JP3320600B2 - 組立畦 - Google Patents

組立畦

Info

Publication number
JP3320600B2
JP3320600B2 JP34708195A JP34708195A JP3320600B2 JP 3320600 B2 JP3320600 B2 JP 3320600B2 JP 34708195 A JP34708195 A JP 34708195A JP 34708195 A JP34708195 A JP 34708195A JP 3320600 B2 JP3320600 B2 JP 3320600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
ridge
members
longitudinal direction
insertion groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34708195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09165735A (ja
Inventor
昌治 清水
明 鴇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP34708195A priority Critical patent/JP3320600B2/ja
Publication of JPH09165735A publication Critical patent/JPH09165735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3320600B2 publication Critical patent/JP3320600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックで成
形された部材を組み立てることにより構成される組立畦
に係り、特に施行が簡単で長期使用に耐える組立畦に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、畦盛り等の畦の修復を不要に
するものとして、コンクリートブロックやプラスチック
製の部材を組み立てることにより畦を構成するようにし
たものが多数提案されている(例えば、実開昭52−1
4106号、同52−87519号、同61−8903
4号、同63−56733号、実公昭52−50094
号、特開昭62−28821号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンクリー
トブロックによる畦にあっては各ブロックが相当な重量
となることから施行性に問題がある。一方、プラスチッ
ク製の部材を組み立てる形式において、従来の形態は歩
行部となるべき棚板部と地中に埋設される水切り板部と
を一体成形した構成のものが殆どであるが、歩行可能な
ような幅が要求される棚板部とある程度の深さまで地中
に埋設すべき水切り部とを一体成形する形式では、押出
し金型に関して技術的及び経済的な面で制約があり、充
分な歩行幅の棚板部や所定の埋め込み幅を備えた水切り
板部を確保することが困難であって、コスト的にも実施
可能な形態で製造することができない。
【0004】また、棚板部材と水切り板部材とを別部材
としたものも提案されている(例えば、前記実開昭61
−89034号)が、この構造は畦のメイン部材である
棚板部材を支持する構造が充分でない、という難点があ
る。
【0005】本発明の目的は、前記のような従来の組立
畦の欠点を解消し、各部材を容易に押出し成形すること
ができると共に棚板部材は必要に応じて幅広に連結で
き、また、水切り板部材を支柱部材に確実に固定するこ
とができる組立畦を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る組立畦は、
盛土された畦土の上に配置され、歩行可能な幅広の表面
を有すると共に長手方向に順次連結敷設される棚板部材
と、該棚板部材を支持するために棚板部材の長手方向に
所定間隔をおいて地中に埋設される支柱部材と、前記畦
土の側縁に沿うように配置され、前記各支柱部材に設け
られた挿入溝内にそれぞれの端縁が挿入される水切り板
部材とからなる組立畦において、前記棚板部材を幅方向
に分割形成すると共に連結部材で幅方向に連結するもの
であり、前記棚板部材の側縁には断面略「コ」字形に折
り曲げ形成された連結部を設けると共に前記連結部材は
両側に前記連結部に対応する係合部を設けることにより
断面略「C」字形に形成し、前記係合部に前記連結部を
嵌合することにより、各棚板部材の側縁同士を連結する
構成である。
【0007】これにより、棚板部材を連結部材で幅方向
に連結して幅広の畦道部とすることができる。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明の組立畦の実施例を図面に
基づいて説明すると、盛土された畦土Tの上に配置さ
れ、歩行可能な幅広の表面を有すると共に長手方向に順
次連結敷設される棚板部材2と、該棚板部材2を支持す
るために棚板部材の長手方向に所定間隔をおいて地中に
埋設される支柱部材5と、前記畦土Tの側縁に沿うよう
配置され、前記支柱部材2,2に設けられた挿入溝
5d内にそれぞれの端縁が挿入される水切り板部材6と
で構成された組立畦において、前記棚板部材2を幅方向
に分割形成すると共に連結部材4で幅方向に連結するも
のであり、前記棚板部材2の側縁には断面略「コ」字形
に折り曲げ形成された連結部2bを設けると共に前記連
結部材4は両側に前記連結部2bに対応する係合部4a
を設けることにより断面略「C」字形に形成し、前記係
合部4aに前記連結部2bを嵌合することにより、各棚
板部材2,2の側縁同士を連結する構成である。
【0009】図において、1は畦道部であって、棚板部
材2,2を連結部材4で幅方向に連結することにより充
分な歩行幅を有するように形成されている。前記棚板部
材2,2は、図3に示すように、外側縁に控え片2aを
有すると共に内側縁には断面略「コ」字形に折り曲げた
連結部2bを有し、上面には滑り止め部2cが、底面に
は補強リブ2dがそれぞれ形成されている。
【0010】棚板部材2,2の連結に際しては図4に示
すような連結部材4が使用され、該連結部材4はその両
側に前記連結部2bに対応する係合部4aを設けること
により断面略「C」字形に形成されており、前記係合部
4a内に前記連結部2bを嵌合させて図1及び図2のよ
うに各棚板部材2,2の端縁同士を連結する。図2の例
では両側縁に前記連結部2bを設けた中間棚板部材3を
用いて連結することにより更に幅広の畦道部1が形成さ
れるようになっている。
【0011】支柱部材5は前記畦道部1の両側縁部を支
持するように対向的に配置され、図5に示すように、両
側部に延出部5a,5bを設けることにより断面略
「コ」字形に形成されると共に外側面に略「T」字形の
突出部5cを設けることにより挿入溝5dが設けられ、
前記棚板部材2,2の両側縁部を支持するこの挿入溝5
dに水切り板部材6が挿入されるようになっている。
【0012】また、支柱部材5を連結することもできる
ように、実施例では前記延出部5aの先端部に雄の嵌合
部5eを、延出部5bの先端部には雌の嵌合部5fをそ
れぞれ設けて、一方の支柱部材5を反転させて前記嵌合
部5e,5fを嵌合することにより2つの支柱部材5,
5を連結することができるようになっている。
【0013】前記棚板部材2、中間棚板部材3、連結部
材4及び支柱部材5はプラスチックの押出し成形で製造
されるが、水切り板部材6はハニカム板が使用される。
【0014】施行に際しては、支柱部材5を所定間隔で
立設すると共に挿入溝5dに水切り板部材6を挿入して
畦枠を形成し、その内部に盛土して畦部を形成した後、
棚板部材2,2を支柱部材5及び水切り板部材6の上縁
部に被せるようにして組み立てる。このようにして棚板
部材2を長手方向に連結敷設することにより畦を構成す
る。
【0015】
【発明の効果】本発明の組立畦によれば、棚板部材を連
結部材で幅方向に連結する構成であるから、充分な歩行
幅を確保することができ、棚板部材の押出し成型も容易
であって、大規模な押出し設備を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組立畦の実施例を示す斜視図。
【図2】棚板部材の他の連結形態を示す要部の斜視図。
【図3】棚板部材の正面図。
【図4】連結部材の断面図。
【図5】支柱部材の正面図。
【符号の説明】
T 畦土 1 畦道部 2 棚板部材 3 中間棚板部材 4 連結部材 5 支柱部材 5a 延設部 5b 延設部5c 突出部 5d 挿入溝 5e 嵌合部 5f 嵌合部 6 水切り板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−1633(JP,U) 実公 平1−44594(JP,Y2) 実公 昭34−7312(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 13/00 302 - 304

