JP4509138B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4509138B2
JP4509138B2 JP2007121116A JP2007121116A JP4509138B2 JP 4509138 B2 JP4509138 B2 JP 4509138B2 JP 2007121116 A JP2007121116 A JP 2007121116A JP 2007121116 A JP2007121116 A JP 2007121116A JP 4509138 B2 JP4509138 B2 JP 4509138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
image
conditions
unit
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007121116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008276009A (ja
Inventor
憲治 北見
泰範 水口
建治 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007121116A priority Critical patent/JP4509138B2/ja
Priority to US12/111,236 priority patent/US7945180B2/en
Priority to CN2008100949340A priority patent/CN101303544B/zh
Publication of JP2008276009A publication Critical patent/JP2008276009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4509138B2 publication Critical patent/JP4509138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/70Detecting malfunctions relating to paper handling, e.g. jams
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6573Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing

Description

本発明は、定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。より具体的には、画像形成装置の定着装置でJAM(paper jam;紙詰まり)が発生した後の再印字時に、JAMが再発生することを防止するための技術に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置には、記録紙上の未定着トナーを溶融・固着する定着装置が設けられている。
定着装置としては、加熱ローラと加圧ローラとを備えた熱ローラ定着方式が多用されている。熱ローラ定着方式の定着装置は、加熱ローラの内部、あるいは加熱ローラおよび加圧ローラの内部に発熱源(ヒータ)を備えており、両ローラの表面が加熱される。そして、ローラの熱によって未定着トナーを溶融させるとともに、溶融させた未定着トナーを加熱ローラと加圧ローラとの圧接力によって記録紙に固着させるようになっている。
ところで、近年の画像形成装置においては、単位時間あたりの印字枚数を増加させるために、プロセス速度(用紙搬送速度)の高速化が図られている。このため、近年の画像形成装置では、記録紙が定着ニップ部(加熱ローラと加圧ローラとの当接部)を通過する通過時間が短くなっている。そこで、通過時間が短くなっても適切な定着性能を確保できるように、加熱ローラと加圧ローラとの圧接力は強く設定される傾向にある。なお、圧接力を強くすることなく定着ニップ幅を広げることで未定着トナー像への熱供給量を多くして定着性能を向上させることも考えられるが、この場合には圧接された広い面積を記録紙が通過することによって記録紙にシワが発生するという問題がある。
ところが、加熱ローラと加圧ローラとの圧接力を強くすると、記録紙の印字面と加熱ローラとの吸着力(付着力)が強くなるので、加熱ローラから記録紙が適切に剥離せず、定着装置においてJAM(定着JAM)が発生しやすくなる。
図6は、熱ローラ定着方式の定着装置において発生するJAMの例を示した説明図である。この図に示す定着装置200は、加熱ローラ201、加圧ローラ202、クリーニング装置203、用紙剥離爪204a,204b、ヒータ205a〜205c、加熱ローラカバー206、加圧ローラカバー207などを備えている。
図6に示したJAM例1およびJAM例2は、用紙剥離爪204aで記録紙の先端が加熱ローラ201から適切に剥離しなかった場合に生じるJAMの一例である。定着装置においてこれらのJAMが発生すると、ユーザがJAMの生じた記録紙を取り除く処理を行う必要が有り、非常に手間がかかる。また、例えばJAM例2のように加熱ローラカバー206の内側にJAMの生じた記録紙が入り込んでしまった場合などには、記録紙を取り除くこと自体が困難になる場合もある。また、JAMが生じた直後には定着装置内は高温になっているので、定着装置内の温度が低下するのを待って記録紙の除去作業を行う必要があり、時間がかかる。
なお、定着装置でJAMが発生した場合、通常は、画像形成装置内に滞留する用紙をユーザが取り除いた後、JAMが生じた用紙に対する印字画像と同じ画像が同じ画像形成条件で他の用紙に再印字(リトライ印字)される(例えば特許文献1参照)。
図7は、従来の画像形成装置における印字処理の流れの一例を示すフロー図である。この図に示す例では、ユーザからの印字要求(例えばプリンタモード、FAXモード、あるいはコピーモード)が入力されると(S101)、入力された画像データに対して印字出力用の画像処理が行われ(S102)、画像処理を施した画像データがメモリに一旦格納される(S103)。
そして、S103でメモリに格納された画像データに応じた画像が用紙に印字処理される(S104)。この際、印字処理工程においてJAMが発生したか否かが検知される(S105)。そして、JAMが発生していない場合には未印字の画像データが残っているか否かが判断され、残っている場合には未印字の画像データに対してS104の印字処理が行われる(S106)。未印字の画像データが残っていない場合には処理が終了する。
一方、S105においてJAMが発生したと検知された場合、画像形成装置の印字動作が停止される(S107)。そして、画像形成装置に備えられる表示部にJAMが発生した旨が表示される(S108)。ユーザはこの表示に基づいてJAMが発生した用紙および装置内に滞留している用紙を取り除く。そして、JAMが発生した用紙および装置内に滞留している用紙が取り除かれたか否かが判定される(S109)。そして、これらの用紙が取り除かれた場合、画像形成装置の各部品の装着が完了したか否か(各部品が装着され、外装が閉められたか否か)が判断される(S110)。そして、部品装着が完了した場合には画像形成装置の初期化が行われ(S111)、S103においてメモリに格納された画像データに基づいてS104の印字処理が再び行われる(再印字処理)。
特開2006−251488号報(公開日:2006年9月21日)
しかしながら、上記従来の技術では、JAMが発生した場合、JAMが発生した時と同じ画像が、JAMが発生したときと同じ画像形成条件で再印字されるので、前回と同様のJAMが繰り返し発生する可能性が高いという問題がある。
つまり、画像データと画像形成条件との組み合わせがその画像形成装置の定着装置においてJAMが生じやすい組み合わせである場合、JAMが発生したときと同じ画像形成条件で再印字すると、前回と同様のJAMが繰り返し発生してしまう可能性が非常に高い。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、定着装置において同じ画像についてのJAMが繰り返し発生することを防止することにある。
本発明の画像形成装置は、上記の課題を解決するために、記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備え、画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成装置であって、上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうちの少なくとも1つを搬送エラーが生じたときの条件とは異ならせる制御手段を備えていることを特徴としている。
本発明の画像形成方法は、上記の課題を解決するために、記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置によって画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうちの少なくとも1つを搬送エラーが生じたときの条件とは異ならせることを特徴としている。
上記の画像形成装置および画像形成方法によれば、定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうちの少なくとも1つを搬送エラーが生じたときの条件とは異ならせる。このように、搬送エラーが生じた時とは異なる動作条件で再形成を行うことにより、定着手段において搬送エラーが繰り返し生じる確率を低減できる。また、搬送エラーが繰り返し生じる確率を低減することにより、画像形成処理効率の向上、記録材やトナー、消費電力の無駄の低減、ランニングコストの低減、および、定着装置への負荷低減による定着装置の長寿命化などを図ることができる。
なお、再形成時に異ならせる上記条件は、上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件であることが好ましい。定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーの発生時とは異ならせることにより、定着手段において搬送エラーが繰り返し生じる確率を効果的に低減できる。
また、再形成時に異ならせる上記条件は、記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件であってもよい。
上記の構成によれば、記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更することで、定着手段からの記録材の剥離性を向上させ、搬送エラーが生じる確率を低減することができる。
また、上記搬送手段は、記録材をトナー像が転写される転写位置に所定のタイミングで送出するタイミング制御手段を備えており、再形成時に異ならせる上記条件は、上記タイミング制御手段から上記転写位置に記録材を送出するタイミングであってもよい。
上記の構成によれば、上記の幅を容易に変更することができる。また、例えば画像データに対して画像処理を施すことによって上記の幅を変更する構成に比べて、処理の簡略化および処理時間の低減を図ることができる。
また、再形成時に異ならせる上記条件は、記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件であってもよい。
上記の構成によれば、記録材に転写するトナー像の濃度を変更することで、定着手段からの記録材の剥離性を向上させ、搬送エラーが生じる確率を低減することができる。
また、上記像形成手段は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、上記帯電された像担持体上に画像データに応じた静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成する現像手段と、上記像担持体上のトナー像を上記記録材に転写させる転写手段とを備えており、再形成時に異ならせる上記条件は、上記像担持体の帯電電位、および現像時に上記像担持体と上記現像手段との間に印加する電圧のうちの少なくとも一方であってもよい。
上記の構成によれば、トナー像の濃度を容易に変更することができる。また、例えば画像データに対して画像処理を施すことによってトナー像の濃度を変更する構成に比べて、処理の簡略化および処理時間の低減を図ることができる。
また、再形成時に異ならせる上記条件は、画像形成時における上記定着手段の温度であってもよい。
上記の構成によれば、画像形成時における定着手段の温度を変更することで、定着手段からの記録材の剥離性を向上させ、搬送エラーが生じる確率を低減することができる。
また、再形成時に異ならせる上記条件は、記録材の搬送速度であってもよい。
上記の構成によれば、記録材の搬送速度を変更することにより、搬送エラーが生じる確率を低減できる。
また、再形成時に異ならせる上記条件の優先順位を記憶した記憶手段を備え、上記制御手段は、再形成時に異ならせる上記条件を、再形成を実行した回数と上記優先順位とに基づいて決定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、搬送エラーが生じる毎に条件を順次変更することができるので、再形成時に搬送エラーが再発する確率を低減するとともに、画像品質の低下を最小限に留めることができる。
また、上記記憶手段には、上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準が記憶されており、上記制御手段は、上記判定基準に基づいて変更する必要のある条件を抽出し、再形成時に異ならせる上記条件を、上記抽出結果と再形成の実行回数と上記優先順位とに基づいて決定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、変更する必要のある条件を抽出するとともに、抽出した条件の優先順位に基づいて搬送エラーが生じる毎に条件を順次変更することができるので、再形成時に搬送エラーが再発する確率を効果的に低減するとともに、画像品質の低下を最小限に留めることができる。
また、上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準を記憶した記憶手段を備え、上記制御手段は、上記判定基準に基づいて変更する必要のある条件を抽出し、再形成時に異ならせる上記条件を、抽出した条件の中から選択する構成としてもよい。
上記の構成によれば、変更する必要のある条件を抽出し、抽出した条件の中から再形成時に異ならせる条件を選択するので、最形成時に搬送エラーが再発する確率を効果的に低減するとともに、画像品質の低下を最小限に留めることができる。
また、ユーザに画像形成装置の故障に起因する搬送エラーが生じたことを通知するための通知手段を備えており、上記制御手段は、再形成を所定回数行っても搬送エラーの発生を回避できない場合に、上記通知手段を制御して当該搬送エラーが画像形成装置の故障に起因するものである旨を通知させる構成としてもよい。なお、上記通知手段は、画像形成装置の故障に起因する搬送エラーが生じた旨を通知できる構成であればよく、例えば画像形成装置に備えられた画像表示手段であってもよく、音声出力手段であってもよく、所定のランプ等を点灯あるいは点滅させることで通知する手段であってもよい。
上記の構成によれば、画像形成装置の故障に起因する搬送エラーである場合に、その旨をユーザに適切に通知することができる。
以上のように、本発明の画像形成装置および画像形成方法は、定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうちの少なくとも1つを搬送エラーが生じたときの条件とは異ならせる。
それゆえ、定着手段において搬送エラーが繰り返し生じる確率を低減できる。また、搬送エラーが繰り返し生じる確率を低減することにより、画像形成処理効率の向上、記録材やトナー、消費電力の無駄の低減、ランニングコストの低減、および、定着装置への負荷低減による定着装置の長寿命化などを図ることができる。
本発明の一実施形態について図に基づいて説明する。図2は本実施形態にかかる画像形成装置である複合機100の概略構成を示す断面図であり、図3はこの複合機100の機能ブロック図である。この複合機100は複写機、プリンタ、およびファクシミリ装置としての機能を有するものである。
(複合機100の構成)
図2および図3に示すように、複合機100は、スキャナ部1、通信部2、画像処理部3、メモリ4、レーザープリンタ部5、定着装置6、給紙部7、シート搬送機構8、制御部9などを備えている。
スキャナ部1は透明ガラスからなる原稿載置台11、原稿載置台11上へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF;Recirculating Automatic Document Feeder)12、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を走査して読み取るスキャナユニット13から構成されている。そして、このスキャナ部1にて読み取られた原稿画像データは画像処理部3へ送られ、画像処理部3において所定の画像処理が施された後、メモリ4に一旦格納される。そして、制御部9が、メモリ4に格納された画像データに基づいて複合機100の各部の動作を制御することにより、上記画像データに応じた画像がシート(記録材)上に形成される。
通信部2は、無線通信あるいは有線通信によって、パーソナルコンピュータやファクシミリ装置などの外部装置と通信を行うものである。通信部2によって外部装置から受信した画像は、メモリ4に一旦記憶される。なお、通信部2によって外部装置から受信した画像に対して、画像処理部3において所定の画像処理を施した後、メモリ4に一旦格納するようにしてもよい。そして、制御部9が、メモリ4に格納された画像データに基づいて複合機100の各部の動作を制御することにより、上記画像データに応じた画像がシート上に形成される。
給紙部7は、図2に示すように、カセット給紙装置71〜74、大容量給紙装置75、手差給紙装置76を備えている。カセット給紙装置71〜74は、画像形成に使用するシート(記録材)を蓄積しておくためのものであり、複合機100の装置内下部の側壁面に設けられている。また、カセット給紙装置71〜74は、各々のトレイに定型サイズのシートを500〜1500枚収納可能になっている。大容量給紙装置75は、複数種類の用紙を多量に収納可能な給紙装置であり、複合機100の本体側面に配置されている。手差給紙装置76は、ユーザによって挿入された任意のサイズ,材質のシートを給紙するためのものであり、複合機100の本体側面に配置されている。そして、これら各給紙装置は、収納されているシートをレーザープリンタ部5に1枚ずつ供給するようになっている。
レーザープリンタ部5は、給紙部7から供給されるシート上に、画像データに応じた画像を形成するものである。図2に示すように、レーザープリンタ部5は、露光ユニット51、電子写真プロセス部52、定着装置6を備えている。
露光ユニット51は、画像データに基づいて電子写真プロセス部52に備えられている感光体ドラム(像担持体)101にレーザー光を照射し、感光体ドラム101に画像データに応じた静電潜像を形成するものである。本実施形態では、露光ユニット51として、図2に示したようにレーザー照射部と反射ミラーとを備えたレーザスキャニングユニットを用いているが、これに限らず、例えばELやLED等の発光素子をアレイ状に並べた書込みヘッドを備えた露光ユニットを用いてもよい。なお、本実施形態では、高速印字処理を行うために、複数のレーザー光源を利用して照射タイミングの高速化を低減する手法(2ビーム手法)を採用している。
電子写真プロセス部52は、感光体ドラム101と、その周囲に設けられた帯電装置102、現像装置103、転写器104、剥離器(図示せず)、クリーニング器105、除電器(図示せず)を備えている。なお、本実施形態では、電子写真プロセス部52を1つだけ備え、モノクロ印刷を行う構成について説明するが、これに限らず、複数の電子写真プロセス部52を備え、カラー印刷を行う構成としてもよい。
帯電装置102は、感光体ドラム101の表面を所定の電位に均一に帯電させるためのものである。なお、本実施形態では、帯電装置102として、図2に示したように非接触型の帯電装置を用いているが、これに限らず、接触型(例えばローラ型やブラシ型等)の帯電装置を用いてもよい。
現像装置103は、露光ユニット51によって形成された感光体ドラム101上の静電潜像を現像してトナー像を生成する。
転写器104は、現像装置103によって感光体ドラム101上に生成されたトナー像をシート(記録材)に対して静電転写する。つまり、感光体ドラム101に対してシートを介して対向する対向部の電位を、感光体ドラム101上のトナー像と逆極性にすることにより、感光体ドラム101上のトナー像をシート上に転写させる。例えば、トナー像が−極性の電荷を有している場合、転写器104の印加極性は+極性となる。
なお、本実施形態では、転写器104として、転写ベルトユニットを用いている。この転写ベルトユニットは、駆動ローラ104a、従動ローラ104b、転写ローラ104c、テンションローラ104d、除電ローラ104fと、これら各ローラに張架された転写ベルト104eと、クリーニングユニット104gとを備えている。
転写ベルト104eは、所定の抵抗値(1×10〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する無端ベルトである。
転写ローラ(弾性導電性ローラ)104cは、感光体ドラム101と転写ベルト104eとの接触部において、感光体ドラム101とは反対側から転写ベルト104eに接触するように配置されている。この転写ローラ104cは、駆動ローラ104a,従動ローラ104bとは導電性が異なる弾性材料からなる。そして、転写ローラ104cは、感光体ドラム101上に形成されたトナー像の極性とは逆極性の電位を付与されることで、感光体ドラム101との間に転写電界を形成するようになっている。なお、転写ローラ104cは弾性を有しているので、感光体ドラム101と転写ベルト104eとの接触領域は線接触でなく所定の幅(転写ニップ)を有する面接触となる。これにより、感光体ドラム101上のトナー像をシートへ効率よく転写できるようになっている。
除電ローラ104fは、転写領域(感光体ドラム101と転写ローラ104cとの対向部)よりもシート搬送方向の下流側においてシートの裏面(トナー像が転写された面の裏面)に当接するように配置されており、転写領域でシートに印加された電荷を除電する。これにより、次工程へのシートの搬送をスムーズに行えるようになっている。
クリーニングユニット104gは、転写ベルト104eに付着したトナー等の汚れを除去するとともに、転写ベルト104eの除電を行う。なお、除電方法は特に限定されるものではなく、例えば接地してもよく、あるいは転写ベルト104eの帯電電位とは逆極性の電位を印加することによって除電してもよい。
クリーニング器105は、転写後に感光体ドラム101の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
定着装置6は、電子写真プロセス部52によってシート上に転写されたトナー像(未定着トナー像)をシート上に定着させるものである。定着装置6の詳細については後述する。
シート搬送機構8は、図2に示すように、搬送部131、アイドルローラ132、用紙反転部133、再供給経路134、排紙ローラ135、排紙トレイ136を備えている。
搬送部131は、用紙搬送路と多数の搬送ローラとを備えており、給紙部7から供給されたシートを電子写真プロセス部52の転写領域に搬送してこのシート上にトナー像を転写させるとともに、トナー像を転写されたシートを定着装置6に送って定着させる。また、定着装置6から排出されたシートを、排紙ローラ135または用紙反転部133に搬送する。
また、搬送部131には、搬送されるシートの位置を検知するシートセンサ(図示せず)が複数備えられている。そして、これら各シートセンサの検知結果は制御部9に送られ、制御部9は各シートセンサによるシートの検知位置および検知タイミングに基づいて各部の動作タイミングを制御するようになっている。また、JAMが発生した場合、制御部9は、各シートセンサの検知結果に基づいてJAMが発生したこと、およびJAMの発生位置を検知する。例えば、シートの先端部あるいは後端部がシートセンサの検知位置を通過するタイミングが正常時の通過タイミングよりも遅延している場合に、制御部9はJAMが発生したと判断する。
アイドルローラ132は、搬送部131によって搬送されてきたシートを一旦停止させるとともに、感光体ドラム101上に形成されたトナー像が転写領域に到達するタイミングと、シートにおける上記トナー像の転写位置が転写領域に到達するタイミングとを一致させるように一旦停止させた上記シートを転写領域に送出する。
用紙反転部133は、両面印刷を行う場合に、定着装置6から排出されたシートの表裏を反転させて再供給経路134に排出する。再供給経路134は、用紙搬送路と多数の搬送ローラとを備えており、用紙反転部133から排出されたシートを搬送部131におけるアイドルローラ132よりも上流側に供給する。これにより、表裏反転されたシートが転写領域に再供給され、シートの両面に画像が形成される。排紙ローラ135は、定着装置6から排出されたシートを排紙トレイ136に排出する。排紙トレイ136は、複合機100における手差給紙装置76が設けられた側の側面とは反対側の側面に配置されている。なお、排紙トレイ136に代えて、例えばステープル処理、パンチ処理、ソート処理等を行う後処理装置を設けてもよい。また、複数の排紙トレイを設け、いずれかの排紙トレイにシートを排紙するようにしてもよい。
図8は、操作パネル10の一例を示す平面図である。この図に示すように、操作パネル10は、液晶ディスプレイからなる表示部201と設定ボタンなどより構成される操作部202とを備えている。なお、表示部201は、タッチパネルであってもよい。操作パネル10は、制御部9の指示に応じた情報を表示部201に表示するとともに、操作部202あるいはタッチパネルとして備えられる表示部201を介してユーザから入力される情報を制御部9に伝達する。ユーザは、操作パネル10を介して入力画像データに対する処理要求(例えば処理モード(複写、印刷、ファクシミリ送信、画像データの補正,編集など)、処理枚数(複写枚数、印刷枚数)など)を入力することができる。
制御部9は、複合機100における各部の動作を制御するものである。具体的には、制御部9は、複合機100における各部の動作を制御する機能を実現する制御プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、各種データを格納するメモリ、上記制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)等から構成されている。そして、操作パネル10を介して入力されるユーザからの指示、あるいは通信部2を介して入力される入力指示等と、上記制御プログラムとに基づいて複合機100の各部の動作を制御する。なお、制御部9は、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
(定着装置6の構成)
図4は、定着装置6の概略構成を示す断面図である。この図に示すように、定着装置6は、加熱ローラ111、加圧ローラ112、クリーニングユニット113、サーミスタ114、ヒータ115a,115b,115c、クリーニング用金属ローラ116、用紙剥離爪117a,117b、加熱ローラカバー118a、加圧ローラカバー118bを備えている。そして、定着装置6では、シート上に転写されたトナー像を加熱ローラ111の熱によって溶融させるとともに、加熱ローラ111と加圧ローラ112とでシートを挟み込むことにより、溶融したトナーを両ローラ間の圧接力によってシートを構成する繊維分(セルロース等)に浸透させ、溶融トナーが固化したときに生じるシートへの投鋲作用によって未定着トナー像をシートに定着させる。ただし、シートは紙に限られるものではなく、例えばOHPシート等であってもよい。
加熱ローラ111は、図4に示されるA方向に回転するローラであり、金属製の中空円筒形状の芯金、この芯金の外周面を覆う弾性層、弾性層を覆う離型層から構成される。芯金の材質は特に限定されるものではなく、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス等からなるものを用いることができる。弾性層の材質も特に限定されるものではないが、例えば耐熱性を有するシリコンゴム等からなる。離型層としては、耐熱性、耐久性に優れ、トナーとの離型性が優れているものを用いることが好ましく、例えばPFA(テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素系材料を用いることができる。なお、本実施形態では、加熱ローラ111として、直径60mmのものを用いた。
加圧ローラ112は、図4に示すB方向に回転するローラであり、金属製の中空円筒形状の芯金、この芯金の外周面を覆う弾性層、弾性層を覆う離型層から構成される。芯金、弾性層、および離型層の材質は特に限定されるものではなく、例えば加熱ローラ111と同様のものを用いることができる。また、加圧ローラ112は、図示していない弾性部材(例えばバネ等)によって、加熱ローラ111に所定の荷重で圧接される。これにより、加熱ローラ111の周面と加圧ローラ112の周面との間に定着ニップ部A(加熱ローラ111と加圧ローラ112とが当接する部分)が形成される。また、加圧ローラ112は、加熱ローラ111の回転に従動して加熱ローラ111とは逆方向(定着ニップ部における両ローラ表面の移動方向は同じ)に回転する。ただし、これに限らず、加熱ローラ111とは異なる回転駆動手段によって回転駆動される構成であってもよい。なお、本実施形態では、加圧ローラ112として、直径60mmのものを用いた。
サーミスタ114は、加熱ローラ111の周面に接触するようにもうけられている。そして、サーミスタ114は、加熱ローラ111の周面の温度を検出し、検出結果を制御部9に送る。本実施形態では、制御部9が、サーミスタ114によって検知された加熱ローラ111の表面温度に基づいて、図示しない電源手段から加熱ローラ111の内部に備えられたヒータ115a,115bに供給する電力を制御することにより、加熱ローラ111および加圧ローラ112の表面温度を所定の定着設定温度に保つようになっている(本実施形態では、加熱ローラ111の表面温度を170℃〜190℃(トナーの溶融温度+20〜+40℃)に設定し、加圧ローラ112の表面温度を110℃〜150℃に設定するようになっている)。なお、加圧ローラ112の表面温度を検出するサーミスタをさらに設け、加熱ローラ111および加圧ローラ112の表面温度に基づいて、ヒータ115a,115b,115cに供給する電力、すなわちこれら各ヒータの発熱量を制御するようにしてもよい。
ヒータ115a,115bは、加熱ローラ111の芯金の内部(中空部分)に備えられている。また、ヒータ115cは、加圧ローラ112の芯金の内部(中空部分)に備えられている。そして、電源手段から供給される電力に応じた熱輻射を行い、それによって加熱ローラ111、加圧ローラ112を加熱するようになっている。ヒータ115a〜115cの構成は特に限定されるものではないが、例えばハロゲンランプ等を用いることができる。
なお、複合機100では、シート搬送方向に対して垂直な方向の幅が異なる複数種類のシートに対して画像形成を行えるようになっている。そして、ヒータ115a,115bは、これら複数種類のシートと加熱ローラ111とが当接する領域に応じて設けられている。具体的には、ヒータ115aは加熱ローラ111の軸方向中央部に設けられており、ヒータ115bは加熱ローラ111の軸方向両端部にかけて延伸するように設けられている。そして、サイズの小さいシートに印字する時には、加熱ローラ111の中央部の奪われる熱量を補給するようにヒータ115aをON、ヒータ115bをOFFとする一方、サイズの大きいシートに印字する時には加熱ローラ111の全面から奪われる熱量を補給するようにヒータ115aおよび115bをONとすることで、いずれのサイズのシートに印字する場合にも加熱ローラ111の表面温度を所定範囲に保つようになっている。
