JP2021194879A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷位置ずれを抑制する。【解決手段】更新行為が検知された給紙トレイ325に関し、補充後使用可能時間設定の有無を示す情報である属性431が「あり」に設定されている場合は、CPU114は、更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの間、当該給紙トレイ325を、使用する給紙トレイとして選択されないように制御する。【選択図】図10

Description

本発明は、印刷位置を調整する機能を有する画像形成装置に関する。
従来、基準マークを印刷した調整用チャートを読み取ることで取得した印刷位置ずれ量に基づいて印刷位置を調整する画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開2007−206667号公報
しかしながら、印刷に用いるシート(記録用紙)は、含有する水分量により伸び縮みすることが知られている。特に、シート収容部に対してシートを補充または交換した直後、シートの水分量は平衡状態になるまで変化し、これによりシートの寸法が変化する。そのため、例えば、印字位置調整の前後でシートの寸法が大きく変化すると、印刷位置ずれ量に基づいた位置調整が適切にできなくなるおそれがある。
本発明は、印刷位置ずれを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、シートを収容する複数のシート収容部と、前記複数のシート収容部の中から、使用するシート収容部を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたシート収容部から供給されたシートに、前記選択されたシート収容部に紐づけられた調整値を用いて位置調整した画像を形成する形成手段と、前記複数のシート収容部の各々に対するシートの補充または交換による更新行為があったことを検知する検知手段と、前記検知手段により更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの間、更新行為が検知されたシート収容部が前記選択手段により選択されないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷位置ずれを抑制することができる。
印刷システムのブロック図である。 画像形成装置の模式図である。 画像形成部の構成を示す模式図である。 読み取り装置の模式的断面図、給紙装置のブロック図である。 用紙ライブラリ編集画面の一例を示す図である。 用紙属性編集画面の一例を示す図である。 画像形成装置の機能モジュールを示すブロック図である。 調整用チャートの例を示す図である。 調整値の一例を示す図である。 選択対象設定処理を示すフローチャートである。 ジョブ処理のシーケンスを示す図である。 状況確認画面の一例を示す図である。 プリンタドライバ画面の例を示す図である。 ジョブ処理を示すフローチャートである。 状況確認画面の一例を示す図である。 警告ダイアログを示す図である。 ジョブ処理のシーケンスを示す図である。 変形例の選択対象設定処理を示すフローチャートである。 用紙属性編集画面の一例を示す図である。 ジョブ処理のシーケンスを示す図である。 補正値の算出方法を示す図である。 加減算値を規定するテーブルを示す図である。 経過時間管理処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 用紙ライブラリ編集画面の一例を示す図である。 割り込み自動調整の概念図である。 ジョブ処理のシーケンスを示す図である。 印刷処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置を含む印刷システムのブロック図である。この印刷システム1000は、画像形成装置100と、ホストコンピュータ101とを有する。画像形成装置100とホストコンピュータ101は通信回線105によって互いに接続されている。なお、通信回線105によって接続されるホストコンピュータ101および画像形成装置100の各数は問わない。通信回線105はLAN、WAN等のネットワークであってもよい。
ホストコンピュータ101は、図示しない入力装置によるユーザからの入力情報を取得し、その入力情報に基づきプリントジョブを作成し、プリントジョブを画像形成装置100へ送信することができる。
画像形成装置100は、主にコントローラ110、プリンタエンジン150、操作パネル120、スキャナ130、給紙装置140を有する。コントローラ110は、各種データ処理を行い、画像形成装置100の動作を制御する。操作パネル120は、タッチパネルを備え、ユーザからの各種操作を受け付ける。スキャナ130は、光学センサを用いて原稿文書をスキャンし、スキャン画像データを取得する。給紙装置140は、複数の給紙段(給紙トレイ325;図4(b))を含む。各給紙段には、各種の記録用紙であるシートを収容しておくことが可能である。各給紙段では、収納されたシートの最上位のシート一枚のみが分離され、プリンタエンジン150へと搬送されることが可能である。プリンタエンジン150は、画像データをシートに物理的に印刷する。プリンタエンジン150によって印刷された印刷結果170が読み取り装置160により読み取られ、読み取り結果がコントローラ110にフィードバックされる。読み取り装置160の詳細は図4(a)を用いて後述する。
コントローラ110において、I/O制御部111は、外部ネットワークとの通信制御を行う。ROM112は、各種制御プログラムを記憶する。RAM113には、ROM112に記憶された制御プログラムが展開される。CPU114は、RAM113に読み出された制御プログラムを実行し、画像信号や各種デバイスを統括的に制御する。HDD115は、画像データやプリントデータなどの大容量のデータを一時的あるいは長期的に保持する。コントローラ110における各モジュールは、システムバス116を介して互いに接続される。さらにシステムバス116は、コントローラ110と画像形成装置100内の各デバイスとを互いに接続している。
なおRAM113はCPU114の主メモリ、ワークメモリとしても機能する。また制御プログラムおよびオペレーティングシステムはROM112の他にHDD115にも格納される。さらに、図示しないNVRAMに、操作パネル120からのモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
プリンタエンジン150は、画像形成部151、定着ユニット155を有する。画像形成部151は、現像ユニット152、感光体ドラム153、転写ベルト154を有する。画像形成部151は、コントローラ110によって生成された画像データに従い、現像ユニット152を用いて感光体ドラム153上にトナー像を形成する。さらに画像形成部151は、感光体ドラム153上のトナー像を、転写ベルト154上に搬送されたシートに転写する。画像形成部151については図3で詳述する。定着ユニット155は、画像形成部151によりシートに転写されたトナー像を定着させる。定着ユニット155は図示しない加圧ローラおよび加熱ローラを備える。各ローラの間をシートが通過することにより、トナーが溶融・圧着され、シートにトナー像が定着される。
図2は、画像形成装置100の模式図である。画像形成装置100は、オプション給紙デッキ1501、プリンタエンジン150、読み取り装置160、パンチャ1502、製本機1503を有する。画像形成装置100には、複数のシート収容部として、例えば7つの給紙トレイ325が設けられる。給紙トレイ325−1〜325−4の4つの給紙トレイがプリンタエンジン150に組み込まれている。給紙トレイ325−5〜325−7の3つの給紙トレイがオプション給紙デッキ1501に配される。複数の給紙トレイを持つことで、大量のシートを連続で印刷したり、多様なサイズ・種類のシートを予め格納したりすることができる。各給紙トレイ325の数や配置は問わない。
コントローラ110は、これら7つの給紙トレイ325のうち1つを、画像形成に用いる給紙トレイとして選択することができる。すなわち、画像形成装置100はトレイ自動選択機能を持つ。このトレイ自動選択機能により、印刷ジョブを投入する際に、給紙トレイ325の指定が「自動」に設定されることで、シートサイズや種類をもとに複数の給紙トレイのうち適切な給紙トレイからシートを供給することが可能である。画像形成装置100のオペレータ(ユ―ザ)は、シートを補充する給紙トレイの場所を意識することなく印刷ジョブを指示することができる。
図3は、画像形成部151の構成を示す模式図である。現像ユニット152は感光体ドラム153に対向して配置されている。現像ユニット152の内部は、垂直方向に延在する隔壁201によって現像室202と撹拌室203とに区画されている。現像室202には図の矢印方向(反時計方向)に回転する非磁性の現像スリーブ204が配置されている。現像スリーブ204の内部にはマグネット205が固定配置されている。現像スリーブ204はブレード206によって層厚規制された二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを含む)の層を担持搬送し、感光体ドラム153と対向する現像領域で現像剤を感光体ドラム153に供給して感光体ドラム153上の静電潜像を現像する。現像効率、即ち静電潜像へのトナーの付与率を向上させるために、現像スリーブ204には直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が印加されている。
