JP2001166625A - 定着クリーニング装置 - Google Patents

定着クリーニング装置

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JP2001166625A
JP2001166625A JP35281099A JP35281099A JP2001166625A JP 2001166625 A JP2001166625 A JP 2001166625A JP 35281099 A JP35281099 A JP 35281099A JP 35281099 A JP35281099 A JP 35281099A JP 2001166625 A JP2001166625 A JP 2001166625A
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solenoid
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heating roller
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English (en)
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Shinsuke Fujita
慎介 藤田
Naohiko Haniyu
羽生  直彦
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱ローラへのオイルの塗布量が一定となる
定着クリーニング装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 定着装置の加熱ローラ91の表面をクリ
ーニングする定着クリーニング装置100において、ウ
エブ101が巻かれた元巻きローラ103と、元巻きロ
ーラ103からのウエブ101を巻き取る巻き取りロー
ラ105と、ウエブ101を加熱ローラ91に押し付け
るウエブバックアップローラ107と、巻き取りローラ
105を駆動する駆動機構と、巻き取りローラ105の
ウエブ101の巻き取り量が徐々に少なくなるように駆
動機構を制御する制御部とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱ローラと、該
加熱ローラに圧接する加圧ローラとを有し、これら加熱
ローラ,加圧ローラ間にトナー画像が転写された転写材
を通過させ、前記トナー画像を前記転写材に熱定着する
定着装置の加熱ローラの表面をクリーニングする定着ク
リーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、複写機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置に用いられている熱ローラ方式の定着装
置は、加熱手段としてのハロゲンヒータランプを内部に
有し、表面にトナーとの離型性をよくするコート層を設
けた加熱ローラと、表面がゴム層からなる加圧ローラと
から構成されている。
【0003】又、加圧ローラとの圧接が終わった加熱ロ
ーラの表面を清掃する定着クリーニング装置が設けられ
る場合もある。定着クリーニング装置としては、オイル
が含浸されたウエブが巻かれた元巻きローラと、ウエブ
を巻き取る巻き取りローラと、ウエブを加熱ローラに押
し付け、ウエブに含浸されたオイルを加熱ローラへ塗布
せしめるウエブバックアップローラとからなるものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オイルを一定
に含浸させたウエブを元巻きローラに巻いても、時間が
たつと、外周側のオイルが内周側に移行するので、元巻
きローラの外周側のオイルの含浸量が少なく、内周側の
オイルの含浸量が多くなっている。
【0005】ここで、巻き取りローラのウエブの巻き取
り量を一定速度とすると、初めは、元巻きローラのオイ
ルの含浸量が少ない外周側のウエブが加熱ローラに押し
付けられるので、加熱ローラ表面へのオイルの塗布量が
不足し、充分なクリーニングが行なわれず、定着オフセ
ットや加熱ローラに傷がつく問題点がある。
【0006】又、後半では、オイルの含浸量が多い内周
側のウエブが加熱ローラに押し付けられるので、加熱ロ
ーラ表面へのオイルの供給が過多となり、加熱ローラへ
の記録媒体の巻きつきを防止する爪に付着するカスが多
くなったり、加熱ローラ表面からオイルが垂れる問題点
がある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、加熱ローラへのオイルの塗布量が一
