JP4537841B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、例えば電子写真プリンタや複写機、ファクシミリなどの定着器に関するものである。
従来、電子写真方式のプリンタやファクシミリ等に用いられる定着器では、記録媒体上に転写された現像剤像を加熱、溶融し、所定の圧力で加圧することにより記録媒体上に現像剤像を定着している。定着器はこの定着に必要な熱量を供給するために熱源を備えており、この熱源は定着器の温度を定着可能な所定の温度範囲(以下「印刷可能温度範囲」という)で推移するように制御されている。(例えば、特許文献1参照。)。
図13は、従来の制御による定着器の印刷開始時から印刷終了までの定着制御における各制御信号と定着器の温度Tdの変化を示すグラフである。同図のハロゲンヒータ信号は定着器を構成する定着ローラ内部に設けたハロゲンヒータをオンオフする信号である。定着モータ信号は定着モータをオンオフし定着を開始または定着を停止する信号である。また、媒体排出口センサ信号は、印刷が終了し記録媒体が排出口に排出されたことを検出する検出信号である。
定着過程における前述の印刷可能温度範囲とは、記録媒体に良好にトナーが定着可能な温度範囲をいい、この温度範囲よりも低い温度で印刷を開始するとコールドオフセットが発生し、トナーが十分に融解しないために記録媒体への付着力が不足し、トナーが記録媒体ではなく定着ローラヘ付着する現象が発生する。一方、前記温度範囲よりも高い温度で印刷を行うとホットオフセットが発生し、トナーの粘性が低すぎて、トナーが記録媒体ではなく定着ローラヘ付着する現象が発生する。
この印刷可能温度範囲は、記録媒体の種類や厚さ等によって決定されるものであり、通常、記録媒体の種類や厚さなどに対応する設定温度をテーブルとして保持している。
そして、印刷開始時は、まず定着器に設けた温度センサによって定着器が印刷可能温度範囲にあるか否かを検出し、図13のように、図中左側の待機状態での温度が、印刷する記録媒体の印刷可能温度範囲よりも低い場合、目標温度を印刷する記録媒体に対応する温度に設定した後、定着器のハロゲンヒータに通電して加熱し、印刷可能温度範囲に達するまで待機した後、印刷動作を開始する。
一方、図14のように、図中左側の待機状態での温度が、すでに印刷する記録媒体の印刷可能温度範囲である場合は、定着器の温度が上昇することを待つことなく、目標温度を印刷する記録媒体に対応する温度に設定した後、定着器のハロゲンヒータに通電を開始し印刷動作を開始する。
また、図15のように、図中左側の待機状態での温度が、印刷する記録媒体の印刷可能温度範囲よりも高い場合は、目標温度を印刷する記録媒体に対応する温度に設定した後、ハロゲンヒータに通電せず、印刷可能温度範囲になるまで定着器を放熱させ、印刷可能温度範囲に達した後、印刷動作を開始する。
以上のように制御することにより、図13ないし図15に示したように定着器の温度制御が行われ、印刷動作が行われている。
特開平10−104990号公報
しかしながら、一般に、印刷開始時点では何枚印刷されるか予測できないので印刷枚数が多い場合を考慮し、記録媒体の通過により温度が低下し印刷可能温度範囲以下となることを防止するために、定着器には出来るだけ多くの熱量を投入するようにしている。
上記のように定着器に多くの熱量を投入した場合、印刷枚数が少ない場合では、記録媒体の通過により奪われる熱量が少ないので、記録媒体定着時に奪われず、残った熱量によって定着器の温度が上昇する現象(以下、「オーバーシュート」という)が発生し印刷可能温度範囲を越えてしまうことがある。図16は、このオーバーシュートを示した図である。
同図に示したように、定着器の熱源であるハロゲンヒータおよび定着モータをオンして定着を行った後、記録媒体の排出が検出され、ハロゲンヒータおよび定着モータオフし印刷を終了すると、前記残った熱量により定着器の温度が急激に上昇し、印刷可能温度範囲の上限を越えてしまう前記オーバーシュートが発生している。
このような状態となると、次の印刷を開始するまでに定着器の温度を印刷可能温度範囲まで下げる必要があるので、図15で説明したような待ち時間が発生してしまう。
逆に、多量の印刷を行った場合では、定着器の熱量が奪われ、定着器の温度が下がり印刷可能温度範囲の下限を越えてしまう現象(以下、「アンダーシュート」という)が発生し、図13で説明したような待ち時間が発生してしまうことがあった。
本発明は、前記課題を解決するため次の構成を採用する。即ち、現像剤像を記録媒体上に定着させる定着手段と、前記定着手段を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された前記定着手段の温度を検出する温度検出手段と、前記定着手段を冷却する冷却手段と、前記加熱手段の駆動を制御する加熱制御手段と、前記冷却手段の駆動を制御する冷却制御手段とを備え、前記冷却制御手段は、前記定着手段による定着が終了されると、前記温度検出手段により検出される温度が第1の温度以下であれば前記冷却手段の駆動を制限し、前記第1の温度は、前記定着手段による定着が終了してからの経過時間に応じて増加することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、印刷終了後、冷却ファンを回転させて定着器の温度を下げる画像形成装置において、印刷可能温度範囲の略下限温度を起点とし、所定の時間ごとに所定の温度だけ増加させ、徐々に目標温度に近づくように冷却ファン停止温度条件を設定し、当該設定した温度以下に定着器の温度が低下したときに冷却ファンを停止するようにしたので、定着器の温度を確実に印刷可能温度範囲とすることができ、次の印刷開始までの待機時間をなくすことができる。
以下、本発明に係る実施の形態例を、図面を用いて説明する。なお、図面に共通する要素には同一の符号を付す。
実施例1の画像形成装置は、印刷終了からの経過時間に応じた冷却ファンの停止温度条件を設け、印刷終了後、定着器の温度が当該設定した温度条件以下となったとき、冷却ファンを停止するようにしたものである。
(画像形成装置の構成)
図1および図2は実施例1の画像形成装置の印刷機構等の要部構成図および制御系ブロック図である。同図に示したように、画像形成装置は、印刷等の動作を制御する印刷制御部20と、印刷制御部20の制御に応じて記録光を発光させる露光部19と、露光部19からの記録光に応じた静電潜像を形成するための有機薄膜等の感光体を有する感光ドラム22と、感光ドラム22上の静電潜像を現像する現像器24と、記録媒体30を搬送する図示しない搬送部と、感光ドラム22上に現像されたトナー像を記録媒体30に転写する転写器9と、転写された像を定着させる定着器18からなる。
現像部24は、必要に応じ新規或いは追加供給されるトナー24dを現像ローラ24cに供給するトナー供給ローラ24aと、現像ローラ24c上に一定の厚さにトナー層を形成させるための現像ブレード24bと、感光ドラム22に前記トナー24dを転移させる現像ローラ24cと、から構成されるのが一般的である。
(制御系ブロックの構成)
一方、図1の印刷制御部20は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポートおよびタイマ等から構成される制御部であり、図示しないパーソナルコンピュータ等の情報処理装置と接続され、図示しない画像処理部を経由し画像形成装置全体の動作を制御する制御信号やビットマップデータ等の画像データを受信し、印刷動作等の処理を実行させるものである。
前記印刷制御部20には、前記図示しない画像処理部から後述の印刷データ信号SG1、制御信号SG2が接続されており、印刷制御部20から前記図示しない画像処理部への応答信号としてSG3が接続されている。そして、印刷制御部20からは、帯電電圧電源27により帯電器8への帯電を開始するチャージ信号SGC、転写用高圧電源28により転写器9への帯電を開始する転写信号SG4が出力されている。
さらに印刷制御部20は、駆動部25、26に接続されており、これらを介し現像・転写プロセス用モータ10、媒体送りモータ11の回転駆動を制御することができるようになっている。
さらに、印刷制御部20には、後述する定着器18のハロゲンヒータ4a、4bへ通電制御を行う通電制御部5、冷却ファン1のオンオフ或いは回転数等を制御するファン制御部2に接続されており、定着器18のハロゲンヒータ4a、4bによる加熱、冷却ファン1による放熱を制御することができる。
さらに、印刷制御部20には、露光部19が、データ信号、制御信号として、後述のSTB−N信号、LOAD信号、CLK信号、DATA信号により接続されている。
一方、印刷機構等からは、印刷開始時の記録媒体30を検出する媒体吸入口センサ12、印刷終了を検出するための媒体排出口センサ13、媒体の残り量を媒体の厚さ等から検出する媒体残量センサ14、媒体のサイズを検出するための媒体サイズセンサ15、後述する定着器温度センサ6a、6b、装置内や定着器18など各部周辺の温度湿度を検出する温湿度センサ17の出力が印刷制御部20に入力されている。
(定着器の構成)
図3は実施例1の定着器18周辺の構成を示す図である。同図に示したように、実施例1の定着器18は、定着ローラ3a、3bを冷却する冷却ファン1、冷却ファン1の動作を制御するファン動作制御部2、上部の加熱ローラである定着ローラ3aと当該定着用発熱手段であるハロゲンヒータ4a、同様に下部の加熟ローラである定着ローラ3bと当該定着用発熱手段であるハロゲンヒータ4b、前記上下のハロゲンヒータ4aおよび4bへの通電制御を行う通電制御部5、定着ローラ3a、3bの温度をそれぞれ検出する温度センサ6a、6bおよび定着器を回転駆動する図示しないモータからなる。
上部の定着ローラ3aには図示しないモータが接続されており、印刷制御部20からの指示により正転、逆転または停止する。下部の定着ローラ3bは上部の定着ローラ3aに加圧されて接しており、連れ回りにより上部の定着ローラ3aにあわせて逆転、正転または停止するようになっている。
そして、上下の定着ローラ3a、3bにはそれぞれローラ表面温度を検出するサーミスタ等の温度センサ6a、6bが当接されており、その出力が印刷制御部20に接続されており、上下の定着ローラ3a、3bの表面の温度をそれぞれ独立して検出することができるようになっている。
なお、前記定着ローラ3a、3bの表面温度検出手段としては、接触型のサーミスタではなく熱放射光の波長を非接触に検出して温度を抽出する温度センサなどを用いても勿論よい。
また、前記ハロゲンヒータ4a、ハロゲンヒータ4bは、印刷制御図20に接続された通電制御手段5に接続されており、温度センサ6a、6bにより検出した各温度に基づき、それぞれ独立して制御することができるようになっている。
以上のように、ハロゲンヒータ4a、ハロゲンヒータ4bはそれぞれ独立して温度制御可能であるが、便宜上、制御された上下の定着ローラ3a、3bの表面温度を、以下「定着器18の温度」という。なお、定着ローラ3a、3bの表面温度は、それぞれの温度が等しくなる温度まで制御した温度を定着器18の温度としてもよいし、定着ローラ3a、3bの表面温度を平均した温度を定着器18の温度としてもよい。
或いは、上部または下部の定着ローラ3a、3bのいずれかを発熱手段を持たない加圧するだけの加圧ローラとした構成とした場合では、後述のファン停止温度条件等の補正は必要であるが、発熱手段を持った側の定着ローラの温度を定着器18の温度としてもよい。
なお、以上の説明では、発熱手段としてハロゲンヒータを用いた例を示したが、定着ローラを加熱する手段であればハロゲンヒータでなくてもよい。
また、以上の説明では、冷却ファン1を上部の定着ローラ3a側に配置している例を示したが、下部の定着ローラ3b側、或いは上下の定着ローラ3a、3bの中間位置あたりで記録媒体30の搬送路に干渉しない位置に配置するようにしてもよい。
(印刷動作)
以上の構成により、実施例1の画像形成装置の印刷動作は、以下のように行われる。まず、図示しない画像処理部が、例えばビットマップ形式の印刷データを一元的に配列したデータとして形成し、制御信号により画像形成装置に印刷を指示すると共に、前記印刷データをビデオ信号として印刷制御部20に供給する。
印刷制御部20は、制御信号により情報処理装置からの印刷指示を検出すると、まず、定着器温度センサ6a、6bによりハロゲンヒータ4a、4bを内蔵した定着ローラ3a、3bからなる定着器18が印刷可能温度範囲にあるか否かを検出し、印刷可能温度範囲になければ、ハロゲンヒータ4a、4bに通電して印刷可能温度範囲まで定着器18を加熱する。
次に、印刷制御部20は、駆動部25を介し現像・転写プロセス用モータ10を回転させ、さらに、チャージ信号SGCを有効とし帯電用高圧電源27を動作させることにより帯電器8に電圧を印加して、感光ドラム22表面を帯電させる。
そして、印刷制御部20は、媒体残量センサ14、媒体サイズセンサ15によって画像形成装置にセットされている記録媒体30の有無および種類を検出し、印刷に使用する記録媒体30の存在を検出すると、駆動部26を介し媒体送りを開始させる。なお、媒体送りモータ11は双方向に回転させることができ、媒体送りを開始する際には、最初に、媒体送りモータ11を逆回転させて、媒体吸入ロセンサ12が記録媒体30を検出するまで、セットされた記録媒体を規定量搬送する。
そして、媒体送りモータ11を正回転させて記録媒体30を画像形成装置内部の印刷機構内に搬送する。印刷制御部20は、記録媒体30が印刷可能位置まで到達したときに、画像処理部に主走査同期信号、副走査同期信号を含む図示しないタイミング信号を供給する。
すると、画像処理部は、前述のように印刷データを1元的に配列して形成したデータをビデオ信号とし、タイミング信号に同期させて、印刷ラインごとに印刷制御部20に供給する。
すると、印刷制御部20は、供給されたビデオ信号を印刷データ信号DATAとして別途発生したクロック信号CLKに同期させ、順次、露光部19に供給する。そして、1ライン分の印刷データ信号DATAの供給が終了すると印刷制御部20は露光部19に供給するロード信号LOADを、所定の時間、有効(ハイレベル)とし、印刷データ信号DATAに応じた印刷データを露光部19内に保持させる。
そして、印刷制御部19は、印刷データが露光部19に保持された後、ストローブ信号STB−Nを、所定の時間、有効(ローレベル)とする。このストローブ信号STB−Nは、露光部19内に保持された印刷データに応じた露光部19の駆動制御のために用いられている。露光部19は、このストローブ信号STB−Nがローレベルであるときに、保持している印刷データに応じて露光部19の各LED素子を駆動して記録光を発生させる。
前記各LED素子が発光した記録光は、帯電器8によって負電位に帯電させられた感光ドラム22に照射され、各々のLED素子に対応する照射スポットが電位の上昇したドットとして潜像化される。そして、現像部24において、負電位に帯電させられた画像形成用のトナー24dが、電気的な吸引力によって各ドットに吸引され、トナー像が形成される。
そして、形成されたトナー像は、感光ドラム22の回転によって転写器9に対向する位置に送られると、転写信号SG4によって動作を開始した転写用高圧電源28により負の電圧が印加された転写器9と感光ドラム22の間隙を通過する記録媒体30に転写される。
そして、トナー像が転写された記録媒体30が、定着器18の定着ローラ3a、3bに当接して搬送されると、トナー像が定着器18の熱によって記録媒体30に定着される。トナー像が定着させられた記録媒体30は、さらに搬送されてプリンタの印刷機構から媒体排出ロセンサ13を通過してプリンタ外部に排出される。
そして、印刷制御部20は、媒体サイズセンサ15、媒体吸入ロセンサ12の検知に対応じて、記録媒体30が転写器9を通過している間だけ転写用高圧電源28からの電圧を転写器9に印加する。そして、印刷が終了し、記録媒体30が媒体排出ロセンサ13を通過すると、帯電用高圧電圧27による帯電器8への電圧の印加を終了し、同時に現像・転写プロセス用モータ10の回転を停止させる。
(定着器の動作)
一方、前記構成により、実施例1の画像形成装置の定着器は以下のように動作する。まず、実施例1の画像形成装置では、図4に示したように、印刷可能温度範囲の下限温度T0を起点とし、あらかじめ決めた所定の時間Δtごとに所定の温度△Tdだけ増加させ、徐々に目標温度Txに近づくように冷却ファン停止温度条件を設定する。
ここで、図4の印刷可能範囲の下限温度T0では、4回の温度増加により目標温度Txに到達しているが、図5のように印刷可能温度範囲の下限温度T0が低くてよい場合では、6回の増加により目標温度Txに到達するように設定することになる。
なお、図4、図5では、印刷終了時からファン冷却最大継続時間tmaxをΔt×8経過する時、すなわちt8までとしているが、Δt×8より大きくしてもよいし、逆に小さくしてもよい。また、前記印刷可能範囲の下限温度T0は、熱容量による加熱および冷却制御の遅れや検出センサの精度を考慮し、実際の限界値ではなく若干マージンを考慮した温度とするのがよい。
以上のように設定した冷却ファン停止温度条件に基づき、実施例1の画像形成装置では、以下に述べるように、定着器18の温度制御を行う。
(熱量をあまり奪われない場合)
図6は、以上のように設定された冷却ファン停止温度条件により、定着器18の温度制御を行う一例である。本例では、まず、ハロゲンヒータ4a、4bをオンし、温度センサ6a、6bにより定着器18の温度Tdを検出し、定着器18の温度Tdが印刷可能温度範囲であることを確認すると、定着モータをオンし印刷を開始する(タイミングta)。そして、媒体排出口センサ13により印刷の終了を検出すると、冷却ファン1の回転を開始させる(タイミングtb)。
ハロゲンヒータ4a、4bをオンしながら印刷・定着を行うが、記録媒体30により熱量を奪われるため、定着器18の温度Tdは、図のように徐々に低下している。印刷枚数が少ない或いは薄い媒体を印刷する場合では、あまり熱量を奪われないので温度の低下は少ない。
そして、印刷を終了すると、ハロゲンヒータ4a、4bをオフするが、定着器18は引続き熱容量による蓄熱で温度が上昇するため、冷却ファン1の回転を開始する(タイミングtb)。
そして、前述のように、定着器18の温度Tdが印刷終了後の経過時間ごとに冷却ファン停止温度として設定した温度以下となったときに、冷却ファン1の回転を停止する(タイミングtc)。
以上のように制御することにより、冷却ファンを用いない従来の制御の場合では、オーバーシュートが発生し破線A’のように印刷可能温度範囲を越えてしまう場合であっても、実施例1の制御によれば、実線Aのように定着器18の温度Tdを推移させて印刷可能温度範囲とすることができ、次の印刷開始までの待ち時間をなくすことができる。
なお、前記ファン冷却最大継続時間tmaxだけ冷却し続けても、定着器18の温度Tdが冷却ファン停止温度以下とならない場合は、定着器18を冷却しすぎ温度が下がりすぎることがあるため、冷却ファン1の回転を停止するのがよい。
(熱量を多く奪われる場合)
図7は、前記冷却ファン停止温度条件の設定方法により、定着器18の温度制御を行った別の例である。本例においても、まず、ハロゲンヒータ4a、4bをオンし、温度センサ6a、6bにより定着器18の温度Tdを検出し、定着器18の温度Tdが印刷可能温度範囲であることを確認すると、定着モータをオンし印刷を開始する(タイミングta)。そして、媒体排出口センサ13により印刷の終了を検出すると、冷却ファン1の回転を開始させる(タイミングtb)。
ハロゲンヒータ4a、4bをオンしながら印刷および定着を行うが、記録媒体30により熱量を奪われるため、定着器18の温度Tdは、同図のように徐々に低下する。この場合、印刷枚数が多い或いは厚い記録媒体30を印刷すると、同図に示すように多くの熱量を奪われるので温度の低下が激しくなる。
そして、印刷を終了すると、ハロゲンヒータ4a、4bをオフし、定着器18が、引続き熱容量による蓄熱で温度が上昇するため、冷却ファン1の回転を開始する(タイミングtb)。
そして、前述のように、定着器18の温度Tdが印刷終了後の経過時間ごとに冷却ファン停止温度条件として設定した温度以下になったときに、冷却ファン1の回転を停止する(タイミングtc)。
以上のように制御することにより、印刷ページが多い場合等で熱量を多く奪われる場合などのように破線B’のように印刷可能温度範囲を越えて温度が低下してしまう場合であっても、実施例1の制御によれば、実線Bのように定着器18の温度Tdを推移させ、印刷可能温度範囲とすることができ、次の印刷を待機時間なく開始することができる。
(実施例1の効果)
以上詳細に述べたように、実施例1の画像形成装置によれば、印刷終了からの経過時間に応じた冷却ファンの停止温度条件を設定し、当該温度条件以下に定着器温度が低下したときに、冷却ファンを停止するようにしたので、定着器の温度を確実に印刷可能温度の範囲内とすることができ、次の印刷までの待ち時間をなくすことができる。
実施例2の画像形成装置は、印刷終了後の経過時間に応じて冷却ファンの停止温度条件および冷却ファンの回転を再開する冷却ファン回転再開温度条件を設けたものである。
(構成)
実施例2の画像形成装置の制御系プロック図、構成図および定着器の構成図は、実施例1の図1ないし図3と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
(印刷動作)
実施例2の印刷動作は、実施例1の画像形成装置の印刷動作と同様であるので、簡略化のために、その説明を省略する。
(定着器の動作)
図8は、実施例2の画像形成装置のファン停止・再開温度条件と定着器18の動作を示すグラフであり、横軸は印刷終了時からの経過時間tを表し、縦軸は定着器の温度Tdを表している。そして、同図の実線および破線は、以下に説明する動作により設定するものであり、それぞれ冷却ファン1の回転を停止させる温度条件、冷却ファン1の回転を再開させる温度条件を表している。
すなわち、実施例2の画像形成装置では、同図に示したように印刷可能範囲の下限温度T0を起点とし、あらかじめ決めた所定の時間Δtごとに所定の温度△Td増加させ、徐々に目標温度Txに近づくように冷却ファン停止温度条件を設定する。
同様に、印刷可能範囲の下限温度T0に所定の温度、本例では2*△Tdを加算した温度T0’を起点として、あらかじめ決めた所定の時間Δtごとに所定の温度△Td’増加させ冷却ファン再開温度条件を設定する。
なお、冷却ファン再開温度条件を、前述のようにT0’を起点として所定の時間Δtごとに所定の温度△Td’増加させるのではなく、前述冷却ファン停止温度条件に一定の温度を加算して設定するようにしてもよい。
或いは、冷却ファン再開温度条件を、所定の時間Δtごとに所定の温度△Td’分増加させるのではなく、徐々に増加させる温度を少なくし、目標温度Txに近づくように冷却ファン停止温度を設定するようにしてもよい。
ここで、図8の場合の印刷可能範囲の下限温度T0では、4回の温度増加により目標温度Txに到達しているが、実施例1にて説明した図5のように印刷可能範囲の下限温度T0が低くてよい場合では、冷却ファン停止温度条件は6回の増加により目標温度Txに到達するように設定することになることになる。このとき、実施例2では、冷却ファン再開温度条件も同様に6回となる。
また、実施例2の画像形成装置では、図8のように、印刷終了時からファン冷却最大継続時間tmaxをΔt×8経過する時、すなわちt8までとしているが、t8より大きく或いは逆に小さくするようにしてもよいことは実施例1と同様である。また、前記印刷可能範囲の下限温度T0は、熱容量による加熱および冷却制御の遅れや検出センサの精度を考慮し、実際の限界値ではなく若干マージンを考慮した温度とするのがよい。
次に、以上のように設定した冷却ファン停止温度に基づき、印刷終了後の定着器18の温度Tdが、前記冷却ファン停止温度条件以下となったときに冷却ファン1の回転を停止し、その後、冷却ファン再開温度条件以上となったときに冷却ファン1の回転を再開させるようにする。以下、この動作を詳細に説明する。
すなわち、印刷終了後、印刷制御部20はオーバーシュートを抑えるために冷却ファン1を回転させる(タイミングt0)。印刷制御部20は定着器18の温度Tdを温度センサ6a、6bにより検出して、ファン停止温度条件以下となるまで冷却ファン1の回転を継続させる。
そして、ファン停止温度条件以下となったとき、すなわち本例では温度T2以下となったとき、印刷制御部20は冷却ファン1の回転を停止し(タイミングtd)、再び定着器18の温度Tdが上昇しファン冷却再開条件温度以上となったとき、すなわち本例では温度T2’以上となったとき、冷却ファン1の回転を再開させて定着ローラ5の冷却を再開する(タイミングte)。
そして、冷却ファン1により冷却され定着器18の温度Tdが下がりファン停止温度条件、すなわち本例では、温度T3以下となったとき冷却ファン1の回転を停止する(タイミングtf)。
以上の動作を印刷終了(タイミングt0)からファン冷却最大継続時間tmaxまで繰り返す。これにより、図8に示したように、定着器18の温度Tdを、ファン停止温度条件とファン再開温度条件の範囲内とすることができる。
図9は、定着器18の熱容量や印刷する枚数等により奪われる熱量が異なる場合において、実施例2の温度制御の方法により定着器18の温度Tdを制御した結果を示したものである。
すなわち、実施例2の温度制御の方法によれば、図9下側に記載した印刷終了のタイミングtu0にて冷却ファン1をオンし、続くタイミングtu1ないしtu6において、交互に、ファン停止温度条件以下、ファン再開温度条件以上となるので、冷却ファン1をそれぞれオフ、オンを繰り返し図中実線のCのように定着器18の温度Tdが制御されることになる。
以上の制御結果から分かるように、実施例2の定着器18の温度制御方法によれば、図中C’のように定着器18の蓄熱量が多い場合或いは印刷枚数が少なくあまり熱量を奪われないときの急激なオーバーシュートの発生により印刷可能温度範囲以上となる場合や、図中C”のように定着器18の蓄熱量が少ない場合或いは印刷枚数が多く多量の熱量を奪われアンダーシュートが発生する場合であっても、確実に印刷温度範囲内となるように制御することができる。
(実施例2の効果)
以上詳細に述べたように、実施例2の画像形成装置によれば、印刷終了からの経過時間に応じた冷却ファンの停止温度条件および冷却ファンの回転を再開する冷却ファン回転再開温度条件を設けて定着器18の温度Tdを制御するようにしたので、定着器の蓄熱量が変化或いは印刷枚数等が変化しても、定着器の温度を確実に印刷可能温度範囲とすることができ、次の印刷開始までの待ち時間が発生することがない。
実施例3の画像形成装置は、経過時間に応じた冷却ファンの回転を減速する温度および冷却ファンの回転を増加する温度条件を設け、印刷終了後の時間と定着器の温度に応じファンの回転数を変化させるようにしたものである。
(構成)
実施例3の画像形成装置の制御系ブロック図、構成図および定着器の構成図は、実施例1の図1ないし図3と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
(印刷動作)
印刷動作は、実施例1や実施例2の画像形成装置の印刷動作と同様であるので、簡略化のために、その説明を省略する。
(定着器の動作)
図10は、実施例3の画像形成装置のファン減速・加速温度条件と動作説明図である。図8と同様に横軸は印刷終了時からの経過時問を、縦軸は定着器18の温度Tdを表している。本例では、図10中の実線が冷却ファン1の回転数を下げる方向とする設定温度であり、破線が冷却ファン1の回転数を上げる方向とする設定温度である。
前記ファン減速温度条件およびファン加速温度条件は、図8を用いて説明した実施例2のファン停止温度条件およびファン再開温度条件と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
実施例3の画像形成装置では、図11に示したように印刷終了後の経過時間ごとにあらかじめ冷却ファン1を減速する段数或いは加速する段数を設定し、印刷制御部20のメモリ等に格納して置く。例えば、印刷終了後、t2〜t3時間の間に、定着器18の温度Tdがファン減速温度条件以下に下がり、冷却ファン1を減速する場合は、当該テーブルよりt2〜t3時間の減速段数を参照すると“2”が抽出されるので、冷却ファン1の回転数を2段下げることになる。
再び、図10に戻って、印刷終了時点の定着器18の温度Tdに応じて設定したファン減速温度条件およびファン加速温度条件に基づき、印刷制御部20は、以下のように定着器18の温度Tdを制御する。
すなわち、印刷制御部20は、印刷を終了すると(タイミングt0)、定着器18の温度Tdを温度センサ6a、6bにより検出し、検出された温度が実線で示されるファン減速温度条件以下となったとき、前述図11のテーブルに従い、経過時間ごとに設定された回転数までファンの回転数を下げる(タイミングtg)。本例の場合では、t1〜t2間においてファン減速温度条件以下となっているので2段階回転数を下げる。
また、破線で示されるファン加速温度条件以上となったときは、経過時間毎に設定された回転数まで冷却ファン1の回転数を上げるように制御することになるが、本例においては、ファン加速温度条件まで達していないので、冷却ファン1の回転を加速することなく、冷却ファン回転数OFFまで順次減速するようになっている。
以上の動作を印刷終了(タイミングt0)からファン冷却最大継続時間tmaxまで繰り返す。これにより、図10に示したように、定着器18の温度Tdを、ファン停止温度条件とファン再開温度条件の範囲内とすることができる。
図12は、定着器18の熱容量や印刷する枚数等により奪われる熱量が異なる場合において、実施例3の温度制御の方法により定着器18の温度Tdを制御した結果を示したものである。
すなわち、図12の下側に記載した印刷終了のタイミングt0にて冷却ファン1の回転数を最大の「4」とし、続くタイミングtgないしtiにより徐々に、冷却ファン1の回転数を下げて冷却制御を行う。このようにファンの回転を制御することにより、図中実線のCのように定着器18の温度Tdが滑らかに制御され、確実に印刷温度範囲内となるように制御される。
以上の制御結果から分かるように、実施例3の定着器18の温度制御方法によれば、図中D’のように定着器18の蓄熱量が多い場合或いは印刷枚数が少なくあまり熱量を奪われないときの急激なオーバーシュートの発生により印刷可能温度範囲以上となる場合であっても、図中D”のように定着器18の蓄熱量が少ない場合或いは印刷枚数が多く多量の熱量を奪われアンダーシュートが発生する場合であっても、確実に印刷温度範囲内となるように制御することができる。
なお、以上の実施例3の説明では、冷却ファン1の回転数の段数を4段階として説明したが、4段階に限ることなく、さらに多段、或いは4段階より少ない段数としてもよい。或いは、多少処理が複雑になるが、冷却ファン1の回転数の切替えを1つの直線や複数の直線、或いは曲線で近似して制御するようにしてもよい。
(実施例3の効果)
印刷終了からの経過時間に応じた冷却ファンの回転を減速する温度条件および冷却ファン1の回転を増加する温度条件を設け、印刷終了後の時間と定着器18の温度に応じて冷却ファン1の回転数を可変とするようにし、実施例1や実施例2のようにオンオフ制御によらず回転数により制御するので、滑らかな制御をすることができる。その結果、定着器18の温度を確実に印刷可能温度範囲とすることができ、次の印刷開始までの待機時間が発生することがない。
《その他の変形例》
以上述べた実施例の他、以下の変形例の実施形態としても本発明の同様の作用、効果が得られる。すなわち、
(1)実施例の画像形成装置の説明では、定着器18の温度Tdにより冷却ファン1の回転のオンオフ制御或いは回転数を制御するように説明したが、定着器18の温度Tdにより冷却の効果を変化させればよいので、例えば冷却ファン1と定着器18の距離を制御し冷却の効果を変化させるように制御してもよいし、或いは複数のファンを設け、各ファンのオンオフ制御或いは回転数の制御を行うようにしてもよいし、併せて行うようにしてもよい。
(2)また、実施例の画像形成装置の説明では、印刷装置内温度や定着器18近傍の温度湿度などによる影響については記載しなかったが、制御がやや複雑になるが、図1の温湿度センサ17の検出値に応じ、装置内温度或いは定着器18周辺の温度が高い場合は、冷却の効果が少なくなるので、ファン停止温度条件、ファン再開温度条件、ファン加速温度条件、ファン減速温度条件などの設定温度を一定値下げたり、一定の率で下げたりするようにしてもよい。
(3)また、実施例の説明では、あらかじめ決めた所定の時間Δtを一定の時間、増加させる所定の温度△Tdを一定の温度として説明したが、徐々にΔtを増加或いは減少させ、△Tdをそれに応じて変化させるようにしてもよいし、定着器18の温度に応じ、その間隔を変化させるなど、特に固定しない間隔としてもよい。或いは、ファン停止温度条件などを、時間tを変数とする1つの直線や複数の直線、或いは曲線により表して設定するようにしてもよい。
例えば、印刷可能温度範囲の下限温度T0、目標温度Tx、ファン冷却最大継続時間tmaxを用いて、ファン停止温度条件={(Tx−T0)/tmax}t+T0として表す。そして、印刷終了後の現時点での経過時間tにおけるファン停止温度条件を前式により算出し、算出した温度より定着器18の温度が下がったときにファンを停止するようにする。
実施例2や実施例3の場合などでは、さらにファン再開温度条件、ファン加速温度条件も同様に直線などで表し、同様に各条件を算出し、定着器18の温度と比較するようにすればよい。
(4)また、実施例の説明では、冷却ファン1の回転を開始する印刷終了時について具体的に記載しなかったが、印刷終了としては、1ページの印刷終了の時点としてもよいし、1つの文書ファイルなどの印刷を終了する時点としてもよいし、印刷後情報処理装置から一定時間の間、印刷データの転送がない時を印刷終了として、定着器18の温度制御を開始するようにしてもよい。或いは、冷却ファン1を印刷終了時とは関係なく開始して置くようにしてよい。
以上述べたように、本発明は、定着装置を備えた電子写真プリンタ、複写機等の画像形成装置に広く用いることができる。
実施例1の画像形成装置の制御系ブロック図である。 実施例の画像形成装置の要部構成図である。 実施例の画像形成装置の定着器周辺の構成図である。 実施例1の画像形成装置のファン停止温度条件1である。 実施例1の画像形成装置のファン停止温度条件2である。 実施例1の画像形成装置の定着器温度制御のタイムチャートである。 実施例1の画像形成装置の定着器温度制御のタイムチャートである。 実施例2の画像形成装置のファン停止・再開温度条件と動作説明図である。 実施例2の画像形成装置の定着器温度制御のタイムチャートである。 実施例3の画像形成装置のファン減速・加速温度条件と動作説明図である。 実施例3のファン減速・加速段数テーブルの例である。 実施例3の画像形成装置の定着器温度制御のタイムチャートである。 従来の画像形成装置の定着器温度推移を説明する図である。 従来の画像形成装置の定着器温度推移を説明する図である。 従来の画像形成装置の定着器温度推移を説明する図である。 従来の画像形成装置の定着器温度推移を説明する図である。
符号の説明
1 冷却ファン
3 定着ローラ
4 ハロゲンヒータ
6 温度センサ
18 定着器
20 印刷制御部

Claims (9)

  1. 現像剤像を記録媒体上に定着させる定着手段と、
    前記定着手段を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱された前記定着手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記定着手段を冷却する冷却手段と、
    前記加熱手段の駆動を制御する加熱制御手段と、
    前記冷却手段の駆動を制御する冷却制御手段と
    を備え、
    前記冷却制御手段は、前記定着手段による定着が終了されると、前記温度検出手段により検出される温度が第1の温度以下であれば前記冷却手段の駆動を制限し、
    前記第1の温度は、前記定着手段による定着が終了してからの経過時間に応じて増加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記冷却制御手段は、前記定着手段による定着が終了されると、前記冷却手段の駆動を開始し、前記温度検出手段により検出される温度が第1の温度以下であれば、前記冷却手段の駆動を停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記冷却制御手段は、前記定着手段による定着が終了されると、前記冷却手段の駆動を開始し、前記温度検出手段により検出される温度が第1の温度以下であれば、前記冷却手段の回転数を低下させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記冷却手段の駆動が停止されたあと、前記温度検出手段により検出される温度が第2の温度以上であれば前記冷却制御手段は前記冷却手段の駆動を再開することを特徴する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記冷却制御手段は前記温度検出手段により検出される温度に応じ、前記第1の温度と前記第2の温度との間で前記冷却手段の駆動停止と駆動再開とを繰り返すことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記温度検出手段により検出される温度が第2の温度以上であれば前記冷却制御手段は前記冷却手段の回転数を増加させることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 前記冷却制御手段は前記温度検出手段により検出される温度に応じ、前記第1の温度と前記第2の温度との間で前記冷却手段の回転数の低下と増加とを繰り返すことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の温度は、前記定着手段による定着が終了してからの経過時間に応じて増加することを特徴とする請求項4から請求項7いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の温度は、前記定着手段による定着が終了してからの経過時間に応じて所定温度ずつ増加する複数の温度であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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