ただし、加熱ローラ111の内部に設けるヒータの数はこれに限るものではなく、複合機100において用いられるシートの種類(サイズ、材質等)、トナーの特性、プロセス速度(印字処理速度)等に応じて適宜設定すればよい。なお、プロセス速度が高速である場合には、ヒータを複数本設けるかあるいは発熱能力の高いヒータを用いるなどして、加熱ローラ111の加熱性能を向上させることが好ましい。つまり、プロセス速度が低速である場合、加熱ローラ111がシートおよびトナーに奪われる熱量が少ないことから、ヒータの本数が少なくても(例えば1本としても)加熱ローラ111を十分に加熱することができる。しかしながら、プロセス速度が高速である場合には、単位時間あたりに定着ニップ部を通過するシート枚数が多くなり、加熱ローラ111がシートおよびトナーに奪われる熱量が増大する。このため、加熱ローラ内部に複数本の熱源を配置するなどして加熱ローラ111の加熱性能を向上させることが好ましい。
用紙剥離爪117a,117bは、先端がそれぞれ加熱ローラ111、加圧ローラ112の表面に所定の角度で当接するように設けられており、定着ニップ部を通過したシートを加熱ローラ111および加圧ローラ112から剥離させる。なお、用紙剥離爪117a,117bは必須の構成ではなく、用紙剥離爪117a,117bを省略してシートが加熱ローラ111および加圧ローラ112から自己剥離する構成としてもよい。
クリーニングユニット113は、加熱ローラ111の表面に付着したトナー等の汚れを除去するためのものである。図4に示すように、クリーニングユニット113は、ウェブシート送出しローラ120、ウェブシート巻取りローラ121、テンションローラ122,123、圧接ローラ124、ウェブシート125を備えている。ウェブシート125は、ウェブシート送出しローラ120、テンションローラ122,123,圧接ローラ124、ウェブシート巻取りローラ121に張架されている。また、ウェブシート125は、圧接ローラ124によって加熱ローラ111に押し付けられており、加熱ローラ111対して所定の圧接力で圧接している。また、ウェブシート巻取りローラ121は図示しない駆動手段によって回転駆動されるようになっており、これによってウェブシート送出しローラ120に巻き付けられたウェブシート125がテンションローラ122,123および圧接ローラ124を介してウェブシート巻取りローラ121に順次巻き取られるようになっている。
クリーニング用金属ローラ116は、加圧ローラ112の周面に当接するように配置されており、加圧ローラ112の周面に付着したトナー等の汚れを除去する。
加熱ローラカバー118aは、加熱ローラ111、サーミスタ114、クリーニングユニット113を覆うように設けられている。加圧ローラカバー118bは、加圧ローラ112およびクリーニング用金属ローラ116を覆うように設けられている。
なお、本実施形態では、加圧ローラ112の内部にヒータ115cを備えているが、これに限らず、加圧ローラ112には加熱手段を備えない構成としてもよい。
ただし、シートへの溶融トナーの投鋲作用の程度は、シートの温度によって異なる。つまり、シートの温度が高い程、溶融トナーがシートの深い位置まで浸透し(シートへの浸透距離が長くなり)、シートに対するトナーの付着力が増して定着性能が向上する。通常、画像形成装置のプロセス速度が低速の場合には、連続印字する場合のシート同士の搬送時間間隔が長いため、定着ニップ部を介して加熱ローラから加圧ローラへ十分な熱量が移動して加圧ローラが加熱されるので、加圧ローラには熱源を必要とはしない。しかしながら、プロセス速度が高速になるとシートの間隔が短くなり、定着ニップ部を介して加熱ローラから加圧ローラへ移動する熱量が不足する。つまり、定着ニップ部における加熱ローラ111の表面温度は160℃〜200℃であるのに対して、定着ニップ部に搬送されるシートの表面温度は装置内温度(概ね15℃〜35℃)であり、温度ギャップが大きい。このため、溶融されたトナーがシート中のセルロース間に投鋲作用で浸透する時に急冷され、投鋲作用が弱くなってしまう。そこで、このような弊害を避けるため、プロセス速度が高速である場合、シートを画像形成面(未定着トナーが形成された面)とは逆の面から加熱して投鋲作用の増大を図るために、加圧ローラの内部あるいは外部に熱源を設けて加圧ローラを適切な温度に加熱することが好ましい。本実施形態では、通常時のプロセス速度を600mm/s(A4サイズのシートに対して100枚/分で画像形成するための速度)と高速に設定しており、図4に示したように加圧ローラ112の内部にヒータ115cを備えている。これにより、定着ニップ部において加圧ローラの熱によってシートを温めることができ、トナー像のシートに対する投鋲効果を向上させることができる。
(複合機100における画像形成処理)
次に、複合機100における画像形成処理について説明する。図1は、複合機100における処理の流れを示すフロー図である。
この図に示すように、ユーザからの印字要求が入力されると(S1)、制御部9は、画像処理部3に、入力された画像データに対する印字出力用の画像処理を行わせる(S2)。また、制御部9は、画像処理を施した画像データをメモリ4に一旦格納させる(S3)。なお、プリンタモードやFAXモードの場合にはネットワーク上の端末装置(コンピュータ等)から印字要求および画像データが入力され、コピーモードの場合には操作パネル10を介してユーザからの印字要求が入力されるとともにスキャナ部1によって原稿画像が読み取られて画像データが取得される。
その後、制御部9は、複合機100の各部(レーザープリンタ部5、定着装置6、給紙部7、シート搬送機構8等)の動作を制御し、S3でメモリ4に格納させた画像データに応じた画像をシートに印字処理させる(S4)。なお、複数枚のシートに対して印字処理を行う場合、n枚目(nは1以上の整数)のシートに対する印字処理と、n+1枚目以降のシートに印字する画像データに対する画像処理とを並行して行ってもよい。
なお、制御部9は、この印字処理が初回印字処理である場合(JAM発生後の再印字処理ではない場合)、先端ボイド、印字濃度、定着温度(加熱ローラ111の表面温度)、およびプロセス速度を予め定められた初期設定値に設定する。ここで、先端ボイドとは、シートにおけるシート搬送方向上流側の余白部分(画像データに応じた画像が形成されない部分)のシート搬送方向についての幅である。また、本実施形態では、先端ボイドの初期設定値を2mm、定着温度の初期設定値を180℃、プロセス速度の初期設定値を600mm/sに設定している。また、印字濃度については、画像データに応じた印字濃度の画像をシート上に適切に形成できるように、感光体ドラム101の帯電電位および現像バイアス(現像時に感光体ドラム101と現像装置103との間に印加する電圧)等の初期設定値が設定されている。
また、印字処理を行う際、制御部9は、JAMが発生したか否かを判定する(S5)。具体的には、制御部9は、給紙部7およびシート搬送機構8に複数備えられたシートセンサ(図示せず)のシート検知結果に基づいてシートが正常に搬送されているか否かを判断し、JAM発生の有無を判定する。
そして、S5においてJAMが発生していないと判断した場合、制御部9は、未印字の画像データが残っているか否かを判断し(S6)、残っている場合には未印字の画像データについてS4以降の処理を行う。また、未印字の画像データが残っていない場合には処理を終了する。
一方、S5においてJAMが発生したと判断した場合、制御部9は、複合機100における印字動作を停止させるとともに(S7)、JAM発生箇所やシートの滞留箇所等を示す画像を操作パネル10の表示部201に表示させる(S8)。図9は、JAMが発生した場合に表示部201に表示される表示内容の一例を示す説明図である。この図に示す例では、シートの滞留箇所が▲印で表示されている。また、所定のキーを操作することにより、解除手順(滞留したシートの除去手順)を表示可能である旨が表示されている。ユーザは、この表示を参照してJAMが発生したシートおよび装置内に滞留しているシートを除去する。
その後、制御部9は、JAMが発生したシートおよび装置内に滞留しているシートが全て除去され、各部品(複合機100内に備えられる各部品および複合機100の外装)の装着が完了したか否かを判断する(S9)。なお、複合機100では、取り外しあるいは移動,回転等が可能な部品や外装について正常に装着されたか否かを検知するセンサ(ON/OFFスイッチ等。図示せず)が備えられており、制御部9はこれらのセンサの検知結果に応じて各部品が装着されたか否かを判断する。シートが除去されたか否かについては、制御部9は、上述したように、各シートセンサの検知結果に基づいて判断する。そして、シートの除去および部品の装着が完了していない場合には、引き続きこれらの処理が完了することを監視する。
S9においてシートの除去および部品の装着が完了したと判断した場合、制御部9は、複合機100を初期化する(S10)。なお、定着JAM発生後の再印字であって、前回の再印字時に設定値が変更されている場合には、変更後の設定値を用いる。そして、JAMの発生箇所が定着装置6であったか否か、すなわち定着JAMであったか否かを判断する(S11)。ここで、定着JAMではないと判断した場合、S3でメモリ4に格納された画像データについてS4以降の処理を再び行う。
一方、S11において定着JAMであると判断した場合、制御部9は、JAMが発生したシートにおけるシート搬送方向上流側の端部の非画像形成領域(トナーが転写されなかった領域)のシート搬送方向についての幅が所定値(ここでは4mm)未満であったか否かを判定する(S12)。
そして、上記の幅が所定値未満であったと判断した場合、制御部9は、先端ボイドの設定値を変更し(S13)、変更後の設定値に基づいてS4以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。ここでは、先端ボイドの設定値を初期設定値の2mmから4mmに変更する。なお、再印字に成功した場合、それ以降の画像データの形成時には先端ボイドの設定値を初期設定値に戻す。これにより、再印字を行った画像データ以外の画像データについて画像品位を低下させることなく画像形成することができる。ただし、これに限らず、JAMが発生した画像データを含むジョブについては変更後の設定値に基づいて印字するようにしてもよい。
なお、制御部9は、先端ボイドの設定値に基づいてアイドルローラ132からシートを送出するタイミングを制御することで、先端ボイドを変更する。このため、S2で画像処理を施した後、S3でメモリ4に格納した画像データをそのまま用いるとともに、先端ボイドを変更して上記の幅を変更することができる。したがって、画像処理(平行移動、変倍、回転等)によって上記の幅を変更する場合に比べて、処理を簡略化でき、再印字にかかる処理時間を短縮できる。ただし、これに限らず、例えばメモリ4に格納された画像データに対して画像処理部3で画像処理を施すことによって上記の幅を変更するようにしても構わない。
一方、S12において上記の幅が所定値以上であったと判断した場合、制御部9は、JAMが発生したシートにおける搬送方向上流側の端部から所定範囲内の領域(ここではシート先端部から30mm以内の領域)における印字濃度の最大値あるいは平均値が所定値以上であったか否かを判断する(S14)。なお、これに限らず、例えば、所定値以上の濃度を有する画素が結合してなる小領域の面積が所定面積以上であったか否かを判断するようにしてもよい。
そして、印字濃度が所定値以上であったと判断した場合、制御部9は、印字濃度の設定を変更し(S15)、変更後の設定に基づいてS4以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。なお、印字濃度の設定値を変更した場合、それ以降の当該ジョブに関する印字については変更後の印字濃度設定に基づいて印字する。これにより、印字濃度を頻繁に変更する必要がないので、印字濃度の制御にかかる処理を簡略化するとともに、印字濃度の制御に要する処理時間を短縮し、画像形成を迅速に行うことができる。ただし、これに限らず、再印字に成功した場合、次の画像データの形成時には印字濃度の設定値を初期設定値に戻してもよい。
なお、制御部9は、感光体ドラム101の帯電電位および現像バイアス電圧のうちの少なくとも一方を変更することによって再印字時の印字濃度を変更する。このため、S2で画像処理を施した後、S3でメモリ4に格納した画像データをそのまま用いるとともに、シートに対する印字濃度を変更することができる。したがって、画像処理(濃度補正等)によって印字濃度を変更する場合に比べて、処理を簡略化でき、再印字にかかる処理時間を短縮できる。ただし、これに限らず、例えばメモリ4に格納された画像データに対して画像処理部3で画像処理を施すことによって印字濃度を変更するようにしても構わない。
一方、S14において印字濃度が所定値未満であったと判断した場合、制御部9は、JAM発生時の定着温度が所定値以上(ここでは170℃以上)であったか否かを判断する(S16)。なお、JAM発生時の定着温度の設定値が所定値以上であったか否かによって判断してもよく、JAM発生時のサーミスタ114の検出温度を記憶しておき、この検出温度に基づいて判断してもよい。
そして、定着温度が所定値以上であったと判断した場合、制御部9は、定着温度の設定値を変更し(S17)、変更後の設定値に基づいてS4以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。ここでは、定着温度の設定値を初期設定値の180℃から170℃に変更する。定着温度の設定値はこれに限るものではないが、適切な定着処理を行うことのできる温度範囲内(例えば低温オフセットや高温オフセットなどの不具合が生じない温度範囲内)で設定する必要がある。なお、制御部9は、電源手段から定着装置6の各ヒータに供給する電力を制御することによって定着温度を制御する。また、定着温度の設定値を変更した場合、それ以降の当該ジョブに関する印字については変更後の定着温度設定に基づいて印字する。これにより、定着温度の設定値を頻繁に変更する必要がないので、定着温度の制御にかかる処理を簡略化するとともに、定着温度の制御に要する処理時間を短縮し、画像形成を迅速に行うことができる。ただし、これに限らず、再印字に成功した場合、次の画像データの形成時には定着温度の設定値を初期設定値に戻してもよい。
一方、S16において定着温度が所定値未満であったと判断した場合、制御部9は、JAM発生時のプロセス速度が所定値以上であったか否かを判断する(S18)。
そして、プロセス速度が所定値以上であったと判断した場合、制御部9は、プロセス速度の設定値をJAM発生時よりも遅い速度に変更し(S19)、変更後の設定値に基づいて複合機100における各部の動作を制御してS4以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。また、プロセス速度の設定値を変更した場合、それ以降の当該ジョブに関する印字については変更後のプロセス速度に基づいて印字する。これにより、プロセス速度の設定値を頻繁に変更する必要がないので、プロセス速度の制御にかかる処理を簡略化するとともに、プロセス速度の制御に要する処理時間を短縮し、画像形成を迅速に行うことができる。ただし、これに限らず、再印字に成功した場合、次の画像データの形成時にはプロセス速度の設定値を初期設定値に戻してもよい。
一方、S18においてプロセス速度が所定値未満であったと判断した場合、制御部9は、再印字を行った回数が所定回数(ここでは5回)以上であるか否かを判断する(S20)。そして、所定回数に達していない場合にはS4に戻って再印字を行う。一方、S20において所定回数以上であると判断した場合、制御部9は、JAMの発生原因が画像形成条件によるものではなく装置の故障であると判断し、装置の故障である旨を操作パネル10の表示部201に表示させ(S21)、処理を終了する。図10は、制御部9が装置の故障であると判断した場合に、表示部201に表示させる表示内容の一例を示す説明図である。この図に示す例では、装置に異常が発生した旨、サービスマンによるトラブルクリア処理が必要である旨、および故障内容を示すエラーコードが表示されている。なお、装置の故障であると判断した場合、制御部9がトラブル履歴を不揮発性のメモリに記憶させ、複合機100の電源をOFFして再起動してもトラブルクリア処理が完了しない限り画像形成動作を開始させないようにしてもよい。これにより、装置の故障が発生している状態で画像形成動作が繰り返されることを防止し、故障の程度あるいは範囲が拡大したり、消耗品および消費電力が無駄に消費されたりすることを防止できる。
以上のように、本実施形態にかかる複合機100では、定着装置6においてJAMが発生した後、JAMが発生したシートに形成した画像の再印字を行う際、JAM発生時とは画像形成条件を変更して再印字を行う。これにより、再印字時に定着装置6においてJAMが繰り返し発生する確率を低減できる。したがって、印字処理効率の向上、印字シートの無駄の低減、ランニングコストの低減、および、定着装置への負荷低減による定着装置の長寿命化を図ることができる。
また、本実施形態では、再印字時の画像形成条件の変更内容に優先順位を設定しておき、画像形成条件をJAMが発生する毎に優先順位に応じて順次変更する。これにより、再印字時にJAMが再発する確率を低減するとともに、画像品質の低下を最小限に留めることができる。
なお、本発明の発明者らは、定着装置におけるJAMの発生原因について鋭意研究した結果、以下に示す(1)〜(4)の要因がJAMの発生に大きく寄与することを見出した。そこで、本実施形態では、これらの各条件について、定着JAMが発生する毎に画像形成条件を1つずつ変更して再印字を行っている。
(1)用紙先端における余白部分の幅(用紙における搬送方向先端部の余白部分における搬送方向の幅)。なお、この幅が狭い場合、用紙先端部の加熱ローラに対する付着力が強くなり、用紙が加熱ローラから剥離しにくくなる(用紙剥離爪を備えた構成であっても、用紙を適切に剥離しにくくなる)。
(2)用紙先端部における画像の印字濃度。なお、用紙先端部における印字濃度が高濃度である場合、用紙先端部の加熱ローラに対する付着力が強くなり、用紙が加熱ローラから剥離しにくくなる。
(3)定着温度、すなわち定着時における加熱ローラの表面温度。なお、加熱ローラの表面温度が高い場合、トナーの加熱ローラ表面への付着力が強くなり、用紙が加熱ローラから剥離しにくくなる。
(4)プロセス速度。なお、プロセス速度が速い場合、加熱ローラからの用紙の剥離タイミングがわずかに遅れるだけでもJAMが生じやすくなる。
なお、本実施形態では、画像形成条件の変更についての優先順位を上記(1)、(2)、(3)、(4)の順に設定しているが、優先順位はこの順序に限るものではなく、JAM再発の低減効果の程度と画像品質低下の抑制効果の程度とを考慮して適宜設定すればよい。例えば、画像品質の低下をできる限り抑えたい場合には(2)、(4)、(3)、(1)の順に優先順位を設定してもよい。
また、画像形成条件の変更条件は、上記(1)〜(4)に限るものではなく、上記(1)〜(4)に加えて、あるいは上記(1)〜(4)のいずれか1つ以上に代えて、JAMの発生に影響を与える他の画像形成条件を用いてもよい。
また、本実施形態では、JAMが発生した場合に、上記(1)〜(4)の画像形成条件のうち、所定条件に該当するもののみを変更する。例えば、シート先端部における非画像形成領域の幅が所定値未満である場合に上記(1)を変更する一方、所定値以上の場合には上記(1)は変更しない。また、印字濃度が所定値以上の場合に上記(2)を変更する一方、所定値未満の場合には上記(2)を変更しない。また、定着温度が所定温度以上の場合には上記(3)を変更する一方、所定温度未満の場合には上記(3)は変更しない。また、プロセス速度が所定速度以上の場合には(4)を変更する一方、所定温度未満の場合には上記(4)を変更しない。
これにより、JAM発生時の画像形成条件の中からJAMの発生に影響を与えた可能性のある画像形成条件を抽出し、抽出した条件を優先順位に基づいて順次変更することができる。したがって、再印字時にJAMが再発生する可能性をより効果的に低減できる。
ただし、これに限らず、JAM発生時の画像形成条件に関わらず、予め設定した優先順位に基づいて、再印字する毎に画像形成条件を順次変更するようにしてもよい。この場合には、JAMの発生に影響を与えた可能性のある画像形成条件を抽出する処理を行う必要がないので、処理を簡略化することができる。
図5は、JAM発生時の画像形成条件に関わらず、予め設定した優先順位に基づいて再印字する毎に画像形成条件を順次変更する場合の処理の流れを示すフロー図である。なお、図5におけるS31〜S40の処理は図1におけるS1〜S10と同様であるので、ここでは説明を省略する。
S40において複合機100を初期化した後、制御部9は、定着JAMであったか否か、すなわちJAMの発生箇所が定着装置6であったか否かを判断する(S41)。そして、定着JAMではなかったと判断した場合、S34に戻って再印字を行う。
