JP5048404B2 - 2次電池の製造方法および製造装置 - Google Patents

2次電池の製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5048404B2
JP5048404B2 JP2007172759A JP2007172759A JP5048404B2 JP 5048404 B2 JP5048404 B2 JP 5048404B2 JP 2007172759 A JP2007172759 A JP 2007172759A JP 2007172759 A JP2007172759 A JP 2007172759A JP 5048404 B2 JP5048404 B2 JP 5048404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
separator
continuous separator
negative electrode
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007172759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009009919A (ja
Inventor
徹 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2007172759A priority Critical patent/JP5048404B2/ja
Publication of JP2009009919A publication Critical patent/JP2009009919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5048404B2 publication Critical patent/JP5048404B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Separators (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

本発明は、枚葉状の正極板と負極板との間にシート状のセパレータを介在させて積層を形成するリチウム2次電池の製造方法と製造装置に関するものである。
正極板と負極板の間にセパレータを介在させて2次電池を製造する製造装置として、特許文献1のような製造装置が知られている。
特許文献1の製造装置は、図4に示すように、セパレータを供給するセパレータ供給部1と、セパレータを引き出すグリップチャック11と、正極板と負極板を供給する正極板供給機構30と負極板供給機構31と、回転チャック機構45とを備えている。
まず、グリップチャック11がセパレータをセパレータ供給部1から所定量引き出す。次に、セパレータを挟んで対向位置に配置されている正極板供給機構30と負極板供給機構31が、引き出されたセパレータに、正極板と負極板を供給配置する。次に、回転チャック機構45が正極板と負極板をクランプし、クランプした状態で半回転する。次に、回転チャック機構の半回転にあわせて、グリップチャック11がセパレータ供給部側に戻る。次に、正極板供給機構30と負極板供給機構31が、セパレータで挟まれた正極板と負極板の外側に、さらに正極板と負極板を供給配置する。次に、回転チャック機構45が、積層された正極板と負極板をクランプした状態で半回転する。回転チャック機構45が、半回転することで2層目を形成する。次に、回転チャック機構45の半回転にあわせて、グリップチャック11がセパレータ供給側に戻る。以後、グリップチャック11が所定の高さ(正極板供給機構および負極板供給機構の高さ)に戻るまで同様の動作を繰り返す。グリップチャック11が所定の高さに戻ると、カッタがセパレータ供給部側のセパレータを切断し、グリップチャック11がセパレータを開放する。次に、回転チャック機構が積層された正極板と負極板を次の工程に搬送する。このように、特許文献1の製造装置は、セパレータに正極板と負極板を供給配置し、クランプさせた正極板と負極板を回転チャック機構45で半回転しながらリチウム2次電池を製造している。
特開2005−190777号公報
特許文献1の装置では、セパレータの引き出された長さ分だけ正極板と負極板が折り重ねられる構成となっている。大容量のリチウム2次電池のように、セパレータに折り重ねられる正極板と負極板の枚数が増えると、このような装置では対応できなくなっている。
また、正極板と負極板はセパレータに対して固定されていないので搬送時等に積層した位置からずれてしまう問題もある。電極の位置ズレは、短絡事故により短時間に大電流が電極間に流れ爆発、発火事故などが発生する危険性がある。
本発明は、大容量のリチウム2次電池の製造に対応でき、従来の製造装置よりも生産性が向上したリチウム2次電池の製造方法と製造装置を提供することを目的としている。
上記の課題を達成するために、請求項1に記載の2次電池製造方法は、
電極板の仕切りに用いられる連続セパレータに、複数の正極板と負極板から構成される電極板を電極板毎に所定の間隔を保持し、前記連続セパレータに正極板と負極板を所定の間隔で交互に配置し、前記電極板に設けられたタブが前記連続セパレータの外側になるように配置し、
他方の電極板の仕切りに用いられる連続セパレータを、前記電極板が配置された連続セパレータに重ね合わせて、
前記電極板の周囲の連続セパレータ同士を
加熱溶融により貼り合わせて接着し、
正極板と負極板が連続セパレータを介して交互に重なり合うように積層状に収納することを特徴とする2次電池製造方法である。
請求項に記載の2次電池製造装置は、
電極板を挟み込む電極板の下側の連続セパレータと、電極板の上側に位置する他方の連続セパレータと、
前記電極板が正極板と負極板であり、前記連続セパレータに正極板と負極板を所定の間隔で交互に配置し、電極板に設けられたタブを連続セパレータの外側になるように配置する移載ハンドと、
連続セパレータと電極板と他方の連続セパレータとを重ね合わせるニップロールと、
ニップロールから送り出された連続セパレータの端部と電極板毎の間隙を加熱溶融させるヒータと、
連続セパレータのヒータによる加熱溶融と、連続セパレータへの電極板の配置とを連動させて連続セパレータを間欠移動させる搬送コンベアと、
電極板毎に周囲が張り合わされた連続セパレータを正極板と負極板が前記連続セパレータを介して交互に重なり合うように折り込むスイング機構と、
折り込まれた連続セパレータを積層状に収納する収納箱とからなる2次電池製造装置である。
請求項1に記載の発明によれば、電極板の周囲を連続セパレータの接着により取り囲んでいるので、電極板の位置ズレを防止することができる。そのため、電極板の位置ズレによる短絡事故や爆発・発火事故などを回避することができる。さらに、セパレータが連続セパレータで構成されており、電極板毎に連続セパレータを折り込んで積層タイプの2次電池を構成することができるので、電極板の枚数に制限なく大容量の2次電池の製造に対応することができる。
さらに、連続セパレータに正極板と負極板を所定の間隔で交互に配置し周囲を連続セパレータの接着により取り囲み積層状に収納しているので、正極板と負極板の接触がない2次電池を製造することができる。
請求項に記載の発明によれば、連続セパレータの電極板の周囲の接着と、連続セパレータへの電極板の配置を連動して搬送コンベアを間欠運転するので、大容量の2次電池を効率よく製造することができる。また、電極板の周囲の連続セパレータが接着さるので電極板同士の接触を防止することができる。
さらに、移載ハンドで正極板と負極板を移載するので連続セパレータに精度よく配置し連続性の高い生産に効率よく対応できる。
<実施の形態1>
次に本発明のリチウム2次電池製造装置(以後、2次電池製造装置と称する)の実施の形態1を図面を参照して説明する。図1は2次電池製造装置の各要部の配置を示す概略斜視図である。まず、図1に基づいて本発明の2次電池製造装置の概略構成を説明する。なお、2次電池製造装置で用いる正極板および負極板の連続セパレータSを図面の説明上、上セパレータ100と下セパレータ101に区別して記載する。また、電極板PNを正極板108と負極板109に区別して記載する。上セパレータ100は、正極板108および負極板109に対して上側に配置される連続セパレータSを示し、下セパレータ101は、下側に配置される連続セパレータSを示す。連続セパレータSの表面には、接着剤が塗布されており、加熱により接着剤が溶融し連続セパレータS同士が接着されるようになっている。
2次電池製造装置は、上セパレータ100が送り出される上セパレータ巻出部102と、下セパレータ101が送り出される下セパレータ巻出部103と、送り出された上セパレータ100および下セパレータ101を把持して所定の長さを引き出すニップロール104と、2次電池の積層部105と、ロール状の正極材106および負極材107と、枚葉状の正極板108および負極板109と、正極板108および負極板109を搬送コンベア110上の下セパレータ101に載置する移載ハンド112と、載置された正極板108と負極板109を搬送する搬送コンベア110とを備えている。
正極板108と負極板109は、ロール状の正極材106および負極材107から引き出された電極板を、図示していない打ち抜き装置により所定の大きさに切断して形成される。なお、正極板108および負極板109にはタブ111が形成されるように所定の大きさに切断される。切断された正極板108および負極板109は移載ハンド112の近傍に供給される。
