JPS6228245B2 - - Google Patents

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JPS6228245B2
JPS6228245B2 JP762978A JP762978A JPS6228245B2 JP S6228245 B2 JPS6228245 B2 JP S6228245B2 JP 762978 A JP762978 A JP 762978A JP 762978 A JP762978 A JP 762978A JP S6228245 B2 JPS6228245 B2 JP S6228245B2
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JP
Japan
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retaining wall
buttress
block
wall
reinforcing bars
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JP762978A
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JPS54100104A (en
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Masumi Akamine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKAMINE JUKO
Original Assignee
AKAMINE JUKO
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、鉄筋コンクリート控え壁式擁壁の構
築構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、控え壁式擁壁としては、実開昭49−
142923号公報、実開昭48−20204号公報、実公昭
30−8726号公報、実公昭31−4665号公報、及び、
実公昭35−29930号公報等に開示されているもの
がある。
そして、これら公報に開示された各擁壁ブロツ
クは、いづれもコンリート積ブロツクとして基礎
ブロツク上に積上げることにより、擁壁を構築す
るものであり、各々積上げ構築作業が行いやすい
ように種々工夫がこらされている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、これら公報等に開示された擁壁
ブロツクの場合、擁壁構築時に、基礎ブロツクと
擁壁ブロツクとの連設が強固に行なえず、土圧に
対して不安定なものであつた。
特に、直接基礎ブロツク上に載設される最下層
の擁壁ブロツクには、擁壁上端より下端に向つて
2次曲線的に増大する土圧が作用するものである
が、かかる土圧に対する構造上の配慮が全く欠け
ていた。
すなわち、最下層擁壁ブロツクには最大の土圧
が作用するために、同擁壁ブロツク自体の構造は
もとより、同擁壁ブロツクと基礎ブロツクとの連
設構造が、強度上大きな問題となるにもかかわら
ず、その対策が充分になされていなかつたのであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明では、基礎ブロツク上に、前壁とその後
側面に突設した控え壁とからなる擁壁ブロツクを
積重ねて擁壁を構築し、該擁壁ブロツクは、控え
壁の基部に近い前壁中に縦方向の鉄筋挿入孔を有
すると共に、控え壁中の先端部に縦方向の鉄筋挿
入孔を有し、しかも擁壁ブロツクを積重ねた状態
で上下擁壁の控え壁がそれぞれ上下に重合すると
共に、上記の各鉄筋挿入孔が各々上下に連通すべ
く構成し、更には、基礎ブロツクに近い下層の擁
壁ブロツクの控え壁を上層の控え壁よりも後方に
伸延して、前壁背後の裏盛土中に下層の擁壁の控
え壁がより深く埋設されるように構成する共に、
基礎ブロツク上に直接載置される最下層の擁壁ブ
ロツクの控え壁先端には、左右に張出し状の張出
