JP5050134B2 - ハイドロカルチャー専用鉢 - Google Patents

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Description

本発明は、植物を培土と水とで育成する際に用いられるハイドロカルチャー専用鉢に関する。
一般に、鉢の内部に土などの天然培土を充填し、この天然培土に植栽された観葉植物を室内に飾ったりすることで、美観に優れたインテリアとしての機能を持たせることが行われている。
しかし、天然培土を用いた観葉植物では、その天然培土に起因する臭いや虫が発生するため、室内に飾ること、とりわけキッチンや子供部屋に飾ることに抵抗があり、飲食店などにおいても衛生上の問題となる。
そのため、近来より、天然培土に代えて人工培土を鉢の内部に充填し、この人工培土を充填した鉢の底部に貯留される水によって育成可能なハイドロカルチャー(水耕栽培のこと)で植物を植栽することで、美観に優れたインテリアとしての機能を有するのはもちろんのこと、臭いや虫が発生せずに衛生的に室内を飾ることができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、人工培土としては、粘土を高温で焼いて発泡させた無機質発泡体や、炭を多孔質セラミックにより覆った機能性複合体などからなる粒状物が用いられ、無機質発泡体はハイドロボール等の商品名で上市されている一方、機能性複合体はネオコール等の商品名で上市されている。また、ガラス製の中が透過している鉢で、根腐れ防止剤に使われるイオン交換石を植物性の染料で着色した硬質多孔性のカラーサンドなどを用いて、インテリア性に優れたカラーサンドのハイドロカルチャーなどが販売されている。そして、ハイドロカルチャーで植物を植栽するときは、植物の大きさに合った、底部に水の給排孔が設けられていない既存鉢が用いられている。
また、前記鉢の底部に貯留される水とは、植物が水を吸う事で約一週間〜二週間で完全に無くなる水の量のことで、それ以上の水量が貯留されていると、根腐れを招き、植物が育たない上、悪臭の発生や虫の発生の原因ともなる。
特開平9−168341号公報
ところで、従来の天然培土による栽培は、培土に含まれた水分を植物の根が吸う事などで育つ為に、鉢底が深く植物の根と鉢底が掛け離れていても育成する。しかし、ハイドロカルチャーは鉢底に貯留された水を植物の根が吸う事などで、植物が育成する為、植物が水を吸う事で約一週間〜二週間で完全に無くなる水量を貯留されなければならない。例えば、高さ50cmの鉢に10cmの小さな苗の植物を植栽する場合、植物の根と水量がかけ離れているため、植物の根が水を吸うことが出来ず、鉢底が深い前記鉢で小さな植物を育成することができない。
さらに、従来の天然培土による栽培は、培土に含まれた水分を植物の根が吸う事などで育つ為に、大きさが違う植物でも1つの鉢で育成できる。しかし、ハイドロカルチャーは、植物が水を吸う事で約一週間〜二週間で完全に無くなる水量を貯留されなければならないため、前記鉢では、植物の大きさによって水の貯留位置が変わってしまい、1つの鉢で大きさが違う植物を育成することができない。
また、植栽する植物が同一品種及び同じ大きさであっても、生産の産地によっては、植物の根の大きさが違う場合もある。このため、植栽する鉢が同じ鉢であっても最適量の水の貯留位置でない場合もある。
また、ハイドロカルチャー自体が国内において近年注目され始めた育成であるため、ハイドロカルチャーに利用できる鉢の種類が少ない上、非常に高価なものとなる。しかも、底部に水の給排孔が設けられていない既存の鉢(例えば陶磁器鉢、ガラス製の鉢など)では、鉢底の深さが決まっているため、植栽する植物の大きさに合った鉢を選ばなくてはならず、なかなか植物の大きさに合った鉢がない。また、すでに所有しているデザインなどが気に入っている鉢で、底部に水の給排孔が設けられていない鉢であっても、植物と合致しないことがある。更に、底部に水の給排孔が設けられている鉢では、当該鉢に水が潮流できないため、使用することができない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鉢本体に植栽した植物が水を吸うことで約一週間〜二週間で完全に無くなる最適な水量を貯留することができるハイドロカルチャー専用鉢を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明が講じた解決手段は、ハイドロカルチャー専用鉢として、筒体状の鉢本体の内部に水を貯留可能とするように当該鉢本体の内周面を水密状に上下に区画する区画壁を備え、前記区画壁は、伸縮性を有し、前記鉢本体の内周面に対し接地圧をかけて設けられているとともに、前記鉢本体の内周面に対し上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
この特定事項により、筒体状の鉢本体の内周面に対し接地圧をかけて底板として構築された区画壁が上下に移動するので、植樹する植物の大きさにあわせて区画壁を上下に移動させれば、植物を植樹し植物が水を吸うことで約一週間〜二週間で完全に無くなる最適の水量を貯留することが可能となる。たとえば、高さ50センチのハイドロカルチャー専用鉢で高さ10センチの苗を植樹する場合、鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を上方向に移動させて、最適な水量を貯留させることが可能となる。さらに、一度植物を植樹した鉢に違う大きさの植物を植え替えるときは、植樹する植物の大きさにあわせて、鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を上か下に移動させれば、植樹した植物に最適な水量を貯留することが可能となる。
