JP2008013903A - 繊維製品用しわ減少剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯乾燥後に発生するシームパッカリングを簡単に減少させ、風合いを改善し、保存安定性も良好な繊維製品用のしわ減少剤組成物の提供。
【解決手段】(a)下記式〔I〕で示されるシリコーン化合物、(b)カチオン性シリカ微粒子、(c)長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミン、及び水を含有する繊維製品用しわ減少剤組成物。
Figure 2008013903

(式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、p、q、x、yは各ユニットの平均付加モル数を表わし、pは1〜50、qは0〜20、xは1〜400、yは1〜40の範囲の数であり、重合形態はランダム付加、ブロック付加どちらでもよい。)
【選択図】なし

Description

本発明は、洗濯乾燥後に発生する繊維製品のしわ、その中でも特にシームパッカリングと呼ばれる縫目じわを顕著に減少させることが可能な、繊維製品用のしわ減少剤組成物に関する。
Yシャツ等の繊維製品を洗濯乾燥した場合、綿を中心とした多くの繊維製品においては、そのまま着用、使用するのは躊躇われる程度のしわが発生し、アイロンがけが必要となる。しかしながら、アイロンがけは、その手間と技術的な難しさから家事の中でも最も敬遠されるものの一つとなっている。
特にしわの発生が顕著なのは肩や襟、袖の縫製部分であり、この縫製部分において、シームパッカリングと呼ばれる縫目じわが発生してしまう。シームパッカリング発生の原因の一つとしては、水に濡れた後、乾燥する時の布地と縫製糸との収縮率の差が挙げられる。しかしながら、縫製や加工処理が十分でないものはこの収縮率の差が発生してしまい、アイロンがけ無くしては着用を躊躇する程度にまでシームパッカリングが発生してしまう。
特開平10−131054号公報 特開2005−163206号公報
本発明が解決しようとする課題は、洗濯乾燥後に発生する繊維製品のしわ、その中でも特に、見栄えが悪く、シームパッカリングと呼ばれる縫目の周辺にひきつった状態で発生するしわを、家庭においても簡単に、アイロンがけすることなく顕著に減少させ、修復することが可能であるとともに、風合いを改善することができ、保存安定性も良好な繊維製品用の水性しわ減少剤組成物を提供することである。
本発明者らは、上記課題を克服するために鋭意検討を行った結果、特定のポリエーテル変性シリコーン化合物と、表面をカチオン性に改質したシリカ微粒子と、特定の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンとを組み合わせることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(a)下記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーン化合物、(b)カチオン性シリカ微粒子、(c)下記一般式〔II〕で示される長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミン、及び水を含有することを特徴とする繊維製品用しわ減少剤組成物を提供する。
Figure 2008013903
(式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、p、q、x、yは各ユニットの平均付加モル数を表わし、pは1〜50、qは0〜20、xは1〜400、yは1〜40の範囲の数であり、重合形態はランダム付加、ブロック付加どちらでもよい。)
Figure 2008013903
(式中、R1は炭素数11〜21のアルキル又はアルケニル基を表わす。R2及びR3は水素または炭素数1〜4のアルキル基であり、R2及びR3は同一又は異なっていても良い。
nは2〜6の範囲の数である。)
本発明によれば、洗濯乾燥後に発生する繊維製品のしわ、その中でも特にシームパッカリングと呼ばれる縫目じわを、家庭においても簡単に、アイロンがけすることなく顕著に減少させることが可能となる繊維製品用しわ減少剤組成物が提供される。本発明によれば、洗濯後の繊維製品の型崩れを簡便に修復することができる。本発明によれば、ハリを損なうことなく滑らかさを向上させて風合いを改善することができる。本発明の組成物はまた、保存安定性も良好である。
本発明における(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物は、本発明の組成物で繊維製品を処理した際、繊維製品が湿潤している間に、その良好なすべり性により繊維及び糸の摩擦を低減し、既に生じているシームパッカリングを伸びやすくすることで、シームパッカリング低減効果を発揮するものと考えられる。
