JP5233876B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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感光体が小型化された場合、感光体及び現像ローラの双方が小型化された場合にも同様の問題が生じる。
静電潜像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、少なくとも一つの現像装置は、予め定めた現像間隙をおいて静電潜像担持体に臨む現像ローラを含み、静電潜像の現像において、現像バイアス印加装置から該現像ローラと前記静電潜像担持体間に直流電圧と交流電圧とを重畳した現像バイアスが印加されることで該現像ローラから該静電潜像担持体へトナーが飛翔するトナー飛翔型現像装置である画像形成装置であって次の画像形成装置を提供する。
前記トナー飛翔型現像装置の少なくとも一つについて、
現像ローラと該現像ローラが臨む静電潜像担持体との間にリーク検知のための予め定められたリーク検知用電圧をその交流成分のピークツーピーク電圧(=Vpp)を変化させて印加するリーク検知電圧印加部と、
該リーク検知電圧印加部によるリーク検知用電圧の印加により該現像ローラと該現像ローラが臨む静電潜像担持体との間の現像間隙に流れるリーク電流を検出してリーク検知出力を得るリーク検知部と、
前記現像間隙に許容限界のリーク電流を発生させるリーク検知用電圧における交流成分のVppを求める限界Vpp決定部と、
該現像装置を用いて形成される画像濃度検出用トナー像の濃度を検出するための画像濃度検出センサと、
前記限界Vpp決定部により決定される限界Vppと前記画像濃度検出センサによる濃度検出結果とに基づいて画像形成時の現像バイアスを決定する画像濃度調整部とを含んでいる画像形成装置である。
前記画像濃度検出センサで検出される前記画像濃度検出用トナー像の画像濃度に基づいて画像形成時の現像バイアスにおける直流成分電圧を決定する第1の現像バイアス決定部と、 画像形成時の現像バイアスにおける交流成分のVppを決定する第2の現像バイアス決定部とを含んでおり、
該第2の現像バイアス決定部は、前記限界Vpp決定部により決定される限界Vppからオフセット電圧値を差し引いて前記画像形成時の現像バイアスにおける交流成分のVppを決定し、且つ、該オフセット電圧値は、前記第1の現像バイアス決定部で決定される直流成分電圧の絶対値の大きさに応じて切り換える。
すなわち、リーク検知電圧印加部から現像ローラと該現像ローラが臨む静電潜像担持体との間にリーク検知のための予め定められたリーク検知用電圧が、その交流成分のピークツーピーク電圧(=Vpp)を変化させて印加される。
図1は本発明に係る画像形成装置の1例100の構成の概略を示している。画像形成装置100はタンデム型のフルカラープリンタである。
記録媒体収容カセット10に収容された記録媒体Sは、媒体供給ローラ101にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対11へ供給することができる。
制御部Contについては後ほどさらに説明する。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを転写ベルト7に1次転写する。
かくして転写ベルト7上に形成された多重トナー像は転写ベルト7の回動により2次転写ローラ8へ向け移動する。
なお、現像剤溜まり部49が、例えば、透明なポリスチレン樹脂等の透明材料で形成されている場合には、その一部を検知窓として利用することができる。
リーク検知部401は、現像間隙に流れるリーク電流を検出し、これを電圧に変換してリーク検知出力を得るものであり、リーク検知部401で得られるリーク検知出力情報は制御部Contに入力される。
インピーダンス測定部402で得られる現像間隙のインピーダスン情報も制御部Contに入力される。
Vppは画像ノイズ(画像ムラ、リーク画像)を抑えるために調整する。VdcとDutyはベタ画像(全画素露光 255階調)のトナー量を狙いの量にするために調整する。なお、Dutyuついては、予め実験等により定めた、ベタ画像形成にできるだけ支障のない一定のDutyを採用することも可能である。
すなわち、
(1)現像ローラ41とそれが臨んでいる感光体1との間にリーク検知用電圧を、該電圧の交流成分のピークツーピーク電圧(Vpp)を変化させて、且つ、Vppを小さいものから順次大きくして印加していき、現像間隙のリーク電流が予め定めた許容限界値に達するリーク検知用電圧の交流成分のVppを限界Vppとする方法や、
(2)現像ローラ41と感光体1との間の現像間隙のインピーダンスを予め測定し、該現像間隙にリーク検知用電圧を印加し、且つ、交流成分として該インピーダンスに応じて予め定めた大きさの開始交流成分を採用して、Vppを該開始Vppから順次変化させて印加していき、現像間隙のリーク電流が予め定めた許容限界値に達するリーク検知用電圧の交流成分のVppを限界Vppとする方法等である。
この限界Vpp決定のために、図5に示すように、感光体1と現像ローラ41との間にリーク検知部401とインピーダンス測定部402とが接続されている。
(1) 先ず、制御部Contから電源PWd及び電源PWaに指示して、現像ローラ41と感光体1との間に現像間隙のインピーダンス測定のためのインピーダンス測定用電圧を印加させる。このとき電源PWd及び電源PWaに印加させる電圧は実験等によりインピーダンス測定に適するものであることを確認して定めておいたものを採用すればよい。このようにしてインピーダンス測定部402に現像間隙のインピーダンスを測定させ、その情報を制御部Contに入力させる。
なお、以上のことから分かるように、電源PWd、電源PWa及び制御部Contはインピーダンス測定用電圧印加部やリーク検知用電圧印加部を構成している。
従って、画像濃度調整のために決定したVdcに応じて、Vpp決定時のオフセット電圧を切り換えなければならない。
図6に示す例では、ステップS2で、Vdcを決定するだけでなく交流成分のDutyも決定する。Dutyも制御するのは、Vdcの調整だけでは狙いのトナー量を達成できない場合があるかもしれないからである。なお、Dutyは、実験等により予め定めた一定のものとしておくことも可能である。
現像間隙に許容限界のリーク電流を発生させるリーク検知用電圧における交流成分のVppを求める限界Vpp決定部や
前記限界Vpp決定部により決定される限界Vppと画像濃度検出センサs1及び(又は)s2による濃度検出結果とに基づいて画像形成時の現像バイアスを決定する画像濃度調整部の少なくとも一部を構成していると言える。
また、制御部Contは、画像濃度検出センサで検出されるトナーパッチの画像濃度に基づいて画像形成時の現像バイアスにおける直流成分電圧を決定する第1の現像バイアス決定部や、画像形成時の現像バイアスにおける交流成分のVppを決定する第2の現像バイアス決定部の少なくとも一部も構成していると言える。
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
1 感光体
2 帯電器
3 画像露光装置
4 現像装置
40 現像装置ハウジング
41 現像ローラ
42 現像剤供給ローラ
43 バッファ部
44 現像剤規制部材
45 除電部材
46 第1スクリュー搬送部材
47 第2スクリュー搬送部材
48 仕切り部材
481、482 仕切り部材の現像剤流通用開口部
49 現像剤溜まり部
490 トナー補給口
TS 現像剤量検出装置
dw 検知窓
TB トナー補給装置
PWa 交流成分の現像バイアス電源
PWd 直流成分の現像バイアス電源
5 クリーニング装置
6 1次転写ローラ
7 中間転写ベルト
71 駆動ローラ
72 対向ローラ
73 クリーニング装置
8 2次転写ローラ
9 定着装置
10 記録媒体供給カセット
101 記録媒体供給ローラ
11 タイミングローラ対
12 記録媒体排出ローラ対
13 記録媒体排出トレイ
S 記録媒体
T 現像剤
s1、s2 画像濃度検出センサ
制御部Cont
Claims (2)
- 静電潜像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、少なくとも一つの現像装置は、予め定めた現像間隙をおいて静電潜像担持体に臨む現像ローラを含み、静電潜像の現像において、現像バイアス印加装置から該現像ローラと前記静電潜像担持体間に直流電圧と交流電圧とを重畳した現像バイアスが印加されることで該現像ローラから該静電潜像担持体へトナーが飛翔するトナー飛翔型現像装置である画像形成装置であり、
前記トナー飛翔型現像装置の少なくとも一つについて、
現像ローラと該現像ローラが臨む静電潜像担持体との間にリーク検知のための予め定められたリーク検知用電圧をその交流成分のピークツーピーク電圧(=Vpp)を変化させて印加するリーク検知電圧印加部と、
該リーク検知電圧印加部によるリーク検知用電圧の印加により該現像ローラと該現像ローラが臨む静電潜像担持体との間の現像間隙に流れるリーク電流を検出してリーク検知出力を得るリーク検知部と、
前記現像間隙に許容限界のリーク電流を発生させるリーク検知用電圧における交流成分のVppを求める限界Vpp決定部と、
該現像装置を用いて形成される画像濃度検出用トナー像の濃度を検出するための画像濃度検出センサと、
前記限界Vpp決定部により決定される限界Vppと前記画像濃度検出センサによる濃度検出結果とに基づいて画像形成時の現像バイアスを決定する画像濃度調整部とを含んでおり、
前記限界Vpp決定部は、前記リーク検知部で得られるリーク検知出力が予め定めた許容限界値に達するときのリーク検知用電圧における交流成分のVppを前記限界Vppと決定し、
前記画像濃度調整部は、
前記画像濃度検出センサで検出される前記画像濃度検出用トナー像の画像濃度に基づいて画像形成時の現像バイアスにおける直流成分電圧を決定する第1の現像バイアス決定部と、 画像形成時の現像バイアスにおける交流成分のVppを決定する第2の現像バイアス決定部とを含んでおり、
該第2の現像バイアス決定部は、前記限界Vpp決定部により決定される限界Vppからオフセット電圧値を差し引いて前記画像形成時の現像バイアスにおける交流成分のVppを決定し、且つ、該オフセット電圧値は、前記第1の現像バイアス決定部で決定される直流成分電圧の絶対値の大きさに応じて切り換えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像濃度調整部における前記第2の現像バイアス決定部での交流成分のVppの決定にあたって採用する前記オフセット電圧値の切り換えは、前記第1の現像バイアス決定部で決定される直流成分電圧の絶対値の大きさに応じて予め定められた大きさのオフセット電圧値が採用されるように行われ、且つ、直流成分電圧の絶対値がより小さい絶対値であるときに採用されるオフセット電圧値より大きいオフセット電圧値が採用され、直流成分電圧の絶対値がより大きい絶対値であるときに採用されるオフセット電圧値より小さいオフセット電圧値が採用されるように行われる請求項1記載の画像形成装置。
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2009
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