JP4048694B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に加熱手段を有した加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
定着装置においては、定着が終了した場合やジャムの場合等、加熱ローラの回転駆動を停止した時に、加熱ローラに設けられた加熱手段の駆動も停止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成の定着装置において、加熱ローラ駆動中に必要な熱量と、駆動停止中に必要な熱量とを比較すると、加圧ローラや雰囲気への熱損失の影響で加熱ローラ駆動中のほうが必要な熱量は多い。
【0004】
従って、加熱ローラ駆動停止直前に加熱手段が駆動されていると、加熱ローラ停止時では、過剰に熱量を蓄えていることになる。
この状態で加熱ローラが停止すると、その過剰な熱のために、図27に示すように、加熱ローラ温度のオーバーシュート(設定温度以上になること)が発生し、加熱ローラの表面層材の耐久性が低下したり、定着装置の高温異常アラームが作動する問題点がある。
【0005】
また、近年、省資源の観点より、加熱ローラの芯金の肉厚を可能な限り薄くして、熱容量を小さくすることがなされている。
この場合、図28に示すように、芯金の肉厚が薄くなるほど、オーバーシュート量は多くなる。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートを抑制する定着装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、所定サイズの転写材の通過領域外の領域を主に加熱する第1の加熱手段と、前記転写材の通過領域を主に加熱する第2の加熱手段とを内部に有する加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着する定着装置であって、前記加熱ローラの軸方向全域にわたって冷却する冷却手段と、前記所定サイズの転写材の通過領域に設けられ、前記加熱ローラの円周方向に移動可能な冷却領域可変手段と、定着終了後、一定時間、前記冷却領域可変手段を前記冷却手段から離して前記冷却手段を駆動し、前記加熱ローラを軸方向全域にわたって冷却する制御部と、を設けたことを特徴とする定着装置である。
【0008】
制御部は、定着終了後、一定時間、前記冷却手段を駆動し、前記加熱ローラを軸方向全域にわたって冷却することにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
請求項2記載の発明は、前記加熱ローラの、前記所定サイズの転写材の通過領域と、当該通過領域外の領域とにそれぞれ温度検出手段を有することを特徴とする請求項1記載の定着装置である。
【0009】
制御部は、定着終了後、前記温度検知手段からの温度情報を取り込み、前記加熱ローラの温度が決められた温度になるまで、前記冷却手段を駆動することにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0022】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態例>
(全体構成)
最初に、図2を用いて、第1の実施の形態例の定着装置が設けられた画像形成装置の全体構成を説明する。
【0023】
図において、画像形成装置1は、自動原稿搬送装置(通称ADF)Aと、自動原稿搬送装置Aにより搬送される原稿の画像を読み取るための原稿画像読取部Bと、読み取った原稿画像を処理する画像制御部Cと、画像処理後のデータに従って、感光ドラムからなる像担持体10上に書込みを行なう書込みユニット12を含む書込み部Dと、像担持体10及びその周囲に帯電電極14,磁気ブラシ型現像装置からなる現像手段16,転写電極18,分離電極20,クリーニング手段21等の画像形成手段を含む画像形成部Eと、転写材(以下、記録紙という)Pを収容するトレイ等の複数の用紙収容手段(以下、給紙トレイ又はトレイという)22,24のための収納部F等を有している。
【0024】
自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台26と、ローラR1を含むローラ群及び原稿の移動通路を適宜切り替えるための切替手段を含む原稿搬送処理部28を主要素とする。
【0025】
原稿画像読取部Bは、天板ガラスGの下にあり、光路長を保って往復移動できる二つのミラーユニット30,31、固定の結像レンズ(以下、レンズという)33、ライン状の撮像素子(以下、CCDという)35等からなり、書込み部Dはレーザ光源40、ポリゴンミラー(偏光器)42等からなる。
自動原稿搬送装置Aは、従来の自動原稿搬送装置と構成上の相違はあるものの原理はそのものは公知であり、又、原稿画像読取部B、書込み部D、画像処理手段(像担持体10上にトナー画像を形成し、かつ、シート上にトナー画像を転写させる手段)を備えた画像形成装置及び画像形成プロセスはよく知られているので、その説明は簡略に行なう。
【0026】
尚、転写電極18の手前側に示すR10はレジストローラであり、分離電極の下流側に示すHは定着装置(詳細は後述する)であり、加熱ローラ91とこの加熱ローラ91に圧接する加圧ローラ92とを備えており、加熱ローラ91と、加圧ローラ92との間にトナー画像が転写された記録紙Pが定着することにより、トナー画像が記録紙P上に熱定着される。
【0027】
上記構成において、像担持体10上にトナー画像を形成し、シート上の転写させた後、排紙トレイに排紙するプロセスは、以下のとおりである。
尚、本明細書では、転写電極がある転写領域を画像記録部という場合がある。
【0028】
原稿載置台26上に載置される原稿(図示せず)の一枚が原稿搬送処理部28中で搬送され、ローラR1の下を通過中に、露光手段Lによるスリット露光が行なわれる。