定となる定着クリーニング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、定着装置の加熱ローラの表面をクリ
ーニングする定着クリーニング装置において、ウエブが
巻かれた元巻きローラと、該元巻きローラからの前記ウ
エブを巻き取る巻き取りローラと、前記ウエブを加熱ロ
ーラに押し付けるウエブバックアップローラと、前記巻
き取りローラを駆動する駆動機構と、前記巻き取りロー
ラのウエブの巻き取り量が徐々に少なくなるように前記
駆動機構を制御する制御部と、を具備することを特徴と
する定着クリーニング装置である。
【0009】前記巻き取りローラのウエブの巻き取り量
が徐々に少なくなるように前記駆動機構を制御する制御
部を設けたことにより、加熱ローラへのオイルの塗布量
が一定となる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記駆動機構として、前記巻き取りローラ
を一定の角度だけ間歇的に回転させるソレノイドを用
い、ソレノイドの駆動回数を計数するソレノイドカウン
タと、前記巻き取りローラのウエブの巻き取り量が徐々
に少なくなるようなソレノイド累積駆動回数と、前記ソ
レノイドの駆動頻度との関係が記録されたテーブルとを
設け、前記制御部は、前記ソレノイドカウンタからの計
数値を累積し、前記テーブルを参照して、前記ソレノイ
ドを駆動することを特徴とする定着クリーニング装置で
ある。
【0011】前記ソレノイドカウンタからの計数値を累
積し、前記テーブルを参照して、前記ソレノイドを駆動
することにより、加熱ローラへのオイルの塗布量が一定
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。 (全体構成)最初に、図12を用いて、本実施の形態例の
定着クリーニング装置が設けられた画像形成装置の全体
構成を説明する。
【0013】図において、画像形成装置1は、自動原稿
搬送装置(通称ADF)Aと、自動原稿搬送装置Aにより搬送
される原稿の画像を読み取るための原稿画像読取部B
と、読み取った原稿画像を処理する画像制御部Cと、画
像処理後のデータに従って、感光ドラムからなる像担持
体10上に書込みを行なう書込みユニット12を含む書
込み部Dと、像担持体10及びその周囲に帯電電極14,
磁気ブラシ型現像装置からなる現像手段16,転写電極
18,分離電極20,クリーニング手段21等の画像形成
手段を含む画像形成部Eと、転写材(以下、記録紙とい
う)Pを収容するトレイ等の複数の用紙収容手段(以下、
給紙トレイ又はトレイという)22,24のための収納部
F等を有している。
【0014】自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台26と、
ローラR1を含むローラ群及び原稿の移動通路を適宜切り
替えるための切替手段を含む原稿搬送処理部28を主要
素とする。
【0015】原稿画像読取部Bは、原稿ガラスGの下にあ
り、光路長を保って往復移動できる二つのミラーユニッ
ト30,31、固定の結像レンズ(以下、レンズという)
33、ライン状の撮像素子(以下、CCDという)35等か
らなり、書込み部Dはレーザ光源40、ポリゴンミラー
(偏光器)42等からなる。
【0016】自動原稿搬送装置Aは、従来の自動原稿搬
送装置と構成上の相違はあるものの原理はそのものは公
知であり、又、原稿画像読取部B、書込み部D、画像処理
手段(像担持体10上にトナー画像を形成し、かつ、シ
ート上にトナー画像を転写させる手段)を備えた画像形
成装置及び画像形成プロセスはよく知られているので、
その説明は簡略に行なう。
【0017】尚、転写電極18の手前側に示すR10はレ
ジストローラであり、分離電極の下流側に示すHは定着
装置(詳細は後述する)であり、加熱ローラ91とこの加
熱ローラ91に圧接する加圧ローラ92とを備えてお
り、加熱ローラ91と、加圧ローラ92との間にトナー
画像が転写された記録紙Pが定着することにより、トナ
ー画像が記録紙P上に熱定着される。
【0018】上記構成において、像担持体10上にトナ
ー画像を形成し、シート上の転写させた後、排紙トレイ
に排紙するプロセスは、以下のとおりである。尚、本明
細書では、転写電極がある転写領域を画像記録部という
場合がある。
【0019】原稿載置台26上に載置される原稿(図示
せず)の一枚が原稿搬送処理部28中で搬送され、ロー
ラR1の下を通過中に、露光手段Lによるスリット露光が
行なわれる。
【0020】尚、本実施の形態例では、原稿載置台26
上に載置される原稿はセンター基準としている。原稿か