本発明における(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物は、上記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーンであり、式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基であり、溶解性の点から水素原子又はメチル基が好ましい。pは前記一般式〔I〕中で示されるエチレンオキサイドの平均付加モル数を表わし、pの範囲は、下限が1以上、好ましくは3以上、より好ましくは7以上であり、上限は50以下、好ましくは30以下、より好ましくは20以下である。pがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。qは前記一般式〔I〕中で示されるプロピレンオキサイドの平均付加モル数を表わし、qの範囲は、下限が0以上、上限は20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。qがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの重合形態は、ランダム付加及びブロック付加重合のどちらでもよい。xは前記一般式〔I〕中で示されるジメチルシロキサンの平均付加モル数を表わし、xの範囲は、下限が1以上、好ましくは20以上、より好ましくは100以上であり、上限は400以下、好ましくは300以下、より好ましくは250以下である。xがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。yは前記一般式〔I〕中で示されるメチルポリオキシアルキレンプロピルシロキサンの平均付加モル数を表わし、yの範囲は、下限が1以上、好ましくは3以上、より好ましくは5以上であり、上限は40以下、好ましくは30以下、より好ましくは20以下の範囲である。yがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。ジメチルシロキサンとメチルポリオキシアルキレンプロピルシロキサンの重合形態は、ランダム付加及びブロック付加重合のどちらでもよい。xとyのモル比x/yは、下限が好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは15以上であり、上限は、好ましくは100以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは30以下である。x/yがこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び溶解性に優れるので好ましい。
前記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーンは、Si−H基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、ポリオキシアルキレンアリルエーテルとを付加反応させる等の従来公知の方法により製造することができる。
ポリエーテル変性シリコーンの具体的な例としては、東レ・ダウ コーニング(株)製のSH3771C、SH3775C、SH3746、SH3748、SH3749、SF8410、SH8700、BY22−008、BY22−012、CF1188HV、SF8421、SILWET L−7001、SILWET L−7002、SILWET L−7602、SILWET L−7604、SILWET FZ−2104、SILWET FZ−2120、SILWET FZ−2161、SILWET FZ−2162、SILWET FZ−2164、SILWET FZ−2171、信越化学工業(株)製のKF352A、KF6008、KF615A、KF6016、KF6017、GE東芝シリコーン(株)製のTSF4450、TSF4452等が挙げられる。
本発明の組成物中における(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物の配合量は、下限が好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.3質量%以上であり、上限は5質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1.0質量%以下である。(a)成分の配合量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び経済性に優れるので好ましい。(a)成分のポリエーテル変性シリコーン化合物は、単独で使用してもよく、又は2種以上併用してもよい。
本発明における(b)成分のカチオン性シリカ微粒子は、本発明の組成物で繊維製品を処理した際、繊維製品が湿潤後乾燥していく過程において、その優れた増摩擦性により、繊維及び糸の収縮差により再びシームパッカリングが発生するのを抑制することで、シームパッカリング低減効果を発揮するものと考えられる。
本発明における(b)成分のカチオン性シリカ微粒子とは、SiO2を主骨格とする水不溶性の微粒子を指し、アモルファスシリカ、結晶性シリカ及びアモルファスシリカを水中に分散させた形態のコロイダルシリカ等の表面をカチオン性に改質したものが挙げられるが、それらの中でも、微粒子の分散安定性の点から、コロイダルシリカの表面をカチオン性に改質したものが好ましい。アニオン性シリカ微粒子を使用した場合、(c)成分の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンと相互作用を起こし、安定性を低下させるため好ましくない。カチオン性コロイダルシリカは、「スノーテックス」(日産化学工業(株)製)、「シリカドール」(日本化学工業(株)製)等、市販品として容易に入手できる。
