JP2001343857A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2001343857A JP2000162107A JP2000162107A JP2001343857A JP 2001343857 A JP2001343857 A JP 2001343857A JP 2000162107 A JP2000162107 A JP 2000162107A JP 2000162107 A JP2000162107 A JP 2000162107A JP 2001343857 A JP2001343857 A JP 2001343857A
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fixing
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慎介 藤田
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祐二 田村
Kazuya Motoyoshi
和也 本吉
Eiji Anzai
英治 安齊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオー
バーシュートを抑制する定着装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 内部にハロゲンヒータランプ(加熱手段)
210,220を有した加熱ローラ91と、加熱ローラ
91に圧接する加圧ローラとを有し、これら加熱ローラ
91,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写材を
通過させ、トナー画像を転写材に熱定着する定着装置で
あって、加熱ローラ91を冷却するファン(冷却手段)3
50と、定着終了後、一定時間、ファン350を駆動す
る制御部500とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に加熱手段を
有した加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー
画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を
前記転写材に熱定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定着装置においては、定着が終了した場
合やジャムの場合等、加熱ローラの回転駆動を停止した
時に、加熱ローラに設けられた加熱手段の駆動も停止す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の定
着装置において、加熱ローラ駆動中に必要な熱量と、駆
動停止中に必要な熱量とを比較すると、加圧ローラや雰
囲気への熱損失の影響で加熱ローラ駆動中のほうが必要
な熱量は多い。
【0004】従って、加熱ローラ駆動停止直前に加熱手
段が駆動されていると、加熱ローラ停止時では、過剰に
熱量を蓄えていることになる。この状態で加熱ローラが
停止すると、その過剰な熱のために、図27に示すよう
に、加熱ローラ温度のオーバーシュート(設定温度以上
になること)が発生し、加熱ローラの表面層材の耐久性
が低下したり、定着装置の高温異常アラームが作動する
問題点がある。
【0005】また、近年、省資源の観点より、加熱ロー
ラの芯金の肉厚を可能な限り薄くして、熱容量を小さく
することがなされている。この場合、図28に示すよう
に、芯金の肉厚が薄くなるほど、オーバーシュート量は
多くなる。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温
度のオーバーシュートを抑制する定着装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、内部に加熱手段を有した加熱ローラ
と、該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これ
ら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された
転写材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定
着する定着装置であって、前記加熱ローラを冷却する冷
却手段と、定着終了後、一定時間、前記冷却手段を駆動
する制御部とを設けたことを特徴とする定着装置であ
る。
【0008】制御部は、定着終了後、一定時間、前記冷
却手段を駆動することにより、加熱ローラの停止時の加
熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。請求項
2記載の発明は、内部に加熱手段を有した加熱ローラ
と、該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これ
ら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された
転写材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定
着する定着装置であって、前記加熱ローラの温度を検知
する温度検知手段と、前記加熱ローラを冷却する冷却手
段と、定着終了後、前記温度検知手段からの温度情報を
取り込み、前記加熱ローラの温度が決められた温度にな
るまで、前記冷却手段を駆動する制御部とを設けたこと
を特徴とする定着装置である。
【0009】制御部は、定着終了後、前記温度検知手段
からの温度情報を取り込み、前記加熱ローラの温度が決
められた温度になるまで、前記冷却手段を駆動すること
により、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバ
ーシュートが抑制される。
【0010】請求項3記載の発明は、内部に加熱手段を
有した加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー
画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を
前記転写材に熱定着する定着装置であって、前記加熱ロ
ーラを冷却する冷却手段と、ジャム情報を取り込み、ジ
ャムならば前記加熱ローラの加熱手段を停止するととも
に、ジャム処理終了時まで前記冷却手段を駆動する制御
部とを設けたことを特徴とする定着装置である。
【0011】制御部は、ジャムならば前記加熱ローラの
加熱手段を停止するとともに、ジャム処理終了時まで前
記冷却手段を駆動することにより、加熱ローラの停止時
の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0012】請求項4記載の発明は、内部に加熱手段を
有した加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー
画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を
前記転写材に熱定着する定着装置であって、前記加熱ロ
ーラの温度を検知する温度検知手段と、前記加熱ローラ
を冷却する冷却手段と、ジャム情報を取り込み、ジャム
ならば前記加熱ローラの加熱手段を停止するとともに、
前記温度検知手段からの温度情報を取り込み、前記加熱
ローラの温度が決められた温度になるまで、ジャム処理
が終了するまでのうちのいずれかまで前記冷却手段を駆
動する制御部とを設けたことを特徴とする定着装置であ
る。
【0013】制御部は、ジャムならば前記加熱ローラの
加熱手段を停止するとともに、前記温度検知手段からの
温度情報を取り込み、前記加熱ローラの温度が決められ
た温度になるまで、ジャム処理が終了するまでのうちの
いずれかまで前記冷却手段を駆動することにより、加熱
ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが
抑制される。
【0014】請求項5記載の発明は、内部に加熱手段を
有した加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー
画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を
前記転写材に熱定着する定着装置であって、前記加熱ロ
ーラを冷却する冷却手段と、ジャム情報を取り込み、ジ
ャムならば前記加熱ローラの加熱手段を停止するととも
に、ジャムならば前記加熱ローラの加熱手段を停止する
とともに、一定時間、ジャム処理が終了するまでのうち
のいずれかまで前記冷却手段を駆動する制御部とを設け
たことを特徴とする定着装置である。
【0015】制御部は、ジャムならば前記加熱ローラの
加熱手段を停止するとともに、一定時間、ジャム処理が
終了するまでのうちのいずれかまで前記冷却手段を駆動
することにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度
のオーバーシュートが抑制される。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明の前記冷却手段の冷却領域は、前
記加熱ローラの長手方向で可変であることを特徴とする
定着装置である。
【0017】冷却手段の冷却領域は、前記加熱ローラの
長手方向で可変であることにより、加熱ローラの停止時
の加熱ローラ温度のオーバーシュートを抑制する場合は
加熱ローラ全体にわたって冷却できる。
【0018】また、幅の狭い転写材を連続して定着する
場合の加熱ローラ端部の温度上昇を防止する場合は、加
熱ローラの端部のみ冷却することができる。請求項7記
載の発明は、内部に加熱手段を有した加熱ローラと、該
加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加熱
ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写材
を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着する
定着装置であって、前記加熱ローラの温度を検知する温
度検知手段と、出口に設けられ、転写材の通過を検出す
る定着出口検知手段と、前記定着出口検知手段からの情
報を取り込み、最終の前記転写材が通過したならば、前
記加熱ローラの加熱手段の駆動を停止し、定着制御温度
しきい値を定着時より低い温度に設定する制御部とを設
けたことを特徴とする定着装置である。
【0019】制御部は、前記定着出口検知手段からの情
報を取り込み、最終の前記転写材が通過したならば、す
なわち、加熱ローラの停止命令より前に前記加熱ローラ
の加熱手段の駆動を停止し、定着制御温度しきい値を定
着時より低い温度に設定することにより、加熱ローラの
停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制され
る。
【0020】請求項8記載の発明は、内部に加熱手段を
有した加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー
画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を
前記転写材に熱定着する定着装置であって、前記加熱ロ
ーラの温度を検知する温度検知手段と、出口に設けら
れ、転写材の通過を検出する定着出口検知手段と、前記
定着出口検知手段からの情報を取り込み、最終の前記転
写材が通過したならば、前記加熱ローラの停止時まで前
記加熱ローラの加熱手段の駆動を停止する制御部とを設
けたことを特徴とする定着装置である。
【0021】前記定着出口検知手段からの情報を取り込
み、最終の前記転写材が通過したならば、前記加熱ロー
ラの停止時まで、すなわち、加熱ローラの停止命令前か
ら前記加熱ローラの停止時まで、前記加熱ローラの加熱
手段の駆動を停止することにより、加熱ローラの停止時
の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0022】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態例> (全体構成)最初に、図2を用いて、第1の実施の形態例
の定着装置が設けられた画像形成装置の全体構成を説明
する。
【0023】図において、画像形成装置1は、自動原稿
搬送装置(通称ADF)Aと、自動原稿搬送装置Aにより搬送
される原稿の画像を読み取るための原稿画像読取部B
と、読み取った原稿画像を処理する画像制御部Cと、画
像処理後のデータに従って、感光ドラムからなる像担持
体10上に書込みを行なう書込みユニット12を含む書
込み部Dと、像担持体10及びその周囲に帯電電極14,
磁気ブラシ型現像装置からなる現像手段16,転写電極
18,分離電極20,クリーニング手段21等の画像形成
手段を含む画像形成部Eと、転写材(以下、記録紙とい
う)Pを収容するトレイ等の複数の用紙収容手段(以下、
給紙トレイ又はトレイという)22,24のための収納部
F等を有している。
【0024】自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台26と、
ローラR1を含むローラ群及び原稿の移動通路を適宜切り
替えるための切替手段を含む原稿搬送処理部28を主要
素とする。
【0025】原稿画像読取部Bは、天板ガラスGの下にあ
り、光路長を保って往復移動できる二つのミラーユニッ
ト30,31、固定の結像レンズ(以下、レンズという)
33、ライン状の撮像素子(以下、CCDという)35等か
らなり、書込み部Dはレーザ光源40、ポリゴンミラー
(偏光器)42等からなる。自動原稿搬送装置Aは、従来
の自動原稿搬送装置と構成上の相違はあるものの原理は
そのものは公知であり、又、原稿画像読取部B、書込み
部D、画像処理手段(像担持体10上にトナー画像を形成
し、かつ、シート上にトナー画像を転写させる手段)を
備えた画像形成装置及び画像形成プロセスはよく知られ
ているので、その説明は簡略に行なう。
【0026】尚、転写電極18の手前側に示すR10はレ
ジストローラであり、分離電極の下流側に示すHは定着
装置(詳細は後述する)であり、加熱ローラ91とこの加
熱ローラ91に圧接する加圧ローラ92とを備えてお
り、加熱ローラ91と、加圧ローラ92との間にトナー
画像が転写された記録紙Pが定着することにより、トナ
ー画像が記録紙P上に熱定着される。
【0027】上記構成において、像担持体10上にトナ
ー画像を形成し、シート上の転写させた後、排紙トレイ
に排紙するプロセスは、以下のとおりである。尚、本明
細書では、転写電極がある転写領域を画像記録部という
場合がある。
【0028】原稿載置台26上に載置される原稿(図示
せず)の一枚が原稿搬送処理部28中で搬送され、ロー
ラR1の下を通過中に、露光手段Lによるスリット露光が
行なわれる。
【0029】原稿からの反射光は、固定位置にあるミラ
ーユニット30,31及びレンズ33を経て、CCD上に結
合され、読み取られる。原稿画像読取部Bで読み取られ
た画像情報は、画像処理手段により処理され、符号化さ
れて画像制御基板C上にあるメモリに格納される。
【0030】画像データは、画像形成に応じて呼び出さ
れ、当該画像データに従って書込み部Dにおけるレーザ
光源40が駆動され、像担持体10上に露光が行なわれ
る。この露光に先立ち、矢印方向(反時計方向)に回転す
る像担持体10は、帯電電極14のコロナ放電により所
定の表面電位が付与されているが、露光により露光部の
電位が露光量に応じて減じ、結果として、画像データに
応じた静電潜像が像担持体10上に形成される。
【0031】静電潜像は、現像手段16により反転現像
され、可視像(トナー像)とされる。一方、像担持体10
上のトナー像の先端部が転写領域に到達する前に、例え
ば、給紙トレイ22内の一枚のシートPが給紙搬送され
て、レジストローラR10に到達し、先端規制されてい
る。
【0032】シートPはトナー像、即ち、像担持体10
上の画像領域と重畳するように、同期をとって回転を開
始するレジストローラR10により転写領域に向けて搬送
される。
【0033】転写領域において、像担持体10上のトナ
ー像は、転写電極の付勢によりシートP上に転写され
て、次いで、シートPは分離電極20の付勢により像担
持体10から分離される。
【0034】その後、定着装置Hの加熱,加圧により、ト
ナー像を形成するトナー粉末はシートP上に溶融定着さ
れ、シートPは排紙通路78及び排紙ローラ79を介し
て排紙トレイT上に排紙される。
【0035】(定着装置)定着装置Hの構成を図3及び図
4を用いて詳細に説明する。図3は定着装置Hの側面
図、図4は図3のX方向矢視図である。
【0036】加熱ローラ91において、191は両端面
が開放された円筒状の芯金(ローラ基体)である。この芯
金191の外周面には、離型性層194が形成されてい
る。
【0037】本実施の形態例では、芯金191の材質は
アルミニウム、鉄のうちのいずれか、離型性層194の
材質としてはPFA(テトラフルオロエチレン/パーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体),四フッ化エチレン
等の離型性の良い樹脂とした。
【0038】更に、芯金191の肉厚を2.0mm以下、離
型性層194の膜厚を約20μmとした。加熱ローラ91
の内部には、所定サイズの記録紙Pの通過領域内で、所
定サイズの記録紙Pの通過領域外の領域(L1)を主に加熱
する第1の加熱手段としての第1のハロゲンヒータラン
プ210と、所定サイズの記録紙Pの通過領域(L2)を主
に加熱する第2の加熱手段としての第2のハロゲンヒー
タランプ220とが設けられている。
【0039】加圧ローラ92は、発泡シリコンゴムの円
周面にPFAチューブをかぶせた構造であり、表面硬度(ア
スカーC硬度)を35〜75とした。そして、加圧ローラ92
はスプリング90の付勢力でもって、加熱ローラ91を
総荷重5〜25kgfで押圧し、加圧ローラ92と、加熱ロー
ラ91との間のニップ圧を0.2〜2.0kgf/平方cm、ニップ
通過時間を20〜40msecとした。
【0040】本実施の形態例の定着装置Hには、図4に
示すように、二つの温度検知手段330,340が設け
られている。一つは、領域L1の加熱ローラ91の温度を
検知する第1の温度検知手段330と、領域L2の加熱ロ
ーラ91の温度を検出する第2の温度検知手段340で
ある。尚、本実施の形態例では、温度検知手段は、サー
ミスタを用いた。
【0041】また、加熱ローラ91の第1のハロゲンヒ
ータランプ210と、第2のハロゲンヒータランプ22
0との境界近傍には、サーモスタット120を設けた。
350は加熱ローラ91の軸方向全域(領域L1および領
域L2)にわたって冷却する複数のファンである。
【0042】また、351は領域L2に設けられ、加熱ロ
ーラ91の円周方向に移動可能であり、ファン350近
傍に移動することによりファン350からの風を領域L2
に当たるのを防止し、ファン350より離れることによ
りファン350からの風を加熱ローラの全域に当たるの
を許可する冷却領域可変手段である。
【0043】クリーニング機構100は、芳香族ポリア
ミドの不織布製のウエブ101が巻かれた元巻きローラ
103と、ウエブ101を巻き取る巻き取りローラ10
5と、ウエブ101を加熱ローラ91に押し付けるウエ
ブバックアップローラ107とからなっている。
【0044】この巻き取りローラ105は、所定の枚数
の記録紙Pへの画像形成を行うと、所定量回転駆動さ
れ、ウエブ101の未使用部分が加熱ローラ91に押接
するようになっている。
【0045】次に、図1を用いて、第1の実施の形態例
の定着装置の電気的構成を説明する。図1は図3に示す
定着装置の電気的構成を説明するブロック図である。図
において、310は第1のハロゲンヒータランプ210
駆動する回路からなる第1の加熱駆動手段、320はハ
ロゲンヒータランプ220を駆動する回路からなる第2
の駆動加熱手段である。
【0046】500は制御部で、第1の温度検知手段3
30からの温度情報(t1)と、第2の温度検知手段340
からの温度情報(t2)と、画像形成装置本体の電源スイッ
チがオンされると、画像形成装置本体から送られる起動
命令と、画像形成装置本体のコピーボタンがオンされる
と、画像形成装置本体から送られるコピー命令と、記録
紙サイズ情報(W)と設定コピー枚数情報(I)と、画像形成
装置の各所に設けられ、記録紙Pのジャムを検出するジ
ャム検知手段から送られるジャム情報(J)を取り込ん
で、第1及び第2の加熱駆動手段310,320を介し
て第1及び第2のハロゲンヒータランプ210,22
0、冷却駆動手段360を介してファン350、冷却領
域可変手段351を駆動するものである。
【0047】また、制御部500は、タイマ501を有
している。次に、上記構成の定着装置の動作を図5〜図
16を用いて説明する。先ず、制御部500の全体の動
作を説明するフロー図である図5を用いて、定着装置の
全体の動作を説明する。
【0048】電源スイッチがオンされると、ウォームア
ップ制御(ステップ1)がなされ、ウォームアップが終了
すると、コピー命令があるまでアイドリング制御(ステ
ップ2)を行なって、待機する。
【0049】アイドリング制御中にコピー命令があると
(ステップ3)、定着制御(ステップ4)を行なう。定着制
御中にジャムが発生すると(ステップ5)、ジャム処理が
終了するまでジャム中制御(ステップ6)を行ない、ま
た、コピー終了命令があると(ステップ7)、コピー終了
制御(ステップ8)を行い、アイドリング制御(ステップ2)
へ戻る。
【0050】次に、ウォームアップ制御、アイドリング
制御、定着制御、ジャム中制御、コピー終了制御を説明
する。 (ウォームアップ制御)図3に示す定着装置のウォームア
ップ制御を説明するフロー図である図6及び図7を用い
て説明する。
【0051】図6において、(a)図は第1のハロゲンヒ
ータランプのウォームアップ制御を示すフロー図、(b)
図は第2のハロゲンヒータランプのウォームアップ制御
を示すフロー図、図7はウォームアップ制御の終了判断
動作を示すフロー図である。
【0052】制御部500はウォームアップ制御とし
て、図6(a),(b)、図7に示す3つのフローを200msec毎
に行っている。図6(a)に示すフローにおいて、第1の
温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み、
加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1)との
比較を行う(ステップ1)。
【0053】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)
より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210の駆
動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t1)が所定
温度(T1)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ21
0の駆動を停止し(ステップ3)、ウォーミングアップ(W
U)終了フラグ1をオンとする(ステップ4)。
【0054】同様に、図6(b)に示すルーチンにおい
て、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を
取り込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温
度(T2)との比較を行う(ステップ1)。
【0055】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)
より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220の駆
動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t2)が所定
温度(T2)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ22
0の駆動を停止し(ステップ3)、ウォーミングアップ(W
U)終了フラグ2をオンとする(ステップ4)。
【0056】図7に示すフローにおいて、WU終了フラグ
1及びWU終了フラグ2が共にオンがどうかを見て(ステッ
プ1)、共にオンになっているならば、WU終了フラグをオ
ンとする(ステップ2)。
【0057】(アイドリング制御)図3に示す定着装置の
アイドリング制御を説明するフロー図である図8を用い
て説明する。
【0058】図8において、(a)図は第1のハロゲンヒ
ータランプのアイドリング制御を示すフロー図、(b)図
は第2のハロゲンヒータランプのアイドリング制御を示
すフロー図である。
【0059】制御部500はアイドリング制御として、
図8(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行ってい
る。図8(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手
段330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ
91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1′)との比較を行
う(ステップ1)。
【0060】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T
1′)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210
の駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t1)が
所定温度(T1′)以上あれば、第1のハロゲンヒータラン
プ210の駆動を停止する(ステップ3)。
【0061】同様に、図8(b)に示すフローにおいて、
第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り
込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T
2′)との比較を行う(ステップ1)。
【0062】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T
2′)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220
の駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t2)が
所定温度(T2′)以上あれば、第2のハロゲンヒータラン
プ220の駆動を停止する(ステップ3)。
【0063】(定着制御)図3に示す定着装置の定着制御
を説明するフロー図である図9〜図10を用いて説明す
る。
【0064】図9において、(a)図は第1のハロゲンヒ
ータランプのコピー制御を示すフロー図、(b)図は第2
のハロゲンヒータランプのコピー制御を示すフロー図で
ある。また、図10において、(a)図は冷却ファンの駆
動制御を示すフロー図、(b)図は冷却ファンの停止制御
を示すフロー図である。
【0065】制御部500は、コピー制御として、図1
0(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行ってい
る。図9(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手
段330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ
91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1″)との比較を行
う(ステップ1)。
【0066】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T
1″)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210
の駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t1)が
所定温度(T1″)以上あれば、第1のハロゲンヒータラン
プ210の駆動を停止する(ステップ3)。
【0067】同様に、図9(b)に示すフローにおいて、
第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り
込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T
2″)との比較を行う(ステップ1)。
【0068】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T
2″)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220
の駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t2)が
所定温度(T2″)以上あれば、第2のハロゲンヒータラン
プ220の駆動を停止する(ステップ3)。
【0069】更に、コピー命令があると、制御部500
は図10(a)のフローを1回実行する。図10(a)に示す
フローにおいて、制御部500は、コピー命令がある
と、記録紙Pのサイズ情報(w)を読み込み(ステップ1)、
通紙される記録紙Pのサイズ(w)が予め決められた所定サ
イズ(W:例えば、B5R)とを比較し(ステップ2)、通紙され
る記録紙Pのサイズ(w)が予め決められた所定サイズ(W)
以下の場合には、ファン350からの風を領域L2に当た
るのを防止する位置に冷却領域可変手段351を駆動し
て、ファン350を駆動する(ステップ3)。
【0070】(ジャム中制御:請求項3〜5に対応)図3
に示す定着装置のジャム中制御を説明するフロー図であ
る図11〜図14を用いて説明する。
【0071】図11はジャム中制御のフロー図、図12
は図11中の冷却ファン制御のフロー図、図13は図1
1中の冷却ファン制御の他の実施の形態のフロー図、図
13は図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態のフ
ロー図である。
【0072】定着制御中にジャムが発生すると、図11
に示すようなジャム中制御に移行する。図11におい
て、制御部500はジャム情報(J)を取り込むと、制御
部500は第1および第2のハロゲンヒータランプ21
0,220の駆動を停止し(ステップ1)、冷却ファン制御
(ステップ2)を行う。
【0073】冷却ファン制御は、図12に示すように、
制御部500はファン350を駆動する(ステップ1)。
この時、制御部500は、冷却領域可変手段351をフ
ァン350より離れ、ファン350からの風を加熱ロー
ラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させても
よい。
【0074】そして、ジャム処理が終了したら(ステッ
プ2)、制御部500はファン350の駆動を停止し(ス
テップ3)、ジャム中制御を終了し、定着制御を続行す
る。なお、冷却ファン制御は、図12に示すフローに限
定するものではない。
【0075】図13に示すようなフローであってもよ
い。図において、制御部500はファン350を駆動す
る(ステップ1)。この時、制御部500は、冷却領域可
変手段351をファン350より離れ、ファン350か
らの風を加熱ローラ91の全域に当たるのを許可する位
置に移動させる。
【0076】次に、第2の温度検知手段340からの温
度情報(t2)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の
領域L2の温度(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステ
ップ3)。
【0077】加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定
温度(T2)より低くなるまでファン350の駆動を行な
い、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定温度(T2)
より低くなった場合、または、ジャム処理が終了した場
合(ステップ4)、ファン350の駆動を停止し(ステップ
5)、ジャム中制御を終了し、定着制御を続行する。
【0078】また、図14に示すようなフローであって
もよい。図において、制御部500は、タイマ501を
駆動し(ステップ1)、ファン350を駆動する(ステップ
2)。この時、制御部500は、冷却領域可変手段351
をファン350より離れ、ファン350からの風を加熱
ローラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させ
る。
【0079】そして、ファン350の駆動時間(t3)を読
み込み(ステップ3)、設定時間(T3)になったら(ステップ
4)、または、ジャム処理が終了したら(ステップ5)、フ
ァン350の駆動を停止し(ステップ6)、ジャム中制御
を終了し、定着制御を続行する。
【0080】(コピー終了制御:請求項1〜2に対応)図
3に示す定着装置のコピー終了制御を説明するフロー図
である図15および図16を用いて説明する。図15は
コピー終了制御のフロー図、図16は他の実施の形態例
のコピー終了制御のフロー図である。
【0081】図15において、コピーが終了すると、制
御部500は、ファン350を駆動する(ステップ1)。
次に、第2の温度検知手段340からの温度情報(t2)を
取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度
(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0082】加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定
温度(T2)より低くなるまでファン350の駆動を行な
い、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定温度(T2)
より低くなった場合、ファン350の駆動を停止し(ス
テップ4)、コピー終了制御を終了し、アイドリング制御
を行う。
【0083】また、図16に示すようなフローでもよ
い。図において、制御部500は、タイマ501を駆動
し(ステップ1)、ファン350を駆動する(ステップ2)。
この時、制御部500は、冷却領域可変手段351をフ
ァン350より離れ、ファン350からの風を加熱ロー
ラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させても
よい。
【0084】そして、ファン350の駆動時間(t3)を読
み込み(ステップ4)、設定時間(T3)になったら(ステップ
4)、ファン350の駆動を停止し(ステップ5)、コピー
終了制御を終了し、アイドリング制御を行う。
【0085】<第2の実施の形態例>本実施の形態例と
第1の実施の形態例との同一部分には同一符号を付し重
複説明は省略する。
【0086】(定着装置)図17および図18を用いて説
明する。図17に示すように、定着装置の出口には、記
録紙Pの通過を検出する定着出口検知手段としての定着
出口センサ513を設けている。
【0087】また、本実施の形態例の定着装置の電気的
構成を示す図18において、制御部500は、第1の温
度検知手段330からの温度情報(t1)と、第2の温度検
知手段340からの温度情報(t2)と、画像形成装置本体
の電源スイッチがオンされると、画像形成装置本体から
送られる起動命令と、定着出口センサ513からの情報
と、画像形成装置本体のコピーボタンがオンされると、
画像形成装置本体から送られるコピー命令と、記録紙サ
イズ情報(W)と設定コピー枚数情報(I)と、ジャム検知手
段から送られるジャム情報(J)を取り込んで、第1及び
第2の加熱駆動手段310,320を介して第1及び第
2のハロゲンヒータランプ210,220、冷却駆動手
段360を介してファン350、冷却領域可変手段35
1を駆動するものである。
【0088】次に、上記構成の定着装置の動作を図19
〜図23を用いて説明する。先ず、制御部500の全体
の動作を説明するフロー図である図19を用いて、定着
装置の全体の動作を説明する。
【0089】電源スイッチがオンされると、ウォームア
ップ制御(ステップ1)がなされ、ウォームアップが終了
すると、コピー命令があるまでアイドリング制御(ステ
ップ2)を行なって、待機する。
【0090】アイドリング制御中にコピー命令があると
(ステップ3)、定着制御1(ステップ4),定着制御2(ス
テップ5)を行なう。コピー終了命令があると(ステップ
6)、アイドリング制御(ステップ2)へ戻る。
【0091】ここで、ウォームアップ制御、アイドリン
グ制御は、第1の実施の形態例と同一なので説明は省略
する。 (定着制御1)図20に示すように、制御部500は、ラ
スト紙が定着出口センサ513を通過するまでは、第1
の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み
(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所
定温度(T1)との比較を行う(ステップ3)。
【0092】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)
より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210を駆
動する(ステップ4)。加熱ローラ91の温度(t1)が所定
温度(T1)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ21
0の駆動を停止する(ステップ5)。
【0093】同様に、図21に示すように、制御部50
0は、ラスト紙が定着出口センサ513を通過するまで
は、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を
取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度
(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0094】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)
より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220を駆
動する(ステップ4)。加熱ローラ91の温度(t2)が所定
温度(T2)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ22
0の駆動を停止する(ステップ5)。
【0095】一方、図20および図21でのステップ1
でラスト紙が定着出口センサ513を通過すると、第1
および第2のハロゲンヒータランプ210,220の駆
動を停止し(ステップ6)、定着制御2へ移行する。
【0096】(定着制御2:請求項7および8に対応)図
22に示すように、第1および第2ののハロゲンヒータ
ランプ210,220の駆動の停止は、加熱ローラ91
の駆動停止命令が出るまで続行する(ステップ1)。
【0097】また、図23および図24に示すようなフ
ローでもよい。これら図に示すように、加熱ローラ91
の駆動停止命令が出るまで(ステップ1)、以下の動作を
行う。
【0098】図23に示すように、第1の温度検知手段
330のからの温度情報(t1)を取り込み(ステップ2)、
加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1′:T
1′<T1)との比較を行う(ステップ3)。
【0099】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T
1′)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210
を駆動し(ステップ4)、また、加熱ローラ91の温度(t
1)が所定温度(T1′)以上あれば、第1のハロゲンヒータ
ランプ210の駆動を停止し(ステップ5)、ステップ1に
戻る。
【0100】同様に、図24に示すように、第2の温度
検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み(ステ
ップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度
(T2′:T2′<T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0101】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T
2′)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220
を駆動し(ステップ4)、また、加熱ローラ91の温度(t
2)が所定温度(T2′)以上あれば、第2のハロゲンヒータ
ランプ220の駆動を停止し(ステップ5)、ステップ1に
戻る。
【0102】すなわち、定着時より低い温度に制御す
る。また、図25および図26に示すようなフローでも
よい。これら図において、加熱ローラ91の駆動停止命
令が出るまで(ステップ1)、以下の動作を行う。
【0103】図25に示すように、第1の温度検知手段
330のからの温度情報(t1)を取り込み(ステップ2)、
第1のハロゲンヒータランプ210が駆動されているか
どうかを見て(ステップ3)、駆動していない場合、温度
情報(t1)が設定温度(T1″:T1″<T1′<T1)以上ならば
第1のハロゲンヒータランプ210の駆動の停止を続行
し、設定温度(T1″)未満ならば、第1のハロゲンヒータ
ランプ210を駆動する(ステップ4,5)。
【0104】一方、ステップ3で、第1のハロゲンヒー
タランプ210が駆動されているならば、温度情報(t1)
が設定温度(T1′:T1″<T1′<T1)未満ならば第1のハ
ロゲンヒータランプ210の駆動を続行し、設定温度(T
1′)以上ならば第1のハロゲンヒータランプ210の駆
動を停止する(ステップ6,7)。
【0105】同様に、図26に示すように、第2の温度
検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み(ステ
ップ2)、第2のハロゲンヒータランプ220が駆動され
ているかどうかを見て(ステップ3)、駆動が停止してい
ない場合、温度情報(t2)が設定温度(T2″:T2″<T2′<
T2)以上ならば第2のハロゲンヒータランプ220の駆
動の停止を続行し、設定温度(T2″)未満ならば、第2の
ハロゲンヒータランプ220を駆動する(ステップ4,
5)。
【0106】一方、ステップ3で、第2のハロゲンヒー
タランプ220が駆動されているならば、温度情報(t2)
が設定温度(T2′:T2″<T2′<T2)未満ならば第2のハ
ロゲンヒータランプ220の駆動を続行し、設定温度(T
2′)以上ならば第2のハロゲンヒータランプ220の駆
動を停止する(ステップ6,7)。
【0107】即ち、制御部500は、第1および第2の
温度検知手段330,340の検知結果が設定温度(T
1″,T2″)以下になったら第1および第2のハロゲンヒ
ータランプ210,220を駆動し、設定温度(T1′,T
2′)以上になったら第1および第2のハロゲンヒータラ
ンプ210,220の駆動を停止する。即ち、動作隙間
のあるヒステリシス制御(オンオフ制御)で第1および第
2のハロゲンヒータランプ210,220を駆動してい
る。
【0108】上記構成によれば、以下のような効果を得
ることができる。 (1) 制御部500は、定着終了後、一定時間、ファン3
50を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の
加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0109】(2) 制御部500は、定着終了後、第2の
温度検知手段340からの温度情報を取り込み、加熱ロ
ーラ91の温度が決められた温度になるまで、ファン3
50を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の
加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0110】(3) 制御部500は、ジャム情報を取り込
み、ジャムならば加熱ローラ91の第1および第2のハ
ロゲンヒータランプ210,220を停止するととも
に、ジャム処理終了時までファン350を駆動すること
により、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオ
ーバーシュートが抑制される。
【0111】(4) 制御部500は、ジャム情報を取り込
み、ジャムならば加熱ローラ91の第1および第2のハ
ロゲンヒータランプ210,220を停止するととも
に、第2の温度検知手段340からの温度情報を取り込
み、加熱ローラ91の温度が決められた温度になるま
で、ジャム処理が終了するまでのうちのいずれかまでフ
ァン350を駆動することにより、加熱ローラ91の停
止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制され
る。
【0112】(5) 制御部500は、ジャム情報を取り込
み、ジャムならば加熱ローラ91の第1および第2のハ
ロゲンヒータランプ210,220を停止するととも
に、一定時間、ジャム処理が終了するまでのうちのいず
れかまでファン350を駆動することにより、加熱ロー
ラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが
抑制される。
【0113】(6) 冷却領域可変手段351を設けたこと
により、加熱ローラ91の冷却領域は、加熱ローラ91
の長手方向で可変であることにより、加熱ローラ91の
停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートを抑制する
場合は加熱ローラ91の全体にわたって冷却できる。
【0114】また、幅の狭い記録紙Pを連続して定着す
る場合の加熱ローラ91の端部の温度上昇を防止する場
合は、加熱ローラ91の端部のみ冷却することができ
る。 (7) 制御部500は、定着出口センサ513からの情報
を取り込み、最終の記録紙Pが通過したならば、すなわ
ち、加熱ローラ91の停止命令前から加熱ローラ91の
第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220
の駆動を停止し、定着制御温度しきい値を定着時より低
い温度に設定することにより、加熱ローラ91の停止時
の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0115】(8) 制御部500は、定着出口センサ51
3からの情報を取り込み、最終の記録紙Pが通過したな
らば、すなわち、加熱ローラ91の停止前から加熱ロー
ラ91の停止時まで、加熱ローラ91の第1および第2
のハロゲンヒータランプ210,220の駆動を停止す
ることにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温
度のオーバーシュートが抑制される。
【0116】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、制御部は、定着終了後、一定時間、前記冷却手
段を駆動することにより、加熱ローラの停止時の加熱ロ
ーラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0117】請求項2記載の発明によれば、制御部は、
定着終了後、前記温度検知手段からの温度情報を取り込
み、前記加熱ローラの温度が決められた温度になるま
で、前記冷却手段を駆動することにより、加熱ローラの
停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制され
る。
【0118】請求項3記載の発明によれば、制御部は、
ジャム情報を取り込み、ジャムならば前記加熱ローラの
加熱手段を停止するとともに、ジャム処理終了時まで前
記冷却手段を駆動することにより、加熱ローラの停止時
の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0119】請求項4記載の発明によれば、制御部は、
ジャム情報を取り込み、ジャムならば前記加熱ローラの
加熱手段を停止するとともに、前記温度検知手段からの
温度情報を取り込み、前記加熱ローラの温度が決められ
た温度になるまで、ジャム処理が終了するまでのうちの
いずれかまで前記冷却手段を駆動することにより、加熱
ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが
抑制される。
【0120】請求項5記載の発明によれば、制御部は、
ジャム情報を取り込み、ジャムならば前記加熱ローラの
加熱手段を停止するとともに、一定時間、ジャム処理が
終了するまでのうちのいずれかまで前記冷却手段を駆動
することにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度
のオーバーシュートが抑制される。
【0121】請求項6記載の発明によれば、冷却手段の
冷却領域は、前記加熱ローラの長手方向で可変であるこ
とにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオー
バーシュートを抑制する場合は加熱ローラ全体にわたっ
て冷却できる。
【0122】また、幅の狭い転写材を連続して定着する
場合の加熱ローラ端部の温度上昇を防止する場合は、加
熱ローラの端部のみ冷却することができる。請求項7記
載の発明によれば、制御部は、前記定着出口検知手段か
らの情報を取り込み、最終の前記転写材が通過したなら
ば、すなわち、加熱ローラの停止命令前から前記加熱ロ
ーラの加熱手段の駆動を停止し、定着制御温度しきい値
を定着時より低い温度に設定することにより、加熱ロー
ラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制
される。
【0123】請求項8記載の発明によれば、前記定着出
口検知手段からの情報を取り込み、最終の前記転写材が
通過したならば、前記加熱ローラの停止時まで、すなわ
ち、加熱ローラの停止命令前から前記加熱ローラの停止
時まで、前記加熱ローラの加熱手段の駆動を停止するこ
とにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオー
バーシュートが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例の定着装置の電気的構成を
説明する図である。
【図2】第1の実施の形態例の定着装置が設けられた画
像形成装置の全体構成図である。
【図3】図2の定着装置の側面図である。
【図4】図3のX方向矢視図である。
【図5】図1の制御部の全体の動作を説明するフロー図
である。
【図6】図3に示す定着装置のウォームアップ制御を説
明するフロー図である。
【図7】図3に示す定着装置のウォームアップ制御を説
明するフロー図である。
【図8】図3に示す定着装置のアイドリング制御を説明
するフロー図である。
【図9】図3に示す定着装置の定着制御を説明するフロ
ー図である。
【図10】図3に示す定着装置の定着制御を説明するフ
ロー図である。
【図11】ジャム中制御のフロー図である。
【図12】図11中の冷却ファン制御のフロー図であ
る。
【図13】図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態
のフロー図である。
【図14】図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態
のフロー図である。
【図15】図3に示す定着装置のコピー終了制御を説明
するフロー図である。
【図16】図3に示す定着装置の他の実施の形態例のコ
ピー終了制御を説明するフロー図である。
【図17】第2の実施の形態例の定着装置の側面図であ
る。
【図18】第2の実施の形態例の定着装置の電気的構成
を説明する図である。
【図19】図18の制御部の全体の動作を説明するフロ
ー図である。
【図20】図19の定着制御1のフロー図である。
【図21】図19の定着制御1のフロー図である。
【図22】図19の定着制御2のフロー図である。
【図23】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフ
ロー図である。
【図24】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフ
ロー図である。
【図25】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフ
ロー図である。
【図26】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフ
ロー図である。
【図27】問題点を説明する図である。
【図28】問題点を説明する図である。
【符号の説明】
91 加熱ローラ 210 第1のハロゲンヒータランプ(加熱手段) 220 第2のハロゲンヒータランプ(加熱手段) 350 ファン(冷却手段) 500 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 祐二 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 本吉 和也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 安齊 英治 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA24 BA29 CA05 CA22 CA44 CA53

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラを冷却する冷却手段と、 定着終了後、一定時間、前記冷却手段を駆動する制御部
    と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラの温度を検知する温度検知手段と、 前記加熱ローラを冷却する冷却手段と、 定着終了後、前記温度検知手段からの温度情報を取り込
    み、前記加熱ローラの温度が決められた温度になるま
    で、前記冷却手段を駆動する制御部と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラを冷却する冷却手段と、 ジャム情報を取り込み、ジャムならば前記加熱ローラの
    加熱手段を停止するとともに、ジャム処理終了時まで前
    記冷却手段を駆動する制御部と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラの温度を検知する温度検知手段と、 前記加熱ローラを冷却する冷却手段と、 ジャム情報を取り込み、ジャムならば前記加熱ローラの
    加熱手段を停止するとともに、前記温度検知手段からの
    温度情報を取り込み、前記加熱ローラの温度が決められ
    た温度になるまで、ジャム処理が終了するまでのうちの
    いずれかまで前記冷却手段を駆動する制御部と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラを冷却する冷却手段と、 ジャム情報を取り込み、ジャムならば前記加熱ローラの
    加熱手段を停止するとともに、一定時間、ジャム処理が
    終了するまでのうちのいずれかまで前記冷却手段を駆動
    する制御部と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段の冷却領域は、前記加熱ロ
    ーラの長手方向で可変であることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラの温度を検知する温度検知手段と、 出口に設けられ、転写材の通過を検出する定着出口検知
    手段と、 前記定着出口検知手段からの情報を取り込み、最終の前
    記転写材が通過したならば、前記加熱ローラの加熱手段
    の駆動を停止し、定着制御温度しきい値を定着時より低
    い温度に設定する制御部と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 内部に加熱手段を有した加熱ローラと、
    該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加
    熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写
    材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着す
    る定着装置であって、 前記加熱ローラの温度を検知する温度検知手段と、 出口に設けられ、転写材の通過を検出する定着出口検知
    手段と前記定着出口検知手段からの情報を取り込み、最
    終の前記転写材が通過したならば、前記加熱ローラの停
    止時まで前記加熱ローラの加熱手段の駆動を停止する制
    御部と、 を設けたことを特徴とする定着装置。
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