【0029】
原稿からの反射光は、固定位置にあるミラーユニット30,31及びレンズ33を経て、CCD上に結合され、読み取られる。
原稿画像読取部Bで読み取られた画像情報は、画像処理手段により処理され、符号化されて画像制御基板C上にあるメモリに格納される。
【0030】
画像データは、画像形成に応じて呼び出され、当該画像データに従って書込み部Dにおけるレーザ光源40が駆動され、像担持体10上に露光が行なわれる。
この露光に先立ち、矢印方向(反時計方向)に回転する像担持体10は、帯電電極14のコロナ放電により所定の表面電位が付与されているが、露光により露光部の電位が露光量に応じて減じ、結果として、画像データに応じた静電潜像が像担持体10上に形成される。
【0031】
静電潜像は、現像手段16により反転現像され、可視像(トナー像)とされる。
一方、像担持体10上のトナー像の先端部が転写領域に到達する前に、例えば、給紙トレイ22内の一枚のシートPが給紙搬送されて、レジストローラR10に到達し、先端規制されている。
【0032】
シートPはトナー像、即ち、像担持体10上の画像領域と重畳するように、同期をとって回転を開始するレジストローラR10により転写領域に向けて搬送される。
【0033】
転写領域において、像担持体10上のトナー像は、転写電極の付勢によりシートP上に転写されて、次いで、シートPは分離電極20の付勢により像担持体10から分離される。
【0034】
その後、定着装置Hの加熱,加圧により、トナー像を形成するトナー粉末はシートP上に溶融定着され、シートPは排紙通路78及び排紙ローラ79を介して排紙トレイT上に排紙される。
【0035】
(定着装置)
定着装置Hの構成を図3及び図4を用いて詳細に説明する。図3は定着装置Hの側面図、図4は図3のX方向矢視図である。
【0036】
加熱ローラ91において、191は両端面が開放された円筒状の芯金(ローラ基体)である。
この芯金191の外周面には、離型性層194が形成されている。
【0037】
本実施の形態例では、芯金191の材質はアルミニウム、鉄のうちのいずれか、離型性層194の材質としてはPFA(テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体),四フッ化エチレン等の離型性の良い樹脂とした。
【0038】
更に、芯金191の肉厚を2.0mm以下、離型性層194の膜厚を約20μmとした。
加熱ローラ91の内部には、所定サイズの記録紙Pの通過領域内で、所定サイズの記録紙Pの通過領域外の領域(L1)を主に加熱する第1の加熱手段としての第1のハロゲンヒータランプ210と、所定サイズの記録紙Pの通過領域(L2)を主に加熱する第2の加熱手段としての第2のハロゲンヒータランプ220とが設けられている。
【0039】
加圧ローラ92は、発泡シリコンゴムの円周面にPFAチューブをかぶせた構造であり、表面硬度(アスカーC硬度)を35〜75とした。
そして、加圧ローラ92はスプリング90の付勢力でもって、加熱ローラ91を総荷重5〜25kgfで押圧し、加圧ローラ92と、加熱ローラ91との間のニップ圧を0.2〜2.0kgf/平方cm、ニップ通過時間を20〜40msecとした。
【0040】
本実施の形態例の定着装置Hには、図4に示すように、二つの温度検知手段330,340が設けられている。一つは、領域L1の加熱ローラ91の温度を検知する第1の温度検知手段330と、領域L2の加熱ローラ91の温度を検出する第2の温度検知手段340である。尚、本実施の形態例では、温度検知手段は、サーミスタを用いた。
【0041】
また、加熱ローラ91の第1のハロゲンヒータランプ210と、第2のハロゲンヒータランプ220との境界近傍には、サーモスタット120を設けた。
350は加熱ローラ91の軸方向全域(領域L1および領域L2)にわたって冷却する複数のファンである。
【0042】
また、351は領域L2に設けられ、加熱ローラ91の円周方向に移動可能であり、ファン350近傍に移動することによりファン350からの風を領域L2に当たるのを防止し、ファン350より離れることによりファン350からの風を加熱ローラの全域に当たるのを許可する冷却領域可変手段である。
【0043】
クリーニング機構100は、芳香族ポリアミドの不織布製のウエブ101が巻かれた元巻きローラ103と、ウエブ101を巻き取る巻き取りローラ105と、ウエブ101を加熱ローラ91に押し付けるウエブバックアップローラ107とからなっている。
【0044】
この巻き取りローラ105は、所定の枚数の記録紙Pへの画像形成を行うと、所定量回転駆動され、ウエブ101の未使用部分が加熱ローラ91に押接するようになっている。
【0045】
次に、図1を用いて、第1の実施の形態例の定着装置の電気的構成を説明する。図1は図3に示す定着装置の電気的構成を説明するブロック図である。
図において、310は第1のハロゲンヒータランプ210駆動する回路からなる第1の加熱駆動手段、320はハロゲンヒータランプ220を駆動する回路からなる第2の駆動加熱手段である。
【0046】
500は制御部で、第1の温度検知手段330からの温度情報(t1)と、第2の温度検知手段340からの温度情報(t2)と、画像形成装置本体の電源スイッチがオンされると、画像形成装置本体から送られる起動命令と、画像形成装置本体のコピーボタンがオンされると、画像形成装置本体から送られるコピー命令と、記録紙サイズ情報(W)と設定コピー枚数情報(I)と、画像形成装置の各所に設けられ、記録紙Pのジャムを検出するジャム検知手段から送られるジャム情報(J)を取り込んで、第1及び第2の加熱駆動手段310,320を介して第1及び第2のハロゲンヒータランプ210,220、冷却駆動手段360を介してファン350、冷却領域可変手段351を駆動するものである。
【0047】
また、制御部500は、タイマ501を有している。
次に、上記構成の定着装置の動作を図5〜図16を用いて説明する。
先ず、制御部500の全体の動作を説明するフロー図である図5を用いて、定着装置の全体の動作を説明する。
【0048】
電源スイッチがオンされると、ウォームアップ制御(ステップ1)がなされ、ウォームアップが終了すると、コピー命令があるまでアイドリング制御(ステップ2)を行なって、待機する。
【0049】
アイドリング制御中にコピー命令があると(ステップ3)、定着制御(ステップ4)を行なう。
定着制御中にジャムが発生すると(ステップ5)、ジャム処理が終了するまでジャム中制御(ステップ6)を行ない、また、コピー終了命令があると(ステップ7)、コピー終了制御(ステップ8)を行い、アイドリング制御(ステップ2)へ戻る。
【0050】
次に、ウォームアップ制御、アイドリング制御、定着制御、ジャム中制御、コピー終了制御を説明する。
(ウォームアップ制御)
図3に示す定着装置のウォームアップ制御を説明するフロー図である図6及び図7を用いて説明する。
【0051】
図6において、(a)図は第1のハロゲンヒータランプのウォームアップ制御を示すフロー図、(b)図は第2のハロゲンヒータランプのウォームアップ制御を示すフロー図、図7はウォームアップ制御の終了判断動作を示すフロー図である。
【0052】
制御部500はウォームアップ制御として、図6(a),(b)、図7に示す3つのフローを200msec毎に行っている。
図6(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1)との比較を行う(ステップ1)。
【0053】
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動する(ステップ2)。
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を停止し(ステップ3)、ウォーミングアップ(WU)終了フラグ1をオンとする(ステップ4)。
【0054】
同様に、図6(b)に示すルーチンにおいて、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステップ1)。
【0055】
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動する(ステップ2)。
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を停止し(ステップ3)、ウォーミングアップ(WU)終了フラグ2をオンとする(ステップ4)。
【0056】
図7に示すフローにおいて、WU終了フラグ1及びWU終了フラグ2が共にオンがどうかを見て(ステップ1)、共にオンになっているならば、WU終了フラグをオンとする(ステップ2)。
【0057】
(アイドリング制御)
図3に示す定着装置のアイドリング制御を説明するフロー図である図8を用いて説明する。
【0058】
図8において、(a)図は第1のハロゲンヒータランプのアイドリング制御を示すフロー図、(b)図は第2のハロゲンヒータランプのアイドリング制御を示すフロー図である。
【0059】
制御部500はアイドリング制御として、図8(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行っている。
図8(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1′)との比較を行う(ステップ1)。
【0060】
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1′)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動する(ステップ2)。
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1′)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を停止する(ステップ3)。
【0061】
同様に、図8(b)に示すフローにおいて、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2′)との比較を行う(ステップ1)。
【0062】
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2′)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動する(ステップ2)。
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2′)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を停止する(ステップ3)。
【0063】
(定着制御)
図3に示す定着装置の定着制御を説明するフロー図である図9〜図10を用いて説明する。
【0064】
図9において、(a)図は第1のハロゲンヒータランプのコピー制御を示すフロー図、(b)図は第2のハロゲンヒータランプのコピー制御を示すフロー図である。また、図10において、(a)図は冷却ファンの駆動制御を示すフロー図、(b)図は冷却ファンの停止制御を示すフロー図である。
【0065】
制御部500は、コピー制御として、図10(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行っている。
図9(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1″)との比較を行う(ステップ1)。
【0066】
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1″)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動する(ステップ2)。