アニオン性のコロイダルシリカ表面をカチオン性に改質する方法としては特に限定されるものではないが、例えばアニオン性のコロイダルシリカを塩基性塩化アルミニウムで処理する等の従来公知の方法により調整する方法が知られている。このようなカチオン変性したコロイダルシリカとしては、スノーテックスAK(日産化学工業(株)製)、シリカドール20P(日本化学工業(株)製)、Klebosol30CAL25(Clariant社製)等が挙げられる。
本発明における(b)成分のカチオン性シリカ微粒子の粒径は、下限が好ましくは1nm以上であり、上限が好ましくは1μm以下、より好ましくは100nm以下、更に好ましくは30nm以下である。シリカ微粒子の粒径がこの範囲内にあると、本発明の組成物の低温及び高温安定性に優れるので好ましい。このシリカ微粒子の粒径は、BET法による比表面積から換算されるものである。
本発明の組成物中における(b)成分のシリカ微粒子の配合量は、下限が好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.3質量%以上であり、上限は5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下である。(b)成分の配合量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び経済性に優れるので好ましい。
以上のように本発明の組成物は、(a)成分と(b)成分の相乗効果によりハリのある仕上がりとシームパッカリング低減、修復効果を発揮するものであるが、この相乗効果を発揮するためには、本発明における(a)成分と(b)成分の配合量の質量比(a)/(b)は、下限が好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上、さらに好ましくは0.3以上であり、上限が好ましくは1.0以下、より好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.7以下である。(a)/(b)がこの範囲にあると、ハリのある仕上がり感を発現しつつ良好なシームパッカリング除去性を示すので好ましい。
本発明の組成物中における(c)成分の上記一般式〔II〕で示される長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンは(b)成分のシリカ微粒子が繊維に付与したハリを損なうことなく滑らかさを向上させる作用を示す。
式〔II〕中、R1は炭素数11〜21、好ましくは11〜19のアルキル又はアルケニル基を表わす。R2及びR3は水素または炭素数1〜4のアルキル基、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であり、R2及びR3は同一又は異なっていても良いが、同一であるのが好ましい。nは2〜6、好ましくは2〜4の範囲の数である。
本発明における(c)成分の好適な具体例としては、カプリル酸アミドプロピルジメチルアミン、カプリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミン、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ベヘン酸アミドプロピルジメチルアミン、オレイン酸アミドプロピルジメチルアミンなどの長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミン又はその塩等が挙げられる。塩を形成する中和剤としての酸物質は、硫酸、塩酸、などの無機酸、或いはクエン酸、リンゴ酸、乳酸などの有機酸等があげられる。(c)成分としては特に、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミン、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ベヘン酸アミドプロピルジメチルアミン、オレイン酸アミドプロピルジメチルアミンが好ましい。
これら長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンは、例えば、脂肪酸あるいは脂肪酸低級アルキルエステル、動・植物性油脂等の脂肪酸誘導体と、ジアルキルアミノアルキルアミンとを縮合反応させ、その後、未反応のジアルキルアミノアルキルアミンを減圧又は窒素ブローにて留去することにより得られる。
ここで、脂肪酸又は脂肪酸誘導体としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、エルカ酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ヤシ油脂肪酸、綿実油脂肪酸、とうもろこし油脂肪酸、牛脂脂肪酸、パーム核油脂肪酸、大豆油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、ひまし油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸等の植物油又は動物油脂肪酸等、又は、これらのメチルエステル、エチルエステル、グリセライド等が具体的に挙げられ、中でも、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸等が特に好ましい。これら脂肪酸又は脂肪酸誘導体は、1種を単独で用いても2種以上を併用しても良い。