らの反射光は、固定位置にあるミラーユニット30,3
1及びレンズ33を経て、CCD上に結合され、読み取ら
れる。
【0021】原稿画像読取部Bで読み取られた画像情報
は、画像処理手段により処理され、符号化されて画像制
御基板C上にあるメモリに格納される。画像データは、
画像形成に応じて呼び出され、当該画像データに従って
書込み部Dにおけるレーザ光源40が駆動され、像担持
体10上に露光が行なわれる。
【0022】この露光に先立ち、矢印方向(反時計方向)
に回転する像担持体10は、帯電電極14のコロナ放電
により所定の表面電位が付与されているが、露光により
露光部の電位が露光量に応じて減じ、結果として、画像
データに応じた静電潜像が像担持体10上に形成され
る。
【0023】静電潜像は、現像手段16により反転現像
され、可視像(トナー像)とされる。一方、像担持体10
上のトナー像の先端部が転写領域に到達する前に、例え
ば、給紙トレイ22内の一枚のシートPが給紙搬送され
て、レジストローラR10に到達し、先端規制されてい
る。
【0024】シートPはトナー像、即ち、像担持体10
上の画像領域と重畳するように、同期をとって回転を開
始するレジストローラR10により転写領域に向けて搬送
される。
【0025】転写領域において、像担持体10上のトナ
ー像は、転写電極の付勢によりシートP上に転写され
て、次いで、シートPは分離電極20の付勢により像担
持体10から分離される。
【0026】その後、定着装置Hの加熱,加圧により、ト
ナー像を形成するトナー粉末はシートP上に溶融定着さ
れ、シートPは排紙通路78及び排紙ローラ79を介し
て排紙トレイT上に排紙される。 (定着装置)定着装置Hの構成を図1及び図2を用いて詳
細に説明する。図1は定着装置Hの側面図、図2は図1
のX方向からみた構成図である。
【0027】図1において、191は両端面が開放され
た加熱ローラ91の円筒状の芯金(ローラ基体)である。
この芯金191の外周面には、離型性層194が形成さ
れている。
【0028】本実施の形態例では、芯金191の材質は
アルミニウム、鉄のうちのいずれか、離型性層194の
材質としてはPFA(テトラフルオロエチレン/パーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体),四フッ化エチレン
等の離型性の良い樹脂とした。
【0029】更に、芯金191の肉厚を2.0mm以下、離
型性層194の膜厚を約20μmとし、薄肉構造とした。
加熱ローラ91の内部には、断面において、回転軸Oを
挟んで一方の側には第1の加熱手段としての第1のハロゲ
ンヒータランプ210が、他方の側には、第2の加熱手
段としての第2のハロゲンヒータランプ220が設けら
れている。
【0030】そして、加熱ローラ91と加圧ローラ92
とで、シートPは矢印R方向に挟持搬送される。図2に示
すように、第1のハロゲンヒータランプ210は、加熱
ローラ91の回転軸方向において両端部分(L1)を主に加
熱し、第2のハロゲンヒータランプ220は、加熱ロー
ラ91の回転軸方向において中央部分(L2)を主に加熱す
るようになっている。
【0031】加圧ローラ92は、発泡シリコンゴムの円
周面にPFAチューブをかぶせた構造であり、表面硬度(ア
スカーC硬度)を35〜75とした。加圧ローラ92はスプリ
ング90の付勢力でもって、加熱ローラ91を総荷重49
〜245Nで押圧することにより、加圧ローラ92と、加熱
ローラ91との間のニップ圧は19600Pa〜196000Paとな
り、ニップ通過時間は20〜40msecとしている。
【0032】更に、本実施の形態例の加圧ローラ92
は、加熱ローラ91とのニップ幅が、回転軸方向の両端
部分(L1)のほうが、中央部分より広くなる逆クラウン形
状とした。
【0033】本実施の形態例の定着装置Hには、図1に
示すように、加熱ローラ91の断面において、加熱ロー
ラ91の回転軸をはさんで、第1のハロゲンヒータラン
プ210が設けられた側には、領域L1の加熱ローラ91
の温度を検知する第1の温度検知手段330が、第2のハ
ロゲンヒータランプ220が設けられた側には、領域L2
の加熱ローラ91の温度を検知する第2の温度検知手段
340が設けられている。
【0034】尚、本実施の形態例では、温度検知手段
は、サーミスタを用いた。図2において、350は領域
L2の端部を冷却する冷却手段としてのファンである。
【0035】更に、定着装置Hの出口近傍には、定着さ
れたシートPが通過したかどうかを検出するを定着出口
センサ341が設けられている。 (定着クリーニング機構)定着クリーニング機構100の