現像室202及び撹拌室203にはそれぞれ現像剤撹拌用のスクリュー207、208が配置されている。スクリュー207は現像室202中の現像剤を撹拌搬送する。スクリュー208は、トナー補給槽210のトナー排出口211から搬送スクリュー212の回転によって供給されたトナー213と現像ユニット152内にある現像剤214とを撹拌搬送し、トナー濃度を均一化する。なお、隔壁201には、図3における手前側と奥側の端部において現像室202と撹拌室203とを相互に連通させる現像剤通路(図示せず)が形成されている。現像によってトナーが消費されてトナー濃度が低下した現像室202内の現像剤は、スクリュー207、208の搬送力により、一方の現像剤通路から撹拌室203内へ移動される。そして撹拌室203内でトナー濃度の回復した現像剤は、他方の現像剤通路から現像室202内へ移動されるように構成されている。
感光体ドラム153は図の矢印方向(時計方向)に回転駆動される。感光体ドラム153の周囲には、感光体ドラム153を一様に帯電する一次帯電器220、現像ユニット152、現像された可視トナー像をシートへ転写する転写帯電器221、ドラムクリーナ222が感光体ドラム回転方向に順次配設されている。感光体ドラム153の上方には像露光装置223が設けられている。像露光装置223は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、反射鏡等からなり、コントローラ110によってデジタル信号に変換された画像に対応するデジタル画素信号(ビデオデータ)の入力を受けて、信号に対応して変調されたレーザビームを照射する。像露光装置223は、レーザビームを一次帯電器220と現像ユニット152との間で感光体ドラム153の母線方向に走査するよう照射し、感光体ドラム153のドラム面を露光して静電潜像を形成する。その後、感光体ドラム153が回転することで、静電潜像が現像ユニット152によって可視トナー像に現像される。
感光体ドラム153の下方には、無端状の転写ベルト154が複数のローラ間に架張されて配置される。転写ベルト154は、図の矢印で示す方向にシートを搬送する。給紙装置140から供給されたシートは、転写ベルト154の図3の右方から搬入され、転写ベルト154を挟んで対向設置される吸着帯電器230の作用により、転写ベルト154に担持され、図3の左方へ搬送される。シートが感光体ドラム153と転写帯電器221との間を通過する際、転写帯電器221の作用により、感光体ドラム153上に現像された可視トナー像がシートへ転写される。トナー像が転写されたシートは、除電用帯電器231によって転写ベルト154から分離され、定着ユニット155(図1)へ搬送される。シートへのトナー転写後に感光体ドラム153上に残存するトナーはドラムクリーナ222により除去される。
図4(a)は、読み取り装置160の模式的断面図である。読み取り装置160は、読み取りコントローラ部310、シートセンサ311、2つのラインセンサ312を有する。読み取られるべき印刷物であるシート(例えば、図8に示す調整用チャート)は、搬送路313上を通り、シートセンサ311で検知される。搬送路313は黒い搬送ベルトで構成されている。黒い搬送ベルトを用いているので、シートセンサ311は搬送路313を通過する白いシートの端位置を的確に捉え、シートの有無を検知することができる。
シートセンサ311はシート搬送方向とシート厚み方向とに直交する方向であるシート幅方向に複数並んで設置されている。複数のシートセンサ311は、それぞれの位置でシートの有無を検知し、シートの通過時間を求める。読み取りコントローラ部310は、各シートセンサ311から送られるシートの有無の変化情報とシートの先端位置の通過時間をもとに、搬送ベルトの搬送速度からシートの斜行角度を計算する。
次に、シートの有無を検知した信号をトリガにして、読み取りコントローラ部310はラインセンサ312を制御してシートの画像データを読み取る。このラインセンサ312はシートの表面と裏面とを読み取り可能なように、搬送路313に対して上下に2つ設置されている。読み取りコントローラ部310は、算出された斜行角度とラインセンサ312で読み取った画像データとをコントローラ110(図1)に送信する。
画像形成装置100で印刷に使用されるシートは、オペレータによって用紙ライブラリと呼ばれるデータベースを用いて管理される。用紙ライブラリは、HDD115もしくはRAM113に保存され、各ソフトウェアモジュールにより必要に応じて読み出し・書き込みがなされる。
図4(b)は、給紙装置140のブロック図である。給紙装置140は印刷に用いるシートを格納すると共に、画像形成のためにシートを供給する。図4(b)では、1つの給紙トレイ325とそれに対応する構成要素が示されている。各給紙トレイ325に対応する構成要素は互いに同様に構成される。
各給紙トレイ325は開閉可能に構成される。開閉センサ321は、オペレータがシートを格納する際の給紙トレイ325の開け閉めを検知する。サイズセンサ322は、給紙トレイ325に交換または追加補充されたシートのサイズを検知する。残量センサ323は、給紙トレイ325内のシートの積載量を検知する。給紙トレイ325の開閉前後でのシートの積載量の変化から、シートの交換・補充がなされたか否かがわかる。ヒータ324はシートの湿度を適切に保つために設置される。ヒータ324は、交換直後のシートの湿度が印刷に適切でない場合に、より早く適切な状態にする。取得手段としての環境センサ326は、給紙トレイ325内の温度および湿度を測定する。なお、環境センサ326は、複数の給紙トレイ325に共通に1つ設けられてもよい。なお、環境センサ326に代えて、温度センサと湿度センサとを別々に設けてもよい。
図5(a)、(b)は、用紙ライブラリ編集画面の一例を示す図である。この用紙ライブラリ編集画面400は、操作パネル120(図1)に表示される。この用紙ライブラリ編集画面400は、ユーザが用紙ライブラリの編集などの操作を行うためのインタフェース画面である。用紙ライブラリ編集画面400における用紙リスト410には、用紙ライブラリに記憶されたシート(用紙)がリスト表示される。各シートに対し、用紙属性が付随情報として表示される。
用紙ライブラリに記録された用紙数が、用紙リスト410に一度に表示できる用紙数よりも多い場合には、縦スクロールバー418が使用される。オペレータは縦スクロールバー418を操作することにより、任意の用紙を表示させることが可能となる。画面には横スクロールバー419も設けられる。オペレータは横スクロールバー419を左右にスクロールすることで、1画面に表示しきれない属性を閲覧することができる。図5(b)では、図5(a)で表示しきれなかった属性が表示されている。
属性411は、各用紙の名称を表す。用紙の名称は、各用紙が互いに識別されるようにユーザなどから指定される名称であり、メーカ名と紙種等を含む。例えば、紙種は、リサイクル紙、エンボス紙、コート紙等を含む。属性412〜417、431〜435は、用紙の物理的特性や付随情報を示す。
属性412および属性413はそれぞれ、各用紙における副走査方向の長さ(用紙長さ)および主走査方向の長さ(用紙幅)を表す。属性414は各用紙の坪量、属性415は各用紙の表面性を表す。表面性とは用紙表面の物理特性を表す属性で、例えば光沢性を上げるための表面コートがなされた「コート」や、表面に凹凸のあるような「エンボス」などがある。属性416は各用紙の色(用紙自体の色)を表す。
属性417は、用紙ごとの調整動作の状態を示す。属性417には、選択したシートについて印字位置調整を自動で行うか否かの情報が表示される。属性417の項目が「可」となっていると、給紙トレイに用紙が登録されたことをトリガとして、印字位置調整が行われる。
また、ユーザは、操作パネル120上において、用紙リスト410の任意の行に触れることで、対応する用紙を選択することが可能である。選択された用紙は、ハイライト表示(反転表示)される。図5(a)では、一例として「用紙5」が選択されている。
新規追加ボタン420は、用紙ライブラリに新しく用紙を追加するためのボタンである。編集ボタン421は、用紙リスト410において選択された用紙の属性を編集するためのボタンである。新規追加ボタン420または編集ボタン421が押されると、操作パネル120には、用紙ライブラリ編集画面400に代わって、図6に示すようなインタフェース画面が表示される。
削除ボタン422は、用紙リスト410において選択された用紙を用紙ライブラリから削除するためのボタンである。印字位置調整ボタン423は、用紙リスト410において選択された用紙に対する印字位置調整を行うためのボタンである。このボタンが押下されると、給紙装置140に登録されている用紙の中から選択されている用紙について印字位置調整がスポットで行われる。
図4(b)に示す画面には、列として、属性431〜435が表示されている。画像形成装置100は、複数の給紙トレイ325の中から、使用する給紙トレイ325を自動選択する自動選択機能を有する。給紙トレイ325に対するシートの補充または交換(以下、これを「更新行為」と記す)があった場合に、更新行為があった給紙トレイ325が、自動選択機能における選択対象となるか選択対象外となるかが、属性431〜435によって決まる。なお、用紙属性が変更されたことも、上記更新行為に含まれる。
属性431、434は、「あり」または「なし」に設定される。属性431は、補充後使用可能時間設定の有無を示す情報(第1の所定の指定)であり、ユーザ操作に応じて給紙トレイ325ごとに対応付けられる。属性431が「あり」に設定されている場合は、更新行為が検知されてから「所定時間」が経過するまでの間、更新行為が検知された給紙トレイ325は選択対象外となる。これは、補充直後のシートの湿度が安定しないため、伸縮による画像位置ずれの可能性があるからである。この所定時間は、属性432、433によって定まる。ヒータ324がオン状態時の所定時間は属性432で定まり、ヒータ324がオフ状態時の所定時間は属性433で定まる。所定時間は、例えば、更新行為があった後にその給紙トレイ325が利用可能になるまでの時間である。
属性434は、湿度が所定湿度範囲内となるまでの間、使用される給紙トレイとして選択されないようにする指定(第2の所定の指定)である。属性434は、ユーザ操作に応じて給紙トレイ325ごとに対応付けられる。属性434が「あり」に設定されている場合は、更新行為が検知された給紙トレイ325の湿度が所定湿度範囲内となるまでの間、更新行為が検知された給紙トレイ325は選択対象外となる。湿度が高すぎる場合や低すぎる場合、伸縮による画像位置ずれの可能性があるからである。所定湿度範囲は属性435によって定まる。
図6は、用紙属性編集画面の一例を示す図である。この用紙属性編集画面500は、ユーザが用紙属性の編集を行うためのインタフェース画面であり、給紙トレイ325ごとに設定される。テキストボックス501、502、503、504はそれぞれ、用紙名称、副走査方向用紙長、主走査方向用紙長、坪量を入力するためのテキストボックスである。ユーザは、これらのテキストボックスへ、不図示のソフトウェアキーボードや操作パネル120に備えられるテンキーなどによって入力することができる。
コンボボックス505は、用紙の表面性を指定するためのボックスである。ユーザは、コンボボックス505で、画像形成装置100がサポート可能な予め登録された表面性のリストから1つを指定することが可能である。コンボボックス506は、用紙の色を指定するためのボックスである。コンボボックス506では、用紙の色に最も近い色を、予め登録された色のリストから1つ指定することが可能である。
チェックボックス507は、用紙がプレプリント紙かどうかを指定するためのボックスである。用紙がプレプリント紙である場合は、オペレータはチェックボックス507をチェックする。チェックボックス508は、印字位置自動調整を行うかどうかを指定するためのボックスである。チェックボックス508がチェックされている場合、図5(a)の属性417の項目が「可」となる。属性417の項目が「可」に設定されていると、給紙装置140に用紙を登録したときに印字位置自動調整が自動的に行われる。印字位置調整間隔には、用紙ごとに予め決定された初期値が用いられる。なお、テキストボックス509により、印字位置調整間隔の初期値をオペレータが変更可能に構成してもよい。オペレータは、テキストボックス509に表示された初期値をカスタマイズすることで、用紙ごとの印字位置調整間隔をより印刷環境に適したものにすることが可能となる。
チェックボックス510は、更新行為が検知されてから「所定時間」が経過するまでの間、更新行為が検知された給紙トレイ325を選択対象外にするかどうかを指定するボックスである。チェックボックス510がチェックされると、属性431(図5(b))が「あり」に設定される。テキストボックス511、512は、ヒータ324がオン状態時、オフ状態時の所定時間を入力するボックスである。テキストボックス511、512に入力された値が、それぞれ属性432、433(図5(b))に設定される。
チェックボックス513は、更新行為が検知された給紙トレイ325を、その湿度が所定湿度範囲内となるまでの間、選択されないようにするか否かを指定するボックスである。チェックボックス513がチェックされると、属性434(図5(b))が「あり」に設定される。テキストボックス514、515は、所定湿度範囲の下限、上限を入力するボックスである。テキストボックス514、515に入力された値の範囲が、所定湿度範囲として、属性435(図5(b))に設定される。
編集終了ボタン520が押下されると、その時点で入力されている用紙属性が確定され、用紙ライブラリに保存される。その後、編集画面500から編集画面400へ戻る。キャンセルボタン521が押下されると、用紙属性の編集処理は中止され、その後、編集画面500から編集画面400へ戻る。
図7は、画像形成装置100の機能モジュールを示すブロック図である。各機能モジュールは、コントローラ110(図1)のCPU114、RAM113、ROM112、HDD115、I/O制御部111等の協働により実現される。主として、CPU114がROM112に記憶されたプログラムをRAM113に読み出して実行することによって各機能が実現される。操作部制御部601は、LCDパネルやキーボードから構成される操作パネル120を制御する。ジョブ管理部602は、I/O制御部111を通してホストコンピュータ101から受信した印刷ジョブや、画像形成装置100に内蔵されている調整用画像を、プリンタエンジン150を用いて印刷する。用紙情報記憶部604は、操作部制御部601によりオペレータから入力された用紙に関する属性を記憶する。用紙管理部603は、給紙装置140の各種センサを用いて用紙残量や用紙交換のタイミングなどを監視する。また、用紙管理部603は、用紙情報記憶部604の用紙情報を参照しながら印刷に必要な用紙を供給する。印刷位置補正部605は、画像形成部151が印刷した調整用チャートの調整用画像を画像読み取り部607により読み取り、表裏印刷位置が正しくなるように調整値を計算及び記憶する。
図8(a)、(b)は、印字位置調整に使用される調整用チャートの例を示す図である。調整用チャートは、印字位置調整の開始後、CPU114の指示によって印刷される。図8(a)は調整用チャートの表面700、図8(b)は調整用チャートの裏面701を示している。矢印710、711は、オペレータが調整用チャートの搬送方向と、表面・裏面とを識別するために調整用チャート上に印字された画像である。矢印710、711に、それぞれ、表面、裏面という文字で印刷されている。なお、が、矢印710、711や、表面、裏面という文字画像は必須でない。
調整用チャートの表面700、裏面701には、同じマークが印刷されている。これは、調整用チャートをオペレータによる作業が介在するスキャナ等での読み取りにも利用可能にするためである。マーク720は、調整用チャートの所定の位置に印刷される。具体的には、マーク720は、調整用チャートの表面・裏面それぞれの4隅に、計8箇所印刷される。なお、各マーク720は通常、用紙に対する反射率の差が大きい色のトナーで形成される。本実施の形態では、マーク720は黒色のトナーで形成される。
マーク720は、印字位置が理想通りなら、シート端から一定距離離れた位置に印字されるように配置される。このマーク720の、調整用チャート上における相対位置を測定することで、印字位置のずれ量が求められる。図8(a)、(b)に示す物理量A〜Vが測定される。物理量A、Bは、それぞれ調整チャートの副走査方向長さ、主走査方向長さである。理想的な長さは用紙ライブラリで定義された用紙長となる。物理量C〜Rは、マーク720から直近のシート端までの距離である。測定された物理量A〜Vから、印字位置ずれ量を算出する方法について図9を用いて説明する。
図9は、調整値の一例を示す図である。調整値は、位置ずれの方向と位置の補正量とを示す情報である。この調整値により、物理量A〜Vの実測値から印字位置ずれ量が算出される。
調整値は、各給紙トレイ325に紐づけられる。画像形成部151は、CPU114による制御によって、使用する給紙トレイ325に紐づけられた調整値を用いて位置調整した画像を形成する形成手段としての機能を果たす。
図9に示すように、調整値は、表面に関し、リード位置801、サイド位置802、主走査倍率803、副走査倍率804、直角補正量805、台形補正量806を含む。また、調整値は、裏面に関し、リード位置807、サイド位置808、主走査倍率809、副走査倍率810、直角補正量811、台形補正量812を含む。測定値820は、調整用チャートの表面、裏面の読み取り結果に基づく演算により取得される。例えば、リード位置801の測定値820は、(C+E)/2により算出される。サイド位置802の測定値820は、(F+J)/2により算出される。
理想値821は既知である。印字位置ずれ量822は、測定値820と理想値821とから演算により取得される。リード位置801、807およびサイド位置802、808の各理想値は、マークの称呼の印字位置から定まり、1cmである。リード位置801、807およびサイド位置802、808の各印字位置ずれ量822は、測定値−理想値である。主走査倍率803、809はマークの称呼印字位置、物理量Bから定まる(主走査方向長さ−2)。主走査倍率803、809の印字位置ずれ量822は、(測定値−理想値)/理想値である。副走査倍率804、810はマークの称呼印字位置、物理量Aから定まる(副走査方向長さ−2)。直角補正量805、811および台形補正量806、812の各理想値は0mmである。直角補正量805、811および台形補正量806、812の各印字位置ずれ量822は、測定値820と同じ量となる。主走査倍率および副走査倍率の印字位置ずれ量822の単位は%である。算出された各印字位置ずれ量822は、用紙ライブラリによって管理される。
物理量A〜Vの実測方法には、オペレータが定規などによって実測する方法や、調整用チャートをスキャナ130によってスキャンした画像から画像解析により算出する方法がある。本実施の形態では、プリンタエンジン150に接続された読み取り装置160で読み取った画像から画像解析により算出される。読み取り装置160によるスキャン画像から算出する方法では、ラインセンサ312が、通過した調整用チャートをスキャンする。そして、スキャンされた画像内の濃度差から、調整用チャートのシート端およびマーク720のエッジ(シート下地とマーク720との境界)が検出される。そして検出されたシート端およびマーク720のエッジから、物理量A〜Vが算出される。
