JP2002327375A - 柔軟剤組成物 - Google Patents

柔軟剤組成物

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JP2002327375A
JP2002327375A JP2001130228A JP2001130228A JP2002327375A JP 2002327375 A JP2002327375 A JP 2002327375A JP 2001130228 A JP2001130228 A JP 2001130228A JP 2001130228 A JP2001130228 A JP 2001130228A JP 2002327375 A JP2002327375 A JP 2002327375A
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amine compound
softener composition
compound
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JP2001130228A
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Hisao Yamazaki
久生 山崎
Hiroo Miyasaka
広夫 宮坂
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)シリコーン誘導体(B)分子内に
ベンゼン環を含まず、且つ炭素数16〜26の飽和又は
不飽和炭化水素基を1個以上有するアミン化合物、その
中和物及び/又はその4級化物、(C)イソチアゾロン
系有機硫黄化合物、ベンズイソチアゾロン系有機硫黄化
合物及び/又は安息香酸類、(D)2−ブロモ−2−ニ
トロプロパン−1,3−ジオール、分子内に、塩素原子
を2〜3個及びヒドロキシル基を1個有するフェニルエ
ーテル化合物、分子内に、炭素数6〜14の飽和又は不
飽和炭化水素基を2個有するアミン化合物、その中和物
及び/又はその4級化物、分子内に、炭素数8〜18の
飽和又は不飽和の炭化水素基を1個有し、更に、ベンゼ
ン環を1個有するアミン化合物、その中和物及び/又は
その4級化物の1種以上を含有し、pH1.5〜5.5
の柔軟剤組成物。 【効果】 繊維製品、特に化繊製品に滑らかさを与え、
詰め替え時に混入する菌の増殖を防止できる柔軟剤組成
物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等の繊維製品
に用いられる柔軟剤組成物に関し、より詳細には、特
に、化学繊維製品に滑らかさを与えると共に、詰め替え
時に混入する菌の増殖を防止する柔軟剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、洗濯後の繊維製品に柔軟性を
付与することを目的として、ジ長鎖型のアミン化合物又
はその中和物又は4級化物を主成分とする繊維製品用柔
軟剤が用いられており、綿に対しては、良好な柔軟性付
与効果が得られている。これに対して、化繊に対する柔
軟性向上、衣類に対するハリ・コシの付与、あるいは洗
濯シワの軽減などを目的として、特定のシリコーン系化
合物と先に述べたアミン化合物などとを併用することが
試みられている。
【0003】例えば、特開平1−162878号公報に
は、水分散性陽イオン柔軟剤と特定のシロキサンからな
る非イオン性柔軟剤とを含む水性基材織物用コンディシ
ョニング処方物が提案され、特開平2−191774号
公報、特開2000−110075号公報、特開200
0−154476号公報には、4級アンモニウム塩と特
定のシリコーン誘導体とを含有することを特徴とする衣
料用仕上げ剤が提案されている。
【0004】他方、通常のアミン化合物又はその中和物
又は4級化物のみを主成分とする仕上げ剤の防腐・殺菌
技術としては、特開昭62−263380号公報には、
水難溶性第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及
び3−イソチアゾロン系抗菌剤を含有する柔軟剤組成物
が提案され、好ましい3−イソチアゾロン系抗菌剤とし
て5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾロン−3−
オン、2−メチル−4−イソチアゾロン−3−オンが例
示されている。また、特開平1−162872号公報、
特開平3−113077号公報、特表平8−50776
6号公報にも、任意の防腐・殺菌剤として、上記化合物
又は2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオー
ルが例示されている。更に、特開平11−181681
号公報には、カチオン界面活性剤及び1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オンを含有し、pHが1.5〜5.
5である液体柔軟仕上げ剤が提案されている。
【0005】しかしながら、通常のアミン化合物又はそ
の中和物又は4級化物のみを主成分とする仕上げ剤より
も、通常のアミン化合物又はその中和物又は4級化物と
特定のシリコーン系化合物とを併用した仕上げ剤は、ア
ミン化合物又はその中和物又は4級化物などとシリコー
ンとが複合体を形成し、アミン化合物又はその中和物又
は4級化物自体の殺菌力が低下するため、組成物の防腐
・殺菌力、特にカビに対する防腐性が低下してしまうと
いう問題があった。
【0006】更に、最近の日用雑貨品の容器において
は、省資源ならびに易廃棄性を目的として、樹脂量をで
きるだけ少なくした特開平8−35174号公報、特開
平11−240580号公報などで提案されているフィ
ルム状のスタンディングパウチが多用されているが、消
費者が柔軟剤組成物をスタンディングパウチなどから本
体容器へ補充する際に、清潔を意図して本体容器の内部
を水で洗い流す操作をする場合があり、このような場合
には、カビなどの天然環境由来の常在菌がボトル内に入
り易い。このような操作が繰り返し行われた場合でも組
成物の防腐性が維持できるように、より防腐効果の高い
組成物が望ましい。ところが、一般に防腐剤は高価であ
り、また、安全性面からの考慮もあり、より少量で効果
の高い防腐性を持たせる必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、繊維製品、特に化繊への優れた柔
軟性付与、中でも衣類の滑らかさと共に、更にリフィル
容器から本体ボトルに内容物を詰め替える際に混入する
菌の増殖をより少量の防腐剤で防止する柔軟剤組成物を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは上記の目的を達成するために鋭意検討した結
果、シリコーン誘導体と特定のアミン化合物又はその中
和物又は4級化物とを主剤とする柔軟剤組成物におい
て、特定の防腐・抗菌剤を組み合わせて使用することに
より、後述する実施例に示すように、天然環境由来菌に
よる防腐力低下に対してこれらの防腐・抗菌剤が相乗的
に作用して、各防腐・抗菌剤を単独で使用した場合に比
べて格段に優れた効果を示すことを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、(A)シリコーン誘導体
と、(B)分子内にベンゼン環を含まず、且つ炭素数1
6〜26の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を1個以上
有するアミン化合物、該アミン化合物の中和物及び/又
は該アミン化合物の4級化物と、(C)下記C−1、C
−2、C−3から選ばれる1種以上と、 C−1:イソチアゾロン系の有機硫黄化合物 C−2:ベンズイソチアゾロン系の有機硫黄化合物 C−3:安息香酸類 (D)下記D−1、D−2、D−3、D−4から選ばれ
る1種以上と、 D−1:2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジ
オール D−2:分子内に、塩素原子を2又は3個及びヒドロキ
シル基を1個有するフェニルエーテル化合物 D−3:分子内に、炭素数6〜14の飽和あるいは不飽
和の炭化水素基を2個有するアミン化合物、該アミン化
合物の中和物及び/又は該アミン化合物の4級化物 D−4:分子内に、炭素数8〜18の飽和あるいは不飽
和の炭化水素基を1個有し、更に、ベンゼン環を1個有
するアミン化合物、該アミン化合物の中和物及び/又は
該アミン化合物の4級化物 を含有してなり、pHが1.5〜5.5であることを特
徴とする柔軟剤組成物を提供する。ここで、上記(A)
成分と上記(B)成分との質量比が(A)/(B)=
0.2〜0.7であると、より好適である。
【0010】以下、本発明をより詳細に説明すると、本
発明の柔軟剤組成物の(A)成分として用いられるシリ
コーン誘導体は、繊維処理用組成物に配合し得るもので
あれば、その種類は、特に制限されず、例えばトリメチ
ルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール末
端ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルシリコーン
等の未変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アミノ
・ポリエーテル変性シリコーン、アミド変性シリコー
ン、アミド・ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変
性シリコーン、アルキル・ポリエーテル変性シリコー
ン、ポリエーテル変性シリコーン等の変性シリコーンが
挙げられる。いずれの場合も主鎖の末端はメチル基、ヒ
ドロキシル基、水素原子であることが望ましい。本発明
の(A)成分としては、これらの中でも、ポリエーテル
変性シリコーンがより好ましく、中でも下記一般式
(I)で示されるポリエーテル変性シリコーンが、衣類
に良好な滑らかさを与えることに加え、洗濯工程により
形成されるしわの形成を低減し、衣類の型崩れを防止す
る効果を有することから、特に好ましい。
【0011】
【化1】 (但し、上記式(I)中、−Zは、それぞれ独立に−
R、−O−R、−OH、−O−X−R、−O−X−Hで
ある。Rは、同一でも異なっていてもよく、いずれも飽
和あるいは不飽和の直鎖又は分岐の炭素数1〜4の炭化
水素基であり、Xはポリオキシアルキレン基である。−
Yは、−R1−O−X−R2又は−O−X−R 2であり、
1は炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の直鎖又は分
岐の炭化水素基であり、R2は水素原子又は炭素数1〜
4の飽和あるいは不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基で
ある。Lは0〜50、Mは1〜1000、Nは10〜1
0000である。但し、ポリオキシアルキレン基X中の
ポリオキシエチレン鎖部分の質量割合は、分子全体の質
量を基準として10〜60質量%である)。
【0012】上記一般式(I)において、−Zは、それ
ぞれ独立に−R、−O−R、−OH、−O−X−R、−
O−X−Hであり、これらの中でも、−R、−OHが好
ましい。Rは、炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の直
鎖又は分岐の炭化水素基であり、これらの中でも、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの飽和炭化
水素基(アルキル基)が好ましく、中でもメチル基が特
に好ましい。Xは、ポリオキシアルキレン基を表し、ポ
リオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシ
ブチレン基等の1種単独のオキシアルキレン基が付加し
たものであってもよく、あるいはオキシエチレン単位、
オキシプロピレン単位又はオキシブチレン単位などの異
なった種類のオキシアルキレン基がブロック状あるいは
ランダムに配列したものであってもよい。但し、いずれ
の場合であっても、X中のポリオキシエチレン鎖部分の
質量割合は、分子全体の質量を基準として10〜60質
量%であり、好ましくは15〜45質量%であり、更に
好ましくは20〜35質量%である。また、ポリオキシ
アルキレン基Xの質量を基準とするポリオキシエチレン
鎖の部分の質量割合は、50〜100質量%であるのが
好ましく、65〜100質量%であるのがより好まし
い。
【0013】また、上記一般式(I)において、−Y
は、−R1−O−X−R2又は−O−X−R2である。こ
こで、R1は、水素原子又は炭素数1〜4の飽和あるい
は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基であり、これらの
中でも、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチ
レン基などの飽和炭化水素基(アルキレン基)が好まし
く、中でもプロピレン基が特に好ましい。R2は、水素
原子又は炭素数1〜4の飽和あるいは不飽和の直鎖又は
分岐の炭化水素基であり、これらの中でも水素原子、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの飽和炭
化水素基(アルキル基)が好ましい。特に好ましいR2
は、水素原子又はメチル基である。
【0014】更に、上記一般式(I)において、L、M
及びNは、いずれも各繰返し単位の数の平均値を表し、
Lは0〜50、好ましくは0〜10、更に好ましくは0
〜3であり、Mは1〜1000、好ましくは1〜30
0、更に好ましくは1〜50であり、Nは10〜100
00、好ましくは20〜3000、更に好ましくは20
〜500である。なお、上記一般式(I)で表される変
性シリコーンは、各繰返し単位がブロック状に配列して
いるブロックコポリマーの構造を有するものであっても
よく、あるいは、各繰返し単位がランダムに配列してい
るランダムコポリマーの構造を有するものであってもよ
い。
【0015】上記一般式(I)で表される変性シリコー
ンの製造方法は、特に限定されるものではない。ポリオ
キシアルキレン基を有するシリコーンは、Si−H基を
有するシリコーンとポリオキシアルキレン又は炭素−炭
素二重結合を末端に有するポリオキシアルキレンとの付
加反応により製造することができる。製造の際、ポリオ
キシアルキレン又は炭素−炭素二重結合を末端に有する
ポリオキシアルキレン、環状シリコーンなどの未反応原
料、エタノール、イソプロピルアルコールなどの製造時
に用いる溶剤、白金系などの触媒が微量残存するが、本
発明の効果に影響を与えない。
【0016】本発明の(A)成分として使用するシリコ
ーン誘導体は、その分子量が特に制限されるものではな
いが、重量平均分子量は3,000〜1,000,00
0が好ましく、より好ましくは5,000〜100,0
00の範囲である。分子量が小さすぎると衣類の滑らか
さ付与効果が少なくなる場合があり、大きすぎると製造
時のハンドリング性が悪くなる場合がある。
【0017】また、本発明で用いる(A)成分の動粘度
は、特に制限されるものではないが、ハンドリング性か
ら25℃における動粘度が100〜1,000,000
mm 2/sのものが好ましく、更に好ましくは100〜
10,000mm2/sである。
【0018】なお、本発明の(A)成分としては、変性
度合い及び変性種類の異なるシリコーン誘導体を2種以
上併用してもよい。また、(A)成分として使用するシ
リコーン誘導体がポリオキシアルキレン基を含有するも
のであれば、柔軟剤組成物で処理した衣類の帯電防止能
を良好にし、衣類の型崩れを抑制する効果、衣料の変退
色を抑制する効果も有する。更に、上記一般式(I)で
表される変性シリコーンを用いた場合には、繊維製品に
好ましい滑らかさを付与し、且つ洗濯シワを低減する効
果も有する。上記効果は、本発明に含まれるものとす
る。
【0019】本発明の柔軟剤組成物における上記(A)
成分の配合量は、特に制限されるものではなく、通常、
組成物全量に対して好ましくは0.5〜30質量%、よ
り好ましくは1〜20質量%、更に好ましくは2〜10
質量%配合される。配合量が0.5質量%未満では、化
繊に滑らかさを付与するのに不充分となる場合があり、
30質量%を超えると粘性が高くなりすぎる場合があ
る。
【0020】本発明で用いられる(B)成分は、分子内
にベンゼン環を含まず、且つ炭素数16〜26の飽和あ
るいは不飽和の炭化水素基を1個以上有するアミン化合
物又は該アミン化合物の中和物又は該アミン化合物の4
級化物あるいはこれらの混合物である。
【0021】上記(B)成分であるアミン化合物、該ア
ミン化合物の中和物、該アミン化合物の4級化物は、い
ずれも分子内に少なくとも1個、好ましくは2個の炭素
数16〜26、好ましくは16〜18の飽和あるいは不
飽和のアルキル基又はアルケニル基などの炭化水素基を
有する。該炭化水素基は、鎖中にエステル基、逆エステ
ル基、アミド基、逆アミド基、エーテル基を有していて
もよい。なお、これらの炭化水素基は、通常工業的に使
用される牛脂由来の未水添脂肪酸や不飽和部を水添或い
は部分水添して得られる脂肪酸、パーム椰子、油椰子な
どの植物由来の未水添脂肪酸や脂肪酸エステル或いは不
飽和部を水添或いは部分水添して得られる脂肪酸や脂肪
酸エステル等を使用することにより、導入することがで
きる。また、不飽和炭化水素基の場合は、二重結合の位
置はいずれの箇所にあっても構わないが、二重結合が1
個の場合には、その二重結合の位置は炭化水素基の中央
であるか、もしくは中央値を中心に分布していることが
好ましい。
【0022】本発明の(B)成分であるアミン化合物、
該アミン化合物の中和物、該アミン化合物の4級化物と
しては、例えば下記一般式(II) 〜(IV)で表さ
れるアミン化合物、その中和物、4級化物を挙げること
ができる。
【0023】
【化2】 (但し、上記式中、R3はエステル基などの分断基を含
まない炭素数16〜26、特に16〜18の飽和又は不
飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基である。これらの炭化
水素基で具体的に好ましいものは、ヘキサデシル基、オ
クタデシル基、cis−6−ヘキサデセニル基、tra
ns−6−ヘキサデセニル基、cis−7−ヘキサデセ
ニル基、trans−7−ヘキサデセニル基、cis−
8−ヘキサデセニル基、trans−8−ヘキサデセニ
ル基、cis−9−ヘキサデセニル基、trans−9
−ヘキサデセニル基、cis−10−ヘキサデセニル
基、trans−10−ヘキサデセニル基、cis−6
−オクタデセニル基、trans−6−オクタデセニル
基、cis−7−オクタデセニル基、trans−7−
オクタデセニル基、cis−8−オクタデセニル基、t
rans−8−オクタデセニル基、cis−9−オクタ
デセニル基、trans−9−オクタデセニル基、ci
s−10−オクタデセニル基、trans−10−オク
タデセニル基、cis−11−オクタデセニル基、tr
ans−11−オクタデセニル基、cis−12−オク
タデセニル基、trans−12−オクタデセニル基で
ある。R4はR3又はR5であり、R5は炭素数1〜3のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基あるいは−(CH2
−CH(Y)−O)n−H(式中、Yは水素又はCH3
あり、nは2〜10である)で表される基であり、R6
はエステル基、逆エステル基、アミド基、逆アミド基又
はエーテル基で分断された炭素数16〜26、特に18
〜21の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基で
あり、好ましくは、アシルオキシエチル基、アシルアミ
ノエチル基、アシルアミノプロピル基等が挙げられ、よ
り具体的には、ヘキサデカノイルオキシエチル基、ヘキ
サデカノイルアミノエチル基、ヘキサデカノイルアミノ
プロピル基、オクタデカノイルオキシエチル基、オクタ
デカノイルアミノエチル基、オクタデカノイルアミノプ
ロピル基、cis−ヘキサデカ−6−エノイルオキシエ
チル基、trans−ヘキサデカ−6−エノイルオキシ
エチル基、cis−ヘキサデカ−7−エノイルオキシエ
チル基、trans−ヘキサデカ−7−エノイルオキシ
エチル基、cis−ヘキサデカ−8−エノイルオキシエ
チル基、trans−ヘキサデカ−8−エノイルオキシ
エチル基、cis−ヘキサデカ−9−エノイルオキシエ
チル基、trans−ヘキサデカ−9−エノイルオキシ
エチル基、cis−ヘキサデカ−10−エノイルオキシ
エチル基、trans−ヘキサデカ−10−エノイルオ
キシエチル基、cis−オクタデカ−6−エノイルオキ
シエチル基、trans−オクタデカ−6−エノイルオ
キシエチル基、cis−オクタデカ−7−エノイルオキ
シエチル基、trans−オクタデカ−7−エノイルオ
キシエチル基、cis−オクタデカ−8−エノイルオキ
シエチル基、trans−オクタデカ−8−エノイルオ
キシエチル基、cis−オクタデカ−9−エノイルオキ
シエチル基、trans−オクタデカ−9−エノイルオ
キシエチル基、cis−オクタデカ−10−エノイルオ
キシエチル基、trans−オクタデカ−10−エノイ
ルオキシエチル基、cis−オクタデカ−11−エノイ
ルオキシエチル基、trans−オクタデカ−11−エ
ノイルオキシエチル基、cis−オクタデカ−12−エ
ノイルオキシエチル基、trans−オクタデカ−12
−エノイルオキシエチル基、cis−ヘキサデカ−6−
エノイルアミノエチル基、trans−ヘキサデカ−6
−エノイルアミノエチル基、cis−ヘキサデカ−7−
エノイルアミノエチル基、trans−ヘキサデカ−7
−エノイルアミノエチル基、cis−ヘキサデカ−8−
エノイルアミノエチル基、trans−ヘキサデカ−8
−エノイルアミノエチル基、cis−ヘキサデカ−9−
エノイルアミノエチル基、trans−ヘキサデカ−9
−エノイルアミノエチル基、cis−ヘキサデカ−10
−エノイルアミノエチル基、trans−ヘキサデカ−
10−エノイルアミノエチル基、cis−オクタデカ−
6−エノイルアミノエチル基、trans−オクタデカ
−6−エノイルアミノエチル基、cis−オクタデカ−
7−エノイルアミノエチル基、trans−オクタデカ
−7−エノイルアミノエチル基、cis−オクタデカ−
8−エノイルアミノエチル基、trans−オクタデカ
−8−エノイルアミノエチル基、cis−オクタデカ−
9−エノイルアミノエチル基、trans−オクタデカ
−9−エノイルアミノエチル基、cis−オクタデカ−
10−エノイルアミノエチル基、trans−オクタデ
カ−10−エノイルアミノエチル基、cis−オクタデ
カ−11−エノイルアミノエチル基、trans−オク
タデカ−11−エノイルアミノエチル基、cis−オク
タデカ−12−エノイルアミノエチル基、trans−
オクタデカ−12−エノイルアミノエチル基、cis−
ヘキサデカ−6−エノイルアミノプロピル基、tran
s−ヘキサデカ−6−エノイルアミノプロピル基、ci
s−ヘキサデカ−7−エノイルアミノプロピル基、tr
ans−ヘキサデカ−7−エノイルアミノプロピル基、
cis−ヘキサデカ−8−エノイルアミノプロピル基、
trans−ヘキサデカ−8−エノイルアミノプロピル
基、cis−ヘキサデカ−9−エノイルアミノプロピル
基、trans−ヘキサデカ−9−エノイルアミノプロ
ピル基、cis−ヘキサデカ−10−エノイルアミノプ
ロピル基、trans−ヘキサデカ−10−エノイルア
ミノプロピル基、cis−オクタデカ−6−エノイルア
ミノプロピル基、trans−オクタデカ−6−エノイ
ルアミノプロピル基、cis−オクタデカ−7−エノイ
ルアミノプロピル基、trans−オクタデカ−7−エ
ノイルアミノプロピル基、cis−オクタデカ−8−エ
ノイルアミノプロピル基、trans−オクタデカ−8
−エノイルアミノプロピル基、cis−オクタデカ−9
−エノイルアミノプロピル基、trans−オクタデカ
−9−エノイルアミノプロピル基、cis−オクタデカ
−10−エノイルアミノプロピル基、trans−オク
タデカ−10−エノイルアミノプロピル基、cis−オ
クタデカ−11−エノイルアミノプロピル基、tran
s−オクタデカ−11−エノイルアミノプロピル基、c
is−オクタデカ−12−エノイルアミノプロピル基、
trans−オクタデカ−12−エノイルアミノプロピ
ル基等がより好適な基として挙げられる。R7及びR
8は、それぞれ独立にR6又はR4である。)
【0024】上記アミン化合物の中和は、通常の酸を用
いて行うことができる。酸としては、具体的には、塩
酸、硫酸、リン酸等の無機酸、安息香酸、クエン酸、リ
ンゴ酸、コハク酸、アクリル酸等の有機酸を挙げること
ができる。また、上記アミン化合物の4級化物は、過ア
ルキル化法により長鎖アルキル基を有する3級アミン
に、更にアルキル基を結合することにより、得ることが
できる。過アルキル化剤としては、例えばジメチル硫酸
又は塩化ベンジルを使用することができる。また、これ
らの過アルキル化剤の代わりに、沃化メチル、塩化メチ
ル、塩化エチル、臭化ブチル等の低級ハロゲン化アルキ
ル、ジエチル硫酸又はエピクロロヒドリン等を使用して
もよい。
【0025】また、上記アミン化合物の4級化物は、低
級3級アミンに長鎖ハロゲン化アルキルを作用させるこ
とにより得ることもできる。長鎖ハロゲン化アルキル
は、鎖中にエーテル結合を有するものであってもよい。
長鎖ハロゲン化アルキルの代わりに、脂肪酸のクロロメ
チルエステル、クロロエチルエステル又はクロロプロピ
ルエステル等のクロロアルキルエステル、あるいはクロ
ロメチル化酸アミド等を使用してもよい。本発明の
(B)成分としては、上記アミン化合物、該アミン化合
物の中和物あるいは該アミン化合物の4級化物を、それ
ぞれ1種単独で又は2種以上の混合物として使用するこ
とができる。
【0026】本発明の柔軟剤組成物における上記(B)
成分の配合量は、特に制限されるものではないが、上記
アミン化合物、その中和物又は4級化物は、十分な仕上
げ効果を得るという観点及び柔軟剤組成物の粘度を適度
なものとするという観点から、本発明の柔軟剤組成物中
に3〜50質量%配合するのが好適であり、更に好まし
くは5〜30質量%、より更に好ましくは7〜25質量
%配合される。また、本発明においては、環境に排出さ
れた際の生分解性を良好にする目的から、上記(B)成
分として、分子中に少なくとも1個のエステル基、又は
逆エステル基を含む化合物を使用することが特に好まし
い。
【0027】本発明の柔軟剤組成物において、上記
(A)成分と上記(B)成分との質量比は、特に制限さ
れるものではないが、例えば化繊への滑らかさを付与す
るという観点から、好ましくは(A)/(B)(質量
比)=0.01〜100の範囲内であり、より好ましく
は0.1〜10、更に好ましくは0.1〜1、特に好ま
しくは0.2〜0.7の範囲内である。
【0028】本発明で用いられる(C)成分は、C−
1:イソチアゾロン系の有機硫黄化合物、C−2:ベン
ズイソチアゾロン系の有機硫黄化合物、C−3:安息香
酸類の中から選ばれる1種以上である。
【0029】ここで、上記C−1成分は、イソチアゾロ
ン系の有機硫黄化合物であり、3−イソチアゾロン基を
含む抗微生物性の有機防腐・殺菌剤が好ましい。これら
の化合物は、1981年5月5日発行のLewisらの
米国特許第4,265,899号明細書に開示されてい
る。この明細書の開示は本明細書に含まれるものとす
る。その例としては、5−クロロ−2−メチル−4−イ
ソチアゾリン−3−オン、2−n−ブチル−3−イソチ
アゾロン、2−ベンジル−3−イソチアゾロン、2−フ
ェニル−3−イソチアゾロン、2−メチル−4,5−ジ
クロロイソチアゾロン、5−クロロ−2−メチル−3−
イソチアゾロン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン及びそれらの混合物が挙げられる。より好ましい
防腐・殺菌剤は、5−クロロ−2−メチル−4−イソチ
アゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン
−3−オンとの水溶性混合物であり、更に好ましくは約
77%の5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン
−3−オンと約23%の2−メチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オンとの水溶性混合物である。このような防腐
・殺菌剤としては、例えばローム・アンド・ハース社の
ケーソンCG/ICP(約1.5質量%水溶液)、純正
化学社製のジュンサイドシリーズなど市販されているも
のを使用することができる。
【0030】上記C−2成分は、ベンズイソチアゾリン
系の有機硫黄化合物であり、より具体的には、例えば
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−メチル
−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オ
ンなどが挙げられ、類縁化合物としてジチオ−2,2−
ビス(ベンズメチルアミド)なども使用でき、本発明の
上記C−2成分としては、それらを任意の混合比で使用
することもできる。これらの中でも、1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オンが特に好ましい。このような化
合物としては、例えばアビシア(株)製のプロキセルシ
リーズ〔 BDN(有効分33質量%)、 BD20(有
効分20質量%)、XL−2(有効分10質量%)、G
XL(有効分20質量%)、LV(有効分20質量
%)、TN(有効分60質量%)〕、デニサイドBIT
/NIPA等の市販品を用いることができる。
【0031】上記C−3成分は安息香酸類であり、安息
香酸又はその塩、パラヒドロキシ安息香酸又はその塩、
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチ
ル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸
ブチル、パラオキシ安息香酸ベンジル等を挙げることが
でき、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わ
せて用いることができる。
【0032】本発明の柔軟剤組成物における上記(C)
成分の配合量は、特に制限されるものではなく、選択す
る(C)成分の種類などにより適宜選定することができ
るが、充分な防腐効果を与えると共に経済性を考慮する
と、例えば上記C−1成分を配合する場合、C−1成分
の配合量は、有効分(純分換算量)として柔軟剤組成物
中に0.001〜100ppm、好ましくは0.01〜
10ppm、更に好ましくは0.1〜5ppmとなるよ
うに配合すると好適である。また、C−2成分の場合
は、有効分として柔軟剤組成物中に0.01〜1000
ppm、好ましくは0.1〜500ppm、更に好まし
くは1〜100ppmとなるように配合すると好適であ
る。更に、C−3成分の場合は、有効分として柔軟剤組
成物中に1〜100000ppm、好ましくは10〜1
0000ppm、更に好ましくは100〜1000pp
mとなるように配合すると好適である。いずれも配合量
が少なすぎると防腐効果を充分に向上させることが困難
となる場合があり、多すぎるとそれ以上の配合の効果が
得られず、不経済となる場合がある。
【0033】本発明で用いられる(D)成分は、D−
1:2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオー
ル、D−2:分子内に、塩素原子を2又は3個及びヒド
ロキシル基を1個有するフェニルエーテル化合物、D−
3:分子内に、炭素数6〜14の飽和あるいは不飽和の
炭化水素基を2個有するアミン化合物、該アミン化合物
の中和物及び/又は該アミン化合物の4級化物、D−
4:分子内に、炭素数8〜18の飽和あるいは不飽和の
炭化水素基を1個有し、更にベンゼン環を1個有するア
ミン化合物、該アミン化合物の中和物及び/又は該アミ
ン化合物の4級化物の中から選ばれる1種以上、好まし
くは2種以上である。
【0034】上記D−1成分は、2−ブロモ−2−ニト
ロプロパン−1,3−ジオールであり、例えばInol
ex社製Bronopol、吉富製薬社製ブロノポー
ル、ブーツ社製マイアサイドAS、同BT、同BPファ
ーマなどの市販品を用いることができる。
【0035】上記D−2成分は、分子内に、塩素原子を
2又は3個、ヒドロキシル基を1個有するフェニルエー
テル化合物である。これらの中でも、2,4,4’−ト
リクロロ−2’−ヒドロオキシジフェニルエーテル、
4,4’−ジクロロ−2−ヒドロオキシジフェニルエー
テル等がより好ましい。2,4,4’−トリクロロ−
2’−ヒドロオキシジフェニルエーテルとしては、例え
ばチバスペシャルティ・ケミカルズ社製のイルガサンD
P−300、4,4’−ジクロロ−2−ヒドロオキシジ
フェニルエーテルとしては、例えばチバスペシャルティ
・ケミカルズ社製のチノサンHP−100(有効分25
質量%)などの市販品を用いることができる。
【0036】上記D−3成分は、分子内に、炭素数6〜
14、特に8〜12の飽和あるいは不飽和の炭化水素基
を2個有するアミン化合物又はその中和物又はその4級
化物あるいはこれらの混合物である。これらの中でもジ
デシルジメチルアンモニウムクロライドがより好まし
い。ジデシルジメチルアンモニウムクロライドとして
は、例えばライオンアクゾ社製アーカード210−50
(有効分50質量%)、三洋化成社製カチオンDDC−
50などの市販を用いることができる。
【0037】上記D−4成分は、分子内に、炭素数8〜
18、特に12〜16の飽和あるいは不飽和の炭化水素
基を1個有し、更にベンゼン環を1個有するアミン化合
物又はその中和物又はその4級化物あるいはこれらの混
合物である。これらの中でもアルキルジメチルベンジル
クロライド、アルキルピリジニウムクロライドがより好
ましく、炭素数12〜16のアルキルジメチルベンジル
クロライド、ヤシアルキルジメチルベンジルクロライド
が更に好ましい。アルキルジメチルベンジルクロライド
としては、例えばライオンアクゾ社製アーカードCB−
50(有効分50質量%)、三洋化成社製カチオンG−
40、同G−50、同M、同M−50などの市販品を用
いることができる。
【0038】本発明の柔軟剤組成物における上記(D)
成分の配合量は、特に制限されるものではなく、選択す
る(D)成分の種類などにより適宜選択することができ
るが、いずれの場合も充分な防腐効果を与えると共に経
済性を考慮すると、上記D−1成分又は上記D−2成分
を使用する場合は、柔軟剤組成物中に有効分として1〜
1000ppm、好ましくは5〜500ppm、更に好
ましくは10〜100ppmとなるように配合すると好
適である。一方、上記D−3成分又は上記D−4成分を
使用する場合は、柔軟剤組成物中に有効分として100
〜30000ppm、好ましくは500〜20000p
pm、更に好ましくは1000〜20000ppmとな
るように配合すると好適である。いずれも配合量が少な
すぎると防腐効果を充分に向上させることが困難となる
場合があり、多すぎるとそれ以上の配合の効果が得られ
ず、不経済となる場合がある。
【0039】本発明の柔軟剤組成物は、上記(C)成分
と上記(D)成分からそれぞれ選ばれる一種以上を組み
合わせて用いることによって、リフィル容器から本体ボ
トルに内容物を詰め替える際に混入する菌の増殖をより
少量の防腐剤で防止するものであり、例えば上記(C)
成分から選ばれる一種以上のみでも、上記(D)成分か
ら選ばれる一種以上のみでも本発明が目的とするような
効果を得ることはできない。ここで、本発明の柔軟剤組
成物において、上記(C)成分と(D)成分との配合比
は特に制限されるものではなく、選択する上記(C)成
分と(D)成分との種類などによって適宜選定すること
ができるが、通常、下記の質量比で組み合せると、より
効果的である。
【0040】即ち、上記(C)成分と上記D−1成分又
は上記D−2成分との組み合わせにおいて、上記(C)
成分がC−1成分又はC−2成分である場合は、(C−
1,C−2の総量)/(D−1,D−2の総量)が好ま
しくは0.001〜1、より好ましくは0.01〜0.
5である。一方、上記(C)成分が上記C−3成分の場
合は、(C−3の総量)/(D−1,D−2の総量)が
好ましくは0.1〜100、より好ましくは5〜50で
ある。
【0041】また、上記(C)成分と上記D−3成分又
は上記D−4成分との組み合わせにおいて、上記(C)
成分が上記C−1成分又は上記C−2成分であるの場合
は、(C−1、C−2の総量)/(D−3、D−4の総
量)が好ましくは0.00001〜0.01、より好ま
しくは0.00005〜0.005である。一方、上記
(C)成分が上記C−3成分の場合は、(C−3の総
量)/(D−3、D−4の総量)が好ましくは0.00
1〜1、より好ましくは0.05〜0.5である。
【0042】なお、本発明において、上記(C)成分、
(D)成分の中から2種以上の防腐剤を用いる場合に
も、それぞれ上記の併用比の範囲内であることが好まし
い。特に上記(D)成分は、1種のみを用いる場合より
も2種以上を併用することで、防腐性に対するより高い
相乗効果が得られる。このような組み合わせの中でも、
特にC−1、D−1、D−3の併用が特に好ましい。
【0043】本発明の柔軟剤組成物のpHは、1.5〜
5.5である。1.5より低いと柔軟剤組成物に通常配
合される香料の変質が生じやすく、5.5より高いと防
腐・殺菌力が弱くなる。なお、好ましくはpH2〜5で
ある。本発明の柔軟剤組成物のpH調整には、任意の無
機又は有機の酸及びアルカリを使用することができ、こ
のようなpH調整剤としては、例えば塩酸、硫酸、リン
酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、メチル硫酸、エチル
硫酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸、クエン酸、リン
ゴ酸、コハク酸、乳酸、グリコール酸などのカルボン
酸、アクリル酸などの高分子アクリル酸、ヒドロキシエ
タンジホスホン酸、トリポリリン酸、フィチン酸、エチ
レンジアミン四酢酸、トリエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、ジメチルアミン、N−メチルエタノールア
ミン、N−メチルジエタノールアミン、N−メチル−N
−(2−ヒドロキシエチル)−N−(2−シアノエチ
ル)アミン、N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチ
ル)プロパンジアミン、2,3−ジヒドロキシ−N,N
−ジメチルプロピルアミン、N,N−ジ(2−ヒドロキ
シエチル)プロパンジアミン等の短鎖アミン化合物又は
それらのアルキレンオキシド付加物、窒素に連結する炭
素数が8〜36の長鎖アミン化合物又はそれらのアルキ
レンオキシド付加物など、及び上記記載の塩を用いるこ
とができる。また、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金
属炭酸塩、アルカリ金属珪酸塩なども使用することがで
きる。これらの中でも、塩酸、硫酸、ジメチル硫酸、メ
チル硫酸、水酸化ナトリウム、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミンがより好ましい。
【0044】本発明の柔軟剤組成物は、上記(A)〜
(D)成分以外に、必要に応じて柔軟剤組成物に配合さ
れる公知の成分を本発明の効果を妨げない範囲で配合す
ることができる。これらの成分としては、例えば、非イ
オン性界面活性剤、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、塩化カリウム等の水溶性無機塩、亜
硫酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化
防止剤、エチレンジアミン四酢酸塩、クエン酸等のキレ
ート剤、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘
導体等の紫外線吸収剤、未変性エチルアルコール、変性
エチルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、イソプロピレング
リコール、ヘキシレングリコールなどの溶剤、色素、香
料等が挙げられる。
【0045】本発明の柔軟剤組成物において、例えば分
散性を向上する目的で使用される非イオン界面活性剤と
しては、アルコール又はアミン又は脂肪酸のアルキレン
オキシド付加物を用いることができる。炭素鎖部分は、
分岐していても直鎖でもよく、不飽和があってもよい。
また、炭素鎖に分布があってもよい。炭素鎖は短鎖でも
長鎖でもよいが、好ましくは炭素数6〜20、より好ま
しくは8〜18である。炭素鎖が直鎖である場合には、
炭素数6〜14のものが好ましく、より好ましくは8〜
12、最も好ましくは8〜10である。
【0046】炭素鎖が分岐鎖である場合には、炭素数6
〜18のものが好ましく、より好ましくは9〜18、最
も好ましくは13である。また、特にアルコールのアル
キレンオキシド付加物の場合には、1級アルコールでも
2級アルコールでも使用できるが、1級アルコールを用
いたほうが柔軟剤組成物の分散性が良好である。ここ
で、炭素数が13のアルコールは、例えばドデセンを原
料に製造されるが、その出発原料としてはブチレンでも
プロピレンでもよい。
【0047】一方、炭素鎖が不飽和基を含む場合には、
炭素数は18であるものが特に好ましく、不飽和基の立
体異性体構造は、シス体又はトランス体であっても、両
者の混合物であってもよいが、特にシス体/トランス体
の比率が25/75〜100/0(質量比)であること
が好ましい。
【0048】アルキレンオキサイドとしては、エチレン
オキサイド(EO)が好ましいが、エチレンオキサイド
と共にプロピレンオキサイド(PO)又はブチレンオキ
サイド(BO)を付加したものであってもよい。EOの
平均付加モル数としては、10〜100モルが好適であ
り、より好ましくは20〜80モル、特に好ましくは3
0〜60モルである。また、EOと共に付加するPO又
はBOの平均付加モル数としては、1〜5が好適であ
り、より好ましくは1〜3モルである。この際、EOを
付加した後、PO又はBOを付加しても、あるいはPO
又はBOを付加した後、EOを付加してもよい。
【0049】より具体的には、例えばノニルアルコール
の平均EO9モルPO1モル付加物、一級イソノニルア
ルコールの平均EO40モル付加物、一級イソデシルア
ルコールの平均EO20モル付加物、ラウリルアルコー
ルの平均EO20モル付加物、一級イソへキサデシルア
ルコールの平均EO60モル付加物、一級イソトリデシ
ルアルコールの平均EO40モル付加物、牛脂アルキル
アミンの平均EO60モル付加物、牛脂アルキルアミン
の平均EO60モル付加物、オレイルアミンの平均EO
50モル付加物、ラウリン酸の平均EO20モル付加物
などが挙げられる。
【0050】また、本発明の柔軟剤組成物には、組成物
の外観を向上する目的で、酸性染料、直接染料、塩基性
染料、反応性染料及び媒染・酸性媒染染料から選ばれる
水溶性染料の1種以上を添加することができる。添加で
きる染料の具体例は、染料便覧(有機合成化学協会編、
昭和45年7月20日発行、丸善株式会社)等に記載さ
れている。
【0051】更に、柔軟剤組成物の使用感を高めるため
の香料の例としては、安息香酸類を除く脂肪族炭化水
素、テルペン炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素
類、脂肪族アルコール、テルペンアルコール、芳香族ア
ルコール等のアルコール類、脂肪族エーテル、芳香族エ
ーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テルペン類
のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族アルデヒド、テ
ルペン系アルデヒド、水素化芳香族アルデヒド等、チオ
アルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪
族ケトン、テルペンケトン、水素化芳香族ケトン、脂肪
族環状ケトン、非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケト
ン等のケトン類、アセタール類、ケタール類、フェノー
ル類、フェノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カル
ボン酸、水素化芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸等
の酸類、酸アマイド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクト
ン、テルペン系ラクトン、水素化芳香族ラクトン、芳香
族ラクトン等のラクトン類、脂肪族エステル、フラン系
カルボン酸族エステル、脂肪族環状カルボン酸エステ
ル、シクロヘキシルカルボン酸族エステル、テルペン系
カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸エステル等のエ
ステル類、ニトロムスク類、ニトリル、アミン、ピリジ
ン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含窒素化
合物等の合成香料及び動物、植物からの天然香料、天然
香料及び/又は合成香料を含む調合香料の1種又は2種
以上を混合して使用することができる。例えば、199
6年化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料 化学と商
品知識」、1969年、MONTCLAIR,N.J.
