JP2007182306A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録紙のカールの度合いに応じて記録紙のカールを適度に矯正することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、給紙カセットの近傍の温度を計測する温度センサ40と、給紙カセットの近傍の湿度を計測する湿度センサ41と、定着ユニットの直ぐ下流側に設置されると共に定着ユニットを通過した記録紙のカールを矯正するカール矯正機構42と、日付及び時刻を計時するリアルタイム・クロック43と、給紙カセットに収容される記録紙の有無を検知する記録紙有無検知センサ44と、給紙カセットに収容された記録紙の残量を検知する残量検知センサ45と、装置本体に装着される給紙カセットの開閉を検知する開閉検知機構46と、エンジン制御部48が実行する各種制御プログラムや各種データが記憶される記憶部47と、装置内部の各ユニットやカール矯正機構42等の動作を制御するエンジン制御部48と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、記録紙のカールを矯正する機能を有するものに関する。
従来より、電子写真方式により記録紙に画像データを印刷する複写機やプリンタ等の画像形成装置が知られている。この画像形成装置では、定着ユニットにおいて、画像が転写された記録紙に熱と圧力を加えることにより、この記録紙に画像を定着させる。しかしながら、記録紙に熱と圧力が加わると、記録紙の端部がカールする等、記録紙が変形する場合がある。そして、記録紙が変形すると、定着ユニットの下流側の搬送経路において、記録紙が他の部材に引っ掛かり、ジャムが発生するおそれがある。また、記録紙が変形すると、印刷後の記録紙が排出される排紙トレイに複数枚の記録紙を積載するとき、この排紙トレイに積載可能な記録紙の枚数が減少するという問題がある。
これに対し、環境湿度を検知する湿度センサと、定着後の記録紙のカール度を検知するカール検知センサと、記録紙のカールを矯正するカール矯正手段と、を備え、湿度センサにより検知される環境湿度とカール検知センサより検知される記録紙のカール度とに基づきカール矯正手段を作動させて記録紙のカールを矯正することにより、定着により生じる記録紙のカールを防止してジャムの発生や不揃いな排紙を防止するようにした画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
具体的に、この画像形成装置では、定着装置の直ぐ下流側にカール検知センサが設置されると共に、両面複写ユニットにカール矯正手段が設置されている。また、定着装置から両面複写ユニットへと至る搬送路の間に、搬送路切り替え部材が設置されている。そして、カール検知センサが検出する記録紙のカール度が一定値以上であるときには、搬送路切り替え部材によって記録紙が両面複写ユニットへ搬送され、カール矯正手段において記録紙のカールが矯正される。また、カール検知センサが検出する記録紙のカール度が一定値未満であるときには、搬送路切り替え部材によって記録紙が記録紙排出トレイへ排出される。
特開平11−268856号公報
しかしながら、上記特許文献1の画像形成装置では、カール矯正手段を作動させたときに、記録紙のカールの度合いに関係なく、カール矯正手段によって記録紙に一定の圧力が加えられる。このため、記録紙のカールの度合いが大きいとき、カール矯正手段によって記録紙に一定の圧力が加えられても、記録紙のカールを完全に矯正することができないおそれがある。また、記録紙のカールの度合いが小さいとき、カール矯正手段によって記録紙に一定の圧力が加えられることにより、記録紙にシワ等が生じるおそれがある。このように、上記画像形成装置では、記録紙のカールの度合いに応じて、記録紙のカールを適度に矯正することが難しいという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、記録紙のカールの度合いに応じて記録紙のカールを適度に矯正することのできる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、画像を印刷するための記録紙を収容する給紙カセットと、前記給紙カセットより給紙されて画像が転写された記録紙に画像を定着させる定着ユニットと、を備える画像形成装置において、環境温度を検知する温度センサと、環境湿度を検知する湿度センサと、前記定着ユニットの下流側に設置されると共に記録紙に圧力を加えることで記録紙のカールを矯正するカール矯正機構と、を備え、前記温度センサにより検知される温度及び前記湿度センサにより検知される湿度に応じて、前記カール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させることを特徴とする。
ここで、温度条件や湿度条件によって、記録紙のカールの度合いが変化する。このため、温度条件や湿度条件を様々に変化させたときの記録紙のカールの度合いを予め求めておき、温度センサ及び湿度センサが検知する温度及び湿度に応じてカール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させることで、記録紙のカールを適度に矯正することができる。尚、温度センサや湿度センサは、給紙カセットより給紙される記録紙の温度及び湿度を正確に検知できるように、給紙カセットの近傍、または、給紙カセットの内部に設置されるのが好ましい。
このように構成された画像形成装置において、前記給紙カセットに記録紙が補給された時間と、前記給紙カセットに収容される記録紙の残量と、を記憶する記憶部と、前記給紙カセットに収容される記録紙の残量を検知する残量検知手段と、時間を計時する計時手段と、を備え、第1の所定のタイミングに達したときに、前記残量検知手段によって前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が検知され、前記記憶部に記憶された前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が更新されると共に、第2の所定のタイミングに達したときに、前記残量検知手段によって前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が検知され、前記記憶部に記憶された前記給紙カセットに収容される記録紙の残量との比較により前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が増加したことが確認されたときに、前記記憶部に記憶される前記給紙カセットに記録紙が補給された時間が前記計時手段が計時する時間に更新され、その後に印刷開始の指示がなされたとき、前記計時手段が計時する時間と、前記記憶部に記憶される前記給紙カセットに記録紙が補給された時間と、の差に応じて、前記カール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させる。
ここで、コピー用紙等の記録紙を梱包する梱包材は防湿加工が施されているため、梱包材を開かない限り、記録紙の湿度は一定に保たれている。しかしながら、梱包材を開いて記録紙を給紙カセットに補給すると、給紙カセットに収容される記録紙が吸湿し、時間が経過するにつれて記録紙の含水率が変化してゆく。これに対し、給紙カセットに記録紙が補給されてからの経過時間に応じてカール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させることで、記録紙のカールをより一層適度に矯正することができる。
このような構成の画像形成装置において、前記第1の所定のタイミングは、印刷動作が終了したとき、または、前記給紙カセットに収容される記録紙が無くなったときである。
このように、印刷動作が終了したときに、残量検知手段によって給紙カセットに収容される記録紙の残量が検知され、記憶部に記憶された給紙カセットに収容される記録紙の残量が更新されることで、例えば、画像形成装置が電源OFFの間に給紙カセットに記録紙が補給された場合でも、第2の所定のタイミングに達したときに、給紙カセットに収容される記録紙の残量が増加したことを確認することができる。
また、給紙カセットに収容される記録紙が無くなったときに、残量検知手段によって給紙カセットに収容される記録紙の残量が検知され、記憶部に記憶された給紙カセットに収容される記録紙の残量が更新されることで、給紙カセットに記録紙が補給された後、第2の所定のタイミングに達したときに、給紙カセットに収容される記録紙の残量が増加したことを確認することができる。
また、上述のそれぞれの画像形成装置において、前記給紙カセットの開閉を検知する開閉検知手段を備え、前記第2の所定のタイミングは、前記開閉検知手段によって前記給紙カセットの開閉が検知されたとき、または、前記画像形成装置が電源ONとなった直後である。
このように、開閉検知手段によって給紙カセットの開閉が検知されたときに、残量検知手段による給紙カセットに収容される記録紙の残量の検知を行い、記憶部に記憶された給紙カセットに収容される記録紙の残量と比較することで、給紙カセットが装置本体より取り出されたときに給紙カセットに記録紙が補給されたか否かを確実に判定することができる。
また、画像形成装置が電源ONとなった直後に、残量検知手段による給紙カセットに収容される記録紙の残量の検知を行い、記憶部に記憶された給紙カセットに収容される記録紙の残量と比較することで、画像形成装置が電源OFFの間に給紙カセットに記録紙が補給されたか否かを確実に判定することができる。
本発明によれば、温度条件や湿度条件によって記録紙のカールの度合いが変化するため、温度センサにより検知される温度及び湿度センサにより検知される湿度に応じて、カール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させることで、記録紙のカールを適度に矯正することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態》
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置は、感光体ドラム10と、この感光体ドラム10の表面全体を帯電させる帯電ユニット11と、感光体ドラム10の表面にレーザ光を照射するレーザスキャナユニット12と、感光体ドラム10の表面に形成される静電潜像にトナー13aを付着させることで現像を行う現像ユニット13と、感光体ドラム10の表面に付着したトナー13aを記録紙に転写する転写ユニット14と、記録紙に転写されたトナー13aを記録紙に定着させる定着ユニット15と、定着ユニット15で生じる熱を画像形成装置の外部へ放熱することで画像形成装置の内部を冷却する冷却用ファン16と、を備えている。
また、図1に示すように、この画像形成装置には、多数の記録紙が収容されると共に装置本体に対して脱着可能に構成される給紙カセット20と、給紙カセット20から記録紙を送り出す給紙ローラ30と、給紙ローラ30から送り出された記録紙を搬送する搬送ローラ31と、搬送ローラ31を通過した記録紙の向きを矯正すると共に記録紙が搬送されるタイミングを調整する一対のレジストローラ32と、一対のレジストローラ32から感光体ドラム10へ記録紙を搬送すると共に感光体ドラム10を通過した記録紙を定着ユニット15へ搬送する搬送ガイド33と、定着ユニット15を通過した記録紙を画像形成装置の外部へ排出するための排紙ローラ34と、排紙ローラ34を通って画像形成装置の外部へ排出された記録紙が載置される排紙トレイ35と、を備えている。
このような構成の画像形成装置において、帯電ユニット11は、図1に示す帯電ローラ11aを備えており、この帯電ローラ11aは感光体ドラム10に近接する位置に設置されると共に、帯電した帯電ローラ11aの放電によって感光体ドラム10の表面を負に帯電させる。また、図1に示すように、レーザスキャナユニット12は、感光体ドラム10へ向けて半導体レーザ(不図示)からレーザ光を照射するものであり、感光体ドラム10のうちレーザ光が照射された部分の電圧を低下させることでこの部分に静電潜像を形成する。
また、図1に示すように、現像ユニット13は、感光体ドラム10の近傍に設置されており、その内部にトナー13aが収容されると共にトナー13aを感光体ドラム10へ供給するための現像ローラ13bを備えている。そして、現像ユニット13は、感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像にトナー13aを付着させることで現像を行う。また、転写ユニット14は、図1に示す転写ローラ14aを備えており、この転写ローラ14aと感光体ドラム10との間に記録紙を挟むニップ部が形成されている。そして、転写ユニット14は、このニップ部を記録紙が通過する際に、正に帯電した転写ローラ14aに感光体ドラム10に付着したトナー13aを引き寄せることでこのトナー13aを記録紙に転写する。
更に、図1に示すように、定着ユニット15は、記録紙にトナー13aを定着させる定着ローラ15aと、定着ローラ15aの内部に設置されると共にこの定着ローラ15aを加熱する定着ヒータ15bと、定着ローラ15aと圧接する加圧ローラ15cと、を備えており、定着ローラ15aと加圧ローラ15cとの間に記録紙を挟むニップ部が形成されている。そして、定着ユニット15は、このニップ部を記録紙が通過する際に、定着ローラ15aの熱によって記録紙に転写されたトナー13aを溶解させると共に加圧ローラ15cによって記録紙に圧力を加えることでトナー13aを記録紙に定着させる。
また、図2に示すように、給紙カセット20には、記録紙を載置するためのリフト板21が設置されている。そして、給紙カセット20の内部は、仕切部材22によって上側の部分と下側の部分とに仕切られている。
具体的に、この給紙カセット20における上側の部分には、上述のリフト板21を支持するためのリフト支持板23と、リフト板21の下側に位置すると共にリフト板21を上方に押し上げるためのリフト補助板24と、リフト補助板24の下面に取り付けられる弓形の弧状部材25と、リフト板21に載置された記録紙の後端を規制するためのバックフェンス26と、が設置されている。そして、画像形成装置に設置されるリフトモータ(不図示)の駆動力によりリフト補助板24が矢印で示す方向に回転することによってリフト板21が上方に押し上げられ、リフト板21に載置された記録紙が図2に示す上述の給紙ローラ30に接触すると、リフト補助板24の回転が停止する。
