JP2006301367A - 画像形成装置 - Google Patents

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康弘 石原
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Abstract

【課題】 装置本体への電力の供給が停止されている場合であっても、電力供給再開時には合理的な初期安定化処理を可能とする画像形成装置を得る。
【解決手段】 キャパシタ12は電圧Vccの印加にて充電され、電圧Vccの供給が停止されると自然放電し、画像形成装置本体から現像ユニットが取り出されてスイッチSW2がオフすると放電を開始する。装置本体への電力供給が再開されたとき、現像ユニットが脱着されたか否かをキャパシタ12の電圧値に基づいて判断し、その判断結果と通電停止経過時間とに基づいて通電再開後の初期安定化処理の制御シーケンスを切り換えて実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置、特に、現像ユニットなど所定のユニット(消耗品を含む)が本体部から脱着可能な複写機やプリンタなどの画像形成装置に関する。
一般に、複写機やプリンタなどの画像形成装置にあっては、省電力モードや初期安定化処理モードを備えている。省電力モードとは、定着ユニットなどの大きな電力を必要とするユニットへの電力供給を停止することにより省エネ対策を実行するモードである。初期安定化処理モードとは、装置本体への電源投入後、ユニットの脱着後、長時間の省電力モードからの復帰後などに機内のコンディションを所定の状態に整えるために実行される。
初期安定化処理モードは所定の時間が必要なため、従来では、初期安定化処理モードを合理的に実行する提案が様々になされている。例えば、特許文献1には、省電力モードの時間と機内の各ユニットの状態を監視し、省電力モード状態の経過時間が規定時間内でかつ各ユニットの状態監視結果から初期安定化処理モードが必要ないと判断された場合には、初期安定化処理モードを行わずに通常モードへ移行する制御方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の制御方法では、各ユニットの状態監視手段や制御部に対しては省電力モードであっても電力を供給しなければならず、省電力モード時の消費電力が大きくなってしまうという問題点を有している。また、省電力モードにのみ適用される制御方法であり、装置本体への電源投入時に適用することは不可能である。
特開2000−330426号公報
そこで、本発明の目的は、装置本体への電力の供給が停止されている場合であっても、電力供給再開時には合理的な初期安定化処理を可能とする画像形成装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明は、装置本体から所定のユニットが脱着可能な画像形成装置において、前記ユニットの脱着を検出する検出手段と、装置本体への電力供給停止時間を算出する停止時間算出手段と、装置本体への電力供給時はキャパシタを充電させ、電力供給停止時には該キャパシタに蓄えられた電荷を保持し、前記検出手段が前記ユニットの脱着を検出したとき該キャパシタの電荷を放電する充放電回路と、装置本体への電力供給を再開したときに前記ユニットが脱着されたか否かを前記キャパシタの電圧に基づいて判断してその判断結果と、前記停止時間算出手段によって算出された電力供給停止時間に基づいて電力供給再開後の制御シーケンスを切り換える制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置においては、装置本体への電力供給が再開された場合、電力の供給がない状態にてもキャパシタの電圧によってユニットが脱着されたか否かを判断することができ、ユニットの脱着の有無と電力の供給停止時間によって電力供給再開後の初期安定化処理を適切に選択することができる。特に、装置本体へ電力の供給を断った状態で省電力モードを実行することができ、省電力モードでのさらなる消費電力の抑制が可能である。
本発明に係る画像形成装置において、前記停止時間算出手段は種々の態様を採用することができる。例えば、装置本体内の所定箇所での温度を検出する温度検出手段から得た電力供給停止時と電力供給再開時の温度情報に基づいて電力供給停止時間を算出するようにしてもよい。あるいは、ネットワーク上の時刻管理制御部から得た電力供給停止時刻と電力供給再開時刻に基づいて電力供給停止時間を算出するようにしてもよい。あるいは、電力供給停止時と電力供給再開時の前記キャパシタの電圧情報に基づいて電力供給停止時間を算出するようにしてもよい。さらには、装置本体内の時計機能又は経時カウント機能から得た情報に基づいて電力供給停止時間を算出することもできる。
また、前記制御手段は、電力供給停止状態の経過時間が一又は複数の設定時間を越える場合と越えない場合とで電力供給再開後の制御シーケンスを切り換えてもよい。あるいは、制御手段は、電力供給停止状態の経過時間が、第1の設定時間を超えた場合は簡易安定化シーケンスを実行させ、第2の設定時間を超えた場合はフル安定化シーケンスを実行させ、第1及び第2の設定時間を超えなかった場合は安定化シーケンスを実行させないようにしてもよい。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置の構成及び制御装置、図1,2参照)
図1に、本発明の一実施例である画像形成装置の概略構成を示す。この画像形成装置は、カラーの複写機ないしレーザプリンタとして構成されたもので、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像データに基づいて図示しない感光体ドラム上に画像(静電潜像)を形成し、該潜像をトナーで現像した後に中間転写ベルトに1次転写して合成し、合成されたトナー画像を用紙上に2次転写し、定着処理の後に機外に排出する。画像を形成するためのこの種の各ユニットの構成、動作は周知であり、その詳細は省略する。
ここで、画像形成装置本体1から脱着可能な所定のユニットとして、本実施例ではトナーを含む現像ユニット5を取り上げて説明する。現像ユニット5は消耗品であるトナーの補充時、新品との交換時、紙詰まり処理時などに装置本体1から適宜取り出される。現像ユニット5の脱着後は初期安定化処理を行う必要がある。
現像ユニット5は装置本体1のカバー2を開くことにより取り出すことができ、該カバー2の開閉はスイッチSW1により検出される。カバー2が閉じられているときスイッチSW1はオン状態にあり、開けられるとオフする。また、現像ユニット5の脱着はスイッチSW2により検出される。現像ユニット5が装着されているときスイッチSW2はオフ状態にあり、取り出されるとオンする。
さらに、画像形成装置本体1には、電源供給制御部11、キャパシタ12、充放電回路13、制御部(CPU)14、温度検出センサ(サーミスタ)21、内部時計22を備えている。制御部(CPU)14は機外の時刻管理制御部(サーバなど)30とネットワークで結ばれ、該制御部30から送信される時刻情報を取得する。
電源供給制御部11は装置本体1への電力供給を制御する。即ち、主電源のオン、オフ及び省電力モードのオン、オフに従って装置本体1への電力供給を停止、復帰させる。
図2に示すように、キャパシタ12は電源供給制御部11から供給される電圧Vccが印加され、充電は制御部(CPU)14から出力される充電イネーブル信号によって制御され、放電は現像ユニット5の脱着を検出するスイッチSW2によって制御される。このキャパシタ12の電圧値信号は制御部(CPU)14に入力されて管理される。
ここで、制御部(CPU)14及びキャパシタ12の動作を以下の表1に示す。
Figure 2006301367
装置本体1が通常モードであるとき、電圧Vccはオン状態にあり、カバー検出スイッチSW1がオン状態にあるとき充電イネーブル信号はオン状態にあり、かつ、現像ユニット5の検出スイッチSW2はオフ状態にあるため、キャパシタ12は電圧Vccが供給されて充電される。このとき、制御部(CPU)14はキャパシタ電圧値信号がHiレベルにあることを検出する。
通常モードにおいて、カバー2が開放されると、スイッチSW1がオフするとともに充電イネーブル信号がオフし、キャパシタ12への電圧Vccの供給が停止される。このとき、現像ユニット5が装置本体1から取り出されると、スイッチSW2がオンする。これにて、キャパシタ12は放電を開始し、制御部(CPU)14はキャパシタ電圧値信号がLowレベルになったことを検出する。カバー2が開放されても現像ユニット5が装着されたままであると、キャパシタ12は電荷を保持した状態で自然放電する。
一方、電力供給停止モード(主電源のオフ又は省電力モードのオン)であるとき、電圧Vccはオフされるため、制御部(CPU)14はその機能を失う。そして、キャパシタ12は電荷を保持した状態で自然放電する。このとき、カバー2が開放されて現像ユニット5が取り出されると、スイッチSW2がオンするので、キャパシタ12は放電する。カバー2が開放されても現像ユニット5が装着されたままであると、キャパシタ12は電荷を保持した状態で自然放電する。
電力供給が再開されると(主電源のオン又は省電力モードのオフ)、制御部(CPU)14はキャパシタ電圧値検出信号を読み取り、カバー2が閉(スイッチSW1がオン)であれば充電イネーブル信号をオンする。
また、前記制御部(CPU)14は電力の供給が停止されている間(省電力モードを含む)の停止経過時間を算出する。電力供給停止時間を算出する方法は種々あり、以下に詳述する。
以上の如く、本実施例において、制御部(CPU)14は装置本体1への電力供給復帰時にキャパシタ12の容量(電圧値)を検出し、通電停止中の状態変化、即ち、ユニットや消耗品(本実施例では現像ユニット5を例にして説明している)の脱着の有無を判断する。その判断結果と電力供給停止時間に基づいて電力供給再開後の制御シーケンスを切り換える。
ここでの制御シーケンスを概説すると、電力供給停止中に現像ユニット5の脱着があれば強制的に初期安定化処理を実施する。また、電力供給停止中に現像ユニット5の脱着がない場合であっても、装置本体1内の状態・環境が変化したと判断すれば、初期安定化処理を実行する。装置本体1内の状態・環境が変化したか否かは、本実施例において電力供給停止時間に基づいて判断する。詳しくは、図13を参照して後述する。
(基本制御手順、図3及び図4参照)
次に、本実施例における基本的な制御手順について図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
図3に示すように、電力の供給が開始されると(ステップS1)、キャパシタ12の充電が行われる(ステップS2)。その後、現像ユニット5の脱着(ステップS3)によるスイッチSW2のオン、オフに基づいて、脱着があればキャパシタ12が放電する(ステップS4)。脱着がなければキャパシタ12は自然放電する(ステップS5)。制御部(CPU)14は、キャパシタ12の電圧値に基づいて制御シーケンス切換え処理を実行する(ステップS6、図13参照)。
また、図4に示すように、電力の供給が停止されると(ステップS11)、通電停止経過時間を算出する(ステップS12、図6、図8、図9、図10及び図11参照)。その後、現像ユニット5の脱着(ステップS13)によるスイッチSW2のオン、オフに基づいて、脱着があればキャパシタ12が放電する(ステップS14)。脱着がなければキャパシタ12は自然放電する(ステップS15)。
次に、通電停止が解除されて電力の供給が再開されると(ステップS16でYES)、キャパシタ12の電圧値と通電停止経過時間に基づいて制御シーケンス切換え処理を実行する(ステップS17、図13参照)。
(通電停止経過時間の算出手順1、図5及び図6参照)
キャパシタ12は、図5に示すように、電圧Vccの供給停止時間に応じて電圧値が変化する自然放電特性を有している。従って、キャパシタ電圧値を検出することにより通電停止経過時間を算出することができる。
図6に示す算出手順1は、前記自然放電特性のデータを制御部(CPU)14のROM15に記憶させ、電力供給停止時と再開時におけるキャパシタ電圧値を取得し、自然放電特性データを参照して通電停止経過時間を算出するものである。
即ち、装置本体1への通電停止要求が発生すると(ステップS21)、制御部(CPU)14はキャパシタ12の電圧値(アナログ値)情報1を取得し(ステップS22)、該情報1を不揮発性メモリ16へ記憶させる(ステップS23)。そして、装置本体1への通電を停止させる(ステップS24)。その後、電源オン要求があるまで(ステップS25でNOの間)特に処理は行わない。
電源オン要求がなされると(ステップS25でYES)、通電を再開させる(ステップS26)とともに、キャパシタ12の電圧値(アナログ値)情報2を取得し(ステップS27)、不揮発性メモリ16へ記憶されている電圧値情報1を読出し(ステップS28)、情報1,2を比較することで通電停止経過時間を算出する(ステップS29)。
(通電停止経過時間の算出手順2、図7及び図8参照)
温度検出センサ21は、図示しない定着ユニットの温度を検出する。定着ユニットは通電を断たれると自然に降温し、図7に示すように、電力供給停止時間に応じた自然降温特性を有し、該特性は温度検出センサ21の電圧値として検出することができる。従って、温度検出センサ21の電圧値を検出することにより通電停止経過時間を算出することができる。
図8に示す算出手順2は、前記自然降温特性のデータを制御部(CPU)14のROM15に記憶させ、電力供給停止時と再開時における温度検出センサ21の電圧値を取得し、自然降温特性データを参照して通電停止経過時間を算出するものである。
即ち、装置本体1への通電停止要求が発生すると(ステップS31)、制御部(CPU)14は温度検出センサ21から現在の温度情報1を取得し(ステップS32)、該温度情報1を不揮発性メモリ16へ記憶させる(ステップS33)。そして、装置本体1への通電を停止させる(ステップS34)。その後、電源オン要求があるまで(ステップS35でNOの間)特に処理は行わない。
電源オン要求がなされると(ステップS35でYES)、通電を再開させる(ステップS36)とともに、温度検出センサ21から現時点での温度情報2を取得し(ステップS37)、不揮発性メモリ16へ記憶されている温度情報1を読出し(ステップS38)、温度情報1,2を比較することで通電停止経過時間を算出する(ステップS39)。
(通電停止経過時間の算出手順3、図9参照)
ここで説明する算出手順3は、ネットワーク上の時刻管理制御部30から得た時刻情報に基づいて通電停止経過時間を算出する。
即ち、装置本体1への通電停止要求が発生すると(ステップS41)、制御部(CPU)14は時刻管理制御部30から現在の時刻情報1を取得し(ステップS42)、該時刻情報1を不揮発性メモリ16へ記憶させる(ステップS43)。そして、装置本体1への通電を停止させる(ステップS44)。その後、電源オン要求があるまで(ステップS45でNOの間)特に処理は行わない。
電源オン要求がなされると(ステップS45でYES)、通電を再開させる(ステップS46)とともに、時刻管理制御部30から現在の時刻情報2を取得し(ステップS47)、不揮発性メモリ16へ記憶されている時刻情報1を読み出し(ステップS48)、時刻情報1,2を比較することで通電停止経過時間を算出する(ステップS49)。
(通電停止経過時間の算出手順4A,4B、図10及び図11参照)
ここで説明する算出手順4A,4Bは、内部時計22から得た時刻情報に基づいて通電停止経過時間を算出するものであり、2通りの手順4A,4Bのいずれであってもよい。
手順4Aでは、装置本体1への通電停止要求が発生すると(ステップS51)、制御部(CPU)14は内部時計22から現在の時刻情報1を取得し(ステップS52)、該時刻情報1を不揮発性メモリ16へ記憶させる(ステップS53)。そして、装置本体1への通電を停止させる(ステップS54)。その後、電源オン要求があるまで(ステップS55でNOの間)特に処理は行わない。
電源オン要求がなされると(ステップS55でYES)、通電を再開させる(ステップS56)とともに、内部時計22から現在の時刻情報2を取得し(ステップS57)、不揮発性メモリ16へ記憶されている時刻情報1を読み出し(ステップS58)、時刻情報1,2を比較することで通電停止経過時間を算出する(ステップS59)。
手順4Bでは、内部時計22をカウンタとして機能させる。即ち、装置本体1への通電停止要求が発生すると(ステップS61)、制御部(CPU)14は内部時計22にカウントを開始させ(ステップS62)、装置本体1への通電を停止させる(ステップS63)。その後、電源オン要求があるまで(ステップS64でNOの間)特に処理は行わない。
電源オン要求がなされると(ステップS64でYES)、通電を再開させる(ステップS65)とともに、内部時計22のカウントを停止させて通電停止経過時間を算出する(ステップS66)。
(制御シーケンス切換え処理、図12及び図13参照)
次に、前記ステップS6,S17で実行される制御シーケンス切換え処理の手順について説明する。ここでは、キャパシタ12の電圧値と通電停止経過時間に基づいて電力供給再開後の初期安定化処理の制御シーケンス(ステップS75〜S78)を実行する。
前記キャパシタ12の自然放電特性は図5に示したとおりであり、ここでは、通電停止経過時間を図12に示すようにT1,T2,T3,T4に分割し、それぞれの時間帯に基づいてシーケンス(ステップS75〜S78)を選択的に実行する。なお、通電停止経過時間がT4を越えるとキャパシタ12による時間計測機能の信頼性が失われる。
一般に、感光体特性、現像特性、帯電特性など種々の特性は環境条件や耐久(稼働累積時間)特性などで変動し、それに応じて形成される画像の色・濃度などが変化し、画像の安定性が損なわれる。これらの変動に対応する処理を行うことが初期安定化処理である。この初期安定化処理は、例えば、センサ調整、濃度調整、レジスト調整、γ調整の四つの調整制御から構成されており、フル安定化シーケンスは全ての調整制御を実行するが簡易安定化シーケンスは必要最低限の調整制御しか実行しない。
詳しくは、図13に示すように、制御部(CPU)14は、通電を再開(ステップS71)した後、通電停止経過時間Tdの算出結果を取得し(ステップS72)、キャパシタ12の電圧値信号を判定する(ステップS73)。キャパシタ電圧値信号がLowレベルであれば、現像ユニット5が脱着された(表1参照)、あるいは、長時間通電が停止されたことになるので、フル安定化シーケンスを実行する(ステップS78)。
一方、キャパシタ電圧信号がLowレベルでない場合、通電停止経過時間Tdの長短に基づいて実行すべき制御シーケンスを決定する(ステップS74)。即ち、T0<Td≦T1の場合は安定化シーケンスを実行しない(ステップS75)。時間T1は例えば4分である。T1<Td≦T2の場合は簡易安定化シーケンスを実行する(ステップS76)。時間T2は例えば8分である。T2<Td≦T3の場合はフル安定化シーケンスを実行する(ステップS77)。T3<Tdの場合はフル安定化シーケンスを実行する(ステップS78)。従って、一例として、通電停止経過時間が8分を越えるとフル安定化シーケンスが実行されることになる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
特に、本発明では、装置本体から脱着可能なユニットは前記実施例で示した現像ユニットに限定するものではないことは勿論である。また、画像形成装置の内部構成は任意であり、制御手順の詳細も任意である。
本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成図である。 前記画像形成装置の制御装置の要部を示すブロック図である。 基本の制御手順(通電モード)を示すフローチャート図である。 基本の制御手順(通電停止モード)を示すフローチャート図である。 キャパシタの自然放電特性を示すグラフである。 通電停止経過時間の算出手順1を示すフローチャート図である。 定着ユニットの自然降温特性を示すグラフである。 通電停止経過時間の算出手順2を示すフローチャート図である。 通電停止経過時間の算出手順3を示すフローチャート図である。 通電停止経過時間の算出手順4Aを示すフローチャート図である。 通電停止経過時間の算出手順4Bを示すフローチャート図である。 通電停止経過時間に対するキャパシタの自然放電電圧値を示すグラフである。 制御シーケンス切換え処理の手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
1…装置本体
5…現像ユニット
11…電源供給制御部
12…キャパシタ
13…充放電回路
14…制御部(CPU)
21…温度検出センサ
22…内部時計
30…時刻管理制御部

Claims (8)

  1. 装置本体から所定のユニットが脱着可能な画像形成装置において、
    前記ユニットの脱着を検出する検出手段と、
    装置本体への電力供給停止時間を算出する停止時間算出手段と、
    装置本体への電力供給時はキャパシタを充電させ、電力供給停止時には該キャパシタに蓄えられた電荷を保持し、前記検出手段が前記ユニットの脱着を検出したとき該キャパシタの電荷を放電する充放電回路と、
    装置本体への電力供給を再開したときに前記ユニットが脱着されたか否かを前記キャパシタの電圧に基づいて判断してその判断結果と、前記停止時間算出手段によって算出された電力供給停止時間に基づいて電力供給再開後の制御シーケンスを切り換える制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 装置本体への電力供給が断たれる省電力モードを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記停止時間算出手段は、装置本体内の所定箇所での温度を検出する温度検出手段から得た電力供給停止時と電力供給再開時の温度情報に基づいて電力供給停止時間を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記停止時間算出手段は、ネットワーク上の時刻管理制御部から得た電力供給停止時刻と電力供給再開時刻に基づいて電力供給停止時間を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記停止時間算出手段は、電力供給停止時と電力供給再開時の前記キャパシタの電圧情報に基づいて電力供給停止時間を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記停止時間算出手段は、装置本体内の時計機能又は経時カウント機能から得た情報に基づいて電力供給停止時間を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、電力供給停止状態の経過時間が一又は複数の設定時間を越える場合と越えない場合とで電力供給再開後の制御シーケンスを切り換えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、電力供給停止状態の経過時間が、第1の設定時間を超えた場合は簡易安定化シーケンスを実行させ、第2の設定時間を超えた場合はフル安定化シーケンスを実行させ、第1及び第2の設定時間を超えなかった場合は安定化シーケンスを実行させないことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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