図10は、選択対象設定処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU114がROM112に記憶されたプログラムをRAM113に読み出して実行することによって実現される。この処理は、所定の時間間隔で定期的に実行される。この処理において、CPU114は、本願発明における制御手段としての機能を果たす。
まず、ステップS101で、CPU114(用紙管理部603)は、最初の給紙トレイ325をチェック対象とする。各給紙トレイ325のチェック対象となる順番は予め決まっている。ステップS102では、CPU114(用紙管理部603)は、給紙装置140の開閉センサ321および残量センサ323による検知結果等から、チェック対象の給紙トレイ325に対して上記更新行為があったか否かを判別する。
例えば、開閉センサ321により給紙トレイ325が閉まり且つ、給紙トレイ325に収容されているシートの枚数が給紙トレイ325の開放前と比べて増加している場合に、更新行為があったと判別される。また、操作部制御部601により、オペレータが用紙属性を変更した場合にも、更新行為があったと判別される。更新行為の有無は、開閉センサ321、残量センサ323の検知結果等に基づきCPU114が判別する(検知手段)。
CPU114は、チェック対象の給紙トレイ325に対して更新行為があった場合は、処理をステップS103に進め、更新行為がない場合は処理をステップS106に進める。ステップS103では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に対して更新行為があった時刻を、更新行為時刻としてRAM113に記録すると共に、タイマをスタートさせる。
ステップS104では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に関して、補充後使用可能時間設定を示す属性431(図5(b))が「あり」に設定されているか否かを判別する。上述したように、チェックボックス510(図6)がチェックされることで属性431が「あり」に設定されている。そして、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に関して属性431が「なし」に設定されている場合は、処理をステップS109に進める。一方、チェック対象の給紙トレイ325に関して属性431が「あり」に設定されている場合は、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS105を実行してから処理をステップS109に進める。
ステップS105では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325を、自動選択機能における選択対象外(自動選択の非対象)にする。当該給紙トレイ325については、更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの間、自動的に選択されないように制御される。すなわち、自動選択機能が有効と指定されている印刷ジョブの処理においては、更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの間、当該給紙トレイ325は使用する給紙トレイとして選択されない。更新行為直後であるために、収容するシートの湿度が不安定な給紙トレイ325の使用が禁止されることで、印刷位置ずれ(印字位置ずれ)の発生が回避される。
ステップS106では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325が自動選択の非対象であるか否かを判別する。チェック対象の給紙トレイ325が自動選択の非対象でない(対象である)場合は、CPU114は、処理をステップS109に進める。しかしチェック対象の給紙トレイ325が自動選択の非対象である場合は、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS107で、更新行為時刻から所定時間が経過しているか否かを判別する。ここでいう更新行為時刻は、ステップS103で記録された時刻である。また、所定時間は、ヒータ324がオンであるかオフであるかに応じて属性432、433(図5(b))により定まる時間である。
その判別の結果、更新行為時刻から所定時間が経過している場合は、収容するシートの湿度が安定していると判断できる。そこでCPU114(用紙管理部603)は、ステップS108で、チェック対象の給紙トレイ325を、自動選択機能における選択対象(自動選択の対象)にする。従って、自動選択機能が有効と指定されている印刷ジョブの処理においては、当該給紙トレイ325は使用する給紙トレイとして選択される可能性がある。その後、CPU114は、処理をステップS109に進める。一方、更新行為時刻から所定時間が経過していない場合は、収容するシートの湿度が不安定であるため、CPU114は、処理をステップS109に進める。ステップS109では、CPU114は、報知処理を実行する。この報知処理の態様については図12で後述する。
ステップS109の後、ステップS110では、CPU114(用紙管理部603)は、すべての給紙トレイ325をチェックしたか否かを判別する。給紙トレイ325をチェック対象とすることが一巡すると、すべての給紙トレイ325をチェックしたことになる。そして、CPU114は、未チェックの給紙トレイ325がある場合は、ステップS111で、順番上で次の給紙トレイ325をチェック対象とし、処理をステップS102に戻す。すべての給紙トレイ325をチェックした場合は、CPU114は、図10に示す処理を終了する。
画像形成装置100のユーザにより投入された印刷ジョブが実行される具体例を図11で説明する。図11は、ジョブ処理のシーケンスを示す図である。ここで例示する印刷ジョブにおいては、自動選択機能が有効と指定されているが、使用する給紙トレイの指定が無いとする。「給紙トレイ1」、「給紙トレイ2」は、互いに異なる給紙トレイ325であるとする。
まず、ユーザは、給紙トレイ1にシートを補充する(S201)。給紙トレイ1では、開閉センサ321及び残量センサ323等によってシートの補充または交換(更新行為)があったことが検知される(S202)。すると、補充後、シートの吸湿状態が安定するまでの一定時間(所定時間が経過するまで)、給紙トレイ1を利用しないことを給紙トレイ1は用紙管理部603へ通知する(S203)。ユーザは印刷ジョブをホストコンピュータ101に指示すると(S204)、ジョブ管理部602に印刷ジョブが投入される(S205)。ここでは、ジョブ管理部602は、使用する給紙トレイを指定せずに用紙管理部603へ給紙を指示する(S206)。
用紙管理部603は給紙トレイ1が自動選択の対象外であることを認識している。なお、給紙トレイ1と給紙トレイ2とには、今回の印刷ジョブで必要とされる用紙サイズ、用紙タイプに合致したシートが格納されているとする。従って、用紙管理部603は、自動選択の対象となっている給紙トレイ2に給紙指示を行う(S207)。給紙トレイ2は給紙を開始する(S208)。給紙トレイ1は、更新行為から所定時間が経過すると、使用可能となったことを用紙管理部603へ通知する(S209)。
給紙トレイ2は、収容しているシートが使い切られてなくなると、給紙が不可能になったことを用紙管理部603へ通知する(S210)。用紙管理部603は、給紙トレイ2の代わりに、自動選択の対象になった給紙トレイ1に対し、給紙を開始するように指示することで、印刷ジョブを継続させる(S211)。ジョブ管理部602は、印刷ジョブにおける全ページの印刷を完了すると、ジョブ終了通知を行う。すなわち、ジョブ管理部602は、給紙停止を用紙管理部603へ通知すると共に(S212)、ホストコンピュータ101にジョブの終了を知らせる(S213)。ホストコンピュータ101はジョブが終了したことを画面に表示することで、ジョブ終了状態をユーザに知らせる(S214)。
なお、図11に示す処理において、CPU114(用紙管理部603)は、複数の給紙トレイの中から、使用する給紙トレイを選択する選択手段としての機能を果たす。
図12は、状況確認画面の一例を示す図である。この状況確認画面1300は、図10のステップS109で実行される報知処理により、操作パネル120の画面上に表示される。
状況確認画面1300においては、消耗品のシートに関する情報が表示されている。画像形成装置100にはシートが格納されている7つの給紙トレイ325が接続されている。番号1〜7が7つの給紙トレイ325に対応している。例えば、番号1の給紙トレイには、A4サイズで普通紙という名称のシートが格納されている。補充・交換時刻欄1301には、対応する給紙トレイに対し、シートの補充・交換(更新行為)が行われた時刻が表示されている。例えば、番号1では、補充・交換時刻欄1301には、午前9:45分に補充・交換されたことが表示されている。
自動用紙トレイ選択欄1302には、対応する給紙トレイが自動選択の対象であるか否かの情報と、非対象の給紙トレイが自動選択の対象になるまでの残時間が表示される。例えば、番号1の給紙トレイについては、自動選択の対象外であり、対象となるまでに「あと15分」が必要であることが表示されている。番号3の給紙トレイについては、自動選択の対象であることが表示されている。
従って、状況確認画面1300により、更新行為が検知されたことで、使用する給紙トレイとして選択されないように決定された給紙トレイが報知される。また、更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの残時間が報知される。ユーザは、どの給紙トレイがいつ利用可能になるのかを容易に把握できる。なお、残時間は数値に限らず、待ち時間の進捗度合いをパーセント表示してもよい。また、自動選択の対象か非対象かを、色で分けて識別できるようにしてもよい。なお、報知処理は、音声によってもよい。
図13は、印刷ジョブを投入するためのプリンタドライバ画面(メディア設定画面)の例を示す図である。プリンタドライバ画面1201は、操作パネル120上に表示される。
ホストコンピュータ101から投入される印刷ジョブでは、印刷に用いる給紙トレイを強制的に指定することが可能である。例えば、プリンタドライバ画面1201における用紙トレイ指定1202で、印刷ジョブで使用するシートをどの給紙トレイから供給するかを指定可能である。用紙トレイ指定1202で、「自動トレイ選択」が指定されると、自動選択機能が有効と指定される。自動選択機能はデフォルト設定である。また、用紙トレイ指定1202の中で、いずれかのトレイを選択すると、その給紙トレイが指定される。
図14は、ジョブ処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU114がROM112に記憶されたプログラムをRAM113に読み出して実行することによって実現される。この処理は、印刷ジョブが投入されると開始される。
図15は、状況確認画面の一例を示す図である。この状況確認画面1310は、操作パネル120の画面上に表示される。状況確認画面1310は、投入された印刷ジョブがリスト表示される。なお、操作パネル120の画面は、報知処理(図10のステップS109)により一定期間、状況確認画面1300(図12)に切り替わる。図15に示した例では、状況確認画面1310には、5つの印刷ジョブが投入されており、1つ目のジョブが印刷中であって印刷終了までの待ち時間が約2分であることが表示されている。
ステップS301では、CPU114(ジョブ管理部602)は、受信した印刷ジョブが給紙トレイを指定しているジョブであるか否かを判別する。CPU114は、給紙トレイを指定しているジョブの場合は、処理をステップS302に進める。しかし、給紙トレイを指定しているジョブでない場合は、処理をステップS304に進め、印刷処理を実行する。すなわち、CPU114は、印刷を開始するかまたは続行する。ステップS301からステップS304に進んだ場合における給紙トレイの選択については、図11で説明したものとなる。
ステップS302では、CPU114(ジョブ管理部602)は、用紙管理部603へ問い合わせることで、指定されている給紙トレイが自動選択の対象となっているか否かを判別する。指定されている給紙トレイが自動選択の対象となっている場合は、当該給紙トレイを問題なく使用可能であるので、CPU114は、処理をステップS304に進める。この場合のステップS304では、指定されている給紙トレイ325を使用して印刷が実行される。
一方、指定されている給紙トレイが自動選択の対象となっていない場合は、シートの湿度が安定していない可能性があるので、CPU114(操作部制御部601)は、ステップS303で、警告ダイアログ(警告画面)を表示する。
例えば、CPU114(操作部制御部601)は、操作パネル120上に、図16に示すような警告ダイアログ1400を表示させる。警告ダイアログ1400は、状況確認画面1310(図15)上に重ねて表示される。これにより、オペレータに対して、印刷に使用するシート用紙が伸縮しやすい状態で使用され、印刷位置ずれの可能性があることを知らせることができる。
また、その際、状況確認画面1310(図15)には、警告ダイアログ表示の対象となった印刷ジョブに警告アイコン1311が表示される。さらに、画面下部のステータス欄1312には、実行中のジョブで印刷位置ずれの可能性があるシートが指定されている旨のメッセージが表示される。警告アイコン1311およびステータス欄1312の表示は、警告ダイアログ1400が閉じられた後も表示される。これにより、ユーザは、印刷中のジョブに警告があったことを認識できる。
ステップS303からステップS304へ移行した場合の印刷処理では、指定されている給紙トレイ325を使用して印刷が実行される。従って、自動選択の非対象の給紙トレイ325であっても、警告した上で使用される。その後、CPU114は、図14に示す処理を終了する。ステップS303からステップS304へ移行した場合のジョブ処理のシーケンスは図17で後述する。
給紙トレイを指定した印刷ジョブが実行される具体例を図17で説明する。図17は、ジョブ処理のシーケンスを示す図である。ここで例示する印刷ジョブにおいては、自動選択機能が有効と指定されているが、使用する給紙トレイの指定が有るとする。「給紙トレイ1」、「給紙トレイ2」は、互いに異なる給紙トレイ325であるとする。
S401〜S405の処理は、図11のS201〜S205の処理と同様である。ジョブ管理部602は、使用する給紙トレイを指定して用紙管理部603へ給紙を指示する(S406)。このため、用紙管理部603は、給紙トレイ1からの給紙を指示する(S407)。給紙トレイ1は自動給紙の選択対象となっていないが、給紙を開始すると共に(S408、S409)、自動選択の非対象のトレイから給紙を行ったことを用紙管理部603に通知する(S410)。ジョブ管理部602は、印刷位置ずれの可能性がある旨を報知するために、操作部制御部601に警告ダイアログ(警告画面)を表示することを指示する(S411)。操作部制御部601は、警告ダイアログ1400(図16)を表示させる(S412)。S413〜S415の処理は、図11のS212〜S214と同様である。
図18は、変形例の選択対象設定処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU114がROM112に記憶されたプログラムをRAM113に読み出して実行することによって実現される。この処理は、所定の時間間隔で定期的に実行される。この変形例の選択対象設定処理は、図10に示す選択対象設定処理に代えて実行される。
まず、ステップS501では、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS101と同様に、最初の給紙トレイ325をチェック対象とする。ステップS502では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に関して、使用可能湿度設定を示す属性434(図5(b))が「あり」に設定されているか否かを判別する。上述したように、チェックボックス513(図6)がチェックされることで属性434が「あり」に設定されている。
そして、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に関して属性434が「なし」に設定されている場合は、処理をステップ507に進める。一方、チェック対象の給紙トレイ325に関して属性434が「あり」に設定されている場合は、CPU114(用紙管理部603)は、処理をステップS503に進める。
ステップS503では、CPU114(用紙管理部603)は、環境センサ326から、チェック対象の給紙トレイ325の湿度を取得する。ステップS504では、CPU114(用紙管理部603)は、取得した湿度が所定湿度範囲内であるか否かを判別する。ここで、所定湿度範囲は属性435(図5(b))により定まる。その判別の結果、取得した湿度が所定湿度範囲内でない場合は、ステップS505で、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325を、自動選択機能における選択対象外(自動選択の非対象)にする。当該給紙トレイ325については、湿度が所定湿度範囲内となるまでの間、使用する給紙トレイとして選択されないように制御される。収容するシートの湿度が適切でない給紙トレイ325の使用が禁止されることで、印刷位置ずれの発生が回避される。
一方、取得した湿度が所定湿度範囲内である場合は、ステップS506で、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325を、自動選択機能における選択対象(自動選択の対象)にする。従って、自動選択機能が有効と指定されている印刷ジョブの処理においては、当該給紙トレイ325は使用する給紙トレイとして選択される可能性がある。
ステップS505、S506の後、ステップS507では、CPU114は、報知処理を実行する。この報知処理では、例えば、図12に示した状況確認画面1300のうち、少なくとも、自動用紙トレイ選択欄1302に、対応する給紙トレイが自動選択の対象であるか否かの情報が表示される。なお、報知処理は、音声によってもよい。
ステップS508、S509では、図10のステップS110、S111と同様の処理が実行され、図18に示す処理が終了する。
変形例の選択対象設定処理が適用された場合は、取得された湿度が所定湿度範囲外である給紙トレイ325については、取得される湿度が所定湿度範囲内となるまでの間、自動選択の非対象とされる。これにより、収容するシートの湿度が適切でない給紙トレイ325の使用が禁止されるので、印刷位置ずれの発生が回避される。
なお、図18に示す変形例の選択対象設定処理を、図10に示す選択対象設定処理と併用してもよい。その場合、ステップS105またはステップS505の少なくともいずれかで自動選択の非対象と決定された給紙トレイ325については、自動選択において選択されないように制御される。なお、自動選択の非対象と決定された給紙トレイ325については、ステップS108、S506に相当する処理の双方で自動選択の対象と決定されることで、自動選択において選択されない制御が解除される(自動選択の対象になる)。
本実施の形態によれば、更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの間、更新行為が検知された給紙トレイ325が、使用する給紙トレイとして選択されないように制御される。これにより、更新行為直後でシートの湿度が不安定な給紙トレイ325の使用が禁止される。例えば、湿度が不適切なシートを用いて調整用チャートを作成することにより誤った調整値を取得することが回避される。従って、印刷位置ずれを抑制することができ、印刷精度の高い成果物を得ることができる。シートの無駄も抑制される。なお、給紙トレイ325の非選択による印刷位置ずれの抑制効果は、調整チャートの作成時だけでなく、通常の画像形成時にも得られる。
また、選択されないように決定した給紙トレイ325が報知される。しかも、選択されないように決定した給紙トレイ325ごとに、更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの残時間が報知される(図12)。よって、ユーザにとって便利である。
また、印刷ジョブにより指定された給紙トレイ325と、選択されないように決定した給紙トレイ325とが一致する場合は、印刷位置ずれが生じる可能性がある旨が警告される(図16)。また、当該警告した後でも、印刷ジョブにより指定された給紙トレイ325を使用して印刷が実行される。従って、ユーザに注意を喚起した上で、印刷の滞りを回避することができる。しかも、警告をした場合における印刷ジョブの実行中に、当該印刷ジョブに警告がなされたことを示す表示が行われる(図15)。従って、注意喚起を継続することができる。
また、属性431が「なし」に設定されている給紙トレイ325については、所定時間の経過に拘わらず、選択対象外とする制御が適用されない。また、取得される湿度が所定湿度範囲内となるまでの間、使用する給紙トレイとして選択されないようにする制御は、属性434が「あり」に設定されていることを条件に適用される。これらにより、利便性が高い。
また、使用する給紙トレイとして選択されないように制御される所定時間は、ヒータ324のオン・オフ状態に応じて設定される(図5(b))。これにより、シートの湿度が不安定な給紙トレイ325の使用を、環境に応じてより適切に禁止することができる。
(第2の実施の形態)
図19〜図25を用いて、本発明の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態では、更新行為直後の給紙トレイ325が自動選択の非対象とされた。これに対し、本実施の形態では、更新行為後の経過時間に基づいて調整値(図9)が補正される。本実施の形態における基本構成は第1の実施の形態と同様であり、第1の実施の形態と共通する構成や動作についての説明は省略する。
図19は、用紙属性編集画面500の一例を示す図である。この用紙属性編集画面500においては、図6に示した用紙属性編集画面500に対してチェックボックス522が追加されている。また、チェックボックス508は、割り込みモードとしての印字位置自動調整を行うかどうかを指定するためのボックスとなっている。テキストボックス509に代えて、チェックボックス508に対応するテキストボックス523、524が設けられている。チェックボックス508、テキストボックス523、524は、後述する第3の実施の形態で用いられる。
チェックボックス522は、シート補充等の更新行為があった場合に調整値を補正する否かを指定するボックスである。チェックボックス522がチェックされると、用紙ライブラリ編集画面400における属性441(図25)が「する」に設定される。属性441は、補充後の伸縮長さを考慮した調整値の補正の実行を指定する情報であり、「する」に設定されると調整値の補正が実行される。
図20は、ジョブ処理のシーケンスを示す図である。ここで例示する印刷ジョブにおいては、使用する給紙トレイの指定が有るとする。属性441(図25)は「する」に設定されているとする。
まず、ユーザは、画像形成装置100に印字位置調整を指示する(S601)。画像形成装置100は調整用チャートの印刷および読み取りにより調整値を取得する(S602)。印刷に利用するシートが足りなくなった場合、ユーザはシートを補充する(S603)。画像形成装置100は、シートが補充された(更新行為があった)ことを検知すると、その時刻を記録する(S604)。ユーザは成果物を得るための印刷ジョブを画像形成装置100に投入する(S605)。
印刷が実行されている間、更新行為があってから所定時間が経過したかどうかによって、画像形成装置100は2通りの異なる処理を実行する。まず、画像形成装置100は、所定時間が経過した場合には、取得されている調整値をそのまま用いて印字位置調整を実行する(S606)。しかし、所定時間が経過していない場合には、画像形成装置100は、取得されている調整値を補正した値を用いて印字位置調整を実行する(S607)。調整値を補正するための補正値は、更新行為からの経過時間に応じた値であり、図22で後述する。これは、シートの湿度が不安定な状態に起因する伸縮に対応するためである。
図21は、補正値の算出方法を示す図である。図22(a)、(b)は、更新行為からの経過時間に応じた加減算値を規定するテーブルを示す図である。加減算値は画像書き出し位置に関する情報である。このテーブルは、実験値に基づき予め取得され、ROM112またはHDD115に格納されている。
補正される調整値は、一例として副走査方向長さ(物理量A)および主走査方向長さ(物理量B)である。これらが表面と裏面のそれぞれに関し補正される。調整値は補正値によって補正される。この補正値には、図22に示す加減算値が該当する。
22(a)に示すテーブル1101では、シートタイプが「普通紙1」、シートサイズが「A3」の加減算値が、副走査方向、主走査方向のそれぞれに関し、更新行為からの経過時間ごとに規定されている。シートは、補充直後に伸縮変化量が大きく、時間が経過するに従って変化が小さくなる。そのため、経過時間が短いほど加減算値が大きい値に設定されている。言い換えると、調整値の補正の程度は、経過時間が第1の時間である場合よりも第1の時間より短い第2の時間である場合の方が大きくなる。なお、テーブル1101では、経過時間が20分以上だと、加減算値は「0」となる。従って、経過時間が20分以上の場合、調整値は実質的に補正されない。
図22(b)に示すテーブル1102では、シートタイプが「厚紙1」、シートサイズが「A3」の加減算値が、副走査方向、主走査方向のそれぞれに関し、更新行為からの経過時間ごとに規定されている。テーブル1102では、経過時間が30分以上の場合、調整値は実質的に補正されない。厚紙は、普通紙に比べて水分量をより多く含み、面積も大きいため、補充直後の伸縮変化量も大きい。そのため、伸縮量が0に収束するのに要する時間が長いことから、30分未満では加減算値が0より大きい値となっている。このほか、図示はしないが、シートタイプごとに加減算値を設定したテーブルが設けられている。
図21で、A3サイズ用紙(主走査方向長さ=297mm、副走査方向長さ=420mm)の普通紙1のシートが、更新行為後、2分未満で印刷されるケースを例示する。表面の主走査倍率に関して、図9に示す主走査倍率803を参照する。測定値820、理想値821および印字位置ずれ量822の各式において、物理量Bに加減算値1mmを加える。すると、補正後の印字位置ずれ量は、0.0036となる。これが、表面の主走査倍率に関する補正後の調整値となる。
同様に、図9に示す副走査倍率804を参照する。測定値820、理想値821および印字位置ずれ量822の各式において、物理量Aに加減算値1mmを加える。すると、補正後の印字位置ずれ量は、0.0025となる。これが、裏面の副走査倍率に関する補正後の調整値となる。更新行為から所定時間が経過する前の給紙トレイ325を用いて印刷ジョブが実行される場合、補正後の調整値を用いて画像が形成される。
図23は、経過時間管理処理を示すフローチャートである。図24は、印刷処理を示すフローチャートである。図23、図24に示す各処理は、CPU114がROM112に記憶されたプログラムをRAM113に読み出して実行することによって実現される。図23に示す処理は、所定の時間間隔で定期的に実行される。図24に示す処理は、印刷ジョブが投入されると開始される。
図25は、用紙ライブラリ編集画面400の一例を示す図である。図25では、シートタイプごとに、図5(a)、(b)で表示しきれなかった属性が表示されている。例えば、属性441のほか、属性442、443が表示されている。
図23のステップS701では、CPU114(用紙管理部603)は、図10のステップS101と同様に、最初の給紙トレイ325をチェック対象とする。ステップS702では、図10のステップS102と同様に、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に対して更新行為があったか否かを判別する。そしてCPU114は、チェック対象の給紙トレイ325に対して更新行為があった場合は、処理をステップS703に進め、更新行為がない場合は、処理をステップS704に進める。
ステップS703では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に対して更新行為があった時刻を、更新行為時刻としてRAM113に記録すると共に、タイマをスタートさせる。CPU114は、ステップS706、S707では、図10のステップS110、S111と同様の処理を実行し、ステップS707の後、処理をステップS702に戻す。
ステップS704では、CPU114(用紙管理部603)は、チェック対象の給紙トレイ325に関して、更新行為時刻から所定時間が経過しているか否かを判別する。ここでいう更新行為時刻は、ステップS703で記録された時刻である。ここでいう所定時間は、図22に示すテーブルにおいって加減算値が「0」となる最小の時間である。更新行為時刻から所定時間が経過している場合は、当該給紙トレイ325内のシートの伸縮が安定したとみなせるので、CPU114(用紙管理部603)は、所定時間が経過したことを示す情報を記録し、処理をステップS706へ進める。一方、更新行為時刻から所定時間が経過していない場合は、CPU114(用紙管理部603)は、処理をステップS706へ進める。
図24に示す処理において、用紙ライブラリ編集画面400における属性441(図25)は「する」に設定されているとする。また、投入される印刷ジョブは、シートタイプ等の指定条件を指定しているとする。ステップS801では、CPU114(用紙管理部603)は、ジョブ管理部602から取得したジョブ情報に基づいて、印刷に用いる給紙トレイ325を選択する。例えば、指定条件に合致する給紙トレイ325が1つしかなければ、その給紙トレイ325が選択される。指定条件に合致する給紙トレイ325が複数ある場合は、更新行為時刻からの経過時間が最も長いものが選択される。
ステップS802では、CPU114(用紙管理部603)は、選択された給紙トレイ325に関し、所定時間が経過したことを示す情報が記録されているか否かを判別する。そして、所定時間が経過したことを示す情報が記録されている場合は、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS804で印刷を実行する。この場合、取得されている調整値をそのまま用いて印字位置調整が行われる。一方、所定時間が経過したことを示す情報が記録されていない場合は、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS803を実行してからステップS804に進む。
ステップS803では、CPU114(用紙管理部603)は、選択された給紙トレイ325に対応する補正値(図22(a)、(b))を用いて調整値を補正する。その後のステップS804では、補正後の調整値を用いて印字位置調整が行われる。
本実施の形態によれば、更新行為が検知された後の経過時間に基づいて調整値が補正される。更新行為直後でシートの湿度が不安定な状態では、補正後の調整値を用いて印字位置調整が行われる。従って、印刷位置ずれを抑制することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
例えば、CPU114は、給紙トレイごとに、更新行為が検知されてから所定時間の経過前は経過時間に基づいて調整値を補正し、所定時間の経過後は調整値を補正しない。補正の程度は、経過時間が短い方が大きいので(図22)、シートの湿度変化に応じた適切な補正値を用いて調整値を補正することができる。また、補正値は、シートのタイプごとに設定されているので(図22)、タイプに応じた適切な補正値を用いることができる。
(第3の実施の形態)
主に図25〜図28を用いて、本発明の第3の実施の形態を説明する。第2の実施の形態では、更新行為後の経過時間に基づいて調整値が補正された。これに対し、本実施の形態では、更新行為後の経過時間に基づいて、調整値を更新する処理の実施頻度が制御される。本実施の形態における基本構成は第2の実施の形態と同様であり、第2の実施の形態と共通する構成や動作についての説明は省略する。
まず、割り込み自動調整について簡単に説明する。図26は、割り込み自動調整の概念図である。割り込み自動調整は、一連の画像形成処理中に調整値を更新する更新処理である。割り込み自動調整では、投入された印刷ジョブとは別に、一定枚数毎に、調整用チャートが印刷される。
例えば、図26では、100枚印刷するごとに調整用チャートが印刷されるとして説明する。100枚目のシートを印刷し終わったときに、画像形成装置100は、101枚目のシートを用いて調整用チャートを作成する。画像形成装置100は、調整用チャートの表面、裏面それぞれの印刷位置ずれを読み取り、調整値を取得する。高速な画像形成装置では、読み取り装置で調整用チャートを読み取り終えた時には、既に数枚の印刷が実行されてしまっている。そこで、図26の例では、次に印刷される105枚目のシートから、調整値を反映させて画像形成を行う。従って、105枚目以降のシートからの印字位置ずれを防ぐことが可能となる。
用紙ライブラリ編集画面400(図25)において、属性442は、通常時の割り込み自動調整頻度(実施間隔)を示す。属性443は、更新行為直後(補充直後)の割り込み自動調整頻度(実施間隔)を示す。属性442、443にはデフォルト値が設定されているが、テキストボックス523、524(図19)を書き換えることでユーザが任意の値に変更可能である。属性442、443の値が大きいほど、実施間隔が長く、つまり実施頻度が低くなる。
図27は、ジョブ処理のシーケンスを示す図である。ここで例示する印刷ジョブにおいては、使用する給紙トレイの指定が有るとする。属性441(図25)は「する」に設定されているとする。S901〜S905の処理は、図20のS601〜S605の処理と同様である。
印刷位置自動調整で用いる調整用チャートは成果物とはならないため、割り込みモードの印刷位置自動調整の頻度は比較的低く(長い間隔)するのが望ましい。しかし、給紙トレイへのシート補充直後はシートの伸縮を考慮するため、印刷位置自動調整の頻度は比較的高く(短い間隔)するのが望ましい。
そこで、印刷が実行されている間、更新行為があってから所定時間が経過したかどうかによって、画像形成装置100は2通りの異なる処理を実行する。まず、画像形成装置100は、指定された給紙トレイに関し、更新行為から所定時間が経過していない場合には、割り込み自動調整の頻度を高くした値を用いて印刷ジョブを実行する(S907)。例えば、属性443(図25)の値が「40」である場合、40枚の画像を形成するごとに1回、自動調整が実行される。一方、画像形成装置100は、指定された給紙トレイに関し、更新行為から所定時間が経過している場合には、割り込み自動調整の頻度を低くした値を用いて印刷ジョブを実行する(S906)。例えば、属性442(図25)の値が「2000」である場合、2000枚の画像を形成するごとに1回、自動調整が実行される。
従って、シート補充直後のように、シートの伸縮が発生しやすい期間にはより頻繁に割り込み自動調整が実行されることで印字ずれが抑制される。一方、所定時間が経過してシートの伸縮が無くなった状況では割り込み自動調整の間隔が長くなることで、無駄となるシートが抑制される。属性442、443はそれぞれ、更新行為から所定時間の経過後、経過前における、調整値を更新する更新処理の頻度を規定する情報である。
図28は、印刷処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU114がROM112に記憶されたプログラムをRAM113に読み出して実行することによって実現される。この処理は、印刷ジョブが投入されると開始される。ここで例示する印刷ジョブにおいては、使用する給紙トレイの指定が有るとする。属性441(図25)は「する」に設定されているとする。また、本実施の形態においても、図23に示す経過時間管理処理が実行される。
図28に示す処理において、投入される印刷ジョブは、シートタイプ等の指定条件を指定しているとする。ステップS1001では、CPU114(用紙管理部603)は、図24のステップS801と同様の処理を実行する。ステップS1002では、CPU114(用紙管理部603)は、選択された給紙トレイ325に関し、更新行為時刻から所定時間が経過しているか否かを判別する。ここでいう更新行為時刻は、図23のステップS703で記録された時刻である。
選択された給紙トレイ325に関し、更新行為時刻から所定時間が経過している場合は、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS1003で、閾値に第1頻度(間隔が長い;頻度が低い)を設定し、処理をステップS1005に進める。一方、更新行為時刻から所定時間が経過していない場合は、CPU114(用紙管理部603)は、ステップS1004で、閾値に第2頻度(間隔が短い;頻度が高い)を設定し、処理をステップS1005に進める。ここで、第1頻度は、選択された給紙トレイ325に対応する属性442(図25)の値である。第2頻度は、選択された給紙トレイ325に対応する属性443(図25)の値である。
ステップS1005では、CPU114(用紙管理部603)は、選択された給紙トレイ325に対応する割り込みカウンタをインクリメント(1加算)する。なお、割り込みカウンタは、給紙トレイ325ごとに設けられる。ステップS1006では、CPU114(用紙管理部603)は、割り込みカウンタが閾値を超えたか否かを判別する。そして、割り込みカウンタが閾値を超えていない場合は、割り込み自動調整のタイミングでないので、CPU114(用紙管理部603)は、処理をステップS1009に進める。この場合、自動調整が実行されることなく、現在の調整値を用いて印刷処理が実行または継続される。
一方、割り込みカウンタが閾値を超えた場合は、割り込み自動調整のタイミングが到来したので、ステップS1007で、CPU114(用紙管理部603)は、割り込み自動調整を実行する。ステップS1008では、CPU114(用紙管理部603)は、割り込み自動調整を実行することで、印刷に用いる調整値を更新する。ステップS1008では、CPU114(用紙管理部603)は、次の割り込み自動調整に備え、選択された給紙トレイ325に対応する割り込みカウンタをリセットする。この後のステップS1009では、更新後の調整値を用いて印刷処理が実行または継続される。
ステップS1010では、CPU114は、印刷ジョブにおける全ページの印刷が終了したか否かを判別する。そして、CPU114は、全ページの印刷が終了していない場合は処理をステップS1005に戻し、全ページの印刷が終了した場合は、図28に示す処理を終了する。
本実施の形態によれば、更新行為が検知された後の経過時間に基づいて、調整値の更新処理の実施頻度が制御される。例えば、更新行為が検知されてから所定時間の経過前はシートの湿度が不安定な状態なので、所定時間の経過後よりも高い頻度で更新処理が実施される。従って、印刷位置ずれを抑制することに関し、第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、更新行為から所定時間の経過後、経過前における、調整値を更新する更新処理の頻度として、属性442、443をユーザが設定可能であるので、ユーザにとって便利である。
なお、本発明の画像形成装置は、給紙トレイと画像形成機能を有すればよく、読み取り機能や後処理機能は必須でない。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
114 CPU
151 画像形成部
325 給紙トレイ

Claims (20)

  1. シートを収容する複数のシート収容部と、
    前記複数のシート収容部の中から、使用するシート収容部を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたシート収容部から供給されたシートに、前記選択されたシート収容部に紐づけられた調整値を用いて位置調整した画像を形成する形成手段と、
    前記複数のシート収容部の各々に対するシートの補充または交換による更新行為があったことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により更新行為が検知されてから所定時間が経過するまでの間、更新行為が検知されたシート収容部が前記選択手段により選択されないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記選択手段により選択されないように決定したシート収容部を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、使用するシート収容部としてユーザによって指定されたシート収容部と、前記選択手段により選択されないように決定したシート収容部とが一致する場合は、印刷位置ずれが生じる可能性がある旨を警告することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記印刷位置ずれが生じる可能性がある旨を警告した後、前記指定されたシート収容部を前記選択手段に選択させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記印刷位置ずれが生じる可能性がある旨を警告した際、前記指定されたシート収容部から供給されたシートに画像が形成される印刷ジョブに警告がなされたことを示す表示を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記シート収容部ごとに、ユーザ操作に応じて第1の所定の指定を対応付け、
    前記制御手段は、前記第1の所定の指定が対応付けられているシート収容部については、更新行為が検知されてから前記所定時間が経過するまでの間、前記選択手段により選択されないように制御し、前記第1の所定の指定が対応付けられていないシート収容部については、前記所定時間の経過に拘わらず、前記選択手段により選択されないようにする制御を適用しないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定時間は、ユーザにより設定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記シート収容部ごとに、更新行為が検知されてから前記所定時間が経過するまでの残時間を報知することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数のシート収容部の湿度を取得する取得手段を有し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された湿度が所定湿度範囲外であるシート収容部については、取得される湿度が前記所定湿度範囲内となるまでの間、前記選択手段により選択されないように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記シート収容部ごとに、ユーザ操作に応じて第2の所定の指定を対応付け、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された湿度が所定湿度範囲外であるシート収容部について、取得される湿度が前記所定湿度範囲内となるまでの間、前記選択手段により選択されないようにする制御を、前記第2の所定の指定が対応付けられていることを条件に適用することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. シートを収容する複数のシート収容部と、
    前記複数のシート収容部の中から、使用するシート収容部を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたシート収容部から供給されたシートに、前記選択されたシート収容部に紐づけられた調整値を用いて位置調整した画像を形成する形成手段と、
    前記複数のシート収容部の各々の湿度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された湿度が所定湿度範囲外であるシート収容部については、取得される湿度が前記所定湿度範囲内となるまでの間、前記選択手段により選択されないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記所定湿度範囲は、ユーザにより設定されることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. シートを収容するシート収容部と、
    前記シート収容部から供給されたシートに、前記シート収容部に紐づけられた調整値を用いて位置調整した画像を形成する形成手段と、
    前記シート収容部に対するシートの補充または交換による更新行為があったことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により更新行為が検知された後の経過時間に基づいて、前記調整値を補正する補正手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記補正手段は、更新行為が検知されてから所定時間の経過前は、前記経過時間に基づいて前記調整値を補正し、更新行為が検知されてから前記所定時間の経過後は、前記調整値を補正しないことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記補正手段による補正の程度は、前記経過時間が第1の時間である場合よりも前記第1の時間より短い第2の時間である場合の方が大きいことを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
  16. 前記シートのタイプごとに設定された情報に基づいて、前記補正手段による補正の程度が決定されることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. シートを収容するシート収容部と、
    前記シート収容部から供給されたシートに、前記シート収容部に紐づけられた調整値を用いて位置調整した画像を形成する形成手段と、
    前記シート収容部に対するシートの補充または交換による更新行為があったことを検知する検知手段と、
    前記形成手段による一連の画像形成処理中に、前記調整値を更新する更新処理を実施する更新手段と、
    前記検知手段により更新行為が検知された後の経過時間に基づいて、前記更新手段による前記更新処理の実施頻度を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  18. 前記制御手段は、更新行為が検知されてから所定時間の経過前は、更新行為が検知されてから前記所定時間の経過後よりも高い頻度で、前記更新手段に前記更新処理を実施させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記所定時間の経過前における前記更新処理の頻度を規定する情報が、ユーザにより設定されることを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記所定時間の経過後における前記更新処理の頻度を規定する情報が、ユーザにより設定されることを特徴とする請求項18または19に記載の画像形成装置。
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