ここで、定着ユニット15へと搬送された記録紙は、この定着ユニット15を通過する際に定着ヒータ15bによって加熱されると共に加圧ローラ15cによって圧力を加えられることで、その端部がカールする。また、記録紙のカールの度合いは、給紙カセット20に収容された記録紙の含水率に加え、記録紙の温度や湿度によっても異なる。このため、図1及び図3に示すように、この画像形成装置には、給紙カセット20の近傍の温度を計測する温度センサ40と、給紙カセット20の近傍の湿度を計測する湿度センサ41と、定着ユニット15の直ぐ下流側に設置されると共に定着ユニット15を通過した記録紙のカールを矯正するカール矯正機構42と、が設置されている。
そして、図3に示すように、この画像形成装置は、日付及び時刻を計時する計時手段としてのリアルタイム・クロック43と、給紙カセット20に収容される記録紙の有無を検知する記録紙有無検知センサ44と、給紙カセット20に収容された記録紙の残量を検知する残量検知センサ45と、装置本体に装着される給紙カセット20の開閉を検知する開閉検知機構46と、後述するエンジン制御部48が実行する各種制御プログラムや各種データが記憶される記憶部47と、上述の各ユニットやカール矯正機構42等の動作を制御するエンジン制御部48と、を備えている。
このような構成の画像形成装置において、図3に示すリアルタイム・クロック43は、製品の出荷時に正確な日付及び時刻がセットされることにより、日付及び時刻を計時する。そして、この画像形成装置には、リアルタイム・クロック43を動作させるために、常時電力供給が可能なリチウム電池(不図示)が設置されている。尚、リアルタイム・クロック43が計時する日付及び時刻は、製品の出荷時に限らず、画像形成装置の使用時においてもセットすることができる。
また、図3に示すエンジン制御部48は、給紙カセット20の開閉を検知する開閉検知手段48aと、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号に基づき給紙カセット20に収容される記録紙の有無を検知すると共に、残量検知センサ45から出力される検知信号に基づき給紙カセット20に収容される記録紙の残量を検知する残量検知手段48bと、を備えている。そして、このエンジン制御部48は、開閉検知手段48a及び残量検知手段48bから出力される検知信号に基づき、給紙カセット20に記録紙が補給される時間の間隔を算出する。
また、開閉検知機構46は、給紙カセット20の外側面に取り付けられたカセット側コネクタ(不図示)と装置本体に取り付けられた本体側コネクタ(不図示)とから構成されており、給紙カセット20が装置本体に装着されたときに、カセット側コネクタと本体側コネクタとが接続される。そして、エンジン制御部48の開閉検知手段48aは、カセット側コネクタと本体側コネクタとの接続状態に応じて開閉検知機構46よりエンジン制御部48に入力される検知信号に応じて、給紙カセット20の開閉を検知する。
そして、エンジン制御部48の開閉検知手段48aが給紙カセット20の開閉を検知し、残量検知手段48bが給紙カセット20に収容される記録紙の残量が変化したことを検知したときに、エンジン制御部48によってリアルタイム・クロック43が計時する日付及び時刻が読み込まれる。そして、エンジン制御部48は、記憶部47に記憶される給紙カセット20に記録紙が補給された日付及び時刻を最新のものに書き換える。また、エンジン制御部48は、印刷開始の指示があったときに、リアルタイム・クロック43が計時する日付及び時刻を読み込む。そして、エンジン制御部48は、記憶部47に記憶される給紙カセット20に記録紙が補給された日付及び時刻を参照し、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間を算出する。
また、エンジン制御部48の残量検知手段48bは、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号に基づき、給紙カセット20に収容される記録紙の有無を検知する。図4に示すように、この記録紙有無検知センサ44は、アクチュエータ型に形成され、発光部及び受光部(何れも不図示)からなるセンサ部44aと、センサ部44aに接続されるアクチュエータ部44bと、を備えている。また、図4に示すように、給紙カセット20のリフト板21における記録紙の先端が載置される部分には、リフト板21の表面と裏面とを貫通する検知穴27が形成されている。
そして、装置本体に給紙カセット20が装着されてリフト板21が押し上げられたとき、リフト板21に記録紙が載置されていなければ、この記録紙有無検知センサ44のアクチュエータ部44bが検知穴27に挿入され、このアクチュエータ部44bによって発光部から受光部へ向かう光路が遮断される。よって、このとき、発光部から出射された光を受光部が受光せず、受光部より検知信号が出力されないため、エンジン制御部48の残量検知手段48bが、給紙カセット20に収容される記録紙の残量がレベル0(記録紙無し)であると判断する。
一方、装置本体に給紙カセット20が装着されてリフト板21が押し上げられたとき、リフト板21に記録紙が載置されていれば、この記録紙有無検知センサ44のアクチュエータ部44bが記録紙に接触すると共に図4に矢印で示す方向に押し上げられ、発光部から受光部へ向かう光路が開放される。よって、このとき、発光部から出射された光を受光部が受光し、受光部より検知信号が出力されるため、エンジン制御部48の残量検知手段48bが、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号に基づき、給紙カセット20に記録紙が収容されていることを確認する。
また、エンジン制御部48の残量検知手段48bは、残量検知センサ45から出力される検知信号に基づき、給紙カセット20に収容される記録紙の残量を検知する。この残量検知センサ45は、発光部及び受光部(何れも不図示)からなり、図2に示すように、給紙カセット20における下側の部分に2つ設置されている。ここでは、高い位置に設置されるものから順に、第1の残量検知センサ45a、第2の残量検知センサ45b、とする。そして、リフト補助板24が上方に押し上げられると、各残量検知センサ45の発光部と受光部の間を、リフト補助板24の裏面に取り付けられた弧状部材25が通過する。
このとき、リフト板21に載置される記録紙の量が少ないと、リフト補助板24の回転する角度が大きく、リフト補助板24が高い位置まで押し上げられるため、図2に示すように、第2の残量検知センサ45bの発光部から受光部へ向かう光路が解放される。ところが、リフト板21に載置される記録紙の量が多くなるにつれ、リフト補助板24の回転する角度が小さくなり、リフト補助板24が低い位置で停止するようになるため、第2の残量検知センサ45bの発光部から受光部へ向かう光路が遮断される。そして、エンジン制御部48の残量検知手段48bは、各残量検知センサ45の受光部から出力される検知信号に基づき、リフト板21に載置された記録紙の量の検知を行う。
具体的に、給紙カセット20に載置可能な記録紙の最大枚数を500枚とする。そして、第1及び第2の残量検知センサ45a,45bの発光部から受光部へ向かう光路が遮断された状態にあるとき、エンジン制御部48の残量検知手段48bは、給紙カセット20に収容される記録紙の残量がレベル3(200〜500枚)であると判断する。また、第1の残量検知センサ45aの発光部から受光部へ向かう光路が遮断されると共に第2の残量検知センサ45bの発光部から受光部へ向かう光路が解放された状態にあるとき、エンジン制御部48の残量検知手段48bは、給紙カセット20に収容される記録紙の残量がレベル2(50〜200枚)であると判断する。