構成を図1及び図4を用いて説明する。図3は、定着ク
リーニング機構の駆動機構を説明する構成図である。
【0036】図1において、加圧ローラ92との圧接が
終わった加熱ローラ91の表面を清掃する定着クリーニ
ング機構100は、オイルが含浸された芳香族ポリアミ
ドの不織布製のウエブ101が巻かれた元巻きローラ1
03と、ウエブ101を巻き取る巻き取りローラ105
と、ウエブ101を加熱ローラ91に押し付けるウエブ
バックアップローラ107とからなっている。
【0037】定着クリーニング機構100の巻き取りロ
ーラ105は、図3に示すような駆動機構によって駆動
される。図3において、ピン111を中心に回転可能に
設けられたアクチュエータ113には、溝113aが形
成されている。アクチュエータ113の溝113aに
は、ソレノイド115のスピンドル115aの先端に設
けられたピン115bが係合している。
【0038】四つの歯車、即ち、第1歯車121、第2
歯車122、第3歯車123、第4歯車124からなる
歯車列126の第5歯車125は巻き取りローラ105
の回転軸に設けられている。
【0039】又、第1歯車121の回転中心に固着され
た軸127には、ワンウェイクラッチを内蔵したレバー
129が設けられている。即ち、レバー129が矢印R
方向に回転すると、第1歯車121も矢印R1方向に回転
し、レバー129が矢印R1と反対の方向に回転しても、
第1歯車121はその位置を保持するようになってい
る。
【0040】そして、アクチュエータ113に形成され
た回転端部であるアーム部113bが、レバー129に
当接可能なようにアクチュエータ113,ソレノイド1
15が配設されている。
【0041】従って、ソレノイド115が駆動され、ス
ピンドル115aが矢印S方向に移動すると、アクチュ
エータ113はピン111を中心に、矢印A方向に所定
の角度だけ回転し、レバー129を矢印R1方向に所定の
角度だけ回転させる。
【0042】レバー129が矢印R1方向に回転すること
により、第1歯車121も矢印R1方向に回転する。更
に、第1歯車121が回転することにより、第2歯車は
矢印R2方向、第3歯車は矢印R3方向、第4歯車は矢印R4
方向、第5歯車は矢印R5方向に回転し、巻き取りローラ
105をウエブ101を巻き取る方向に回転させる。
【0043】次に、図4を用いて、本実施の形態例の定
着装置の電気的構成を説明する。図4は図1に示す定着
装置の電気的構成を説明するブロック図である。図にお
いて、310は第1のハロゲンヒータランプ210を駆
動する回路からなる第1の加熱駆動手段、320はハロ
ゲンヒータランプ220を駆動する回路からなる第2の
駆動加熱手段である。
【0044】505はソレノイドの駆動回数を計数する
ソレノイドカウンタである。制御部500は、ソレノイ
ドカウンタ505からの計数値を累積し、ソレノイド累
積駆動回数として保持している。尚、累積を始めるタイ
ミングは、定着クリーニング機構100の元巻きローラ
103、ウエブ101、巻き取りローラ105が交換さ
れた時点である。
【0045】510は定着クリーニング機構100の巻
き取りローラ105のウエブの巻き取り量が徐々に少な
くなるようなソレノイド累積駆動回数と、ソレノイド1
15の駆動頻度との関係が記録されたテーブルである。
【0046】このテーブル510の内容の一例として、
図5に示すようなものがある。この図において、例え
ば、ソレノイド累積駆動回数が36000回である場合、ソ
レノイドの駆動頻度は2/5(回/定着)である。
【0047】500は制御部で、第1の温度検知手段3
30からの温度情報(t1)と、第2の温度検知手段340
からの温度情報(t2)と、画像形成装置本体の電源スイッ
チがオンされると、画像形成装置本体から送られる起動
命令と、画像形成装置本体のコピーボタンがオンされる
と、画像形成装置本体から送られるコピー命令と、記録
紙サイズ情報(W)と設定コピー枚数情報(I)とを取り込ん
で、第1及び第2の加熱駆動手段310,320を介して
第1及び第2のハロゲンヒータランプ210,220及び
冷却駆動手段360を介してファン350を駆動すると
共に、ソレノイドカウンタ505からの計数値を累積
し、テーブル510を参照して、ソレノイド115を駆
動するものである。
【0048】次に、上記構成の定着装置の動作を図6〜
図10を用いて説明する。先ず、図画像形成装置の全体
の動作を説明する状態遷移図である図6を用いて、画像
形成装置の全体の動作を説明する。電源スイッチがオン
されると、ウォームアップ動作(状態1)がなされ、ウォ
ームアップが終了すると、終了フラグがオンとなり、ア