し壁を突設し、同張出し壁中には矩形鉄筋を配筋
して、同鉄筋を控え壁中に配筋したU字鉄筋の後
端折返し部に交差する状態に連設し、各張出し壁
中で、これら矩形鉄筋とU字鉄筋とに干渉しない
位置には縦方向の張出し壁鉄筋挿入孔を各々穿設
し、しかも、両鉄筋挿入孔は上段の控え壁よりも
左右外側方に張出し状態として、同鉄筋挿入孔中
に基礎ブロツク上面より突設したアンカー鉄筋を
挿入すべく構成してなる鉄筋コンクリート控え壁
式擁壁の構築構造を提供せんとするものである。
(ホ) 作用 擁壁を構築する際には、まず所定の構築場所に
基礎ブロツクを設置し、同基礎ブロツク上に最下
層を形成する擁壁ブロツクを載設する。
この際、最下層の擁壁ブロツクには、控え壁先
端に左右に張出し状の張出し壁を突設したものを
使用し、しかも、同張出し壁中には矩形鉄筋を配
筋して、同鉄筋を控え壁中に配筋したU字鉄筋の
後端折返し部に交差する状態に連設し、各張出し
壁中で、これら矩形鉄筋とU字鉄筋とに干渉しな
い位置には縦方向の張出し壁鉄筋挿入孔を各々穿
設し、しかも、両鉄筋挿入孔は上段の控え壁より
も左右外側方に張出し状態となるようにして、同
鉄筋挿入孔中に基礎ブロツク上面より突設したア
ンカー鉄筋を挿入すると共に、同挿入孔中にモル
タル、又はコンクリートを打設しておけば、同擁
壁ブロツクは基礎ブロツクに強固に固設されるも
のである。
そして、その後、かかる最下層擁壁ブロツク上
に順次擁壁ブロツクを、各控え壁が上下重合状態
となるように積上げて、上下連通状態となつた前
壁と控え壁との各鉄筋挿入孔中にポスト鉄筋を挿
通すると共に、コンクリート等を打設すればよい
ものである。
この際、擁壁ブロツクは上層の控え壁よりも下
層の控え壁が前壁背後の裏盛土中により深く埋設
されるように構築すれば、同控え壁が、上部から
下部へ行くに従つて2次曲線的に増大する土圧に
充分に対応し得て、擁壁全体の安定性が向上する
ものである。
(ヘ) 効果 本発明によれば、以下のような効果を奏するも
のである。
(1) 擁壁ブロツクを積重ねた状態で、上下擁壁の
各前壁はもとより各控え壁が各々重合すると共
に、前壁と控え壁の先端部とに設けた縦方向の
鉄筋挿入孔が各々上下に連通するために、各鉄
筋挿入孔中にポスト鉄筋を挿入すると共に、コ
ンクリートや、モルタルを注入して固化させれ
ば、強固な擁壁ブロツクが構築できるものであ
る。
(2) 基礎ブロツクに近い下層の擁壁ブロツクの控
え壁が、上層の控え壁よりも後方に伸延して、
前壁背後の裏盛土中により深く埋設されるため
に、同控え壁が、上部から下部へ行くに従つ
て、2次曲線的に増大する土圧に対しても充分
に対応することができるものである。
すなわち、前壁を倒伏させる方向に作用する
土圧の増大に比例して、土圧に対する有効断面
が大きくなるように、抵抗偶力の肱長さとして
の控え壁を長くしているために、擁壁ブロツク
の安全性が高くなるものである。
(3) 上層の控え壁に比して後方に位置する控え壁
先端にのみ、左右張出し状の張出し壁を設けて
いるために、構築された擁壁ブロツクの基礎ブ
ロツク上には、前壁と左右横方向に隣接する各
控え壁とによつて上下連通状の大きな矩形柱状
空間が形成されるものであり、同空間内には裏
盛土が柱状に充填されるために、この充填裏盛
土が、最下層の控え壁先端にのみ設けた左右張
出し壁に何ら影響されることなく、基礎ブロツ
クを略鉛直方向へ押圧し、同基礎ブロツクの鉛
直荷重を増大させて、擁壁ブロツク自体の安定
性を著しく増大させるものである。
すなわち、矩形柱状空間内に充填された大量
の土を擁壁ブロツクの自重増大に寄与させて、
同擁壁ブロツクを重力式擁壁のように機能させ
ることができるものである。
(4) 左右張出し壁中に鉄筋挿入孔を設けて、同鉄
筋挿入孔中に基礎ブロツク上面より突設したア
ンカー鉄筋を挿入することができるために、同
アンカー鉄筋によつて、最下層の擁壁ブロツク
を基礎ブロツクに強固に固設することが可能と
なるものである。
特に、上記したように前壁に作用する土圧は、
最下層の擁壁ブロツクの前壁に最も大きく作用す
るものであるが、控え壁が最も良く、しかも、同
