JPS636257Y2 - - Google Patents

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JPS636257Y2
JPS636257Y2 JP1983189656U JP18965683U JPS636257Y2 JP S636257 Y2 JPS636257 Y2 JP S636257Y2 JP 1983189656 U JP1983189656 U JP 1983189656U JP 18965683 U JP18965683 U JP 18965683U JP S636257 Y2 JPS636257 Y2 JP S636257Y2
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JP
Japan
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plate
panels
strips
embankment
reinforced soil
Prior art date
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JP1983189656U
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JPS6096441U (ja
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Publication of JPS636257Y2 publication Critical patent/JPS636257Y2/ja
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は盛土中に鋼帯等のストリツプを敷込み
盛土粒子とストリツプの間に作用する摩擦力を介
して両者を一体化した補強土、更に具体的にはそ
の法面を被覆する外装を有する補強土に関するも
のである。
補強土は特公昭44−25174号に示される様にフ
ランスのH.Vidal氏が開発したものであり、以後
世界的に普及して続けている。
補強土は基本的には盛土とストリツプのみで成
り立つのであるが、その法面を例えば垂直にする
場合には法面付近の盛土のこぼれ出しを防止する
ために法面を複数のコンクリート等の板状パネル
からなる外装でモザイク状に被覆することが一般
に行われている。
その場合板状パネルはストリツプの一端に接合
されて法面に保持されるのであるが、従来の補強
土においては複数の板状パネルの全てについてス
トリツプが接合されている。
しかしながら取扱いの容易性等の理由からサイ
ズの小さい板状パネルの必要性が生じ、この様な
板状パネルについて従来の様に板状パネルの全て
にストリツプを接合していたのではストリツプが
必要以上に高密度となる。
本考案は以上の従来の問題を解決するものであ
り、外装を形成する板状パネルの全てにストリツ
プが接合されない補強土の提供を目的とする。
以下本考案の補強土を図面に示す実施例に従つ
て説明する。
第1図乃至第3図は本考案の補強土を示し、該
補強土2は盛土5と、該盛土5の法面を被覆する
外装3とを有する。
外装3は凸列A及び凹列Bが横方向に交互に繰
返して形成される。
凸列Aは複数の板状パネル7,7……が上下に
積重ねられ、又凹列Bは複数の板状パネル14,
14……が上下に積重ねられたものである。
板状パネル7,14は積重ねを容易にするため
に第4図に板状パネル14について示す様に上下
連結手段として上面及び下面にピン18及び穴1
9が設けられている。
板状パネル7は第3図に示す様に鉄筋コンクリ
ート等から作られた板状(図示の実施例では4角
形)の本体8を有する。
本体8の裏面には中央左右において2ケの接合
具11,11が突設される。
該接合具11には盛土5中に敷込まれる鋼帯等
のストリツプ4の一端がボルト12により接合さ
れる。
又本体8の裏面には左側端及び右側端寄りに外
方に屈曲する略く字状の支持金具9,9……が突
設される。
次に板状パネル14であるが、これれは第3図
及び第4図に示す様に鉄筋コンクリート等から作
られた板状の本体15を有する。
該本体15の裏面には板状パネル7と相違して
接合具11及び支持金具9が設けられていない。
従つて板状パネル14にはストリツプ4が接合
されないことになる。
以上の実施例に示した本考案の補強土の施工方
法及び作用を次に説明する。
すなわち基礎地盤1上に基礎6を設置した後、
該基礎6上に横方向に板状パネル7及び板状パネ
ル14を交互に載置し外装3の第1列を形成す
る。
ここで板状パネル14の両側端は隣接する板状
パネル7,7の各々について本体8側端と支持金
具9の間に挿入される。
従つて板状パネル14は隣接する板状パネル
7,7にその左右両側端を支持された状態とな
る。
次に板状パネル7の接合具11のレベルまで盛
土5をまき出した後、該盛土5上において接合具
11,11……に一端を近接させて外装3に直角
にストリツプ4,4……を載置する。
次に各々の接合具11にストリツプ4の一端を
ボルト12で接合する。
次に第1列の板状パネル7,14……の上に更
に板状パネル7,14……を積重ねて外装3の第
2列を形成する。
次に第2列の板状パネル7の接合具11のレベ
ルまで盛土5をまき出す。
これにより第1列の板状パネル7,7……に接
合されたストリツプ4,4……は盛土5中に埋込
まれることになる。
次に盛土5を転圧した後第2列の板状パネル
7,7……の各々の接合具11にストリツプ4の
一端をボルト12で接合する。
次に外装3の第3列(第4列以上ある場合も同
様)を形成し、以上に述べたと同様の手順で補強
土2を完成する。