本発明の組成物中における(c)成分の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンの配合量は、下限が好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上であり、上限は1質量%以下、より好ましくは0.7質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下である。(c)成分の配合量がこの範囲内にあると、適度なハリを維持しつつ滑らかな風合いを発現するので好ましい。(c)成分の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンは、単独で使用してもよく、又はアニオン性又はカチオン性の電荷が同じであれば2種以上併用してもよい。
以上のように本発明の組成物は、(b)成分と(c)成分の相乗効果により適度なハリと滑らかさを有する仕上がり感を発揮するものであるが、この相乗効果を発揮するためには、本発明における(b)成分と(c)成分の配合量の質量比(b)/(c)は、下限が好ましくは2.5以上、より好ましくは2.7以上、さらに好ましくは3.0以上であり、上限が好ましくは100以下、より好ましくは50以下、さらに好ましくは20以下である。(b)/(c)がこの範囲にあると、適度なハリと滑らかさを有する仕上がり感を示すので好ましい。
本発明の組成物には、水が必須成分となる。水は収縮した繊維及び糸を湿潤させ、シームパッカリングの原因となる繊維と糸の収縮率の差を解消させる上で必要となる。水としては、水道水、精製水、蒸留水等が挙げられるが、液安定性及び経済性の点から精製水が好ましい。
本発明の組成物における水の配合量は、特に限定はされないが、下限が、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上であり、上限は、好ましくは99質量%以下である。水の配合量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及びシリカ微粒子の分散安定性に優れるので好ましい。
本発明の組成物のpHは、3.0〜6.0の範囲である事が好ましく、更に好ましいpHの範囲は3.5〜5.5である。pHがこの範囲の上限を超えると、(c)成分の滑らかさ向上効果が不十分となり、pHがこの範囲の下限を切ると、繊維の劣化が生じやすくなる事から好ましくない。
本発明の組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、以下の任意成分を配合することができる。炭素数12〜18のアルキル基を有し、ポリオキシエチレンの付加モル数が5〜50、プロピレンオキサイドの付加モル数が0〜5のポリオキシアルキレンアルキルエーテル、炭素数8〜18のアルキル基を有し、グルコースユニットの平均付加モル数1〜10のアルキルポリグルコシド、炭素数8〜18のアルキル基を有し、グリセリンユニットの平均付加モル数1〜3のアルキルグリセリルエーテル、炭素数10〜20の脂肪酸ジエタノールアミド、炭素数10〜18アルキル基を有し、エチレンオキサイドの平均付加モル数1〜30のメトキシポリオキシエチレンアルカノエート等の非イオン界面活性剤。エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリアルキレングリコールブチルエーテル、ポリアルキレングリコールフェニルエーテル等のグリコール系溶剤。メチルパラベン、ケーソンCG/ICP等の防腐剤。モノ長鎖アルキルまたはアルケニル4級塩型カチオン界面活性剤、ジ中鎖アルキル4級塩型カチオン界面活性剤といった抗菌剤。エタノール、イソプロピルアルコールといった低級アルコール。特開2002−146399号公報記載の香料成分、溶剤及び安定化剤等を含有する香料組成物。硫酸、水酸化ナトリウム等のpH調整剤。
本発明の組成物における上記任意成分の配合量は、上限が好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下であり、0.5質量%以下が更に好ましい。
本発明の組成物を対象となる繊維製品に使用する使用方法としては、特に限定はされないが、繊維製品を組成物中に浸漬した後風乾してもよいし、組成物をスプレー容器に収納し、繊維製品に対して組成物を噴霧した後風乾してもよいが、家庭においても手軽に実施できる簡便性や、必要量の組成物を繊維製品のしわになっている部位にのみ作用できるという経済性の点から、組成物をスプレー容器に収納し、繊維製品に噴霧して使用する方法が好ましい。更に、風乾する前に手で軽くしわを伸ばすことは、シームパッカリング除去性の点から好ましい。
スプレー容器としては、エアゾールスプレー容器、トリガースプレー容器(直圧型あるいは蓄圧型)、フィンガースプレー容器等が挙げられる。エアゾールスプレー容器の例としては、特開平9−3441、及び特開平9−58765号公報等に記載されているものが挙げられる。また、噴射剤としてはLPG(液化プロパンガス)、DME(ジメチルエーテル)、炭酸ガス、窒素ガス等が挙げられ、これらは単独で使用しても良く、2種以上を混合して使用しても良い。トリガースプレー容器の例としては、特開平9−268473号公報、特開平9−256272号公報、特開平10−76196号公報等に記載のものが挙げられる。フィンガースプレー容器の例としては、特開平9−256272号公報等に記載のものが挙げられる。
本発明の組成物を対象となる繊維製品に噴霧して使用する場合の使用量は、繊維製品の質量に対して、下限が好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上であり、上限は好ましくは100質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは60質量%以下である。使用量がこの範囲内にあると、シームパッカリング除去性及び経済性に優れるので好ましい。