しかも、鉢本体の内周面よりも少し大きめの区画壁を用意し、鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を設ければ、鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を上下に簡単に移動させることができ、鉢本体の内部に最適な水量を貯留することができる。
また、前記目的を達成するため、本発明が講じたその他の解決手段は、ハイドロカルチャー専用鉢として、筒体を内部に収容可能な筒体状の鉢本体と、この鉢本体の内部に水を貯留可能とするように当該鉢本体の内周面を水密状に上下に区画する区画壁とを備え、前記区画壁は、伸縮性を有し、前記鉢本体の内周面に対し接地圧をかけて設けられているとともに、前記鉢本体の内周面に対し上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
この特定事項により、鉢本体の内部に収容される筒体に植樹された植物の大きさにあわせて区画壁を上下に移動させて設ければ、鉢本体の内部の最適な位置に筒体内の植物が収容され、筒体に植樹した植物の根の深さに適した水位となる最適量の水を鉢本体の内部に貯留することが可能となる。
しかも、鉢本体の内周面よりも少し大きめの区画壁を用意し、鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を設ければ、鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を上下に簡単に移動させることができ、鉢本体の内部に最適な水量を貯留することができる。
また、前記鉢本体及び前記区画壁は、防水材によってコーティングされていることが好ましい。
この場合には、ハイドロカルチャー専用鉢としての鉢本体に経時的な水の浸透によってエフロ(白華現象)やひび割れが生じたりすることが確実に防止できる。
また、前記鉢本体として、土壌植物専用鉢が適用されていてもよい。
この場合には、安価な土壌専用鉢をハイドロカルチャー専用鉢として利用でき、ハイドロカルチャーを広く普及させることができる。
更に、前記区画壁は、前記鉢本体から除去可能な材質によって形成され、その鉢本体から除去されてから当該鉢本体に再構築可能とされていることが好ましい。
この場合には、鉢本体に植裁されていた水耕植物に代えて新たな水耕植物を植裁したり、水耕植物の成長に伴って植え替えしたりする際に、鉢本体から区画壁を除去して新たな区画壁が再構築される。これにより、既存の鉢をハイドロカルチャー専用鉢として再利用することができる上、当該既存の鉢で使用していた培土も再利用することができる。
以上、要するに、筒体状の鉢本体の内周面に対し接地圧をかけた状態で区画壁を上下に移動させることで、植樹する植物の大きさにあわせて区画壁を上下に移動させ、植物を植樹し植物が水を吸うことで約一週間〜二週間で完全に無くなる最適の水量を貯留することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るハイドロカルチャー専用鉢の縦断正面図である。 図1のハイドロカルチャー専用鉢を作成する手順を示す説明図であって、(a)は棒状物により作成された区画壁の斜視図、(b)は内部に区画壁を取り付けた状態を示す鉢本体の斜視図、(c)は防水材をコーティングした状態を示す鉢本体の斜視図である。 図1のハイドロカルチャー専用鉢の区画壁を除去する手順を示す説明図であって、(a)は区画壁に切り込みを入れた状態を示す鉢本体の斜視図、(b)は区画壁を切除した状態を示す鉢本体の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るハイドロカルチャー専用鉢の縦断正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るハイドロカルチャー専用鉢の縦断正面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るハイドロカルチャー専用鉢の縦断正面図である。 図6のハイドロカルチャー専用鉢の平面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るハイドロカルチャー専用鉢であって、(a)は内部に区画壁を取り付けた状態でのストレート形状の鉢本体の縦断正面図であり、(b)は上方から見た平面図である。 図8の区画壁を根の成長に合わせて下方に位置変更した状態での鉢本体の縦断正面図であり、(b)は上方から見た平面図である。 第4の実施の形態の変形例に係るハイドロカルチャー専用鉢であって、(a)は鉢本体内部に底板または仕切として縦に区画壁を取り付けた状態での縦断正面図であり、(b)は上方から見た平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態に係るハイドロカルチャー専用鉢の概略構成について説明する。
図1に示すように、1はハイドロカルチャー専用鉢であって、このハイドロカルチャー専用鉢1としては、既存の鉢つまり底部101に水の給排可能な給排孔102を有する土壌植物育成用鉢が適用されている。そして、前記ハイドロカルチャー専用鉢1の鉢本体10の内周面には、当該鉢本体10の内部を上下に水密状に区画する区画壁12が設けられている。
前記区画壁12は、図2の(a)に示すように、化学架橋剤で架橋した独立気泡ポリエチレンフォームよりなる断面矩形状の棒状物121を前記鉢本体10の内周面に沿うように同心円上に巻いて円盤状に作成したり、化学架橋剤で架橋した独立気泡ポリエチレンフォームよりなるシート状物(図示せず)を円盤状に切削して作成される。このように円盤状に作成された区画壁12は、多少の伸縮性を有しているため、鉢本体10の区画部位での内径よりも若干大きめに作成し、図2の(b)に示すように、鉢本体10の内周面に対し接地圧をかけた状態で摩擦力により圧接される。この区画壁12を作成する棒状物121又はシート状物は、緩衡用バックアップ材として使用されるものであり、例えば、三和化工製の三和サンペルカや、積水化学工業製のソフトロンボードの他、シート状物に限定すれば、積水化成品工業製の発泡ポリスチレンボード等が用いられる。この場合、棒状物121又はシート状物は、鉢本体10に植裁される水耕植物の重さ、ハイドロ培土14(後述する)の重さ及び貯留される水16(後述する)の量などを考慮して厚みが設定され、通常20mm〜40mm程度の厚さのものが用いられる。
また、図2の(c)に示すように、前記区画壁12の上面及び当該区画壁12よりも上側に位置する前記鉢本体10の内周面は、防水材としてのコーキング材13や塗膜防水材によって略均一にコーティングされている。このコーキング材13としては、シリコン系のものが適用され、塗りむらがないようにヘラなどを用いてコーティングされるようにしている。また、塗膜防水材としては、水性のものが適用され、塗りむらがないように刷毛などを用いてコーティングされるようにしている。この場合、コーキング材13としては、例えば、信越化学工業製のシーラント等が用いられる一方、塗膜防水材としては、大関化学工業製の水性パラテックス等が用いられる。
そして、前記区画壁12により区画されて底部101より底上げされたハイドロカルチャー専用鉢1の内部には、粘土を高温で焼いて発泡させた無機質発泡体、又は炭を多孔質セラミックにより覆った機能性複合体などからなる粒状のハイドロ培土14(人工培土)が、充填されている。このハイドロ培土14には、水耕植物としてのオリズルラン15が植裁されている。このオリズルラン15は、天然培土に植裁されていたものを根から天然培土を水で落として水耕植物としてハイドロ培土14に植裁し直すために供される。また、前記ハイドロカルチャー専用鉢1の内部には、オリズルラン15の根の深さに適した水位となる最適量の水16が貯留されている。このオリズルラン15は、鉢本体10に植裁された際の根の深さが最適量の水16の水位161よりも30〜60mm程度上に位置することを好む品種である。
このとき、鉢本体10の内部に貯留される最適量の水16とは、ハイドロカルチャー専用鉢1に植裁されるオリズルラン15が一週間〜二週間程度の育成に必要とされる量(要求量)のことであり、それ以上の水が貯留されていると、水の腐敗や根腐れを招いてしまう。かかる点から、オリズルラン15の根の要求を満たす上でその根の深さよりも30〜60mm程度下に最適量の水16を貯留する必要がある。このとき、最適量の水16は、区画壁12により区画されたハイドロカルチャー専用鉢1の内部での高さの三分の一から五分の一程度の水位161となる。
具体的には、図1に示すように、鉢本体10の内部での高さTが250mmのハイドロカルチャー専用鉢1のハイドロ培土14に植裁したオリズルラン15の根の深さT1が70mmであれば、ハイドロカルチャー専用鉢1の内部での高さの三分の一から五分の一程度の水位161となる最適量の水16を高さT3(例えば50mm)となるように貯留する上で、根の深さT1が最適量の水16の水位161よりも30〜60mm程度上に位置することを好むオリズルラン15において根の深さT1と最適量の水16の水位161との間に間隔T2(例えば50mm)を設定する場合には、オリズルラン15の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される最適量の水16の重さ等を考慮して選定された厚さT0(20mm)の区画壁12を構築するに当たり、その下面を鉢本体10の底部101からT4(60mm)だけ上方に位置させるように区画壁12を構築すればよい。
更に、ハイドロカルチャー専用鉢1の内部には、水位計17が設けられている。この水位計17は、区画壁12の直上方から鉢本体10の上縁まで略鉛直方向に延びる筒状体171と、この筒状体171の内部に進退自在に挿通され、水16の水位161に応じて筒状体171の上端からの進退量が変化するフロート172とを備えている。この場合、鉢本体10の内部への水16の補給は、水耕植物の品種又は大きさによっても異なるが、フロート172が筒状体171に対し後退し終えた後に五日〜十日程度経過してから行う。
また、図3に示すように、区画壁12を形成する独立気泡ポリエチレンフォーム(棒状物121)は、カッターナイフ11などで切除可能な材質であり、鉢本体10から除去可能である。そして、区画壁12を除去した鉢本体10の内部には、次に植裁される水耕植物の根の深さに適した水位となる最適量の水が貯留されるように新たな区画壁が再構築可能とされている。
したがって、本実施の形態では、底部101に水の給排可能な給排孔102を有する土壌植物育成用鉢などの既存の鉢を用い、その鉢本体10の内周面に設けた区画壁12によって当該鉢本体10の内部を上下に水密状に区画している。このため、既存の鉢であっても、水耕植物としてのオリズルラン15の根の深さに適した水位161となる最適量の水16が貯留され、ハイドロカルチャー専用鉢1として使用できる。これにより、オリズルラン15とハイドロカルチャー専用鉢1(既存の鉢)とが互いに合致し、区画壁12により区画されたハイドロカルチャー専用鉢1の内部での高さ(鉢本体10の上縁から区画壁12までの高さ)の三分の一から五分の一程度の水位161となるように最適量の水16を貯留すれば、オリズルラン15の根の深さT1に適した水位161、つまり鉢本体10に植裁された際の根の深さT1が最適量の水16の水位161よりも50mm程度上に位置してオリズルラン15の品種の要求を満たすことになり、オリズルラン15を円滑に育成することができる。
