JPH0330429Y2 - - Google Patents

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JPH0330429Y2
JPH0330429Y2 JP9122686U JP9122686U JPH0330429Y2 JP H0330429 Y2 JPH0330429 Y2 JP H0330429Y2 JP 9122686 U JP9122686 U JP 9122686U JP 9122686 U JP9122686 U JP 9122686U JP H0330429 Y2 JPH0330429 Y2 JP H0330429Y2
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JP
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plate
net
mesh
steel
earth
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JP9122686U
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JPS631045U (ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、エキスパンドメタルからなる鋼製
網柵材を使用した土留用鋼製網柵に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来、エキスパンドメタルからなる鋼製網柵材
を使用した土留用鋼製網柵としては、特開昭58−
218519号公報により公表されているように、エキ
スパンドメタルからなる鋼製網板の中間部を網目
長対角線に直角な折曲線に沿つて鋭角に折り曲げ
ると共に、前記鋼製網板の端部側部分を網目長対
角線に直角な折曲線に沿つて鈍角に折り曲げて、
土砂類載置用底部網板とその前端部から立ち上が
る傾斜土留網板とその上端部から後方に突出する
傾斜上部縁網板とからなる鋼製網柵材を構成し、
前記底部網板の後端部と前記傾斜上部縁網板とを
鋼棒製連結部材により連結した構造の土留用鋼製
網柵が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記従来の土留用鋼製網柵の場合
は、網柵材が地盤に固定されていないので、土圧
により網柵材が前方にずれ動く恐れがあり、かつ
エキスパンドメタルにおける曲げ剛性の小さい方
向すなわち網目長対角線に直角な方向が左右方向
を向くように配置されているので、土圧により網
柵材が前後方向に比較的大きく撓み変形して、土
留用鋼製網柵の外観を悪化させ、さらに土留用鋼
製網柵全体の強度も比較的弱いという問題があ
る。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる土留
用鋼製網柵を提供することを目的とするものであ
つて、この考案の要旨とするところは、エキスパ
ンドメタルからなる鋼製網板の中間部が網目長対
角線1に沿つて鋭角に折り曲げられると共に、前
記鋼製網板の端部側部分が網目長対角線1に沿つ
て鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用底部網板
2とその前端部から立ち上がる傾斜土留網板3と
その上端部から後方に向かつて斜め上向きに突出
する傾斜上部縁網板4とからなる鋼製網柵材5が
構成され、左右方向に隣り合う網柵材5の端部が
相互に嵌込重合され、その嵌込重合部分は、前後
方向に延長する帯状底板6とその前端部に鋭角で
上向きに屈折連設された帯状傾斜前面板7とその
上端部に鈍角で後向きに屈折連設された上端板8
とからなる鋼製支持枠9内に嵌合され、上端に係
止頭部10を備えている鋼製支持杭11は、前記
上端板8と各網柵材5の傾斜上部縁網板4と各網
柵材5の土砂類載置用底部網板2と前記帯状底板
6とにわたつて挿通されて地盤12に打込まれて
いることを特徴とする土留用鋼製網柵にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第4図および第5図はこの考案の実施例におい
て用いられる鋼製網柵材5を示すものであつて、
第6図に示すエキスパンドメタルからなる鋼製網
板13の中間部が網目長対角線1に沿つて鋭角に
折り曲げられると共に、前記鋼製網板13の端部
側部分が鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用底
部網板2と、その底部網板2の前端部から急角度
で斜め後方に立ち上がる傾斜土留網板3と、その
傾斜土留網板3の上端部から後方に向かつて緩傾
斜で斜め上向きに突出する傾斜上部縁網板4とが
構成されている。
第7図ないし第9図はこの考案の実施例におい
て用いられる鋼製支持枠9を示すものであつて、
1枚の帯状網板に曲げ加工が施されて、前後方向
に延長する帯状底板6と、その帯状底板6の前端
部から急角度で斜め後方に立ち上がる帯状傾斜前
面板7と、その帯状傾斜前面板7の上端部から後
方に向かつて緩い角度で斜め上向きに突出する上
端板8とが構成され、前記帯状底板6の後部およ
び上端板8には、垂直線上において杭挿通孔14
が設けられている。
第1図ないし第3図は前記鋼製網柵材5および
鋼製支持枠9を使用したこの考案の実施例に係る
土留用鋼製網柵を示すものであつて、多数の鋼製
網柵材5が左右方向に延長するように直列に配置
されると共に、隣り合う網柵材5の端部が相互に
嵌合され、かつ隣り合う網柵材5の嵌合部分は、
鋼製支持枠9内に嵌入され、鋼製支持枠9におけ
る帯状底板6は地盤12に載置され、さらに多数
の種子を付着させた緑化用種子紙15は網柵材5
における傾斜土留網板3および傾斜上部縁網板4
