JP3164495B2 - もたれ式擁壁の築造法 - Google Patents
もたれ式擁壁の築造法Info
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Description
に関するものである。
土圧による転倒モーメント(正のモーメント:M。)よ
り、擁壁のもたれ力等によるモーメント(負のモーメン
ト:−M)が大きく、通常の場合、その転倒安全率:F
s ≧1.5 であればよいとされている。
ーメントとしてMr で表わされるので、Mr /M。≧1.5 で
あればよいことになり、この種の擁壁は前面側と後面側
のいずれにも鉄筋(抗張鉄筋)を配筋する必要はないこと
になっている。
たれ式擁壁では、土質や排水条件が良好でない個所等で
は、少なからず、トラブルが発生し、同擁壁の崩壊に至
った事例が少なくない。
出し」現象で、擁壁高さの中央部、または、下部から3
分の1の高さあたりで、壁体が「く」の字状に曲り、上
部は後向きへ傾くと共に、下部は前向きに傾いて、その
曲点に亀裂が発生するというものであり、このようなト
ラブルの発生原因は、もたれ式擁壁の「く」の字形の下
部が正の曲げモーメントを受けると共に、その上部が負
の曲げモーメントを受けることにより、擁壁の前面側が
最大の引張力を受けるにもかかわらず、前面側へ引張力
に対応させるための鉄筋等を用いた抗張構造としていな
いためであり、地震や降雨にて擁壁が崩壊に至る虞れが
ある。
壁築造場所に設けたフーチング基礎上に、もたれ式擁壁
用ブロックを段積みして擁壁本体を築造するもたれ式擁
壁の築造法において、 もたれ式擁壁用ブロックは、前壁
の後面より後方へ控え壁を突出させて形成すると共に、
前壁の後面下部より後方へ底版を略水平に突出させて形
成して、前壁と控え壁と底版とを一体化した剛体構造と
なし、かつ、前壁の下部を控え壁と底版とに支えられた
三辺固定版となし、前壁には、控え壁の前方への仮想延
長線上に位置する部分に、鉄筋挿通孔を上下方向に貫通
させて形成し、控え壁には、鉄筋挿通孔を上下方向に貫
通させて形成し、上記したフーチング基礎上にもたれ式
擁壁用ブロックを1段若しくは複数段に段積みして載置
し、同もたれ式擁壁用ブロックの鉄筋挿通孔中にフーチ
ング基礎より上方へ立上げた連結鉄筋を下方より挿通さ
せ、上下方向に連通する各ブロックの鉄筋挿通孔中には
抗張用の鉄筋を上方より挿通すると共に、同鉄筋挿通孔
中に挿通されている連結鉄筋に上記鉄筋を 重ね継ぎし
て、同状態にて鉄筋挿通孔中に充填固化材を充填して固
化させることにより、もたれ式擁壁用ブロックを段積み
して形成した擁壁本体とフーチング基礎とを一体化し
て、剛体構造となし、各もたれ式擁壁用ブロックの前壁
の後面と底版の上面と切土の表面とにより形成される埋
め戻し空間には、埋め戻し材を充填して、各ブロックの
重量及び埋め戻し材の重量と、これらの重心位置からモ
ーメント軸までの距離との積できまる擁壁の転倒に対す
る抵抗力を増大させることができるようにし、擁壁本体
の前面側に抗張用の鉄筋を配筋して、同鉄筋との均衡を
保ちながら上記した擁壁の転倒に対する抵抗力を増大さ
せるようにし、フーチング基礎は、擁壁本体の前面より
も前方へ伸延する前趾部を具備するものを使用するこ
と、を特徴とするもたれ式擁壁の築造法を提供せんとす
るものである。
る。
を上下方向に貫通させて形成したこと。
と。
位置に形成して段差部を設ける一方、底版の下面を前壁
の下面よりも下方位置に形成して、上記段差部と略同一
段差を有する段差部を設けたこと。
けて漸次細幅に形成して左右側面をテーパー面となすと
共に、底版の左右幅を前端側より後端側へ向けて漸次細
幅に形成して左右側面をテーパー面となしたこと。
ロックを1段若しくは複数段に段積みして載置し、同ブ
ロック上に、同ブロックの控え壁よりも控え壁を後方へ
