ22の転写ニップ部へ送り込まれる。転写ローラ22は、トナーと逆極性のバイアスが印加されて静電気力の作用により中間転写体21上のトナー像を用紙Pに2次転写させる。トナー像を担持した用紙Pは、除電部23により除電されて中間転写体21から分離され、加熱ローラ33と加圧ローラ32を有する定着器34へ搬送される。定着器34によりトナー像が熱定着された用紙Pは、片面プリントの場合、ゲート31及び排紙ローラ47を介して排紙トレイ40に排紙される。
両面プリントの場合、用紙Pは、ゲート31を通り反転経路42へ搬送され、反転ローラ44で表裏反転されて両面経路43上を搬送され、レジストローラ28まで搬送される。レジストローラ28により用紙Pの先端の紙曲がりが修正された後は、前述の片面プリント時と同様の方法で排紙トレイ40に排紙される。転写ニップ部通過後の中間転写体21表面は、ブレードを有するクリーニング部24により残留トナーが清掃され、上記画像形成動作が繰り返される。
次に、本発明における画像形成装置の機能的な構成を図3のブロック図により示す。 画像形成装置100にはプリンタ機能とコピア機能がある。プリンタ機能動作時にはホストコンピュータ200からプリント指示を受けた制御部103が画像処理部111に画像展開指示を、画像形成部106にプリント開始指示をそれぞれ出す。なお、制御部103は、CPUと制御プログラムが入ったROMで構成され、その他に各種設定情報を格納した図示しないフラッシュメモリなどの不揮発の記憶部を備えている。
画像展開指示を受けた画像処理部111はホストコンピュータ200から転送されてきた画像データに画像処理した後に、RAMやHDDなどで構成される画像メモリ110に記憶する。画像処理部111はCPUと制御プログラムが入ったROMで構成される。
一方、コピア機能動作時には、操作部120のコピー釦などが押されることによりプリント指示が制御部103に通知され、制御部103は画像処理部111に画像展開指示を、スキャナ112にスキャン開始指示を、画像形成部106にプリント開始指示をそれぞれ出す。スキャン開始指示を受けたスキャナ112はCCD撮像素子や原稿露光用ランプを制御して原稿を走査する。画像展開指示を受けた画像処理部111はスキャナ112で生成された画像データを画像メモリ110に記憶する。プリンタ機能、コピア機能のいずれにせよ、プリント開始指示を受けた画像形成部106は画像メモリ110から画像処理部111を介して画像データを受信して画像形成を開始してトナー像を形成し、また、給紙搬送部108に用紙Pの給紙開始の指示を行い、レジストローラ28まで用紙Pを搬送させ、レジストローラ28に到達した段階で用紙Pを一旦停止させ、トナー像が転写ローラ22に到達するタイミングに合わせて用紙Pの搬送を再開し、転写部105でトナー像を用紙Pに転写させる。定着器107は加熱ローラ33と加圧ローラ32によるニップで熱と圧力により用紙Pにトナー像を定着させる。用紙Pは排紙ローラ47と排紙センサ48を備える排紙部109によって機外に排出される。
湿度検知手段131とは、給紙搬送部108のトレイに設けられたトレイ内の温度センサ73及び機外に設置された機外湿度センサ80と機外温度センサ81により構成される。これらセンサの検知結果は、前記制御部103に出力される。除湿装置130は、除湿ヒータ70、ヒータ温調用温度センサ71、除湿ファン72により構成され、制御部103によって制御される。制御部103は、湿度検知手段131からの検知湿度データを基に、給紙搬送部108のトレイに設けられた除湿装置130を制御してトレイ内の除湿を制御する。該除湿に際しては、所定値として目標湿度が定められているが、この実施形態では、実際には湿度ではなくトレイ内の温度が制御目標となっている。すなわち検知された機外湿度と機外温度に基づいて、トレイ内の温度を目標温度にまで上昇させることでトレイ内の除湿を行っている。制御部103は、トレイ内温度が目標温度以上の場合に湿度が所定値以下に維持されていると判断する。なお、湿度に関する所定値に換算される目標温度は、機外湿度(外気湿度)と機外温度(外気温度)を関連付けて制御部103に備えるフラッシュメモリなどの不揮発の記憶部に格納しておく。具体的には下記の様にトレイ内の目標温度を決めている。制御部103は、除湿ヒータを70℃で制御し、除湿フアンを回転/停止させることで除湿ヒータの熱風をトレイ内に送風/停止させて目標温度以下に維持させる。
なお、湿度検知手段は、上記に説明したように、間接的に検知するものであってもよく、トレイ内に湿度センサを設け、トレイ内の湿度を直接検知するものでもよい。
外気湿度が56%未満 →除湿ヒータを加熱せず、除湿ファンも回転しない。
56〜60%→目標温度=外気温度+ 6℃
61〜65%→目標温度=外気温度+ 7℃
66〜70%→目標温度=外気温度+ 8℃
71〜75%→目標温度=外気温度+ 9℃
75%超 →目標温度=外気温度+10℃
(外気湿度56%以上の場合に、除湿ヒータ=70℃±10℃で制御)
また、制御部103は、除湿装置130を制御する際に、所定のトレイが所定値に到達するまでの予定時間を算出する。この実施形態では、トレイ内温度が目標温度に到達するまでの予定時間であり、具体的には下記の簡易式によって算出している。予定時間は制御部103で算出される。
予定時間(分)=(目標温度(℃)−トレイ内温度(℃))/(℃/分)
また、制御部103では、上記予定時間に応じて制御を行う際に制御内容を変える基準となる所定の時間が設定されている。例えば初期値として5分の時間を設定することができる。設定値は、制御部103のフラッシュメモリなどの不揮発の記憶部に記憶させておくことができる。なお所定値は操作部120によって変更が可能であり、変更された所定の時間も同様に制御部103に記憶される。
なお、制御部によるトレイの湿度調整の制御は、適宜の時機に行うことができ、画像形成装置の電源ON時やJOBの実行指令時などに行うことができる。また、塗工紙など特に除湿制御が必要な紙種の用紙が指定された場合に上記湿度調整を行っても良い。
制御部103は、各トレイの除湿状態を受信し、例えば、各トレイが所定値以下の湿度であるか否かを判定する。制御部103は、いずれかのトレイ内の湿度が所定値以下である場合、画像形成を実行し、トレイ内の湿度が所定値を越える場合は、画像形成を禁止する。
また、画像形成装置100は、各種の情報表示や設定入力を行う操作部120を備えており、例えばタッチパネルなどにより構成することができる。操作部120は制御部103によって制御されて各種の情報が表示され、また設定などの入力が可能になっている。操作部120による入力情報は制御部103に通知される。
図4〜図7に上記操作部120を示す。該操作部120は、画像形成装置本体の適宜箇所に操作者が操作できるように設定される。この実施形態では操作部120はタッチディスプレイと複数のボタンで構成されている。図4は通常時の操作画面121を示すものであり、コピー/プリントが可能な状態であることをユーザーに示している。この画面ではトレイを4段装備していることが示されており、操作画面121には、トレイ表示部121aにおいて各段のトレイに収納されている用紙のサイズと紙種が表示されている。タッチディスプレイの「トレイ自動選択」釦121bをタッチするごとにトレイ自動選択機能の有効/無効が切り替わる。トレイ自動選択機能とは複数のトレイの中から所定の法則に従って給紙するトレイを自動選択する仕組みであり、この例では、原稿をコピーする際に原稿サイズと同じサイズの紙が入っているトレイを選択して給紙させる機能を持たせるものである。またプリンタとして使用する際には受信した画像データ中の画像サイズ情報を抽出して同じサイズの用紙を収納するトレイを選択して給紙させる機能である。該トレイ自動選択機能は制御部103の動作によって得ることができる。
上記したトレイ自動選択機能が有効状態の時には「トレイ自動選択」の文字の表示が白黒反転で表示されて、後述する優先順位に従ってトレイが選択され、選択されたトレイの表示だけが白黒反転の表示となる。トレイ自動選択機能が無効状態の時には「トレイ自動選択」釦121bの文字の表示は白黒反転の表示ではなく通常表示され、ユーザーは給紙させたいトレイの表示部分をタッチすると該当トレイの表示部分だけが白黒反転の表示となり、トレイの選択が完了する。
また、ユーザーは予め優先トレイ設定でトレイの優先度を設定しておく必要がある。操作部右下部の「優先トレイ設定」釦121cを押すとタッチディスプレイは図5のような優先トレイ設定画面122に切り替わる。なお、図4中のコピー釦121dは、画像形成指令を入力するための釦である。
図5の優先トレイ設定画面122では、トレイ優先順位欄122aに、トレイ2が第1優先度に設定されていることが示されている。この状態から例えばトレイ4を第1優先度にしてその他のトレイの優先順位はそのままにしたい場合、「トレイ4」の文字部分をタッチして「トレイ4」の文字部分を白黒反転に表示させた後、「優先度 高」釦122bを3回押せば「トレイ4」の文字部分が最上部へ移動してトレイ4が第1優先度になる。これと逆に例えば「トレイ2」の文字部分をタッチして「優先度 低」釦122cを押せば、その押した数に応じて「トレイ2」の文字部分が優先度の低い位置に移動して優先順位を下げることができる。上記のように自動選択がなされるトレイの優先順位は、上記した操作部120により設定することができ、設定された優先順位情報は制御部103に通知される。制御部103では、該優先順位をフラッシュメモリなどの不揮発の記憶部に記憶しておく。
また、トレイ自動選択機能には用紙の湿度を考慮した湿度モードと固定モードがあり、固定モードは優先トレイ設定画面でユーザーが指定したトレイ優先順位のみに従ってトレイが自動選択される。湿度モードでは、例えば、ユーザーが指定した第1優先度のトレイが高湿状態であり、第2優先度のトレイが低湿状態だった場合には第2優先度のトレイが自動選択される。もちろん第1優先度のトレイが低湿状態だった場合には第1優先度のトレイが自動選択されることになる。湿度モードと固定モードとは、それぞれ湿度モード釦122d、固定モード釦122eを押すことでそれぞれのモードに移行することができる。
優先トレイ設定画面が表示されている時に「優先トレイ設定」釦122fが押されると変更された優先順位が反映されて図4の通常時の画面に画面表示が戻る。
また、各トレイでは、収納されている転写材を入れ替えるなどして紙種を変更することができる。その際には、トレイに収納されている紙種の設定を変更することが必要になる。