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盛土された畦土の上に配置され、歩行可
    能な幅広の表面を有すると共に長手方向に順次連結敷設
    される棚板部材と、該棚板部材を支持するために棚板部
    材の長手方向に所定間隔をおいて地中に埋設される支柱
    部材と、前記畦土の側縁に沿うように配置され、前記
    支柱部材に設けられた挿入溝内にそれぞれの端縁が挿入
    される水切り板部材とからなる組立畦において、前記棚
    板部材は幅方向に分割形成されると共に連結部材で幅方
    向に連結されており、前記棚板部材の側縁には断面略
    「コ」字形に折り曲げ形成された連結部が設けられると
    共に前記連結部材には両側に前記連結部に対応する係合
    部を設けることにより断面略「C」字形に形成され、前
    記係合部に前記連結部を嵌合することにより、各棚板部
    材の側縁同士が連結されていることを特徴とする組立
    畦。
JP34708195A 1995-12-15 1995-12-15 組立畦 Expired - Fee Related JP3320600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34708195A JP3320600B2 (ja) 1995-12-15 1995-12-15 組立畦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34708195A JP3320600B2 (ja) 1995-12-15 1995-12-15 組立畦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09165735A JPH09165735A (ja) 1997-06-24
JP3320600B2 true JP3320600B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=18387794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34708195A Expired - Fee Related JP3320600B2 (ja) 1995-12-15 1995-12-15 組立畦

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3320600B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09165735A (ja) 1997-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2085919C (en) Edging strip
US5117583A (en) Landscape terracing material
US3986310A (en) Modular swimming pool structure and method for its erection
JP3320600B2 (ja) 組立畦
JP2872660B1 (ja) 篭シート及びそれにより構築した擁壁
JPH08172923A (ja) プランター
KR20060089367A (ko) 연결식 옹벽축조용 블록
JP3511176B2 (ja) U字溝
CN210342180U (zh) 一种排水沟及其排水沟组件
KR20130122181A (ko) 식생블럭 및 이를 이용한 옹벽구조물
JPS6329034Y2 (ja)
TWI854948B (zh) 線性排水溝及線性排水溝之溝件
JP7237704B2 (ja) U字溝パネル
JP2956922B2 (ja) 法面用階段ブロック及び法面の施工方法
KR950001658Y1 (ko) 법면 보호용 배수관
JPH11286924A (ja) 組立畦
JP3124516B2 (ja) 竹垣構築装置
JPH0526103Y2 (ja)
JPH0330429Y2 (ja)
JP2000352041A (ja) 仕切り用ブロック及びその連結体
JPS6117050Y2 (ja)
JPS6011169Y2 (ja) 法面用土留壁構造体
JPS6215347Y2 (ja)
JP3285845B2 (ja) U字溝組立体
JPH0532598Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees