JP2004104904A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低温時に負荷が増大しても円滑起動に必要十分なトルクを発生し、かつ常温時は静かで節電することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】記録紙搬送等の機械的構成要素を駆動するステッピングモータを含み形成された画像形成装置であって、画像形成装置に設けられた温度検知手段と前記温度検知手段から出力される検知結果をもとに実際の温度を検出する温度検出手段と前記ステッピングモータを駆動するための動手段と、前記駆動手段を制御するための駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段は前記温度検出手段による検出結果に応じてステッピングモータの励磁方式を切り換えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
【解決手段】記録紙搬送等の機械的構成要素を駆動するステッピングモータを含み形成された画像形成装置であって、画像形成装置に設けられた温度検知手段と前記温度検知手段から出力される検知結果をもとに実際の温度を検出する温度検出手段と前記ステッピングモータを駆動するための動手段と、前記駆動手段を制御するための駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段は前記温度検出手段による検出結果に応じてステッピングモータの励磁方式を切り換えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、電子写真方式にて画像を形成する画像形成装置に関するものであり、特にステッピングモータの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザビームプリンタなどの画像形成装置の駆動に使用されるステッピングモータのスペックは使用上最悪条件でも円滑起動が可能なよう設定がなされている。
【0003】
ステッピングモータの負荷として接続されている部品には搬送ゴムローラ等、低温硬化部品も多く用いられており、ギアに塗布された潤滑剤なども低温下では硬化するため、これら環境条件下でのトルク増加を考慮し電流設定や励磁方式を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そのため低温時の最大負荷トルクをターゲットに環境下によらず同じ制御をおこなった場合、常温時においてはオーバスペックとなった余剰トルクが振動となり騒音が高くなってしまうという問題点があった。
【0005】
またドライバICの発熱やモータの発熱及び電力の浪費という観点においても低温時の最大負荷トルクをターゲットにした制御方法を常温時もおこなうのは好ましくない。
【0006】
特開平3−215192号公報においては外気温により駆動電流の設定値を切り換えるという発明がなされているが、本件では外気温により励磁方式を変更させることで実現させている。
【0007】
本発明の目的は以上に述べた問題点を解決し、低温時に負荷が増大しても円滑起動に必要十分なトルクを発生し、かつ常温時は静かで節電することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は請求項1に記載の本発明の装置においては前記画像形成装置に設けられた温度検知手段と、前記温度検知手段から出力される検知結果をもとに実際の温度を検出する温度検出手段と前記ステッピングモータを駆動するための駆動手段と、前記駆動手段を制御するための駆動制御手段とを有し、前記駆動手段はステッピングモータを複数の励磁方式にて駆動すること可能であって前記駆動制御手段が前記温度検出手段による検出結果に応じてステッピングモータの励磁方式を切り換えることによって達成される。
【0009】
また請求項2に記載の本発明の装置においては前記駆動手段はステッピングモータの駆動電流を複数設定する電流設定手段を有し、前記駆動制御手段が温度検出手段による検出結果をもとにステッピングモータの励磁方式とともに電流設定値を切り換えることによって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
画像形成装置のうち、プリンタを例にとって説明する。プリンタは図1のごとき機構をしている。図1において、101は静電担持体である感光体ドラム、102は光源としての半導体レーザ、103はスキャナモータ104にて回転する回転多面鏡、105は半導体レーザ102から発射され、感光体ドラム101上を走査するレーザビームである。
【0011】
106は感光体ドラム101上を一様に帯電するための帯電ローラ、107は感光体ドラム101上に形成された静電潜像をトナーにて現像するための現像器である。108は現像器107にて現像されたトナー像を所定の記録用紙に転写するための転写ローラ、109は記録用紙に転写されたトナーを熱にて融着するための定着器である。
【0012】
110は、用紙を格納する給紙カセット、111は1回転することにより、前記給紙カセット110から用紙を給紙し、搬送路に送り出すカセット給紙ローラ、112、113はカセットから給紙された記録用紙を搬送する搬送ローラである。
【0013】
114は給紙された用紙の先端と後端を検出するためのプレフィードセンサ、115は搬送された用紙を感光体ドラム101へ送り込む転写前ローラ、116は給紙された用紙に対し、感光体ドラム101への画像書き込み(記録/印字)と用紙搬送の同期を取るとともに、給紙された用紙の搬送方向の長さを測定するためのトップセンサである。117は定着後の用紙の有無を検出するための排紙センサ、118は定着後の用紙を排紙トレイ119へ搬送するための排出ローラ、120は排出ローラから搬送された用紙を排紙トレイ119へ排出するために正転し、さらに両面搬送部に用紙を送り込む時に逆転する排紙反転ローラである。排紙反転ローラは130のステッピングモータである排紙モータにて駆動されている。本実施形態においてはその他紙搬送系はDCブラシレスモータであるメインモータ129にて駆動されている。121は排紙反転ローラ120から送り込まれた用紙を両面搬送部に送り込むための両面導入ローラ、122〜124は両面搬送部内の両面搬送ローラ、125は両面搬送部の紙搬送状態を検出するための再給紙センサである。
【0014】
126は感光体ドラム101、帯電ローラ106、現像器107が一体となって装置から着脱可能なトナーカートリッジである。また、トナーカートリッジを装置から着脱する際のカートリッジドアについては図示しない。
【0015】
127は吸気冷却ファンで外気を装置内に取り込んで機内昇温を抑えている。そしてファンモータ127の近傍には温度検出素子である外気サーミスタ128が設けられている。
【0016】
このような機構部を制御する制御系の回路構成のブロック図を図2に示す。図2において、201は不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータをプリンタの印字に必要なビットデータに展開するとともに、プリンタ内部情報を読み取りそれを表示するためのプリンタコントローラである。
【0017】
202はプリンタエンジンの各部をプリンタコントローラ201の指示にしたがって動作制御するとともに、プリンタコントローラ201へプリンタ内部情報を報知するためのプリンタエンジン制御部である。203は帯電、現像、転写等各工程における各高圧出力制御をプリンタエンジン制御部202の指示にしたがっておこなう高圧制御部である。204はスキャナモータ104の駆動/停止、レーザビームの点灯をエンジン制御部202の指示にしたがって制御する光学系制御部である。205は定着ヒータへの通電の駆動/停止をプリンタエンジン制御部202の指示にしたがっておこなう定着器制御部である。
【0018】
206はプレフィードセンサ114、トップセンサ116排紙センサ117の紙有無状態と、外気サーミスタ128の検出する温度をエンジン制御部202へ報知するセンサ入力部、207はプリンタエンジン制御部202の指示にしたがい、記録用紙搬送のためにモータ/ローラ等の駆動/停止を行う用紙搬送制御部で、図1の給紙ローラ111、搬送ローラ112、113、転写前ローラ115、定着ローラ109、両面導入ローラ121、両面搬送ローラ122〜124に連結するメインモータ129の駆動/停止の制御と、排出ローラ118に連結する排紙モータの駆動/励磁パターン切り換え/停止をつかさどっている。
【0019】
208はエンジン制御部202の指示にしたがって吸気冷却ファンモータ127の駆動をつかさどる装置冷却部である。
【0020】
以上の構成を有するプリンタにおけるプリント動作は以下のように行われる。すなわち、図示しない外部装置から図示しない汎用のインターフェースを介してプリンタコントローラ201に送信されると、プリンタコントローラ201は画像情報をエンジン制御部202に送信するとともにプリント指示を行う。この指示を受けてエンジン制御部202は記録動作を開始する。
【0021】
