JP2020166137A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成部が長時間放置された場合であっても、画像不具合のない高品質な画像を得る手段を提供する。【解決手段】装置本体に着脱可能な交換ユニットを有する画像形成装置において、前記交換ユニットに設けられた、前記交換ユニットの周囲環境である第1の環境情報を検出する第1のセンサと、前記第1の環境情報を環境履歴情報として記録する記録部と、前記装置本体に設けられた、前記装置本体の周囲環境である第2の環境情報を検出する第2のセンサと、前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて前記交換ユニットを制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記交換ユニットが前記装置本体に装着されると、装着前の前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて、復帰制御を実施する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式のプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置には、所定のトナーを記録媒体に定着させて画像を形成する電子写真記録方式の画像形成装置がある。そのような画像形成装置は、帯電した感光体ドラムに露光手段により静電潜像を形成し、現像ローラに供給ローラからトナーを供給し、現像剤担持体としての現像ローラ上のトナーが静電潜像担持体としての感光体ドラム上に形成された静電潜像に付着することでトナー画像を現像し、現像されたトナー画像は中間転写ベルトに1次転写され、中間転写ベルト上に保持されたトナー画像は記録媒体上に2次転写され、定着手段により記録媒体上のトナー画像が定着することにより、画像形成を行うものである。
このような画像形成装置において、画像形成装置外に放置された現像装置を取り付けて印刷する場合、印刷した画像のかぶりが悪化するという問題があった。そのため、放置時間を計測することで、放置時間に応じて、現像装置を空転させることでかぶりを回避して、画像形成を行っていた。
特開2010−72246号公報
しかしながら、従来の技術においては、感光体ドラム、供給ローラ、現像ローラからなる交換ユニットが画像形成装置の外に放置された場合、放置環境に基づく画像の不具合が発生する場合がある。
例えば、交換ユニットのトナーがホワイトやクリア等の特色トナーである場合、色交換をするために、交換ユニットを途中で交換して使用するので、交換ユニットが画像形成装置の外に放置される機会が増え、放置環境に基づくかぶりや汚れ、筋等の画像の不具合が発生するという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、交換ユニットが長時間放置された場合であっても、画像不具合のない高品質な画像を得ることを目的とする。
そのため、本発明は、装置本体に着脱可能な交換ユニットを有する画像形成装置において、前記交換ユニットに設けられた、前記交換ユニットの周囲環境である第1の環境情報を検出する第1のセンサと、前記第1の環境情報を環境履歴情報として記録する記録部と、前記装置本体に設けられた、前記装置本体の周囲環境である第2の環境情報を検出する第2のセンサと、前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて前記交換ユニットを制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記交換ユニットが前記装置本体に装着されると、装着前の前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて、復帰制御を実施することを特徴とする。
このようにした本発明は、このような問題を解決することを課題とし、交換ユニットが長時間放置された場合であっても、画像不具合のない高品質な画像を得ることができる。
第1の実施例における画像形成装置の概略側断面図 第1の実施例における画像形成部の配列の説明図 第1の実施例における温湿度センサが取り付けられたトナーカートリッジの斜視図 第1の実施例における温湿度センサが取り付けられた画像形成部の概略側断面図 第1の実施例における画像形成装置の制御構成を示すブロック図 第1の実施例における交換ユニットの温湿度計測システムの制御構成を示すブロック図 第1の実施例における画像形成装置の復帰処理の流れを示すフローチャート 第1の実施例における温湿度記録部のメモリ記録情報の例を示す図 画像形成装置の温湿度に対する帯電電圧(CH)を説明する図 第2の実施例における温湿度差に基づく画像形成装置の復帰処理の流れを示すフローチャート 画像形成装置の温湿度に対する供給電圧(SB)を説明する図 第2の実施例における画像形成装置と交換ユニットが検出した温度の差分がΔT>0の場合の復帰制御を説明する図 第2の実施例における画像形成装置と交換ユニットが検出した温度の差分がΔT<0の場合の復帰制御を説明する図 第2の実施例における画像形成装置と交換ユニットが検出した湿度の差分がΔH>0の場合の復帰制御を説明する図 第2の実施例における画像形成装置と交換ユニットが検出した湿度の差分がΔH<0の場合の復帰制御を説明する図
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における画像形成装置1の概略側断面図である。
図1において、画像形成装置1は、印刷媒体に現像剤像としてのトナー像を形成して印刷を行う電子写真方式のプリンタ等であり、例えばブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ホワイト(白色:W)の5色の現像剤としてのトナーによる画像を形成する電子写真方式のカラープリンタである。
なお、本実施例では、特色としてホワイト(W)を扱って説明するが、クリア、蛍光シアン、蛍光マゼンタ、蛍光イエロー、金、銀等を扱ってもよい。
なお、本実施例では、画像形成部10が形成したトナー像を中間転写ベルト9に1次転写し、さらに中間転写ベルト9に1次転写されたトナー像を印刷媒体に2次転写する中間転写方式の画像形成装置1として説明するが、画像形成部10が形成したトナー像を直接媒体に転写する直接転写方式の画像形成装置1としてもよい。また、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、ホワイト(白色:W)の4色の現像剤としてのトナーによる画像を形成する電子写真方式のカラープリンタであってもよい。
画像形成装置1は、複数の画像形成部10(10W、10Y、10M、10C、10K)と、用紙カセット20と、給紙ローラ21と、搬送ローラユニット22と、読取部1002と、転写ベルトユニット25と、2次転写ローラ27bと、定着ユニット24と、排出ローラユニット26と、操作表示部33と、温度センサ50と、湿度センサ51とを有している。
用紙カセット20は、印刷媒体を積層して収容するものである。
ここで、本実施例の印刷媒体は、転写紙または普通紙等が用いられる。転写紙とは、シャツに転写するための媒体である。例えば、転写紙上に定着されたトナーは、アイロン等の熱によりシャツ等に転写される。普通紙は、白色の普通紙や色のついた普通紙(例えば、黒色、青色又は赤色)が用いられる。
給紙ローラ21は、図中矢印が示す方向に回転することにより、用紙カセット20に収容された印刷媒体を1枚ずつ分離して送り出すものである。
搬送ローラユニット22は、給紙ローラ21で送り出された印刷媒体を図中矢印Aが示す媒体搬送方向へ搬送するものである。搬送ローラユニット22は、回転することにより印刷媒体を挟持して媒体搬送方向へ搬送するローラ対である。
画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kは、それぞれホワイト(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の5色のトナーの画像を形成するものである。
交換ユニットST(ST1、ST2、ST3、ST4、ST5)は、転写ベルトユニット25の中間転写ベルト9の搬送方向(図中矢印Bが示す回転走行方向)における上流から下流に向かって順に、画像形成部10W及びトナーカートリッジ18Wから構成される交換ユニットST1、画像形成部10Y及びトナーカートリッジ18Yから構成される交換ユニットST2、画像形成部10M及びトナーカートリッジ18Mから構成される交換ユニットST3、画像形成部10C及びトナーカートリッジ18Cから構成される交換ユニットST4、画像形成部10K及びトナーカートリッジ18Kから構成される交換ユニットST5が配置されている。
また、図2に示すように、転写ベルトユニット25の中間転写ベルト9の搬送方向(図中矢印Bが示す回転走行方向)における上流から下流に向かって順に、交換ユニットST2、交換ユニットST3、交換ユニットST4、交換ユニットST5、交換ユニットST1としてもよい。
本実施例では、各交換ユニットST1、ST2、ST3、ST4、ST5は、装置本体としての画像形成装置1に対して着脱可能であり、かつ入れ替え可能に構成されており、交換や配置の変更が可能になっている。
