JP3564423B2 - 補強盛土構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、傾斜壁面の構築に使用される盛土構造に関し、更に詳しくは、傾斜壁面をメッシュ構造の前面枠で補強する補強型の盛土構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
擁壁等を構築するための補強盛土構造の一つとして、傾斜壁面をメッシュ構造の前面枠で補強するするものがある。この補強盛土構造では、図5に示すように、平面状のメッシュパネルからなる複数枚の前面枠1,1・・が水平方向及び鉛直方向に傾斜して配列される。前面枠1,1・・の後方には、各段ごとに植生シート2を介して盛土3が堆積される。個々の前面枠1はストリップと呼ばれる複数の鋼製帯材4,4・で定着される。各帯材4は、その上に堆積された盛土3で固定されており、ダブルフックと呼ばれる二股の連結具5で前面枠1の下縁部に連結されると共に、2段目以上では下段の前面枠1の上縁部に連結されることにより、上下の前面枠1,1を相互に連結して定着する。
【0003】
施工手順は以下の通りである。最下段において前面枠1,1・・を水平方向に配列し、所定の傾斜角度で仮固定する。各前面枠1の下縁部に複数の帯材4,4・・をダブルフック5,5・・で連結する。前面枠1,1・・の後方に植生シート2を介して盛土3を堆積する。これにより最下段が構築される。最下段の上に同様にして2段目を構築する。このとき、ダブルフック5,5・・を2段目の前面枠1の下縁部と最下段の前面枠1の上縁部に掛け止めする。これを繰り返すことにより、メッシュ構造の前面枠1,1・・で補強された所定高の傾斜壁面が構築される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなメッシュ構造の傾斜型前面枠を使用する補強盛土構造は、傾斜面にかご枠を階段状に積み上げるものと比べ、段差のない自然な傾斜壁面を簡単に構築できる利点があり、経済性にも優れる。即ち、平面状のメッシュパネルからなる前面枠1,1・・はかご枠と比べて安価である上、嵩張らず運搬が容易である。従って、施工コストが安価となる。
【0005】
しかし、これらの利点の一方では次のような欠点がある。前面枠1が自立しない構造であるため、各段の前面枠1,1・・を配列するときの安定性が悪く、その仮固定に手間がかかる。各段の前面枠1,1・・の後方に盛土3を堆積するとき、各前面枠1は下縁部しか帯材4,4・・と連結されていないため、盛土3の自重や転圧による圧力で前方へ倒れるおそれがある。この倒れを防止するためには、前面枠1,1・・の仮固定を強固に行う必要があり、その仮固定に一層手間がかかるようになる。
【0006】
各段の帯材4,4・・は、その上方に堆積された盛土3で固定されるが、アンカー効果がないため、前方へ抜けやい。このため、施工後も前面枠1が前方へ倒れる危険性があり、定着性の面でも問題がある。
【0007】
本発明の目的は、メッシュ構造で傾斜型の前面枠を使用することにより、段差のない自然な傾斜壁面を簡単かつ経済的に構築でき、しかも、前面枠の施工性及び定着性に優れる補強盛土構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の補強盛土構造は、前面部が後方へ傾斜し、且つ前面部の下縁部から後方へ底面部が延出したメッシュ構造のL型前面枠であって、その前面部と底面部を左右両端部で連結する斜材の前面側端部が、水平方向に隣接するL型前面枠の側部同士の連結部を兼ね、同じく前記斜材の底面側の端部が、該底面部と定着用ネットとの連結部を兼ねるように構成されたL型前面枠を多数個準備し、これらのL型前面枠を、それぞれの前面部が所定の傾斜面を形成するように鉛直方向及び水平方向に配列して設置すると共に、各段のL型前面枠の後方に各段ごとに盛土を堆積し、且つ、各段のL型前面枠の底面部にネットを連結して該ネットをその上の盛土で固定することにより、各段のL型前面枠を定着したものである。
【0009】
本発明の補強盛土構造では、メッシュ構造の前面枠が、傾斜した前面部の下縁部から後方へ底面部が延出したL形に形成されており、例えばその前面部が所定の平坦な傾斜面上に位置するよう、鉛直方向及び水平方向に配列されることにより、段差のない自然な傾斜壁面が構築される。
【0010】
前面枠がL形に形成されているため、その自立が可能である。その前面枠の底面部上に盛土を堆積することにより、前面枠の安定性が一層向上する。従って、前面枠を仮固定するための作業が実質不要になり、その作業なしでも確実な設置が可能となる。
【0011】
ネットは帯材に比べて抜け難く、前面枠の定着強度を一層向上させると共に、各段の盛土の層間に介在することにより、背後の盛土を効果的に補強する。
【0012】
L型前面枠としては、溶接金網を含む金網又は有孔板を縦材及び横材により補強した構造が好ましい。効果的な補強や後述する斜材による枠連結・ネット連結のため、縦材はL型前面枠の少なくとも両側部に配置するのがよく、横材は少なくとも前面部の上縁近傍及び底面部の後縁近傍に配置するのがよい。
【0013】
L型前面枠の前面部と底面部を斜材で連結することにより、前面部の前倒れが一層効果的に防止される。
【0014】
ここにおける斜材としては、前面側の端部が、水平方向に隣接するL型前面枠の側部同士の連結部を兼ねる構造のものが好ましい。また、底面側の端部が、その底面部とネットとの連結部を兼ねる構造のものが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の補強盛土構造で構築した擁壁の縦断側面図、図2は同擁壁の正面図、図3は同補強盛土構造に使用された前面枠の連結構造を示す平面図、図3は同補強盛土構造に使用された斜材の詳細構造を示す平面図(a)及び側面図(b)である。
【0016】
本実施形態の補強盛土構造は擁壁の構築に使用されている。この擁壁には、図1及び図2に示すように、傾斜面に沿って水平方向及び鉛直方向に配列された複数のL型前面枠10,10・・が使用されている。
【0017】
個々のL型前面枠10は、溶接金網11を使用したメッシュ構造であり、その溶接金網11を所定角度で折り曲げることにより、全体としてL形に形成されている。L型前面枠10の前面部10Aは、所定角度(例えば3分の角度)で後方へ傾斜している。底面部10Bは、前面部10Aの下縁部から後方へ水平に延出している。
【0018】
所定角度で折り曲げられた溶接金網11は、3本の縦材12,12,12と2本の横材13,14とで補強されている。3本の縦材12,12,12は、L型前面枠10の前面部10A及び底面部10Bに対応してL形に折り曲げられた丸棒からなり、L型前面枠10の両側部及び中央部に前面部10Aから底面部10Bにかけて配置され、溶接金網11に溶接されている。
【0019】
L型前面枠10の両側部に位置する2本の縦材12,12には、図3に示すように、側方に配置されたL型前面枠10との連結のために、突起15及び連結板16がそれぞれ取付けられている。縦材12,12の一方に設けられた突起15は、L型前面枠10の底面部10Bに対応する縦材12の水平部の前端付近に上向きに溶接されている。縦材12,12の他方に設けられた連結板16は、突起15が挿入される貫通孔を有し、縦材12の水平部の前端付近に側方に突出して溶接されている。
【0020】
一方の横材13はアングル材からなり、前面部10Aの上縁部で溶接金網11及び縦材12,12,12に溶接されている。縦材12,12,12の上端部は、横材13の上方に突出している。各突出部12aは、上に重ねられたL型前面枠10の底面部10Bに差し込まれて、このL型前面枠10を固定する。他方の横材14は丸棒からなり、底面部10Bの後縁近傍で溶接金網11及び縦材12,12,12に溶接されている。
【0021】
本擁壁では、上述した複数のL型前面枠10,10・・が、それぞれの前面部10Aが所定の平坦な傾斜面を形成するように、横幅方向及び上下方向に配列されており、各段のL型前面枠10,10・・の後方には各段ごとに盛土40が堆積されている。そして、各段のL型前面枠10,10・・は、横幅方向に隣接するもの同士が斜材20によって連結されると共に、各段の盛土40の下方に敷かれたネット30によって定着されている。
【0022】
ネット30はジオテキスタイルと呼ばれる布製のネットであり、その前縁部をL型前面枠10の底面部10Bの後縁部上に重ね、上記斜材20を利用することで前方のL型前面枠10と連結されている。
【0023】
斜材20は、L型前面枠10の3本の縦材12,12,12に対応してその両側部及び中央部に配置され、基本的に、その3部分でL型前面枠10の前面部10Aと底面部10Bを連結することにより、L型前面枠10を補強する。
【0024】