一方、定着JAMであったと判断した場合、制御部9は、JAMが発生したシートに対して形成した画像についての再印字回数が0回であるか否か、すなわち次に行う再印字が当該画像データについての1回目の再印字であるか否かを判断する(S42)。なお、制御部9は、同一の画像についての再印字回数をカウントしてメモリ4に記憶させておき、記憶させたカウント数に基づいて再印字回数を判断する。また、再印字時にJAMが発生せず正常に出力できた場合には上記カウントをリセットする。
S42において再印字回数が0回であると判断した場合、制御部9は、先端ボイドの設定値を変更し(S43)、変更後の設定値に基づいてS34以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。なお、制御部9は、先端ボイドの設定値に基づいてアイドルローラ132からシートを送出するタイミングを制御することで、先端ボイドを変更する。
一方、S42において再印字回数が0回ではないと判断した場合、制御部9は、再印字回数が1回であるか否か、すなわち次に行う再印字が当該画像データについての2回目の再印字であるか否かを判断する(S44)。そして、再印字回数が1回であると判断した場合、制御部9は、印字濃度の設定を変更し(S45)、変更後の設定に基づいてS34以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。なお、制御部9は、感光体ドラム101の帯電電位および現像バイアス電圧のうちの少なくとも一方を変更することによって再印字時の印字濃度を変更する。
一方、S44において再印字回数が1回ではないと判断した場合、制御部9は、再印字回数が2回であるか否か、すなわち次に行う再印字が当該画像データについての3回目の再印字であるか否かを判断する(S46)。そして、再印字回数が2回であると判断した場合、制御部9は、定着温度の設定値を変更し(S47)、変更後の設定値に基づいてS34以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。
一方、S46において再印字回数が2回ではないと判断した場合、制御部9は、再印字回数が3回であるか否か、すなわち次に行う再印字が当該画像データについての4回目の再印字であるか否かを判断する(S48)。そして、再印字回数が3回であると判断した場合、制御部9は、プロセス速度の設定値をJAM発生時よりも遅い速度に変更し(S49)、変更後の設定値に基づいて複合機100における各部の動作を制御してS34以降の印字処理(再印字処理)を行わせる。
一方、S48において再印字回数が3回ではないと判断した場合、制御部9は、JAMの発生原因が画像形成条件によるものではなく装置の故障であると判断し、装置の故障である旨を操作パネル10の表示部201に表示させ(S50)、処理を終了する。
また、本実施形態では、画像形成条件を変更する際、画像処理によって条件を変更するのではなく、複合機100における各部の動作タイミング、供給電力等のプロセス条件を変更することによって条件を変更する。これにより、メモリ4に格納した画像データに画像処理を施す必要がないので、再印字の処理を簡略化するとともに、再印字に要する時間を短縮できる。
また、本実施形態において、制御部9は、CPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現される。すなわち、制御部9は、複合機100における各部の動作を制御する機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである複合機100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、複合機100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、複合機100を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、制御部9は、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施形態にかかる複合機におけるJAM発生時の処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施形態にかかる複合機の断面図である。 本発明の一実施形態にかかる複合機のブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる複合機に備えられる定着装置の断面図である。の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる複合機におけるJAM発生時の処理の変形例を示すフロー図である。 従来の画像形成装置における定着JAMの一例を示す説明図である。 従来の画像形成装置におけるJAM発生時の処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施形態にかかる複合機に備えられる操作パネルの平面図である。 JAM発生時に図8に示した操作パネルの表示部に表示される表示画面の一例を示す平面図である。 装置の故障が発生した時に図8に示した操作パネルの表示部に表示される表示画面の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 スキャナ部
2 通信部
3 画像処理部
4 メモリ(記憶手段)
5 レーザープリンタ部(像形成手段)
6 定着装置(定着手段)
7 給紙部(搬送手段)
8 シート搬送機構(搬送手段)
9 制御部(制御手段)
10 操作パネル(表示手段)
51 露光ユニット(潜像形成手段)
52 電子写真プロセス部(像形成手段)
100 複合機(画像形成装置)
101 感光体ドラム(像担持体)
102 帯電装置(帯電手段)
103 現像装置(現像手段)
104 転写器(転写手段)
131 搬送部(搬送手段)
132 アイドルローラ(タイミング制御部)

Claims (10)

  1. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備え、画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成装置であって、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーが生じたときの条件よりも上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する制御手段を備えており、
    上記搬送手段は、記録材をトナー像が転写される転写位置に所定のタイミングで送出するタイミング制御手段を備えており、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件と、記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための上記条件は、上記タイミング制御手段から上記転写位置に記録材を送出するタイミングであり、
    再形成時に異ならせる上記各条件の優先順位を記憶した記憶手段を備え、
    上記制御手段は、再形成時に異ならせる上記条件を、再形成を実行した回数と上記優先順位とに基づいて再形成を行う毎に1つずつ順次変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備え、画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成装置であって、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を、搬送エラーが生じたときの条件に対して上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する制御手段を備えており、
    上記搬送手段は、記録材をトナー像が転写される転写位置に所定のタイミングで送出するタイミング制御手段を備えており、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件と、記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための上記条件は、上記タイミング制御手段から上記転写位置に記録材を送出するタイミングであり、
    上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準を記憶した記憶手段を備え、
    上記制御手段は、上記判定基準に基づいて変更する必要のある条件を抽出し、再形成時に異ならせる上記条件を、抽出した条件の中から選択することを特徴とする画像形成装置。
  3. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備え、画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成装置であって、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーが生じたときの条件よりも上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する制御手段を備えており、
    上記像形成手段は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に画像データに応じた静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成する現像手段と、上記像担持体上のトナー像を上記記録材に転写させる転写手段とを備えており、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件と、記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための上記条件は、上記像担持体の帯電電位、および現像時に上記像担持体と上記現像手段との間に印加する電圧のうちの少なくとも一方であり、
    再形成時に異ならせる上記各条件の優先順位を記憶した記憶手段を備え、
    上記制御手段は、再形成時に異ならせる上記条件を、再形成を実行した回数と上記優先順位とに基づいて再形成を行う毎に1つずつ順次変更することを特徴とする画像形成装置。
  4. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備え、画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成装置であって、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を、搬送エラーが生じたときの条件に対して上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する制御手段を備えており、
    上記像形成手段は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に画像データに応じた静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成する現像手段と、上記像担持体上のトナー像を上記記録材に転写させる転写手段とを備えており、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件と、記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための上記条件は、上記像担持体の帯電電位、および現像時に上記像担持体と上記現像手段との間に印加する電圧のうちの少なくとも一方であり、
    上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準を記憶した記憶手段を備え、
    上記制御手段は、上記判定基準に基づいて変更する必要のある条件を抽出し、再形成時に異ならせる上記条件を、抽出した条件の中から選択することを特徴とする画像形成装置。
  5. 上記記憶手段には、上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準が記憶されており、
    上記制御手段は、上記判定基準に基づいて上記の記録材の剥離性に影響を与える条件の中から変更する必要のある条件を抽出し、その抽出結果と再形成の実行回数と上記優先順位とに基づいて再形成を行う毎に抽出した上記条件を1つずつ順次変更することを特徴とする請求項1またはに記載の画像形成装置。
  6. ユーザに画像形成装置の故障に起因する搬送エラーが生じたことを通知するための通知手段を備えており、
    上記制御手段は、再形成を所定回数行っても搬送エラーの発生を回避できない場合に、上記通知手段を制御して当該搬送エラーが画像形成装置の故障に起因するものである旨を通知させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置によって画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、
    上記搬送手段は、記録材をトナー像が転写される転写位置に所定のタイミングで送出するタイミング制御手段を備えており、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーが生じたときの条件に対して上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する工程を含み、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件と、記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための上記条件は、上記タイミング制御手段から上記転写位置に記録材を送出するタイミングであり、
    再形成時に異ならせる上記各条件の優先順位を予め記憶しておき、再形成時に異ならせる上記条件を、再形成を実行した回数と上記優先順位とに基づいて再形成を行う毎に1つずつ順次変更することを特徴とする画像形成方法。
  8. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置によって画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、
    上記搬送手段は、記録材をトナー像が転写される転写位置に所定のタイミングで送出するタイミング制御手段を備えており、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーが生じたときの条件に対して上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する工程を含み、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件と、記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための上記条件は、上記タイミング制御手段から上記転写位置に記録材を送出するタイミングであり、
    上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準を予め記憶しておき、上記判定基準に基づいて上記各条件の中から変更する必要のある条件を抽出し、再形成時に異ならせる上記条件を抽出した条件の中から選択することを特徴とする画像形成方法。
  9. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置によって画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、
    上記像形成手段は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に画像データに応じた静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成する現像手段と、上記像担持体上のトナー像を上記記録材に転写させる転写手段とを備えており、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーが生じたときの条件に対して上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する工程を含み、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件と、記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための上記条件は、上記像担持体の帯電電位、および現像時に上記像担持体と上記現像手段との間に印加する電圧のうちの少なくとも一方であり、
    再形成時に異ならせる上記各条件の優先順位を予め記憶しておき、再形成時に異ならせる上記条件を、再形成を実行した回数と上記優先順位とに基づいて再形成を行う毎に1つずつ順次変更することを特徴とする画像形成方法。
  10. 記録材を搬送する搬送手段と、画像データに応じたトナー像を形成して上記記録材に転写する像形成手段と、上記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置によって画像データに応じた画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、
    上記像形成手段は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に画像データに応じた静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成する現像手段と、上記像担持体上のトナー像を上記記録材に転写させる転写手段とを備えており、
    上記定着手段において記録材の搬送エラーが生じた後、搬送エラーが生じたときの画像データに対応する画像を記録材上に再形成するときに、上記各手段における画像形成時の動作条件のうち上記定着手段に対する上記記録材の剥離性に影響を与える条件を搬送エラーが生じたときの条件に対して上記定着手段に対する上記記録材の剥離性が良くなる条件に変更する工程を含み、
    上記の記録材の剥離性に影響を与える条件には、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための条件と、記録材の搬送方向上流側の端部における非画像形成領域の搬送方向についての幅を変更させるための条件、画像形成時における上記定着手段の温度、および記録材の搬送速度のうちの1つ以上とが含まれており、
    記録材に転写するトナー像の濃度を変更させるための上記条件は、上記像担持体の帯電電位、および現像時に上記像担持体と上記現像手段との間に印加する電圧のうちの少なくとも一方であり、
    上記各条件について再形成時に条件を変更することの要否を判定するための判定基準を予め記憶しておき、上記判定基準に基づいて上記各条件の中から変更する必要のある条件を抽出し、再形成時に異ならせる上記条件を抽出した条件の中から選択することを特徴とする画像形成方法。
JP2007121116A 2007-05-01 2007-05-01 画像形成装置および画像形成方法 Active JP4509138B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007121116A JP4509138B2 (ja) 2007-05-01 2007-05-01 画像形成装置および画像形成方法
US12/111,236 US7945180B2 (en) 2007-05-01 2008-04-29 Apparatus and method for forming image
CN2008100949340A CN101303544B (zh) 2007-05-01 2008-04-30 图像形成装置及图像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007121116A JP4509138B2 (ja) 2007-05-01 2007-05-01 画像形成装置および画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008276009A JP2008276009A (ja) 2008-11-13
JP4509138B2 true JP4509138B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=39939610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007121116A Active JP4509138B2 (ja) 2007-05-01 2007-05-01 画像形成装置および画像形成方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7945180B2 (ja)
JP (1) JP4509138B2 (ja)
CN (1) CN101303544B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5170200B2 (ja) * 2010-09-30 2013-03-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2013156509A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP6124510B2 (ja) * 2012-05-07 2017-05-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20150217577A1 (en) * 2012-09-07 2015-08-06 Funai Electric Co., Ltd. Systems and methods for printing on a substrate
JP2022032317A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000139022A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体
JP2001109326A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2003098893A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2003287932A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Konica Corp 画像形成装置
JP2004102241A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Toshiba Corp 定着装置
JP2004163891A (ja) * 2002-09-24 2004-06-10 Ricoh Co Ltd 遠隔管理システムとその電子装置,異常発生時の制御方法,およびプログラム
JP2005015166A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2005227314A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置
JP2006011266A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法および画像形成装置
JP2006074968A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Canon Inc 電源システムおよびその制御方法
JP2006263966A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006317822A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007072118A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
JP2008209567A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Kyocera Mita Corp 定着装置、定着ジャム制御プログラム及び画像形成装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02296271A (ja) * 1989-05-11 1990-12-06 Canon Inc 画像定着装置
JPH07199631A (ja) * 1993-12-31 1995-08-04 Ricoh Co Ltd 現像方法及びその装置
KR0149197B1 (ko) * 1994-06-14 1998-12-15 우석형 잼 자동제거를 위한 잼용지 자동배출 제어방법
KR100230320B1 (ko) * 1997-07-30 1999-11-15 윤종용 화상 형성 장치의 구동방법
JPH11249496A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2001154527A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3794282B2 (ja) * 2001-05-25 2006-07-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US6957022B2 (en) * 2003-02-07 2005-10-18 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2006184511A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006251488A (ja) 2005-03-11 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 熱ベルト定着装置
JP4665627B2 (ja) 2005-06-29 2011-04-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000139022A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体
JP2001109326A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2003098893A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2003287932A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Konica Corp 画像形成装置
JP2004102241A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Toshiba Corp 定着装置
JP2004163891A (ja) * 2002-09-24 2004-06-10 Ricoh Co Ltd 遠隔管理システムとその電子装置,異常発生時の制御方法,およびプログラム
JP2005015166A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
JP2005227314A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置
JP2006011266A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法および画像形成装置
JP2006074968A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Canon Inc 電源システムおよびその制御方法
JP2006263966A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006317822A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007072118A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
JP2008209567A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Kyocera Mita Corp 定着装置、定着ジャム制御プログラム及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008276009A (ja) 2008-11-13
CN101303544B (zh) 2011-03-16
CN101303544A (zh) 2008-11-12
US20080273887A1 (en) 2008-11-06
US7945180B2 (en) 2011-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3403057B2 (ja) 画像形成装置
JP4481259B2 (ja) 画像形成装置、定着装置の温度制御方法、温度制御プログラムおよびその記録媒体
JP4509138B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2009063906A (ja) 画像形成装置
JP2009014829A (ja) 定着装置、および画像形成装置
JP5106141B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置のクリーニング方法
JP2015111256A (ja) 画像形成装置
JP5377194B2 (ja) 画像形成装置
JP4701051B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008170567A (ja) 画像形成装置
JP4645262B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2008058451A (ja) 画像形成装置
JP2006209009A (ja) 定着装置、画像形成装置
JP7047352B2 (ja) 画像形成装置
JP2002202639A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP6550924B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6657736B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2004317603A (ja) 電子写真装置に適用されるトナー像定着方法
JP2006126291A (ja) 画像形成装置
JP2001350358A (ja) 定着装置
JP2023059712A (ja) 画像形成装置
JP4919778B2 (ja) 定着装置及びその通電制御方法
JP2013041149A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2019099289A (ja) 加湿装置、画像形成装置、画像形成システムおよび用紙搬送制御方法
JP2001083833A (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4509138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4