伸延させて形成したもたれ式擁壁用ブロックを1段若し
くは複数段に段積みして載置すること。
がら説明する。 図1及び図2に示すYは、本発明に係
る第一実施例としてのもたれ式擁壁用ブロック(以下
「ブロック」と略称する)Aを使用して築造したもたれ
式擁壁であり、Cはフーチング基礎、Dは切土、Eは天
端コンクリート、Fは連結鉄筋、Gはコンクリートやセ
メントモルタル等の充填固化材、Uは栗石やクラッシャ
ーラン等の透水性の良い埋め戻し材である。
矩形板状の前壁1と、同前壁1の後面左右側部よりそれ
ぞれ後方へ突出させて一体成形した矩形柱状の控え壁
2,2と、前壁1の後面下部より控え壁2,2の後面よ
りも後方位置まで略水平に伸延させて一体成形した矩形
板状の底版3とから形成している。
ように、各控え壁2,2の前方への仮想延長線上に位置
する前壁1の部分に、左右幅方向に横長の鉄筋挿通孔
4,4を上下方向に貫通させて形成し、各控え壁2,2
にも、前後方向へ長い鉄筋挿通孔5,5を上下方向に貫
通させて形成している。
に、前低後高の傾斜姿勢となすと共に、上下面を水平面
となしており、同前壁1の法勾配は、切土Dの法面の勾
配と略同一に設定することにより、ブロックAを段積み
して行なうもたれ式擁壁Yの築造を簡易化することがで
きる。8は水抜き孔である。
壁2,2の上面は、前壁1の上面よりも下方位置に形成
して、前壁1の上面と、同前壁1の後面上部と、各控え
壁2,2の上面とにより段差部6を形成する一方、底版
3の下面を前壁1の下面と、底版3の前面下部と、同底
版3の下面とにより上記段差部6と略同一段差を有する
段差部7を形成している。
際に、下段側のブロックAの段差部6に、上段側のブロ
ックAの段差部7を係合させて段積みすることにより、
上段側のブロックAが背後から土圧を受けた場合にも、
下段側のブロックAにより上段側のブロックAが前方向
へ滑動するのを規制することができるようにしている。
式擁壁Yを築造する際に、段差部6,7が施工上支障と
なる個所においては、段差部6,7を形成していないブ
ロックAを適宜使用することができる。
1の左右幅を前端側より後端側へ向けて漸次細幅に形成
して左右側面をテーパー面1a,1a となすと共に、底版3
の左右幅を前端側より後端側へ向けて漸次細幅に形成し
て左右側面をテーパー面3a,3a となしている。
ロックA,A同士を、同一直線状に並置することも、ま
た、両ブロックA,Aの側面がなじみ良く接合する角度
まで折曲り状に並置することもできるようにして、もた
れ式擁壁Yを道路等の曲線部(カーブ個所)へ適応させ
て築造することができるようにしている。
ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法について
説明する。
ける。
るブロックAを載置し、同ブロックAの前壁1と控え壁
2,2にそれぞれ形成した鉄筋挿通孔4,4,5,5中
に、フーチング基礎Cより上方へ立上げた連結鉄筋10を
下方より挿通し、各鉄筋挿通孔4,4,5,5中に充填
固化材Gを充填して固化させる。
ロックAの下面に形成した段差部7を係合させるための
段差部9を形成しており、同段差部9に上記段差部7を
係合させて、同ブロックAがフーチング基礎Cの上面上
にて前方へ滑動しないようにしている。
の上面と切土Dの表面とにより形成される埋め戻し空間
Sに埋め戻し材Uを充填する。
し材Uを通して流下する雨水等を水抜き孔8に誘導する
ための誘導版(図示せず)を適当な個所に適当な数だけ
設けることもできる。
目のブロックAを載置し、同ブロックAの前壁1と控え
壁2,2にそれぞれ形成した鉄筋挿通孔4,4,5,5
中に、抗張用の鉄筋Fを上方より挿通し、各鉄筋挿通孔
4,4,5,5中に挿入されている連結鉄筋10に上記鉄
筋Fを重ね継ぎし、同状態にて充填固定材Gを充填して
固化させる。
した段差部6に上段側のブロックAの下面に形成した段
差部7を係合させて、上段側のブロックAが下段側ブロ
ックAの上面上にて前方へ滑動しないようにしている。
すように、下段側のブロックAに対して、芋串築きとな
らないように、千鳥状に載置すると共に、上下側に位置
する各鉄筋挿通孔4,4,5,5を上下方向に符合させ
ている。
し空間S内に埋め戻し材Uを充填する。
も、上記,と同様に繰返し行なって、所定の高さの
もたれ式擁壁Yを築造する。
クリートEを設ける。
は、ブロックAを段積みして形成した擁壁本体yとフー
チング基礎Cとを一体化して、剛体構造となすことがで
きる。
同ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法につい
て、図10〜図14を参照しながら説明する。
は図11〜図14に示すように、基本形状を第一実施例
のブロックAと同様に形成しているが、控え壁2,2に
は鉄筋挿通孔5,5を形成しておらず、また、底版3の
後端面を控え壁2,2の後面に揃えて同一平面内にある
ように形成している。
すように、第一実施例のもたれ式擁壁Yと同様の手順で
もたれ式擁壁Yを築造することができる。
たれ式擁壁Yの築造法(第二実施例の変容例)として、
図15に示すもたれ式擁壁Yの築造法がある。
肉厚と、控え壁2,2の前後幅と、底版3の前後幅とを
大きく形成して、断面寸法を大きく形成したブロックA
を複数種類用意して、前記第一実施例のもたれ式擁壁Y
の築造法と同様の手順で築造を行うが、上段側に断面寸
法の大きいブロックAを段積みしている。
るもたれ式擁壁Yの上段側の重量を大きくして、前面側
の抗張用の連結鉄筋Fと均衡を保ちながら、切土D側に
作用するもたれ式擁壁Yの抵抗モーメントを大きくする
ことにより、転倒安全率を高めている。
同ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法につい
て、図16〜図20を参照しながら説明する。
は、図17〜図20に示すように、前低後高の傾斜姿勢
の前壁1と控え壁2,2とを一体成形してなるものであ
る。
すように、第一実施例のもたれ式擁壁Yと同様の手順で
もたれ式擁壁Yを築造することができる。
同ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法につい
て、図21〜図24を参照しながら説明する。
は、図22〜図25に示すように、基本形状を第二実施
例のブロックAと同様に形成しているが、前壁1と底版
3とは直交状態に一体成形している。
すように、フーチング基礎Cの後部上面に形成した傾斜
載置面11上に、前記第一実施例のもたれ式擁壁Yの築造
法と同様の手順で段積みして築造する。
上に載置した最下段に位置するブロックAの前壁1の傾
斜角度が、切土Dの法面の勾配と略同一となるように設
定している。
同ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法につい
て、図26〜図30を参照しながら説明する。
は、図27〜図30に示すように、直立姿勢の前壁1と
控え壁2,2とを一体成形してなるものである。
すように、第四実施例のもたれ式擁壁Yと同様の手順で
もたれ式擁壁Yを築造することができる。
例〜第五実施例の各ブロックAは、前壁1と控え壁2と
底版3にそれぞれ必要に応じて鉄筋を配筋することによ
り、鉄筋コンクリートブロックとすることも、また、鉄
筋を配筋することなく無鉄筋コンクリートブロックとす
ることもできる。しかも、各ブロックAを成形する素材
は、コンクリートに限らず、合成樹脂等を使用すること
もできる。
を、図31を参照しながら試算すると、以下の通りであ
る。
配と、掘削法面の法勾配が共に1:0.5 (鉛直面に対
し、26.565°の傾斜角)として求めた結果である。
勾配は局部的な決壊により危険側へ変化することもあり
得る。
面の決壊により1:0.5 から1:0.6 (鉛直面に対し、
30.964°の傾斜角)の法面勾配で滑り面が発生したと仮
定して、転倒安全率Fs'を求めてみる。
小規模で、凍結融解に伴なう切取法面からの落石や、法
面風化土の崩落が主なものであるから、それらの切土個
所の土留擁壁ということを前提にして、もたれ式擁壁Y
を高さ:H=12.0m まで築造するものとして試算する
と、次のようになる。ただし、試算中裏込め土量は概数
値である。
よって切土個所の小規模な法面決壊を防止できるものと
考える。
前面側へ引張力が生じる具体的な算式は示されていない
が、現実には地震の水平震度による水平力及び、もたれ
式擁壁Yの自重による回転モーメント(−M)により、
もたれ式擁壁Yの前面側へ引張力が生じることは明らか
である。
を設けて鉄筋Fを配置するものであるから、これは擁壁
前面側抗張用の用心鉄筋である。
同ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法につい
て、図32〜図40を参照しながら説明する。
は、図33〜図40に示すように、前低後高の傾斜姿勢
となした前壁1の後面左右側部より、それぞれ後方へ左
右一対の控え壁2,2を突出させて形成すると共に、前
壁1の後面下部より後方へ底版3を略水平に突出させて
形成して、前壁1の下部を控え壁2,2と底版3とに支
えられた三辺固定版となし、各控え壁2,2には、それ
ぞれ前後方向に伸延する長円形状の1個の鉄筋挿通孔
5,5を上下方向に貫通させて形成しており、底版3の
後端面を両控え壁2,2の後面に揃えて同一平面内にあ
るように形成している。
図40に示すように連結鉄筋を前後方向、左右幅方向、
及び上下縦方向に配筋しており、 15,16,17,18,19 はそ
れぞれ主鉄筋、20,21 はそれぞれ配力鉄筋である。
に示すように、鉄筋挿通孔5の周囲に環状的に鉄筋を配
置しており、前後方向に伸延して前壁1と控え壁2とを
連結する前後方向連結鉄筋としての主鉄筋18を、平面視
略U字状に形成して、上下方向に一定の間隔を開けて5
本配筋すると共に、上下方向に伸延して控え壁2と底版
3とを連結する上下方向連結鉄筋としての主鉄筋19と配
力鉄筋20とを前後方向に一定の間隔を開けて6本配置
し、さらに、前壁1と底版3,3中には、同前壁1と底
版3に沿わせて側面視略L字状に形成した主鉄筋15を左
右幅方向に一定の間隔を開けて12本配置して、各鉄筋
15,18,19,20 が相互に交差する個所を連結している。
控え壁2,2と底版3とを一体化した剛体構造となすこ
とにより、強度を高めている。
ように、第一実施例のもたれ式擁壁Yと同様の手順でも
たれ式擁壁Yを築造することができる。
2,2と底版3とが一体化した剛体構造であり、かかる
剛体構造のブロックAを段積みして形成した擁壁本体y
と、フーチング基礎Cとを一体化しているため、もたれ
式擁壁Y自体も剛体構造となすことができ、さらに、フ
ーチング基礎Cは、擁壁本体yの前面よりも前方へ伸延
させて前趾部C1を形成しているため、転倒に対する抵抗
力を増大させることができて、擁壁の築造高さを、従来
のもたれ式擁壁よりも2〜2.5倍程度高くすることが
できる。
同ブロックAを使用したもたれ式擁壁Yの築造法につい
て、図41〜図48を参照しながら説明する。
は、図42〜図45に示すように、基本的構造を第六実
施例のブロックAと同様に構成しているが、控え壁2を
より後方へ伸延させて、同控え壁2に前後方向に伸延す
る長円形状の二個の鉄筋挿通孔5,5を上下方向に貫通
させて形成している。
図48に示すように、主鉄筋15,16,17,18,19と配力鉄筋
20,21 を、第六実施例としてのブロックAと同様に配筋
している。
控え壁2,2と底版3とを一体化した剛体構造となし
て、強度を高めると共に、各控え壁2,2に、前後方向
に伸延する長円形状で二個の鉄筋挿通孔を上下方向に貫
通させて形成することにより、断面性能を高めることに
寄与している。さらに、各鉄筋挿通孔5中に挿通する鉄
筋Fにより各ブロックA,A同士及び、最下段のブロッ
クAとフーチング基礎Cとの連結を良好に確保すること
ができるようにしている。
ように、第一実施例のもたれ式擁壁Yと同様の手順でも
たれ式擁壁Yを築造することができる。
ロックAを段積みして形成した擁壁本体yと、フーチン
グ基礎cとを、各控え壁2,2の前後位置に二個形成し
た鉄筋挿通孔5,5を通して挿通した鉄筋F,Fと連結
鉄筋10 ,10 との連結により、強固に一体化させること
ができて、もたれ式擁壁Y自体も剛体構造となすことが
でき、さらに、フーチング基礎Cは、擁壁本体yの前面
よりも前方へ伸延させて前趾部C1を形成しているため、
転倒に対する抵抗力を増大させることができて、擁壁の
築造高さを、従来のもたれ式擁壁よりも2〜2.5倍程
度高くすることができる。
が大きいと見込まれる場所や、現場条件が悪い場所にお
いて、もたれ式擁壁Yを築造する場合に使用するのが好
適である。
て、主鉄筋と配力鉄筋の配筋本数や配筋間隔等は、設計
強度を考慮して適宜設計することができ、何ら本実施例
のものに限られるものではない。また、本実施例では、
控え壁2の内側方の側面だけをテーパー面に形成してい
るが、外側方の側面もテーパー面に形成することができ
る。
擁壁Yを切土Dに沿わせて構築しているが、切土Dの個
所よりも築造高さの低い盛土個所にも適用できることは
勿論のことであり、また、各もたれ式擁壁Yの築造法勾
配は許容値(例えば、1:0.3〜1:0.6)の範囲
内で自由に設定することができる。
を、図49を参照しながら試算すると、以下の通りであ
る。
全荷重の合力の作用点が、基礎の中心より測って基礎底
面幅の1/6以内になければならない。
づく応力度の数値を算出し、許容応力度法によって応力
度を照査する。
え壁2にある鉄筋挿通孔5は、前後へ細長な孔となって
おり、通常は前後の中間部へアンカー鉄筋や連結鉄筋10
を挿入するが、必要に応じて鉄筋挿通孔5の前側へそれ
ぞれ上記の鉄筋を挿入する仕組となっている。
のも同様な仕組となっており、このような複数の鉄筋挿
通孔5を有するものは、土圧が大きいと見込まれる場所
および現場条件が悪い個所へ使用することを目的として
いる。
れる。
たれ式擁壁用ブロックを、前壁と、同前壁の後面より後
方へ突出させて一体成形した控え壁とから形成している
ため、同ブロックを擁壁築造個所である切土に沿わせて
段積みする際に、築造する擁壁の背面側の切土の掘削幅
を短幅なものとすることができ、同ブロックの背面側の
埋め戻し材としては、栗石やクラッシャーラン等の透水
性の良い材料を使用することができ、掘削土量と埋め戻
し材の量を少なくすることができて、施工経費の節減を
図ることができると共に、擁壁に作用する土圧を小さく
することができる。
延長線上に位置する部分に、鉄筋挿通孔を上下方向に貫
通させて形成しているため、段積みした各ブロックの鉄
筋挿通孔中に鉄筋を挿通すると共に、コンクリートやセ
メントモルタル等の充填固化材を充填させて固化させる
ことにより、上下段の各ブロックを上下方向に連結して
一種の剛体とした抗張構造にすることができて、壁体が
「く」の字形に曲がる「腹出し」現象の発生を防止する
ことができる。
規模な決壊や、凍結融解による法面風化土の崩落等が生
じた場合にも、これらの個所における切土の法面を、も
たれ式擁壁のもたれ力により確実に押えることができ
て、切土法面に反力を発生させ、小規模な切取り法面の
決壊や、法面の風化を未然に、しかも、比較的少ない経
費で確実に防止することができる。
に突出させて底版を一体成形しているため、同底版上に
栗石等の埋め戻し材料が荷重として作用し、同底版を介
して壁体を背面側へ転倒させようとする負の回転モーメ
ントが生じ、その分だけ抵抗転倒モーメントが増大され
て転倒安全率を高めることができる。
した剛体構造となし、かつ、前壁の下部を控え壁と底版
とに支えられた三辺固定版となしているため、もたれ式
擁壁用ブロック自体の強度を良好に確保することができ
る。
れ式擁壁用ブロックを1段若しくは複数段に段積みして
載置し、同もたれ式擁壁用ブロックの鉄筋挿通孔中にフ
ーチング基礎より上方へ立上げた連結鉄筋を下方より挿
通させ、上下方向に連通する各ブロックの鉄筋挿通孔中
には抗張用の鉄筋を上方より挿通すると共に、同鉄筋挿
通孔中に挿通されている連結鉄筋に上記鉄筋を重ね継ぎ
して、同状態にて鉄筋挿通孔中に充填固化材を充填して
固化させることにより、もたれ式擁壁用ブロックを段積
みして形成した擁壁本体とフーチング基礎とを一体化し
て、剛体構造となしたもたれ式擁壁を築造することがで
きる。
よりも前方へ伸延する前趾部を具備するものを使用する
ことにより、前趾部の先端から荷重が作用する重心位置
までの距離と、荷重との積を抵抗モーメントとして、転
倒に対する抵抗力を増大させることができるため、この
点からも擁壁の安定性を良好に確保することができる。
従って、擁壁の築造高さを増大させることができる。
え壁に、前後方向へ長い鉄筋挿通孔を上下方向に貫通さ
せて形成しているため、段積みした各ブロックの鉄筋挿
通孔中に鉄筋を挿通すると共に、コンクリートやセメン
トモルタル等の充填固化材を充填させて固化させること
により、より一層抗張構造の剛性を高めることができ
て、土留擁壁としての機能を高めることができる。
壁を前低後高の傾斜姿勢となしているため、同前壁の法
勾配を切土の掘削法面の法面勾配に適合させることによ
り、もたれ式擁壁用ブロックを水平に段積みするだけ
で、所定の築造法勾配を有する擁壁を楽に築造すること
ができる。
え壁の上面を前壁の上面よりも下方位置に形成して段差
部を設ける一方、底版の下面を前壁の下面よりも下方位
置に形成して、上記段差と略同一の段差部を設けている
ため、もたれ式擁壁用ブロックを段積みする場合には、
下段側に位置するブロックの上面に設けた段差部に、上
段側に位置するブロックの下面に設けた段差部を係合さ
せることにより、上段側のブロックが土圧を受けて前方
へ滑動するのを防止することができる。
壁の左右側面を前端側より後端側へ向けて漸次細幅のテ
ーパー面となすと共に、底版の左右側面を前端側より後
端側へ向けて漸次細幅のテーパー面となしているため、
もたれ式擁壁を左右幅方向に弯曲させて築造したい場
合、例えば、道路等の曲線部に沿わせて築造したい場合
には、左右幅方向に隣接する各ブロック同士の側面を近
接させることにより、道路等の曲線部に沿って左右幅方
向に漸次弯曲させて段積みすることができる。
ーチング基礎上に、もたれ式擁壁用ブロックを1段若し
くは複数段に段積みして載置し、同ブロック上に、同ブ
ロックの控え壁よりも控え壁を後方へ伸延させて形成し
たもたれ式擁壁用ブロックを1段若しくは複数段に段積
みして載置しているため、上下方向に連通する各ブロッ
クの鉄筋挿通孔中に鉄筋を挿通すると共に、同鉄筋挿通
孔中に充填固化剤を充填して固化させることにより、一
体の剛体として機能するもたれ式擁壁を築造することが
できる。
させてもたれ式擁壁を築造することにより、従来の積み
ブロックにより築造した擁壁の約1.5〜2.0倍の高
さまで築造することができる。
壁用ブロックを使用して築造したもたれ式擁壁の側面の
断面図。
斜視図。
を使用して築造したもたれ式擁壁の側面の断面図。
の斜視図。
側面の断面図。
を使用して築造したもたれ式擁壁の側面の断面図。
の斜視図。
を使用して築造したもたれ式擁壁の側面の断面図。
