JP5444842B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)第1タイプの画像形成装置
静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置により現像してトナー像を形成し、定着装置により記録媒体にトナー像を定着でき、
前記現像装置は、現像ローラ及び現像ローラを駆動する現像モータを含んでいる画像形成装置であって、
画像形成装置が動作状態か待機状態かを示す動作モードに対応して設定された、現像モータの温度に対する現像モータの変動温度の変化を示すテーブルを記憶する記憶部と、
画像形成装置の動作モードを取得し、取得した前記動作モードに対応した前記テーブルを選択して参照し、予め定めた一定時間間隔ごとの現像モータの変動温度を積算することにより、現像モータの温度を推定する現像モータ温度算出部と、
算出された現像モータの温度に基づいて、現像モータの温度が予め定められた温度以上に上昇しないように、画像形成装置制御を行う現像モータ温度低下処理部とを含む画像形成装置である。
(2)第2タイプの画像形成装置
静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置により現像してトナー像を形成し、定着装置により記録媒体にトナー像を定着でき、
前記現像装置は、現像ローラ及び現像ローラを駆動する現像モータを含んでいる画像形成装置であって、
画像形成装置の動作状態に対応して、予め定めた一定時間間隔ごとの現像モータの変動温度を積算することにより、現像モータの温度を推定する現像モータ温度算出部と、
算出された現像モータの温度に基づいて、現像モータの温度が予め定められた温度以上に上昇しないように、画像形成装置制御を行う現像モータ温度低下処理部と、
トナー画像形成を安定的に行わせるための画像安定化処理部と、
該画像安定化処理部による画像安定化処理の中断を防止する中断防止処理部と、を含み、
前記中断防止処理部は、画像安定化処理部による画像安定化処理開始に先立って前記現像モータ温度が予め定めた画像安定化処理開始制限温度以上か否かを判断し、該制限温度以上であれば画像安定化処理を禁止し、該制限温度より低ければ画像安定化処理を許可する画像形成装置である。
いずれのタイプの画像形成装置においても、前記定着装置は、該定着装置の温度を検出する定着装置温度検出部を有することができる。定着装置温度は、定着装置の定着ローラ(換言すれば加熱ローラ)の温度であっても、加熱ローラ近傍の温度であってもよく、要するに、定着装置温度とは、定着ローラ(加熱ローラ)の温度を所定の温度(代表的にはトナー像を記録媒体に定着できる定着温度)に制御(フィードバック制御やオンオフ制御)するために従来でも定着装置に設けられている温度検出部により検出される温度を意味する。
また、第2タイプの画像形成装置においても、第1タイプの画像形成装置のように、画像形成装置が動作状態か待機状態かを示す動作モードに対応して設定された、現像モータの温度に対する現像モータの変動温度の変化を示すテーブルを記憶する記憶部を有することができる。この場合には、前記現像モータ温度算出部は、画像形成装置の動作モードを取得し、取得した前記動作モードに対応した前記テーブルを選択して参照し、予め定めた一定時間間隔ごとの現像モータの変動温度を積算することにより、現像モータの温度を推定することができる。
定着装置温度検出部により検出された定着装置温度に基づいて、画像形成装置の電源がオフされてからオンされるまでの時間である電源オフ時間を算出する電源オフ時間算出部と、
該電源オフ時間算出部により算出される電源オフ時間に基づいて、前記の算出された現像モータの温度を補正する現像モータ温度補正部とをさらに含むように構成できる。
電源オフ時間算出部は、定着装置温度検出部により検出された電源オフ時の定着装置温度及び電源オン時の定着装置温度と、定着装置温度変化テーブルとに基づいて、電源オフ時間を算出し、
現像モータ温度補正部は、電源オフ時間と、現像モータ温度変化テーブルとに基づいて、現像モータの温度を補正するように構成できる。
書き込み回数が制限される不揮発性メモリと、
現像モータの温度が予め定められた値以上に変化した場合に、現像モータの温度及び定着装置温度の少なくともいずれかを、不揮発性メモリに書き込む処理部とをさらに含むように構成できる。
また、画像安定化処理開始制限温度としては、前記現像モータ温度が該制限温度であるときに前記画像安定化処理部により1種類又は2種類以上の画像安定化のための処理のうちから選択された処理が開始されたとすると、該処理に要する、通常予め分かっている処理時間の経過後には該現像モータ温度が前記予め定められた温度以上に上昇してしまい、現像モータ温度を低下させるために画像形成処理が制御される(例えば連続プリントを間欠プリントに切り換える制御がなされる)という温度を例示できる。この場合、かかる画像安定化処理開始制限温度より低い温度で画像安定化処理を開始すれば、処理が終了するまでは(画像安定化処理に要する、通常予め分かっている処理時間が経過するまでは)現像モータ温度が前記予め定められた温度以上に到達することがない。
(1) 現像ローラに現像AC電圧を印加する場合において画像不良を発生させないための適正なAC電圧の設定する安定化処理
(2) 適正トナー付着量(適正画像濃度)を得るための現像バイアスを設定する安定化処理(3) 細い線でも適正に再現できるように画像露光装置による露光の調整を行う安定化処理(4) ガンマ補正処理を行う安定化処理
等のうちから選ばれた1又は2以上の安定化処理と、
(5) 現像ローラのならし回転処理(現像ローラエージング処理)とを例示できる。
現像ローラのならし回転は、現像装置が使用されずに長時間放置されると現像ローラとそれに臨んでいる現像剤供給ローラとのニップ部において変形が生じ、その変形があるままにそれらローラを使用して現像を行うと現像ムラ等が発生するので、その変形が回復するのを待つための現像装置の回転処理である。
〔画像形成装置の全体構成〕
以下に、本実施の形態に係る画像形成装置の1例10について説明する。図1は画像形成装置10の斜視図である。なお、本実施の形態に係る画像形成装置は、このような画像形成装置10に限定されるものではなく、現像ローラを駆動する現像モータ(この現像モータには温度検出センサが設けられていない)の温度を推定して、現像モータの温度が高温になり過ぎないように画像形成装置が制御されるものであれば構わない。
図3は、画像形成装置10の現像ラック40の近傍を模式的に示した断面図である。上述したように、現像ラック40にブラック現像装置4K、シアン現像装置4C、マゼンタ現像装置4M及びイエロー現像装置4Yが搭載されて現像ユニット4を形成している。
このような4サイクル型の画像形成装置10における現像装置について説明する。画像形成装置10の現像ユニット4における各現像装置は、使用トナーの点を除けば、基本的には同様の構成であるから、ここではブラック現像装置4Kに代表させて説明する。ここでの現像装置におけるトナーは、所謂1成分現像剤(キャリアを使用しない、トナーを主体とする現像剤)であるが、所謂2成分現像剤(トナーとキャリアとを主体とする現像剤)を用いる現像装置を採用しても構わない。なお、特に粒径の小さい重合トナーは、流動性が高く小さい間隙に入り込んでそこで固まりやすいので、特に、現像ローラ41の駆動負荷を上昇させる場合がある。
図5に画像形成装置10の制御回路の概略をブロック図で示す。図5に示すように、画像形成装置10の制御ブロックは、この画像形成装置10の全体を制御する制御部200と、制御部200の入力ポート(図示せず)に接続された、操作パネルPAがそれを介して制御部に接続されるIF(インターフェイス)220、定着装置温度を検出するための、定着装置8の加熱ローラ81(定着ローラ81)近傍又は加熱ローラ81に設けられた定着サーミスタ230と、2次転写ローラ7近傍に設けられ、この画像形成装置10の内部の温度である環境温度を検出する環境温度検出センサ240と、中間転写ベルト6上に形成されるトナー画像の濃度を検出する画像濃度センサ66とを含む。環境温度検出センサ240が2次転写ローラ7近傍に設けられているのは、2次転写ローラ7は環境変動でローラの抵抗が変化しやすく、環境が変動しても転写電圧の設定を変更しなければ転写不良となるので、この近傍の環境をモニタリングしておいて、環境が変化したら速やかに転写電圧を変更できるようにするためである。
(1) 現像リーク検出
現像ローラに印加する現像バイアスとしてAC電圧とDC電圧を重畳した電圧を採用している場合、現像AC電圧が高すぎるとリークにより画像不良が発生し、現像AC電圧が低すぎると画像濃度ムラが発生する。そこで、現像AC電圧として、例えば現像AC電圧を徐々に上げていき、リークを検出する回路によりリークが検出された現像AC電圧より100V低い現像AC電圧を設定して、適正な画像を出力できるようにする。
現像リーク検出は、例えば、カートリッジ態様の現像装置や感光体が交換されて、現像ローラと感光体の距離が変動したり、大きく環境が変化したときに行う。
(2) トナー最大付着量調整
ベタ画像が適正なトナー付着量になる現像バイアスを決定する。
複数のベタ画像の調整用パッチ画像を現像バイアス(特に現像DC電圧)を種々変化させて形成し、該パッチ画像の濃度を画像濃度センサで読み取り、適正なトナー付着量が得られるように現像バイアスを調整する。画像形成装置10の場合、パッチ画像は中間転写ベルト6上に形成し、画像濃度センサ66でその濃度を読み取る。
(3) 画像露光調整
細い線が適正に再現できる露光量を決定する。
現像リーク検出と最大トナー付着量調整で決定した現像出力にて複数の斜め線パッチを異なる露光量で作像して、そのパッチを画像濃度センサで読み取り、適正な露光量を決定する。画像形成装置10においては、露光量調整として画像露光装置3のレーザ光量を調整する。
(4) ガンマ( γ) 補正
現像リーク検出と最大トナー付着量調整、露光量調で決定した現像出力と露光量で複数の階調パターンを作像して、そのパッチ濃度を画像濃度センサで読み取りγ補正を行う。
(1) 現像ユニット4や現像装置(トナーカートリッジ)等のユニット類の交換時は全ての安定化処理を実行する。(2) 1000枚印字したら、トナーや現像ローラ、感光体、中間転写ベルトなどの劣化等が進み、適正な画像をできなくなる可能性があるので、全ての安定化処理を実行する。
(3) 環境〔温度及び( 又は) 湿度〕が変化したら、トナーや現像ローラ、感光体、中間転写ベルトなどの特性が変化して、適正な画像を形成できなくなる可能性があるので、全ての安定化を実行する。
(4) 200枚印字したら、適正な画像を形成できなくなる可能性があるので、現像リーク検出を除く、トナー最大付着量制御、露光量調整、γ補正を実行する。
現像ローラのならし回転は、現像装置が使用されずに長時間放置されると現像ローラ41とそれに当接している現像剤供給ローラ422とのニップ部において変形が生じ、その変形があるままにそれらローラを使用して現像を行うと現像ムラ等が発生するので、その変形が回復するのを待つための現像装置の回転処理である。
この現像ローラエージング処理は、ここではユーザが、操作パネルPAに設けられたエージング処理指示部(図示省略)おいて指示できる。
「現像モータ変動温度」とは、該テーブルに基づいて後述するように現像モータ変動温度を算出するときに、その前に算出されてメモリ250に記憶されている現像モータ変動温度である。
図6(A)、図7(A)、図8(A)に示す現像モータ温度変動テーブルは、画像形成装置10の動作モード毎に、現像モータ41Bの温度上昇及び温度下降のレートを実験的に求めて作成したものである。
すなわち、図6(B)、図7(B)及び図8(B)はそれぞれ実験により測定した各動作モードでの現像モータの温度変化に基づく、現像モータの変動温度と現像モータ温度の変動レートとの関係を示している。図6(A)は印字、初期動作、画像安定化中の現像モータ温度の変動レートを示している。電源オン直後で現像モータが温度上昇していない状態(現像モータ変動温度が0℃近辺)では、現像モータの温度上昇は大きく、100ミリ秒間に6800(10-6℃)上昇するが、現像モータが温度上昇していくと飽和していって変動レートは小さくなっていく。この関係の近似式にしてテーブル化したのが図6(A)のテーブルである。
図7(B)は待機中の現像モータの変動温度と変動レートの関係を示すグラフである。電源オン直後で現像モータが温度上昇していない状態(現像モータ変動温度が0℃近辺)ならば、待機状態でも現像モータの温度は殆ど下がらず、印字等により現像モータ周辺の温度が上昇して、現像モータ変動温度が高くなると、100ミリ秒間に下がる温度が大きくなることを示している。この関係の近似式にしてテーブル化したのが図7(A)のテーブルである。
図8(B)のスリープ、カバー開の現像モータ変動温度と変動レートの関係も同様である。この関係の近似式にしてテーブル化したのが図8(A)のテーブルである。
(現像モータ変動温度)×(変動レート傾き)+(変動レートオフセット)の1次式で表すことができ、この式中の「変動レート傾き」が図6(A)〜図8(A)のテーブルにおける「変動レート傾き」であり、それは100ミリ秒〔100ms〕の間に変化する温度の傾きであり、また、この式中の「変動レートオフセット」が図6(A)〜図8(A)のテーブルにおける「変動レートオフセット」である。
図9に示す定着サーミスタ温度下降テーブルは、この図10の定着サーミスタ温度下降の時間変化を1次回帰直線で近似して作成したものである。図10に示す実線が定着サーミスタ温度下降曲線を示しており、図10に示す一点鎖線がこの定着サーミスタ温度下降曲線を1次回帰直線で近似したものを示している。
図9に示すテーブルは、 図10の温度下降実測値の近似値を算出するために、図10の実測値より近似点をだしたものである。
図13〜図19に示すフローチャートを参照して、画像形成装置10の制御構造を説明する。なお、図13〜図19に示すフローチャートは、図5の制御部200で実行されるプログラムであって、画像形成装置10の現像モータ温度抑制制御に関するメインルーチンプログラム及びサブルーチンプログラムの部分を中心に示しており、画像読取処理及び画像形成処理の詳細については示していない。また、このような制御部200は、デジタル回路やアナログ回路の構成を主体としたハードウェアでも、制御部200に含まれるCPU及びメモリとメモリから読み出されてCPUで実行されるプログラムとを主体としたソフトウェアでも実現することが可能である。一般的に、ハードウェアで実現した場合には動作速度の点で有利で、ソフトウェアで実現した場合には設計変更の点で有利であると言われている。以下においては、ソフトウェアとして制御部200を実現した場合を説明する。なお、このようなプログラム自体及びプログラムを記録した記録媒体についても本発明の一態様である。
図13に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造を説明する。
図14に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の現像モータ変動温度算出処理について説明する。なお、このプログラムは、100msec(100ミリ秒)のサイクルタイムで実行される。
図15に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の電源オフ時間推定処理について説明する。
図16に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の現像モータ変動温度補正処理について説明する。
図17に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の現像モータ推定温度算出処理について説明する。
図18に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の現像モータ推定温度記憶処理について説明する。
図20に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の画像安定化処理中の現像ローラエージングを除く画像安定化処理の中断防止処理について説明する。
(1) 現像リーク検出はリークする電圧により所要時間が異なるが、最大15秒かかる。
(2) トナー最大付着量検出は6秒かかる。
(3) 露光量(ここではレーザ光量)調整は3秒かかる。
(4) γ補正は6秒かかる。
以上はそれぞれ、1色あたりの所要時間であり、4色の画像安定化が必要なので4倍の時間を要することになる。
1色あたりの所要時間は30秒であるから、4色の所要時間は120秒である。
従って、現像リーク検出等の画像安定化の所要時間は120秒となる。
その他のケースとして連続印字中に、前に画像安定化処理を実行してから1000枚印字又は200枚印字すると、画像安定化処理が必要になるが、このとき、現像モータ推定温度が安定化処理開始制限温度を超えていたら待機状態で待つことになる。
なお、待機中に100℃近辺で1℃下がるに要する時間として、約7秒を例示できる。
図21に示すフローチャートを参照して画像形成装置10の制御構造の中の画像安定化処理中の現像ローラエージング処理の中断防止処理について説明する。
現像ローラエージングでは、例えば各色ごとに10秒ずつ現像モータを回転させ、4色での所要時間が40秒となる。
以上のような構造及びフローチャートを備えた画像形成装置10における現像モータ温度上昇抑制動作について説明する。
この画像形成装置10の動作モードが取得されて(S102)、その取得された動作モードに応じた現像モータ温度変動テーブル(図6(A)〜図8(A)に示すもののいずれか)がテーブル記憶部260から読出される(S104)。動作モードに応じた現像モータ温度変動テーブルの変動レート傾きと変動レートオフセットとを用いて、現像モータ温度変化量が、1サイクル前の現像モータ変動温度×変動レート傾き+変動レートオフセットにより算出される(S106)。このサイクルにおける現像モータ変動温度が、1サイクル前の現像モータ変動温度(℃)に現像モータ温度変化量を加算することより算出される(S108)。以上により、100msec毎に現像モータ変動温度が積算されることにより算出され、この現像モータ変動温度に機内環境温度を加算すると現像モータ推定温度が算出できる。
2 帯電器
3 画像露光装置
4 現像ユニット
5、65 クリーニング装置
6 中間転写ベルト
66 画像濃度センサ
8 定着装置
7 2次転写ローラ
10 画像形成装置
11 原稿自動搬送装置
12 画像読取装置
13 手差しトレイ
14 画像形成部
40 現像ラック
40A 現像ラックドッキングギヤ
40B 現像ラックモータ
41 現像ローラ
41A 現像モータドッキングギヤ
41B 現像モータ
200 制御部
202 現像モータ変動温度算出処理部
204 電源オフ時間推定処理部
206 現像モータ変動温度補正処理部
208 現像モータ推定温度算出処理部
210 現像モータ推定温度記憶処理部
212 現像モータ温度低下処理部
214 画像安定化処理部
216 画像安定化処理中断防止処理部
220 操作パネルインターフェイス
230 定着サーミスタ
240 環境温度センサ
250 不揮発性メモリ
260 テーブル記憶部
270 制限温度記憶部
410 トナー貯蔵部
411 連通開口部
412 壁
420 ヘッド部
422 トナー供給ローラ
423 トナー規制部材
425 シール部材
Claims (17)
- 静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置により現像してトナー像を形成し、定着装置により記録媒体にトナー像を定着でき、
前記現像装置は、現像ローラ及び現像ローラを駆動する現像モータを含んでいる画像形成装置であって、
画像形成装置が動作状態か待機状態かを示す動作モードに対応して設定された、現像モータの温度に対する現像モータの変動温度の変化を示すテーブルを記憶する記憶部と、
画像形成装置の動作モードを取得し、取得した前記動作モードに対応した前記テーブルを選択して参照し、予め定めた一定時間間隔ごとの現像モータの変動温度を積算することにより、現像モータの温度を推定する現像モータ温度算出部と、
算出された現像モータの温度に基づいて、現像モータの温度が予め定められた温度以上に上昇しないように、画像形成装置制御を行う現像モータ温度低下処理部と、
トナー画像形成を安定的に行わせるための画像安定化処理部及び該画像安定化処理部による画像安定化処理の中断を防止する中断防止処理部を含んでおり、
前記中断防止処理部は、画像安定化処理部による画像安定化処理開始に先立って前記現像モータ温度が予め定めた画像安定化処理開始制限温度以上か否かを判断し、該制限温度以上であれば、画像安定化処理を禁止し、該制限温度より低ければ画像安定化処理を許可することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置環境温度を検出する環境温度検出部をさらに含んでおり、
前記現像モータ温度算出部は、算出された前記モータの変動温度と前記環境温度検出部により検出された環境温度とに基づいて、現像モータの温度を算出する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着装置は、定着装置の温度を検出する定着装置温度検出部を有し、
前記定着装置温度検出部により検出された定着装置温度に基づいて、画像形成装置の電源がオフされてからオンされるまでの時間である電源オフ時間を算出する電源オフ時間算出部と、
前記電源オフ時間算出部により算出される電源オフ時間に基づいて、前記の算出された現像モータの温度を補正する現像モータ温度補正部とをさらに含む請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 電源がオフされている間における定着装置温度の変化を示す定着装置温度変化テーブル及び電源がオフされている間における現像モータの温度の変化を示す現像モータ温度変化テーブルを記憶する記憶部をさらに含み、
前記電源オフ時間算出部は、前記定着装置温度検出部により検出された電源オフ時の定着装置温度及び電源オン時の定着装置温度と、前記定着装置温度変化テーブルとに基づいて、電源オフ時間を算出し、
前記現像モータ温度補正部は、前記電源オフ時間と、前記現像モータ温度変化テーブルとに基づいて、現像モータの温度を補正する請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記現像モータ温度低下処理部は、前記算出された現像モータの温度が予め定められた第1の温度になると、前記第1の温度よりも低い第2の温度に低下するまで、画像形成処理を間欠的に動作させるように、画像形成装置制御を行う請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記定着装置は、定着装置の温度を検出する定着装置温度検出部を有し、
書き込み回数が制限される不揮発性メモリと、
前記現像モータの温度が予め定められた値以上に変化した場合に、前記現像モータの温度及び定着装置温度の少なくともいずれかを、前記不揮発性メモリに書き込む処理部とをさらに含む請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像安定化処理部による画像安定化処理は、
画像形成に先立って前記現像装置の現像ローラをならし回転させる処理及び
画像形成に先立って、形成されるトナー画像を予め定めた状態に安定化させるための1種類又は2種類以上の安定化処理
のうちから選ばれた処理である請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像安定化処理開始制限温度を記憶させておく制限温度記憶部をさらに備えており、該制限温度は、前記現像モータ温度が該制限温度であるときに前記画像安定化処理部による画像安定化処理が開始されると、該画像安定化処理に要する時間の経過により該現像モータ温度が前記予め定められた温度以上に上昇してしまう温度である請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置により現像してトナー像を形成し、定着装置により記録媒体にトナー像を定着でき、
前記現像装置は、現像ローラ及び現像ローラを駆動する現像モータを含んでいる画像形成装置であって、
画像形成装置の動作状態に対応して、予め定めた一定時間間隔ごとの現像モータの変動温度を積算することにより、現像モータの温度を推定する現像モータ温度算出部と、
算出された現像モータの温度に基づいて、現像モータの温度が予め定められた温度以上に上昇しないように、画像形成装置制御を行う現像モータ温度低下処理部と、
トナー画像形成を安定的に行なわせるための画像安定化処理部と、
該画像安定化処理部による画像安定化処理の中断を防止する中断防止処理部と、を含み、
前記中断防止処理部は、画像安定化処理部による画像安定化処理開始に先立って前記現像モータ温度が予め定めた画像安定化処理開始制限温度以上か否かを判断し、該制限温度以上であれば画像安定化処理を禁止し、該制限温度より低ければ画像安定化処理を許可することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置が動作状態か待機状態かを示す動作モードに対応して設定された、現像モータの温度に対する現像モータの変動温度の変化を示すテーブルを記憶する記憶部を有し
、 前記現像モータ温度算出部は、画像形成装置の動作モードを取得し、取得した前記動作モードに対応した前記テーブルを選択して参照し、予め定めた一定時間間隔ごとの現像モータの変動温度を積算することにより、現像モータの温度を推定する請求項9に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置環境温度を検出する環境温度検出部をさらに含んでおり、
前記現像モータ温度算出部は、算出された前記モータの変動温度と前記環境温度検出部により検出された環境温度とに基づいて、現像モータの温度を算出する請求項9又は10に記載の画像形成装置。 - 前記定着装置は、定着装置の温度を検出する定着装置温度検出部を有し、
前記定着装置温度検出部により検出された定着装置温度に基づいて、画像形成装置の電源がオフされてからオンされるまでの時間である電源オフ時間を算出する電源オフ時間算出部と、
前記電源オフ時間算出部により算出される電源オフ時間に基づいて、前記の算出された現像モータの温度を補正する現像モータ温度補正部とをさらに含む請求項9から請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。 - 電源がオフされている間における定着装置温度の変化を示す定着装置温度変化テーブル及び電源がオフされている間における現像モータの温度の変化を示す現像モータ温度変化テーブルを記憶する記憶部をさらに含み、
前記電源オフ時間算出部は、前記定着装置温度検出部により検出された電源オフ時の定着装置温度及び電源オン時の定着装置温度と、前記定着装置温度変化テーブルとに基づいて、電源オフ時間を算出し、
前記現像モータ温度補正部は、前記電源オフ時間と、前記現像モータ温度変化テーブルとに基づいて、現像モータの温度を補正する請求項12に記載の画像形成装置。 - 前記現像モータ温度低下処理部は、前記算出された現像モータの温度が予め定められた第1の温度になると、前記第1の温度よりも低い第2の温度に低下するまで、画像形成処理を間欠的に動作させるように、画像形成装置制御を行う請求項9から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記定着装置は、定着装置の温度を検出する定着装置温度検出部を有し、
書き込み回数が制限される不揮発性メモリと、
前記現像モータの温度が予め定められた値以上に変化した場合に、前記現像モータの温度及び定着装置温度の少なくともいずれかを、前記不揮発性メモリに書き込む処理部とをさらに含む請求項9から請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像安定化処理部による画像安定化処理は、
画像形成に先立って前記現像装置の現像ローラをならし回転させる処理及び
画像形成に先立って、形成されるトナー画像を予め定めた状態に安定化させるための1種類又は2種類以上の安定化処理
のうちから選ばれた処理である請求項9から請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像安定化処理開始制限温度を記憶させておく制限温度記憶部をさらに備えており、該制限温度は、前記現像モータ温度が該制限温度であるときに前記画像安定化処理部による画像安定化処理が開始されると、該画像安定化処理に要する時間の経過により該現像モータ温度が前記予め定められた温度以上に上昇してしまう温度である請求項9から請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
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