JPH09279556A - 仕切板用の継手構造 - Google Patents

仕切板用の継手構造

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JPH09279556A
JPH09279556A JP8119690A JP11969096A JPH09279556A JP H09279556 A JPH09279556 A JP H09279556A JP 8119690 A JP8119690 A JP 8119690A JP 11969096 A JP11969096 A JP 11969096A JP H09279556 A JPH09279556 A JP H09279556A
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JP
Japan
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fitting
fitting groove
joint structure
partition plate
narrow
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Pending
Application number
JP8119690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kousuke Katakawa
幸亮 方川
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DAIWA GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
DAIWA GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 底部、両側部、間隔の狭い嵌め口と、両側部
と嵌め口との間に段差を有して断面U字形をなす嵌合溝
に、同断面形状を具えた嵌合部を嵌めて、畦畔用のプラ
スチック製の仕切板を連続させる継手構造であって、嵌
合溝からの成形金型を抜き易くする一方で、上記段差を
大きくして抜け止め機能を強化する。 【解決手段】 嵌合溝1の底部に連続して厚肉部6を設
け、この厚肉部6の冷却固化の遅れを利用して金型を抜
けるようにすることにより、金型を抜き易くして、嵌合
溝1の嵌め口4の内側と、嵌合部7側とに設ける段差
5,13を大きくし、継手部分の抜け止め機能を強化し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、畦畔用のプラス
チック製仕切板を側縁で連続させるか、または、連続さ
せようとする畦畔用のプラスチック製仕切板を複数方向
から差し込むようにした仕切板用の継手構造に関し、逆
止用の段部を具えた嵌合溝からの金型の型抜きを容易に
するとともに、嵌合部分に十分な抜け止め機能を付与す
ることができるようにしたことを特長とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】畦塗りとか波板に代えて、田の畦に沿っ
て、両側に継手構造を設けたプラスチック製の仕切板を
横に連続させて埋設することは周知である。継手構造の
一方として仕切板の一側に成形されている嵌合溝は、仕
切板の板厚とそれぞれほぼ同等の肉厚を有する両側壁と
底部とを連ねたほぼ断面U字形に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、この従来の、
周囲が板と同等の厚さの両側壁と底部とで形成された嵌
合溝は、継手部分の抜け止めを強化するために、幅広の
内部と間隔の狭い嵌め口との間に形成する段差を顕著に
すると、溝形を成形した金型が嵌め口から脱出し難くな
るので、抜け止めの強化よりも金型を抜き易くすること
が優先されて、段差を僅少にしなければならないという
技術的な矛盾があった。
【0004】そのために、一側に前記嵌合部を具えたプ
ラスチック製仕切板を連続させる継手構造においてにお
いて、該嵌合部が差し込まれる嵌合溝の成形を容易にし
て、かつ、嵌合部との結合を強化できるようにすること
が解決すべき課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、内部を
幅広に成形し、この幅広の内部との間に段差を設けて嵌
め口の間隔を狭く成形した断面U字形の嵌合溝と、この
嵌合溝の断面形状に対応して側縁に沿って幅広部を縦に
成形した嵌合部とを嵌め合わせて、間隔の狭い嵌合溝の
嵌め口に、隣接する仕切板の嵌合部を逆止状に掛止させ
て、多数の畦畔用のプラスチック製仕切板を側縁で連続
させるか、または、連続させようとする畦畔用のプラス
チック製仕切板の側縁を複数方向から差し込むようにし
た仕切板用の継手構造であって、前記嵌合溝の底部に連
続して成形した厚肉部を具え、この厚肉部の成形時の冷
却固化の遅れを利用して、前記狭い間隔の嵌め口から、
嵌合溝成形用の金型を脱出させるように成形した仕切板
用の継手構造を提供するものである。
【0006】図示のように、嵌合溝の底部に連続して厚
肉部を成形した本発明継手構造は、相対的に薄い肉厚の
該溝の両側部よりも成形直後における厚肉部の冷却固化
が遅れる。そして、厚肉部の固化がそれほど内部まで進
行しない内に、比較的に固化が十分に進んでいる両側部
に具えられた弾性を利用して、幅広の溝の内部と同等の
幅を具えた嵌合溝成形用の金型を、幅の狭い嵌め口から
脱出させることが容易になる。
【0007】上記ように機能する厚肉部を具えて、幅の
狭い嵌め口からの金型の脱出を容易にした本発明継手構
造は、それによって、幅広の内部と間隙の狭い嵌め口と
の間に設ける段差を大きくすることができる。また、相
対的に嵌合部側に成形されて抜け止めとなる段差も大き
くとることができるので、継手部分の抜け止めの強化も
十分に得られる。本発明は以上のようにして前記の課題
を解決したものである。
【0008】また、嵌合溝の底部に厚肉部を成形する本
発明の継手構造は、図1に示すように、従来と同様にプ
ラスチック製仕切板の一側に嵌合溝を具え、他側にこの
嵌合溝に対応した断面形状を有する嵌合部を設け、従来
のものと同様に、プラスチック製仕切板を順に横に連続
させる継手構造とすることもできるが、図2に示すよう
に、筒形の柱状体の周面に、複数方向に向けて前記嵌合
溝を突出させて一体成形した継手部材に、図3,4に示
すように、多方向から、側縁に嵌合部を成形したプラス
チック製仕切板を連結して、格子形の組立プランターを
作製することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以上の説明から明らかなように、
この仕切板用の継手構造は、底部2と両側部3と、間隔
の狭い嵌め口4と、両側部3と嵌め口4との間に設けた
段差5とで形成される幅広の内部を具え、嵌合溝1の底
部2に連続する厚肉部6を有する断面U字形の嵌合溝1
と、この嵌合溝1に対応する断面形状を有して側縁に幅
広部8を設けた嵌合部7とからなる。
【0010】
【実施例】図1に示す実施例1は、プラスチック製仕切
板Bの一側に嵌合溝1を設け、他側に嵌合部7を設け
て、本発明を従来品と同様に水田の畦畔に埋設する場合
を示す。
【0011】図2に示す実施例2は、筒形の柱状体Aの
周面に嵌合溝1と嵌合部7を多方向に突出させて一体に
成形して、プラスチック製仕切板Bの継手専用の部材と
して構成した例を示す。
【0012】実施例2は、例えば図3に示すように、筒
形の柱状体Aの四方に仕切板Bを嵌合させて格子状に組
み立てて枡目9を構築し、枡目9内にそれぞれ苗木10
を植え付けて、苗木栽培用のプランターとして使用す
る。実施例2をプランターに使用する場合に、筒形の柱
状体Aを挿込み孔12として用い、日覆用の支柱11を
立てることもできる。
【0013】なお、実施例2は、図2,3に示すよう
に、筒形の柱状体Aの直径方向の一方に嵌合溝1を成形
し、他方に嵌合部7を成形し、プラスチック製仕切板B
側の一側に成形した嵌合溝1と他側に成形した嵌合部7
を順追いに嵌め込むように構成しているが、図4にその
使用状態とともに示す実施例3のように、筒形の柱状体
Aに嵌合溝1のみを多方向に一体成形し、プラスチック
製仕切板Bには両側に嵌合部7を一体成形したものを嵌
め込むようにする場合もある。
【0014】実施例2,3のように、本発明を苗木栽培
用のプランターとして使用すれば、耕土が深く、施肥と
潅水の管理が容易で、かつ、耐蝕性にも富む。そして移
植できるようになれば、プラスチック製仕切板Bを端か
ら順次はずしていけば、苗木の根巻き作業も容易にでき
るなど、栽培管理のし易い圃場を形成できる。
【0015】前述のように、嵌合溝1の底部2に連続し
て厚肉部6を成形したこの継手構造は、比較的に肉厚の
薄い両側部3に比べて、成形後の固化の進行の遅い厚肉
部6の内部が半溶融状態に十分な柔軟性を残している間
に、固化の進んでいる両側部3を弾性的に撓ませなが
ら、嵌合溝1の内形に対応して幅広の部分を有する成形
金型を間隔の狭い嵌め口4から側方に抜き出すことが容
易にできる。
【0016】型抜きを容易にしたこの継手構造は、型抜
きが容易になったことに対応して、嵌合溝1の両側部3
と嵌め口4との間に形成する段差5を大きくとることが
でき、嵌合部7側に設ける段差13も大きくとることが
できるので、抜け止め機能を強力に具備することができ
る。また、底部2における収縮率の差から、冷却後に
は、嵌合溝1の両側部3が内側に傾斜して嵌め口4の間
隔をさらに狭小にするので、上記段差5,13による抜
け止め機能はさらに強化されたものとなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明継手構造は、嵌合溝
の底部に連続する厚肉部と両側部との冷却固化の差を利
用して、狭い間隔の嵌め口からの成形金型の脱出を容易
にし、嵌合溝の両側部と嵌め口との間に形成する段差を
大きくとれるようにしたので、従来継手部分で抜け易か
ったプラスチック製仕切板の欠点を除去し、強力な抜け
止め機能を備えた継手構造を提供することができる。本
発明には以上のようにきわめてすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例1をその使用状態ととも
にを示す一部切欠斜視図
【図2】図2は実施例2の斜視図
【図3】図3は実施例2の使用状態を示す平面図
【図4】図4は実施例3をその使用状態とともに示す平
面図である。
【符号の説明】
B プラスチック製仕切板 A 筒形の柱状体 1 嵌合溝 2 底部 3 両端部 4 嵌め口 5 段差 6 厚肉部 7 嵌合部 8 幅広部 9 枡目 10 苗木 11 支柱 12 挿込み孔 13 嵌合部側の段差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を幅広に成形し、この幅広の内部と
    の間に段差を設けて嵌め口の間隔を狭く成形した断面U
    字形の嵌合溝と、この嵌合溝の断面形状に対応して側縁
    に沿って幅広部を縦に成形した嵌合部とを嵌め合わせ
    て、間隔の狭い嵌合溝の嵌め口に、隣接する仕切板の嵌
    合部を逆止状に掛止させて、多数の畦畔用のプラスチッ
    ク製仕切板を側縁で連続させるか、または、連続させよ
    うとする畦畔用のプラスチック製仕切板の側縁を複数方
    向から差し込むようにした仕切板用の継手構造であっ
    て、前記嵌合溝の底部に連続して成形した厚肉部を具
    え、この厚肉部の成形時の冷却固化の遅れを利用して、
    前記狭い間隔の嵌め口から、嵌合溝成形用の金型を脱出
    させるように成形した仕切板用の継手構造。
  2. 【請求項2】 前記畦畔用のプラスチック製仕切板の一
    側に、前記嵌合溝を成形し、他側に、前記嵌合部を成形
    したことを特徴とする請求項1の仕切板用の継手構造。
  3. 【請求項3】 前記嵌合溝は、筒形の柱状体の周面に、
    複数方向に向けて突出されて一体に成形されていること
    を特徴とする請求項1の仕切板用の継手構造。
  4. 【請求項4】 前記嵌合溝は、前記筒形の柱状体の周面
    から断面十字形に突出して設けられていることを特徴と
    する請求項3の仕切板用の継手構造。
JP8119690A 1996-04-16 1996-04-16 仕切板用の継手構造 Pending JPH09279556A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101024967B1 (ko) * 2008-05-23 2011-03-25 동양대학교 산학협력단 포켓이 구비된 입상식 농작물 재배장치
KR101024968B1 (ko) * 2008-05-23 2011-03-25 동양대학교 산학협력단 재배관을 이용한 입상식 농작물 재배장치
US10568273B2 (en) * 2010-03-24 2020-02-25 Masahiro Muranaka Hydroculture pot

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101024967B1 (ko) * 2008-05-23 2011-03-25 동양대학교 산학협력단 포켓이 구비된 입상식 농작물 재배장치
KR101024968B1 (ko) * 2008-05-23 2011-03-25 동양대학교 산학협력단 재배관을 이용한 입상식 농작물 재배장치
US10568273B2 (en) * 2010-03-24 2020-02-25 Masahiro Muranaka Hydroculture pot

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