JP7006487B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7006487B2 JP7006487B2 JP2018086113A JP2018086113A JP7006487B2 JP 7006487 B2 JP7006487 B2 JP 7006487B2 JP 2018086113 A JP2018086113 A JP 2018086113A JP 2018086113 A JP2018086113 A JP 2018086113A JP 7006487 B2 JP7006487 B2 JP 7006487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- control unit
- temperature
- idle rotation
- fixing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
記録媒体を通過させるニップ部を形成し、該ニップ部を通過する記録媒体を加熱及び加圧する定着部材及び加圧部材と、
前記定着部材を加熱するヒータと、
前記定着部材の温度を検出する温度検出素子と、
前記定着部材のウォームアップを行った後に、印刷を開始させる印刷制御部とを備え、
前記印刷制御部は、
前記ウォームアップの際に、前記温度検出素子で検出された前記定着部材の温度が予め定められた目標値に達するまでの時間を測定する時間測定部と、
前記時間測定部で測定された時間が、予め定められた判定時間よりも長い場合、前記時間測定部で測定された時間と、前記印刷が行われる際の前記定着部材の表面速度とに基づいて空回し時間を設定する空回し制御部と、
前記定着部材の温度が前記目標値に達した後、前記空回し制御部で設定された空回し時間が経過した後に、印刷を開始させる印刷開始制御部と
を有し、
前記空回し制御部は、前記表面速度が速いほど、前記空回し時間をより長い値に設定する。
本発明の他の態様の画像形成装置は、
記録媒体を通過させるニップ部を形成し、該ニップ部を通過する記録媒体を加熱及び加圧する定着部材及び加圧部材と、
前記定着部材を加熱するヒータと、
前記定着部材の温度を検出する温度検出素子と、
前記定着部材のウォームアップを行った後に、印刷を開始させる印刷制御部とを備え、
前記印刷制御部は、
前記ウォームアップの際に、前記温度検出素子で検出された前記定着部材の温度が予め定められた目標値に達するまでの時間を測定する時間測定部と、
前記時間測定部で測定された時間が、予め定められた判定時間よりも長い場合、前記時間測定部で測定された時間と、前記印刷が行われる際の前記定着部材の表面速度とに基づいて空回し時間を設定する空回し制御部と、
前記定着部材の温度が前記目標値に達した後、前記空回し制御部で設定された空回し時間が経過した後に、印刷を開始させる印刷開始制御部と
を有し、
前記空回し制御部は、前記表面速度が低いほど前記判定時間としてより長い値を用いる。
搬送ローラ群112~115は、記録媒体109を搬送経路116に沿って搬送する。
定着部140は、定着部材としての定着ローラ141と、加圧部材としての加圧ローラ142と、ヒータ143と、温度検出素子144とを有する。
例えば、定着ローラ141及び加圧ローラ142のうちの一方、例えば定着ローラ141がモータにより駆動され、加圧ローラ142は定着ローラ141に連れ回るように構成されていても良い。
以下では加圧ローラ142は定着ローラ141に連れ回るように構成されているものとして説明する。
制御部200は、ハードウェアで構成されていても良く、ソフトウェア、即ちプログラムされたコンピュータで構成されていても良く、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されていても良い。
データ処理部210は、ホストコンピュータ190との間でデータの送受信を行い、ホストコンピュータ190から印刷指示データを受ける。印刷指示データには、印刷データと制御情報とが含まれる。制御情報は、印刷の制御に必要な種々のパラメータを指定する。このパラメータには、記録媒体109のサイズ、厚さ、及び種類が含まれる。
メモリ229は、不揮発性メモリで構成されているのが望ましい。
メモリ229への書込み及びメモリ229からの読出しは、メモリ制御部228により行われる。
印刷速度決定部221は、記録媒体109の厚さに基づいて印刷速度を決定する際は、図3に示される速度テーブルを参照する。
図3に示される速度テーブルは、記録媒体の厚さ、即ち単位面積当たりの重量[g/m2]と印刷速度との関係を示すものであり、予めメモリ229に記憶されている。
温度制御部231は、メモリ229に記憶されている温度テーブル(図示しない)を参照して、記録媒体109のサイズ、厚さ、及び種類から定着温度目標値θrを決定し、温度検出素子144で検出された温度に基づいて、ヒータ143のオン、オフの制御を行う。
なお、発熱量が調整可能のヒータが用いられる場合には、オン、オフ制御ではなく、発熱量の調整によって温度が目標値に維持されるような制御を行っても良い。
図4及び図5において、時点t1で、定着モータ及びヒータ143をオンにし、定着ローラ141のウォームアップを開始する。ウォームアップの開始後、時点t2で定着ローラ141の温度θfが目標値θrに達したものとする。目標値に達したら、その後は定着ローラ141の温度θfが目標値θrに維持されるように、ヒータ143のオン、オフの制御が行われる。ウォームアップの開始から、定着ローラ141の温度θfが目標値θrに達するまでの期間を定着ローラ141のウォームアップ期間と言い、符号Tpで表す。
図示の例では、時点t2における加圧ローラ142の温度θgは、目標値θrよりも低い。
具体的には、空回し時間を決定し、決定された空回し時間だけ空回しすれば、加圧ローラ142が十分な温度に達したものと推定し、その後印刷を開始する。
このようにするのは、ウォームアップ時間が長いのは、ウォームアップ前の定着ローラ及び加圧ローラの温度が低かったものと推定され、その場合には、加圧ローラが十分な温度に達するまでにより長い時間がかかると推定されるためである。
逆に言えば、記録媒体109が供給される速度が低い場合には、印刷開始の時点での加圧ローラ142の温度θgは比較的低くても良い。印刷速度を考慮に入れずに空回し時間を定めると、印刷速度が低い場合には、空回し時間が長すぎて、その分印刷の開始が遅れることになる。
ウォームアップ時間Tpが判定時間Th(v)以下である場合、
Tq=0 式(1a)
ウォームアップ時間Tpが判定時間Th(v)よりも長い場合、
Tq=(Tp-Th(v))×K(v) 式(1b)
Tt=Tp 式(2a)
又は
Tt=Tp+(Tp-Th(v))×K(v) 式(2b)
で表される関係を有する。
印刷は、ホストコンピュータ190からの印刷指示に応じて行われる。
印刷速度の決定は、印刷速度決定部221で行われる。印刷速度決定部221は、メモリ229に記憶されている速度テーブル(図3)を参照し、記録媒体109の厚さから印刷速度vを決定する。
空回し制御部233は、ステップS108までの測定で得られたウォームアップ時間Tpを、ステップS109で取得した判定時間と比較する(S110)。
即ち、
Tq=0 式(1a)
により空回し時間Tqを定める。
Tq=(Tp-Th(v))×K(v) 式(1b)
上記の式(1b)の判定時間Th(v)としては、ステップS109で取得した値が用いられる。
ステップS115の処理は、空回し制御部233により行われ、ステップS117の処理は、温度制御部231により行われる。
ステップS118及びS119の処理も温度制御部231により行われる。
これにより定着部140(定着ローラ141及び加圧ローラ142)のウォームアップが終了となる。
ステップS103で、測定温度θfが目標値θr以上である場合(S103でNo)には直ちに「ウォームアップが終了」となる。
この通知に応じて、印刷開始制御部227が印刷を開始させる。即ち、印刷開始制御部227は、給紙制御部223、搬送制御部224、画像形成制御部225、定着制御部226に対し印刷開始の指示を与えることで、印刷を開始させる。
印刷開始に当たっては、図5及び図7に示すように、いったん期間Tsだけ停止させることとしても良い。
Tq=(100-15)×0.45=38.25秒
となる。
Tq=(100-80)×0.11=2.2秒
となり、約36秒の短縮が可能となる。
例えば、図1~図10を参照して説明した画像形成装置では、定着部140のヒータ143としてハロゲンヒータが用いられているが、ヒータ143は発熱抵抗体であっても良い。
定着ベルト302は、定着ローラ301と、圧力パッド303と、熱拡散部材304とに張架されており、定着ローラ301によって駆動されている。
ヒータ305は例えば発熱抵抗体で構成されている。
熱拡散部材304はヒータ305で発せられた熱を拡散し、定着ベルト302に伝える。
温度検出素子306は、定着ベルト302の温度を測定する。
この場合、温度制御部231は、温度検出素子306で検出された温度が目標値に達するまでは、ヒータ305をオンのままとし、温度検出素子306で検出された温度が目標値に維持されるように、ヒータ305のオン、オフを制御する。
Claims (7)
- 記録媒体を通過させるニップ部を形成し、該ニップ部を通過する記録媒体を加熱及び加圧する定着部材及び加圧部材と、
前記定着部材を加熱するヒータと、
前記定着部材の温度を検出する温度検出素子と、
前記定着部材のウォームアップを行った後に、印刷を開始させる印刷制御部とを備え、
前記印刷制御部は、
前記ウォームアップの際に、前記温度検出素子で検出された前記定着部材の温度が予め定められた目標値に達するまでの時間を測定する時間測定部と、
前記時間測定部で測定された時間が、予め定められた判定時間よりも長い場合、前記時間測定部で測定された時間と、前記印刷が行われる際の前記定着部材の表面速度とに基づいて空回し時間を設定する空回し制御部と、
前記定着部材の温度が前記目標値に達した後、前記空回し制御部で設定された空回し時間が経過した後に、印刷を開始させる印刷開始制御部と
を有し、
前記空回し制御部は、前記表面速度が速いほど、前記空回し時間をより長い値に設定する
画像形成装置。 - 記録媒体を通過させるニップ部を形成し、該ニップ部を通過する記録媒体を加熱及び加圧する定着部材及び加圧部材と、
前記定着部材を加熱するヒータと、
前記定着部材の温度を検出する温度検出素子と、
前記定着部材のウォームアップを行った後に、印刷を開始させる印刷制御部とを備え、
前記印刷制御部は、
前記ウォームアップの際に、前記温度検出素子で検出された前記定着部材の温度が予め定められた目標値に達するまでの時間を測定する時間測定部と、
前記時間測定部で測定された時間が、予め定められた判定時間よりも長い場合、前記時間測定部で測定された時間と、前記印刷が行われる際の前記定着部材の表面速度とに基づいて空回し時間を設定する空回し制御部と、
前記定着部材の温度が前記目標値に達した後、前記空回し制御部で設定された空回し時間が経過した後に、印刷を開始させる印刷開始制御部と
を有し、
前記空回し制御部は、前記表面速度が低いほど前記判定時間としてより長い値を用いる
画像形成装置。 - 前記空回し制御部は、前記時間測定部で測定された時間をTpとし、前記判定時間をTh(v)とし、予め定められた係数をK(v)として、前記空回し時間をTqとするとき、
Tq=(Tp-Th(v))×K(v)
により、前記空回し時間を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記空回し制御部は、前記係数として、前記表面速度が高いほど前記係数としてより大きな値を用いることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記時間測定部で測定された時間が、前記判定時間以下である場合、前記印刷開始制御部は、前記定着部材の温度が前記目標値に達したら、直ちに印刷を開始させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記印刷制御部は、前記定着部材の温度が前記目標値に達してから、前記空回し制御部で設定された空回し時間が経過するまでの間、前記定着部材の温度を前記目標値に維持する温度制御部をさらに有する請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記定着部材が定着ローラで構成され、前記加圧部材が加圧ローラで構成されている
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086113A JP7006487B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086113A JP7006487B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019191453A JP2019191453A (ja) | 2019-10-31 |
JP7006487B2 true JP7006487B2 (ja) | 2022-01-24 |
Family
ID=68390165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018086113A Active JP7006487B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7006487B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033590A (ja) | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
JP2015007685A (ja) | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018086113A patent/JP7006487B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033590A (ja) | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
JP2015007685A (ja) | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019191453A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3649437B2 (ja) | 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置 | |
US7424235B2 (en) | Image forming apparatus | |
EP2423762B1 (en) | Fixing device, image forming apparatus incorporating same, and fixing method | |
US9229385B2 (en) | Image forming apparatus and control method thereof | |
JP2004126191A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3780081B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5126282B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007298720A (ja) | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
US20090060561A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP7006487B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6881929B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6638287B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびコンピュータプログラム | |
EP2031462A2 (en) | Image forming apparatus | |
JP7183755B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7310125B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US10684579B2 (en) | Image forming apparatus and sheet feeding method | |
JP2009063826A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009058802A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010250154A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
JP3239074B2 (ja) | 定着温度制御方法 | |
JPH11133799A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005181875A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015036744A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2009063821A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010237371A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200904 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7006487 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |