JPH01292184A - 繊維のしわのばしスプレー - Google Patents

繊維のしわのばしスプレー

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JPH01292184A
JPH01292184A JP12123188A JP12123188A JPH01292184A JP H01292184 A JPH01292184 A JP H01292184A JP 12123188 A JP12123188 A JP 12123188A JP 12123188 A JP12123188 A JP 12123188A JP H01292184 A JPH01292184 A JP H01292184A
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JP
Japan
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weight
spray
formula
wrinkles
alkyl
Prior art date
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Application number
JP12123188A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Ide
一敏 井手
Masaaki Yamamura
正明 山村
Motoko Onishi
素子 大西
Kiyoshi Sodebayashi
袖林 清
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衣類のしわのばしスプレーに関する。
〔従来の技術及びその課題〕
一般に知られている衣類の仕上剤としては、液状の糊剤
・柔軟剤及びスプレー糊、あるいはスプレー式の帯電防
止剤等があるが、これまでに衣類のしわを積極的取り除
くことを目的としたものはない。
しかしながら、近年、衣生活の多様化に伴い、綿、麻、
あるいはウール等の天然糸の繊維に対する嗜好性が高ま
っていることや、有職主婦等の職業をもつ女性が増加す
るといった、ライフスタイルの変化に伴い、従来のよう
にアイロンかけ等の面倒な作業を必要としない、簡単に
繊維のしわを取り除くことができる様な仕上剤に対する
要求は高まってきている。
しかしながら、従来のスプレー式糊剤では原則としてア
イロンの使用が不可欠であり、非常に面倒である他、帯
電防止スプレーでは繊維のしわを充分に取り除くことは
できない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、繊維のしわを簡便に取り除くことのでき
るスプレー型の剤を得るべく、鋭意研究の結果、水とア
ルコールの混合液にシリコーン、及び活性剤を最適に配
合し、噴霧剤を特定することで、この目的を達し得るこ
とを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、(a)ノニオン性界面活性剤0.02
〜0.5重量%、山)シリコンオイル 0.01〜0.
4重量%、(c)カチオン性界面活性剤 0.1〜1.
0重量%、(d)低級アルコール及び(e)水からなり
、噴射剤としてジメチルエーテルを使用した繊維のしわ
のばしスプレーを提供する。
(a)成分であるノニオン性界面活性剤としてはポリオ
キシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテルなどが使用でき
るが、繊維への浸透性の面より下記式で表されるポリオ
キシエチレン分岐アルキルエーテルが特に望ましい。
(式中、R1はC#〜C2゜のアルキル基、R寞はC9
〜cg。のアルキル基、nは2以上30以下の数を示す
、) (a)成分は組成物中に0.02〜0.5重量%配合さ
れる。
次に、本発明の伽)成分であるシリコンオイルについて
説明する。
一般にシリコンオイルと言われるものには、ジメチルポ
リシロキサン及びその変性物がある。
本発明では25℃における動粘度が10〜300.00
0センチストークスのものが好ましい、変性ポリシロキ
サンにはエポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カ
ルボキシル変性、アルコール変性、フッ素変性、アルキ
ルアラル、キルポリエーテル変性、エポキシ・ポリエー
テル変性、ポリエーテル変性、オレフィン変性、α−メ
チルスチレン変性、高級脂肪酸変性等の変性法によりい
ろいろなものがある。又、シリコンオイルの乳化物を使
用することもできる。シリコンオイルの乳化物は、一般
にジメチルポリシロキサン又はその変性物を乳化剤で乳
化し、エマルジョンとしたものであるが、特に乳化剤に
非イオン界面活性剤を使用した水中油滴型のものが好ま
しい。
伽)成分はシリコンオイルとして組成物中に0.01〜
0.4重量%配合される。
(c)成分であるカチオン性界面活性剤としてはモノ又
はジ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩が代表例とし
て挙げられるが、繊維のしわをのばすという観点から、
下記式で表されるジ長鎖アルキル型第4級アンモニウム
塩が特に好ましい。
(式中、R5及びR4は炭素数16乃至18のアルキル
基を表す) (c)成分は組成物中に0.1〜1.0重量%配合され
る。
(d)成分である低級アルコールとしてはエタノール又
はイソプロピルアルコールが好適に用いられる。
低級アルコールと水の比率は、5対95から30対70
の範囲内とするのがよい。
本発明では上記配合液の噴射剤としてジメチルエーテル
が使用される。繊維の浸透性、揮発性、及び、上記配合
液との親和性の面から一般に噴射剤として使用されてい
る液化石油ガス、フレオンなどは好ましくない。
ジメチルエーテルと配合液の重量比は、15対85から
50対50の範囲内とするのがよい。
本発明の配合液には、香料、抗菌剤、着色剤などを添加
できる。
本発明のしわのばしスプレーが繊維のしわを速やかに取
り除くことのできるメカニズムの詳細については、まだ
不明な点が多いが、おおよそ次のような機構によると考
えられる。
即ち、繊維の中でも、一般に天然糸の繊維、例えば木綿
、麻、ウールあるいは半合成繊維、例えばレーヨン等は
水にぬらすと膨潤し、その体積がかなり増加するが、そ
れらは乾燥することにより元の状態にもどることができ
る。このような繊維の自己回復性を利用することで、繊
維についたシワを取り除く作業としては、一般に行われ
ているスチームによるしわのばしがよく知られている。
本発明はこのような繊維の自己回復性を巧みに引き出し
、且つ、アルコールや界面活性剤との相乗効果により、
単に水で湿らせたような処理に比べて、飛躍的に速やか
に、しかも繊維をいためることなく、シワを取り除くこ
とができるものと考えられる。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
実施例1 次に示すような組成で、調整した液80重量部とジメチ
ルエーテル20重量部をエアゾール缶に充填し、繊維し
わのばしスプレーを得た。
組成l 蒸留水            85.0重量%エタノ
ール          14.0  〃香     
料            0.35 −得られた繊維
しわのばしスプレーのしわのばε特性を次の方法で評価
した。
旦惹至星旦往匝広 (A法) 各種素材及び織りの布5 cm X 10cmを第1図
のように2つ折りにし、イオン交換水をスプレーして湿
らせた後、130℃、100g/cm”で1分間プレス
し、折れ目をつけることで試験布とする。
このようにして用意した試験布に対し、50%o、w、
f、の割合でスプレーした後、第2図のように平らな場
所に置き、折り目が完全にとれるまでの時間(I)及び
シワがとれた後、布が乾燥して完全にもとにもどるまで
の時間(II)を測定した。
(B法) しわのついた実際の各種衣類についてサンプルを30秒
間スプレーし、シワのとれ具合を目視により判定した。
判定基準 完全にシワがとれた        Aややシワが残る
もののほぼとれた  B゛   スプレー前とほとんど
変わらない  Cスプレー前よりシワが目立づ    
D評価結果を次に示す。
表     1 表中の数字はシワがとれるまでの時間、()内は、乾燥
して完全にもとにもどるまでの時間(単位は秒) 表   2 実施例2 次に示すような組成でill整した液75重量部とジメ
チルエーテル25重量部をエアゾール缶に充填し、繊維
しわのばしスプレーを得た。
組成2 蒸留水            70.0ffi量%イ
ソプロピルアルコール    29.0  #香料  
           0.48〃得られた繊維しわの
ばしスプレーについて実施例1と同様な評価を行った結
果、良好なしわのばし効果を示した。
実施例3 次に示すような組成で調整した液60重量部とジメチル
エーテル40重量部をエアゾール缶に充填し、繊維しわ
のばしスプレーを得た。
組成3 蒸留水            92.0重量%イソプ
ロピルアルコール    5.0#アルコール変性シリ
コーン   0.1〃香料             
2.7〃得られた繊維しわのばしスプレーについて実施
例1と同様な評価を行った結果、良好なシワのばし効果
をもつことが確認された。
実施例4 次に示すような組成で調整した液70重量部とジメチル
エーテル30重量部をエアゾール缶に充填し、繊維しわ
のばしスプレーを得た。
組成4 蒸留水            90.0重量%エタノ
ール           9.0〃香料      
       0.65 〃得られた繊維しわのばしス
プレーについて実施例1と同様な評価を行った結果、良
好なシワのばし性を示した。
実施例5 次に示すような組成で調整した液65重量部とジメチル
エーテル35重量部をエアゾール缶に充填し、繊維しわ
のばしスプレーを得た。
組成5 蒸留水            85.0重量%イソプ
ロピルアルコール    14.0  #香料    
         0.2〃得られた繊維しわのばしス
プレーについても良好なシワのばし効果が確認できた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれしわのばし評価法A法に於け
る試験布の折れ目のつけ方、伸ばし方を示す図である。 出願人代理人  古 谷   馨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)ノニオン性界面活性剤0.02〜0.5重量% (b)シリコンオイル0.01〜0.4重量%(c)カ
    チオン性界面活性剤0.1〜1.0重量% (d)低級アルコール及び (e)水 からなり、噴射剤としてジメチルエーテルを使用したこ
    とを特徴とする繊維しわのばしスプレー。 2 ノニオン性界面活性剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_1はC_4〜C_2_0のアルキル基、R
    _2はC_4〜C_2_0のアルキル基、nは2以上3
    0以下の数を示す。) で表されるものである請求項1記載の繊維のしわのばし
    スプレー。 3 カチオン性界面活性剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、R_3及びR_4は炭素数16乃至18のアル
    キル基を表す。) で表されるジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩である
    請求項1記載の繊維のしわのばしスプレー。
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