移載ハンド112はZ軸回りに回転させる支持部113と、この支持部113に支持されたアーム114と、アーム114の先端側に取り付けられた正極板108および負極板109を吸着する吸着部115とを備えている。正極板108用、負極板109用各々専用に設置された移載ハンド112は、吸着部115で正極板108と負極板109を同時に吸着して下セパレータ101に正極板108と負極板109が隣り合うように配置する。配置の際、下セパレータ101の進行方向に対して所定間隔を保つように、かつ下セパレータ101の端部から所定間隔を保つように配置する。さらに、正極板108と負極板109に設けられたタブ111は、下セパレータ101の外側になるように配置する。
下セパレータ101は、ロール状の下セパレータ巻出部103より送り出され搬送コンベア110上を通り、ニップロール104を経由してセパレータ同士の貼り合わせが行われた後、積層部105に積層される。搬送コンベア110上において、正極板108および負極板109が所定位置に配置されると、搬送コンベア110の端部に備えられているサポート部材116が待機位置から90度旋回し、正極板108および負極板109を押さえ、搬送中の位置ズレの防止を行うようになっている。なお、サポート部材116の待機位置側は、搬送コンベア110の進行方向と平行で正極板108と負極板109の配置される位置に干渉しない位置とする。また、サポート部材116は、個々の正極板108および負極板109を搬送コンベア110の進行方向に対して左右に少なくとも2カ所で支えることができるように、搬送コンベア110の端部に複数個が備えられている。搬送コンベア110は、正極板108および負極板109の移載時は停止し、サポート部材116が動作するとニップロール104方向に所定の長さ移動し、間欠運転を行うようになっている。
なお、サポート部材116を備える変わりに、移載された正極板108と負極板109を搬送コンベア110上に固定的に保持することができるマグネットコンベア型の搬送コンベア110を用いても良い。
正極板108または負極板109が搬送コンベア110により搬送され、ニップロール104に近づくと、サポート部材116が90度旋回し待機位置側に戻る。そして、正極板108または負極板109が、上セパレータ巻出部102から送り出された上セパレータ100と、下セパレータ101に挟み込まれた状態でニップロール104に挟み込まれて重ねられるようになっている。以後、ニップロール104から送り出された上セパレータ100および下セパレータ101を連続セパレータSと呼び、正極板108および負極板109について電極板PNの記載も用いる。
ニップロール104から送り出された連続セパレータSは、ロールヒータ117および2本の棒ヒータ118によって表面が加熱され接着剤が溶融し連続セパレータS同士が接着される。図2に連続セパレータSと電極板PN(正極板108および負極板109)と接着領域を示す。電極板PNは、連続セパレータSのほぼ中央に配置されている。ロールヒータ117は、円筒状のヒータで円筒の外周面が、電極板PNの進行方向で図2の接着領域Aを走行するようになっている。接着領域Aは、電極板PNの周囲で連続セパレータSの端との間の領域となっている。なお、図2において、袋状領域Cの中に収納された電極板PNを点線で示した。
次に、接着領域Aが接着されると、2本の棒ヒータ118が下降し図2の接着領域Bを接着する。接着領域Bは連続セパレータSの電極板PN毎の間隔の領域となっている。そして、2本の棒ヒータ118は、電極板PNの間隔と同じ間隔で配置されている。これにより、連続セパレータSの袋状領域Cが形成され、袋状領域Cの中に一枚づつ電極板PNが収納されるようになる。また、タブ111は、袋状領域Cから外部に露出するように形成される。従って、電極板PNの周囲が接着され電極板PNの位置ズレや正極板108と負極板109のショートを防止できるようになる。
周囲が接着された電極板PNは送りロール119に送られ、その後、スイング機構120のより積層部105に正極板108と負極板109が連続セパレータSを介してジグザグ状に積み重ねられる。所定の厚さに積み重ねられると、スイング機構120の出口部に備えられているカッタによって連続セパレータSが切断され、積層体である2次電池の製造が完了する。次に、積層部105に形成された2次電池が次工程に搬送される。なお、図2において積層部105内の積層状態を示すため、積層部105は1点鎖線にて示した。
このように、実施の形態1の2次電池製造装置は、正極板108と負極板109は袋状領域Cに収納されているので搬送時等に積層した位置からずれることがない。そのため、電極板PNの位置ズレ、短絡事故による爆発、発火事故などを回避することができる。さらに、電極板の仕切りに用いられるセパレータが連続セパレータSで構成されており、電極板PN毎に連続セパレータSを折り込んで積層タイプの2次電池を構成することができるので、電極板の枚数に制限なく大容量の2次電池の製造に対応することができる。また、移載ハンド112で正極板108と負極板109を移載するので連続セパレータSに精度よく配置し連続性の高い生産に効率よく対応できる。