この斜材20は、図4に示すように、丸棒からなる本体部21と、本体部21の底面側の端部に直角に連結された連結板22と、連結板22に取付けられるU字状の連結具23とを備えている。本体部21の前面側の端部は、U字状に折り曲げられてフック21aを形成している。フック21aは、前面部10Aの上縁付近で縦材12に引っ掛けられ、横幅方向に隣接するL型前面枠10,10の縦材12,12同士に、この引っ掛けを行うことにより、隣接するL型前面枠10,10を前面部10A,10Aで連結する。
【0025】
U字状の連結具23は、両端部が雄ネジ部とされた所謂Uボルトであり、底面部10Bの後縁近傍に設けられた横材14にこれを引っ掛け、ナット24,24で連結板22に結合することにより、前面部10Aの上縁部と底面部10Bの後縁部を連結する。また、L型前面枠10の底面部10Bの後縁部にネット30の前縁部を重ねた状態で、横材14に引っ掛け、連結板22に結合することにより、ネット30の前縁部を底面部10Bの後縁部に連結する。更に、横幅方向に隣接するL型前面枠10,10の縦材12,12同士に、この引っ掛けを行うことにより、隣接するL型前面枠10,10を底面部10B,10Bで連結する。
【0026】
なお、本体部21のフック21aと連結板22は、スムーズな引っ掛けのために、本体部21の周方向に約90°変位して設けられている。
【0027】
次に、本実施形態の補強盛土構造を用いて擁壁を構築する際の作業手順について説明する。
【0028】
まず、最下段(1段目)において所定数のL型前面枠10,10・・を横幅方向に並べて設置する。このとき、L型前面枠10の突起15を隣のL型前面枠10の連結板16に設けられた貫通孔に下方から差し込む。これにより、隣接するL型前面枠10,10が底面部10B,10Bの前部で連結される。
【0029】
隣接するL型前面枠10,10を突起15を中心に回転させることにより、水平方向で湾曲した曲面の形成も可能となる(図3参照)。
【0030】
この設置作業では、各L型前面枠10は自立し、その前面部10Aは所定角度に維持されるので、L型前面枠10を仮固定する作業は実質不要となる。
【0031】
所定数のL型前面枠10,10・・の配置が終わると、そのL型前面枠10,10・・の後方にネット30を敷き、ネット30の前縁部をL型前面枠10,10・・の各底面部10Bの後縁部上に重ねる。
【0032】
次いで、各L型前面枠10の3本の縦材12,12,12に斜材20,20,20を取り付ける。隣接するL型前面部10、10の間では、斜材20を共用し、そのフック21aを隣接する縦材12,12の上端部に引っ掛ける。これにより、隣接するL型前面枠10,10が前面部10A,10Aの上縁部で連結される。また、連結具23をL型前面枠10,10の横材14の端部に引っ掛けて連結板22にネジ止めすることにより、前面部10Aの上縁部と底面部10Bの後縁部が連結されると共に、底面部10Bの後縁部にネット30の前縁部が連結される。連結具23を横材14と共に、隣接する縦材12,12の後端部に引っ掛けるならば、隣接するL型前面枠10,10が底面部10A,10Aの後部でも連結される。
【0033】
以上により、最下段のL型前面枠10,10・・が相互に連結される。また、それらのL型前面枠10,10・・が後方のネット30と連結される。各L型前面枠10では、前面部10Aの上縁部と底面部10Bの後縁部が、両側部及び中央部の3ヵ所で連結され、補強される。
【0034】
斜材20による連結作業が終わると、L型前面枠10,10・・の後方に盛土40を堆積する。盛土40によって下方のネット30が固定されることにより、L型前面枠10,10・・が定着される。
【0035】
L型前面枠10,10・・の各底面部10B上に盛土40が堆積されることにより、L型前面枠10,10・・は一層安定する。また、前面部10Aの上縁部と底面部10Bの後縁部が斜材20,20,20によって連結されているため、前面部10Aの前方への倒れが防止される。なお、L型前面枠10,10・・の前面部10A,10A・・の裏側には植生シート50を張っておく。植生シート50を張らない場合は、盛土40の前部を栗石などに置換する。
【0036】
以上のようにして最下段が構築されると、最下段のL型前面枠10,10・・の上に、最下段の盛土40を介して、所定数のL型前面枠10,10・・を載置する。最下段のL型前面枠10に設けられた突出部12a,12a,12aを、2段目のL型前面枠10の底面部10Bの前縁部に下方から突き刺ることにより、2段目のL型前面枠10が位置決めされる。
【0037】