また、本発明の組成物は、プラスチック製容器に収納することができる。プラスチック製容器としては、ボトル容器や詰替え用のスタンディングパウチ等が挙げられる。スタンディングパウチとしては、例えば、特開2000−72181号公報に記載のものが挙げられるが、材質としては、内層に100〜250μmの線状低密度ポリエチレン、外層に15〜30μmの延伸ナイロンの二層構造又は15μmの延伸ナイロンを中間層、15μmの延伸ナイロンを外層にした三層構造のスタンディングパウチが保存安定性の点から好ましい。
本発明の組成物を使用する対象の繊維製品としては、特に限定はされないが、例えば、Yシャツ、Tシャツ、ポロシャツ、ブラウス、チノパン、スーツ、スラックス、スカート、テーブルクロス、ランチョンマット、カーテン等が挙げられる。また、対象とする繊維製品の素材も、特に限定はされないが、例えば、綿、ウール、麻等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維、アセテート等の半合成繊維、レーヨン、テンセル、ポリノジック等の再生繊維及びこれら各種繊維の混紡品、混織品、混編品等が挙げられ、その中でも、特にしわになりやすい綿及びその混紡品において、本発明の組成物の効果が顕著に発揮される。
次に、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
まず、実施例及び比較例において使用した成分について以下に示す。
a−1:ポリエーテル変性シリコーン(商品名SH3746;東レ・ダウコーニング製)
a−2:ポリエーテル変性シリコーン(前記一般式〔I〕中、R:水素原子、p=15、q=0、x=70、y=3、実験室合成品)
a−3:ポリエーテル変性シリコーン(前記一般式〔I〕中、R:メチル基、p=10、q=0、x=210、y=9、実験室合成品)
なお、a−2、a−3は、次に示す方法で合成したものである。
すなわち、攪拌装置、凝縮機、温度計および窒素挿入口を備えた1Lの4つ口フラスコに、下記のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを100g、イソプロピルアルコールを50g、ポリオキシアルキレン化合物を11g、付加反応用触媒を0.2g、2%酢酸ナトリウムのイソプロピルアルコール溶液を0.3g投入して、これらを窒素雰囲気下、90℃で3時間反応させた。反応終了後、溶媒を減圧留去することにより(a−2)、(a−3)を得た。
・用いたオルガノハイドロジェンポリシロキサン






Figure 2008013903
(a−2)の場合、α=70、β=3
(a−3)の場合、α=210、β=9
・用いたポリオキシアルキレン化合物
CH2=CHCH2O−(C2H4O)m−γ
(a−2)の場合、m=15、γ=H
(a−3)の場合、m=10、γ=CH3
b−1:カチオン性コロイダルシリカ(スノーテックスAK、日産化学工業(株)製、粒径:10〜20nm)
b−2:カチオン性コロイダルシリカ(シリカドール20P、日本化学工業(株)製、粒径:10〜20nm)
b−3:カチオン性コロイダルシリカ(Klebosol30CAL25、Clariant社製、粒径:25nm)
比較品−1:アニオン性コロイダルシリカ(スノーテックス20、日産化学工業(株)製、粒径:10〜20nm)
比較品−2:アクリル酸/メタクリル酸共重合体(特開平11−229266号の実施例中記載成分(a−3))
c−1:C1119CONH(CH23N(CH32、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−2:C1735CONH(CH23N(CH32、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−3:C2143CONH(CH23N(CH32、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−4:C1733CONH(CH23N(CH32、(合成品:特願2005−14060号記載の方法にて合成)
c−5:Cn2n+1CONH(CH23N(CH32(n=15/17混合物(質量比3/7)、東邦化学(株)製(商品名)カチナールMPAS−R)
比較品−3:ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド(アーカード2O−75I、ライオンアクゾ(株)製)
任意−1:ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(アーカード210−80E、ライオンアクゾ(株)製)
任意−2:ジプロピレングリコール
任意−3:ヘキシレングリコール
任意−4:Neodol23アルコール(シェルケミカルズ製)にエチレンオキシドを平均で15モル付加させた非イオン界面活性剤
任意−5:エタノール(試薬1級、甘糟化学産業株式会社製)
香料:特開2002−146399号公報記載の表11〜18記載の香料組成物A
次に、実施例及び比較例において実施した評価方法について以下に示す。
<シームパッカリング除去性の評価方法>
(試験用繊維製品の前処理)