の斜視図。
を使用して築造したもたれ式擁壁の側面の断面図。
の斜視図。
図。
を使用して築造したもたれ式擁壁の側面の断面図。
の斜視図。
を使用して築造したもたれ式擁壁の側面の断面図。
の斜視図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】 擁壁築造場所に設けたフーチング基礎上
に、もたれ式擁壁用ブロックを段積みして擁壁本体を築
造するもたれ式擁壁の築造法において、 もたれ式擁壁用ブロックは、 前壁の後面より後方へ控え
壁を突出させて形成すると共に、前壁の後面下部より後
方へ底版を略水平に突出させて形成して、前壁と控え壁
と底版とを一体化した剛体構造となし、かつ、前壁の下
部を控え壁と底版とに支えられた三辺固定版となし、 前壁には、控え壁の前方への仮想延長線上に位置する部
分に、鉄筋挿通孔を上下方向に貫通させて形成し、 控え壁には、鉄筋挿通孔を上下方向に貫通させて形成
し、 上記したフーチング基礎上にもたれ式擁壁用ブロックを
1段若しくは複数段に段積みして載置し、同もたれ式擁
壁用ブロックの鉄筋挿通孔中にフーチング基礎より上方
へ立上げた連結鉄筋を下方より挿通させ、 上下方向に連通する各ブロックの鉄筋挿通孔中には抗張
用の鉄筋を上方より挿通すると共に、同鉄筋挿通孔中に
挿通されている連結鉄筋に上記鉄筋を重ね継ぎして、同
状態にて鉄筋挿通孔中に充填固化材を充填して固化させ
ることにより、もたれ式擁壁用ブロックを段積みして形
成した擁壁本体とフーチング基礎とを一体化して、剛体
構造となし、 各もたれ式擁壁用ブロックの前壁の後面と底版の上面と
切土の表面とにより形成される埋め戻し空間には、埋め
戻し材を充填して、各ブロックの重量及び埋め戻し材の
重量と、これらの重心位置からモーメント軸までの距離
との積できまる擁壁の転倒に対する抵抗力を増大させる
ことができるようにし、 擁壁本体の前面側に抗張用の鉄筋を配筋して、同鉄筋と
の均衡を保ちながら上記した擁壁の転倒に対する抵抗力
を増大させるようにし、 フーチング基礎は、擁壁本体の前面よりも前方へ伸延す
る前趾部を具備するものを使用すること 、 を特徴とするもたれ式擁壁の築造法。 - 【請求項2】 控え壁に、前後方向へ長い鉄筋挿通孔を
上下方向に貫通させて形成したことを特徴とする請求項
1記載のもたれ式擁壁の築造法。 - 【請求項3】 前壁を前低後高の傾斜姿勢となしたこと
を特徴とする請求項1又は2記載のもたれ式擁壁の築造
法。 - 【請求項4】 控え壁の上面を前壁の上面よりも下方位
置に形成して段差部を設ける一方、底版の下面を前壁の
下面よりも下方位置に形成して、上記段差部と略同一段
差を有する段差部を設けたことを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項に記載のもたれ式擁壁の築造法。 - 【請求項5】 前壁の左右幅を前端側より後端側へ向け
て漸次細幅に形成して左右側面をテーパー面となすと共
に、底版の左右幅を前端側より後端側へ向けて漸次細幅
に形成して左右側面をテーパー面となしたことを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項に記載のもたれ式擁壁
の築造法。 - 【請求項6】 フーチング基礎上にもたれ式擁壁用ブロ
ックを1段若しくは複数段に段積みして載置し、同ブロ
ック上に、同ブロックの控え壁よりも控え壁を後方へ伸
延させて形成したもたれ式擁壁用ブロックを1段若しく
は複数段に段積みして載置することを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1項に記載のもたれ式擁壁の築造法。
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