控え壁先端がアンカー鉄筋によつて、基礎ブロツ
クに固設されているために、充分に土圧に対応で
きると共に、上記した(1)、(2)、(3)の効果とも相俟
つて、構築擁壁の強度、及び、安定性は著しく増
大するものである。
さらには、張出し壁中には矩形鉄筋を配筋し
て、同鉄筋を控え壁中に配筋したU字鉄筋の後端
折返し部に交差する状態に連設しているために、
同張出し壁中にこれら鉄筋と干渉しないように鉄
筋挿入孔を設けているにもかかわらず、張出し壁
自体の強度は確保されているものである。
(ト) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第13図は、本発明に係る鉄筋コンクリート控え
壁式擁壁Aの一実施例を示す斜視図であり、同擁
壁Aは、基礎ブロツク15又は15′と、同基礎
ブロツク15又は15′上に直接載置して最下層
を構成する擁壁ブロツク14と、この最下層の擁
壁ブロツク14の上に積重ねて同擁壁Aの下層を
構成する擁壁ブロツク13と、この下層の擁壁ブ
ロツク13の上に積重ねて同擁壁Aの上層を構成
する擁壁ブロツク12とからなるものである。
そして、上層に積重ねる標準サイズの擁壁ブロ
ツク12は、第1図、第2図、第3図に示すよう
に前壁1と控え壁2とからなり、前壁1の後側面
に左右対称位置で控え壁2が突設されており、前
壁1に鉄筋挿入孔3と控え壁2に鉄筋挿入孔4を
設けており、前壁1の鉄筋挿入孔3は控え壁2の
基部に対応する位置にあり、また控え壁2の鉄筋
挿入孔4は控え壁2の突出前部に位置しており、
また、前壁1の中央部には排水孔5を穿設し、上
側面にはU形溝6を設けており、また、前壁1の
下側には第3図に示すような横長手状の条縁たる
突起7を設けて、擁壁ブロツク12を積重ねた際
に、突起7とU形溝6が嵌合して各上下擁壁の摺
動を防止している。
前壁1中には、縦方向に方形状の鉄筋10が一
定間隔を保持して配設されており、この方形状の
鉄筋10とクロスする状態で横方向に鉄筋8が配
設されて、しかも、この横方向の鉄筋8は前壁1
中の前後面にわたつて配設され、各鉄筋8,10
によつて、前壁1中には格子状の配筋がなされて
いることになる。
また、前壁1より控え壁2中にわたつては、略
U形の鉄筋9が水平状に数段にわたつて配筋され
ており、しかも、控え壁2の略U形の鉄筋11が
クロスして熔着されている。
つぎに、この擁壁ブロツクを階段状に築造する
ための大型サイズの擁壁ブロツク13は、第4
図、第5図、第6図に示すようにし、外力の大き
さに応じて断面の寸法、ならびに、鉄筋と鉄筋挿
入孔の数を増やす。
すなわち、この擁壁ブロツク13は前壁1′と
控え壁2′からなり、前壁1′側面に左右対称位置
で控え壁2′が、第1図の擁壁ブロツク12の控
え壁2後端位置よりもさらに後方へ伸延して突設
されており、前壁1′に鉄筋挿入孔3′、控え壁
2′に鉄筋挿入孔4′,4′を各々設けており、前
壁1′の鉄筋挿入孔3′は控え壁2′の基部に対応
する位置にあり、また、控え壁2′の鉄筋挿入孔
4,4′は同控え壁2′の中央部と突出前部に位置
し、中央部の鉄筋挿入孔4′には、この擁壁ブロ
ツク13上に第1図の擁壁ブロツク12を積重ね
た際に、鉄筋挿入孔4が符合すべく構成してお
り、また、前壁1′の中央部には排水孔5′を穿設
し、上側面にはU形溝6′を設けており、また、
前壁1′の下側には第5図に示すような横長手状
の突縁たる突起7′を各々設けて、擁壁ブロツク
を積重ねた際に、突起7又は突起7′とU形溝
6′とが嵌合して各上下擁壁の摺動を防止してい
る。
前壁1′中には縦方向に方形状の鉄筋10′が一
定間隔を保持して配設されており、この方形状の
鉄筋10′とクロスする状態で横方向の鉄筋8′が
配設されて、しかも、この横方向の鉄筋8′は前
壁1′中の前後面にわたつて配設され、各鉄筋
8′,10′によつて、前壁1′中には格子状に配
筋がなされていることになる。
また、前壁1′より控え壁2′中にわたつては、
略U形の鉄筋9′が水平状に数段にわたつて配筋
されており、しかも、控え壁2′の略U形の鉄筋
11′がクロスして溶着されている。