なお、各交換ユニットST1、ST2、ST3、ST4、ST5は、同一の画像形成装置1内で入れ替えて配置を変更しても良く、また別の機種の画像形成装置1との間で交換ユニットのみを入れ替えられるようにしても良い。
画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kは、感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kと、帯電ローラ13W、13Y、13M、13C、13Kと、現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15Kと、現像ブレード16W、16Y、16M、16C、16Kと、供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kと、クリーニングブレード11W、11Y、11M、11C、11Kとを有している。
また、画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kの感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kと対向するようにLED(Light Emitting Diode)ヘッド14W、14Y、14M、14C、14Kが配置されている。
像担持体としての感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kは、静電潜像およびトナー像を担持するものであり、画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kに図中矢印が示す回転方向に回転可能に支持されている。感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kは、図示しない感光体ドラムモータの回転駆動により回転する。
帯電部としての帯電ローラ13W、13Y、13M、13C、13Kは、感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kの表面を一様に帯電させるものである。
露光部としてのLEDヘッド14W、14Y、14M、14C、14Kは、帯電ローラ13W、13Y、13M、13C、13Kにより帯電された感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kの表面を画素(ドット)毎に選択的に露光して感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kの表面に静電潜像を形成するものである。
現像部としての現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15Kは、感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kの表面に形成された静電潜像にトナーを搬送して静電潜像をトナー像として現像するものである。
供給部としての供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kは、現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15Kにトナーを供給するものである。
層形成手段としての現像ブレード16W、16Y、16M、16C、16Kは、現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15Kに供給されたトナー層を規制してトナー薄層を形成するものである。
感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12K、現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15K、および供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kの回転軸の一方の端部にはギヤが配設されており、現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15K、および供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kのギヤが感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kのギヤと噛合するように構成されている。
したがって、現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15K、および供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kは、感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kの回転と連動して回転する。
クリーニングブレード11W、11Y、11M、11C、11Kは、感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kに形成されたトナー像が転写ベルトユニット25の中間転写ベルト9に転写された後、その感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kに残留したトナーを掻き取り、除去するものである。
収容部としてのトナーカートリッジ18W、18Y、18M、18C、18Kは、画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kとともに交換ユニットST1、ST2、ST3、ST4、ST5を構成するものである。
また、トナーカートリッジ18W、18Y、18M、18C、18Kは、トナーを貯蔵するトナータンクであり、貯蔵したトナーを供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kに供給する。なお、トナーカートリッジ18W、18Y、18M、18C、18Kの構成については後述する。
図3は第1の実施例における温湿度センサ1000が取り付けられたトナーカートリッジ18Wの斜視図である。
図3において、交換ユニットST1を構成するトナーカートリッジ18Wは、ケースHs内に形成されたトナー収容室において回動自在に配設されたシャッタ1003を備え、シャッタ1003を、一端に配設された図示されないレバーによって回動させると、トナー収容室内のトナーが、ケースHsの下端の中央に形成されたトナー供給口1004から排出され、画像形成部10Wに供給される。なお、ケースHs内には攪拌部材としてのスパイラル1005が回転自在に配設され、スパイラル1005を回転させると、トナー収容室内のトナーが、攪拌されるとともに、トナー収容室の両端部から中央部に移動させられ、トナー供給口1004から排出される。
また、交換ユニットST1を構成するトナーカートリッジ18Wには、温湿度センサ1000が取り付けられている。
第1のセンサとしての温湿度センサ1000は、第1の環境情報としての交換ユニットST1の周囲環境である温度及び湿度を検出するセンサである。なお、温湿度センサ1000は、後述する温度センサ103と湿度センサ104から構成される。
ここで、画像形成装置1の読取部1002は、交換ユニットST1を構成するトナーカートリッジ18Wに取り付けられた温湿度センサ1000に対向するように配置され、温湿度センサ1000が検出した温度及び湿度を読み取るものである(図1を参照)。
なお、本実施例では、トナーカートリッジ18Wの中央部に温湿度センサ1000が取り付けられるとして説明するが、画像形成装置1の読取部1002が交換ユニットST1に取り付けられた温湿度センサ1000の検出した温度及び湿度を読み取ることができるのであれば取り付け位置は限定されない。
また、温湿度センサ1000を、交換ユニットST1を構成するトナーカートリッジ18Wに対して着脱可能な構造にすることで、特色以外を収容するトナーカートリッジ18Y、18M、18C、18Kから構成される交換ユニットST2、ST3、ST4、ST5に取り付けることができるようにしてもよい。
また、本実施例では、特に交換頻度が多い特色(ホワイト)を収容するトナーカートリッジ18Wから構成される交換ユニットST1に温湿度センサ1000を取り付けるとして説明するが、特色以外のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を収容するトナーカートリッジ18Y、18M、18C、18Kから構成される交換ユニットST2、ST3、ST4、ST5に取り付けるようにしてもよい。
変形例として、図4に示すように、温湿度センサ1000を交換ユニットST1を構成する画像形成部10Wの側端部に取り付けるようにしてもよい。なお、図4は第1の実施例における温湿度センサ1000が取り付けられた画像形成部10Wの概略側断面図である。
また、変形例では、温湿度センサ1000は交換ユニットST1を構成する画像形成部10Wの側端部に取り付けられるとして説明するが、画像形成装置1の読取部1002が温湿度センサ1000の検出した温度及び湿度を読み取ることができるのであれば取り付け位置は限定されない。
ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ホワイト(W)の5色のトナーは、ポリエステル樹脂、着色剤、帯電制御剤、および離形剤で構成され、外添剤(疎水性シリカ)が添加されており、粉砕法により得られた粉砕形状の平均粒径6μmのトナーを使用する。なお、重合法などの公知の製法で作られたトナーを使用するようにしてもよい。
ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の着色剤は、有機系の顔料を使用し、ホワイト(W)の着色剤は、金属系の顔料、例えば二酸化チタンを使用し、白色の着色剤である。
また、蛍光系のトナーに関して、蛍光マゼンタはSX1037(シンロイヒ株式会社製)、SX−100シリーズやSX−1000シリーズが挙げられ、SX−100シリーズとしては、SX−101 Red Orange、SX−103 Red、SX−104 Orange、SX−117 Pink、SX−127 Rose等があり、SX1000シリーズとしては、SX−1004 Orange、SX−1007 Pink、SX−1037 Magenta等が挙げられる。蛍光イエローはSX−100シリーズやSX−1000シリーズが挙げられ、SX−200シリーズとしては、SX−105 Lemon Yellow、SX−106 Orange Yellowがあり、SX−1000シリーズとしては、SX−1005 Lemon Yellow等が挙げられる。
蛍光シアン及び蛍光ホワイトは、蛍光増白剤TINOPAL OB CO(BASFジャパン株式会社製)を混ぜて粉砕法によりトナーを得る。また、金や銀トナーに関しては、アルミニウムからなる光輝性顔料を含有する。
現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15Kは、金属製のシャフトの外周に弾性体を設けて構成される。例えば、金属製のシャフト上に弾性体としてゴム硬度70度(アスカーC)の半導電性のウレタンゴムを用いる。
供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kは、金属製のシャフトの外周に発泡体を設けて構成される。例えば、金属製のシャフト上に発泡体としてゴム硬度50度(アスカーF)のシリコン発泡体を成形する。
感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kは、円筒型に加工された導電性支持体上に感光層を塗布した感光層部からなり、その感光層部は、導電性支持体の表面から順に、ブロッキング層、電荷発生層、電荷輸送層の構成で積層構造となっている。本実施例では、電荷輸送層を約18μmになるように塗布した。なお、膜厚の測定は株式会社ケツト科学研究所製の過電流膜厚計LH−200Jを使用した。
転写ベルトユニット25は、駆動ローラ25a、25bと、2次転写対向ローラ27aと、中間転写ベルト9と、1次転写ローラ19W、19Y、19C、19M、19Kと、ベルトクリーニングブレード4とを有している。
トナー像が形成される転写媒体としての中間転写ベルト9は、画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kの感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kに形成されたトナー像が1次転写され、1次転写されたトナー像を搬送するものである。中間転写ベルト9は、無端状のベルトであり、駆動ローラ25a、25bおよび2次転写対向ローラ27aに回転可能に張架されている。
駆動ローラ25a、25bは、中間転写ベルト9を張架するものであり、図示しないモータ等の駆動で図中矢印が示す方向に回転することにより、中間転写ベルト9を図中矢印Bが示すベルト搬送方向に回転走行させるものである。
2次転写対向ローラ27aは、中間転写ベルト9を張架するとともに、中間転写ベルト9を介して後述する2次転写ローラ27bと接触し、2次転写ローラ27bとの間で2次転写ニップ部を形成するものである。
転写部としての1次転写ローラ19W、19Y、19C、19M、19Kは、中間転写ベルト9を挟んで感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kと対向配置され、所定の1次転写電圧が印加されることにより、感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト9に1次転写するものである。中間転写ベルト9は、ベルト走行方向に回転することにより、1次転写されたトナー像を2次転写ニップ部へ搬送する。
ベルトクリーニングブレード4は、ベルト走行方向における2次転写ニップ部の下流において、中間転写ベルト9と当接するように配置され、中間転写ベルト9の2次転写残トナーを掻き取り、除去するものである。
このように、本実施例の交換ユニットST1、ST2、ST3、ST4、ST5においては、画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kは、トナー収容部18W、18Y、18M、18C、18Kに収容されたトナーを使用して転写媒体としての中間転写ベルト9にトナー像を形成する。
2次転写部としての2次転写ローラ27bは、媒体搬送方向における搬送ローラユニット22の下流において、中間転写ベルト9を挟んで転写ベルトユニット25の2次転写対向ローラ27aと対向配置され、図中矢印が示す方向に回転することにより、搬送ローラユニット22により搬送された印刷媒体を媒体搬送方向に搬送するとともに、中間転写ベルト9に転写されたトナー像を印刷媒体に2次転写するものである。この2次転写ローラ27bは、所定の2次転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト9に転写されたトナー像を印刷媒体に2次転写する。
2次転写ローラ27bは、金属シャフトと、体積抵抗率が107Ω・cm〜109Ω・cm程度の導電性が付与された発泡ウレタン等とで構成されている。一方、転写ベルトユニット25の2次転写対向ローラ27aは、金属ローラで構成されている。
2次転写ローラ27bの金属シャフトは、2次転写ローラ27bの周方向の抵抗値変動による転写不良の発生を抑制するための固定抵抗を介して後述する2次転写制御部と接続され、一方、転写ベルトユニット25の2次転写対向ローラ27aの金属ローラは接地されている。
また、2次転写ローラ27bは、図示しない駆動源である2次転写モータの駆動により図中矢印が示す方向に回転する。
さらに、2次転写ローラ27bは、中間転写ベルト9を転写ベルトユニット25の2次転写対向ローラ27aに押圧しており、2次転写対向ローラ27aおよび中間転写ベルト9との間で2次転写ニップ部を形成している。
定着部としての定着ユニット24は、加熱ローラ28と、加圧ローラ29とを有し、印刷媒体を媒体搬送方向に搬送するとともに、熱と圧力で印刷媒体に転写されたトナー像を定着させるものである。
加熱ローラ28は、内部にハロゲンランプ等の発熱体を有し、印刷媒体に転写されたトナー像を加熱するものである。加圧ローラ29は、加熱ローラ28に対向して配設され、印刷媒体に転写されたトナー像を加熱ローラ28に押圧するものである。
排出ローラユニット26は、定着ユニット24から搬送された印刷媒体を装置外へと排出するものである。排出ローラユニット26は、回転することにより印刷媒体を挟持して媒体搬送方向へ搬送し、画像形成装置1の外部へ排出するローラ対である。
排出ローラユニット26によって画像形成装置1の外部へ排出された印刷媒体は、排出カセット2上に集積される。
操作表示部33は、操作者の入力操作を受け付けるキーやボタン、タッチパネル等を有する操作部と、画像形成装置1の状態や入力操作を誘導する各種情報を表示するディスプレイ等の表示部とを有するものである。本実施例の操作表示部33は、後述する交換ユニットST1の放置を指示する文言を表示する。
第2のセンサとしての温度センサ50及び湿度センサ51は、第2の環境情報としての画像形成装置1の周囲環境である温度及び湿度を検出するセンサである。
図5は第1の実施例における画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。
図5において、画像形成装置1は、印刷制御部30と、CPU(Central Processing Unit)37と、メモリ34と、操作表示部33と、インタフェイス部32と、各種センサ38と、温度センサ50と、湿度センサ51と、プロセス制御部40と、現像電圧制御部41と、層形成・供給電圧制御部42と、帯電電圧制御部43と、露光制御部44と、1次転写制御部45と、2次転写制御部46bと、モータ制御部47と、印刷カウント制御部48とを有している。また、交換ユニットST1は温湿度計測システム49Wを有している。
印刷制御部30は、画像形成装置1全体の動作を制御するものである。印刷制御部30は、CPU37、メモリ34、操作表示部33、インタフェイス部32、各種センサ38、温度センサ50、湿度センサ51、プロセス制御部40、現像電圧制御部41、層形成・供給電圧制御部42、帯電電圧制御部43、露光制御部44、1次転写制御部45、2次転写制御部46b、モータ制御部47、印刷カウント制御部48、および温湿度計測システム49Wと接続され、各部との間で情報(信号)の授受が可能になっている。
CPU37は、制御手段であり、メモリ34に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)を実行するものである。印刷制御部30等の各制御部は、CPU37が制御プログラムを実行することにより各制御を行う。
メモリ34は、ROM(Read Only Memory)35と、RAM(Random Access Memory)36とを有している。
ROM35は、印刷制御などの各種制御を行うための制御プログラムおよび設定情報並びに各種補正を行うための計算式や係数等を記憶する不揮発性のメモリである。
RAM36は、各種制御を行う上で必要になる制御情報を一時的に記憶するメモリである。
また、メモリ34には、後述する画像形成装置1の温湿度に対する帯電電圧(図9)及び供給電圧(図11)が記録されている。
さらに、メモリ34には、後述する画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分がΔT>0の場合の復帰制御に係るトナー廃棄回数(図12)、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分がΔT<0の場合の復帰制御に係る帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(図13)、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分がΔH>0の場合の復帰制御に係る帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(図14)、および画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分がΔH<0の場合の復帰制御に係る供給電圧(SB)の補正値ΔSB(図15)が記録されている。
操作表示部33は、印刷制御部30からの指示により、入力操作を操作部で受け付け、また各種情報を表示部に表示するものである。
インタフェイス部32は、印刷制御部30からの指示により、通信回線を介して接続されたPC(Personal Computer)等の上位装置31との間で通信を行うものであり、例えば印刷を指示する印刷データを上位装置60から受信するものである。
各種センサ38は、印刷媒体を検出するセンサである。
第2のセンサとしての温度センサ50及び湿度センサ51は、第2の環境情報としての画像形成装置1の周囲環境である温度及び湿度を検出するセンサである。
印刷制御部30は、各種センサ38から媒体の検出情報および第2のセンサから画像形成装置1の温度や湿度等の情報を入力することができるようになっている。
プロセス制御部40は、印刷制御部30からの指示により、後述する現像電圧制御部41、層形成・供給電圧制御部42、帯電電圧制御部43、1次転写制御部45及び2次転写制御部46bを制御して各電圧を調整するものである。
現像電圧制御部41は、プロセス制御部40の指示により、図1に示す画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kの現像ローラ15W、15Y、15M、15C、15Kに印加する現像電圧を制御するものである。
層形成・供給電圧制御部42は、プロセス制御部40からの指示により、図1に示す画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kの現像ブレード16W、16Y、16M、16C、16Kおよび供給ローラ17W、17Y、17M、17C、17Kに印加する供給電圧(実施例ではSBと省略する場合がある)を制御するものである。
帯電電圧制御部43は、プロセス制御部40からの指示により、図1に示す画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kの帯電ローラ13W、13Y、13M、13C、13Kに印加する帯電電圧(実施例ではCHと省略する場合がある)を制御するものである。
露光制御部44は、印刷制御部30からの指示により、図1に示す画像形成部10W、10Y、10M、10C、10KのLEDヘッド14W、14Y、14M、14C、14Kの露光を制御するものである。
転写制御部としての1次転写制御部45は、プロセス制御部40からの指示により、図1に示す1次転写ローラ19W、19Y、19C、19M、19Kに印加する1次転写電圧を制御するものである。
2次転写制御部46bは、プロセス制御部40からの指示により、図1に示す2次転写ローラ27bに印加する2次転写電圧を制御するものである。
モータ制御部47は、印刷制御部30からの指示により、感光体ドラムモータを制御して図1に示す画像形成部10W、10Y、10M、10C、10Kの感光体ドラム12W、12Y、12M、12C、12Kを回転させる。また、モータ制御部47は、印刷制御部30からの指示により、中間転写ベルトモータ、搬送モータ、および定着モータ等を制御し、図1に示す転写ベルトユニット25の中間転写ベルト9、給紙ローラ21、搬送ローラユニット22のローラ、定着ユニット24の加熱ローラ28、および排出ローラユニット26のローラ等を回転させる。
印刷カウント制御部48は、印刷制御部30からの指示により、印刷枚数をカウントするものである。
図6は第1の実施例における交換ユニットST1の温湿度計測システム49Wの制御構成を示すブロック図である。
図6において、交換ユニットST1の温湿度計測システム49Wは、カウント記録部106と、温湿度制御部101と、温湿度センサ1000と、温湿度記録部105と、電源102と、色情報記録部107とを有する。
カウント記録部106は、印刷カウント制御部48でカウントされた印刷枚数を記録するものである。
温湿度制御部101は、温湿度センサ1000及び温湿度記録部105と接続され、各部を制御するものである。
温湿度センサ1000は、温度センサ103及び湿度センサ104を有し、交換ユニットST1の周囲環境である温度及び湿度を検出するものである。
本実施例では、温湿度センサ1000として株式会社KNラボラトリーズ製のハイグロクロン温湿度ロガーを用いるが、それに限定されず、汎用の温湿度センサ1000と汎用マイコンを組み合わせて用いてもよい。なお、温度の検出範囲は−20℃〜+70℃、湿度の検出範囲は0%RH〜95%RHである。
記録部としての温湿度記録部105は、温湿度制御部101からの指示により、環境履歴情報としての温湿度センサ1000で検出された温度、湿度及び検出時刻を記録するものである。
電源102は、電池(例えば、ボタン電池や単三電池等)であり、温湿度制御部101を介して各部に電源を供給するものである。
なお、電池は絶縁された状態で出荷され、交換ユニットST1が画像形成装置1から取り外された時に、ユーザーにより絶縁用のフィルムが引き抜かれて、温湿度センサ1000は温度及び湿度の検出を開始する。
なお、電池の寿命が交換ユニットST1の寿命(例えば、2年間)より長い場合は、絶縁せずに製造時から電源を入れておき、画像形成装置1から交換ユニットST1が取り出された時から温度及び湿度の検出を開始するようにしても良い。
色情報記録部107は、交換ユニットST1に収容されているトナーの色情報が記録されている。
上述した構成の作用について説明する。
本実施例においては、各交換ユニット(ST1、ST2、ST3、ST4、ST5)は取り扱うトナーは異なるが、印刷動作は同様のため、ここではホワイトの交換ユニットST1を代表として、画像形成装置1の印刷動作について図1から図6を参照しながら説明する。
インタフェイス部32は、上位装置31から印刷データを受信する。インタフェイス部32が印刷データを受信すると、印刷制御部30は印刷動作を開始する。
印刷制御部30は、モータ制御部47を制御して、図示しないモータを駆動させて、感光体ドラム12W、現像ローラ15W及び供給ローラ17Wを回転させる。なお、帯電ローラ13Wは、感光体ドラム12Wに従動して回転する。
プロセス制御部40は、帯電電圧制御部43を制御して、帯電ローラ13Wに帯電電圧
(CH)を印加させる。帯電ローラ13Wは、感光体ドラム12Wに当接しながら従動回
転し、感光体ドラム12Wの表面を一様に帯電させる。
印刷制御部30は、露光制御部44を制御して、LEDヘッド14Wにより光を照射させて感光体ドラム12Wの表面に印刷データに基づく静電潜像を形成させる。
供給ローラ17Wは、現像ローラ15Wの表面にトナーを供給する。現像ローラ15Wの表面に供給されたトナーは、現像ブレード16Wのせん断力により、層厚が規制され均一なトナー層が形成される。
現像ローラ15W上のトナーは感光体ドラム12W上の静電潜像に付着して、トナー像が現像される。
プロセス制御部40は、1次転写制御部45を制御して、1次転写ローラ19Wに1次転写電圧を印加させる。
感光体ドラム12Wの表面に形成されたトナー像は、1次転写ローラ19Wによって中間転写ベルト9の表面に1次転写される。
トナー像が1次転写された中間転写ベルト9は、駆動ローラ25a、25bの駆動により回転するため、トナー像は2次転写ニップ部へと搬送される。
プロセス制御部40は、2次転写制御部46bを制御して、2次転写ローラ27bに2次転写電圧を印加させる。
2次転写ニップ部において中間転写ベルト9に1次転写されたトナー像を印刷媒体に2次転写する。
トナー像が転写された印刷媒体は、定着ユニット24に搬送される。
定着ユニット24に搬送された印刷媒体は、定着ユニット24の加熱ローラ28と加圧ローラ29とに挟まれて加熱及び加圧され、印刷媒体にトナー像が定着される。
トナー像が定着した印刷媒体は、排出ローラユニット26によって画像形成装置1の外部へ排出され、排出カセット2上に集積される。
ここで、特色を収容する交換ユニットST1は、印刷に使用されない場合、画像形成装置1から取り外されている場合がある。
そうすると、交換ユニットST1が画像形成装置1の外部の周囲環境の温度及び湿度環境下に放置されたことによって、再び交換ユニットST1を画像形成装置1に装着して印刷すると画像に不具合が生じる場合がある。
ここでいう不具合とは、例えば、かぶりや汚れ等の印刷画像の不具合である。
かぶりとは、正常に帯電したトナーより低い帯電量のトナーや逆極性に帯電したトナーが、画像の背景部(非画像部)に付着することである。
汚れとは、正常に帯電したトナーより高い帯電量のトナー、いわゆる過剰帯電トナーが、画像の背景部(非画像部)に付着することである。
そこで本実施例では、交換ユニットST1が印刷画像に不具合が生じるような周囲環境に放置された場合であっても、印刷制御部30が温湿度センサ1000の検出結果に基づいて復帰制御を行うことで、印刷画像の不具合を抑制する。
次に、第1の実施例における画像形成装置1の復帰処理を図7の第1の実施例における画像形成装置1の復帰処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1から図6を参照しながら説明する。
S1:交換ユニットST1が画像形成装置1から取り外される。
交換ユニットST1が画像形成装置1から取り外されて、温湿度計測システム49Wを構成する電池の絶縁用のフィルムが引き抜かれると、交換ユニットST1を構成するトナーカートリッジ18W又は画像形成部10Wのいずれかに取り付けられた温湿度センサ1000は、温度及び湿度の検出を開始する。
このようにして、温湿度センサ1000は、画像形成装置1の外部に放置された交換ユニットST1の周囲環境である温度及び湿度を検出する。また、温湿度センサ1000は、例えば1時間毎に温度及び湿度を検出する。
S2:温湿度計測システム49Wを構成する温湿度記録部105は、温湿度制御部101の指示により、検出された温度、湿度及び検出時刻を記録する。温湿度記録部105に記録されるデータは、例えば1年分であり、最高温度及び最低温度並びに最高湿度及び最低湿度が記録される。
S3:交換ユニットST1が画像形成装置1に取り付けられる。
S4:画像形成装置1の印刷制御部30は、読取部1002により、交換ユニットST1の温湿度記録部105に記録された環境履歴情報を読み出す。
S5:印刷制御部30は、環境履歴情報が復帰制御条件を満たすか否かを判断し、復帰制御条件を満たす場合はS6へ移行し、復帰制御条件を満たさない場合はS7へ移行して印刷動作を開始する。
S6:印刷制御部30は、復帰制御を行う。
S7:印刷動作を開始する。
ここで、復帰制御条件(ステップS5)及び復帰制御(ステップS6)は温湿度記録部105に記録された環境履歴情報に応じて異なるため、以下詳細を説明する。
図8は第1の実施例における温湿度記録部105のメモリ記録情報の例を示す図である。
図8において、環境履歴情報に対応するメモリ記録情報として4つの場合が示されている。
なお、本実施例では、画像形成装置1の外部に放置されていた交換ユニットST1を、現在時刻としての2018年10月17日11:00:00に、画像形成装置1に取り付けたとして説明する。また、画像形成装置1の温度センサ50及び湿度センサ51が検出した値はそれぞれ温度24℃、湿度50%RHとする。
印刷制御部30は、図8におけるメモリ記録情報1から4までに示された各環境履歴情報に応じて、それぞれ異なる復帰制御を行った後に印刷動作を開始する。
[メモリ記録情報1の場合]
交換ユニットST1は、温度10℃の周囲環境に放置された後、現在時刻において画像形成装置1に取り付けられた。
すなわち、交換ユニットST1は、温度10℃から24℃への急激な温度変化により、結露している恐れがある。このまま交換ユニットST1に印刷動作をさせると、結露によるトナーの軟凝集が画像形成部10W内で発生することで画像に筋が発生したり、帯電電圧(CH)低下による汚れが発生する場合がある。
そこで、印刷制御部30は、交換ユニットST1に設けられた温湿度計測システム49Wを構成する温湿度記録部105に記録された温度及び湿度を読み出し、放置されていたときの最低温度と現在の温度との温度差が12℃以上ある場合、復帰制御を行った後に印刷動作を開始する。
印刷制御部30は、復帰制御として、操作表示部33に、例えば、交換ユニットST1Wを6時間放置するように表示させることで、交換ユニットST1を乾燥させて画像の不具合の発生を抑制する。
なお、上述した復帰制御に限定されず、印刷制御部30は、操作表示部33に交換ユニットST1の放置時間を表示させるとともに、定着ユニット24に指示して、加熱ローラ28を加熱させ、結露した交換ユニットST1の乾燥を促進して、放置時間を短縮するようにしてもよい。
なお、本実施例では、復帰制御条件として、放置されていたときの最低温度と現在の温度との温度差が一定以上(例えば12℃以上)としたが、これに限定されない。
[メモリ記録情報2の場合]
交換ユニットST1は、湿度75%RH以上の高湿環境下で長時間放置された後、現在時刻における画像形成装置1に取り付けられた。
すなわち、交換ユニットST1は、高湿環境下で長時間放置されたことにより、このまま交換ユニットST1に印刷動作をさせると、印刷画像にかぶりが発生する場合がある。
そこで、印刷制御部30は、交換ユニットST1に設けられた温湿度計測システム49Wを構成する温湿度記録部105に記録された温度、湿度及び検出時刻を読み出し、直近12時間以内で6時間以上湿度75%RHの周囲環境に交換ユニットST1が放置されている場合、復帰制御を行った後に印刷動作を開始する。
印刷制御部30は、復帰制御として、モータ制御部47を制御して、現像ローラ15Wを30秒間空転させることで、低帯電荷したトナーの帯電量を上げてかぶりの発生を抑制する。
なお、上述した復帰制御に限定されず、印刷制御部30は、プロセス制御部40に指示して帯電ローラ13Wの印加電圧を例えば−970Vから−940Vに下げてもよいし、現像ローラ15Wを回転させて現像ローラ15W1周分のトナーを廃棄させるようにしてかぶりの発生を抑制してもよい。また、上述した復帰制御を組み合わせて行ってもよい。
なお、本実施例では、復帰制御を行う条件として、直近12時間以内で6時間以上湿度75%RHの周囲環境に交換ユニットST1が放置されていることとしたが、これに限定されない。
[メモリ記録情報3の場合]
交換ユニットST1は、温度45℃以上のトナー固着温度付近の周囲環境に放置された後、現在時刻における画像形成装置1に取り付けられた。
トナー固着温度とは、トナーが凝集し始める温度(本実施例では、45℃)である。
すなわち、トナー固着温度付近で放置されたことにより、交換ユニットST1内でトナーが固着している恐れがある。このまま交換ユニットST1に印刷動作をさせると、画像の不具合が発生するだけではなく、交換ユニットST1を駆動するギアが動かず印刷ができない場合がある。
そこで、印刷制御部30は、交換ユニットST1に設けられた温湿度計測システム49Wを構成する温湿度記録部105に記録された温度及び湿度を読み出し、最高温度が40℃以上45℃未満の場合は第1の復帰制御を行い、最高温度が45℃以上50℃未満の場合は第2の復帰制御を行い、最高温度が50℃以上の場合は第3の復帰制御を行い、その後に印刷動作を開始する。
印刷制御部30は、第1の復帰制御として、モータ制御部47を制御して、現像ローラ15Wを30秒間空転させることで、軟凝集したトナーをほぐしてトナーの固着を抑制する。
印刷制御部30は、第2の復帰制御として、現像ローラ15Wを回転させて、面積率50%dutyにて現像ローラ15W2周分のトナーを廃棄させるようにすることで、最もトナーが凝集しやすい現像ローラ15Wと現像ブレード16Wとの間のトナーを廃棄する。
印刷制御部30は、第3の復帰制御として、操作表示部33に、例えば、交換ユニットST1を交換するように表示させることで、画像形成装置1の不具合を防ぐ。
なお、本実施例では、復帰制御条件として、最高温度が40℃以上45℃未満の場合、最高温度が45℃以上50℃未満の場合、最高温度が50℃以上の場合としたが、これに限定されない。
[メモリ記録情報4の場合]
交換ユニットST1は、湿度20%RH以下の低湿環境下で放置された後、現在時刻における画像形成装置1に取り付けられた。
すなわち、交換ユニットST1は、低湿環境下で放置されたことにより、トナーが高帯電化しやすいため、このまま交換ユニットST1に印刷動作をさせると、画像に不具合が発生する場合がある。
そこで、印刷制御部30は、交換ユニットST1に設けられた温湿度計測システム49Wを構成する温湿度記録部105に記録された温度及び湿度を読み出し、直近の記録における湿度が20%RH以下の場合、復帰制御を行った後に印刷動作を開始する。
印刷制御部30は、復帰制御として、プロセス制御部40に指示して、供給ローラ17Wに印加する供給電圧(SB)を例えば−400Vから−380Vに下げることで、印刷画像の不具合の発生を抑制する。
なお、本実施例では、復帰制御を行う条件として、直近の記録における湿度が一定以下(例えば20%RH以下)としたが、これに限定されない。
このように第1の実施例では、交換ユニットST1は、温湿度センサ1000により画像形成装置1から取り外され放置された際の周囲環境として温度及び湿度を検出し、温湿度記録部105により検出された温度、湿度及び検出時刻を記録し、画像形成装置1は、印刷制御部30により交換ユニットST1の温湿度記録部105に記録された温度及び湿度に基づき復帰制御を行うことにより、交換ユニットST1が長時間放置された場合であっても、画像不具合のない高品質な画像を得ることができる。
以上説明したように、第1の実施例では、交換ユニットST1で検出された温度及び湿度に基づいて復帰制御を行うことにより、交換ユニットST1が長時間放置された場合であっても、画像不具合のない高品質な画像を得ることができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
第1の実施例では、交換ユニットST1の温湿度センサ1000の検出結果に基づいて復帰制御を行った後に印刷動作を開始するが、画像形成装置1の周囲環境に曝された交換ユニットST1の温度及び湿度は、画像形成装置1の温度及び湿度と異なるため、双方の温度及び湿度が同程度になるまでは、印刷された画像に不具合が生じる可能性があるため、引き続き復帰制御を行う必要がある。
さらに、上述した実施例1の画像形成装置1では、画像形成装置1の周囲環境(温度及び湿度)に基づいて、図9から帯電電圧(CH)を決定して復帰制御を行っていた。なお、図9は画像形成装置1の温湿度に対する帯電電圧(CH)を説明する図である。
例えば、画像形成装置1の周囲環境が温度センサ50及び湿度センサ51により20℃及び55%RHと検出され、一方周囲環境が5℃の低温環境下に放置された後に画像形成装置1に取り付けられた交換ユニットST1の周囲環境が温湿度センサ1000により5℃及び55%RHと検出されたとする。
図9より、画像形成装置1の周囲環境(温度及び湿度)に基づいて帯電ローラ13Wに印加する帯電電圧(CH)は−770Vとなり、交換ユニットST1の周囲環境(温度及び湿度)に基づいて帯電ローラ13Wに印加する帯電電圧(CH)は−785Vとなるため、適切な復帰制御を行うために印加する帯電電圧(CH)が画像形成装置1と交換ユニットST1では異なる。
この場合、上述した実施例1の画像形成装置1では、画像形成装置1の周囲環境(温度及び湿度)に基づいて帯電電圧(CH)を−770Vと決定するが、交換ユニットST1には適切な帯電電圧(CH)として−785Vが印加されないため、印刷画像に不具合が生じる可能性がある。
そこで、第2の実施例においては、画像形成装置1と交換ユニットST1との温湿度差に基づいて、後述する図12から図15に示すような復帰制御を行う。
さらに、画像形成装置1の温度センサ50には高価で耐久性が高いものが使用されるのに対して、交換ユニットST1の温度センサ50は安価で耐久性が低いものが使用されるため、安定した復帰制御を行うには画像形成装置1と交換ユニットST1の温湿度差を用いたほうがよい。
上述した構成の作用について説明する。
本実施例における温湿度差に基づく画像形成装置1の復帰処理を図10の第2の実施例における温湿度差に基づく画像形成装置1の復帰処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1から図9を参照しながら説明する。
S10:画像形成装置1の印刷制御部30は、温度センサ50及び湿度センサ51で検出した温度T1及び湿度H1をメモリ34に記録させる。
S11:画像形成装置1の印刷制御部30は、ステップS10においてメモリ34に記録された画像形成装置1の温度及び湿度に基づいて、図9と図11から、基準となる帯電電圧(CH)及び供給電圧(SB)を決定する。なお、図11は画像形成装置1の温湿度に対する供給電圧(SB)を説明する図である。
S12:交換ユニットST1の温湿度記録部105は、温湿度制御部101の指示により、温湿度センサ1000で検出された温度T2及び湿度H2を記録する。
S13:画像形成装置1の印刷制御部30は、読取部1002により、交換ユニットST1の温湿度記録部105に記録されたメモリ記録情報を読み出す。
S14:画像形成装置1の印刷制御部30は、交換ユニットST1の温度T2と画像形成装置1の温度T1の差分(ΔT=T2−T1)、及び交換ユニットST1の湿度H2と画像形成装置1の湿度H1の差分(ΔH=H2−H1)を算出する。
S15:画像形成装置1の印刷制御部30は、交換ユニットST1と画像形成装置1の温度の差分(温度差)ΔTまたは湿度の差分(湿度差)ΔHが復帰制御条件を満たすか否かを判断し、復帰制御条件を満たす場合はS16へ移行し、復帰制御条件を満たさない場合は本処理を終了する。
ここで、例えば画像形成装置1の周囲環境を24℃、50%RHとすると、ステップS11において、図9と図11より、帯電電圧(CH)は−770V、供給電圧(SB)は−200Vに決定される。
しかしながら、上述したように、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分または湿度の差分によって、帯電ローラ13Wに適切な帯電電圧(CH)が印加されない場合や供給ローラ17Wに適切な供給電圧(SB)が印加されない場合、印刷画像に不具合が発生することがある。
そこで、画像形成装置1の印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分ΔT又は画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分ΔHが復帰制御条件を満たすか否かを判断する。
なお、復帰制御条件には、後述するΔT>0の場合、ΔT<0の場合、ΔH>0の場合、ΔH<0の場合がある。
S16:画像形成装置1の印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分ΔT又は画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分ΔHが満たす復帰制御条件に応じて、図12から図15に示す復帰制御を行う。
以下、復帰制御条件に応じた図12から図15に示す復帰制御について詳細を説明する。
[ΔT>0の場合]
図12は第2の実施例における画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分がΔT>0の場合の復帰制御を説明する図である。
画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分がΔT>0の場合、すなわち画像形成装置1の温度T1より交換ユニットST1の温度T2のほうが高い場合、トナーの付着量の増加により印刷画像に汚れが発生する場合がある。
そこで、図12に示すように、印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分が5℃≦ΔT<10℃の場合は第1の復帰制御を行い、10℃≦ΔT<15℃の場合は第2の復帰制御を行い、15℃≦ΔT<20℃の場合は第3の復帰制御を行い、ΔT≧20℃の場合は第4の復帰制御を行い、印刷画像の汚れの発生を抑制する。
印刷制御部30は、第1の復帰制御として、図12より現像ローラ15Wを回転させて現像ローラ15W5周分のトナーを廃棄させる。
印刷制御部30は、第2の復帰制御として、図12より現像ローラ15Wを回転させて現像ローラ15W10周分のトナーを廃棄させる。
印刷制御部30は、第3の復帰制御として、図12より現像ローラ15Wを回転させて現像ローラ15W15周分のトナーを廃棄させる。
印刷制御部30は、第4の復帰制御として、図12より現像ローラ15Wを回転させて現像ローラ15W20周分のトナーを廃棄させる。
なお、本実施例では、復帰制御条件として、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分が5℃≦ΔT<10℃の場合、10℃≦ΔT<15℃の場合、15℃≦ΔT<20℃の場合、ΔT≧20℃の場合としたが、これに限定されない。
なお、(T1+ΔT)≧50℃の場合、すなわち温度T1が50℃以上の場合、画像形成装置1に不具合が生じるおそれがあるため動作を停止する。
[ΔT<0の場合]
図13は第2の実施例における画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分がΔT<0の場合の復帰制御を説明する図である。
例えば、画像形成装置1の周囲環境を24℃、50%RHとすると、上述した第1の実施例による画像形成装置1では、図10中ステップS11において、図9より決定された基準となる帯電電圧(CH)=−770Vが帯電ローラ13Wに印加されることになる。
しかしながら、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分がΔT<0の場合、すなわち画像形成装置1の温度T1より交換ユニットST1の温度T2のほうが低い場合、感光体ドラム12Wの表面電位の低下により印刷画像に汚れが発生する場合がある。
そこで、図13において、印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分が−10℃<ΔT≦−5の場合は第1の復帰制御を行い、−15℃<ΔT≦−10の場合は第2の復帰制御を行い、−20℃<ΔT≦−15℃の場合は第3の復帰制御を行い、ΔT≦−20℃の場合は第4の復帰制御を行い、印刷画像の汚れの発生を抑制する。
印刷制御部30は、第1の復帰制御として、図13から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(−4V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−774V(−770V+(−4V))を帯電ローラ13Wに印加する。
印刷制御部30は、第2の復帰制御として、図13から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(−8V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−778V(−770V+(−8V))を帯電ローラ13Wに印加する。
印刷制御部30は、第3の復帰制御として、図13から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(−12V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−782V(−770V+(−12V))を帯電ローラ13Wに印加する。
印刷制御部30は、第4の復帰制御として、図13から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(−16V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−786V(−770V+(−16V))を帯電ローラ13Wに印加する。
なお、本実施例では、復帰制御条件として、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度の差分が−10℃<ΔT≦−5の場合、−15℃<ΔT≦−10の場合、−20℃<ΔT≦−15℃の場合、ΔT≦−20℃の場合としたが、これに限定されない。
なお、(T1+ΔT)≦0℃の場合、すなわち温度T1が0℃以下の場合、画像形成装置1は感光ドラム12W表面の電位低下により汚れが発生するのを防ぐため動作を停止する。
[ΔH>0の場合]
図14は第2の実施例における画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分がΔH>0の場合の復帰制御を説明する図である。
例えば、画像形成装置1の周囲環境を24℃、50%RHとすると、上述した第1の実施例による画像形成装置1では、図10中ステップS11において、図9より決定された基準となる帯電電圧(CH)=−770Vが帯電ローラ13Wに印加されることになる。
しかしながら、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分がΔH>0の場合、すなわち画像形成装置1の湿度H1より交換ユニットST1の湿度H2のほうが高い場合、トナーの帯電量の低下により印刷した画像にかぶりが発生する場合がある。
そこで、図14に示すように、印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分が10%RH<ΔH≦20%RHの場合は第1の復帰制御を行い、20%RH<ΔH≦30%RHの場合は第2の復帰制御を行い、30%RH<ΔH≦40%RHの場合は第3の復帰制御を行い、ΔH≧50%RHの場合は第4の復帰制御を行い、印刷画像にかぶりが発生することを抑制する。
印刷制御部30は、第1の復帰制御として、図14から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(+4V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−766V(−770V+(+4V))を帯電ローラ13Wに印加する。
印刷制御部30は、第2の復帰制御として、図14から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(+8V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−762V(−770V+(+8V))を帯電ローラ13Wに印加する。
印刷制御部30は、第3の復帰制御として、図14から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(+12V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−758V(−770V+(+12V))を帯電ローラ13Wに印加する。
印刷制御部30は、第4の復帰制御として、図14から帯電電圧(CH)の補正値ΔCH(+16V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる帯電電圧(CH)=−770Vを補正して、−754V(−770V+(+16V))を帯電ローラ13Wに印加する。
なお、本実施例では、復帰制御条件として、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分が10%RH<ΔH≦20%RHの場合、20%RH<ΔH≦30%RHの場合、30%RH<ΔH≦40%RHの場合、ΔH≧50%RHの場合としたが、これに限定されない。
なお、(H1+ΔH)≧90%RHの場合、すなわち温度H1が90%RH以上の場合、画像形成装置1は結露により印刷画像に筋が発生するのを防ぐため動作を停止する。
[ΔH<0の場合]
図15は第2の実施例における画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分がΔH<0の場合の復帰制御を説明する図である。
例えば、画像形成装置1の周囲環境を24℃、50%RHとすると、上述した第1の実施例による画像形成装置1では、図10中ステップS11において、図11より決定された基準となる供給電圧(SB)=−200Vが供給ローラ17Wに印加されることになる。
しかしながら、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分がΔH<0の場合、すなわち画像形成装置1の湿度H1より交換ユニットST1の湿度H2のほうが低い場合、トナーの帯電量の増加により印刷画像の汚れが発生する場合がある。
そこで、図15に示すように、印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分が−20%RH≦ΔH<−10%RHの場合は第1の復帰制御を行い、−30%RH≦ΔH<−20%RHの場合は第2の復帰制御を行い、−40%RH≦ΔH<−30%RHの場合は第3の復帰制御を行い、ΔH≦−50%RHの場合は第4の復帰制御を行い、印刷画像に汚れが発生することを抑制する。
印刷制御部30は、第1の復帰制御として、図15から供給電圧(SB)の補正値ΔSB(+5V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる供給電圧(SB)=−200Vを補正して、−195V(−200V+(+5V))を供給ローラ17Wに印加する。
印刷制御部30は、第2の復帰制御として、図15から供給電圧(SB)の補正値ΔSB(+10V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる供給電圧(SB)=−200Vを補正して、−190V(−200V+(+10V))を供給ローラ17Wに印加する。
印刷制御部30は、第3の復帰制御として、図15から供給電圧(SB)の補正値ΔSB(+15V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる供給電圧(SB)=−200Vを補正して、−185V(−200V+(+15V))を供給ローラ17Wに印加する。
印刷制御部30は、第4の復帰制御として、図15から供給電圧(SB)の補正値ΔSB(+20V)を決定し、プロセス制御部40に指示して、基準となる供給電圧(SB)=−200Vを補正して、−180V(−200V+(+20V))を供給ローラ17Wに印加する。
なお、本実施例では、復帰制御条件として、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度の差分が−20%RH≦ΔH<−10%RHの場合、−30%RH≦ΔH<−20%RHの場合、−40%RH≦ΔH<−30%RHの場合、ΔH≦−50%RHの場合としたが、これに限定されない。
なお、本実施例における画像形成装置1の印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した湿度差に応じて供給電圧(SB)の補正値を決定し、プロセス制御部40に指示して、供給ローラ17Wに印加される供給電圧(SB)を補正したが、それに限定されず、画像形成装置1の印刷制御部30は、画像形成装置1と交換ユニットST1が検出した温度差又は湿度差に応じて現像電圧の補正値を決定し、プロセス制御部40に指示して、現像ローラ15Wに印加される現像電圧を補正するように変更しても印刷画像の汚れの発生を抑制できる。
このように第2の実施例では、交換ユニットST1は、温湿度センサ1000により温度及び湿度を検出し、温湿度記録部105は検出された温度及び湿度を記録し、画像形成装置1は、温度センサ50及び湿度センサ51により温度及び湿度を検出し、画像形成画像形成装置1と交換ユニットST1との温度差または湿度差に基づき復帰制御を行うことにより、画像形成装置1と交換ユニットST1との温度差または湿度差による画像の不具合を抑制して高品質な画像を得ることができる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加えて、画像形成装置1と交換ユニットST1との温度差または湿度差に基づいて復帰制御を行うことにより、画像形成装置1と交換ユニットST1との温度差または湿度差による画像の不具合を抑制して高品質な画像を得ることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例及び第2の実施例では、画像形成装置1をプリンタとして説明したが、それに限られるものでなく、例えば複写機、ファクシミリ装置、または複合機(MFP)等としても良い。
また、第1の実施例及び第2の実施例では、温湿度計測システム49Wは交換ユニットST1に取り付けられているが、温湿度記録部105のみを交換ユニットST1に取り付け、温度センサ103、湿度センサ104及び電源102等を交換ユニットST1の保管箱に取り付けることで、放置中の温度及び湿度を把握できるようにしても良い。
また、第1の実施例及び第2の実施例では、温湿度計測システム49Wとしているが、湿度センサ103を取り除き温度のみを把握する温度計測システムと、温度センサ103を取り除いて湿度のみを把握する湿度計測システムとに分けて、温度及び湿度を個別に把握することでシステムコストを抑えることができる。
なお、本発明は上述した各実施例の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
1 画像形成装置
2 排出カセット
4 ベルトクリーニングブレード
9 中間転写ベルト
ST(ST1、ST2、ST3、ST4、ST5) 交換ユニット
10(10W、10Y、10M、10C、10K) 画像形成部
12(12W、12Y、12M、12C、12K) 感光体ドラム
13(13W、13Y、13M、13C、13K) 帯電ローラ
15(15W、15Y、15M、15C、15K) 現像ローラ
16(16W、16Y、16M、16C、16K) 現像ブレード
17(17W、17Y、17M、17C、17K) 供給ローラ
18(18W、18Y、18M、18C、18K) トナーカートリッジ
11(11W、11Y、11M、11C、11K) クリーニングブレード
14(14W、14Y、14M、14C、14K) LEDヘッド
19(19W、19Y、19C、19M、19K) 1次転写ローラ
20 用紙カセット
21 給紙ローラ
22 搬送ローラユニット
24 定着ユニット
25 転写ベルトユニット
25a、25b 駆動ローラ
26 排出ローラユニット
27a 2次転写対向ローラ
27b 2次転写ローラ
28 加熱ローラ
29 加圧ローラ
30 印刷制御部
32 インタフェイス部
33 操作表示部
34 メモリ
37 CPU
38 各種センサ
40 プロセス制御部
41 現像電圧制御部
42 層形成・供給電圧制御部
43 帯電電圧制御部
44 露光制御部
45 1次転写制御部
46b 2次転写制御部
47 モータ制御部
48 印刷カウント制御部
49W 温湿度計測システム
50 温度センサ
51 湿度センサ
101 温湿度制御部
102 電源
103 温度センサ
104 湿度センサ
105 温湿度記録部
106 カウント記録部
107 色情報記録部
1000 温湿度センサ
1002 読取部
1003 シャッタ
1004 トナー供給口
1005 スパイラル

Claims (10)

  1. 装置本体に着脱可能な交換ユニットを有する画像形成装置において、
    前記交換ユニットに設けられた、
    前記交換ユニットの周囲環境である第1の環境情報を検出する第1のセンサと、
    前記第1の環境情報を環境履歴情報として記録する記録部と、
    前記装置本体に設けられた、
    前記装置本体の周囲環境である第2の環境情報を検出する第2のセンサと、
    前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて前記交換ユニットを制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記交換ユニットが前記装置本体に装着されると、装着前の前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて、復帰制御を実施することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記環境履歴情報と前記第2の環境情報との差異が特定閾値以上である場合、復帰制御を実施することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記交換ユニットは、
    現像剤を収容する収容部と、
    前記現像剤を用いて現像剤像を形成する画像形成部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電部と、
    前記静電潜像に現像剤を付着させて前記静電潜像を現像する現像部と、
    前記現像部へ現像剤を供給する供給部と、
    前記帯電部、前記現像部及び前記供給部への印加電圧のうち少なくとも一つを調整するプロセス制御部と、
    を有し、
    前記復帰制御は、前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて、前記プロセス制御部による印加電圧を変更する制御であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記現像剤像を転写媒体へ転写する転写部と、
    前記転写部へ電圧を印加する転写制御部と、
    を有し、
    前記復帰制御は、前記環境履歴情報と前記第2の環境情報とに基づいて、印刷開始前に前記転写媒体に転写される前記現像剤を廃棄する回数を変更する制御であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記第1の環境情報および前記第2の環境情報は、温度および湿度であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    装着前の前記環境履歴情報に所定温度が少なくとも1回記録されている場合、
    前記制御部は、前記装置本体に装着された前記交換ユニットの交換を促すことを特徴とする画像形成装置。
  8. 装置本体に着脱可能な交換ユニットを有する画像形成装置において、
    前記交換ユニットに設けられた、
    前記交換ユニットの周囲環境である第1の環境情報を検出する第1のセンサと、
    前記第1の環境情報を環境履歴情報として記録する記録部と、
    前記装置本体に設けられた、
    前記環境履歴情報に基づいて前記交換ユニットを制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記交換ユニットが前記装置本体に装着されると、装着前の前記環境履歴情報に基づいて復帰制御を実施することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、
    静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電部と、
    前記静電潜像に現像剤を付着させて前記静電潜像を現像する現像部と、
    前記現像部へ現像剤を供給する供給部と、
    前記帯電部、前記現像部及び前記供給部への印加電圧のうち少なくとも一つを調整するプロセス制御部と、
    を有し、
    前記復帰制御は、前記環境履歴情報に基づいて、前記プロセス制御部による印加電圧を変更することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記装置本体は、
    前記現像剤像を媒体に転写する2次転写部と、
    前記媒体に前記現像剤像を定着させる定着部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記交換ユニットが前記装置本体に装着されると、装着前の前記環境履歴情報に基づいて前記定着部の加熱温度を上げることを特徴とする画像形成装置。
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