JP5050233B2 - 繊維製品用しわ減少剤組成物 - Google Patents
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Description
特にしわの発生が顕著なのは肩や襟、袖の縫製部分であり、この縫製部分において、シームパッカリングと呼ばれる縫目じわが発生してしまう。シームパッカリング発生の原因の一つとしては、水に濡れた後、乾燥する時の布地と縫製糸との収縮率の差が挙げられる。しかしながら、縫製や加工処理が十分でないものはこの収縮率の差が発生してしまい、アイロンがけ無くしては着用を躊躇する程度にまでシームパッカリングが発生してしまう。
すなわち、本発明は、(a)下記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーン化合物、(b)カチオン性シリカ微粒子、(c)下記一般式〔II〕で示される長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミン、及び水を含有することを特徴とする繊維製品用しわ減少剤組成物を提供する。
nは2〜6の範囲の数である。)
本発明における(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物は、上記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーンであり、式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基であり、溶解性の点から水素原子又はメチル基が好ましい。pは前記一般式〔I〕中で示されるエチレンオキサイドの平均付加モル数を表わし、pの範囲は、下限が1以上、好ましくは3以上、より好ましくは7以上であり、上限は50以下、好ましくは30以下、より好ましくは20以下である。pがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。qは前記一般式〔I〕中で示されるプロピレンオキサイドの平均付加モル数を表わし、qの範囲は、下限が0以上、上限は20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。qがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの重合形態は、ランダム付加及びブロック付加重合のどちらでもよい。xは前記一般式〔I〕中で示されるジメチルシロキサンの平均付加モル数を表わし、xの範囲は、下限が1以上、好ましくは20以上、より好ましくは100以上であり、上限は400以下、好ましくは300以下、より好ましくは250以下である。xがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。yは前記一般式〔I〕中で示されるメチルポリオキシアルキレンプロピルシロキサンの平均付加モル数を表わし、yの範囲は、下限が1以上、好ましくは3以上、より好ましくは5以上であり、上限は40以下、好ましくは30以下、より好ましくは20以下の範囲である。yがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。ジメチルシロキサンとメチルポリオキシアルキレンプロピルシロキサンの重合形態は、ランダム付加及びブロック付加重合のどちらでもよい。xとyのモル比x/yは、下限が好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは15以上であり、上限は、好ましくは100以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは30以下である。x/yがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。
ポリエーテル変性シリコーンの具体的な例としては、東レ・ダウ コーニング(株)製のSH3771C、SH3775C、SH3746、SH3748、SH3749、SF8410、SH8700、BY22−008、BY22−012、CF1188HV、SF8421、SILWET L−7001、SILWET L−7002、SILWET L−7602、SILWET L−7604、SILWET FZ−2104、SILWET FZ−2120、SILWET FZ−2161、SILWET FZ−2162、SILWET FZ−2164、SILWET FZ−2171、信越化学工業(株)製のKF352A、KF6008、KF615A、KF6016、KF6017、GE東芝シリコーン(株)製のTSF4450、TSF4452等が挙げられる。
本発明の組成物中における(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物の配合量は、下限が好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.3質量%以上であり、上限は5質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1.0質量%以下である。(a)成分の配合量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び経済性に優れるので好ましい。(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物は、単独で使用してもよく、又は2種以上併用してもよい。
本発明における(b)成分のカチオン性シリカ微粒子とは、SiO2を主骨格とする水不溶性の微粒子を指し、アモルファスシリカ、結晶性シリカ及びアモルファスシリカを水中に分散させた形態のコロイダルシリカ等の表面をカチオン性に改質したものが挙げられるが、それらの中でも、微粒子の分散安定性の点から、コロイダルシリカの表面をカチオン性に改質したものが好ましい。アニオン性シリカ微粒子を使用した場合、(c)成分の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンと相互作用を起こし、安定性を低下させるため好ましくない。カチオン性コロイダルシリカは、「スノーテックス」(日産化学工業(株)製)、「シリカドール」(日本化学工業(株)製)等、市販品として容易に入手できる。
アニオン性のコロイダルシリカ表面をカチオン性に改質する方法としては特に限定されるものではないが、例えばアニオン性のコロイダルシリカを塩基性塩化アルミニウムで処理する等の従来公知の方法により調整する方法が知られている。このようなカチオン変性したコロイダルシリカとしては、スノーテックスAK(日産化学工業(株)製)、シリカドール20P(日本化学工業(株)製)、Klebosol30CAL25(Clariant社製)等が挙げられる。
本発明の組成物中における(b)成分のシリカ微粒子の配合量は、下限が好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.3質量%以上であり、上限は5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下である。(b)成分の配合量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び経済性に優れるので好ましい。
以上のように本発明の組成物は、(a)成分と(b)成分の相乗効果によりハリのある仕上がりとシームパッカリング低減、修復効果を発揮するものであるが、この相乗効果を発揮するためには、本発明における(a)成分と(b)成分の配合量の質量比(a)/(b)は、下限が好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上、さらに好ましくは0.3以上であり、上限が好ましくは1.0以下、より好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.7以下である。(a)/(b)がこの範囲にあると、ハリのある仕上がり感を発現しつつ良好なシームパッカリング除去性を示すので好ましい。
式〔II〕中、R1は炭素数11〜21、好ましくは11〜19のアルキル又はアルケニル基を表わす。R2及びR3は水素または炭素数1〜4のアルキル基、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であり、R2及びR3は同一又は異なっていても良いが、同一であるのが好ましい。nは2〜6、好ましくは2〜4の範囲の数である。
本発明における(c)成分の好適な具体例としては、カプリル酸アミドプロピルジメチルアミン、カプリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミン、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ベヘン酸アミドプロピルジメチルアミン、オレイン酸アミドプロピルジメチルアミンなどの長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミン又はその塩等が挙げられる。塩を形成する中和剤としての酸物質は、硫酸、塩酸、などの無機酸、或いはクエン酸、リンゴ酸、乳酸などの有機酸等があげられる。(c)成分としては特に、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミン、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ベヘン酸アミドプロピルジメチルアミン、オレイン酸アミドプロピルジメチルアミンが好ましい。
これら長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンは、例えば、脂肪酸あるいは脂肪酸低級アルキルエステル、動・植物性油脂等の脂肪酸誘導体と、ジアルキルアミノアルキルアミンとを縮合反応させ、その後、未反応のジアルキルアミノアルキルアミンを減圧又は窒素ブローにて留去することにより得られる。
本発明の組成物中における(c)成分の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンの配合量は、下限が好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上であり、上限は1質量%以下、より好ましくは0.7質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下である。(c)成分の配合量がこの範囲内にあると、適度なハリを維持しつつ滑らかな風合いを発現するので好ましい。(c)成分の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンは、単独で使用してもよく、又はアニオン性又はカチオン性の電荷が同じであれば2種以上併用してもよい。
本発明の組成物における水の配合量は、特に限定はされないが、下限が、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上であり、上限は、好ましくは99質量%以下である。水の配合量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及びシリカ微粒子の分散安定性に優れるので好ましい。
本発明の組成物における上記任意成分の配合量は、上限が好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下であり、0.5質量%以下が更に好ましい。
スプレー容器としては、エアゾールスプレー容器、トリガースプレー容器(直圧型あるいは蓄圧型)、フィンガースプレー容器等が挙げられる。エアゾールスプレー容器の例としては、特開平9−3441、及び特開平9−58765号公報等に記載されているものが挙げられる。また、噴射剤としてはLPG(液化プロパンガス)、DME(ジメチルエーテル)、炭酸ガス、窒素ガス等が挙げられ、これらは単独で使用しても良く、2種以上を混合して使用しても良い。トリガースプレー容器の例としては、特開平9−268473号公報、特開平9−256272号公報、特開平10−76196号公報等に記載のものが挙げられる。フィンガースプレー容器の例としては、特開平9−256272号公報等に記載のものが挙げられる。
また、本発明の組成物は、プラスチック製容器に収納することができる。プラスチック製容器としては、ボトル容器や詰替え用のスタンディングパウチ等が挙げられる。スタンディングパウチとしては、例えば、特開2000−72181号公報に記載のものが挙げられるが、材質としては、内層に100〜250μmの線状低密度ポリエチレン、外層に15〜30μmの延伸ナイロンの二層構造又は15μmの延伸ナイロンを中間層、15μmの延伸ナイロンを外層にした三層構造のスタンディングパウチが保存安定性の点から好ましい。
本発明の組成物を使用する対象の繊維製品としては、特に限定はされないが、例えば、Yシャツ、Tシャツ、ポロシャツ、ブラウス、チノパン、スーツ、スラックス、スカート、テーブルクロス、ランチョンマット、カーテン等が挙げられる。また、対象とする繊維製品の素材も、特に限定はされないが、例えば、綿、ウール、麻等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維、アセテート等の半合成繊維、レーヨン、テンセル、ポリノジック等の再生繊維及びこれら各種繊維の混紡品、混織品、混編品等が挙げられ、その中でも、特にしわになりやすい綿及びその混紡品において、本発明の組成物の効果が顕著に発揮される。
まず、実施例及び比較例において使用した成分について以下に示す。
a−1:ポリエーテル変性シリコーン(商品名SH3746;東レ・ダウコーニング製)
a−2:ポリエーテル変性シリコーン(前記一般式〔I〕中、R:水素原子、p=15、q=0、x=70、y=3、実験室合成品)
a−3:ポリエーテル変性シリコーン(前記一般式〔I〕中、R:メチル基、p=10、q=0、x=210、y=9、実験室合成品)
なお、a−2、a−3は、次に示す方法で合成したものである。
すなわち、攪拌装置、凝縮機、温度計および窒素挿入口を備えた1Lの4つ口フラスコに、下記のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを100g、イソプロピルアルコールを50g、ポリオキシアルキレン化合物を11g、付加反応用触媒を0.2g、2%酢酸ナトリウムのイソプロピルアルコール溶液を0.3g投入して、これらを窒素雰囲気下、90℃で3時間反応させた。反応終了後、溶媒を減圧留去することにより(a−2)、(a−3)を得た。
・用いたオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(a−3)の場合、α=210、β=9
・用いたポリオキシアルキレン化合物
CH2=CHCH2O−(C2H4O)m−γ
(a−2)の場合、m=15、γ=H
(a−3)の場合、m=10、γ=CH3
b−2:カチオン性コロイダルシリカ(シリカドール20P、日本化学工業(株)製、粒径:10〜20nm)
b−3:カチオン性コロイダルシリカ(Klebosol30CAL25、Clariant社製、粒径:25nm)
比較品−1:アニオン性コロイダルシリカ(スノーテックス20、日産化学工業(株)製、粒径:10〜20nm)
比較品−2:アクリル酸/メタクリル酸共重合体(特開平11−229266号の実施例中記載成分(a−3))
c−2:C17H35CONH(CH2)3N(CH3)2、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−3:C21H43CONH(CH2)3N(CH3)2、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−4:C17H33CONH(CH2)3N(CH3)2、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−5:CnH2n+1CONH(CH2)3N(CH3)2(n=15/17混合物(質量比3/7)、東邦化学(株)製(商品名)カチナールMPAS−R)
比較品−3:ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド(アーカード2O−75I、ライオンアクゾ(株)製)
任意−2:ジプロピレングリコール
任意−3:ヘキシレングリコール
任意−4:Neodol23アルコール(シェルケミカルズ製)にエチレンオキシドを平均で15モル付加させた非イオン界面活性剤
任意−5:エタノール(試薬1級、甘糟化学産業株式会社製)
香料:特開2002−146399号公報記載の表11〜18記載の香料組成物A
<シームパッカリング除去性の評価方法>
(試験用繊維製品の前処理)
試験用繊維製品としては、市販の形態安定ワイシャツ(綿=100%、(株)ファーストリテイリング製)を用いた。家庭用の二槽式洗濯機(CW−C30A1−H、三菱電機(株)製)に20℃の水道水30Lを入れ、ここに市販の衣類用粉末洗剤(トップ、ライオン(株)製)15gを添加し、よく分散させた後、試験用繊維製品5枚を投入し、10分間洗浄した。洗剤液を排水後、試験用繊維製品を脱水機で1分間脱水し、20℃の水道水30Lで3分間濯ぐという脱水・濯ぎ工程を2度行ない、最後に3分間脱水後、ハンガーで吊り干しにて1晩風乾した。この洗濯乾燥操作を10回繰り返したものを、前処理済み試験用繊維製品としてシームパッカリング除去性の評価に用いた。組成物ごとに前処理済み試験用繊維製品を調製し、一度評価に供した前処理済み試験用繊維製品は別の組成物の評価には使用しなかった。
(シームパッカリングの除去処理)
表1及び2に記載の組成物を、市販の衣料用トリガースプレー製品の容器(ソフランしわスッキリスプレー、ライオン(株)製)に300g収納し、評価に用いた。上記前処理済み試験用繊維製品の質量に対して50質量%の組成物を、ハンガーに吊るした試験用繊維製品の表面全体に均一になるように噴霧し、次いで肩の部分のシームパッカリングを手で軽く伸ばした後、そのままハンガーに吊るした状態で、20℃、50RH%の室内において12時間風乾した。表1及び2に記載のシームパッカリング除去性は、乾燥後の試験用繊維製品の肩の部分のシームパッカリングの程度を目視で判定し、以下の基準で評価した。各組成物の評価には試験用繊維製品1枚を用いた。なお、前処理後であってシームパッカリングの除去処理前の繊維製品のシームパッカリングの程度は1であった。
評価は、AATCC Test Method 88B−1992におけるシームパッカリング判定用標準(SS−1〜5、SS−5が最も優れる)と比較して、以下の基準で行なった。
5:SS−5と同等
4:SS−4と同等
3:SS−3と同等
2:SS−2と同等
1:SS−1と同等
(試験用繊維製品の前処理)
試験用繊維製品としては、市販の形態安定ワイシャツ(綿=100%、(株)ファーストリテイリング製)を用い、前述のシームパッカリング除去性の評価における前処理法に準じて処理を行なった。
(風合い回復処理)
表1及び2に記載の組成物を、市販の衣料用トリガースプレー製品の容器(ソフランしわスッキリスプレー、ライオン(株)製)に300g収納し、評価に用いた。上記前処理済み試験用繊維製品の質量に対して50質量%の組成物を、ハンガーに吊るした試験用繊維製品1枚の表面全体に均一になるように噴霧し、乾燥したものを着用して触感にて判定し、以下の基準で評価した。
(評価基準:ハリ)
◎:ワイシャツとして非常に好ましいハリを有している
○:ワイシャツとして好ましいハリを有している
△:ワイシャツとしてはやや硬すぎるもしくはやや柔らかすぎる
×:ワイシャツとしては硬すぎるもしくは柔らかすぎる
(評価基準:滑らかさ)
◎:ワイシャツとして非常に好ましい滑らかさを有し、非常に良い着心地を感じる
○:ワイシャツとして好ましい滑らかさを有し、良い着心地を感じる
△:ワイシャツとしてはやや滑らかさが足りず着心地が気になる
×:ワイシャツとしては滑らかさが足りず着心地が悪い
表1、及び2に記載の組成物50mLを、50mL容のスクリューキャップ付きガラス瓶中に収納密閉し、20℃の恒温室中で2週間保存した後、組成物の外観を目視で比較して以下の基準で評価した。
○:保存前の組成物と比較して外観にほぼ違いは認められない
△:沈殿又は相分離はしていないものの、外観に明らかな違いが認められる
×:沈殿又は相分離が認められる
実施例及び比較例を以下の表1及び2に示す。なお、表中の各成分の含有量は純分としての含有量を示し、単位は何れも質量%である。
<pH測定>
実施例及び比較例の組成物のpHは、25℃においてガラス電極を用いて行った。
Claims (5)
- (a)下記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーン化合物、(b)カチオン性シリカ微粒子、(c)下記一般式〔II〕で示される長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンを0.005〜1質量%、及び水を含有することを特徴とする繊維製品用しわ減少剤組成物。
nは2〜6の範囲の数である。) - (b)/(c)=3.0〜20(質量比)である請求項1記載の繊維製品用しわ減少剤組成物。
- 一般式〔II〕のR 2 及びR 3 が同一である請求項1又は2記載の繊維製品用しわ減少剤組成物。
- 組成物のpHが3〜6の範囲である事を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の繊維製品用しわ減少剤組成物。
- (b)カチオン性シリカ微粒子が、アニオン性シリカ微粒子の表面をアルミナで被覆したシリカ微粒子である、請求項1〜4のいずれか1項記載の繊維製品用しわ減少剤組成物。
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