しかも、既存の鉢をハイドロカルチャー専用鉢1として使用できることから、ハイドロカルチャー専用鉢1の種類を簡単に増大させることができる上、非常に安価にハイドロカルチャー専用鉢1を提供することができる。
また、前記区画壁12の上面及び当該区画壁12よりも上側に位置する鉢本体10の内周面がコーキング材13によって略均一にコーティングされているので、ハイドロカルチャー専用鉢1として利用した既存の鉢に経時的な水の浸透によってエフロ(白華現象)やひび割れが生じたりすることが確実に防止できる。
更に、前記区画壁12は、鉢本体10から除去可能な独立気泡ポリエチレンフォーム等の材質によって形成され、その鉢本体10からカッターナイフ11で切除して除去した後に当該鉢本体10に次に植裁される新たな水耕植物の根の深さに適した水位161となる最適量の水16が貯留されるように再構築可能とされているので、鉢本体10に植裁されていたオリズルラン15に代えて新たな水耕植物を植裁したり、オリズルラン15の成長に伴って植え替えしたりする際に、鉢本体10から区画壁12を除去して新たな区画壁12が再構築される。これにより、既存の鉢をハイドロカルチャー専用鉢1として再利用することができる上、当該既存の鉢で使用していたハイドロ培土14も再利用することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。
この実施の形態では、水耕植物としてのパキラを植裁する場合に用いられるハイドロカルチャー専用鉢について説明する。なお、パキラ及び水耕専用鉢を除くその他の構成は、前記第1の実施の形態と同じであり、同一部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図4に示すように、2はハイドロカルチャー専用鉢であって、このハイドロカルチャー専用鉢2としては、既存の鉢つまり底部201に水の給排可能な給排孔202を有する土壌植物育成用鉢が適用されている。そして、前記ハイドロカルチャー専用鉢2の鉢本体20の内周面には、当該鉢本体20の内部を上下に水密状に区画する区画壁12が設けられている。
そして、前記区画壁12により区画されたハイドロカルチャー専用鉢2の内部にはハイドロ培土14が充填され、このハイドロ培土14には、水耕植物としてのパキラ25が植裁されている。このパキラ25は、天然培土に植裁されていたものを根から天然培土を水で落として水耕植物としてハイドロ培土14に植裁し直すために供される。また、前記ハイドロカルチャー専用鉢2の内部には、パキラ25の根の深さに適した水位261となる最適量の水26が貯留されている。このパキラ25は、鉢本体20に植裁された際の根の深さが最適量の水26の水位261よりも10〜30mm程度上に位置することを好む品種である。
このとき、鉢本体20の内部に貯留される最適量の水26とは、ハイドロカルチャー専用鉢2に植裁されるパキラ25が一週間〜二週間程度の育成に必要とされる量(要求量)のことであり、それ以上の水が貯留されていると、水の腐敗や根腐れを招いてしまう。かかる点から、パキラ25の根の要求を満たす上でその根の深さよりも10〜30mm程度下に最適量の水26を貯留する必要がある。このとき、最適量の水26は、区画壁12により区画されたハイドロカルチャー専用鉢2の内部での高さの三分の一から五分の一程度の水位261となる。
具体的には、鉢本体20の内部での高さUが360mmのハイドロカルチャー専用鉢2のハイドロ培土14に植裁したパキラ25の根の深さU1が190mmであれば、ハイドロカルチャー専用鉢2の内部での高さの三分の一から五分の一程度の水位261となる最適量の水26を高さU3(例えば70mm)となるように貯留する上で、根の深さU1が最適量の水26の水位261よりも10〜30mm程度上に位置することを好むパキラ25において根の深さU1と最適量の水26の水位261との間に間隔U2(例えば10mm)を設定する場合には、パキラ25の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される最適量の水26の重さ等を考慮して選定された厚さU0(30mm)の区画壁12を構築するに当たり、その下面を鉢本体20の底部201からU4(60mm)だけ上方に位置させるように区画壁12を構築すればよい。
また、ハイドロカルチャー専用鉢2の内部にも、水位計17が設けられている。この水位計17のフロート172は、区画壁12の直上方から鉢本体20の上縁まで略鉛直方向に延びる筒状体171の内部に進退自在に挿通され、水26の水位261に応じて筒状体171の上端からの進退量を変化させるものである。
したがって、本実施の形態では、底部201に水の給排可能な給排孔202を有する土壌植物育成用鉢などの既存の鉢を用い、その鉢本体20の内周面に設けた区画壁12によって当該鉢本体20の内部を上下に水密状に区画している。このため、既存の鉢であっても、水耕植物としてのパキラ25の根の深さU1に適した水位261となる最適量の水26が貯留され、ハイドロカルチャー専用鉢2として使用できる。これにより、パキラ25とハイドロカルチャー専用鉢2(既存の鉢)とが互いに合致し、ハイドロカルチャー専用鉢2の内部での高さ(鉢本体20の上縁から区画壁12までの高さ)の三分の一から五分の一程度の水位261となるように最適量の水26を貯留すれば、パキラ25の根の深さU1に適した水位261、つまり鉢本体20に植裁された際の根の深さU1が最適量の水26の水位261よりも10mm程度上に位置してパキラ25の品種の要求を満たすことになり、パキラ25を円滑に育成することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図5に基づいて説明する。
この実施の形態では、水耕植物としてのアレカヤシを植裁する場合に用いられるハイドロカルチャー専用鉢について説明する。なお、アレカヤシ及び水耕専用鉢を除くその他の構成は、前記第1の実施の形態と同じであり、同一部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図5に示すように、3はハイドロカルチャー専用鉢であって、このハイドロカルチャー専用鉢3としては、既存の鉢つまり底部301に水の給排可能な給排孔302を有する土壌植物育成用鉢が適用されている。そして、前記ハイドロカルチャー専用鉢3の鉢本体30の内周面には、当該鉢本体30の内部を上下に水密状に区画する区画壁12が設けられている。
そして、前記区画壁12により区画されたハイドロカルチャー専用鉢3の内部にはハイドロ培土14が充填され、このハイドロ培土14には、水耕植物としてのアレカヤシ35が植裁されている。このアレカヤシ35は、天然培土に植裁されていたものを根から天然培土を水で落として水耕植物としてハイドロ培土14に植裁し直すために供される。また、前記ハイドロカルチャー専用鉢3の内部には、アレカヤシ35の根の深さに適した水位361となる最適量の水36が貯留されている。このアレカヤシ35は、鉢本体30に植裁された際の根の深さが最適量の水36の水位361よりも10〜30mm程度下に位置することを好む品種である。
このとき、鉢本体30の内部に貯留される最適量の水36とは、ハイドロカルチャー専用鉢3に植裁されるアレカヤシ35が一週間〜二週間程度の育成に必要とされる量(要求量)のことであり、それ以上の水が貯留されていると、水の腐敗や根腐れを招いてしまう。かかる点から、アレカヤシ35の根の要求を満たす上でその根の深さよりも10〜30mm程度上に最適量の水36を貯留する必要がある。このとき、最適量の水36は、区画壁12により区画されたハイドロカルチャー専用鉢3の内部での高さの三分の一から五分の一程度の水位361となる。
具体的には、鉢本体30の内部での高さRが470mmのハイドロカルチャー専用鉢3のハイドロ培土14に植裁したアレカヤシ35の根の深さR1が290mmであれば、ハイドロカルチャー専用鉢3の内部での高さの三分の一から五分の一程度の水位361となる最適量の水36を高さR3(例えば130mm)となるように貯留する上で、根の深さR1が最適量の水36の水位361よりも10〜30mm程度下に位置することを好むアレカヤシ35において根の深さR1と最適量の水36の水位361との間に間隔R2(例えば30mm)の重なり代(オーバーラップ量)を設定する場合には、アレカヤシ35の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される最適量の水36の重さ等を考慮して選定された厚さR0(40mm)の区画壁12を構築するに当たり、その下面を鉢本体30の底部301からR4(40mm)だけ上方に位置させるように区画壁12を構築すればよい。
また、ハイドロカルチャー専用鉢3の内部にも、水位計17が設けられている。この水位計17のフロート172は、区画壁12の直上方から鉢本体30の上縁まで略鉛直方向に延びる筒状体171の内部に進退自在に挿通され、水36の水位361に応じて筒状体171の上端からの進退量を変化させるものである。
したがって、本実施の形態では、底部301に水の給排可能な給排孔302を有する土壌植物育成用鉢などの既存の鉢を用い、その鉢本体30の内周面に設けた区画壁12によって当該鉢本体30の内部を上下に水密状に区画している。このため、既存の鉢であっても、水耕植物としてのアレカヤシ35の根の深さR1に適した水位361となる最適量の水36が貯留され、ハイドロカルチャー専用鉢3として使用できる。これにより、アレカヤシ35とハイドロカルチャー専用鉢3(既存の鉢)とが互いに合致し、ハイドロカルチャー専用鉢3の内部での高さ(鉢本体30の上縁から区画壁12までの高さ)の三分の一から五分の一程度の水位361となるように最適量の水36を貯留すれば、アレカヤシ35の根の深さR1に適した水位361、つまり鉢本体30に植裁された際の根の深さR1が最適量の水36の水位361よりも30mm程度下に位置してアレカヤシ35の品種の要求を満たすことになり、アレカヤシ35を円滑に育成することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を図6及び図7に基づいて説明する。
この実施の形態では、水耕植物としてのオリズルランとパキラとを寄せ植えする場合に用いられるハイドロカルチャー専用鉢について説明する。なお、水耕専用鉢を除くその他の構成は、前記第1及び第2の実施の形態と同じであり、同一部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図6に示すように、4はハイドロカルチャー専用鉢であって、このハイドロカルチャー専用鉢4としては、既存の鉢つまり底部401に水の給排可能な給排孔402を有する土壌植物育成用鉢が適用されている。そして、前記ハイドロカルチャー専用鉢4の鉢本体40の内周面には、当該鉢本体40の内部を縦方向で左右に水密状に区画する第1区画壁41と、この第1区画壁41により左右に区画された2つの内部空間403,404をそれぞれ個々に上下に水密状に区画する第2区画壁42,43とが設けられている。
前記第1及び第2区画壁41〜43は、化学架橋剤で架橋した独立気泡ポリエチレンフォームよりなるシート状物を所望する形状に切削して作成、つまり第1区画壁41は鉢本体40の内部を左右の区画部位で区画するように略矩形状に作成される一方、第2区画壁42,43はそれぞれ第1区画壁41により区画された左右の内部空間403,404の区画部位での形状に則した略円弧状に作成される。このように略矩形状に作成された第1区画壁41及び第2区画壁42,43は、多少の伸縮性を有しているため、鉢本体40の区画部位での内径よりも若干大きめに作成し、鉢本体40の内周面に対し接地圧をかけた状態で摩擦力により圧接される。この第1及び第2区画壁41〜43を作成するシート状物は、高層ビル窓枠の緩衡用バックアップ材として使用されるものであり、例えば、三和化工製の三和サンペルカや、積水化学工業製のソフトロンボード又は発泡ポリスチレンボード等が用いられる。この場合、シート状物は、鉢本体40に植裁される水耕植物の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される水46(後述する)の量などを考慮して厚みが設定され、通常20mm〜40mm程度の厚さのものが用いられる。
また、前記第1区画壁41の表裏面及び各第2区画壁42,43の上面並びに各第2区画壁42,43よりも上側に位置する前記鉢本体40の内周面は、防水材としてのコーキング材13や塗膜防水材によって略均一にコーティングされている。
そして、前記各区画壁41〜43により区画されたハイドロカルチャー専用鉢4の内部空間403,404にはハイドロ培土14が充填されている。この内部空間のうちの一方の内部空間403(図6では左側の内部空間)のハイドロ培土14には、パキラ25が植裁されている一方、他方の内部空間404(図6では右側の内部空間)のハイドロ培土14には、パキラ25が植裁されている。また、前記ハイドロカルチャー専用鉢4の一方の内部空間403には、パキラ25の根の深さに適した水位261となる最適量の水26が貯留されている。このパキラ25は、一方の内部空間403に植裁された際の根の深さが最適量の水26の水位261よりも10〜30mm程度下に位置することを好む品種である。また、前記ハイドロカルチャー専用鉢4の他方の内部空間404には、オリズルラン15の根の深さに適した水位161となる最適量の水16が貯留されている。このオリズルラン15は、他方の内部空間404に植裁された際の根の深さが最適量の水16の水位161よりも30〜60mm程度下に位置することを好む品種である。
かかる点から、第2区画壁42により区画されたハイドロカルチャー専用鉢4の一方の内部空間403においてパキラ25の根の要求を満たす上でその根の深さよりも10〜30mm程度下に最適量の水26を貯留する必要があり、この最適量の水は、鉢本体40の上縁から第2区画壁42までの間での高さの三分の一から五分の一程度の水位261となる。また、第2区画壁43により区画されたハイドロカルチャー専用鉢4の他方の内部空間404においてオリズルラン15の根の要求を満たす上でその根の深さよりも30〜60mm程度下に最適量の水16を貯留する必要があり、この最適量の水16は、鉢本体40の上縁から第2区画壁43までの間での高さの三分の一から五分の一程度の水位161となる。
具体的には、鉢本体40の内部での高さSが450mmのハイドロカルチャー専用鉢4の一方の内部空間403に植裁したパキラ25の根の深さSU1が190mmであれば、その一方の内部空間403での高さの三分の一から五分の一程度の水位261となる最適量の水26を高さSU3(例えば60mm)となるように貯留する上で、根の深さSU1が最適量の水26の水位261よりも10〜30mm程度上に位置することを好むパキラ25において根の深さSU1と最適量の水26の水位261との間に間隔SU2(例えば10mm)を設定する場合には、パキラ25の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される最適量の水26の重さ等を考慮して選定された厚さSU0(30mm)の第2区画壁42を構築するに当たり、その下面を鉢本体40の底部401からSU4(160mm)だけ上方に位置させるように第2区画壁42を構築すればよい。
一方、前記ハイドロカルチャー専用鉢4の他方の内部空間404に植裁したオリズルラン15の根の深さST1が70mmであれば、その他方の内部空間404での高さの三分の一から五分の一程度の水位161となる最適量の水16を高さST3(例えば50mm)となるように貯留する上で、根の深さST1が最適量の水16の水位161よりも30〜60mm程度上に位置することを好むオリズルラン15において根の深さST1と最適量の水16の水位161との間に間隔ST2(例えば50mm)を設定する場合には、オリズルラン15の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される最適量の水16の重さ等を考慮して選定された厚さST0(20mm)の第2区画壁43を構築するに当たり、その下面を鉢本体40の底部401からST4(260mm)だけ上方に位置させるように第2区画壁43を構築すればよい。
また、ハイドロカルチャー専用鉢4の2つの内部空間403,404にも、それぞれ水位計17,17が設けられている。この各水位計17のフロート172は、第2区画壁42,43の直上方から鉢本体40の上縁まで略鉛直方向に延びる筒状体171の内部に進退自在に挿通され、水16,26の水位161,261に応じて筒状体171の上端からの進退量を変化させるものである。
したがって、本実施の形態では、底部401に水の給排可能な給排孔402を有する土壌植物育成用鉢などの既存の鉢を用い、その鉢本体40の内周面に設けた第1区画壁41によって当該鉢本体40の内部を縦方向で左右の2つの内部空間403,404に水密状に区画し、その2つの内部空間403,404を第2区画壁42,43によってそれぞれ個々に上下に水密状に区画している。このため、既存の鉢であっても、水耕植物としてのパキラ25の根の深さSU1に適した水位261となる最適量の水26が一方の内部空間403に貯留される一方、水耕植物としてのオリズルラン15の根の深さST1に適した水位161となる最適量の水16が他方の内部空間404に貯留され、ハイドロカルチャー専用鉢4として使用できる。これにより、最適量の水16,26の水位161,261に対する根の深さの好みが互いに異なるオリズルラン15及びパキラ25と、ハイドロカルチャー専用鉢4(既存の鉢)の2つの内部空間403,404とが互いに合致し、それぞれの内部空間403,404での高さの三分の一から五分の一程度の水位161,261となるように最適量の水16,26を貯留すれば、パキラ25及びオリズルラン15の根の深さSU1,ST1に適した水位261,161となる。つまり、一方の内部空間403に植裁された際の根の深さSU1が最適量の水26の水位261よりも10mm程度上に位置してパキラ25の品種の要求を満たすことになる一方、他方の内部空間404に植裁された際の根の深さST1が最適量の水16の水位161よりも40mm程度上に位置してオリズルラン15の品種の要求を満たすことになり、パキラ25及びオリズルラン15を円滑に育成することができる。
しかも、既存の鉢をハイドロカルチャー専用鉢4として使用できることから、ハイドロカルチャー専用鉢4の種類を簡単に増大させて背丈のあるパキラ25と背丈の低いオリズルラン15との寄せ植えなどのニーズにも応えることができる上、非常に安価にハイドロカルチャー専用鉢4を提供することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態を図8及び図9に基づいて説明する。
この実施の形態では、高さ50cmほどのストレート形状のハイドロカルチャー専用鉢に水耕植物としての小さい植物53を植栽する場合について説明する。なお、同一部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図8の(a)及び(b)に示すように、5はストレート形状のハイドロカルチャー専用鉢であって、このストレート形状のハイドロカルチャー専用鉢5としては、鉢最下部には、底が無い製作鉢が適用されている。そして、前記ハイドロカルチャー専用鉢5の鉢本体50の内周面には、小さい植物53の大きさに合し、当該鉢本体50の内部を上下に水密状に区画する区画壁51が、鉢本体50の内周面に対し接地圧をかけた状態で摩擦力により固定されている。
そして、前記区画壁51により区画された前記ハイドロカルチャー専用鉢5の内部にはハイドロ培土14が充填され、このハイドロ培土14には、水耕植物としての小さい植物53が植栽されている。また、前記ハイドロカルチャー専用鉢5の内部には、小さい植物53の大きさに合して設けられた前記区画壁51上に水16が貯留されている。このとき、鉢本体50の内部に貯留される水16とは、ハイドロカルチャー専用鉢5に植栽される小さい植物53が一週間〜二週間程度の育成に必要とされる水量のことであり、それ以上の水が貯留されていると、水の腐敗や根腐れを招いてしまう。
そして、図9の(a)及び(b)で示すように、小さい植物53が成長した植物531を、前記ハイドロカルチャー専用鉢5に植え直す場合、前記区画壁51を下方へ位置変更することで、水量の貯留位置を変えられ、成長による根詰まりも防ぐことができ、さらに、植栽していた鉢を買い替えることなく再利用できる。この場合、SW0は、植物53,531の重さ、ハイドロ培土14の重さ及び貯留される最適量の水16の重さ等を考慮して選定された区画壁51の厚さである。
なお、本発明は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、前記各実施の形態では、鉢本体10〜50の区画部位において区画壁12,51又は第2区画壁42,43を鉢本体10〜50の内周面に対し接地圧をかけた状態で接着したが、鉢本体の底部より区画壁を層状に積み上げた最上層の区画壁を区画部位に位置付けるようにして鉢本体の内部を区画してもよい。この場合には、区画壁に作用する水耕植物の重さ、ハイドロ培土の重さ及び貯留される最適量の水の重さ等を層状の区画壁によって円滑に受け止めることが可能となる。
また、前記各実施の形態では、天然培土に植裁されていたオリズルラン15、パキラ25又はアレカヤシ35を根から天然培土を水で落として水耕植物としてハイドロ培土14に植裁し直す場合に用いられるハイドロカルチャー専用鉢1〜5について述べたが、人工培土を充填した鉢に植裁されたハイドロカルチャー植物などの水耕植物を新たに植裁し直す場合に用いられるハイドロカルチャー専用鉢にも適用できるのはいうまでもない。
また、前記各実施の形態では、根の深さが70〜290mmといった比較的長い水耕植物を植裁するハイドロカルチャー専用鉢1〜5について述べたが、根の深さが数十mm程度の水耕植物を植裁する小振りなハイドロカルチャー専用鉢にも適用できるのはいうまでもない。
また、前記各実施の形態では、オリズルラン15、パキラ25、アレカヤシ35、又は、小さい植物53及びこの植物53が成長した植物531を植裁した場合について述べたが、水耕植物は、これらに限るものではない。例えば、根の深さが最適量の水の水位よりも30〜60mm程度上に位置することを好む品種としては、オリズルランの他、サンセベリアやホヤなどの多肉系の水耕植物や、アスパラやシェフレラなどの水耕植物があげられる。また、根の深さが最適量の水の水位よりも10〜30mm程度上に位置することを好む品種としては、パキラの他、オーガスタ、モンステラ、幸福の木、コンシネ、ウンベラータなどの水耕植物があげられる。更に、根の深さが最適量の水の水位よりも10〜30mm程度下に位置することを好む品種としては、アレカヤシの他、ヒポエステスなどの水耕植物があげられる。また、前述した根の深さと最適量の水の水位との関係は、鉢本体に植裁した際の水耕植物の安定を考慮したものであり、嵩のある大きな水耕植物であればある程、その安定を考慮して決める必要がある。
また、前記第4の実施の形態では、鉢本体40の内部を第1区画壁41によって左右に2つの内部空間403,404に区画したが、図10の(a)及び(b)に示すように、鉢本体60の内部が2つの第1区画壁64,64によって平面視で3つの内部空間601,602,603に区画されていてもよい。この場合には、パキラ25の他、小さい植物53や、この小さい植物が成長した植物531など根の深さに大きな差がある複数種類の水耕植物を第1区画壁64,64により3つに区画された内部空間601〜603をそれぞれ個々に上下に水密状に区画する第2区画壁61,62,63が設けられる。なお、寄せ植えはどのような水耕植物であってもよく、根の深さに大きな差がある複数種類の水耕植物に応じて3つ以上の第1区画壁によって平面視で4つ以上の内部空間に区画されていてもよいのはいうまでもない。
また、前記各実施の形態では、土壌植物育成用鉢などの既存の鉢を用い、その鉢本体10,20,30の内周面に設けた区画壁12又は第1及び第2区画壁41〜43によって当該鉢本体10,20,30の内部を上下に水密状に区画することで、水耕植物としてのオリズルラン15、パキラ25又はアレカヤシ35の根の深さR1に適した水位361となる最適量の水16,26,36が貯留されるようにしたが、この最適量の水は、あくまでも経験値に基づく一例であり、水耕植物の状況又は大きさなどによって当該水耕植物の根の深さに適した水位となる最適量の水が貯留されるように区画壁による区画位置が決められる。
また、前記各実施の形態では、ハイドロカルチャー専用鉢1,2,3,4として、底部101,201,301,401に水16,26,36の給排可能な給排孔102,202,302,402を有する土壌植物育成用鉢を用いたが、底部からの水の給排不能な観賞用鉢つまり底部に給排孔を有していない陶磁器などの観賞用鉢が用いられていてもよいのはもちろんである。また、ガラス製のコップなどの観賞用鉢では、側面を防水する必要がないため、硬化後に半透明となる塗膜防水材を用い、その塗膜防水材が側面に付かないように区画壁の真ん中からゆっくりと流し込んで当該区画壁を略均一の厚さ(例えば1mm〜5mm程度)にコーティングすればよい。このとき、ガラス製のコップなどの観賞用鉢では、内部が透過しているため、根腐れ防止剤に使われるイオン交換石を植物性の染料で着色した硬質多孔性のカラーサンドなどを用いてもよい。
そして、内部が透過しているガラス製の観賞用鉢では、ハイドロカルチャー専用鉢をガラス製観賞鉢の内部に設け、周りを根腐れ防止剤に使われるイオン交換石を植物性の染料で着色した硬質多孔性のカラーサンドなどを用いる事で、インテリア性に優れたカラーサンド鉢となり、植え替えの時はカラーサンドを崩さずに植え替えができ、カラーサンドのデザイン部の藻の発生を防ぐこともできる。また、底部に水の給排可能なハイドロカルチャーとして使用できない既存鉢であっても、内部に前記水耕植物専用鉢を設けインテリア性に優れた既存の鉢を、ハイドロカルチャー鉢カバーとして使用できる。
更に、前記各実施の形態では、ハイドロカルチャー専用鉢1,2,3,4,5,6の内部にハイドロ培土14を充填したが、ハイドロカルチャー専用鉢の内部に、ハイドロ培土に水耕植物を植裁したポットが収容されるようにしてもよい。このとき、ポットの底部に水の給排可能な給排孔が設けられている場合には、水耕植物の根の深さに適した水位となる最適量の水が貯留されるように鉢本体の内部を上下に水密状に区画する区画壁が設けられる。一方、ポットの底部に水の給排可能な給排孔が設けられていない場合には、水耕植物の見栄えが良好となる位置やポットが鉢本体の内部に隠れる位置に区画壁が設けられていればよい。
1 ハイドロカルチャー専用鉢
10 鉢本体
12 区画壁
13 コーキング材(防水材)
2 ハイドロカルチャー専用鉢
20 鉢本体
3 ハイドロカルチャー専用鉢
30 鉢本体
4 ハイドロカルチャー専用鉢
40 鉢本体
5 ハイドロカルチャー専用鉢
50 鉢本体
51 区画壁
52 区画壁
6 ハイドロカルチャー専用鉢
60 鉢本体
64 区画壁

Claims (5)

  1. 筒体状の鉢本体の内部に水を貯留可能とするように当該鉢本体の内周面を水密状に上下に区画する区画壁を備え、前記区画壁は、伸縮性を有し、前記鉢本体の内周面に対し接地圧をかけて設けられているとともに、前記鉢本体の内周面に対し上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とするハイドロカルチャー専用鉢。
  2. 筒体を内部に収容可能な筒体状の鉢本体と、この鉢本体の内部に水を貯留可能とするように当該鉢本体の内周面を水密状に上下に区画する区画壁とを備え、前記区画壁は、伸縮性を有し、前記鉢本体の内周面に対し接地圧をかけて設けられているとともに、前記鉢本体の内周面に対し上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とするハイドロカルチャー専用鉢。
  3. 前記鉢本体及び前記区画壁は、防水材によってコーティングされている請求項1又は請求項2に記載のハイドロカルチャー専用鉢。
  4. 前記鉢本体としては、土壌植物専用鉢が適用されている請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のハイドロカルチャー専用鉢。
  5. 前記区画壁は、前記鉢本体から除去可能な材質によって形成され、その鉢本体から除去されてから当該鉢本体に再構築可能とされている請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のハイドロカルチャー専用鉢。
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