以上の通り完成された補強土2においては盛土
5粒子の移動がストリツプ4,4……によつて拘
束されることにより両者が一体化し、この盛土5
及びストリツプ4,4……が一体化した複合体は
盛土5が本来有している剪断抵抗力と共に粘着力
をも備えることになる。
又板状パネル7,7……はストリツプ4,4…
…に接合されて盛土5の法面において保持され
る。
一方板状パネル14,14……の各々は隣接す
る板状パネル7,7にその左右両側端を支持され
ることになる。
従つて板状パネル7,14……は全てのパネル
にストリツプ4,4……が接合されていないにも
かかわらず、盛土5の法面に保持されて外装3を
形成することになる。
本考案の補強土は以上に示した実施例以外に次
の構成にしてもよい。
すなわち以上の実施例では凸列Aを形成する板
状パネル7,7……の接合具11,11……の全
てについてストリツプ4,4……が接合されてい
た。
しかし第5図に示すものはある凸列Aについて
は1枚置きの板状パネル7,7……の接合具1
1,11……にストリツプ4,4……が接合され
ているのである。
ストリツプ4が接合されていない板状パネル7
はピン18及び穴19等からなる上下連結手段に
よつて上下の板状パネル7,7により支持される
ことになる。
次に第6図に示す実施例は横方向のみでなく上
下方向にも板状パネル7及び板状パネル14が交
互に繰返して用いられている。
このため上下連結手段を構成するピン18は板
状パネル7の本体8の上下面にではなく例えば接
合具11に固定されて上下に突出し、一方穴19
は板状パネル14の本体15の上下面に設けられ
ている。
又以上の実施例では板状パネル7に支持金具9
が突設されこれは板状パネル14の両側端を背面
から支持し施工作業を容易にするものであつた。
しかし施工後においては板状パネル14は盛土
5に背面を支持されるので不要であり、しかも施
工作業においても他の支持手段で板状パネル14
を支持してもよいため支持金具9は省略可能であ
る。
又上下連結手段として以上の実施例ではピン1
8及び穴19を示したが、これ以外に種々の変形
が可能であり途に角上下のパネルを相互に連結す
るものであればよい。
本考案の補強土は以上の実施例に示した構成、
施工方法及び作用において次の効果を有する。
(1) 本考案の補強土は実用新案登録請求の範囲に
記載した構成であり、特に板状パネル7,7…
…の接合具11,11……の一部又は全部にス
トリツプ4,4……が接合され板状パネル1
4,14……にはストリツプ4,4……が接合
されていないため板状パネル7,14のサイズ
が小さい場合でもストリツプ4,4……は必要
以上に高密度とならない。
(2) 本考案の補強土は同上の構成であり、特に板
状パネル14は左右両側端を隣接する板状パネ
ル7,7に支持されているためストリツプ4が
接合されていないにもかかわらず盛土5の法面
に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の補強土の断面側面図、第2図
は同上外装の背面図、第3図は同上補強土の盛土
を一部取り除いた状態の斜視図、第4図は同上板
状パネルの正面図、第5図は同上他の補強土の外
装の背面図、第6図は同上他の補強土の外装の斜
視図。 1……基礎地盤、2……補強土、3……外装、
4……ストリツプ、5……盛土、6……基礎、7
……板状パネル、8……本体、9……支持金具、
11……接合具、12……ボルト、14……板状
パネル、15……本体、18……ピン、19……
穴、A……凸列、B……凹列。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面に接合具11が突設された板状パネル7の
    複数個、隣接する板状パネル7,7に左右両側端
    を支持された板状パネル14の複数個、及び上下
    に積重ねられる板状パネル7,14……を連結す
    るピン18及び穴19等からなる板状パネル7,
    14に設けられた上下連結手段からなる外装3
    と、前記板状パネル7,7……の接合具11,1
    1……の一部又は全部に接合されたストリツプ
    4,4……と、該ストリツプ4,4……が埋込ま
    れた盛土5とからなる補強土。
JP18965683U 1983-12-07 1983-12-07 補強土 Granted JPS6096441U (ja)

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JP18965683U JPS6096441U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 補強土

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JPS6096441U JPS6096441U (ja) 1985-07-01
JPS636257Y2 true JPS636257Y2 (ja) 1988-02-22

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JPS5041311A (ja) * 1973-05-31 1975-04-15

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JPS5041311A (ja) * 1973-05-31 1975-04-15

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JPS6096441U (ja) 1985-07-01

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