JPH047236Y2 - - Google Patents
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- JPH047236Y2 JPH047236Y2 JP1986093434U JP9343486U JPH047236Y2 JP H047236 Y2 JPH047236 Y2 JP H047236Y2 JP 1986093434 U JP1986093434 U JP 1986093434U JP 9343486 U JP9343486 U JP 9343486U JP H047236 Y2 JPH047236 Y2 JP H047236Y2
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- steel
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- reinforcing connecting
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、エキスパンドメタルからなる鋼製
網柵材を使用した土留用鋼製網柵に関するもので
ある。
網柵材を使用した土留用鋼製網柵に関するもので
ある。
従来、エキスパンドメタルからなる鋼製網柵材
を使用した土留用鋼製網柵としては、特開昭58−
218519号公報により公表されているように、エキ
スパンドメタルからなる鋼製網板の中間部を網目
長対角線に直角な折曲線に沿つて鋭角に折り曲げ
ると共に、前記鋼製網板の端部側部分が網目長対
角線に直角な折曲線に沿つて鈍角に折り曲げて、
土砂類載置用底部網板とその前端部から立ち上が
る傾斜土留網板とその上端部から後方に突出する
傾斜上部縁網板とからなる鋼製網柵材を構成し、
前記底部網板の後端部と前記傾斜上部縁網板とを
鋼製連結杆により連結した構造の土留用鋼製網柵
が知られている。
を使用した土留用鋼製網柵としては、特開昭58−
218519号公報により公表されているように、エキ
スパンドメタルからなる鋼製網板の中間部を網目
長対角線に直角な折曲線に沿つて鋭角に折り曲げ
ると共に、前記鋼製網板の端部側部分が網目長対
角線に直角な折曲線に沿つて鈍角に折り曲げて、
土砂類載置用底部網板とその前端部から立ち上が
る傾斜土留網板とその上端部から後方に突出する
傾斜上部縁網板とからなる鋼製網柵材を構成し、
前記底部網板の後端部と前記傾斜上部縁網板とを
鋼製連結杆により連結した構造の土留用鋼製網柵
が知られている。
しかるに、前記従来の土留用鋼製網柵の場合
は、エキスパンドメタルにおける曲げ剛性の小さ
い方向すなわち網目長対角線に直角な方向が左右
方向を向くように配置されているので、土圧によ
り網柵材が前後方向に比較的大きく撓み変形し
て、土留用鋼製網柵に外観を悪化させ、かつエキ
スパンドメタルにおける曲げ剛性の大きい方向す
なわち網目長対角線方向が前後および上下方向を
向くように配置されているので、底部網板と傾斜
土留板との間の角度が小さくなるように弾性限界
内で曲げ変形させるのに相当大きな力を必要と
し、そのため網柵材を弾性限界内で曲げ変形させ
て鋼製連結杆をセツトする作業を行ないにくく、
さらに鋼製連結杆が傾斜土留板の前面に突出する
ので外観が悪く、また網柵全体の強度も比較的弱
いという問題がある。
は、エキスパンドメタルにおける曲げ剛性の小さ
い方向すなわち網目長対角線に直角な方向が左右
方向を向くように配置されているので、土圧によ
り網柵材が前後方向に比較的大きく撓み変形し
て、土留用鋼製網柵に外観を悪化させ、かつエキ
スパンドメタルにおける曲げ剛性の大きい方向す
なわち網目長対角線方向が前後および上下方向を
向くように配置されているので、底部網板と傾斜
土留板との間の角度が小さくなるように弾性限界
内で曲げ変形させるのに相当大きな力を必要と
し、そのため網柵材を弾性限界内で曲げ変形させ
て鋼製連結杆をセツトする作業を行ないにくく、
さらに鋼製連結杆が傾斜土留板の前面に突出する
ので外観が悪く、また網柵全体の強度も比較的弱
いという問題がある。
この考案は前述の問題を有利に解決できる土留
用鋼製網柵を提供することを目的とするものであ
つて、この考案の要旨とするところは、エキスパ
ンドメタルからなる鋼製網板の中間部が網目長対