イドリング動作(状態2)となる。
【0049】アイドリング動作中にコピー命令がある
と、コピー動作(状態3)を行い、コピーが終了すると、
アイドリング動作(状態2)へ戻る。次に、ウォームアッ
プ動作、アイドリング動作、コピー動作を説明する。
【0050】(ウォームアップ動作)図1に示す定着装置
のウォームアップ動作を説明するフロー図である図7を
用いて説明する。
【0051】図7において、(a)図は第1のハロゲンヒ
ータランプのウォームアップ動作を示すフロー図、(b)
図は第2のハロゲンヒータランプのウォームアップ動作
を示すフロー図である。
【0052】制御部500はウォームアップ動作とし
て、図7(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行っ
ている。図7(a)に示すフローにおいて、第1の温度検
知手段330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ロ
ーラ91の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1)との比較を
行う(ステップ1)。
【0053】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T1)
より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210を駆
動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t1)が所定
温度(T1)以上あれば、第1のハロゲンヒータランプ21
0の駆動を停止し(ステップ3)、ウォーミングアップ(W
U)終了フラグ1をオンとする(ステップ4)。
【0054】同様に、図7(b)に示すルーチンにおい
て、第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を
取り込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温
度(T2)との比較を行う(ステップ1)。
【0055】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T2)
より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220を駆
動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t2)が所定
温度(T2)以上あれば、第2のハロゲンヒータランプ22
0の駆動を停止し(ステップ3)、ウォーミングアップ(W
U)終了フラグ2をオンとする(ステップ4)。
【0056】図7に示すフローにおいて、WU終了フラグ
1及びWU終了フラグ2が共にオンがどうかを見て、共にオ
ンになっているならば、WU終了フラグをオンとする。 (アイドリング動作)図1に示す定着装置のアイドリング
動作を説明するフロー図である図8を用いて説明する。
【0057】制御部500はアイドリング動作として、
図8(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行ってい
る。図8(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手段
330のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ9
1の領域L1の温度(t1)と所定温度(T1′)との比較を行う
(ステップ1)。
【0058】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T
1′)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210
を駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t1)が
所定温度(T1′)以上あれば、第1のハロゲンヒータラン
プ210の駆動を停止する(ステップ3)。
【0059】同様に、図8(b)に示すフローにおいて、
第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り
込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T
2′)との比較を行う(ステップ1)。
【0060】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T
2′)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220
を駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t2)が
所定温度(T2′)以上あれば、第2のハロゲンヒータラン
プ220の駆動を停止する(ステップ3))。 (コピー動作)図1に示す定着装置のコピー動作を説明す
るフロー図である図9〜図11を用いて説明する。
【0061】図9において、(a)図は第1のハロゲンヒー
タランプのコピー動作を示すフロー図、(b)図は第2のハ
ロゲンヒータランプのコピー動作を示すフロー図であ
る。図10において、(a)図はファンの駆動動作を示す
フロー図、(b)図はファンの停止動作を示すフロー図で
ある。図11は定着クリーニング機構の動作を示すフロ
ー図である。
【0062】制御部500は、コピー動作として、図9
(a),(b)に示す2つのフローを200msec毎に行っている。
図9(a)に示すフローにおいて、第1の温度検知手段33
0のからの温度情報(t1)を取り込み、加熱ローラ91の
領域L1の温度(t1)と所定温度(T1″)との比較を行う(ス
テップ1)。
【0063】加熱ローラ91の温度(t1)が所定温度(T
1″)より低ければ、第1のハロゲンヒータランプ210
を駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t1)が
所定温度(T1″)以上あれば、第1のハロゲンヒータラン
プ210の駆動を停止する(ステップ3))。
【0064】同様に、図9(b)に示すフローにおいて、
第2の温度検知手段340のからの温度情報(t2)を取り
込み、加熱ローラ91の領域L2の温度(t2)と所定温度(T
2″)との比較を行う(ステップ1)。
【0065】加熱ローラ91の温度(t2)が所定温度(T
2″)より低ければ、第2のハロゲンヒータランプ220
を駆動する(ステップ2)。加熱ローラ91の温度(t2)が
所定温度(T2″)以上あれば、第2のハロゲンヒータラン
プ220の駆動を停止する(ステップ3))。
【0066】更に、コピー命令があると、制御部500
は図10(a)のフローを1回実行する。図10(a)に示す
フローにおいて、制御部500は、コピー命令がある
と、記録紙Pのサイズ情報(w)を読み込み(ステップ1)、
通紙される記録紙Pのサイズ(w)が予め決められた所定サ
イズ(W:例えば、B5縦)とを比較し(ステップ2)、通紙さ
れる記録紙Pのサイズ(w)が予め決められた所定サイズ
(W)以下の場合には、ファン350を駆動する(ステップ
3)。
【0067】また、コピー終了命令があると、制御部5
00は図10(b)のフローを1回実行する。図10(b)に
示すフローにおいて、制御部500は、コピー終了命令
があると、ファン350が駆動しているならば(ステッ
プ1)、ファン350の駆動を停止する(ステップ2)。
【0068】更に、図11に示すフローを行ない、定着
クリーニング機構100を駆動している。定着出口セン
サ341が応動する(ステップ1)と、コピー動作が続行
してるかどうかを判断する(ステップ2)。
【0069】コピーが終了ならば、本フローは終了す
る。コピーが続行されるならば、ソレノイド駆動頻度デ
ータ(X/Y(回/定着):X,Yは整数)のX,Yが1以上であるかど
うかをみて(ステップ3)、そうでないならば、テーブル
510よりソレノイド累積駆動回数に応じたソレノイド
駆動頻度データ(X/Y)を取得し、制御部500内の不揮
発性メモリ内に格納する(ステップ4)。
【0070】次に、ソレノイド駆動頻度データ(X/Y)のX
が1以上ならば(ステップ5)、ソレノイド115を100mse
c駆動し、X-1=X,Y-1=Yとする(ステップ6〜8)。又、ステ
ップ5でXが0ならば、Y-1=Yとする(ステップ9)。
【0071】このフローをコピー中行なう。ここで、図
11に示すフローを具体的に説明すると、ソレノイド累
積駆動回数が36000回である場合、ソレノイドの駆動頻
度は2/5(回/定着)である。
【0072】定着出口センサ341が応動し、コピー
(定着)が続行される場合、これ以降の5回の定着は、ON,
ON,OFF,OFF,OFFなるタイミングでソレノイド115が駆
動される。
【0073】上記構成によれば、ソレノイドカウンタ5
05からの計数値を累積し、テーブル510を参照し
て、ソレノイドを駆動することにより、巻き取りローラ
105のウエブの巻き取り量が徐々に少なくなり、加熱
ローラ91へのオイルの塗布量が一定となる。
【0074】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例でのソレノイドの駆
動頻度のタイミングは、最初にソレノイドを駆動するよ
うにした。例えば、ソレノイドの駆動頻度が2/5(回/定
着)である場合、ON,ON,OFF,OFF,OFFなるタイミングでソ
レノイド115を駆動したが、ON,OFF,ON,OFF,ONなるタ
イミングや、OFF,ON,OFF,ON,OFFなるタイミングでもよ
い。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、前記巻き取りローラのウエブの巻き取り量が
徐々に少なくなるように前記駆動機構を制御する制御部
を設けたことにより、加熱ローラへのオイルの塗布量が
一定となる。
【0076】請求項2記載の発明によれば、前記ソレノ
イドカウンタからの計数値を累積し、前記テーブルを参
照して、前記ソレノイドを駆動することにより、加熱ロ
ーラへのオイルの塗布量が一定となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着装置の側面図である。
【図2】図1のX方向から見た構成図である。
【図3】定着クリーニング機構の駆動を説明する図であ
る。
【図4】図1に示す定着装置の電気的構成を説明するブ
ロック図である。
【図5】図4に示すテーブルの一例を示す図である。
【図6】本実施の形態例の定着装置が設けられた画像形
成装置の全体の動作を説明する状態遷移図である。
【図7】図1に示す定着装置のウォームアップ動作を説
明するフロー図であって、(a)図は第1のハロゲンヒータ
ランプのウォームアップ動作を示すフロー図、(b)図は
第2のハロゲンヒータランプのウォームアップ動作を示
すフロー図である。
【図8】図1に示す定着装置のアイドリング動作を説明
するフロー図である。
【図9】図2に示す定着装置のコピー動作を説明するフ
ロー図であって、(a)図は第1のハロゲンヒータランプの
コピー動作を示すフロー図、(b)図は第2のハロゲンヒー
タランプのコピー動作を示すフロー図である。
【図10】図2に示す定着装置のコピー動作を説明する
フロー図であって、(a)図はファンの駆動動作を示すフ
ロー図、(b)図はファンの停止動作を示すフロー図であ
る。
【図11】定着クリーニング機構の動作を示すフロー図
である。
【図12】本実施の形態例の定着装置が設けられた画像
形成装置の全体構成を説明する図である。
【符号の説明】
91 加熱ローラ 92 加圧ローラ 191 芯金 500 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着装置の加熱ローラの表面をクリーニ
    ングする定着クリーニング装置において、 ウエブが巻かれた元巻きローラと、 該元巻きローラからの前記ウエブを巻き取る巻き取りロ
    ーラと、 前記ウエブを加熱ローラに押し付けるウエブバックアッ
    プローラと、 前記巻き取りローラを駆動する駆動機構と、 前記巻き取りローラのウエブの巻き取り量が徐々に少な
    くなるように前記駆動機構を制御する制御部と、 を具備することを特徴とする定着クリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構として、前記巻き取りロー
    ラを一定の角度だけ間歇的に回転させるソレノイドを用
    い、 ソレノイドの駆動回数を計数するソレノイドカウンタ
    と、 前記巻き取りローラのウエブの巻き取り量が徐々に少な
    くなるようなソレノイド累積駆動回数と、前記ソレノイ
    ドの駆動頻度との関係が記録されたテーブルとを設け、 前記制御部は、前記ソレノイドカウンタからの計数値を
    累積し、前記テーブルを参照して、前記ソレノイドを駆
    動することを特徴とする請求項1記載の定着クリーニン
    グ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013214033A (ja) * 2012-03-07 2013-10-17 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置

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JP2013214033A (ja) * 2012-03-07 2013-10-17 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置

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