の内側に沿つて配置されている。
上端に係止頭部10を屈曲形成した鋼棒からな
る鋼製支持杭11は、上端板8の杭挿通孔14
と、各傾斜上部縁網板4の重合部のの網目と、各
土砂類載置用底部網板2の重合部の網目と、帯状
底板6の杭挿通孔14とにわたつて挿通されて、
地盤12に打込まれ、支持杭11の上端の係止頭
部10は上端板8の上面に係合され、さらに隣り
合う支持枠9の間においても、上端に係止頭部1
0を有する鋼棒からなる支持杭11が、傾斜上部
縁網板4の網目と土砂類載置用底部網板2の網目
とにわたつて挿通されて、地盤12に打込まれ、
前記係止頭部10は傾斜上部縁網板4の上面に係
合され、また前記土砂類載置用底部網板2および
緑化用種子紙15により囲まれた部分に裏込土1
6が充填されている。
〔考案の効果〕
この考案によれば、左右方向に隣り合う鋼製網
柵材5の端部が相互に嵌込重合され、その嵌込重
合部分は、前後方向に延長する帯状底板6とその
前端部に鋭角で上向きに屈折連設された帯状傾斜
前面板7とその上端部に鈍角で後向きに屈折連設
された上端板8とからなる鋼製支持枠9内に嵌合
され、上端に係止頭部10を備えている鋼製支持
杭11は、前記上端板8と各網柵材5の傾斜上部
縁網板4と各網柵材5の土砂類載置用底部網板2
と前記帯状底板6とにわたつて挿通されて地盤1
2に打込まれているので、鋼製網柵材5をずれ動
かないように安定状態で強固に支持することがで
き、かつ左右方向に隣り合う鋼製網板5の端部を
前記支持杭11を利用して連結することができ、
しかも係止頭部10と前記上端板8との係合によ
り、支持杭11から上端板8および傾斜上部縁網
板4が外れるのを防止できるので、前記上端板8
の上面からの支持杭11の突出量を少なくして、
網柵の外観を良くすることができ、さらにエキス
パンドメタルからなる鋼製網板の中間部が網目長
対角線1に沿つて鋭角に折り曲げられると共に、
前記鋼製網板の端部側部分が網目長対角線1に沿
つて鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用底部網
板2と傾斜土留網板3と傾斜上部縁網板4とから
なる鋼製網柵材5が構成されているので、その網
柵材5の土圧作用方向の剛性が大きく、そのため
土圧による網柵材5の前後方向の撓みを小さくし
て網柵の外観を良くすることができ、また左右方
向に隣り合う網柵材5の端部を、共通の鋼製支持
枠9および鋼製支持杭11を使用して地盤に固定
することができるので、使用部材数を少なくする
ことができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に係
る土留用鋼製網柵を示すものであつて、第1図は
正面図、第2図は平面図、第3図は拡大縦断側面
図である。第4図はこの考案の実施例において用
いられる鋼製網柵材の斜視図、第5図はその縦断
側面図、第6図は鋼製網板と折曲線との関係を示
す平面図、第7図はこの考案の実施例において用
いられる鋼製支持枠の斜視図、第8図はその縦断
側面図、第9図はその鋼製支持枠の平面図であ
る。 図において、1は網目長対角線、2は土砂類載
置用底部網板、3は傾斜土留網板、4は傾斜上部
縁網板、5は鋼製網柵材、6は帯状底板、7は帯
状傾斜前面板、8は上端板、9は鋼製支持枠、1
0は係止頭部、11は鋼製支持杭、12は地盤、
14は杭挿通孔、16は裏込土である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エキスパンドメタルからなる鋼製網板の中間部
    が網目長対角線1に沿つて鋭角に折り曲げられる
    と共に、前記鋼製網板の端部側部分が網目長対角
    線1に沿つて鋭角に折り曲げられて、土砂類載置
    用底部網板2とその前端部から立ち上がる傾斜土
    留網板3とその上端部から後方に向かつて斜め上
    向きに突出する傾斜上部縁網板4とからなる鋼製
    網柵材5が構成され、左右方向に隣り合う網柵材
    5の端部が相互に嵌込重合され、その嵌込重合部
    分は、前後方向に延長する帯状底板6とその前端
    部に鋭角で上向きに屈折連設された帯状傾斜前面
    板7とその上端部に鈍角で後向きに屈折連設され
    た上端板8とからなる鋼製支持枠9内に嵌合さ
    れ、上端に係止頭部10を備えている鋼製支持杭
    11は、前記上端板8と各網柵材5の傾斜上部縁
    網板4と各網柵材5の土砂類載置用底部網板2と
    前記帯状底板6とにわたつて挿通されて地盤12
    に打込まれていることを特徴とする土留用鋼製網
    柵。
JP9122686U 1986-06-17 1986-06-17 Expired JPH0330429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122686U JPH0330429Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

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JP9122686U JPH0330429Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

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JPS631045U JPS631045U (ja) 1988-01-06
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JPS631045U (ja) 1988-01-06

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