まず、メインモータ129を駆動し、給紙ローラ111を駆動して給紙カセット110に積載された用紙を一枚搬送路に送り出し給紙動作を行う。同時にスキャナモータ104の駆動の開始、定着器109の温調の開始、電子写真プロセスの初期化を行う。その後、給紙した用紙先端をプレフィードセンサ114が検出しスキャナモータ104が規定回転に到達したこと、定着器109の温度が所定温度に達したこと、電子写真プロセスの初期化が終了したことの全ての条件が成立することで、給紙した用紙への電子写真プロセスによってトナー像を用紙上に形成され定着器109にて用紙に熱融着させる。このとき定着器109の定着温度は、外気サーミスタ128の検出した温度から外気温度を算出し、その算出結果に基づいて設定される。その後、用紙搬送制御部207は排紙モータ130は排紙センサ117から紙有りを検出した所定時間後に正回転を開始し、用紙が排出ローラに保持された状態で一旦停止し、排紙モータ130の逆転駆動を開始する。用紙は両面導入ローラ、両面搬送部内の両面搬送ローラにより再び画像記録部に搬送され裏面の画像記録を終了する。
【0022】
図3にプリンタ装置内の排紙モータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図を記載する。図3において301はマイクロプロセッサ(MPU)であり、P00〜P04は出力端子、ANOはアナログ電圧をデジタル値に変換して検出するA/D機能を有するアナログ入力端子である。また、302は排紙モータ130を駆動するためのステッピングモータドライバICであり、このドライバICの入力端子IN0〜3、IはMPU301の出力端子P00〜P04に出力端子OUTA、OUTA、OUTB、OUTBは排紙モータ130に接続されている。
【0023】
外気サーミスタ128は一端がGNDに接続され、他端がプルアップ抵抗405とMPU401のアナログ入力端子ANOに接続されており、これによりMPU401は外気サーミスタ128近傍の温度を検出することができる。
【0024】
図4に本実施形態における排紙モータ130の駆動励磁パターンを示す。
【0025】
(a)は2相励磁時の励磁パターンであり▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼とTmsec毎にパターンを切り換えコイルA,Bに図4のように通電することにより、1パルスにつき所定角度ずつ排紙モータ130は回転する。また▲4▼、▲3▼、▲2▼、▲1▼とパターンを切り換えることによって排紙モータ130は逆方向に回転を開始する。
【0026】
(b)は1−2相励磁時の励磁パターンであり▲1▼、▲3▼、▲5▼、▲7▼ではコイルA、コイルBともに通電し、▲2▼、▲4▼、▲6▼、▲8▼ではコイルAもしくはコイルBのいずれかを通電している。ここで1パルスにつき回転する角度はは2相励磁の場合の2分の1であるため、2相励磁時の2分の1であるT/2msec毎にパターンを切り換えることにより2相励磁時と同じ速度で回転することが可能になる。
【0027】
また、図5に本実施形態における温度検知による排紙モータの制御方法のフローチャートを記載する。以下に詳細を説明する。
【0028】
S501でプリンタコントローラからプリント開始指示をうけると、S502にて外気サーミスタ128が検知した電圧値より外気温T1を推測しT1が予め決定した閾値T(例えば5℃)より小さいかを判別する。小さい場合装置が十分冷えていることが推測されるためS503にてステッピングモータである排紙モータの駆動方式を2相励磁に設定する。また閾値より大きい値であればS504にてステッピングモータである排紙モータの駆動方式を1−2相励磁に設定する。S505以下の処理は2相、1−2相ともに共通である。
【0029】
画像を記録された記録紙は定着部にて定着され機外へ排出される。S505にて排紙センサ紙ありを検知したらそれぞれの励磁方式によって排紙モータの正転駆動を開始(S506)する。所定時間経過後、紙が両面導入ローラによって両面搬送部に搬送可能な反転位置まで搬送されたことをもって(S507)、排紙モータの逆転制御を開始する(S508)。
【0030】
逆転駆動を開始した所定時間後(S509)紙の後端が排紙ローラ117を抜ける十分な時間をまって排紙モータ130を停止する(S510)。
【0031】
ここで記録紙は再給紙搬送路を通って再び画像形成部に搬送され熱定着後排紙部へと搬送される。再びS511にて排紙センサ紙ありを検知したら、排紙モータを再び起動し(S512)、所定時間経過後(S513)用紙が排紙されるのに十分な時間が経過したら排紙モータを停止し(S514)プリント動作を終了する。
【0032】
外気温に応じて1−2相励磁と2相励磁を切り換えることによって、低温時は大トルクをそれ以外の場合には1−2相励磁に設定しモータの振動を低減させることが可能になる。
【0033】
1−2相励磁は2相励磁駆動と比較し通電時間が少ない為、出力トルクは小さくなるもののドライバやモータの発熱も小さくてすむというメリットがある。
【0034】
(実施形態2)
前述の第1の実施形態では温度によって励磁方式を変更したが、本実施形態においては励磁方式のみだけでなく更に電流値を変化させることにより、よりいっそうの騒音の低減化をはかることができる。
【0035】
図6にプリンタ装置内の排紙モータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図を記載する。図6において601はマイクロプロセッサ(MPU)であり、P00〜P05は出力端子、ANOはアナログ電圧をデジタル値に変換して検出するA/D機能を有するアナログ入力端子である。また、602は排紙モータ130を駆動するためのステッピングモータドライバICであり、このドライバICの入力端子IN0〜3、I0、I1はMPU601の出力端子P00〜P05に出力端子OUTA、OUTA、OUTB、OUTBは排紙モータ130に接続されている。
【0036】
外気サーミスタ128は前述の第1の実施形態同様一端がGNDに接続され、他端がプルアップ抵抗305とMPU301のアナログ入力端子ANOに接続されており、これによりMPU601は外気サーミスタ128近傍の温度を検出することができる。
【0037】
図7に本実施形態における排紙モータ130の駆動励磁パターンを示す。図7(a)は前述第1の実施形態で説明したため省略する。
【0038】
図7−(b)は1−2相励磁フラットトルク駆動時の励磁パターンであり▲1▼、▲3▼、▲5▼、▲7▼ではコイルA、コイルBともに通電しなおかつ電流設定値は通常の70%としている。
【0039】
また▲2▼、▲4▼、▲6▼、▲8▼ではコイルAもしくはコイルBのいずれかを通電し、電流設定値は100%となっている。
【0040】
ここで1パルスにつき回転する角度はは2相励磁の場合の2分の1であるため、2相励磁時の2分の1であるT/2msec毎にパターンを切り換えることにより2相励磁時と同じ速度で回転することが可能になる。
【0041】
このフラットトルク駆動は1−2相励磁より更にトルクが低減するものの、低温環境下でのトルク増加が大きいものに関しては、常温時の騒音の低減に特に有効である。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明の装置では、ステッピングモータの励磁方式を周囲温度によって変更することにより低温時は出力トルクの大きい励磁方式で駆動し、装置の円滑起動を可能にし、常温時は負荷トルクにみあった出力トルクの励磁方式に変更することにより振動が少なく静かでかつ節電も可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
【0043】
また請求項2に記載の本発明の装置では、励磁方式だけでなく設定電流値もあわせて切り換えることにより、より正弦波に近い駆動電流をモータに流すことが可能になり、低温時の負荷トルクの増加が著しい装置であっても、常温時は振動が少なく静かでかつ節電可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1によるプリンタの構成を示す縦断面図。
【図2】実施形態1によるプリンタの制御系の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施形態1によるステッピングモータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図。
【図4】実施形態1における排紙モータ130の駆動励磁パターン。
【図5】実施形態1における温度検知による排紙モータの制御方法のフローチャート。
【図6】実施形態2によるステッピングモータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図。
【図7】実施形態2における排紙モータ130の駆動励磁パターン。
【符号の説明】
101 感光ドラム
102 半導体レーザ
107 現像機
108 転写ローラ
128 サーミスタ
129 メインモータ
130 排紙モータ
【発明の技術分野】
本発明は、電子写真方式にて画像を形成する画像形成装置に関するものであり、特にステッピングモータの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザビームプリンタなどの画像形成装置の駆動に使用されるステッピングモータのスペックは使用上最悪条件でも円滑起動が可能なよう設定がなされている。
【0003】
ステッピングモータの負荷として接続されている部品には搬送ゴムローラ等、低温硬化部品も多く用いられており、ギアに塗布された潤滑剤なども低温下では硬化するため、これら環境条件下でのトルク増加を考慮し電流設定や励磁方式を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そのため低温時の最大負荷トルクをターゲットに環境下によらず同じ制御をおこなった場合、常温時においてはオーバスペックとなった余剰トルクが振動となり騒音が高くなってしまうという問題点があった。
【0005】
またドライバICの発熱やモータの発熱及び電力の浪費という観点においても低温時の最大負荷トルクをターゲットにした制御方法を常温時もおこなうのは好ましくない。
【0006】
特開平3−215192号公報においては外気温により駆動電流の設定値を切り換えるという発明がなされているが、本件では外気温により励磁方式を変更させることで実現させている。
【0007】
本発明の目的は以上に述べた問題点を解決し、低温時に負荷が増大しても円滑起動に必要十分なトルクを発生し、かつ常温時は静かで節電することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は請求項1に記載の本発明の装置においては前記画像形成装置に設けられた温度検知手段と、前記温度検知手段から出力される検知結果をもとに実際の温度を検出する温度検出手段と前記ステッピングモータを駆動するための駆動手段と、前記駆動手段を制御するための駆動制御手段とを有し、前記駆動手段はステッピングモータを複数の励磁方式にて駆動すること可能であって前記駆動制御手段が前記温度検出手段による検出結果に応じてステッピングモータの励磁方式を切り換えることによって達成される。
【0009】
また請求項2に記載の本発明の装置においては前記駆動手段はステッピングモータの駆動電流を複数設定する電流設定手段を有し、前記駆動制御手段が温度検出手段による検出結果をもとにステッピングモータの励磁方式とともに電流設定値を切り換えることによって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
画像形成装置のうち、プリンタを例にとって説明する。プリンタは図1のごとき機構をしている。図1において、101は静電担持体である感光体ドラム、102は光源としての半導体レーザ、103はスキャナモータ104にて回転する回転多面鏡、105は半導体レーザ102から発射され、感光体ドラム101上を走査するレーザビームである。
【0011】
106は感光体ドラム101上を一様に帯電するための帯電ローラ、107は感光体ドラム101上に形成された静電潜像をトナーにて現像するための現像器である。108は現像器107にて現像されたトナー像を所定の記録用紙に転写するための転写ローラ、109は記録用紙に転写されたトナーを熱にて融着するための定着器である。
【0012】
110は、用紙を格納する給紙カセット、111は1回転することにより、前記給紙カセット110から用紙を給紙し、搬送路に送り出すカセット給紙ローラ、112、113はカセットから給紙された記録用紙を搬送する搬送ローラである。
【0013】
114は給紙された用紙の先端と後端を検出するためのプレフィードセンサ、115は搬送された用紙を感光体ドラム101へ送り込む転写前ローラ、116は給紙された用紙に対し、感光体ドラム101への画像書き込み(記録/印字)と用紙搬送の同期を取るとともに、給紙された用紙の搬送方向の長さを測定するためのトップセンサである。117は定着後の用紙の有無を検出するための排紙センサ、118は定着後の用紙を排紙トレイ119へ搬送するための排出ローラ、120は排出ローラから搬送された用紙を排紙トレイ119へ排出するために正転し、さらに両面搬送部に用紙を送り込む時に逆転する排紙反転ローラである。排紙反転ローラは130のステッピングモータである排紙モータにて駆動されている。本実施形態においてはその他紙搬送系はDCブラシレスモータであるメインモータ129にて駆動されている。121は排紙反転ローラ120から送り込まれた用紙を両面搬送部に送り込むための両面導入ローラ、122〜124は両面搬送部内の両面搬送ローラ、125は両面搬送部の紙搬送状態を検出するための再給紙センサである。
【0014】
126は感光体ドラム101、帯電ローラ106、現像器107が一体となって装置から着脱可能なトナーカートリッジである。また、トナーカートリッジを装置から着脱する際のカートリッジドアについては図示しない。
【0015】
127は吸気冷却ファンで外気を装置内に取り込んで機内昇温を抑えている。そしてファンモータ127の近傍には温度検出素子である外気サーミスタ128が設けられている。
【0016】
このような機構部を制御する制御系の回路構成のブロック図を図2に示す。図2において、201は不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータをプリンタの印字に必要なビットデータに展開するとともに、プリンタ内部情報を読み取りそれを表示するためのプリンタコントローラである。
【0017】
202はプリンタエンジンの各部をプリンタコントローラ201の指示にしたがって動作制御するとともに、プリンタコントローラ201へプリンタ内部情報を報知するためのプリンタエンジン制御部である。203は帯電、現像、転写等各工程における各高圧出力制御をプリンタエンジン制御部202の指示にしたがっておこなう高圧制御部である。204はスキャナモータ104の駆動/停止、レーザビームの点灯をエンジン制御部202の指示にしたがって制御する光学系制御部である。205は定着ヒータへの通電の駆動/停止をプリンタエンジン制御部202の指示にしたがっておこなう定着器制御部である。
【0018】
206はプレフィードセンサ114、トップセンサ116排紙センサ117の紙有無状態と、外気サーミスタ128の検出する温度をエンジン制御部202へ報知するセンサ入力部、207はプリンタエンジン制御部202の指示にしたがい、記録用紙搬送のためにモータ/ローラ等の駆動/停止を行う用紙搬送制御部で、図1の給紙ローラ111、搬送ローラ112、113、転写前ローラ115、定着ローラ109、両面導入ローラ121、両面搬送ローラ122〜124に連結するメインモータ129の駆動/停止の制御と、排出ローラ118に連結する排紙モータの駆動/励磁パターン切り換え/停止をつかさどっている。
【0019】
208はエンジン制御部202の指示にしたがって吸気冷却ファンモータ127の駆動をつかさどる装置冷却部である。
【0020】
以上の構成を有するプリンタにおけるプリント動作は以下のように行われる。すなわち、図示しない外部装置から図示しない汎用のインターフェースを介してプリンタコントローラ201に送信されると、プリンタコントローラ201は画像情報をエンジン制御部202に送信するとともにプリント指示を行う。この指示を受けてエンジン制御部202は記録動作を開始する。
【0021】
まず、メインモータ129を駆動し、給紙ローラ111を駆動して給紙カセット110に積載された用紙を一枚搬送路に送り出し給紙動作を行う。同時にスキャナモータ104の駆動の開始、定着器109の温調の開始、電子写真プロセスの初期化を行う。その後、給紙した用紙先端をプレフィードセンサ114が検出しスキャナモータ104が規定回転に到達したこと、定着器109の温度が所定温度に達したこと、電子写真プロセスの初期化が終了したことの全ての条件が成立することで、給紙した用紙への電子写真プロセスによってトナー像を用紙上に形成され定着器109にて用紙に熱融着させる。このとき定着器109の定着温度は、外気サーミスタ128の検出した温度から外気温度を算出し、その算出結果に基づいて設定される。その後、用紙搬送制御部207は排紙モータ130は排紙センサ117から紙有りを検出した所定時間後に正回転を開始し、用紙が排出ローラに保持された状態で一旦停止し、排紙モータ130の逆転駆動を開始する。用紙は両面導入ローラ、両面搬送部内の両面搬送ローラにより再び画像記録部に搬送され裏面の画像記録を終了する。
【0022】
図3にプリンタ装置内の排紙モータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図を記載する。図3において301はマイクロプロセッサ(MPU)であり、P00〜P04は出力端子、ANOはアナログ電圧をデジタル値に変換して検出するA/D機能を有するアナログ入力端子である。また、302は排紙モータ130を駆動するためのステッピングモータドライバICであり、このドライバICの入力端子IN0〜3、IはMPU301の出力端子P00〜P04に出力端子OUTA、OUTA、OUTB、OUTBは排紙モータ130に接続されている。
【0023】
外気サーミスタ128は一端がGNDに接続され、他端がプルアップ抵抗405とMPU401のアナログ入力端子ANOに接続されており、これによりMPU401は外気サーミスタ128近傍の温度を検出することができる。
【0024】
図4に本実施形態における排紙モータ130の駆動励磁パターンを示す。
【0025】
(a)は2相励磁時の励磁パターンであり▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼とTmsec毎にパターンを切り換えコイルA,Bに図4のように通電することにより、1パルスにつき所定角度ずつ排紙モータ130は回転する。また▲4▼、▲3▼、▲2▼、▲1▼とパターンを切り換えることによって排紙モータ130は逆方向に回転を開始する。
【0026】
(b)は1−2相励磁時の励磁パターンであり▲1▼、▲3▼、▲5▼、▲7▼ではコイルA、コイルBともに通電し、▲2▼、▲4▼、▲6▼、▲8▼ではコイルAもしくはコイルBのいずれかを通電している。ここで1パルスにつき回転する角度はは2相励磁の場合の2分の1であるため、2相励磁時の2分の1であるT/2msec毎にパターンを切り換えることにより2相励磁時と同じ速度で回転することが可能になる。
【0027】
また、図5に本実施形態における温度検知による排紙モータの制御方法のフローチャートを記載する。以下に詳細を説明する。
【0028】
S501でプリンタコントローラからプリント開始指示をうけると、S502にて外気サーミスタ128が検知した電圧値より外気温T1を推測しT1が予め決定した閾値T(例えば5℃)より小さいかを判別する。小さい場合装置が十分冷えていることが推測されるためS503にてステッピングモータである排紙モータの駆動方式を2相励磁に設定する。また閾値より大きい値であればS504にてステッピングモータである排紙モータの駆動方式を1−2相励磁に設定する。S505以下の処理は2相、1−2相ともに共通である。
【0029】
画像を記録された記録紙は定着部にて定着され機外へ排出される。S505にて排紙センサ紙ありを検知したらそれぞれの励磁方式によって排紙モータの正転駆動を開始(S506)する。所定時間経過後、紙が両面導入ローラによって両面搬送部に搬送可能な反転位置まで搬送されたことをもって(S507)、排紙モータの逆転制御を開始する(S508)。
【0030】
逆転駆動を開始した所定時間後(S509)紙の後端が排紙ローラ117を抜ける十分な時間をまって排紙モータ130を停止する(S510)。
【0031】
ここで記録紙は再給紙搬送路を通って再び画像形成部に搬送され熱定着後排紙部へと搬送される。再びS511にて排紙センサ紙ありを検知したら、排紙モータを再び起動し(S512)、所定時間経過後(S513)用紙が排紙されるのに十分な時間が経過したら排紙モータを停止し(S514)プリント動作を終了する。
【0032】
外気温に応じて1−2相励磁と2相励磁を切り換えることによって、低温時は大トルクをそれ以外の場合には1−2相励磁に設定しモータの振動を低減させることが可能になる。
【0033】
1−2相励磁は2相励磁駆動と比較し通電時間が少ない為、出力トルクは小さくなるもののドライバやモータの発熱も小さくてすむというメリットがある。
【0034】
(実施形態2)
前述の第1の実施形態では温度によって励磁方式を変更したが、本実施形態においては励磁方式のみだけでなく更に電流値を変化させることにより、よりいっそうの騒音の低減化をはかることができる。
【0035】
図6にプリンタ装置内の排紙モータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図を記載する。図6において601はマイクロプロセッサ(MPU)であり、P00〜P05は出力端子、ANOはアナログ電圧をデジタル値に変換して検出するA/D機能を有するアナログ入力端子である。また、602は排紙モータ130を駆動するためのステッピングモータドライバICであり、このドライバICの入力端子IN0〜3、I0、I1はMPU601の出力端子P00〜P05に出力端子OUTA、OUTA、OUTB、OUTBは排紙モータ130に接続されている。
【0036】
外気サーミスタ128は前述の第1の実施形態同様一端がGNDに接続され、他端がプルアップ抵抗305とMPU301のアナログ入力端子ANOに接続されており、これによりMPU601は外気サーミスタ128近傍の温度を検出することができる。
【0037】
図7に本実施形態における排紙モータ130の駆動励磁パターンを示す。図7(a)は前述第1の実施形態で説明したため省略する。
【0038】
図7−(b)は1−2相励磁フラットトルク駆動時の励磁パターンであり▲1▼、▲3▼、▲5▼、▲7▼ではコイルA、コイルBともに通電しなおかつ電流設定値は通常の70%としている。
【0039】
また▲2▼、▲4▼、▲6▼、▲8▼ではコイルAもしくはコイルBのいずれかを通電し、電流設定値は100%となっている。
【0040】
ここで1パルスにつき回転する角度はは2相励磁の場合の2分の1であるため、2相励磁時の2分の1であるT/2msec毎にパターンを切り換えることにより2相励磁時と同じ速度で回転することが可能になる。
【0041】
このフラットトルク駆動は1−2相励磁より更にトルクが低減するものの、低温環境下でのトルク増加が大きいものに関しては、常温時の騒音の低減に特に有効である。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明の装置では、ステッピングモータの励磁方式を周囲温度によって変更することにより低温時は出力トルクの大きい励磁方式で駆動し、装置の円滑起動を可能にし、常温時は負荷トルクにみあった出力トルクの励磁方式に変更することにより振動が少なく静かでかつ節電も可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
【0043】
また請求項2に記載の本発明の装置では、励磁方式だけでなく設定電流値もあわせて切り換えることにより、より正弦波に近い駆動電流をモータに流すことが可能になり、低温時の負荷トルクの増加が著しい装置であっても、常温時は振動が少なく静かでかつ節電可能な画像形成装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1によるプリンタの構成を示す縦断面図。
【図2】実施形態1によるプリンタの制御系の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施形態1によるステッピングモータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図。
【図4】実施形態1における排紙モータ130の駆動励磁パターン。
【図5】実施形態1における温度検知による排紙モータの制御方法のフローチャート。
【図6】実施形態2によるステッピングモータ制御系と外気温度検出系の詳細構成を示す回路図。
【図7】実施形態2における排紙モータ130の駆動励磁パターン。
【符号の説明】
101 感光ドラム
102 半導体レーザ
107 現像機
108 転写ローラ
128 サーミスタ
129 メインモータ
130 排紙モータ
Claims (2)
- 記録紙搬送等の機械的構成要素を駆動するステッピングモータを含み形成された画像形成装置であって、
前記画像形成装置に設けられた温度検知手段と、
前記温度検知手段から出力される検知結果をもとに実際の温度を検出する温度検出手段と、
前記ステッピングモータを駆動するための駆動手段と、
前記駆動手段を制御するための駆動制御手段とを有し、
前記駆動手段はステッピングモータを複数の励磁方式にて駆動すること可能であって、
前記駆動制御手段は前記温度検出手段による検出結果に応じてステッピングモータの励磁方式を切り換えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記駆動手段はステッピングモータの駆動電流を複数設定する電流設定手段を有し、
前記駆動制御手段は温度検出手段による検出結果をもとに、
ステッピングモータの励磁方式とともに電流設定値を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002262822A JP2004104904A (ja) | 2002-09-09 | 2002-09-09 | 画像形成装置 |
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Family
ID=32262761
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004104904A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005328677A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Ricoh Co Ltd | 回転体駆動装置及び画像形成装置 |
JP2013152495A (ja) * | 2013-05-14 | 2013-08-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2016116282A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 |
-
2002
- 2002-09-09 JP JP2002262822A patent/JP2004104904A/ja not_active Withdrawn
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