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1″)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を停止する(ステップ3)。
【0067】
同様に、図9(b)に示すフローにおいて、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2″)との比較を行う(ステップ1)。
【0068】
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2″)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動する(ステップ2)。
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2″)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を停止する(ステップ3)。
【0069】
更に、コピー命令があると、制御部500は図10(a)のフローを1回実行する。
図10(a)に示すフローにおいて、制御部500は、コピー命令があると、記録紙Pのサイズ情報(w)を読み込み(ステップ1)、通紙される記録紙Pのサイズ(w)が予め決められた所定サイズ(W:例えば、B5R)とを比較し(ステップ2)、通紙される記録紙Pのサイズ(w)が予め決められた所定サイズ(W)以下の場合には、ファン350からの風を領域L2に当たるのを防止する位置に冷却領域可変手段351を駆動して、ファン350を駆動する(ステップ3)。
【0070】
(ジャム中制御:請求項3〜5に対応)
図3に示す定着装置のジャム中制御を説明するフロー図である図11〜図14を用いて説明する。
【0071】
図11はジャム中制御のフロー図、図12は図11中の冷却ファン制御のフロー図、図13は図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態のフロー図、図13は図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態のフロー図である。
【0072】
定着制御中にジャムが発生すると、図11に示すようなジャム中制御に移行する。
図11において、制御部500はジャム情報(J)を取り込むと、制御部500は第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220の駆動を停止し(ステップ1)、冷却ファン制御(ステップ2)を行う。
【0073】
冷却ファン制御は、図12に示すように、制御部500はファン350を駆動する(ステップ1)。この時、制御部500は、冷却領域可変手段351をファン350より離れ、ファン350からの風を加熱ローラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させてもよい。
【0074】
そして、ジャム処理が終了したら(ステップ2)、制御部500はファン350の駆動を停止し(ステップ3)、ジャム中制御を終了し、定着制御を続行する。
なお、冷却ファン制御は、図12に示すフローに限定するものではない。
【0075】
図13に示すようなフローであってもよい。
図において、制御部500はファン350を駆動する(ステップ1)。この時、制御部500は、冷却領域可変手段351をファン350より離れ、ファン350からの風を加熱ローラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させる。
【0076】
次に、第2の温度検知手段340からの温度情報(t2)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0077】
加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定温度(T2)より低くなるまでファン350の駆動を行ない、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定温度(T2)より低くなった場合、または、ジャム処理が終了した場合(ステップ4)、ファン350の駆動を停止し(ステップ5)、ジャム中制御を終了し、定着制御を続行する。
【0078】
また、図14に示すようなフローであってもよい。
図において、制御部500は、タイマ501を駆動し(ステップ1)、ファン350を駆動する(ステップ2)。この時、制御部500は、冷却領域可変手段351をファン350より離れ、ファン350からの風を加熱ローラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させる。
【0079】
そして、ファン350の駆動時間(t3)を読み込み(ステップ3)、設定時間(T3)になったら(ステップ4)、または、ジャム処理が終了したら(ステップ5)、ファン350の駆動を停止し(ステップ6)、ジャム中制御を終了し、定着制御を続行する。
【0080】
(コピー終了制御:請求項1〜2に対応)
図3に示す定着装置のコピー終了制御を説明するフロー図である図15および図16を用いて説明する。図15はコピー終了制御のフロー図、図16は他の実施の形態例のコピー終了制御のフロー図である。
【0081】
図15において、コピーが終了すると、制御部500は、ファン350を駆動する(ステップ1)。
次に、第2の温度検知手段340からの温度情報(t2)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0082】