角線1に沿つて鋭角に折り曲げられると共に、前
記鋼製網板の端部側部分が網目長対角線1に沿つ
て鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用底部網板
2とその前端部から立ち上がる傾斜土留網板3と
その上端部から後方に向かつて斜め上向きに突出
する傾斜上部縁網板4とからなる鋼製網柵材5が
構成され、前記底部網板2の上面に、前後方向に
延長する複数のL形断面の鋼製底部網板補強連結
材6が、左右方向に間隔をおいて載置され、その
底部補強連結材6の水平板7は前記底部網板2に
対し溶接により固着され、前記傾斜土留網板3の
内面には、前記底部網板補強連結材6と同一垂直
面上に位置するように配置されたL形断面の複数
の鋼製土留網板補強連結材8の一方の板9が溶接
により固着され、鋼製連結杆10の一端部のフツ
ク11は前記土留網板補強連結材8における他方
の板12の上部に設けられたフツク係止孔13に
挿入係止され、前記鋼製連結杆10の他端部のフ
ツク14は、前記底部網板補強連結材6における
垂直板15の後部に設けられたフツク係止孔16
に挿入係止されていることを特徴とする土留用鋼
製網柵にある。
用鋼製網柵を提供することを目的とするものであ
つて、この考案の要旨とするところは、エキスパ
ンドメタルからなる鋼製網板の中間部が網目長対
角線1に沿つて鋭角に折り曲げられると共に、前
記鋼製網板の端部側部分が網目長対角線1に沿つ
て鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用底部網板
2とその前端部から立ち上がる傾斜土留網板3と
その上端部から後方に向かつて斜め上向きに突出
する傾斜上部縁網板4とからなる鋼製網柵材5が
構成され、前記底部網板2の上面に、前後方向に
延長する複数のL形断面の鋼製底部網板補強連結
材6が、左右方向に間隔をおいて載置され、その
底部補強連結材6の水平板7は前記底部網板2に
対し溶接により固着され、前記傾斜土留網板3の
内面には、前記底部網板補強連結材6と同一垂直
面上に位置するように配置されたL形断面の複数
の鋼製土留網板補強連結材8の一方の板9が溶接
により固着され、鋼製連結杆10の一端部のフツ
ク11は前記土留網板補強連結材8における他方
の板12の上部に設けられたフツク係止孔13に
挿入係止され、前記鋼製連結杆10の他端部のフ
ツク14は、前記底部網板補強連結材6における
垂直板15の後部に設けられたフツク係止孔16
に挿入係止されていることを特徴とする土留用鋼
製網柵にある。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第8図および第9図はこの考案の実施例におい
て用いられる鋼製網柵材5を示すものであつて、
第10図に示すエキスパンドメタルからなる鋼製
網板17の中間部が網目長対角線1に沿つて鋭角
に折り曲げられると共に、前記鋼製網板17の端
部側部分が鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用
底部網板2と、その底部網板2の前端部から急角
度で斜め後方に立ち上がる傾斜土留網板3と、そ
の傾斜土留網板3の上端部から後方に向かつて緩
傾斜で斜め上向きに突出する傾斜上部縁網板4と
が構成されている。
て用いられる鋼製網柵材5を示すものであつて、
第10図に示すエキスパンドメタルからなる鋼製
網板17の中間部が網目長対角線1に沿つて鋭角
に折り曲げられると共に、前記鋼製網板17の端
部側部分が鈍角に折り曲げられて、土砂類載置用
底部網板2と、その底部網板2の前端部から急角
度で斜め後方に立ち上がる傾斜土留網板3と、そ
の傾斜土留網板3の上端部から後方に向かつて緩
傾斜で斜め上向きに突出する傾斜上部縁網板4と
が構成されている。
前記鋼製網板17を折り曲げる場合、第8図お
よび第10図に示すように、前記網目長対角線1
上で折り曲げてもよく、あるいは網目長対角線1
に平行な線上で折り曲げてもよい。
よび第10図に示すように、前記網目長対角線1
上で折り曲げてもよく、あるいは網目長対角線1
に平行な線上で折り曲げてもよい。
第11図および第12図はこの考案の実施例に
おいて用いられる補強連結材付き網柵材18を示
すものであつて、山形鋼等のL形断面の鋼製底部