更に、第1及び第2の残量検知センサ45a,45bの発光部から受光部へ向かう光路が解放された状態にあるとき、エンジン制御部48の残量検知手段48bは、給紙カセット20に収容される記録紙の残量がレベル1(1〜50枚)であると判断する。
また、図3に示す記憶部47は、不揮発性のメモリ等から成り、上述の給紙カセット20に記録紙が補給された日付及び時刻と、給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベル0〜3と、カール矯正機構42による記録紙のカールを矯正する度合いを決定するためのデータテーブル(図5参照)と、を記憶する。そして、このデータテーブルは、図5に示すように、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間と温度センサ40及び湿度センサ41によって検知される給紙カセット20の近傍の温度及び湿度と、カール矯正機構42のポジション(P0〜P3)との関係を示すものである。
このデータテーブルにおいて、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間が長くなるにつれ、また、給紙カセット20の近傍の温度及び湿度が高くなるにつれ、カール矯正機構42のポジションがポジション0(P0)からポジション3(P3)へと移行してゆき、カール矯正機構42による記録紙のカールを矯正する度合いが大きくなる。尚、カール矯正機構42のポジションについては、後で詳細に説明する。
また、図2に示すカール矯正機構42は、記録紙の搬送ルートにおける定着ユニット15の直ぐ下流側に設置されている。そして、図6に示すように、このカール矯正機構42は、ベルトローラユニット50と、記録紙の搬送ルートを介してベルトローラユニット50と対向する位置に設置されると共にカム部材61を有するカール矯正ユニット60と、カム部材61の回転制御を行うカム制御機構70と、カム部材61の位置を検知するカム位置検知機構80と、を備えている。
尚、図6(A)はカール矯正機構42を上方から見た図であり、図6(B)は、カール矯正機構42を側方から見た図である。また、図6(B)に破線で示す部分を正面から見た図を図7に、図6(B)に一点鎖線で示す部分を正面から見た図を図8に、図6(B)に二点鎖線で示す部分を正面から見た図を図9に、それぞれ示す。
このような構成のカール矯正機構42において、ベルトローラユニット50は、図7に示すように、互いに平行に延びる一対のローラ51と、これらのローラ51の回転軸に取り付けられると共にこれらのローラ51を所定の距離に保つためのバネ52と、これらのローラ51に張架されたタイミングベルト53と、を備えている。
また、図7に示すように、カール矯正ユニット60は、記録紙の搬送ルートを介して一対のローラ51の間の部分と対向する位置に、即ち、記録紙の搬送ルートを介してこれらのローラ51に接続されるバネ52と対向する位置に設置されている。
図6にも示すように、このカール矯正ユニット60は、ベルトローラユニット50における一対のローラ51を挟むようにこれらのローラ51の外側に設置される2個のカム部材61と、各カム部材61に形成される穴に嵌め込まれて各カム部材61と共に回転する第1の軸部材62と、各カム部材61の上部に設置される断面がT字型の2個のカム補助部材63と、各カム補助部材63に形成される穴に嵌め込まれて第1の軸部材62と平行に延びる第2の軸部材64と、各カム補助部材63の内側(即ち、各カム補助部材63に挟まれる位置)に設置されると共に第2の軸部材64上に載置された薄板状のガイド板65と、ガイド板65の2ヵ所に形成されたローラ用穴65aの内側に設置され、第2の軸部材64に取り付けられて当該第2の軸部材64と共に回転すると共にベルトローラユニット50のタイミングベルト53に圧接する2個の矯正ローラ66と、を備えている。尚、第1の軸部材62には、第1の軸部材62を回転させるためのモータ(不図示)が接続されている。
そして、図7に示すように、このガイド板65は、各カム部材61がポジション0(P0)の位置にあるときに第2の軸部材64と同じ高さに位置すると共に当該第2の軸部材64と平行に延びる第3の軸部材67上にも載置されており、第3の軸部材67によって下から支持されている。よって、このガイド板65は、第3の軸部材67を支点として高さ方向に移動可能となっている。
また、各カム部材61は、図7に示すように、断面が概ね四角形で4つの角のそれぞれが丸みを帯びるように形成されており、その回転軸から4つの角へ向かう半径方向の距離がそれぞれ異なっている。即ち、回転軸から丸囲みの数字で0と書かれた角へ向かう半径方向の距離が最も短く、丸囲みの数字が大きくなる程、回転軸からそれぞれの角へ向かう半径方向の距離が長くなっている。
また、図6に示すように、カム制御機構70は、2個のカム部材61のうちの一方の外側に設置されている。図8にも示すように、このカム制御機構70は、第1の軸部材62に取り付けられて当該第1の軸部材62と共に回転する円盤状のカム制御部材71と、カム制御部材71の外周面に90度間隔で当該カム制御部材71の外方へ延びるように取り付けられた4個の規制部材72と、カム制御部材71の下方に設置され、断面がL字状に形成されると共にその一端が支持された可動部材73と、可動部材73の下方に設置されると共に上部にスイッチ74aを有するポジション切換用ソレノイド74と、を備えている。
尚、カム制御部材71における丸囲みの数字が書かれた部分は、各カム部材61における丸囲みの数字が書かれた部分に対応している。よって、図7に示すように、各カム部材61における丸囲みの数字で0と書かれた角がカム補助部材63の下面に当接し、各カム部材61がポジション0(P0)の位置にあるとき、図8に示すように、カム制御部材71における丸囲みの数字で0と書かれた部分の外周面に取り付けられた規制部材72が可動部材73によって規制される。
更に、図6に示すように、カム位置検知機構80は、2個のカム部材61のうちのもう一方の外側に設置されている。即ち、このカム位置検知機構80とカム制御機構70とによって挟まれる位置にカール矯正ユニット60が設置されている。図9にも示すように、このカム位置検知機構80は、第1の軸部材62に取り付けられて当該第1の軸部材62と共に回転する円盤状のカム位置検知部材81と、発光部及び受光部(何れも不図示)を有すると共にカム位置検知部材81の下方に設置されるカム位置検知センサ82と、を備えている。
そして、カム位置検知部材81には、図9に示すような切り欠き部81aが形成されており、この切り欠き部81aは、各カム部材61における丸囲みの数字で0と書かれた部分に対応している。よって、カム位置検知部材81が回転し、当該カム位置検知部材81の切り欠き部81aがカム位置検知センサ82の発光部から受光部へ向かう光路上に来たときに、この受光部から検知信号が出力される。エンジン制御部48は、カム位置検知センサ82から出力された検知信号を受信すると、各カム部材61がポジション0(P0)の位置にあることを確認する。
このようにカール矯正機構42が構成されるとき、カム制御機構70の可動部材73が図8に実線で示す位置から破線で示す位置へ下方に移動すると、規制部材72に規制されることなくカム制御部材71の回転が可能となる。更に、カム制御部材71が図8に破線で示す位置から下方に移動してポジション切換用ソレノイド74のスイッチ74aを押下すると、スイッチONとなり、ポジション切換用ソレノイド74に電流が流れる。これにより、エンジン制御部48が、各カム部材61のポジションが1つ変化したことを確認する。そして、エンジン制御部48の指示により、第2の軸部材64に接続されるモータ(不図示)が駆動し、第2の軸部材64に取り付けられたカム制御部材71が図8に矢印で示す方向に回転する。
その後、カム制御部材71が上方へ移動し、図8に実線で示す位置に来ると、カム制御部材71の回転が規制部材72によって規制される。即ち、ポジション切換用ソレノイド74がスイッチONとなるごとにカム制御部材71が90度回転し、各カム部材61のポジションが1つだけ変化する。また、カム制御部材71と各カム部材61とが同一軸上に取り付けられているため、カム制御部材71が回転すると、このカム制御部材71と同じ角度だけ各カム部材61が回転する。
よって、図10(A)に示すように、各カム部材61がポジション0(P0)の位置にあるとき、ポジション切換用ソレノイド74がスイッチONとなると、各カム部材61がカム制御部材71と共に90度回転し、図10(B)に示すように各カム部材61がポジション1(P1)の位置に移動する。また、上述のように、各カム部材61の回転軸から4つの角へ向かう半径方向の距離がそれぞれ異なるため、各カム部材61がポジション1(P1)の位置に移動すると、カム補助部材63が上方に押し上げられる。このとき、第2の軸部材64が上方に押し上げられるため、第2の軸部材64に取り付けられた2個の矯正ローラ66と第2の軸部材64上に載置されたガイド板65も上方に移動し、各矯正ローラ66によるタイミングベルト53の押圧力が増加する。
また、図10(B)に示すように、各カム部材61がポジション1(P1)の位置にあるとき、ポジション切換用ソレノイド74がスイッチONとなると、各カム部材61がカム制御部材71と共に90度回転し、図10(C)に示すように各カム部材61がポジション2(P2)の位置に移動する。そして、各カム部材61がポジション1(P1)の位置にあるときよりもカム補助部材63が上方に押し上げられるため、各矯正ローラ66によるタイミングベルト53の押圧力が更に増加する。
更に、図10(C)に示すように、各カム部材61がポジション2(P2)の位置にあるとき、ポジション切換用ソレノイド74がスイッチONとなると、各カム部材61がカム制御部材71と共に90度回転し、図10(D)に示すように各カム部材61がポジション3(P3)の位置に移動する。そして、各カム部材61がポジション2(P2)の位置にあるときよりもカム補助部材63が上方に押し上げられるため、各矯正ローラ66によるタイミングベルト53の押圧力が更に増加する。
このように、各カム部材61がポジション1(P1)からポジション4(P4)の位置へと移動するにつれ、各矯正ローラ66によるタイミングベルト53の押圧力が増加してゆく。尚、上述のように、各カム部材61のポジションは、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間と、温度センサ40及び湿度センサ41とによって検知される給紙カセット20の近傍の温度及び湿度と、に基づき決定される。
このように構成された画像形成装置におけるエンジン制御部48の動作を、図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、上述した画像形成装置の動作と重複する部分については、その詳細な説明を省略する。
画像形成装置が電源ONとなると(ステップS11)、エンジン制御部48へ電力が供給されると共に、エンジン制御部48の指示により装置内部の各ユニットや各センサへ電力が供給される。そして、エンジン制御部48の残量検知手段48bにおいて、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号に基づき、給紙カセット20に収容される記録紙の有無の判断が行われる(ステップS12)。
このとき、エンジン制御部48の残量検知手段48bが、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号を受信し、給紙カセット20に記録紙が収容されていないことを確認すると(ステップS12でNo)、このエンジン制御部48によって、記憶部47に記憶された給紙カセット20に収容される記録紙の残量がレベル0にリセットされる(ステップS13)。続いて、エンジン制御部48において、開閉検知機構46から出力される検知信号に基づき、給紙カセット20の開閉が行われたか否かの判断が行われる(ステップS14)。
このとき、エンジン制御部48が、開閉検知機構46から出力される検知信号を受信し、給紙カセット20の開閉が行われたことを確認すると(ステップS14でYes)、ステップS12に戻り、エンジン制御部48の残量検知手段48bにおいて、給紙カセット20に収容される記録紙の有無の判断が行われる。一方、このとき、エンジン制御部48が、開閉検知機構46からの検知信号を受信せず、給紙カセット20の開閉が行われていないことを確認すると(ステップS14でNo)、次に、このエンジン制御部48において、画像形成装置の電源OFFが指示されたか否かの判断が行われる(ステップS15)。
また、ステップS12において、エンジン制御部48の残量検知手段48bが、給紙カセット20に記録紙が収容されていることを確認すると(ステップS12でYes)、各残量検知センサ45から出力される検知信号に基づき、この残量検知手段48bによって記録紙の残量の読み込みが行われる(ステップS16)。即ち、ステップS16では、エンジン制御部48の残量検知手段48bによって、給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルが判定される。
そして、ステップS16において、この残量検知手段48bによる記録紙の残量の読み込みが行われた後、エンジン制御部48において、給紙カセット20に記録紙が補給されたか否かの判断が行われる(ステップS17)。ここで、記憶部47には、上述のように、給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルが記憶されている。
このとき、エンジン制御部48が、残量検知手段48bによって読み込まれた記録紙の残量のレベルが記憶部47に記憶された給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルよりも高いことを確認すると(ステップS17でYes)、このエンジン制御部48において、リアルタイム・クロック43が計時する日付及び時刻の読み込みが行われる。続いて、エンジン制御部48において、記憶部47に記憶された給紙カセット20に記録紙が補給された日付及び時刻の書き換えが行われる(ステップS18)。
一方、このとき、エンジン制御部48が、残量検知手段48bによって読み込まれた記録紙の残量のレベルが記憶部47に記憶された給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルと同じか、それよりも低いレベルにあることを確認すると(ステップS17でNo)、或いは、ステップS18の処理が終了すると、次に、このエンジン制御部48において、給紙カセット20の開閉が行われたか否かの判断が行われる(ステップS19)。
このとき、エンジン制御部48が、ステップS14と同様の処理を行うことによって、給紙カセット20の開閉が行われたことを確認すると(ステップS19でYes)、ステップS12に戻り、エンジン制御部48の残量検知手段48bにおいて、給紙カセット20に収容される記録紙の有無の判断が行われる。一方、このとき、エンジン制御部48が、給紙カセット20の開閉が行われていないことを確認すると(ステップS19でNo)、次に、このエンジン制御部48において、印刷開始の指示がなされたか否かの判断が行われる(ステップS20)。
このとき、エンジン制御部48が、印刷開始の指示がなされていないことを確認すると(ステップS20でNo)、ステップS19に戻り、このエンジン制御部48において、給紙カセット20の開閉が行われたか否かの判断が行われる。一方、このとき、エンジン制御部48が、印刷開始の指示がなされたことを確認すると(ステップS20でYes)、次に、エンジン制御部48において、リアルタイム・クロック43が計時する日付及び時刻の読み込みが行われる。そして、このエンジン制御部48において、記憶部47に記憶された給紙カセット20に記録紙が補給された日付及び時刻が参照され、読み込んだ日付及び時刻から記憶部47に記憶された給紙カセット20に記録紙が補給された日付及び時刻を引くことで、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間が算出される(ステップS21)。
続いて、ステップS21において、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間が算出された後、エンジン制御部48において、温度センサ40及び湿度センサ41が検知する温度及び湿度の読み込みが行われる(ステップS22)。そして、ステップS22において、温度センサ40及び湿度センサ41が検知する温度及び湿度の読み込みが行われた後、エンジン制御部48において、カール矯正機構42のポジションが決定される(ステップS23)。
具体的には、ステップS23において、エンジン制御部48が、記憶部47に記憶された図5に示すデータテーブルを参照し、ステップS21の処理で得られた給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間とステップS22の処理で得られた給紙カセット20の近傍の温度及び湿度とに基づいて、各カム部材61のポジションを決定する。例えば、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間が3時間12分で、給紙カセット20の近傍の温度が28℃、湿度が50%であるとき、図5に示すデータテーブルを参照することによって、各カム部材61のポジションがポジション1(P1)に決定される。また、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間が11時間13分で、給紙カセット20の近傍の温度が18℃、湿度が73%であるとき、図5に示すデータテーブルを参照することによって、各カム部材61のポジションがポジション2(P2)に決定される。
そして、ステップS23において、カール矯正機構42のポジションが決定された後、印刷動作が開始され、給紙カセット20に収容された記録紙の給紙が行われる(ステップS24)。また、帯電ローラ11aにより感光体ドラム10の表面を帯電させる帯電工程、帯電した感光体ドラム10にレーザスキャナユニット12よりレーザ光を照射してこの感光体ドラム10の表面に静電潜像を形成する露光工程、感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像に現像ユニット13に収容されるトナー13aを付着させて現像を行う現像工程、転写ローラ14aにより感光体ドラム10の表面に付着したトナー13aを記録紙へ転写する転写工程、及び定着ユニット15において記録紙に転写されたトナー13aを記録紙に定着させる定着工程の各工程が順に行われることによって、この記録紙に画像データが印刷される。
そして、ステップS24において、印刷動作が開始されると、エンジン制御部48の指示によって、各カム部材61がステップS23の処理で得られたカール矯正機構42のポジションへと移動する(ステップS25)。
具体的には、図9に示すカム位置検知機構80のカム位置検知センサ82より出力される検知信号をエンジン制御部48が受信し、エンジン制御部48が、各カム部材61がポジション0(P0)の位置にあることを確認するまで、図8に示すカム制御機構70の可動部材73によってポジション切換用ソレノイド74のスイッチ74aが1回ずつ押下される。そして、ポジション切換用ソレノイド74がスイッチONとなるごとに、第2の軸部材64に接続されるモータ(不図示)が駆動し、第2の軸部材64に取り付けられたカム制御部材71が図8に矢印で示す方向に90度ずつ回転する。
続いて、エンジン制御部48が、各カム部材61がポジション0(P0)の位置に来たことを確認すると、エンジン制御部48の指示により、ステップS23の処理で得られたカール矯正機構42のポジションの数だけ、カム制御機構70の可動部材73によってポジション切換用ソレノイド74のスイッチ74aが押下される。また、スイッチ74aが押下されてスイッチONとなるごとに、エンジン制御部48が、各カム部材61のポジションが1つ変化したことを確認する。
例えば、ステップS23の処理で得られたカール矯正機構42のポジションがポジション3(P3)であるとき、カム制御機構70の可動部材73によって、ポジション切換用ソレノイド74のスイッチ74aが3回だけ押下される。すると、カム制御部材71と共に各カム部材61が90度ずつ回転し、各カム部材61のポジションがポジション0(P0)からポジション3(P3)まで変化する(図10参照)。そして、ポジション切換用ソレノイド74のスイッチ74aが3回だけ押下されたとき、エンジン制御部48が、各カム部材61がポジション3(P3)の位置にあることを確認する。
このように各カム部材61のポジションが変化するとき、カール矯正機構42におけるベルトローラユニット50のタイミングベルト53とカール矯正ユニット60の2個の矯正ローラ66との間に形成されるニップ部を、定着ユニット15から搬送されてきた記録紙が通過する。そして、記録紙がこのニップ部を通過する際に、2個の矯正ローラ66によって記録紙が押圧され、記録紙のカールが矯正される。
また、上述のように、記録紙のカールの度合いは、給紙カセット20に収容される記録紙の含水率と記録紙の温度及び湿度とによって異なる。このため、カール矯正機構42のポジションをポジション0(P0)からポジション3(P3)まで4段階に変化させて2個の矯正ローラ66による記録紙への押圧力を変化させることで、記録紙のカールを過少または過度に矯正することを防止し、記録紙のカールを適度に矯正することができる。
そして、ステップS25において、ステップS23の処理で得られたカール矯正機構42のポジションへと各カム部材61が移動した後、エンジン制御部48の残量検知手段48bにおいて、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号に基づき、給紙カセット20に収容される記録紙の有無の判断が行われる(ステップS26)。