刊STEFFEN ARCTANDER著“Perfu
me and Flavor Chemicals”等
に記載の香料が使用できる。
【0052】本発明の柔軟剤組成物は、その調製方法が
特に制限されるものではなく、種々の公知の方法を用い
ることができるが、これらの中でも特に特許第2628
512号公報に記載されている方法に準じて調製する
と、より好適である。即ち、本発明の上記(B)成分を
含む油相に、水相の一部を添加するか、あるいは水相の
一部に該油相を添加して、カチオン活性剤の液晶相を形
成させ、次いで該液晶相と残りの水相を混合して液晶相
を転相させる方法により、本発明の柔軟剤組成物を調製
することができる。上記(A)成分、上記(C)成分、
上記(D)成分、その他の任意成分は、溶解性などハン
ドリング性の観点から、水相と油相のどちらに入れるか
選択される。但し、溶解性が劣るものも乳化剤及び/又
は溶剤との併用により、どちらの相に入れることも可能
である。一般的に、上記(A)成分は、油相に入れるの
が好ましいが、上記(A)成分以外の成分を使用して組
成物を調製した後に、上記(A)成分を適当な界面活性
剤などで乳化した上記(A)成分の乳化物を後から添加
してもよい。また、上記(C)成分、(D)成分は、ど
ちらの相にも配合することができるが、水溶性の高いも
のは水相、水溶性の低いものは油相に入れることが好ま
しい。更に、粘度コントロール剤である塩類を配合する
場合、製造時のどの段階に何回に分けて入れてもよく、
例えば水相を分割して使用する場合には、それぞれの水
相に添加してもよく、また、製造終了後に添加してもよ
い。
【0053】本発明の柔軟剤組成物は、詰替え時に混入
する菌に対して優れた防腐性を示す組成物である。本発
明の柔軟剤組成物を封入する本体容器とリフィル用容器
としては、以下に示すものを用いることができるが、い
ずれも本発明の柔軟剤組成物に使用する容器の一態様を
示すものであって、これらに制限されるものではない。
【0054】本発明の柔軟剤組成物を封入するために用
いられる本体容器としては、少なくとも容器本体ボトル
とキャップとを備えたものが好ましく、より好ましくは
容器本体ボトル、ノズルキャップ、計量キャップの3つ
の部材を備えたものである。また、その他の部材が1種
類以上入っていてもよい。計量キャップ・ノズルキャッ
プの形状としては、例えば図1及び図2に示す計量キャ
ップ1a、1b、ノズルキャップ2a、2bのように、
それぞれネジ嵌合部3,3,3,3を有するネジ式キャ
ップが好適であり、図1に示す外嵌合式の計量キャップ
1a、ノズルキャップ2aの組み合わせ、図2に示す内
嵌合式の計量キャップ1b、ノズルキャップ2bの組み
合わせのいずれも好適である。これらは、使用時にそれ
ぞれ計量キャップ1a、1bを廻旋することにより、容
器を開閉できるものである。
【0055】本発明の柔軟剤組成物に使用できる上記計
量キャップの材質の代表例としては、高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂
などの材質のものが選ばれ、内容積は10〜80mLが
望ましい。計量キャップの断面形状は、円状が一般的で
あるが、四角形、六角形、八角形などの多角形でもよ
い。また、必要に応じて内面又は外面に容量表示のため
の刻印又は印刷、又はすべり止めのためのローレットを
施すことができる。また、顔料、帯電防止剤、紫外線吸
収剤、スリッピング剤などを含むこともできる。
【0056】本発明の柔軟剤組成物に使用できるノズル
キャップは、本体の口筒に組みつくキャップ体であっ
て、筒形状の組み付き筒内に、それを上下に隔てる隔壁
を設け、この隔壁に内容物を注出する注出口を有し、注
出口の口径により液の排出速度を調整できる。更に、容
器外から内容物を容器中に戻そうとする場合において
も、前述の隔壁の形状により、容器本体中への液体回収
性のよいものが使用される。又は、隔壁に注出口以外の
空気孔を1つ以上有するものでもよい。ノズルキャップ
の他に、本体からの液ダレを防止するために、本体口筒
に組みつくファンネル機構を持ったキャップ栓を用いる
こともできる。ここで用いられる部材の材質は高密度ポ
リエチレン、低密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリ
ル樹脂などの材質のものが選ばれる。また、顔料、帯電
防止剤、紫外線吸収剤、スリッピング剤などを含むこと
もできる。
【0057】本発明の柔軟剤組成物を収容する容器本体
ボトルとしては、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、
ポリカーボネート、アクリル樹脂などの材質のものが好
適である。本体の横断面形状は円状、楕円状などいずれ
でもよいが、内容量は200〜1000mL程度のもの
が使用される。把手、ラベルなどを付与して使用性を向
上することもできる。また、顔料、帯電防止剤、紫外線
吸収剤、スリッピング剤などを含むこともできる。
【0058】一方、本発明の柔軟剤組成物を封入するた
めに使用できるリフィル用容器としては、次の1)又は
2)のものを好適に用いることができる。
【0059】1)フィルム構造を有する袋状の容器で、
フィルムの最内層が低密度ポリエチレンで構成される収
納袋である。図3、4にリフィルパックの一例を示す
が、図3、4は本発明の柔軟剤組成物を封入するリフィ
ル用容器の一態様を示すものであって、これに制限され
るものではない。ここで、図3、4に示すリフィルパッ
ク4は、いわゆるスタンディングパウチ形状の袋本体4
aと、その上部の角部を切り欠いて設けられた注出口4
bとを備えた密封袋である。なお、液の注出口は容器上
部の角に設けらてもよく、中央部に設けられてもよい。
【0060】上記リフィル用容器の容器本体を構成する
フィルムとしては、多層フィルムが好適であり、多層フ
ィルムを構成する材料としては、内容物の性状安定性・
香気安定性の他に、収納袋の強度、経済性、容器使用性
の点から、延伸ナイロン、直鎖低密度ポリエチレン、延
伸ポリプロピレン、エチレンビニルアルコール共重合体
及びポリエチレンテレフタレートなどを挙げることがで
きる。多層フィルムは、2種以上のフィルムを用いても
よく、同一のフィルムを2層以上に積層することもでき
る。この中でも特に、最内層が直鎖低密度ポリエチレン
となるように、延伸ナイロン、延伸ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート等を直鎖低密度ポリエチレン
と組み合わせて使用することが望ましい。
【0061】上記多層フィルムを使用して、収納袋を製
造する場合、各層に使用するフィルムをラミネートし、
ヒートシールする方法によることができるが、特定の成
型方法に限定されるものではない。本発明の柔軟剤組成
物を収容し得る収納袋としては、その厚さが20〜40
0μmの範囲内のものが好適である。本発明で使用し得
るリフィルパックとしては、例えば図3、4で示される
形状であれば、巾(図中L)=70〜200mm、高さ
(図中H)=100〜400mm、奥行き(図中W)=
20〜100mm程度のものが好適に使用される。な
お、上記多層フィルムには、着色用インキ、安定剤、可
塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、
分散剤などの添加剤を含有させることができる。
【0062】2)キャップと薄肉ボトルからなる包装体
で、対環境性の視点からボトルの肉厚が0.7mm以下
の薄肉の樹脂を用いる容器もリフィル容器として用いる
ことができる。薄肉ボトルの材料としてはポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどが挙げられる。その他に、着色
用インキ、安定剤、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、
紫外線吸収剤、滑剤、分散剤、スリッピング剤などの添
加剤を含有させることができる。
【0063】本発明の柔軟剤組成物は、アニオン界面活
性剤又はノニオン界面活性剤を主成分とする洗剤で洗浄
された繊維製品を濯ぐ際、あるいは濯いだ後に用いられ
ることが望ましく、本発明の柔軟剤組成物を使用して仕
上げを行う際は、使用水量に対して上記(B)成分の濃
度が20〜300ppmとなるような量で使用すること
が望ましい。更に、仕上げた繊維製品の乾燥方法は、物
干し竿、ハンガー、ピンチハンガーなどを使用した自然
乾燥、衣類用乾燥機を使用した乾燥など、どのような方
法を用いてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、繊維製品、特に化繊製
品に滑らかさを与えると共に、詰め替え時に混入する菌
の増殖を防止できる柔軟剤組成物が得られる。
【0065】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定され
るものではない。
【0066】まず、以下の例に使用した各成分について
説明する。
【0067】<シリコーン>シリコーンとして、下記シ
リコーンa−1〜a−6を準備した。 a−1 ポリエーテル変性シリコーン(商品名:東レ・
ダウ・コーニング・シリコーン(株)製 SH3775
M) a−2 ポリエーテル変性シリコーン(商品名:東レ・
ダウ・コーニング・シリコーン(株)製 SH374
8) a−3 アミノ変性シリコーン(商品名:東レ・ダウ・
コーニング・シリコーン(株)製 SF8417) a−4 未変性ジメチルシリコーン(商品名:東レ・ダ
ウ・コーニング・シリコーン(株)製 SH−200−
10000cs) a−5 主鎖両末端水酸基変性シリコーン(商品名:信
越化学工業(株)製 KF6003) a−6 Tinotex FSA(チバ・スペシャルテ
ィ・ケミカルズ(株)製)
【0068】<アミン化合物の中和物又は4級化物>ア
ミン化合物の中和物又は4級化物として、下記に示す構
造を有するアミン化合物の中和物又は4級化物b−1〜
b−14を準備した。
【0069】b−1 下記一般式(II)で表されるア
ミン化合物を塩化メチルで4級化したもの(但し、R3
及びR4は、後述する飽和、不飽和比を有する直鎖の炭
素数18の炭化水素基であり、R5はメチル基である) b−2 下記一般式(II)で表されるアミン化合物を
塩化メチルで4級化したもの(但し、R3は、後述する
飽和、不飽和比を有する炭素数18の直鎖の炭化水素基
であり、R4及びR5はメチル基である) b−3 下記一般式(III)で表されるアミン化合物
を塩化メチルで4級化したもの(但し、R6及びR7は、
後述する飽和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)
のアシルオキシエチル基であり、R8はメチル基であ
る) b−4 下記一般式(III)で表されるアミン化合物
を塩化メチルで4級化したもの(但し、R6は、後述す
る飽和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)のアシ
ルオキシエチル基であり、R7はC24OH基であり、
8はメチル基である) b−5 下記一般式(III)で表されるアミン化合物
をジメチル硫酸で4級化したもの(但し、R6及びR
7は、後述する飽和、不飽和比を有する総炭素数20
(直鎖)のアシルオキシエチル基であり、R8はC24
OH基である) b−6 下記一般式(III)で表されるアミン化合物
をジメチル硫酸で4級化したもの(但し、R6は、後述
する飽和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)のア
シルオキシエチル基であり、R7及びR8はC24OH基
である) b−7 下記一般式(III)で表されるアミン化合物
をジメチル硫酸で4級化したもの(但し、R6、R7及び
8は、後述する飽和、不飽和比を有する総炭素数20
(直鎖)のアシルオキシエチル基である) b−8 下記一般式(III)で表されるアミン化合物
を塩化メチルで4級化したもの(但し、R6は、後述す
る飽和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)のアシ
ルオキシエチル基であり、R7は、後述する飽和、不飽
和比を有する総炭素数21(直鎖)のアシルアミノプロ
ピル基であり、R8はメチル基である) b−9 下記一般式(II)で表されるアミン化合物の
塩酸塩(但し、R3及びR4は、後述する飽和、不飽和比
を有する炭素数18の直鎖の炭化水素基であり、R5
メチル基である) b−10 下記一般式(III)で表されるアミン化合
物の塩酸塩(但し、R6及びR7は、後述する飽和、不飽
和比を有する総炭素数20(直鎖)のアシルオキシエチ
ル基であり、R8はメチル基である) b−11 下記一般式(III)で表されるアミン化合
物のメチル硫酸塩(但し、R6及びR7は、後述する飽
和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)のアシルオ
キシエチル基であり、R8はC24OH基である) b−12 下記一般式(III)で表されるアミン化合
物の塩酸塩(但し、R6は、後述する飽和、不飽和比を
有する総炭素数20(直鎖)のアシルオキシエチル基で
あり、R7は、後述する飽和、不飽和比を有する総炭素
数21(直鎖)のアシルアミノプロピル基であり、R8
はメチル基である) b−13 下記一般式(IV)で表されるアミン化合物
の塩酸塩(但し、R3は、後述する飽和、不飽和比を有
する炭素数17の直鎖の炭化水素基であり、R7は後述
する飽和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)のア
シルアミノエチル基である) b−14 下記一般式(III)で表されるアミン化合
物のメチル硫酸塩(但し、R6、R7及びR8は、後述す
る飽和、不飽和比を有する総炭素数20(直鎖)のアシ
ルオキシエチル基である)
【0070】
【化3】
【0071】上記b−1、b−2、b−9及びb−13
記載の長鎖炭化水素基は、炭素数18の飽和脂肪酸と、
炭素数が18の、末端から数えて9番目と10番目の炭
素の間に二重結合を1個有する不飽和脂肪酸とを混合し
たものから合成され、最終的に、飽和炭化水素基/不飽
和炭化水素基の割合が、質量比で80/20であり、ま
た、不飽和炭化水素基の立体異性体のシス/トランス比
は45/55であった。
【0072】また、b−3〜b−7、b−10、b−1
1、b−13、b−14記載のアシルオキシエチル基、
アシルアミノエチル基は、炭素数18の飽和脂肪酸と、
炭素数18の、末端から数えて9番目と10番目の炭素
の間に二重結合を1個有する不飽和脂肪酸とを混合した
ものを原料とし、最終的に、飽和アシル(又は炭化水素
基)/不飽和アシル(又は不飽和炭化水素基)の割合
が、質量比で60/40であり、また、不飽和アシル
(又は不飽和炭化水素基)の立体異性体のシス/トラン
ス比は45/55であった。
【0073】また、b−8、b−12記載のアシルオキ
シエチル基、及びアシルアミノプロピル基は、炭素数1
8の飽和脂肪酸と炭素数16の飽和脂肪酸とを混合した
ものを原料とし、最終的にC18/C16の割合が質量比で
70/30であった。なお、これらのアミン化合物又は
その中和物又は4級化物は、トリエタノールアミンやメ
チルジエタノールアミンなどのアミン類、脂肪酸、脂肪
酸メチルエステルなどの出発原料を、不純物として0〜
3質量%の範囲で含んでいた。
【0074】<(C)成分>(C)成分として、下記化
合物c−1〜c−3を準備した。 c−1:ケーソンCG−ICP(ローム・アンド・ハー
ス社製)、(5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン:1.15質量%、2−メチル−4−イ
ソチアゾリン−3−オン:0.35質量%、硝酸マグネ
シウム:23質量%、水:75.5質量%の混合物) c−2:プロキセルBDN(アビシア社製)、(1,2
−ベンズイソチアゾリン−3−オンの33質量%品) c−3:安息香酸(三菱化学製)
【0075】<(D)成分>(D)成分として、下記化
合物d−1〜d−5を準備した。 d−1:マイアサイドファーマBP(BASF社製)、
(2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオー
ル) d−2:イルガサンDP−300(チバスペシャルティ
・ケミカルズ社製)、(2,4,4’−トリクロロ−
2’−ヒドロキシジフェニルエーテル) d−3:アーカード210−50(ライオンアクゾ社
製)、(ジデシルジメチルアンモニウムクロライドの5
0質量%品) d−4:アーカードCB−50(ライオンアクゾ社
製)、(ヤシアルキルジメチルベンジルクロライドの5
0質量%品) d−5:チノサンHP−100(チバスペシャルティ・
ケミカルズ社製)、(4,4’−ジクロロ−2−ヒドロ
オキシジフェニルエーテルの25質量%品)
【0076】[実施例1〜25及び比較例1〜11]表
1〜3に示す量の上記(A)成分〜(D)成分の他に、
共通成分としてイソトリデシルアルコールエチレンオキ
シド付加物(平均40モル付加)を1質量%、塩化カル
シウムを0.5質量%、エチレングリコールを4質量
%、表4〜15に示す香料組成物Aを0.6質量%、9
5%未変性エタノールを2質量%、ポリエチレングリコ
ール(質量平均分子量1500)を0.2質量%、アシ
ッドレッド138を10ppm、ジブチルヒドロキシト
ルエンを300ppm、ヒドロキシルエタンジホスホン
酸を50ppm及びpH調整剤(塩酸、水酸化ナトリウ
ム)をバランス量の精製水(合計100質量%)に乳化
分散させて柔軟剤組成物を調製した。これら実施例及び
比較例について、下記方法により衣料の滑らかさ及び防
腐力を評価した。結果を表1〜3に併記する。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】
【表3】
【0080】
【表4】
【0081】
【表5】
【0082】
【表6】
【0083】
【表7】
【0084】
【表8】
【0085】
【表9】
【0086】
【表10】
【0087】
【表11】
【0088】
【表12】
【0089】
【表13】
【0090】
【表14】
【0091】
【表15】
【0092】<柔軟剤組成物の評価> (1)衣料の滑らかさ 市販女性用ブラウス(ポリエステル100%)10枚
(計1360g)を、全自動洗濯機NA−F800P
(松下電器産業株式会社製)を用いて洗濯した(12分
洗浄、ためすすぎ2回、脱水5分の自動洗濯、水量41
L)。この際、最終のすすぎ時に、上記実施例、比較例
の柔軟剤組成物を水量30リットルに対して10グラム
の濃度になるように加えた。洗浄時に投入した洗剤は、
市販洗剤「スーパートップ」(ライオン株式会社製)で
あり、15g/30Lの濃度で使用した。その後、25
℃、45%RHの恒温恒湿室で24時間乾燥し、調湿し
たものを評価に用いた。即ち、20名の風合い評価専門
パネルにより、衣料の滑らかさについて、下記評価尺度
で比較例2を対照として評価させ、20名の平均点を結
果とした。
【0093】(評点) +3:対照より非常に滑らかである +2:対照よりかなり滑らかである +1:対照よりやや滑らかかである 0 :対照と同等程度である −1:対照の方がやや滑らかである −2:対照の方がかなり滑らかである −3:対照の方が非常に滑らかである
【0094】(2)防腐力 上記実施例、比較例の柔軟剤組成物を製造後、25℃で
1日放置し、Aspergillus niger(黒
カビ)を106CFU/mlの濃度になるように接種し
た溶液を調製した。その後、25℃で保存し、柔軟剤組
成物中の菌の濃度がそれぞれ10CFU/ml以下にな
るまでに要した日数を調べた。日数が少ないほど防腐・
抗菌力が高いことを示す。
【0095】[実施例26〜35]上記(A)成分〜
(D)成分と下記成分とを表16及び表17に示す量と
なるように使用し、更に、ジブチルヒドロキシトルエン
300ppm、ヒドロキシルエタンジホスホン酸50p
pmを共通成分として、バランス量の精製水(合計10
0質量%)に乳化分散させて、塩酸又は水酸化ナトリウ
ムで表中のpHとなるように調整して柔軟剤組成物を完
成し、上記方法で滑らかさと防腐力の評価を行った。結
果を表16及び表17に併記する。
【0096】e−11:牛脂アルキルアミンの平均EO
60モル付加物(ライオン(株)製エソミンT70) e−12:1級イソトリデシルアルコールの平均EO4
0モル付加物(ライオン(株)製 TDA−400) e−13:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(花王
(株)製 エマルゲン120) e−14:工業用ステアリン酸(花王(株)製 ルナッ
クS−50) e−15:2級イソトリデシルアルコールの平均EO3
0モル付加物(日本触媒(株)製 ソフタノール30
0) e−21:95%8アセチル化蔗糖変性エタノール(日
本アルコール販売(株)製) e−22:95%ブルシン変性エタノール(日本アルコ
ール販売(株)製) e−23:エチレングリコール(東京化成(株)製1級
試薬) e−24:イソプロピルアルコール(東京化成(株)製
1級試薬) e−31:C.I.Acid Blue 112(日本
化薬(株)製 カヤノールミーリングウルトラスカイS
E) e−32:C.I.Direct Blue 86(日
本化薬(株)製 カヤラスタークロイズブルーGL) e−33:C.I.Food Blue 2(保土谷化
学工業(株)製 食品用青色一号) e−34:C.I.Acid Blue 9((株)洛
東化学工業所製 ラクトーブリリアントブルーFCF) e−35:C.I.Acid Yellow 3(BA
SF社製 キノリンイエロー) e−36:C.I.Acid Yellow 36(大
日本インキ化学工業(株)製 シミュロンメタニルイエ
ロー) e−37:C.I.Acid Red 138(住友化
学工業(株)製 スミノールミーリングブリリアントレ
ッドBS) e−41:表4〜15の香料組成物A e−42:表4〜15の香料組成物B e−43:表4〜15の香料組成物C e−44:表4〜15の香料組成物D e−51:塩化カルシウム(東京化成(株)製1級試
薬) e−52:塩化ナトリウム(東京化成(株)製1級試
薬)
【0097】
【表16】
【0098】
【表17】
【0099】[実施例36〜41]E.G.Rocho
wの直接法により得られたメチルハイドロジェンオルガ
ノポリシロキサンと、ポリオキシアルキレンアリルエー
テルを、15ppmの塩化白金酸触媒共存下で、120
℃、8時間付加反応させることにより、表18に示すa
−7〜a−12のポリエーテル変性シリコーンを得た。
上記実施例1において、(A)成分のみを表18に示す
a−7〜a−12のシリコーンに代えた以外は、上記実
施例1と同様にして実施例36〜41の柔軟剤組成物を
調製した。
【0100】
【表18】
【0101】*1:( )内はポリアルキレン基の構成モ
ル比を示す。 POE:ポリオキシエチレン基 POP:ポリオキシプロピレン基
【0102】
【化4】 (但し、上記式(I)中、−Zは、−Rである。−Y
は、−R1−O−X−R2であり、Xはポリオキシアルキ
レン基である。)
【0103】上記実施例36〜41について、上記方法
で衣類の滑らかさと防腐力を評価したところ、いずれも
防腐力は4日であったが、滑らかさは実施例36、3
7、39、40は+2.2点、実施例38は+2.1
点、実施例41は+2.0点であった。
【0104】また、滑らかさを評価するための衣料を乾
燥した後、観察したところ、洗濯じわの残り方が異なっ
た。即ち、下記評価基準により、10名の専門パネルの
評価点の平均値で比較したところ、実施例41の柔軟剤
組成物で仕上げた衣類を対照にした場合、実施例38の
柔軟剤組成物で仕上げた衣類は1.2点、実施例37、
40で仕上げた衣類は1.6点、実施例36、39で仕
上げた衣類は2.0点であった。
【0105】(評価基準) 0点:対照と同じ程度しわがある 1点:対照よりややしわが少ない 2点:対照よりかなりしわが少ない 3点:対照より非常にしわが少ない
【0106】また、同様の衣料の一部を5cm×5cm
の大きさに切り取り、上記実施例36〜41、比較のた
めに上記比較例2の帯電防止能について評価した。即
ち、JIS L 1096に規定されている半減期法に
準拠し、STATIC HONESTMETER S5
109(宍戸商会製)で比較したところ、比較例2は5
0秒であったのに対し、実施例36〜40は20〜22
秒で、実施例41は15秒であった。
【0107】また、実施例36〜41の柔軟剤組成物を
用いて、上記方法による洗浄・仕上げ、屋外風乾を1サ
イクルとして、1日1サイクルで連続30回繰り返し、
緑色綿100%Tシャツ(ユニクロ製)を仕上げた。こ
れら衣類の首まわり部分の型崩れについて、下記評価基
準により、10名の専門パネルの評価点の平均値で比較
したところ、比較例2で仕上げた衣料を対照にした場
合、実施例41で仕上げた衣料は1.4点、実施例38
で仕上げた衣料は1.8点、実施例36、37、39、
40で仕上げた衣料は2.2点であった。
【0108】(評価基準) 0点:対照と同じ程度の型崩れである 1点:対照よりやや型崩れが少ない 2点:対照よりかなり型崩れが少ない 3点:対照より非常に型崩れが少ない
【0109】更に、上記比較例2、上記実施例36〜4
1の柔軟剤組成物を用いて、上記方法による洗浄・仕上
げ、屋外風乾を1サイクルとして、1日1サイクルで連
続30回繰り返し、前記のTシャツを仕上げた。これら
衣類の変退色の変化について、下記評価基準により、1
0名の専門パネルの評価点の平均値で比較したところ、
比較例2で仕上げた衣料を対照にした場合、実施例36
〜41で仕上げた衣料は1.8点であった。
【0110】(評価基準) −3点:対照より変退色が非常に多い −2点:対照より変退色がかなり多い −1点:対照より変退色がやや多い 0点:対照と同程度の変退色を生じている 1点:対照より変退色がやや少ない 2点:対照より変退色がかなり少ない 3点:対照より変退色が非常に少ない
【0111】[実施例42〜44]上記実施例31にお
いて、b−5、b−6、b−7、b−11、b−14に
含まれるアシルオキシエチル基を表19に示す原料脂肪
酸を使用したものに変更した以外は、実施例31と同様
にして実施例42〜44の柔軟剤組成物を調製した。
【0112】
【表19】
【0113】上記実施例42〜44について、上述した
方法で衣類の滑らかさと防腐力を評価したところ、実施
例42〜44はいずれも防腐力は4日、滑らかさは+
1.7であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柔軟剤組成物を収容する容器の計量キ
ャップとノズルキャップの一例を説明する概略断面図で
ある。
【図2】本発明の柔軟剤組成物を収容する容器の計量キ
ャップとノズルキャップの他の例を説明する概略断面図
である。
【図3】本発明の柔軟剤組成物を収容するリフィルパッ
クの一例を説明する正面図である。
【図4】上記リフィルパックの側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 13/165 D06M 13/165 13/188 13/188 13/248 13/248 13/328 13/328 13/463 13/463 Fターム(参考) 4H011 AA01 BA01 BB04 BB10 4L033 AA04 AC02 AC09 AC10 BA12 BA14 BA17 BA23 BA46 BA56 BA86 CA60

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)シリコーン誘導体と、(B)分子
    内にベンゼン環を含まず、且つ炭素数16〜26の飽和
    あるいは不飽和の炭化水素基を1個以上有するアミン化
    合物、該アミン化合物の中和物及び/又は該アミン化合
    物の4級化物と、(C)下記C−1、C−2、C−3か
    ら選ばれる1種以上と、 C−1:イソチアゾロン系の有機硫黄化合物 C−2:ベンズイソチアゾロン系の有機硫黄化合物 C−3:安息香酸類 (D)下記D−1、D−2、D−3、D−4から選ばれ
    る1種以上と、 D−1:2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジ
    オール D−2:分子内に、塩素原子を2又は3個及びヒドロキ
    シル基を1個有するフェニルエーテル化合物 D−3:分子内に、炭素数6〜14の飽和あるいは不飽
    和の炭化水素基を2個有するアミン化合物、該アミン化
    合物の中和物及び/又は該アミン化合物の4級化物 D−4:分子内に、炭素数8〜18の飽和あるいは不飽
    和の炭化水素基を1個有し、更に、ベンゼン環を1個有
    するアミン化合物、該アミン化合物の中和物及び/又は
    該アミン化合物の4級化物 を含有してなり、pHが1.5〜5.5であることを特
    徴とする柔軟剤組成物。
  2. 【請求項2】 上記(A)成分と上記(B)成分との質
    量比が(A)/(B)=0.2〜0.7である請求項1
    記載の柔軟剤組成物。
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