網板補強連結材6が、鋼製網柵材5における底部
網板2の両端から少し中間側に離れた位置および
底部網板2の中央位置において、前後方向に延長
するように配置され、かつ前記底部網板補強連結
材6の水平板7は底部網板2の上面に重合されて
溶接により固着され、さらに底部網板補強連結材
6における垂直板15の後部には、前後方向に延
長する長孔からなるフツク係止孔16が設けられ
ている。
おいて用いられる補強連結材付き網柵材18を示
すものであつて、山形鋼等のL形断面の鋼製底部
網板補強連結材6が、鋼製網柵材5における底部
網板2の両端から少し中間側に離れた位置および
底部網板2の中央位置において、前後方向に延長
するように配置され、かつ前記底部網板補強連結
材6の水平板7は底部網板2の上面に重合されて
溶接により固着され、さらに底部網板補強連結材
6における垂直板15の後部には、前後方向に延
長する長孔からなるフツク係止孔16が設けられ
ている。
山形鋼等のL形断面の複数の鋼製土留網板補強
連結杆8は、傾斜土留網板3の内面において上下
方向に延長するようにかつ左右方向に間隔をおい
て配置され、前記土留網板補強連結杆8は底部網
板補強連結材6と同一垂直面上に位置するように
配置され、さらに土留網板補強連結杆8における
傾斜土留網板3と平行な板9は、その傾斜土留網
板3に対し溶接により固着され、また土留網板補
強連結材8における傾斜土留網板3に直角な板1
2の上部には、円形孔なるフツク係止孔13が設
けられている。
連結杆8は、傾斜土留網板3の内面において上下
方向に延長するようにかつ左右方向に間隔をおい
て配置され、前記土留網板補強連結杆8は底部網
板補強連結材6と同一垂直面上に位置するように
配置され、さらに土留網板補強連結杆8における
傾斜土留網板3と平行な板9は、その傾斜土留網
板3に対し溶接により固着され、また土留網板補
強連結材8における傾斜土留網板3に直角な板1
2の上部には、円形孔なるフツク係止孔13が設
けられている。
第13図および第14図はこの考案の実施例に
おいて用いられる鋼製連結杆10を示すものであ
つて、鋼棒19の一端部に曲げ加工が施されてU
字状のフツク11が形成され、かつ前記鋼棒19
に他端部が、前記フツク11を含む平面に対し傾
斜する方向に鋭角に折り曲げられてフツク14が
形成されている。
おいて用いられる鋼製連結杆10を示すものであ
つて、鋼棒19の一端部に曲げ加工が施されてU
字状のフツク11が形成され、かつ前記鋼棒19
に他端部が、前記フツク11を含む平面に対し傾
斜する方向に鋭角に折り曲げられてフツク14が
形成されている。
第1図ないし第5図は前記補強連結材付き網柵
材18および鋼製連結杆10を使用したこの考案
の実施例に係る土留用鋼製網柵を示すものであつ
て、連結杆10おけるU字状のフツク11が土留
網板補強連結杆8におけるフツク係止孔13に挿
入係止され、かつ鋼製連結杆10における鋭角状
のフツク14が底部網板補強連結材6におけるフ
ツク係止孔16に挿入係止されている。
材18および鋼製連結杆10を使用したこの考案
の実施例に係る土留用鋼製網柵を示すものであつ
て、連結杆10おけるU字状のフツク11が土留
網板補強連結杆8におけるフツク係止孔13に挿
入係止され、かつ鋼製連結杆10における鋭角状
のフツク14が底部網板補強連結材6におけるフ
ツク係止孔16に挿入係止されている。
前記鋼製連結杆10におけるフツク11をフツ
ク係止孔13に挿入係止したのち、前記連結杆1
0におけるフツク14をフツク係止孔16に挿入
係止する場合、補強連結材付き網柵材18におけ
る傾斜土留網板3を矢印A方向に押圧移動して、
底部網板2と傾斜土留網板3との間の角度を若干
縮小させた状態で、前記フツク14をフツク係止
孔16に挿入し、次いで傾斜土留網板3から押圧
力を解放して、傾斜土留網板3を矢印B方向に復
帰移動させる。
ク係止孔13に挿入係止したのち、前記連結杆1
0におけるフツク14をフツク係止孔16に挿入
係止する場合、補強連結材付き網柵材18におけ
る傾斜土留網板3を矢印A方向に押圧移動して、
底部網板2と傾斜土留網板3との間の角度を若干
縮小させた状態で、前記フツク14をフツク係止
孔16に挿入し、次いで傾斜土留網板3から押圧
力を解放して、傾斜土留網板3を矢印B方向に復
帰移動させる。
第6図および第7図はこの考案の実施例に係る
土留用鋼製網柵の使用状態を示すものであつて、
多数の補強連結材付き網柵材18が左右方向に延
長するように直列に配置され、かつ隣り合う補強
連結材付き網柵材18における網柵材5の端部が
相互に嵌合されて、必要に応じ結束金具または結
束線等の結束具20により結束され、さらに網柵
材5における底部網板2は地盤21に載置され、
多数の種子を付着させた緑化用種子紙22は網柵
材5における傾斜土留網板3および傾斜上部縁網
板4の内側に沿つて配置されている。また前記土
砂類載置用底部網板2および緑化用種子紙22に
より囲まれた部分に裏込土23が充填されてい
る。
土留用鋼製網柵の使用状態を示すものであつて、
多数の補強連結材付き網柵材18が左右方向に延
長するように直列に配置され、かつ隣り合う補強
連結材付き網柵材18における網柵材5の端部が
相互に嵌合されて、必要に応じ結束金具または結
束線等の結束具20により結束され、さらに網柵
材5における底部網板2は地盤21に載置され、
多数の種子を付着させた緑化用種子紙22は網柵
材5における傾斜土留網板3および傾斜上部縁網
板4の内側に沿つて配置されている。また前記土
砂類載置用底部網板2および緑化用種子紙22に
より囲まれた部分に裏込土23が充填されてい
る。
この考案によれば、土砂類載置用底部網板2と
その前端部から立ち上がる傾斜土留網板3とその
傾斜土留網板3の上端部から後方に向かつて斜め
上向きに突出する傾斜上部縁網板4とからなる鋼
製網柵材5における前記底部網板2の上面に、前
後方向に延長する複数のL形断面の鋼製底部網板
補強連結材6が、左右方向に間隔をおいて載置さ
れ、その底部補強連結材6の水平板7は前記底部
網板2に対し溶接により固着され、前記傾斜土留
網板3の内面には、前記底部網板補強連結材6と
同一垂直面上に位置するように配置されたL形断
面の複数の鋼製土留網板補強連結材8の一方の板
9が溶接により固着されているので、前記底部網
板2の前後方向の中間部が土圧により撓まないよ
うに強力に補強することができると共に、前記傾
斜土留網板3の上下方向の中間部が土圧によりふ
くらみ変形しないように強力に補強することがで
き、かつ鋼製連結杆10の一端部のフツク11を
土留網板補強連結杆8のフツク係止孔13に挿入
係止すると共に、鋼製連結杆10の他端部のフツ
ク14を底部網板補強連結材6のフツク係止孔1
6の挿入係止することにより、底部網板2と傾斜
土留網板3とを土圧により拡開しないように強固
に連結することができ、しかも土留網板補強連結
材8および連結杆10が傾斜土留網板3の前面に
突出しないので鋼製網柵の外観が良好であり、さ
らにエキスパンドメタルからなる鋼製網板の中間
部が網目長対角線1に沿つて鋭角に折り曲げられ
ると共に、前記鋼製網板の端部側部分が網目長対
角線1に沿つて鈍角に折り曲げられて、土砂類載
置用底部網板2と傾斜土留網板3と傾斜上部縁網
板4とからなる鋼製網柵材5が構成されているの
で、その網柵材5の土圧作用方向の剛性が大き
く、そのため土圧による網柵材5の前後方向の撓
みを小さくして網柵の外観を良くすることができ
る。またエキスパンドメタルからなる鋼製網板の
中間部が網目長対角線1に沿つて折り曲げられて
底部網板2と傾斜土留網板3とが構成されている
ので、比較的小さな押圧力を加えるだけで、底部
網板2と傾斜土留網板3とをそれらの境界部分で
屈曲して、底部網板2と傾斜土留網板3との間の
角度を容易に縮小することができ、そのため連結
杆10におけるフツク14の挿入係止操作を容易
に行なうことができ、かつ連結杆10の長さを変
えることにより傾斜土留網板3の傾斜角を容易に
調節することができる等の効果が得られる。
その前端部から立ち上がる傾斜土留網板3とその
傾斜土留網板3の上端部から後方に向かつて斜め
上向きに突出する傾斜上部縁網板4とからなる鋼
製網柵材5における前記底部網板2の上面に、前
後方向に延長する複数のL形断面の鋼製底部網板
補強連結材6が、左右方向に間隔をおいて載置さ
れ、その底部補強連結材6の水平板7は前記底部
網板2に対し溶接により固着され、前記傾斜土留
網板3の内面には、前記底部網板補強連結材6と
同一垂直面上に位置するように配置されたL形断
面の複数の鋼製土留網板補強連結材8の一方の板