2段目のL型前面枠10,10・・が載置されると、最下段の盛土40の上にネット30を敷き、各L型前面枠10に斜材20,20,20を取り付ける。そして、L型前面枠10,10・・の後方にネット30の上から盛土40を堆積する。最下段の盛土40と2段目の盛土40の間にネット30が固定されることにより、2段面のL型前面枠10,10・・が強固に定着される。
【0038】
このようにして2段目が構築され、これを繰り返すことにより、所定高さの擁壁が構築される。水平方向及び鉛直方向に配列された複数のL型前面枠10,10・・は、各前面部10Aで段差のない自然な補強傾斜壁面を形成する。ネット30,30・・の抜けが発生しないため、複数のL型前面枠10,10・・は強固に定着される。L型前面枠10,10・・の後方に複数段に堆積された盛土40,40・・は、層間に介在するネット30により強固に補強される。
【0039】
施工作業では、L型前面枠10が自立するため、その作業が簡単で施工性に優れる。斜材30によりL型前面枠10が補強されるだけでなく、隣接するL型前面枠10,10の相互連結及びネット30との連結が行われるので、施工性に一層優れる。
【0040】
なお、上記実施形態では、L型前面枠10に溶接金網11を使用したが、通常の金網でもよく、金網に代えて有孔板を使用することもできる。補強用の縦材12は、L型前面枠10の両側部及び中央部の3ヵ所に配置したが、4ヵ所以上に配置することもでき、両側部の2ヵ所でもよい。横材13,14についても、その配置位置を適宜増やすことができ、前面側の斜材13は後面側の斜材と同じ丸棒でもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明した通り、本発明の補強盛土構造は、傾斜面の形成にL型前面枠を使用するので、段差のない自然な傾斜壁面を形成できる上に、施工時にL型前面枠が自立し、前面部の前倒れの危険もないため、施工性が良好である。また、盛土の下に敷かれたネットによりL型前面枠を定着させるので、定着強度が高く、合わせて盛土を補強できる。従って、美観に優れた強固な擁壁等を短期間で経済的に構築できる。
【0042】
L型前面枠の前面部と底面部を斜材で連結することにより、前面部の前倒れを一層効果的に防止できる。
【0043】
斜材として、前面側の端部が、水平方向に隣接するL型前面枠の側部同士の連結部を兼ねる構造のものや、底面側の端部が、その底面部とネットとの連結部を兼ねる構造のものを使用することにより、施工性を一層改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補強盛土構造で構築した擁壁の縦断側面図である。
【図2】同擁壁の正面図である。
【図3】同補強盛土構造に使用された前面枠の連結構造を示す平面図である。
【図4】同補強盛土構造に使用された斜材の詳細構造を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図5】従来の補強盛土構造で構築した擁壁の斜視図である。
【符号の説明】
10 L型前面枠
10A 前面部
10B 底面部
11 溶接金網
12 縦材
13,14 横材
20 斜材
21 本体部
22 連結板
23 連結具
30 ネット
40 盛土
50 植生シート

Claims (2)

  1. 前面部が後方へ傾斜し、且つ前面部の下縁部から後方へ底面部が延出したメッシュ構造のL型前面枠であって、その前面部と底面部を左右両端部で連結する斜材の前面側端部が、水平方向に隣接するL型前面枠の側部同士の連結部を兼ね、同じく前記斜材の底面側の端部が、該底面部と定着用ネットとの連結部を兼ねるように構成されたL型前面枠を多数個準備し、これらのL型前面枠を、それぞれの前面部が所定の傾斜面を形成するように鉛直方向及び水平方向に配列して設置すると共に、各段のL型前面枠の後方に各段ごとに盛土を堆積し、且つ、各段のL型前面枠の底面部にネットを連結して該ネットをその上の盛土で固定することにより、各段のL型前面枠を定着したことを特徴とする補強盛土構造。
  2. 斜材は、その前面側端部が、L型前面枠の前面部上縁付近で、当該前面部の補強用縦材に、水平方向に隣接するL型前面枠の前面部補強用縦材とともに引っ掛け可能なU字状フックに形成され、その底面側端部が、該端部に直角に連結された連結板に取り付けてあるU字状連結具により、L型前面枠の底面部後縁近傍で、当該底面部の補強用横材に定着用ネットとともに連結可能に構成されている請求項1に記載の補強用盛土構造。
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