図6は、紙種変更画面123において、トレイに設定されている紙種を変更可能としたものである。該紙種変更画面123は、操作部120に表示させて設定メニュー画面などからユーザーの指定によって移行させるようにできる。紙種変更画面123では、変更を行うトレイをトレイ選択欄123bから選択をすると、図7に示す紙種選択画面124が表示される。なお、紙種変更画面123で紙種変更釦123aを押すと、変更された設定が反映されて設定メニュー画面などの前画面に復帰する。
図7に示す紙種選択画面124では、前画面で選択されたトレイがトレイ表示欄124aに表示され、選択可能な紙種が紙種リスト欄124bに表示される。紙種リスト欄124bに表示されている複数の紙種釦のうちから所望の釦を押すと、釦が反転表示されて該紙種が選択される。紙種の選択後、紙種選択釦124cを押すと、トレイ表示欄124aに表示されたトレイに関する紙種の変更が反映された状態で前画面に復帰する。
次に、各トレイの内の湿度に応じた除湿制御の内容について説明する。
(実施態様−1)
先ず、画像形成を行う用紙を給紙するトレイにおいて、トレイ内の湿度が所定値以下になった場合に、プリントを実行する制御について図8を使用して説明する。
制御部103は、操作部120におけるコピー釦の押釦などのプリント指示を待ち(ステップa1)、プリント指示がなされると、給紙がなされるトレイ内の湿度を判定する(ステップa2)。具体的には、機外湿度センサ80、機外温度センサ81およびトレイ内温度センサ73によってそれぞれ湿度または温度が検知され、検知結果が制御部103に通知される。制御部103では、検知結果に基づいて、トレイ内の湿度が所定値となるためのトレイ内の目標温度を算出する。トレイ内の温度が目標温度以上であればトレイ内の湿度は所定値以下であると判定し、トレイ内の温度が低ければトレイ内の湿度は所定値を超えていると判定する。トレイ内の湿度が所定値以下であると判定された場合は(ステップa3、Yes)、除湿制御は不要であるので、そのままプリントを実行する(ステップa6)。一方、制御部103でトレイ内の湿度が所定値を超えていると判定された場合(ステップa3、No)、プリントを禁止し(ステップa4)、除湿装置130による除湿を開始する(ステップa5)。この除湿の開始とともに、トレイ内の湿度が継続して判定され、トレイ内の湿度が所定値以下になるまで除湿が継続される(ステップa3)。トレイ内の湿度が所定値以下になった場合に(ステップa3、Yes)、制御部103は、プリントを実行し(ステップa6)、プリントが完了すると(ステップa7、YES)、除湿装置を停止する(ステップa8)。
上記によりプリント指示があった場合に、トレイ内の湿度が所定値以下であれば直ちにプリントを実行し、トレイ内の湿度が高湿である場合には除湿後にプリントを実行することで、高湿によるジャムの発生等を確実に防止すると共に除湿後に直ちにプリントが実行され作業の無駄を省くことができる。
なお、上記制御手順では、プリント指示があった後の制御について説明を行っているが、プリント指示がない場合にも、上記ステップa2〜a5を経ることで、トレイ内の湿度を調整してプリント可能にしておくこともできる。この場合、プリント指示があると除湿動作を要することなく直ちにプリントを実行することができる。
(実施態様−2)
また、上記制御手順では、用紙の紙種については考慮をしなかったが、紙種によって制御内容を変えることもできる。すなわち、操作部において各トレイに収納される用紙の紙種が登録される。更に、高湿環境で問題を生じる塗工紙等が、特定の紙種として登録される。プリントの指示を受けたジョブに特定の紙種が指定されている場合、又は操作部等にて特定の紙種を収納するトレイが指定されている場合、制御部103は、特定の紙種の用紙を収納するトレイを選択するように制御する。また特定の紙種のトレイを選択した場合には、前記実施態様−1で示したa1〜a8と同様の制御を行うことで、高湿環境による問題点を回避することができる。一方、特定の紙種以外の紙種の用紙である場合には、高湿環境においても問題を発生することはないため、トレイの湿度を判定することなくプリントを実行することで、迅速にプリントを実行できる。
この制御手順を図9を使用して説明する。制御部103は、操作部120におけるコピー釦の押釦などのプリント指示を待ち(ステップb1)、プリント指示がなされると(ステップb1、Yes)、特定の紙種の指定があるか否かを判定する(ステップb2)。特定の紙種の指定がない場合(ステップb2、No)、特定の紙種以外の用紙を収納するトレイを選択し、(ステップb8)、プリントを実行する(ステップb9)。特定の紙種の指定がある場合(ステップb2、Yes)、特定の紙種を収納するトレイ内の湿度を判定する(ステップb3)、更に、トレイ内の湿度が所定値以下であるか否かを判定する(ステップb4)。トレイ内の湿度が所定値以下であると判定された場合は(ステップb4、Yes)、除湿制御は不要であるので、特定の紙種のトレイを選択し(ステップb7)、プリントを実行する(ステップb9)。一方、制御部103でトレイ内の湿度が所定値を超えていると判定された場合(ステップb4、No)、プリントを禁止し(ステップb5)、当該トレイに対し除湿装置130による除湿を開始する(ステップb6)。この除湿の開始とともに、トレイ内の湿度が継続して判定され、トレイ内の湿度が所定値以下になるまで除湿が継続される(ステップb4)。トレイ内の湿度が所定値以下になった場合に(ステップb4、Yes)、制御部103は、特定の紙種のトレイを選択し(ステップb7)、プリントを実行する(ステップb9)。プリントが完了すると(ステップb10、YES)、除湿装置を停止する(ステップb11)。