加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定温度(T2)より低くなるまでファン350の駆動を行ない、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)が所定温度(T2)より低くなった場合、ファン350の駆動を停止し(ステップ4)、コピー終了制御を終了し、アイドリング制御を行う。
【0083】
また、図16に示すようなフローでもよい。
図において、制御部500は、タイマ501を駆動し(ステップ1)、ファン350を駆動する(ステップ2)。この時、制御部500は、冷却領域可変手段351をファン350より離れ、ファン350からの風を加熱ローラ91の全域に当たるのを許可する位置に移動させてもよい。
【0084】
そして、ファン350の駆動時間(t3)を読み込み(ステップ4)、設定時間(T3)になったら(ステップ4)、ファン350の駆動を停止し(ステップ5)、コピー終了制御を終了し、アイドリング制御を行う。
【0085】
<第2の実施の形態例>
本実施の形態例と第1の実施の形態例との同一部分には同一符号を付し重複説明は省略する。
【0086】
(定着装置)
図17および図18を用いて説明する。図17に示すように、定着装置の出口には、記録紙Pの通過を検出する定着出口検知手段としての定着出口センサ513を設けている。
【0087】
また、本実施の形態例の定着装置の電気的構成を示す図18において、制御部500は、第1の温度検知手段330からの温度情報(t1)と、第2の温度検知手段340からの温度情報(t2)と、画像形成装置本体の電源スイッチがオンされると、画像形成装置本体から送られる起動命令と、定着出口センサ513からの情報と、画像形成装置本体のコピーボタンがオンされると、画像形成装置本体から送られるコピー命令と、記録紙サイズ情報(W)と設定コピー枚数情報(I)と、ジャム検知手段から送られるジャム情報(J)を取り込んで、第1及び第2の加熱駆動手段310,320を介して第1及び第2のハロゲンヒータランプ210,220、冷却駆動手段360を介してファン350、冷却領域可変手段351を駆動するものである。
【0088】
次に、上記構成の定着装置の動作を図19〜図23を用いて説明する。
先ず、制御部500の全体の動作を説明するフロー図である図19を用いて、定着装置の全体の動作を説明する。
【0089】
電源スイッチがオンされると、ウォームアップ制御(ステップ1)がなされ、ウォームアップが終了すると、コピー命令があるまでアイドリング制御(ステップ2)を行なって、待機する。
【0090】
アイドリング制御中にコピー命令があると(ステップ3)、定着制御1(ステップ4),定着制御2(ステップ5)を行なう。
コピー終了命令があると(ステップ6)、アイドリング制御(ステップ2)へ戻る。
【0091】
ここで、ウォームアップ制御、アイドリング制御は、第1の実施の形態例と同一なので説明は省略する。
(定着制御1)
図20に示すように、制御部500は、ラスト紙が定着出口センサ513を通過するまでは、第1の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1)との比較を行う(ステップ3)。
【0092】
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210を駆動する(ステップ4)。
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を停止する(ステップ5)。
【0093】
同様に、図21に示すように、制御部500は、ラスト紙が定着出口センサ513を通過するまでは、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0094】
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220を駆動する(ステップ4)。
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を停止する(ステップ5)。
【0095】
一方、図20および図21でのステップ1でラスト紙が定着出口センサ513を通過すると、第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220の駆動を停止し(ステップ6)、定着制御2へ移行する。
【0096】
(定着制御2:請求項7および8に対応)
図22に示すように、第1および第2ののハロゲンヒータランプ210,220の駆動の停止は、加熱ローラ91の駆動停止命令が出るまで続行する(ステップ1)。
【0097】
また、図23および図24に示すようなフローでもよい。
これら図に示すように、加熱ローラ91の駆動停止命令が出るまで(ステップ1)、以下の動作を行う。
【0098】
図23に示すように、第1の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1′:T1′<T1)との比較を行う(ステップ3)。
【0099】
加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1′)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210を駆動し(ステップ4)、また、加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1′)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を停止し(ステップ5)、ステップ1に戻る。
【0100】
同様に、図24に示すように、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み(ステップ2)、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T2′:T2′<T2)との比較を行う(ステップ3)。
【0101】
加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2′)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220を駆動し(ステップ4)、また、加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2′)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を停止し(ステップ5)、ステップ1に戻る。
【0102】
すなわち、定着時より低い温度に制御する。
また、図25および図26に示すようなフローでもよい。
これら図において、加熱ローラ91の駆動停止命令が出るまで(ステップ1)、以下の動作を行う。
【0103】
図25に示すように、第1の温度検知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み(ステップ2)、第1のハロゲンヒータランプ210が駆動されているかどうかを見て(ステップ3)、駆動していない場合、温度情報(t1)が設定温度(T1″:T1″<T1′<T1)以上ならば第1のハロゲンヒータランプ210の駆動の停止を続行し、設定温度(T1″)未満ならば、第1のハロゲンヒータランプ210を駆動する(ステップ4,5)。
【0104】
一方、ステップ3で、第1のハロゲンヒータランプ210が駆動されているならば、温度情報(t1)が設定温度(T1′:T1″<T1′<T1)未満ならば第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を続行し、設定温度(T1′)以上ならば第1のハロゲンヒータランプ210の駆動を停止する(ステップ6,7)。
【0105】
同様に、図26に示すように、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り込み(ステップ2)、第2のハロゲンヒータランプ220が駆動されているかどうかを見て(ステップ3)、駆動が停止していない場合、温度情報(t2)が設定温度(T2″:T2″<T2′<T2)以上ならば第2のハロゲンヒータランプ220の駆動の停止を続行し、設定温度(T2″)未満ならば、第2のハロゲンヒータランプ220を駆動する(ステップ4,5)。
【0106】
一方、ステップ3で、第2のハロゲンヒータランプ220が駆動されているならば、温度情報(t2)が設定温度(T2′:T2″<T2′<T2)未満ならば第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を続行し、設定温度(T2′)以上ならば第2のハロゲンヒータランプ220の駆動を停止する(ステップ6,7)。
【0107】
即ち、制御部500は、第1および第2の温度検知手段330,340の検知結果が設定温度(T1″,T2″)以下になったら第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220を駆動し、設定温度(T1′,T2′)以上になったら第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220の駆動を停止する。即ち、動作隙間のあるヒステリシス制御(オンオフ制御)で第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220を駆動している。
【0108】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 制御部500は、定着終了後、一定時間、ファン350を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0109】
(2) 制御部500は、定着終了後、第2の温度検知手段340からの温度情報を取り込み、加熱ローラ91の温度が決められた温度になるまで、ファン350を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0110】
(3) 制御部500は、ジャム情報を取り込み、ジャムならば加熱ローラ91の第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220を停止するとともに、ジャム処理終了時までファン350を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0111】
(4) 制御部500は、ジャム情報を取り込み、ジャムならば加熱ローラ91の第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220を停止するとともに、第2の温度検知手段340からの温度情報を取り込み、加熱ローラ91の温度が決められた温度になるまで、ジャム処理が終了するまでのうちのいずれかまでファン350を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0112】
(5) 制御部500は、ジャム情報を取り込み、ジャムならば加熱ローラ91の第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220を停止するとともに、一定時間、ジャム処理が終了するまでのうちのいずれかまでファン350を駆動することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0113】
(6) 冷却領域可変手段351を設けたことにより、加熱ローラ91の冷却領域は、加熱ローラ91の長手方向で可変であることにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートを抑制する場合は加熱ローラ91の全体にわたって冷却できる。
【0114】
また、幅の狭い記録紙Pを連続して定着する場合の加熱ローラ91の端部の温度上昇を防止する場合は、加熱ローラ91の端部のみ冷却することができる。
(7) 制御部500は、定着出口センサ513からの情報を取り込み、最終の記録紙Pが通過したならば、すなわち、加熱ローラ91の停止命令前から加熱ローラ91の第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220の駆動を停止し、定着制御温度しきい値を定着時より低い温度に設定することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0115】
(8) 制御部500は、定着出口センサ513からの情報を取り込み、最終の記録紙Pが通過したならば、すなわち、加熱ローラ91の停止前から加熱ローラ91の停止時まで、加熱ローラ91の第1および第2のハロゲンヒータランプ210,220の駆動を停止することにより、加熱ローラ91の停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0116】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1記載の発明によれば、制御部は、定着終了後、一定時間、前記冷却手段を駆動し、前記加熱ローラを軸方向全域にわたって冷却することにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【0117】
請求項2記載の発明によれば、制御部は、定着終了後、前記温度検知手段からの温度情報を取り込み、前記加熱ローラの温度が決められた温度になるまで、前記冷却手段を駆動することにより、加熱ローラの停止時の加熱ローラ温度のオーバーシュートが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例の定着装置の電気的構成を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態例の定着装置が設けられた画像形成装置の全体構成図である。
【図3】図2の定着装置の側面図である。
【図4】図3のX方向矢視図である。
【図5】図1の制御部の全体の動作を説明するフロー図である。
【図6】図3に示す定着装置のウォームアップ制御を説明するフロー図である。
【図7】図3に示す定着装置のウォームアップ制御を説明するフロー図である。
【図8】図3に示す定着装置のアイドリング制御を説明するフロー図である。
【図9】図3に示す定着装置の定着制御を説明するフロー図である。
【図10】図3に示す定着装置の定着制御を説明するフロー図である。
【図11】ジャム中制御のフロー図である。
【図12】図11中の冷却ファン制御のフロー図である。
【図13】図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態のフロー図である。
【図14】図11中の冷却ファン制御の他の実施の形態のフロー図である。
【図15】図3に示す定着装置のコピー終了制御を説明するフロー図である。
【図16】図3に示す定着装置の他の実施の形態例のコピー終了制御を説明するフロー図である。
【図17】第2の実施の形態例の定着装置の側面図である。
【図18】第2の実施の形態例の定着装置の電気的構成を説明する図である。
【図19】図18の制御部の全体の動作を説明するフロー図である。
【図20】図19の定着制御1のフロー図である。
【図21】図19の定着制御1のフロー図である。
【図22】図19の定着制御2のフロー図である。
【図23】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフロー図である。
【図24】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフロー図である。
【図25】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフロー図である。
【図26】図19の定着制御2の他の実施の形態例のフロー図である。
【図27】問題点を説明する図である。
【図28】問題点を説明する図である。
【符号の説明】
91 加熱ローラ
210 第1のハロゲンヒータランプ(加熱手段)
220 第2のハロゲンヒータランプ(加熱手段)
350 ファン(冷却手段)
500 制御部

Claims (2)

  1. 所定サイズの転写材の通過領域外の領域を主に加熱する第1の加熱手段と、前記転写材の通過領域を主に加熱する第2の加熱手段とを内部に有する加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加熱ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写材を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着する定着装置であって、
    前記加熱ローラの軸方向全域にわたって冷却する冷却手段と、
    前記所定サイズの転写材の通過領域に設けられ、前記加熱ローラの円周方向に移動可能な冷却領域可変手段と、
    定着終了後、一定時間、前記冷却領域可変手段を前記冷却手段から離して前記冷却手段を駆動し、前記加熱ローラを軸方向全域にわたって冷却する制御部と、
    を設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加熱ローラの、前記所定サイズの転写材の通過領域と、当該通過領域外の領域とにそれぞれ温度検出手段を有することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
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