JPH0160617B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0160617B2 JPH0160617B2 JP7912482A JP7912482A JPH0160617B2 JP H0160617 B2 JPH0160617 B2 JP H0160617B2 JP 7912482 A JP7912482 A JP 7912482A JP 7912482 A JP7912482 A JP 7912482A JP H0160617 B2 JPH0160617 B2 JP H0160617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- slope
- legal
- plate
- reinforcing material
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 11
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 10
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 8
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 238000009954 braiding Methods 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/20—Securing of slopes or inclines
- E02D17/202—Securing of slopes or inclines with flexible securing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、法面客土を安定させるための法枠構
造部材に関するものである。
造部材に関するものである。
法面緑化工法においては、客土を安定させるた
めに、従来、法面にプラスチツク法枠やコンクリ
ート格子枠或は鋼製法枠等のを施設することが行
われている。しかし、これらの法枠はいずれも地
山に凹凸があると設置不十分で、客土をした場
合、法枠底が降雨により洗堀され、法面崩壊や緑
化不完全の原因をなすと共に、枠材の接点等にお
ける強度が弱い等の欠点を有している。また、最
近では網板が法枠材として用いられるようになつ
てきたが、網板自体の強度や網板相互の結合に多
くの難点を有している。
めに、従来、法面にプラスチツク法枠やコンクリ
ート格子枠或は鋼製法枠等のを施設することが行
われている。しかし、これらの法枠はいずれも地
山に凹凸があると設置不十分で、客土をした場
合、法枠底が降雨により洗堀され、法面崩壊や緑
化不完全の原因をなすと共に、枠材の接点等にお
ける強度が弱い等の欠点を有している。また、最
近では網板が法枠材として用いられるようになつ
てきたが、網板自体の強度や網板相互の結合に多
くの難点を有している。
本発明は、前記従来の欠点を改善するためにな
されたもので、山形状に屈曲形成した網板に、網
板の長手方向にわたつて補強材を添設し、網板の
横筋を補強材の端部より長く突出させると共に、
山形両辺の中間部間に補助網板を架設することに
より、軽量、強固で施工性に優れると共に、通気
性、通水性が良好であるばかりでなく、法枠頂部
における客土の沈下や隙間の形成を防止すること
ができる法枠構造部材を提供せんとするものであ
る。
されたもので、山形状に屈曲形成した網板に、網
板の長手方向にわたつて補強材を添設し、網板の
横筋を補強材の端部より長く突出させると共に、
山形両辺の中間部間に補助網板を架設することに
より、軽量、強固で施工性に優れると共に、通気
性、通水性が良好であるばかりでなく、法枠頂部
における客土の沈下や隙間の形成を防止すること
ができる法枠構造部材を提供せんとするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図乃至第3図において、1は網板で多数の
縦筋2,2と横筋3,3を接合或は編組して帯状
をなしており、そのほぼ中央を屈曲頂部aとして
山形状に形成されている。また、網板1の片面側
である内側には、網板1の長手方向にわたつて帯
状に形成した補強材4が溶接等の手段により添設
されている。そして、この補強材4の長さは網板
1の長さより短く形成されており、網板1の両端
部bはその横筋3が補強より長く突出した状態と
なつている。
縦筋2,2と横筋3,3を接合或は編組して帯状
をなしており、そのほぼ中央を屈曲頂部aとして
山形状に形成されている。また、網板1の片面側
である内側には、網板1の長手方向にわたつて帯
状に形成した補強材4が溶接等の手段により添設
されている。そして、この補強材4の長さは網板
1の長さより短く形成されており、網板1の両端
部bはその横筋3が補強より長く突出した状態と
なつている。
なお、補強材4は網板1の片面ばかりでなく両
面に添設することもできる。また、補強材4は図
面の実施例では巾の狭い板材を用いているが、板
材の巾はもつと広いものでよいし、巾の狭い板材
を上下に間隔をおいて複数添設してもよく、さら
に、補強材4は単に平板状のものに限らず断面L
形や〓形等の型材或は板材に代つて丸棒等の棒材
を使用してもよい。
面に添設することもできる。また、補強材4は図
面の実施例では巾の狭い板材を用いているが、板
材の巾はもつと広いものでよいし、巾の狭い板材
を上下に間隔をおいて複数添設してもよく、さら
に、補強材4は単に平板状のものに限らず断面L
形や〓形等の型材或は板材に代つて丸棒等の棒材
を使用してもよい。
そして、山形状に形成した網板1の両辺部c,
cの中間部間にわたつて補助網板5が架設され、
それによつて補助網板5から頂部aに至る三角状
の室dが区劃形成される。この補助網板5は、網
板1と同様に縦筋と横筋とを複数接合或は編組し
て形成し、その両端部をそれぞれ網板1に溶接し
たり巻着したりして取付ける。また、補助網板5
は施工現場において取付けても、或はあらかじめ
取付けておいてから施工現場に搬入してもどちら
でもよい。
cの中間部間にわたつて補助網板5が架設され、
それによつて補助網板5から頂部aに至る三角状
の室dが区劃形成される。この補助網板5は、網
板1と同様に縦筋と横筋とを複数接合或は編組し
て形成し、その両端部をそれぞれ網板1に溶接し
たり巻着したりして取付ける。また、補助網板5
は施工現場において取付けても、或はあらかじめ
取付けておいてから施工現場に搬入してもどちら
でもよい。
次に、前記本発明法枠構造部材を使用して法枠
を施設するには、その多数を法面上に配置して連
結、固定する。それには、第4図乃至第7図に示
したように、山形状に形成した網板1,1をそれ
ぞれ頂部aを上方にして法面の横方向に順次配列
し、互に隣接する端部b,bの突出した横筋3,
3を交叉重合させ、各頂部a,aは、上端部をU
字状に屈曲したアンカー6で掛け止めてアンカー
6を地山に打込んで固定する。そして、交叉重合
した端部b,bの下側には、次段に施設する法枠
構造部材の頂部aを第6図のように接合させ、こ
れら端部b,bと頂部aとを上下方向からまたぐ
ようにしてアンカー6により連結すると共にアン
カー6を地山に打込んで固定する。
を施設するには、その多数を法面上に配置して連
結、固定する。それには、第4図乃至第7図に示
したように、山形状に形成した網板1,1をそれ
ぞれ頂部aを上方にして法面の横方向に順次配列
し、互に隣接する端部b,bの突出した横筋3,
3を交叉重合させ、各頂部a,aは、上端部をU
字状に屈曲したアンカー6で掛け止めてアンカー
6を地山に打込んで固定する。そして、交叉重合
した端部b,bの下側には、次段に施設する法枠
構造部材の頂部aを第6図のように接合させ、こ
れら端部b,bと頂部aとを上下方向からまたぐ
ようにしてアンカー6により連結すると共にアン
カー6を地山に打込んで固定する。
そして、施設した法枠構造部材の上下端部や両
側端部は、通常の網板等による外枠材7を配置し
て連結固定する。すなわち、その上端部は、第7
図のように、各頂部aに外枠材7を接合し、その
接合個所をまたいでアンカー6により連結、固定
し、また、下端部や両側部は、外枠材7の網目に
端部bの横筋3を突入させ、それらの交叉重合部
にアンカー6をまたがせて連結、固定させる。な
お、両側部の外枠材7の連結、固定にあたつて
は、頂部aから上段の法枠構造部材の端部bと接
合する外枠材7との接合部までは、その長さに適
合する通常の網板或はこれに補強材4を添設した
ものを用意して接続させるようにするとよい。
側端部は、通常の網板等による外枠材7を配置し
て連結固定する。すなわち、その上端部は、第7
図のように、各頂部aに外枠材7を接合し、その
接合個所をまたいでアンカー6により連結、固定
し、また、下端部や両側部は、外枠材7の網目に
端部bの横筋3を突入させ、それらの交叉重合部
にアンカー6をまたがせて連結、固定させる。な
お、両側部の外枠材7の連結、固定にあたつて
は、頂部aから上段の法枠構造部材の端部bと接
合する外枠材7との接合部までは、その長さに適
合する通常の網板或はこれに補強材4を添設した
ものを用意して接続させるようにするとよい。
前述のようにして施設された法枠の各枠組内e
には、次いで客土を充填する。それにより法面の
保護工が完成されることになるのである。
には、次いで客土を充填する。それにより法面の
保護工が完成されることになるのである。
以上説明したように、本発明は、山形状に屈曲
形成した網板に、網板の長手方向にわたつて補強
材を添設し、網板の横筋を補強材の端部より長く
突出させると共に、山形両辺の中間部間に補助網
板を架設したので、次のように多くの優れた効果
がある。
形成した網板に、網板の長手方向にわたつて補強
材を添設し、網板の横筋を補強材の端部より長く
突出させると共に、山形両辺の中間部間に補助網
板を架設したので、次のように多くの優れた効果
がある。
(1) 網板を用いているので、通気性、通水性が良
好で客土を分割せず、植物の発育に好適である
と共に、軽量で取扱いが容易である。
好で客土を分割せず、植物の発育に好適である
と共に、軽量で取扱いが容易である。
(2) 補強材が添設されているので、網板の腰を強
くし、形状の維持が良好である。
くし、形状の維持が良好である。
(3) 山形両辺間に補強網板を架設することによ
り、構造部材として一層強固なものになるばか
りでなく、頂部附近の客土は補助網板に受けら
れることになるので、法枠内に充填した客土の
沈下やしまりによつて生ずる頂部附近の隙間の
形成を防止でき、法面略均一化した植生が可能
となる。
り、構造部材として一層強固なものになるばか
りでなく、頂部附近の客土は補助網板に受けら
れることになるので、法枠内に充填した客土の
沈下やしまりによつて生ずる頂部附近の隙間の
形成を防止でき、法面略均一化した植生が可能
となる。
(4) 法枠構造部材は互に交叉重合させて連結でき
るので、施工性がよくしかも結合が強固にでき
る。
るので、施工性がよくしかも結合が強固にでき
る。
(5) 構造が簡単で安価に製作でき、法枠施工が経
済的に行える。
済的に行える。
第1図は本発明法枠構造部材の一実施例を示す
平面図、第2図は同正面図、第3図は同要部を拡
大して示した斜面図、第4図は本発明法枠構造部
材を用いて施設した法枠の概要を示す平面図、第
5図は同側面図、第6図は法枠構造部材相互の連
結状態を拡大して示した平断面図、第7図は法枠
端部の連結状態を拡大して示した平断面図であ
る。 1…山形状網板、2…縦筋、3…横筋、4…補
強材、5…補助網板、6…アンカー、7…外枠
材、a…頂部、b…端部、c…辺部、d…三角状
の室。
平面図、第2図は同正面図、第3図は同要部を拡
大して示した斜面図、第4図は本発明法枠構造部
材を用いて施設した法枠の概要を示す平面図、第
5図は同側面図、第6図は法枠構造部材相互の連
結状態を拡大して示した平断面図、第7図は法枠
端部の連結状態を拡大して示した平断面図であ
る。 1…山形状網板、2…縦筋、3…横筋、4…補
強材、5…補助網板、6…アンカー、7…外枠
材、a…頂部、b…端部、c…辺部、d…三角状
の室。
Claims (1)
- 1 山形状に屈曲形成した網板に、網板の長手方
向にわたつて補強材を添設し、網板の横筋を補強
材の端部より長く突出させると共に、山形両辺の
中間部間に補助網板を架設したことを特徴とす
る、法枠構造部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7912482A JPS58199931A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 法枠構造部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7912482A JPS58199931A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 法枠構造部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58199931A JPS58199931A (ja) | 1983-11-21 |
JPH0160617B2 true JPH0160617B2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=13681182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7912482A Granted JPS58199931A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 法枠構造部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58199931A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59111827U (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-28 | 株式会社応用企画 | 法枠内の客土流出防止板 |
CN112267479A (zh) * | 2020-10-16 | 2021-01-26 | 苏交科集团股份有限公司 | 刚性拼接锚固的框架式膨胀土边坡支护装置与预警监测方法 |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP7912482A patent/JPS58199931A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58199931A (ja) | 1983-11-21 |
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