(実施態様−3)
次に、本実施形態−3のように同一サイズの用紙を収納する複数のトレイを備える場合には、一つのトレイで除湿を完了するのを待機するのではなく、複数のトレイの中から除湿がなされているトレイを選択することで早期にプリントを実行することができる。
該制御手順を図10により説明する。プリント指示がなされると(ステップc1、YES)、制御部103は、ジョブで指定されているサイズと同一サイズの用紙を収納する複数のトレイが有る場合は、各トレイ内の湿度を判定する(ステップc2)。判定結果に基づき複数のトレイの中でトレイ内の湿度が所定値以下のトレイがあるか否かを判定する(ステップc3)。所定値以下の湿度のトレイがあれば(ステップc3、Yes)、該トレイを選択して(ステップc4)、プリントを実行する(ステップc5)。所定値以下の湿度のトレイがない場合は(ステップc3、No)、プリントを禁止し(ステップc8)、各トレイで除湿装置による除湿を開始する(ステップc9)。継続してトレイ内の湿度が判定して所定値以下の湿度のトレイがあるか否かを判定する(ステップc3)。何れかのトレイで除湿が完了し所定値以下の湿度なると(ステップc3、Yes)、当該トレイを選択して(ステップc4)、プリントを実行する(ステップc5)。プリントが完了すると(ステップc6、YES)トレイの除湿を停止する(ステップc7)。
(実施態様−4)
上記の実施態様−3において、プリントに際して、所定値以下の湿度の場合にプリントを実行する制御を行う特定の紙種であることが指定されている場合、特定の紙種の用紙が収納されているトレイ内の湿度が所定値以下である場合に該トレイを選択する。特定の紙種においては、高湿環境において問題を生じ易いため低湿な状態でプリントを実行することにより問題の発生を防止できる。なお、特定の紙種以外である場合は、高湿環境において問題を生じないため、トレイ内の湿度に拘わらずトレイを選択する。
この制御手順を図11を使用して説明する。プリント指示がなされると(ステップd1、YES)、制御部103は、特定の紙種の指定があるか否かを判定する(ステップd2)。特定の紙種の指定がない場合(ステップd2、No)、特定の紙種以外の用紙を収納するトレイを選択し、(ステップd5)、プリントを実行する(ステップd7)。特定の紙種の指定がある場合(ステップd2、Yes)、特定の紙種を収納する各トレイ内の湿度を判定する(ステップd3)、更に、トレイ内の湿度が所定値以下であるトレイが有るか否かを判定する(ステップd4)。トレイ内の湿度が所定値以下であるトレイがある場合は(ステップd4、Yes)、除湿制御は不要であるので、湿度が所定値以下の当該トレイを選択し(ステップd6)、プリントを実行する(ステップd7)。一方、湿度が所定値以下のトレイがない場合(ステップd4、No)、プリントを禁止し(ステップd8)、除湿装置130によるトレイの除湿を開始する(ステップd9)。この除湿の開始とともに、トレイ内の湿度が継続して判定され、トレイ内の湿度が所定値以下になるまで除湿が継続される(ステップd4)。トレイ内の湿度が所定値以下になった場合に(ステップd4、Yes)、制御部103は、湿度が所定値以下の当該トレイを選択し(ステップd6)、プリントを実行する(ステップd7)。プリントが完了すると(ステップd10、YES)、除湿装置を停止する(ステップd11)。
(実施態様−5)
また、トレイの自動選択において、選択の候補となる複数のトレイがある場合、選択するトレイの優先順位を考慮して選択することができる。図12を用いてその制御内容を説明する。以下の説明では、3つのトレイに対し選択の優先順位が設定されている場合を例として説明を行う。
制御部103は、プリント指示を待ち(ステップe1)、プリント指示があると(ステップe1、Yes)、ジョブで指定されたサイズの複数のトレイの湿度を判定する(ステップe2)。次に選択の候補となる複数のトレイの中から第1優先度に設定されているトレイ内の湿度が所定値以下であるか否かを判定する(ステップe3)。この判定で該トレイ内の湿度が所定値以下である場合には(ステップe3、Yes)、該第1優先度のトレイを選択して(ステップe4)、プリントを実行する(ステップe13)。一方、第1優先度に設定されているトレイ内の湿度が所定値を超えている場合(ステップe3、No)、プリントを禁止し(ステップe6)、第1優先度のトレイの除湿を開始する(ステップe7)。次に、次優先度のトレイが有るか否かを判定する(ステップe8)。次優先度のトレイがない場合(ステップe8、No)、ステップe2に戻り、継続して第1優先度に設定されているトレイ内の湿度が所定値以下であるか否かを判定する。次優先度のトレイが有る場合(ステップe8、Yes)、次優先度のトレイ内の湿度が所定値以下であるか否かを判定する(ステップe9)。この判定において、該トレイ内の湿度が所定値以下であると判定された場合(ステップe9、Yes)、該次優先度のトレイを選択して(ステップe10)、プリントを実行する(ステップe13)。これに対し、次優先度のトレイ内の湿度が所定値を超えている場合(ステップe9、No)、プリントを禁止し(ステップe11)、次優先度のトレイの除湿を開始する(ステップe12)。次に、ステップe8に戻り、更に以降の優先度のトレイについて同様の判定を行い、候補となるトレイがなくなるまで(ステップe8、No)継続する。上記においてプリントが完了した場合は(ステップe14、Yes)、除湿中のトレイの除湿を停止する(ステップe15)。時間の経過とともに各トレイでは除湿が進行しており、上記手順を繰り返すことで、優先順位に従って、トレイ内の湿度が所定値以下となったものが選択されてプリントが実行されることになる。
(実施態様−6)
上記各手順では、各トレイ内の湿度が所定値以下になってからプリントを実行するものとしているが、トレイ内の湿度が所定値以下となる前にプリントを実行して効率を高くすることが可能である。
図13を用いてその制御内容を説明する。制御部103は、プリント指示を待ち(ステップf1)、プリント指示があると(ステップf1、Yes)、各トレイの湿度を判定し(ステップf2)、次に、所定値以下の湿度のトレイが有るか否かを判定する(ステップf3)。所定値以下の湿度のトレイが有る場合には(ステップf3、Yes)、最も優先度の高いトレイを選択し(ステップf4)、プリントを実行する(ステップf5)。所定値以下の湿度のトレイがない場合には(ステップf3、No)、各トレイの除湿を開始し(ステップf6)、トレイ内の湿度が最も低いトレイを選択し(ステップf7)、プリントを実行する(ステップf5)。プリントに際しては、該トレイでは除湿によって早期にトレイ内の湿度を所定値以下にできることが期待されるので、高湿による問題点が比較的小さく、また、複数枚の用紙にプリントしている最中にトレイ内の湿度が所定値以下になることも期待される。プリントが完了した場合は(ステップf8、Yes)、除湿中のトレイの除湿を停止する(ステップf9)。
(実施態様−7)
トレイ内の湿度が現在値から所定値に達するまでの予定時間をそれぞれのトレイについて算出し、予定時間が最も短いものを選択して、プリントを実行することにより、湿度が所定値に達するまで待機する無駄な時間を省くことができ、早期に効率的にプリントを完了することができる。また、該トレイでは除湿によって最も早くトレイ内の湿度が所定値以下にできることが期待されるので、高湿による問題を最も小さくすることができる。この予定時間は、単に現在のトレイ内の湿度だけではなく、各トレイにおける昇温のしやすさを考慮することでより正確に判定することができる。昇温のしやすさに影響するものとしてはトレイ内容積、転写材の残量、紙種、斤量などが挙げられる。
図14を用いてこの制御内容を説明する。制御部103は、プリント指示を待ち(ステップg1)、プリント指示があると(ステップg1、Yes)、各トレイの湿度を判定し(ステップg2)、次に、所定値以下の湿度のトレイが有るか否かを判定する(ステップg3)。所定値以下の湿度のトレイが有る場合には(ステップf3、Yes)、所定値以下の湿度のトレイを選択し(ステップg8)、プリントを実行する(ステップg7)。所定値以下の湿度のトレイがない場合には(ステップg3、No)、各トレイの除湿を開始し(ステップg4)、各トレイの除湿完了までの予定時間を算出し(ステップg5)、除湿完了までの予定時間が最も短いトレイを選択し(ステップg6)、プリントを実行する(ステップg7)。プリントが完了した場合は(ステップg9)、除湿中のトレイの除湿を停止する(ステップg10)。
(実施態様−8)
また、トレイの優先順位に従ってトレイを選択する際にも、基準となる所定時間(例えば5分)に対し予定時間が短いか否かによってトレイを選択するようにしてもよい。
以下、図15に従って説明をする。制御部103は、プリントの指示を待ち(ステップI1)、プリント指示があると(ステップI1、Yes)、トレイの湿度を判定する(ステップI2)。次に、所定値以下の湿度のトレイが有るか否かを判定する(ステップI3)。所定値以下の湿度のトレイがある場合(ステップI3、Yes)、所定値以下の湿度のトレイの中で最も優先度の高いトレイを選択し(ステップI8)、プリントを実行する(ステップI9)。所定値以下の湿度のトレイがない場合(ステップI3、No)、各トレイの除湿を開始する(ステップI4)。更に各トレイ内の湿度が所定値となるまでの予定時間を算出する(ステップI5)。次に、制御部103は、算出結果に基づき、第1優先度のトレイの予定時間が所定時間(例えば、5分)以上か否かを判定する(ステップI6)。予定時間が5分未満である場合には(ステップI6、Yes)、該第1優先度のトレイを選択して(ステップI7)、プリントを実行する(ステップI9)。一方、第1優先度のトレイの予定時間が5分以上である場合(ステップI6、YES)、制御部103は、プリントを禁止し(ステップI10)、次の優先度のトレイが有るか否かを判定する(ステップI11)。次の優先度のトレイがない場合(ステップI11、No)、最も優先度の高いトレイを選択し(ステップI14)、プリントを実行する(ステップI9)。次の優先度のトレイが有る場合(ステップI11、Yes)、次の優先度のトレイの予定時間が所定時間(例えば、5分)以上か否かを判定する(ステップI12)。次の優先度のトレイの所定時間が5分未満である場合(ステップI12、NO)、制御部103は、当該次の優先度のトレイを選択して(ステップI13)、プリントを実行する(ステップI9)。また、次の優先度のトレイの予定時間が5分以上の場合(ステップI12、YES)、制御部103は、プリントを禁止し(ステップI10)、ステップI11に戻り、更に次の優先度のトレイ内の予定時間が所定時間以上か否かの判定をトレイがなくなるまで継続する。プリントが完了した場合は(ステップI15、Yes)、除湿中のトレイの除湿を停止する(ステップI16)。
(実施態様−9)
なお、前述の実施形態1〜9では、何れのトレイも除湿装置と湿度検知手段を備えて除湿機能を有するものとして説明した。本実施形態9では、複数のトレイのうち、一部のトレイのみが除湿機能を有するものであってもよい。一部のトレイにしか除湿機能を持たない理由は主としてコストダウンである。
図16に一部のトレイに除湿機能を有する場合の制御手順を示す。制御部103は、プリントの指示を待ち(ステップj1)、プリント指示がない場合は(ステップj1、No)、除湿機能付きトレイの湿度を判定し(ステップj4)、判定した湿度が所定値以下の湿度であるか否かを判定する(ステップj5)。除湿機能付きトレイの湿度が所定値以下の湿度でない場合は(ステップj5、No)、除湿を開始する(ステップj6)。除湿機能付きトレイの湿度が所定値以下の湿度である場合は(ステップj5、Yes)、除湿中の除湿を停止する(ステップj7)。これらのステップj6、j7以降は、再びプリント指示が有るかの判定に戻り(ステップj1)、プリント指示が有るまで、即ち、プリント待機中においては上記を繰り返し、除湿機能付きトレイの湿度が所定値以下の湿度を維持するように制御する。これにより、常時除湿されたトレイを提供できる。プリント指示があると(ステップj1、Yes)、除湿機能を有するトレイを優先的に選択して(ステップj2)、プリントを実行する(ステップj3)。プリントが完了した場合は(ステップj8、Yes)、ステップj1に戻る。これにより湿度調整がなされているトレイを積極的に利用することで高湿による不具合の発生を回避することができる。
(実施態様−10)
なお、除湿機能を有するトレイを優先的に選択する際に、設定されたトレイの優先順位に従って、順次、除湿機能を有するトレイを選択する。この場合、機外の湿度を検知して、機外の湿度が所定値以下の場合には、全てのトレイの中から設定されたトレイの優先順位に従ってトレイを選択し、機外の湿度が所定値を超える場合には、上記手順において、除湿機能を有するトレイのみの中からトレイの優先順位に従ってトレイを選択することができる。
図17にこの制御手順を示す。制御部103は、プリントの指示を待ち(ステップk1)、プリント指示が有った場合は(ステップk1、Yes)、機外湿度センサにより機外の湿度を判定し(ステップk2)、判定した湿度が所定値以下の湿度であるか否かを判定する(ステップk3)。湿度が所定値以下の湿度でない場合は(ステップk3、No)、除湿機能付トレイを選択し(ステップk6)、プリントを実行する(ステップk5)。湿度が所定値以下の湿度である場合は(ステップk3、Yes)、最も優先度の高いトレイを優先的に選択して(ステップk4)、プリントを実行する(ステップk5)。プリントが完了した場合は(ステップk7、YES)、ステップk1に戻る。これにより除湿機能付きトレイを優先的に選択することができ、高湿環境であっても不具合の発生を最小限に抑制できる。
(実施態様−11)
また、上記各手順において除湿機能を有するトレイを選択する際に、除湿機能を有するトレイのうちでトレイ内の湿度が所定値以下のものを選択するように制御することが好ましい。
図18にこの制御手順を示す。制御部103は、プリントの指示を待ち(ステップL1)、プリント指示が有った場合は(ステップL1、Yes)、機外湿度センサにより機外の湿度を判定し(ステップL2)、検知した湿度が所定値以下の湿度であるか否かを判定する(ステップL3)。湿度が所定値以下の湿度である場合は(ステップL3、Yes)、最も優先度の高いトレイを優先的に選択して(ステップL4)、プリントを実行する(ステップL5)。湿度が所定値以下の湿度でない場合は(ステップL3、No)、除湿機能付きトレイの湿度を判定し(ステップL6)、除湿機能付きトレイの中で湿度が所定値以下のトレイが有るか否かを判定する(ステップL7)。所定値以下のトレイが有る場合は(ステップL7、Yes)、当該トレイの中で最も優先度の高いトレイを選択し(ステップL8)、プリントを実行する(ステップL5)。所定値以下のトレイがない場合は(ステップL7、No)、除湿を開始し(ステップL9)、ステップL6に戻って、除湿が完了するまで上記の判定を継続する。プリントが完了した場合は(ステップL10、Yes)、除湿を停止する(ステップL11)。これにより除湿機能を有するトレイを選択する際に、除湿機能を有するトレイのうちでトレイ内の湿度が所定値以下のものを選択することができ、高湿環境であっても不具合の発生を防止できる。
(実施態様−12)
また、湿度を考慮してプリントする特定の紙種が指定されている場合には、その紙種が高湿環境で問題にならず、特定の紙種でない普通紙などの場合には、設定されたトレイの優先順位に従ってトレイを選択する。一方、紙種が塗工紙などのように特定の紙種として設定されている場合は、高湿環境で問題となるため、上記手順によって除湿機能を有するトレイを選択することが好ましい。
図19にこの制御手順を示す。制御部103は、プリントの指示を待ち(ステップM1)、プリント指示が有った場合(ステップM1、Yes)、特定の紙種の指定が有るか否かを判定する(ステップM2)。特定の紙種の指定がない場合は(ステップM2、No)、特定の紙種以外の中で最優先のトレイを選択し、(ステップM5)、プリントを実行する(ステップM6)。特定の紙種の指定が有る場合は(ステップM2、Yes)、機外湿度センサにより機外の湿度を判定し(ステップM3)、検知した機外の湿度が所定値以下の湿度であるか否かを判定する(ステップM4)。湿度が所定値以下の湿度である場合は(ステップM4、Yes)、最も優先度の高いトレイを優先的に選択して(ステップM8)、プリントを実行する(ステップM6)。湿度が所定値以下の湿度でない場合は(ステップM4、No)、除湿機能付きトレイの湿度を判定し(ステップM9)、除湿機能付きトレイの中で湿度が所定値以下のトレイが有るか否かを判定する(ステップM10)。所定値以下のトレイが有る場合は(ステップM10、Yes)、当該トレイの中で最も優先度の高いトレイを選択し(ステップM11)、プリントを実行する(ステップM6)。所定値以下のトレイがない場合は(ステップM10、No)、除湿を開始し(ステップM12)、ステップM9に戻って、除湿が完了するまで上記の判定を継続する。プリントが完了した場合は(ステップM13、YES)、除湿を停止する(ステップM14)。これにより除湿機能を有するトレイを選択する際に、除湿機能を有するトレイのうちでトレイ内の湿度が所定値以下のものを選択することができ、高湿環境であっても不具合の発生を防止できる。
上記の制御により、湿度を考慮してプリントする特定の紙種が指定されている場合には、高湿環境で問題となるため、特定の紙種においては、所定の湿度以下の状態でプリントを実行し、特定の紙種以外の普通紙などの紙種である場合は、高湿環境でも問題にならないため、特定の紙種でない場合には、設定されたトレイの優先順位に従ってトレイを選択することで、高湿状態の問題を防止すると共に、効率的にプリントを実行できる。
(実施態様−13)
なお、上記実施態様1〜13の各制御手順では、トレイ内の湿度または温度の検知によって、トレイ内の湿度が適切に判定されていることを前提として制御がなされている。しかし、トレイに用紙を補給することによって用紙が増量した場合、トレイ内のセンサが直ちに追随できず、検知結果が不正確になるおそれがある。このため、トレイの用紙が増量された場合、当該トレイに関しては、所定の時間の間は、選択するトレイからは除外するのが望ましい。所定の時間は、適宜定めることができ、制御部103に記憶しておくことができる。また、増量された用紙の紙種、サイズ、斤量を考慮して所定の時間を定めるようにしてもよい。
図20にこの制御手順を示す。制御部103は、各トレイの用紙の増量を継続的に検知し(ステップN1)、用紙の増量を検知した場合には、所定の時間の間、当該トレイの選択を禁止する(ステップN2)。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の説明内容に限定をされるものではなく、本発明逸脱しない範囲において変更された形態も当然に本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的構成を示す概略図である。 同じく、トレイ内を示す概略図である。 同じく、画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 同じく、通常時の操作画面が表示された操作部を示す図である。 同じく、トレイ優先順位設定画面が表示された操作部を示す図である。 同じく、紙種設定画面が表示された操作部を示す図である。 同じく、紙種変更画面が表示された操作部を示す図である。 トレイ内の湿度が所定値以下になった場合にプリントを実行するフローチャートである。 用紙の紙種を考慮してトレイを選択するフローチャートである。 複数のトレイを備える場合にトレイを選択するフローチャートである。 特定の紙種が指定されている場合のフローチャートである。 トレイの優先順位を考慮してトレイを選択するフローチャートである。 トレイ内の湿度が所定値以下となる前にトレイを選択してプリントを実行するフローチャートである。 除湿完了までの予定時間が最も短いものを選択してプリンを実行するフローチャートである。 トレイの優先順位に従ってトレイを選択する際に、基準となる所定時間に対し予定時間が短いか否かによってトレイを選択するフローチャートである。 複数のトレイのうち、一部のトレイのみが除湿機能を有する場合のフローチャートである。 除湿機能を有するトレイを優先的に選択する際に、設定されたトレイの優先順位に従って、順次、除湿機能を有するトレイを選択するフローチャートである。 除湿機能を有するトレイを選択する際に、除湿機能を有するトレイのうちでトレイ内の湿度が所定値以下のものを選択するフローチャートである。 湿度を考慮してプリントする特定の紙種が指定されている場合のフローチャートである。 トレイに用紙を補給することによって用紙が増量した場合のフローチャートである。
符号の説明
1、2、3、4 感光体
5、6、7、8 帯電器
9、10、11、12 露光部
13、14、15、16 現像器
21 中間転写体
22 転写ローラ
25 給紙部
25a、25b、25c トレイ
70 除湿ヒータ
72 除湿ファン
73 トレイ内温度センサ
80 機外湿度センサ
81 機外温度センサ
100 画像形成装置
103 制御部
106 画像形成部
120 操作部
130 除湿装置
131 湿度検知手段

Claims (6)

  1. 画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、該画像形成部に供給する用紙を収納するトレイと、該トレイに収納される用紙の用紙量を検知する用紙量検知手段と、該トレイ内の湿度を検知する湿度検知手段と、前記トレイ内を除湿する除湿装置と、前記トレイ内の湿度が第1の所定値を越える場合に、前記画像形成部に画像形成を禁止させ、前記除湿装置に前記トレイを除湿させ、前記トレイ内の湿度が前記第1の所定値以下になった場合、前記画像形成部に該トレイに収納される用紙に対する画像形成を実行させる第1の御御を行い前記用紙量検知手段により前記トレイに収納される用紙の増量が検知された場合は、所定時間該トレイの選択を禁止することで該トレイを前記第1の制御の対象から除外するよう制御する制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記制御部は、特定の紙種の用紙を使用して画像形成する指定がなされている場合は前記第1の制御を行い、前記用紙量検知手段により前記トレイに収納される前記特定の紙種の用紙の増量が検知された場合は、所定時間該トレイの選択を禁止することで該トレイを前記第1の制御の対象から除外し、前記特定の紙種以外の用紙を使用して画像形成する指定がなされている場合には、前記トレイ内の湿度に拘わらず、前記画像形成部に画像形成を実行させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の前記トレイを備え、
    前記制御部は、前記複数のトレイの中からトレイ内の湿度が前記第1の所定値以下であるトレイを選択して前記画像形成部に画像形成を実行させ、前記複数のトレイの中にトレイ内の湿度が前記第1の所定値以下であるトレイがない場合は、前記第1の制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 数の前記トレイと、
    記複数のトレイに対して画像形成時に使用する優先順位を設定する優先順位設定手段と、を備え、
    前記制御部は、前記トレイ内の湿度が前記第1の所定値以下になった前記トレイの中から前記優先順位最も高いトレイに収納される用紙に対する画像形成を実行させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記除湿装置が設けらているトレイと前記除湿装置が設けられていないトレイとからなる複数の前記トレイと、
    前記複数のトレイに対して画像形成時に使用する優先順位を設定する優先順位設定手段と、
    画像形成装置外の湿度を検知する機外湿度検知手段と、を備え、
    前記制御部は、該機外湿度検知手段により検知された前記画像形成装置外の湿度が第2の所定値を越える場合は、前記除湿装置が設けられているトレイに対して前記第1の制御を行い、前記トレイ内の湿度が前記第1の所定値以下になった前記除湿装置が設けられているトレイの中から前記優先順位の最も高いトレイに収納される用紙に対する画像形成を実行させ、前記機外除湿検知手段により検知された前記画像形成装置外の湿度が前記第2の所定値以下である場合は、前記トレイ内の湿度に拘わらず、前記画像形成部に画像形成を実行させるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記湿度検知手段は、前記トレイ内の温度を検知するトレイ内温度検知手段と、画像形成装置外の湿度を検知する機外湿度検知手段と、画像形成装置外の温度を検知する機外温度検知手段と、を備え、前記トレイ内温度検知手段により検知された前記トレイ内の温度と、前記機外湿度検知手段により検知された前記画像形成装置外の湿度と、前記機外温度検知手段により検知された前記画像形成装置外の温度と、に基づいて、前記トレイ内の湿度を検知することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像形成装置。
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