次に、基礎ブロツク15又は15′の上に直接
載置する最下層の擁壁ブロツク14は、第7図、
第8図に示すようなI形断面で、鉄筋と鉄筋挿入
孔の数を増やしたものを使用する。
すなわち、擁壁ブロツク14は大型特殊擁壁ブ
ロツクであり、同擁壁14は、前記した大型サイ
ズの擁壁ブロツク13と同形同大に形成すると共
に、控え壁2″の先端左右面より、左右側外方へ
張出し状の張出し壁26,26を突設し、各張出
し壁26,26には各々縦方向に張出し壁鉄筋挿
入孔27,27を穿設して、同挿入孔27,27
中に、後述するアンカー鉄筋18,18′を挿入
すべく構成している。
図中、1″は前壁、3″は前壁鉄筋挿入孔、4″
は控え壁鉄筋挿入孔、5″は排水孔、6″はU字
溝、7″は突起、8″は横鉄筋、9″はU字鉄筋、
10″は方形鉄筋を示している。
28は張出し壁26,26中に配筋した矩形鉄
筋であり、同鉄筋28は控え壁2″中に配筋した
U字鉄筋9″の後端折返し部に交差する状態に連
設している。
そして、縦方向の張出し壁鉄筋挿入孔27,2
7は、各々左右張出し壁26,26中で、これら
矩形鉄筋28とU字鉄筋9″とに干渉しない位置
に縦方向の張出し壁鉄筋挿入孔27,27を各々
穿設しているものである。
つぎに、基礎ブロツク15は擁壁を垂直に築造
すべく第9図に示すような形状とし、又基礎ブロ
ツク15′は擁壁に勾配をつけて築造すべく第1
0図に示すような形状とする。
かかる基礎ブロツク15又は15′のアンカー
鉄筋は、第9図、第10図の16,16′,1
7,17′,18,18′で示すように折曲げ、下
端部にフツクをつけ、上部は基礎ブロツク15又
は15′の上面より適当な長さだけ突き出してお
く。
第9図、第10図中、22,22′,23,2
3′,24,24′はポスト鉄筋を示している。
また、鉄筋19,19′の端部は、第11図、
第12図に示すように併合させ、溶接で突き合わ
せ継ぎとし、4角形、また、5角形状に、また、
鉄筋20,20′,21,21′は直鉄筋としてそ
れぞれ適当な間隔に配置し、鉄筋のクロス部はす
べて鉄線、または、溶接により固定する。
以上のようにして基礎ブロツク15又は15′
の鉄筋加工組立てが終れば、これを型枠に入れコ
ンクリートを充填する。
上記のように構成した各層構成用の擁壁ブロツ
ク12,13,14と基礎ブロツク15′とによ
り、第13図に示すような鉄筋コンクリート控え
壁式擁壁Aを築造するにあたつては、まず、大型
特殊サイズの擁壁ブロツク14を基礎ブロツク1
5′上に直接載置し、基礎ブロツク15′のアンカ
ー鉄筋16′,17′,18′がこの擁壁ブロツク
14の鉄筋挿入孔へそれぞれ入り込むようにし、
その上へ大型サイズの擁壁ブロツク13,14の
控え壁2′,2″が各々重合するように積重ね、さ
らに、その上へ標準サイズの擁壁ブロツク12を
上下擁壁ブロツク12,13の控え壁2,2′が
各々重合するように積重ね、さらに、その上へ標
準サイズのものを同様に逐次積重ねて、基礎ブロ
ツク15′に近い下層の擁壁ブロツク13,14
の控え壁2′,2″が上層の控え壁2より後方に伸
延する階段状に築造することにより、前壁背後の
裏盛土中に下層の擁壁ブロツク13,14の控え
壁2′,2″がより深く埋設されるようにすればよ
いものであり、この際、最下層の擁壁ブロツク1
4は、張出し壁鉄筋挿入孔27中にもアンカー鉄
筋18′を挿入しているために、同擁壁ブロツク
14と基礎ブロツク15′とが完全に一体化し、
前後、左右、及び上下方向の外力にも耐える一つ
の剛体を構成することになり、この最下層の擁壁
ブロツク14に最も大きな土圧が作用するにもか
かわらず、安全性が確保できるものである。
すなわち、最下層の擁壁ブロツク14の後端部
は、控え壁2″と左右の張出し壁26,26とに
よつて複鉄筋長方形断面を形成しているので、左
右側方向の土圧によつて、例えば控え壁2″が右
側へ転倒されようとすれば左側の張出し壁鉄筋挿
入孔27中に挿入したアンカー鉄筋18′が抗張
力鉄筋として機能すると共に、右側の張出し壁鉄
筋挿入孔27中に挿入したアンカー鉄筋18′が
抗縮力鉄筋として機能することになり、また控え