試験用繊維製品としては、市販の形態安定ワイシャツ(綿=100%、(株)ファーストリテイリング製)を用いた。家庭用の二槽式洗濯機(CW−C30A1−H、三菱電機(株)製)に20℃の水道水30Lを入れ、ここに市販の衣類用粉末洗剤(トップ、ライオン(株)製)15gを添加し、よく分散させた後、試験用繊維製品5枚を投入し、10分間洗浄した。洗剤液を排水後、試験用繊維製品を脱水機で1分間脱水し、20℃の水道水30Lで3分間濯ぐという脱水・濯ぎ工程を2度行ない、最後に3分間脱水後、ハンガーで吊り干しにて1晩風乾した。この洗濯乾燥操作を10回繰り返したものを、前処理済み試験用繊維製品としてシームパッカリング除去性の評価に用いた。組成物ごとに前処理済み試験用繊維製品を調製し、一度評価に供した前処理済み試験用繊維製品は別の組成物の評価には使用しなかった。
(シームパッカリングの除去処理)
表1及び2に記載の組成物を、市販の衣料用トリガースプレー製品の容器(ソフランしわスッキリスプレー、ライオン(株)製)に300g収納し、評価に用いた。上記前処理済み試験用繊維製品の質量に対して50質量%の組成物を、ハンガーに吊るした試験用繊維製品の表面全体に均一になるように噴霧し、次いで肩の部分のシームパッカリングを手で軽く伸ばした後、そのままハンガーに吊るした状態で、20℃、50RH%の室内において12時間風乾した。表1及び2に記載のシームパッカリング除去性は、乾燥後の試験用繊維製品の肩の部分のシームパッカリングの程度を目視で判定し、以下の基準で評価した。各組成物の評価には試験用繊維製品1枚を用いた。なお、前処理後であってシームパッカリングの除去処理前の繊維製品のシームパッカリングの程度は1であった。
(評価基準)
評価は、AATCC Test Method 88B−1992におけるシームパッカリング判定用標準(SS−1〜5、SS−5が最も優れる)と比較して、以下の基準で行なった。
5:SS−5と同等
4:SS−4と同等
3:SS−3と同等
2:SS−2と同等
1:SS−1と同等
<風合いの評価方法>
(試験用繊維製品の前処理)
試験用繊維製品としては、市販の形態安定ワイシャツ(綿=100%、(株)ファーストリテイリング製)を用い、前述のシームパッカリング除去性の評価における前処理法に準じて処理を行なった。
(風合い回復処理)
表1及び2に記載の組成物を、市販の衣料用トリガースプレー製品の容器(ソフランしわスッキリスプレー、ライオン(株)製)に300g収納し、評価に用いた。上記前処理済み試験用繊維製品の質量に対して50質量%の組成物を、ハンガーに吊るした試験用繊維製品1枚の表面全体に均一になるように噴霧し、乾燥したものを着用して触感にて判定し、以下の基準で評価した。
(評価基準:ハリ)
◎:ワイシャツとして非常に好ましいハリを有している
○:ワイシャツとして好ましいハリを有している
△:ワイシャツとしてはやや硬すぎるもしくはやや柔らかすぎる
×:ワイシャツとしては硬すぎるもしくは柔らかすぎる
(評価基準:滑らかさ)
◎:ワイシャツとして非常に好ましい滑らかさを有し、非常に良い着心地を感じる
○:ワイシャツとして好ましい滑らかさを有し、良い着心地を感じる
△:ワイシャツとしてはやや滑らかさが足りず着心地が気になる
×:ワイシャツとしては滑らかさが足りず着心地が悪い
<保存安定性の評価方法>
表1、及び2に記載の組成物50mLを、50mL容のスクリューキャップ付きガラス瓶中に収納密閉し、20℃の恒温室中で2週間保存した後、組成物の外観を目視で比較して以下の基準で評価した。
○:保存前の組成物と比較して外観にほぼ違いは認められない
△:沈殿又は相分離はしていないものの、外観に明らかな違いが認められる
×:沈殿又は相分離が認められる
実施例及び比較例を以下の表1及び2に示す。なお、表中の各成分の含有量は純分としての含有量を示し、単位は何れも質量%である。
<pH測定>
実施例及び比較例の組成物のpHは、25℃においてガラス電極を用いて行った。































Figure 2008013903


Figure 2008013903

Claims (3)

  1. (a)下記一般式〔I〕で示されるポリエーテル変性シリコーン化合物、(b)カチオン性シリカ微粒子、(c)下記一般式〔II〕で示される長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミン、及び水を含有することを特徴とする繊維製品用しわ減少剤組成物。
    Figure 2008013903
    (式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、p、q、x、yは各ユニットの平均付加モル数を表わし、pは1〜50、qは0〜20、xは1〜400、yは1〜40の範囲の数であり、重合形態はランダム付加、ブロック付加どちらでもよい。)
    Figure 2008013903
    (式中、R1は炭素数11〜21のアルキル又はアルケニル基を表わす。R2及びR3は水素または炭素数1〜4のアルキル基であり、R2及びR3は同一又は異なっていても良い。
    nは2〜6の範囲の数である。)
  2. 組成物のpHが3〜6の範囲である事を特徴とする請求項1記載の繊維製品用しわ減少剤組成物。
  3. (b)カチオン性シリカ微粒子が、アニオン性シリカ微粒子の表面をアルミナで被覆したシリカ微粒子である、請求項1又は2記載の繊維製品用しわ減少剤組成物。
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