9が溶接により固着されているので、前記底部網
板2の前後方向の中間部が土圧により撓まないよ
うに強力に補強することができると共に、前記傾
斜土留網板3の上下方向の中間部が土圧によりふ
くらみ変形しないように強力に補強することがで
き、かつ鋼製連結杆10の一端部のフツク11を
土留網板補強連結杆8のフツク係止孔13に挿入
係止すると共に、鋼製連結杆10の他端部のフツ
ク14を底部網板補強連結材6のフツク係止孔1
6の挿入係止することにより、底部網板2と傾斜
土留網板3とを土圧により拡開しないように強固
に連結することができ、しかも土留網板補強連結
材8および連結杆10が傾斜土留網板3の前面に
突出しないので鋼製網柵の外観が良好であり、さ
らにエキスパンドメタルからなる鋼製網板の中間
部が網目長対角線1に沿つて鋭角に折り曲げられ
ると共に、前記鋼製網板の端部側部分が網目長対
角線1に沿つて鈍角に折り曲げられて、土砂類載
置用底部網板2と傾斜土留網板3と傾斜上部縁網
板4とからなる鋼製網柵材5が構成されているの
で、その網柵材5の土圧作用方向の剛性が大き
く、そのため土圧による網柵材5の前後方向の撓
みを小さくして網柵の外観を良くすることができ
る。またエキスパンドメタルからなる鋼製網板の
中間部が網目長対角線1に沿つて折り曲げられて
底部網板2と傾斜土留網板3とが構成されている
ので、比較的小さな押圧力を加えるだけで、底部
網板2と傾斜土留網板3とをそれらの境界部分で
屈曲して、底部網板2と傾斜土留網板3との間の
角度を容易に縮小することができ、そのため連結
杆10におけるフツク14の挿入係止操作を容易
に行なうことができ、かつ連結杆10の長さを変
えることにより傾斜土留網板3の傾斜角を容易に
調節することができる等の効果が得られる。
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例に係
る土留用鋼製網柵を示すものであつて、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は背面図、第4
図は土留網板補強連結材に対する連結杆のフツク
の係止部を示す拡大背面図、第5図は底部網板補
強連結材に対する連結杆のフツクの係止部を示す
拡大平面図である。第6図はこの考案の実施例に
係る土留用鋼製網柵の使用状態を示す正面図、第
7図はその縦断側面図である。第8図はこの考案
の実施例において用いられる鋼製網柵材の斜視
図、第9図はその縦断側面図、第10図は鋼製網
板と折曲線との関係を示す平面図、第11図はこ
の考案の実施例において用いられる補強連結材付
き網柵材の背面図、第12はその側面図、第13
図はこの考案の実施例において用いられる連結杆
の正面図、第14図はその側面図である。 図において、1は網目長対角線、2は土砂類載
置用底部網板、3は傾斜土留網板、4は傾斜上部
縁網板、5は鋼製網柵材、6は鋼製底部網板補強
連結材、7は水平板、8は鋼製土留板補強連結
材、9は板、10は鋼製連結杆、11はフツク、
12は板、13はフツク係止孔、14はフツク、
15は垂直板、16はフツク係止孔、18は補強
連結材付き網柵材である。
る土留用鋼製網柵を示すものであつて、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は背面図、第4
図は土留網板補強連結材に対する連結杆のフツク
の係止部を示す拡大背面図、第5図は底部網板補
強連結材に対する連結杆のフツクの係止部を示す
拡大平面図である。第6図はこの考案の実施例に
係る土留用鋼製網柵の使用状態を示す正面図、第
7図はその縦断側面図である。第8図はこの考案
の実施例において用いられる鋼製網柵材の斜視
図、第9図はその縦断側面図、第10図は鋼製網
板と折曲線との関係を示す平面図、第11図はこ
の考案の実施例において用いられる補強連結材付
き網柵材の背面図、第12はその側面図、第13
図はこの考案の実施例において用いられる連結杆
の正面図、第14図はその側面図である。 図において、1は網目長対角線、2は土砂類載
置用底部網板、3は傾斜土留網板、4は傾斜上部
縁網板、5は鋼製網柵材、6は鋼製底部網板補強
連結材、7は水平板、8は鋼製土留板補強連結
材、9は板、10は鋼製連結杆、11はフツク、
12は板、13はフツク係止孔、14はフツク、
15は垂直板、16はフツク係止孔、18は補強
連結材付き網柵材である。
Claims (1)
- エキスパンドメタルからなる鋼製網板の中間部
が網目長対角線1に沿つて鋭角に折り曲げられる
と共に、前記鋼製網板の端部側部分が網目長対角
線1に沿つて鈍角に折り曲げられて、土砂類載置
用底部網板2とその前端部から立ち上がる傾斜土
留網板3とその上端部から後方に向かつて斜め上
向きに突出する傾斜上部縁網板4とからなる鋼製
網柵材5が構成され、前記底部網板2の上面に、
前後方向に延長する複数のL形断面の鋼製底部網
板補強連結材6が、左右方向に間隔をおいて載置
され、その底部補強連結材6の水平板7は前記底
部網板2に対し溶接により固着され、前記傾斜土
留網板3の内面には、前記底部網板補強連結材6
と同一垂直面上に位置するように配置されたL形
断面の複数の鋼製土留網板補強連結材8の一方の
板9が溶接により固着され、鋼製連結杆10の一
端部のフツク11は前記土留網板補強連結材8に
おける他方の板12の上部に設けられたフツク係
止孔13に挿入係止され、前記鋼製連結杆10の
他端部のフツク14は、前記底部網板補強連結材
6における垂直板15の後部に設けられたフツク
係止孔16に挿入係止されていることを特徴とす
る土留用鋼製網柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986093434U JPH047236Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986093434U JPH047236Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS631046U JPS631046U (ja) | 1988-01-06 |
JPH047236Y2 true JPH047236Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=30956016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986093434U Expired JPH047236Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047236Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0739666B2 (ja) * | 1990-07-19 | 1995-05-01 | 伯備建設株式会社 | 透水性仮土留材、透水性枠構造体およびコンクリート壁築造工法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58218519A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-19 | Kyosei Gijutsu Kaihatsu Kiko Kk | 土留擁壁の構築方法および土留擁壁構築用ユニツト |
JPS603146U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両のバンパ装置 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP1986093434U patent/JPH047236Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58218519A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-19 | Kyosei Gijutsu Kaihatsu Kiko Kk | 土留擁壁の構築方法および土留擁壁構築用ユニツト |
JPS603146U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両のバンパ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS631046U (ja) | 1988-01-06 |
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