壁2″が左側へ転倒されようとすれば、アンカー
鉄筋18′が上記とは反対の機能を果すことにな
る。
従つて、最下層の擁壁ブロツク14の控え壁
2″は、左右側圧を対象とする場合、前壁1″と控
え壁2″後端部及び左右張出し壁26,26とに
よつて支えられた両端固定梁を構成することにな
るので、断面の性能が著しく高くなるものであ
る。
このようにして、2段目乃至3段目(特殊な場
合は4段目乃至5段目)でモルタル、または、コ
ンクリートを鉄筋挿入孔4,4′,4″,27中へ
適量に充填し、直ちに、第9図、第10図に示す
ポスト鉄筋22,22′,23,23′,24,2
4′をそれぞれ鉄筋挿入孔4,4′,4″中へ挿入
して図のように重ね継ぎしてゆき、擁壁構築作業
を完了するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鉄筋コンクリート控え壁
式擁壁の上層を構成する擁壁ブロツクの平面図、
第2図は同擁壁ブロツクの背面図、第3図は同擁
壁ブロツクの側面図、第4図は本発明に係る鉄筋
コンクリート控え壁式擁壁の下層を構成する擁壁
ブロツクの平面図、第5図は同擁壁ブロツクの背
面図、第6図は同擁壁ブロツクの側面図、第7図
は本発明に係る鉄筋コンクリート控え壁式擁壁の
最下層を構成する擁壁ブロツクの平面図、第8図
は同擁壁ブロツクの側面図、第9図は本発明に係
る鉄筋コンクリート控え壁式擁壁を垂直に築造し
た場合の側面図、第10図は鉄筋コンクリート控
え壁式擁壁に勾配をつけて築造した場合の側面
図、第11図は鉄筋コンクリート控え壁式擁壁を
垂直に築造した場合の基礎ブロツクの平面図、第
12図は鉄筋コンクリート控え壁式擁壁に勾配を
つけて築造した場合の基礎ブロツクの平面図、第
13図は本発明に係る鉄筋コンクリート控え壁式
擁壁の一実施例を示す斜視図である。 A:鉄筋コンクリート控え壁式擁壁、1,
1′,1″:前壁、2,2′,2″:控え壁、3,
3′,3″:鉄筋挿入孔、4,4′,4″:鉄筋挿入
孔、12,13,14:擁壁ブロツク、15,1
5′:基礎ブロツク、26:張出し壁、27:張
出し壁鉄筋挿入孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基礎ブロツク上に、前壁とその後側面に突設
    した控え壁とからなる擁壁ブロツクを積重ねて擁
    壁を構築し、該擁壁ブロツクは、控え壁の基部に
    近い前壁中に縦方向の鉄筋挿入孔を有すると共
    に、控え壁中の先端部に縦方向の鉄筋挿入孔を有
    し、しかも擁壁ブロツクを積重ねた状態で上下擁
    壁ブロツクの控え壁がそれぞれ上下に重合すると
    共に、上記の各鉄筋挿入孔が各々上下に連通すべ
    く構成し、更には、基礎ブロツクに近い下層の擁
    壁ブロツクの控え壁を上層の控え壁よりも後方に
    伸延して、前壁背後の裏盛土中に下層の擁壁の控
    え壁がより深く埋設されるように構成する共に、
    基礎ブロツク上に直接載置される最下層の擁壁ブ
    ロツクの控え壁先端には、左右に張出し状の張出
    し壁を突設し、同張出し壁中には矩形鉄筋を配筋
    して、同鉄筋を控え壁中に配筋したU字鉄筋の後
    端折返し部に交差する状態に連設し、各張出し壁
    中で、これら矩形鉄筋とU字鉄筋とに干渉しない
    位置には縦方向の張出し壁鉄筋挿入孔を各々穿設
    し、しかも、両鉄筋挿入孔は上段の控え壁よりも
    左右外側方に張出し状態として、同鉄筋挿入孔中
    に基礎ブロツク上面より突設したアンカー鉄筋を
    挿入すべく構成してなる鉄筋コンクリート控え壁
    式擁壁の構築構造。
JP762978A 1978-01-25 1978-01-25 Method of building readyymade breast wall like reinforced concrete buttress Granted JPS54100104A (en)

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