このとき、エンジン制御部48の残量検知手段48bが、記録紙有無検知センサ44から出力される検知信号を受信し、給紙カセット20に記録紙が収容されていないことを確認すると(ステップS26でYes)、即ち、印刷動作中に用紙切れが生じると、このエンジン制御部48によって、記憶部47に記憶された給紙カセット20に収容される記録紙の残量がレベル0にリセットされる(ステップS13参照)。続いて、このエンジン制御部48において、給紙カセット20の開閉が行われたか否かの判断が行われる(ステップS14参照)。一方、このとき、エンジン制御部48の残量検知手段48bが、記録紙有無検知センサ44からの検知信号を受信せず、給紙カセット20に記録紙が収容されていることを確認すると(ステップS26でNo)、次に、このエンジン制御部48において、印刷動作が終了したか否かの判断が行われる(ステップS27)。
このとき、エンジン制御部48が、印刷動作が終了していないことを確認すると(ステップS27でNo)、即ち、印刷すべき画像データが残っていることを確認すると、ステップS26に戻り、エンジン制御部48の残量検知手段48bにおいて、給紙カセット20に収容される記録紙の有無の判断が行われる。一方、このとき、エンジン制御部48が、印刷動作が終了したことを確認すると(ステップS27でYes)、即ち、印刷すべき画像データが残っていないことを確認すると、各残量検知センサ45から出力される検知信号に基づき、エンジン制御部48の残量検知手段48bによって給紙カセット20に収容される記録紙の残量の読み込みが行われる。そして、給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルが記憶部47に記憶される(ステップS28)。
続いて、ステップS28において、給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルが記憶部47に記憶された後、次に、エンジン制御部48において、画像形成装置の電源OFFが指示されたか否かの判断が行われる(ステップS15参照)。このとき、エンジン制御部48が、画像形成装置の電源OFFが指示されていないことを確認すると(ステップS15でNo)、ステップS20に戻り、このエンジン制御部48において、印刷開始の指示がなされたか否かの判断が行われる。一方、このとき、エンジン制御部48が、画像形成装置の電源OFFが指示されたことを確認すると(ステップS15でYes)、処理を終了する。
本実施形態によれば、温度条件や湿度条件によって記録紙のカールの度合いが変化するため、温度センサ40及び湿度センサ41により検知される給紙カセット20の近傍の温度及び湿度に応じて、カール矯正機構42により記録紙に加える圧力を変化させることで、記録紙のカールを適度に矯正することができる。
ここで、コピー用紙等の記録紙を梱包する梱包材は防湿加工が施されているため、梱包材を開かない限り、記録紙の湿度は一定に保たれている。しかしながら、梱包材を開いて記録紙を給紙カセット20に補給すると、給紙カセット20に収容される記録紙が吸湿し、時間が経過するにつれて記録紙の含水率が変化してゆく。これに対し、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間に応じてカール矯正機構42により記録紙に加える圧力を変化させることで、記録紙のカールをより一層適度に矯正することができる。
また、従来においては、定着装置からカール矯正手段が設置される両面複写ユニットまでの記録紙の搬送路の距離が長いため、記録紙の搬送途中に搬送路に設置される部材に記録紙が引っ掛かり、紙詰まりを起こすおそれがある。これに対し、本実施形態では、定着ユニット15の直ぐ下流側にカール矯正機構42が設置されているため、記録紙が定着ユニット15を通過した直後に記録紙のカールを矯正することができ、紙詰まりを確実に防止することができる。
また、従来においては、画像形成装置の内部にカール検知センサによって記録紙のカールを検出するためのスペースを設けているため、装置が大型化するという問題がある。これに対し、本実施形態では、記録紙のカールを矯正するためにカール矯正機構42を設置するだけでよいため、画像形成装置を小型化することができる。また、本実施形態では、カール矯正機構42をポジション0と1〜3の位置とで変化させることによって記録紙のカールを矯正するか矯正しないかを選択することができるため、従来のように記録紙の搬送路を切り替えるための搬送路切り替え部材を設置する必要がなく、画像形成装置の構成を簡素化できる。
更に、従来においては、記録紙の両面印刷を行う両面印刷モードにおける記録紙の搬送路を利用して記録紙のカールを矯正するようにしているため、記録紙の片面印刷を行う片面印刷モードのみを備える画像形成装置において記録紙のカールを矯正することができない。これに対し、本実施形態では、定着ユニット15の直ぐ下流側にカール矯正機構42が設置されているため、記録紙の片面印刷を行う片面印刷モードのみを備える画像形成装置においても記録紙のカールを矯正することができる。
尚、上記画像形成装置において、印刷動作が終了してから次の印刷動作が開始されるまでの間、または、画像形成装置の電源OFFが指示されたとき、ステップS23の処理で得られたカール矯正機構42のポジションからポジション0(P0)へと各カム部材61を移動させるようにしてもよい。というのも、各カム部材61がポジション0(P0)以外の位置にある状態で長い時間が経過すると、2個の矯正ローラ66によってタイミングベルト53が押圧され、タイミングベルト53の劣化等が促進されるおそれがある。これに対し、各カム部材61をポジション0(P0)の位置に移動させることで、タイミングベルト53の劣化等を抑制することができる。
また、上記画像形成装置では、図11に示すフローチャートのステップS25において、各カム部材61をポジション0(P0)の位置に移動させた後にステップS23の処理で得られたカール矯正機構42のポジションへと各カム部材61を移動させるようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、印刷動作が終了したときに、給紙カセット20に収容される記録紙の残量のレベルと共にカール矯正機構42のポジションを記憶部47に記憶させておき、次にカール矯正機構42のポジションが決定されたとき、記憶部47に記憶されたカール矯正機構42のポジションに基づき、各カム部材61の回転角度が最少となるように各カム部材61を移動させるようにしてもよい。
また、上記画像形成装置では、温度センサ40及び湿度センサ41を給紙カセット20の近傍に設置することとしたが(図1参照)、これに限定されるものではない。即ち、この温度センサ40及び湿度センサ41は、給紙カセット20の内部に設置されていてもよい。また、温度センサ40及び湿度センサ41が検知する温度及び湿度は、画像形成装置の外部の温度及び湿度に近い。このため、画像形成装置に装置外部の温度及び湿度を検知するセンサが設置されていれば、温度センサ40及び湿度センサ41をこのセンサと兼用するようにしてもよい。
また、上記画像形成装置では、温度センサ40及び湿度センサ41によって検知される温度及び湿度と、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間と、に基づき、カール矯正機構42のポジションを決定するようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、記録紙のカールの度合いは、記録紙の材質や厚み等によっても変化する。このため、給紙カセット20より給紙される記録紙の材質及び厚み等を検知し、温度センサ40及び湿度センサ41によって検知される温度及び湿度と、給紙カセット20に記録紙が補給されてからの経過時間と、記録紙の材質及び厚み等と、に基づいて、カール矯正機構42のポジションを決定するようにしてもよい。
また、上記画像形成装置に装置の消費電力を低減する省エネモードが搭載されるとき、省エネモード時においても開閉検知機構46に電力が供給される。よって、画像形成装置が電源ONとなっている間は、省エネモード時においても給紙カセット20の開閉を検知することができる。
また、上記画像形成装置では、リアルタイム・クロック43を用いて日付及び時刻を計時するようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、この画像形成装置を通信ネットワークを介して他の装置に接続し、他の装置から日付及び時刻の情報を取り込むようにしてもよい。
また、上記画像形成装置に、カール矯正機構42による制御のON/OFFを選択できる機能を設けるようにしてもよい。そして、カール矯正機構42による制御のON/OFFは、画像形成条件等を設定する表示画面(不図示)を通じてユーザが設定することができる。よって、ユーザが表示画面を通じてカール矯正機構42による制御をOFFに設定したとき、カール矯正機構42が動作せず、カール矯正機構42による記録紙のカールの矯正が行われない。
また、上記画像形成装置では、給紙カセット20に2個の残量検知センサ45を設置することとしたが(図2参照)、この給紙カセット20に設置する残量検知センサ45の数は1個であってもよいし、或いは、3個以上であってもよい。そして、給紙カセット20に3個以上の残量検知センサ45を設置することによって、給紙カセット20に収容される記録紙の残量をより一層精度良く検知することができる。
また、上記画像形成装置では、カール矯正機構のポジション42をポジション0(P0)からポジション3(P3)までの4段階に設定したが(図10参照)、カール矯正機構42のポジションを3段階未満に設定してもよいし、或いは、5段階以上に設定してもよい。そして、カール矯正機構42のポジションを5段階以上に設定することによって、定着ユニット15を通過後の記録紙のカールをより一層適度に矯正することができる。
以上説明したように、本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、記録紙のカールを矯正する機能を有するものについて有用である。
実施形態に係る画像形成装置の構造を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置における給紙カセットの構造を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 記録紙有無検知センサ及び給紙カセットの周辺の構造を示す図である。 給紙カセットに記録紙が補給されてからの経過時間と給紙カセットの近傍の温度及び湿度と、カール矯正機構のポジションとの関係を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置におけるカール矯正機構の構造を示す図である。 カール矯正機構におけるベルトローラユニット及びカール矯正ユニットの構造を示す図である。 カール矯正機構におけるカム制御機構の構造を示す図である。 カール矯正機構におけるカム位置検知機構の構造を示す図である。 カール矯正機構のポジションの変化を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置におけるエンジン制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
42 カール矯正機構
50 ベルトローラユニット
51 一対のローラ
52 バネ
53 タイミングベルト
60 カール矯正ユニット
61 カム部材
62 第1の軸部材
63 カム補助部材
64 第2の軸部材
65 ガイド板
66 矯正ローラ
67 第3の軸部材
70 カム制御機構
71 カム制御部材
72 規制部材
73 可動部材
74 ポジション切換用ソレノイド
74a スイッチ
80 カム位置検知機構
81 カム位置検知部材
81a 切り欠き部
82 カム位置検知センサ

Claims (4)

  1. 画像を印刷するための記録紙を収容する給紙カセットと、前記給紙カセットより給紙されて画像が転写された記録紙に画像を定着させる定着ユニットと、を備える画像形成装置において、
    環境温度を検知する温度センサと、
    環境湿度を検知する湿度センサと、
    前記定着ユニットの下流側に設置されると共に記録紙に圧力を加えることで記録紙のカールを矯正するカール矯正機構と、を備え、
    前記温度センサにより検知される温度及び前記湿度センサにより検知される湿度に応じて、前記カール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙カセットに記録紙が補給された時間と、前記給紙カセットに収容される記録紙の残量と、を記憶する記憶部と、
    前記給紙カセットに収容される記録紙の残量を検知する残量検知手段と、
    時間を計時する計時手段と、を備え、
    第1の所定のタイミングに達したときに、前記残量検知手段によって前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が検知され、前記記憶部に記憶された前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が更新されると共に、
    第2の所定のタイミングに達したときに、前記残量検知手段によって前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が検知され、前記記憶部に記憶された前記給紙カセットに収容される記録紙の残量との比較により前記給紙カセットに収容される記録紙の残量が増加したことが確認されたときに、前記記憶部に記憶される前記給紙カセットに記録紙が補給された時間が前記計時手段が計時する時間に更新され、
    その後に印刷開始の指示がなされたとき、前記計時手段が計時する時間と、前記記憶部に記憶される前記給紙カセットに記録紙が補給された時間と、の差に応じて、前記カール矯正機構により記録紙に加える圧力を変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の所定のタイミングは、印刷動作が終了したとき、または、前記給紙カセットに収容される記録紙が無くなったときであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙カセットの開閉を検知する開閉検知手段を備え、
    前記第2の所定のタイミングは、前記開閉検知手段によって前記給紙カセットの開閉が検知されたとき、または、前記画像形成装置が電源ONとなった直後であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
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