上記実施の形態1では、ロールヒータ117および2本の棒ヒータ118を用いて連続セパレータSを加熱溶融して接着していたが、加熱溶融に限らず超音波溶接を用いることもできる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について、図3を用いて説明する。図3の符号において実施の形態1と同じ構成部品については同じ符号を用いる。
図3に示す2次電池製造装置は、上セパレータ100が送り出される上セパレータ巻出部102と、下セパレータ101が送り出される下セパレータ巻出部103と、送り出された上セパレータ100および下セパレータ101を把持して所定の長さを引き出すニップロール104と、2次電池の積層部105と、ロール状の正極材106および負極材107と、枚葉状の正極板108および負極板109と、正極板108を搬送コンベア110上の下セパレータ101に載置する移載ハンド112と、載置された正極板108を搬送する搬送コンベア110と、負極板109の裏面に接着剤121を塗布する接着剤塗布ノズル122と、負極板109を接着剤121の塗布位置と接着剤121の塗布された負極板109を移載する移載ハンド123とを備えている。
正極板108と負極板109は、ロール状の正極材106および負極材107から引き出された電極板を、図示していない打ち抜き装置により所定の大きさに切断して形成される。なお、正極板108および負極板109にはタブ111が形成されるように所定の大きさに切断される。切断された正極板108は搬送コンベア110の横に設置された移載ハンド112の近傍に供給される。負極板109は、送りロール119の下方に設置された移載ハンド123の近傍に供給される。
移載ハンド112はZ軸回りに回転させる支持部113と、この支持部113に支持されたアーム114と、アームの先端側に取り付けられた正極板108を吸着する吸着部115とを備えている。移載ハンド112は、吸着部115を用いて正極板108を吸着し、正極板108を移載コンベア110上の下セパレータ101に所定の間隔で移載する様になっている。
下セパレータ101は、ロール状の下セパレータ巻出部103より送り出され搬送コンベア110上を通り水平方向に移動した後、ニップロール104を経由して下降方向に移動し、積層部105に積層される。搬送コンベア110上において、正極板108が所定位置に配置されると、搬送コンベア110の端部に備えられているサポート部材116が待機位置から90度旋回し、正極板108を押さえ、搬送中の位置ズレの防止を行うようになっている。なお、サポート部材116の待機位置側は、搬送コンベア110の進行方向と平行で正極板108の配置される位置に干渉しない位置とする。また、サポート部材116は、個々の正極板108を搬送コンベア110の進行方向に対して左右に少なくとも2カ所で支えることができるように、搬送コンベア110の端部に複数個が備えられている。搬送コンベア110は、正極板108の移載時は停止し、サポート部材116が動作するとニップロール104方向に所定の長さ移動し、間欠運転を行うようになっている。
正極板108が搬送コンベア110により搬送され、ニップロール104に近づくと、サポート部材116が90度旋回し待機位置側に戻る。そして、正極板108が、上セパレータ巻出部102から送り出された上セパレータ100と、下セパレータ101に挟み込まれた状態でニップロール104に挟み込まれて重ねられるようになっている。以後、ニップロール104から送り出された上セパレータ100および下セパレータ101を連続セパレータSと呼ぶ。
ニップロール104から送り出された連続セパレータSは、ロールヒータ117および2本の棒ヒータ118によって表面が加熱され接着剤が溶融し連続セパレータS同士が接着される。実施の形態1と同様に、ロールヒータ117が接着領域Aを加熱し溶着し、2本の棒ヒータ118が連続セパレータSの接着領域Bを加熱し溶着する。これにより、連続セパレータSに袋状領域Cが形成され、袋状領域Cの中に一枚づつ正極板108が収納されるようになる。また、タブ111は、袋状領域Cから外部に露出するように形成される。なお、図3において、袋状領域Cの中に収納された正極板108を点線で示した。
