JP2005208221A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 潤滑油を用いた玉軸受けや油動圧を利用した油潤滑式軸受け等を採用するスキャナモータを有する画像形成装置において、低温時の消費電流を抑制し、電源の容量を大きくすることなしに、低温時でも画像形成装置の起動を可能にし、画像形成装置のコストアップや本体サイズの大型化を防止する。
【解決手段】 レーザ光走査用の回転鏡を駆動するためのスキャナモータを有する画像形成装置において、画像形成装置本体のおかれている環境の温度を検知する手段をもち、画像形成装置本体がおかれている環境が所定の温度以下の場合、スキャナモータ起動の次に起動するユニットについて、スキャナモータ起動から、該ユニットを起動するまでの待ち時間を、前記検知した温度に応じて変化させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 レーザ光走査用の回転鏡を駆動するためのスキャナモータを有する画像形成装置において、画像形成装置本体のおかれている環境の温度を検知する手段をもち、画像形成装置本体がおかれている環境が所定の温度以下の場合、スキャナモータ起動の次に起動するユニットについて、スキャナモータ起動から、該ユニットを起動するまでの待ち時間を、前記検知した温度に応じて変化させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は画像形成装置および方法に関し、たとえば電子写真方式の画像形成装置および制御装置に関するものである。
まず、画像形成装置の構成について説明する。
図8は、4色すなわち、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの画像形成手段を備えたカラー画像形成装置を示すもので、同図において、1(Y、M、C、Kは各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用を示す)は現像ユニットであり、静電潜像を形成する感光ドラム1a(Y、M、C、Kは各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用を示す)と、前記静電潜像を現像する図示しない現像器とともにユニット化され、本体に着脱可能な構成となっている。6(Y、M、C、Kは各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用を示す)は各現像ユニットを駆動するモータである。
2は画像信号に応じて露光を行い感光ドラム1a上に静電潜像を形成するレーザスキャナー、3は用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、無端状の搬送ベルトである。4は、モータとギア等でなる駆動手段と接続され、搬送ベルト3を駆動する駆動ローラ、6eは駆動ローラ4を駆動するモータ、5は用紙に転写されたトナーを溶融、固着する定着器である。6fは定着ユニットを駆動するモータである。
7は、搬送ローラである。8は印字した用紙を排出する排出部、9は、両面を印字するために、片面を印字した用紙を再給紙するための両面ユニットである。20は画像形成装置のおかれている環境を検知する環境センサであり、温度と湿度を検知する。
次に、画像形成装置の動作について説明する。
PCからプリントすべきデータがプリンタに送られ、プリンタエンジンの方式に応じた画像形成が終了しプリンタ可能状態となると、図示しない用紙カセットから用紙が供給され搬送ベルト3に到達し、搬送ベルト3により用紙が各色の画像形成部に順次搬送される。搬送ベルト3による用紙搬送とタイミングを合せて、各色の画像信号が各レーザスキャナー2に送られ、感光ドラム1a上に静電潜像が形成され、図示しない現像器により、静電潜像がトナーで現像され、図示しない転写部で用紙上に転写される。同図においては、Y、M、C、Kの順に順次画像形成される。その後用紙は搬送ベルトから分離され、定着器で熱によってトナー像が用紙上に定着される。
定着器の温度制御は、定着ローラの温度を監視しながら、目標温度となるように、ヒータへの通電を制御することによって行われる。
定着器5を出た用紙は、搬送ローラ7によって、片面印字の場合は排出部8に搬送される。両面印字の場合は、用紙を排出部方向に搬送し、一旦停止させた後、スイッチバックさせ、両面ユニット9に搬送する。
また、前述の各動作は環境センサの検知した情報により、画像形成装置本体のおかれている環境に適した条件で制御される。
しかしながら、上記従来例では、以下のような欠点があった。
スキャナモータに使用される軸受けは潤滑油を用いた玉軸受けや油動圧を利用した油潤滑式軸受けが広く採用されている。これらの軸受けでは、使用する潤滑油の粘性は温度に依存し、低温では粘性が高い。このため、低温時にスキャナモータを起動すると、負荷トルクが重いため、消費電流が大きくなるという問題があった。
したがって、特に、スキャナモータを複数個搭載しているカラー画像形成装置においては、低温時に消費電流が増大し、その分、電源の容量を大きくしておく必要があり、画像形成装置のコストアップや装置本体のサイズの大型化を招いていた。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)レーザ光走査用の回転鏡を駆動するためのスキャナモータを有する画像形成装置において、画像形成装置本体のおかれている環境の温度を検知する手段をもち、画像形成装置本体がおかれている環境が所定の温度以下の場合、スキャナモータ起動の次に起動するユニットについて、スキャナモータ起動から、該ユニットを起動するまでの待ち時間を、前記検知した温度に応じて変化させることを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、画像形成装置のおかれている環境の温度を検知する手段は、画像形成装置のおかれている環境の湿度や温度を検知し、画像形成上の制御にフィードバックするための環境センサであることを特徴とする。
(3)上記(1)〜(2)いずれかの構成において、前記、画像形成装置のおかれている環境の温度を検知する手段は、定着ユニットの温度を検知する温度検知センサであることを特徴とする。
(4)レーザ光走査用の回転鏡を駆動するためのスキャナモータを有する画像形成装置において、スキャナモータの温度を検知する手段をもち、スキャナモータの温度が所定の温度以下の場合、スキャナモータ起動の次に起動するユニットについて、スキャナモータ起動から、該ユニットを起動するまでの待ち時間を、前記検知した温度に応じて変化させることを特徴とする。
(5)上記(4)の構成において、前記、画像形成装置のおかれている環境の温度を検知する手段は、スキャナモータが起動してから所定の回転数に達するまで時間を計測する手段を持ち、スキャナモータが起動してから所定の回転数に達するまでの時間により、画像形成装置のおかれている環境の温度を判断することを特徴とする。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかの構成において、前記スキャナモータは、スキャナモータ自体の温度により負荷トルクが変動するような軸受けを使用しているスキャナモータであることを特徴とする。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの構成において、前記スキャナモータの軸受けは、潤滑材としてグリス等の油脂をもちいている玉軸受けであることを特徴とする。
(8)上記(1)〜(6)のいずれかの構成において、前記スキャナモータの軸受けは、シャフトと軸受けが所定速度で回転中は非接触状態となる油潤滑式軸受けであることを特徴とする。
上記構成において、低温時の消費電流を抑制し、電源の容量を大きくすることなしに、低温時でも画像形成装置の起動を可能にし、画像形成装置のコストアップや本体サイズの大型化を防止する。
本発明によれば、電源の容量を大きくすること無く、低温環境下でも画像形成装置の消費電流を抑制し、画像形成装置の起動を可能とするため、電源の容量増大のためのコストアップや画像形成装置本体サイズの大型化を防止できる。
以下、本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
(第1の実施例)
図2は本装置の制御システムの概略構成を示す。10は画像形成装置としてのプリンタである。11はプリンタ内の各装置を制御するプリンタ制御部である。12はプリンタ内の各装置へ電力を供給する電源である。13はプリンタ内の各部の状況を検知するセンサ類である。14はプリンタ制御部の指示によりモータ類および定着器を制御する駆動制御部である。5は用紙に転写されたトナー像を定着する定着器である。15はプリンタ内の各装置の動力源であるモータ類である。16はプリンタの動作状況をユーザに報知する表示部である。17はプリンタとホストコンピュータとの通信を行う通信コントローラである。18はプリンタに印刷するデータを転送するホストコンピュータである。
図2は本装置の制御システムの概略構成を示す。10は画像形成装置としてのプリンタである。11はプリンタ内の各装置を制御するプリンタ制御部である。12はプリンタ内の各装置へ電力を供給する電源である。13はプリンタ内の各部の状況を検知するセンサ類である。14はプリンタ制御部の指示によりモータ類および定着器を制御する駆動制御部である。5は用紙に転写されたトナー像を定着する定着器である。15はプリンタ内の各装置の動力源であるモータ類である。16はプリンタの動作状況をユーザに報知する表示部である。17はプリンタとホストコンピュータとの通信を行う通信コントローラである。18はプリンタに印刷するデータを転送するホストコンピュータである。
次に、図3によりスキャナモータの構成を説明する。
30はシャフトであり、21はポリゴンミラー、22はロータである。20シャフトは21ポリゴンミラーと22ロータと結合されている。23はポリゴンミラーを固定するためのバネ部材である。24は軸受けブラケットであり、25は潤滑用オイルである。25潤滑用オイルは、20シャフトと24軸受けブラケットとの隙間に充填されており、20シャフトが所定の回転数で回転中は、オイル動圧により20シャフトと24軸受けブラケットは非接触状態に保たれる。26は珪素鋼鈑製の板金で、24軸受けブラケットと不図示の駆動回路が搭載される。27はステータコア、28はアマチュアコイル、29はロータマグネットである。
図4は常温時のスキャナモータの特性を示す図である。横軸がスキャナモータ起動からの経過時間であり、縦軸はスキャナモータ速度と、消費電流である。
スキャナモータ起動から、徐々に回転数が上昇し、やがて所定回転数に収束する。
図5は低温時のスキャナモータの特性を示す図である。横軸がスキャナモータ起動からの経過時間であり、縦軸はスキャナモータ速度と、消費電流である。
スキャナモータ起動から、徐々に回転数が上昇し、やがて所定回転数に収束する。収束するまでの時間が常温時よりも長い。また、低温時にはオイルの粘性が高くトルクが大きいため、消費電流が多い。モータ回転とともに、軸受け温度が上昇しオイルの粘性がさがりトルクが減るため、消費電流は小さくなる。
次に、図1によりプリンタ制御部の動作シーケンスを説明する。
プリンタ制御部は、駆動制御部に、定着モータの駆動を指示する(図1ステップ1)とともに、タイマー値をクリアする。(図1ステップ2)。次に駆動制御部報知してくる、モータレディ情報を受信し(図1ステップ3)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図1ステップ4)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α1以上にになったか確認し(図1ステップ5)、タイマ値がα1以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図1ステップ6)。なお、α1は定着モータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα1以上になった場合は、モータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図1ステップ7)
タイマ値がα1以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、さらにタイマ値が所定の値β1になるまで待ち(図1ステップ8、9)、スキャナモータを起動し(図1ステップ10)、タイマー値をクリアする。(図1ステップ11)。次にスキャナモータからの、モータレディ情報を受信し(図1ステップ12)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図1ステップ13)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α2以上にになったか確認し(図1ステップ14)、タイマ値がα2以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図1ステップ15)。なお、α2はスキャナモータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα2以上になった場合は、スキャナモータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図1ステップ16)
タイマ値がα2以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、画像形成装置本体がおかれている環境の温度を環境センサによって検知し、タイマ値β2を設定する(図1ステップ17)。
タイマ値がα1以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、さらにタイマ値が所定の値β1になるまで待ち(図1ステップ8、9)、スキャナモータを起動し(図1ステップ10)、タイマー値をクリアする。(図1ステップ11)。次にスキャナモータからの、モータレディ情報を受信し(図1ステップ12)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図1ステップ13)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α2以上にになったか確認し(図1ステップ14)、タイマ値がα2以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図1ステップ15)。なお、α2はスキャナモータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα2以上になった場合は、スキャナモータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図1ステップ16)
タイマ値がα2以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、画像形成装置本体がおかれている環境の温度を環境センサによって検知し、タイマ値β2を設定する(図1ステップ17)。
このとき、温度が低いほどβ2を長くする。温度とβ2の関係は、事前にスキャナモータの起動後の消費電流の変化から求めておく。すなわち、次に起動するユニットを起動しても、電源の供給できる電流の最大定格以内に収まるように、スキャナモータの温度が上昇し、スキャナモータの消費電流が減るのに、十分な時間とする。
次にタイマがβ2だけカウントするのを待つ。(図1ステップ18、19)
タイマ値がβ2以上になったら、各ドラムモータおよび搬送部を起動し、印字シーケンスを実行する(図1ステップ20)。以降の印字シーケンスは従来例と同様なので説明を省略する。
タイマ値がβ2以上になったら、各ドラムモータおよび搬送部を起動し、印字シーケンスを実行する(図1ステップ20)。以降の印字シーケンスは従来例と同様なので説明を省略する。
(第2の実施例)
本発明の第2の実施の形態を説明する。
本発明の第2の実施の形態を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は第一実施例と同様なので説明を省略する。
本実施例では、定着器に装備されているサーミスタにより、本体がおかれている温度を検知する点が第一実施例と異なる。
図6によりプリンタ制御部のシーケンスを説明する。
プリンタ制御部は、まず定着器に装備されている温度センサの出力を検知し、画像形成装置本体がおかれている環境を検知する(図6ステップ1)。すなわち、所定の値以下の場合、本体が低温環境に有り、かつ所定の時間以上動作していないため、スキャナモータが低温状態にあると判断する。
次に駆動制御部に、定着モータの駆動を指示する(図6ステップ2)とともに、タイマ値をクリアする。(図6ステップ3)。次に駆動制御部報知してくる、モータレディ情報を受信し(図6ステップ4)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図6ステップ5)。 レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α1以上にになったか確認し(図6ステップ6)、タイマ値がα1以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図6ステップ7)。なお、α1は定着モータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα1以上になった場合は、モータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図6ステップ8)
タイマ値がα1以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、さらにタイマ値が所定の値β1になるまで待ち(図6ステップ9、10)、スキャナモータを起動と(図6ステップ11)、タイマ値のクリア(図6ステップ12)を行う。次にスキャナモータからの、モータレディ情報を受信し(図6ステップ13)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図6ステップ14)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α2以上にになったか確認し(図6ステップ15)、タイマ値がα2以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図6ステップ16)。なお、α2はスキャナモータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα2以上になった場合は、スキャナモータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図6ステップ17)
タイマ値がα2以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、タイマ値β2を設定する(図6ステップ18)。このとき、β2は、シーケンス開始時に検知した、画像形成装置本体がおかれている環境の温度によって変更する。すなわち、温度が低いほどβ2を長くする。温度に対するβ2の求め方は実施例1と同様なので説明を省略する。
タイマ値がα1以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、さらにタイマ値が所定の値β1になるまで待ち(図6ステップ9、10)、スキャナモータを起動と(図6ステップ11)、タイマ値のクリア(図6ステップ12)を行う。次にスキャナモータからの、モータレディ情報を受信し(図6ステップ13)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図6ステップ14)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α2以上にになったか確認し(図6ステップ15)、タイマ値がα2以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図6ステップ16)。なお、α2はスキャナモータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα2以上になった場合は、スキャナモータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図6ステップ17)
タイマ値がα2以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、タイマ値β2を設定する(図6ステップ18)。このとき、β2は、シーケンス開始時に検知した、画像形成装置本体がおかれている環境の温度によって変更する。すなわち、温度が低いほどβ2を長くする。温度に対するβ2の求め方は実施例1と同様なので説明を省略する。
次に、タイマ値がβ2以上になるまで待ち(図6ステップ19、20)、その後、各ドラムモータおよび搬送部を起動し、印字シーケンスを実行する(図6ステップ21)。以降の印字シーケンスは従来例と同様なので説明を省略する。
(第3の実施例)
本発明の第3の実施の形態を説明する。
本発明の第3の実施の形態を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は第一実施例と同様なので説明を省略する。
本実施例では、スキャナモータの起動から所定の回転数に達するまでの時間により、スキャナモータのモータの温度を検知する。
プリンタ制御部のシーケンスを説明する。
プリンタ制御部は、駆動制御部に、定着モータの駆動を指示する(図7ステップ1)とともに、タイマ値をクリアする。(図7ステップ2)。次に駆動制御部報知してくる、モータレディ情報を受信し(図7ステップ3)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図7ステップ4)。 レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α1以上にになったか確認し(図7ステップ5)、タイマ値がα1以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図7ステップ6)。なお、α1は定着モータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα1以上になった場合は、モータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図7ステップ7)
タイマ値がα1以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、さらにタイマ値が所定の値β1になるまで待つ(図7ステップ8、9)。その後、スキャナモータを起動し(図7ステップ10)、タイマ値をクリアする(図7ステップ11)。次にスキャナモータからの、モータレディ情報を受信し(図7ステップ12)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図7ステップ13)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α2以上にになったか確認し(図7ステップ14)、タイマ値がα2以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図7ステップ15)。なお、α2はスキャナモータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα2以上になった場合は、スキャナモータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図7ステップ16)
タイマ値がα2以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、そのときのタイマ値から、スキャナモータの起動から所定の回転数になるまでの起動時間を求める。このスキャナモータの起動時間から、スキャナモータの温度を検知する(図7ステップ17)。すなわち起動時間がながいほど低温状態にあるとする。次に、検知した温度からタイマ値β2を設定する(図7ステップ18)。このとき、β2は、温度が低いほどβ2を長くする。温度に対するβ2の求め方は実施例1と同様なので説明を省略する。
タイマ値がα1以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、さらにタイマ値が所定の値β1になるまで待つ(図7ステップ8、9)。その後、スキャナモータを起動し(図7ステップ10)、タイマ値をクリアする(図7ステップ11)。次にスキャナモータからの、モータレディ情報を受信し(図7ステップ12)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図7ステップ13)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が所定の値α2以上にになったか確認し(図7ステップ14)、タイマ値がα2以上でない場合は、一定周期でタイマ値を+1する(図7ステップ15)。なお、α2はスキャナモータが起動するのに十分な時間としておく。レディ信号がTrueにならず、タイマ値がα2以上になった場合は、スキャナモータ故障として、プリンタの動作を停止する。(図7ステップ16)
タイマ値がα2以上でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、そのときのタイマ値から、スキャナモータの起動から所定の回転数になるまでの起動時間を求める。このスキャナモータの起動時間から、スキャナモータの温度を検知する(図7ステップ17)。すなわち起動時間がながいほど低温状態にあるとする。次に、検知した温度からタイマ値β2を設定する(図7ステップ18)。このとき、β2は、温度が低いほどβ2を長くする。温度に対するβ2の求め方は実施例1と同様なので説明を省略する。
次に、タイマ値がβ2になるまで待つ(図7ステップ19、20)。
タイマ値がβ2以上になったら、各ドラムモータおよび搬送部を起動し、印字シーケンスを実行する(図7ステップ21)。以降の印字シーケンスは従来例と同様なので説明を省略する。
1 現像ユニット
2 レーザスキャナー
3 搬送ベルト
4 駆動ローラ
5 定着器
6 モータ
7 搬送ローラ
8 排出部
9 両面ユニット
10 プリンタ
11 プリンタ制御部
12 電源
13 センサ類
14 駆動制御部
15 モータ類
16 表示部
17 通信コントローラ
18 ホストコンピュータ
19 通信部
20 環境センサ
21 ポリゴンミラー
22 ロータ
23 バネ部材
24 軸受けブラケット
25 潤滑用オイル
26 板金
27 ステータコア
28 アマチュアコイル
29 ロータマグネット
30 シャフト
2 レーザスキャナー
3 搬送ベルト
4 駆動ローラ
5 定着器
6 モータ
7 搬送ローラ
8 排出部
9 両面ユニット
10 プリンタ
11 プリンタ制御部
12 電源
13 センサ類
14 駆動制御部
15 モータ類
16 表示部
17 通信コントローラ
18 ホストコンピュータ
19 通信部
20 環境センサ
21 ポリゴンミラー
22 ロータ
23 バネ部材
24 軸受けブラケット
25 潤滑用オイル
26 板金
27 ステータコア
28 アマチュアコイル
29 ロータマグネット
30 シャフト
Claims (8)
- レーザ光走査用の回転鏡を駆動するためのスキャナモータを有する画像形成装置において、画像形成装置本体のおかれている環境の温度を検知する手段をもち、画像形成装置本体がおかれている環境が所定の温度以下の場合、スキャナモータ起動の次に起動するユニットについて、スキャナモータ起動から、該ユニットを起動するまでの待ち時間を、前記検知した温度に応じて変化させることを特徴とする画像形成装置。
- 前記、画像形成装置のおかれている環境の温度を検知する手段は、画像形成装置のおかれている環境の湿度や温度を検知し、画像形成上の制御にフィードバックするための環境センサであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記、画像形成装置のおかれている環境の温度を検知する手段は、定着ユニットの温度を検知する温度検知センサであることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の画像形成装置。
- レーザ光走査用の回転鏡を駆動するためのスキャナモータを有する画像形成装置において、スキャナモータの温度を検知する手段をもち、スキャナモータの温度が所定の温度以下の場合、スキャナモータ起動の次に起動するユニットについて、スキャナモータ起動から、該ユニットを起動するまでの待ち時間を、前記検知した温度に応じて変化させることを特徴とする画像形成装置。
- 前記、画像形成装置のおかれている環境の温度を検知する手段は、スキャナモータが起動してから所定の回転数に達するまで時間を計測する手段を持ち、スキャナモータが起動してから所定の回転数に達するまでの時間により、画像形成装置のおかれている環境の温度を判断することを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記スキャナモータは、スキャナモータ自体の温度により負荷トルクが変動するような軸受けを使用しているスキャナモータであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記スキャナモータの軸受けは、潤滑材としてグリス等の油脂をもちいている玉軸受けであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記スキャナモータの軸受けは、シャフトと軸受けが所定速度で回転中は非接触状態となる油潤滑式軸受けであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
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