周囲が接着された連続セパレータSは送りロール119に送られ、積層部105側に下降する。次に、送りロール119の下方に供給された負極板109が、移載ハンド123により、連続セパレータSの左右に配置される。次に、負極板109の下面に、接着剤塗布ノズル122より接着剤121が塗布される。接着剤塗布ノズル122は負極板109の下方に備えられており、負極板109が連続セパレータSの左右に配置される毎に上昇し接着剤121の塗布を行った後、下降し次の負極板109の配置を待機するようになっている。接着剤塗布ノズル122は、下降している連続セパレータSの両側に備えられている。次に、移載ハンド123が、連続セパレータSの外周面で正極板108の表面および裏面に連続セパレータSを介して負極板109を貼り付ける。これにより、負極板109、連続セパレータS、正極板108、連続セパレータS、負極板109の順に重ねられることになる。負極板109の貼付は、正極板108の一つ飛び毎に行われる。(正極板108に対して両側に負極板109を貼り付けた後、次に送られた正極板108の両側には負極板109を貼り付けずに、その次の正極板108の両側に負極板109を貼り付ける。)なお、図3において、接着剤121の負極板109の裏面への塗布状態を点線にて示した。
次に、重ねられた正極板108および負極板109が、スイング機構120のより積層部105に連続セパレータSを介してジグザグ状に積み重ねられる。所定の厚さに積み重ねられると、スイング機構120の出口部に備えられているカッタによって上セパレータ100および下セパレータ101が切断され、積層体である2次電池の製造が完了する。次に、積層部105に形成された2次電池が次工程に搬送される。なお、図3において積層部105内の積層状態を示すため、積層部105は1点鎖線にて示した。
このように、実施の形態2の2次電池製造装置は、正極板108が袋状領域Cに収納されているので搬送時等に積層した位置からずれることがない。また、正極板108と負極板109が一枚の連続セパレータSで仕切られているので、コンパクトに2次電池を形成することができる。また、シート状の連続セパレータSで連続的に積層することが出来るので大容量の2次電池の製造に対応することが出来る。さらに、接着剤121を用いて負極板109を連続セパレータSに貼り付けているので、正極板108と負極板109の両方の周囲を連続セパレータSで接着しなくても正極板108のみの周囲の連続セパレータSを接着するだけで効率よく2次電池を製造することができる。なお、実施の形態2において、正極板108と負極板109の配置を逆にしても同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係る2次電池製造装置の各要部の配置を示す概略斜視図である。 連続セパレータの接着領域と電極板の位置を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る2次電池製造装置の各要部の配置を示す概略斜視図である。 従来の2次電池製造装置の各要部の配置を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 セパレータ供給部
11 グリップチャック
30 正極板供給機構
31 負極板供給機構
45 回転チャック機構
100 上セパレータ
101 下セパレータ
102 上セパレータ巻出部
103 下セパレータ巻出部
104 ニップロール
106 正極材
107 負極材
108 正極板
109 負極板
110 搬送コンベア
112 移載ハンド
114 アーム
116 サポート部材
117 ロールヒータ
118 棒ヒータ
119 送りロール
120 スイング機構
121 接着剤
122 塗布ノズル
123 移載ハンド
S 連続セパレータ
PN 電極板

Claims (2)

  1. 電極板の仕切りに用いられる連続セパレータに、複数の正極板と負極板から構成される電極板を電極板毎に所定の間隔を保持し、前記連続セパレータに正極板と負極板を所定の間隔で交互に配置し、前記電極板に設けられたタブが前記連続セパレータの外側になるように配置し、
    他方の電極板の仕切りに用いられる連続セパレータを、前記電極板が配置された連続セパレータに重ね合わせて、
    前記電極板の周囲の連続セパレータ同士を
    加熱溶融により貼り合わせて接着し、
    正極板と負極板が連続セパレータを介して交互に重なり合うように積層状に収納することを特徴とする2次電池製造方法。
  2. 電極板を挟み込む電極板の下側の連続セパレータと、電極板の上側に位置する他方の連続セパレータと、
    前記電極板が正極板と負極板であり、前記連続セパレータに正極板と負極板を所定の間隔で交互に配置し、電極板に設けられたタブを連続セパレータの外側になるように配置する移載ハンドと、
    連続セパレータと電極板と他方の連続セパレータとを重ね合わせるニップロールと、
    ニップロールから送り出された連続セパレータの端部と電極板毎の間隙を加熱溶融させるヒータと、
    連続セパレータのヒータによる加熱溶融と、連続セパレータへの電極板の配置とを連動させて連続セパレータを間欠移動させる搬送コンベアと、
    電極板毎に周囲が張り合わされた連続セパレータを正極板と負極板が前記連続セパレータを介して交互に重なり合うように折り込むスイング機構と、
    折り込まれた連続セパレータを積層状に収納する収納箱とからなる2次電池製造装置。
JP2007172759A 2007-06-29 2007-06-29 2次電池の製造方法および製造装置 Expired - Fee Related JP5048404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172759A JP5048404B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 2次電池の製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172759A JP5048404B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 2次電池の製造方法および製造装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003106A Division JP5291811B2 (ja) 2012-01-11 2012-01-11 2次電池の製造方法および製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009009919A JP2009009919A (ja) 2009-01-15
JP5048404B2 true JP5048404B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40324784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007172759A Expired - Fee Related JP5048404B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 2次電池の製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5048404B2 (ja)

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5393139B2 (ja) * 2008-12-26 2014-01-22 三菱重工業株式会社 二次電池の製造方法、及び二次電池製造装置
EP2474068A2 (en) * 2009-08-31 2012-07-11 Porous Power Technologies, LLC Battery manufacturing using laminated assemblies
EP2477255B1 (en) * 2009-09-10 2020-02-26 Envision AESC Energy Devices Ltd. Stacked battery and method for manufacturing same
JP5714295B2 (ja) * 2010-10-26 2015-05-07 Amaz技術コンサルティング合同会社 積層体の作製装置および作製方法
JP5522851B2 (ja) 2010-11-25 2014-06-18 株式会社京都製作所 極板包装装置
KR101241928B1 (ko) 2010-12-13 2013-03-11 (주)열린기술 포켓팅 전극체 제조장치
JP5561191B2 (ja) * 2011-02-01 2014-07-30 株式会社Ihi 電極積層体の製造装置および製造方法
JP5820138B2 (ja) * 2011-04-07 2015-11-24 株式会社京都製作所 袋詰電極の製造装置、および袋詰電極の製造方法
JP6089399B2 (ja) * 2011-04-07 2017-03-08 日産自動車株式会社 電池および電池製造方法
JP5883694B2 (ja) * 2011-04-07 2016-03-15 日産自動車株式会社 袋詰電極の製造装置、および袋詰電極の製造方法
JP5706743B2 (ja) * 2011-04-07 2015-04-22 株式会社京都製作所 積層装置および積層方法
JP6022783B2 (ja) * 2011-04-07 2016-11-09 日産自動車株式会社 袋詰電極の製造装置および製造方法
JP5684635B2 (ja) * 2011-04-07 2015-03-18 株式会社京都製作所 袋詰電極の製造装置、および袋詰電極の製造方法
JP6238506B2 (ja) * 2011-04-07 2017-11-29 日産自動車株式会社 接合装置、および接合方法
JP6022784B2 (ja) 2011-04-07 2016-11-09 日産自動車株式会社 セパレータ溶着装置、およびセパレータの溶着方法
JP2012218785A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 General Packer Co Ltd シート状電極の製袋自動包装機
WO2013145598A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 日本電気株式会社 シート積層装置およびシート積層方法
JP5765295B2 (ja) * 2012-06-08 2015-08-19 株式会社豊田自動織機 蓄電装置、及び電極組立体の製造方法
JP5915464B2 (ja) * 2012-08-29 2016-05-11 株式会社豊田自動織機 電極組立体の製造装置
KR101440875B1 (ko) * 2012-12-24 2014-09-17 주식회사 엠플러스 이차 전지용 극판 스태킹 장치 및 이를 이용한 이차 전지용 극판 스태킹 방법
KR101707357B1 (ko) 2012-12-28 2017-02-15 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 전기 디바이스, 전기 디바이스의 세퍼레이터 접합 장치 및 그 접합 방법
JP6361108B2 (ja) * 2013-10-24 2018-07-25 日産自動車株式会社 電気デバイスのセパレータ接合方法および電気デバイスのセパレータ接合装置
JP6524841B2 (ja) * 2014-07-31 2019-06-05 株式会社村田製作所 極板包装体の製造装置
CN104282948B (zh) * 2014-09-18 2016-07-06 广州中国科学院工业技术研究院 锂电池的芯体结构及装配方法
JP6661918B2 (ja) * 2015-08-24 2020-03-11 株式会社豊田自動織機 電極識別装置
CN106654386A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 宝山钢铁股份有限公司 电池芯组件装配方法和设备
CN106654375A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 宝山钢铁股份有限公司 叠带制袋的叠片工艺方法及其设备
JP6605351B2 (ja) * 2016-02-10 2019-11-13 株式会社京都製作所 電極製造装置
CN105762424B (zh) * 2016-04-22 2018-11-02 厦门安耐捷机电设备科技有限公司 新型万能包板机
CN106654346A (zh) * 2017-01-25 2017-05-10 浙江海悦自动化机械股份有限公司 一种适用于包膜包边机的极板转移装置
KR102245125B1 (ko) * 2017-05-18 2021-04-28 주식회사 엘지화학 전극 조립체 제조 장치 및 전극 조립체 제조방법
DE102017216138A1 (de) 2017-09-13 2019-03-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Elektrodenstapels für eine Batteriezelle und Batteriezelle
CN110679001B (zh) 2017-11-13 2022-05-17 曼兹意大利有限责任公司 用于装配电极的方法与设备
JP7146386B2 (ja) * 2017-11-17 2022-10-04 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 蓄電素子の製造方法
HUE062872T2 (hu) * 2018-04-20 2023-12-28 Bosch Gmbh Robert Eljárás elektróda elrendezés kialakítására akkumulátor cellához és akkumulátor cella
CN109004254B (zh) * 2018-06-21 2024-07-16 惠州市德赛电池有限公司 一种在微小空间裹极耳胶纸机构
KR102565054B1 (ko) * 2019-01-02 2023-08-09 주식회사 엘지에너지솔루션 단위 셀 제조 장치 및 방법
CN112310458A (zh) * 2019-07-31 2021-02-02 广东利元亨智能装备股份有限公司 叠片机
CN112310423B (zh) * 2019-12-04 2022-03-15 宁德时代新能源科技股份有限公司 叠片电芯生产系统以及叠片电芯成型方法
KR20210119786A (ko) * 2020-03-25 2021-10-06 주식회사 엘지에너지솔루션 셀 제조 장치 및 방법
CN115244745A (zh) * 2020-03-25 2022-10-25 株式会社Lg新能源 制造单元电芯的设备和方法
CN112234242B (zh) * 2020-10-19 2021-10-22 许昌学院 一种全自动智能电池组装设备
CN113299969A (zh) 2021-05-24 2021-08-24 深圳吉阳智能科技有限公司 一种单元片定位方法、装置及叠片机

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624065U (ja) * 1979-07-31 1981-03-04
JPS61198575A (ja) * 1985-02-26 1986-09-02 Yuasa Battery Co Ltd 蓄電池用極板の積み重ね方法とその装置
JPH03230479A (ja) * 1989-10-31 1991-10-14 Japan Storage Battery Co Ltd 蓄電池用極板の積重ね装置
JP3277413B2 (ja) * 1993-08-17 2002-04-22 ソニー株式会社 角形バッテリー
KR100336395B1 (ko) * 2000-06-12 2002-05-10 홍지준 리튬 이차 전지의 제조방법
JP3794632B2 (ja) * 2002-06-19 2006-07-05 東レエンジニアリング株式会社 電池製造機
JP4943025B2 (ja) * 2006-03-10 2012-05-30 リッセル株式会社 リチウムイオン電池並びにその製造方法及び製造装置
JP4713373B2 (ja) * 2006-03-10 2011-06-29 リッセル株式会社 リチウムイオン電池並びにその製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009009919A (ja) 2009-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5048404B2 (ja) 2次電池の製造方法および製造装置
JP5291811B2 (ja) 2次電池の製造方法および製造装置
KR101530461B1 (ko) 극판 포장 장치
JP4823393B1 (ja) 正負極板の積層方法及びその装置
JP5775229B2 (ja) 極板をセパレータで挟む装置
EP3477755B1 (en) Stacking device for secondary battery, stacking method using same, and secondary battery obtained thereby
KR101906076B1 (ko) 복합재의 접합 방법 및 복합재의 접합 장치
JP5883694B2 (ja) 袋詰電極の製造装置、および袋詰電極の製造方法
JP6693419B2 (ja) 電極ユニット、及び電極ユニットの製造方法
JP5820138B2 (ja) 袋詰電極の製造装置、および袋詰電極の製造方法
JP2012199210A (ja) 電極積層体の製造装置および製造方法
JP2014179304A (ja) 二次電池用電極積層体作成方法及び作成装置
JP2012174453A (ja) 電極積層体の製造装置および製造方法
KR101504859B1 (ko) 접합 장치 및 접합 방법
JP6364854B2 (ja) 電気デバイスのセパレータ接合装置
JP2017105083A (ja) 電極体製造装置及び電極体製造方法
JP6582426B2 (ja) 電極セパレータアッセンブリの製造方法
JP6575940B2 (ja) 袋詰電極の製造装置、および袋詰電極の製造方法
JP6520210B2 (ja) セパレータ付き電極の製造装置、及び、セパレータ付き電極の製造方法
JP2019202520A (ja) 接合装置
JP5393139B2 (ja) 二次電池の製造方法、及び二次電池製造装置
JP2010082575A (ja) スパイラル型流体分離膜エレメントの製造方法およびその製造装置
JPWO2018179653A1 (ja) セパレータの接合方法および電気化学デバイスの製造方法と電気化学デバイス
JP7102379B2 (ja) 袋詰電極の製造装置、集積装置および袋詰電極の製造方法
JP2990653B2 (ja) セパレータ用シートの送り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5048404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees