JP2990653B2 - セパレータ用シートの送り装置 - Google Patents

セパレータ用シートの送り装置

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JP2990653B2 JP8121872A JP12187296A JP2990653B2 JP 2990653 B2 JP2990653 B2 JP 2990653B2 JP 8121872 A JP8121872 A JP 8121872A JP 12187296 A JP12187296 A JP 12187296A JP 2990653 B2 JP2990653 B2 JP 2990653B2
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sheet
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glass mat
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Cell Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉛蓄電池用のセ
パレータを袋状に加工するエンベロープ装置にそのセパ
レータ用のシートを供給するセパレータ用シートの送り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉛蓄電池においては、鉛合金製
の基板面に活物質を充填した極板を微孔性ポリエチレン
等のプラスチックからなる袋状のセパレータ内に収納
し、そのセパレータにより電槽内での正、負極板を隔離
するとともに、活物質の脱落による正、負極板の電気的
な短絡を防止するようにしている。そしてセパレータの
内面には電解液の拡散性を良くし、かつ極板にかかる圧
力を調整するために複数のリブが一体に突出形成されて
いる。
【0003】極板をセパレータ内に収納する際には、ロ
ール状に巻いたセパレータ用のプラスチック(微孔性ポ
リエチレン)のシートをエンベロープ装置に送り込み、
その送り込んだ部分を所定の長さに切断するとともに、
ほぼV字状に二つ折りにしてその間に極板を挟み込み、
かつそのシートの左右の両端部を溶着や機械的な圧着に
より接合して袋状のセパレータに加工している。
【0004】そして近年においては、活物質の加圧およ
びセパレータの酸化防止のためにガラスマットを併用す
ることが多くなってきている。このガラスマットを併用
する場合には、図10に示すように、セパレータ用のプ
ラスチックのシート1とガラスマット2とを重ね合わせ
て積層体3とし、この積層体3を一対の駆動ロール4,
5間に導入して挟み付け、これら一対の駆動ロール4,
5の回転でシート1とガラスマット2との積層体3をエ
ンベロープ装置6に送り込む。
【0005】シート1とガラスマット2との積層体3を
挟み付けて送り込む一対の駆動ロール4,5は、金属ま
たはゴムライニングされた表面がフラットなロールであ
り、これら駆動ロール4,5を介してエンベロープ装置
6に積層体3が一定の長さだけ供給されると、その積層
体3がカッター7を介して一定の長さに切断される。そ
して切断された積層体3がエンベロープ装置6におい
て、ほぼV字状に二つ折りされ、その内側に極板が収納
され、かつ二つ折りされた積層体3におけるシート1の
左右の両端部が溶着あるいは機械的に圧着され、袋状の
セパレータとして加工される。
【0006】図11および図12にはガラスマットを併
用したセパレータの構造を示してあり、11が袋状に加
工されたセパレータ、12がセパレータ11の内側に重
ね合わされたガラスマット層、13がセパレータ11内
に収納された極板である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】セパレータ用のプラス
チックのシート1には、これを袋状に加工したときにそ
の内側となる片面に、図13に示すように、その長手方
向に沿って延びる複数のリブ1aが所定の間隔をあけて
平行に突出形成されている。
【0008】そして図14および図15に示すように、
リブ1aが突出したシート1の片面にガラスマット2が
重なり合い、この状態でそのシート1とガラスマット2
とが一対の駆動ロール4,5間に導入され、挟み付けら
れて順次送り出される。
【0009】ところが、この際、各駆動ロール4,5の
表面がフラットであるから、シート1のリブ1aとガラ
スマット2とが当る部分(図14におけるS部)がその
一対の駆動ロール4,5で特に強く押し付けられ、その
押し付けの圧力でガラスマット2が裂けて損傷してしま
う。ガラスマット2が裂けると、その裂けたガラスマッ
ト2がセパレータ11のリブ1a間に入り込み、群裕度
が低下し、また活物質の保持(加圧)力が低下してしま
う。
【0010】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、ガラスマットを損
傷することなくセパレータ用のシートとガラスマットと
を円滑にエンベロープ装置に送り込むことができるセパ
レータ用シートの送り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、セパレータ用のプラスチックのシ
ートの片面に複数のリブがその長手方向に沿って平行に
突出形成されていて、このシートの片面にガラスマット
を重ね合わせて積層し、この積層体を一対の駆動ロール
で挟み込んでエンベロープ装置に送り込む送り装置にお
いて、前記一対の駆動ロールのうちの少なくとも一方の
駆動ロールの周面に、その周方向に沿って連続し、かつ
前記シートに形成されたリブの相互間の下地部分に対向
する複数のリブを設けるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図3には、セパレータ用のプラスチック
(微孔性ポリエチレン)のシートとガラスマットとをエ
ンベロープ装置に供給する供給工程の概略的な構成を示
してあり、Aはセパレータ用のプラスチックのシート1
を巻いたロール、Bはガラスマット2を巻いたロールで
ある。
【0013】ロールAからはシート1を繰り出し、ロー
ルBからはガラスマット2を繰り出し、これらシート1
およびガラスマッチ2をそれぞれ搬送ガイド21,22
に通し、その先端側を互いに重ね合わせて積層体3と
し、この積層体3を送り装置23の一対の駆動ロール2
4,25間に導入して挟み付け、これら一対の駆動ロー
ル24,25の回転でシート1とガラスマット2との積
層体3をエンベロープ装置6に送り込むようになってい
る。
【0014】シート1の幅はa、ガラスマット2の幅は
bで、a>bとなっており、前記各搬送ガイド21,2
2の両側部には、図4(イ),(ロ)に示すように、そ
のシート1およびガラスマット2の位置を規制する位置
決めガイド用の側板21a,22aがそれぞれ設けられ
ている。シート1の幅aは 152〜158mm 程度、ガラスマ
ット2の幅bは 137〜143mm 程度である。
【0015】図1および図2にはこの発明の第1の実施
形態に係る送り装置23の構成を示してあり、この送り
装置23の一方の駆動ロール24は金属またはゴムライ
ニングされた表面がフラットなロールであり、他方の駆
動ロール25は周面にその周方向に沿って連続する環状
のリブ25aを複数所定の間隔をあけて設けたリブ付き
ロールとなっている。前記リブ25aは、駆動ロール2
5と一体に加工して設ける場合であっても、あるいは例
えば硬度が75〜80゜程度のネオプレンゴムを駆動ロ
ール25の周面に成形して設けるような場合であっても
よい。
【0016】シート1の片面には、図5に示すように、
その長手方向に沿って延びる複数のリブ1aが所定の間
隔をあけて平行に一体形成されている。そして前記駆動
ロール25のリブ25aは、シート1における各リブ1
aの一つおきの相互間に対応する位置に配置するように
設けられている。
【0017】ロールAから繰り出されたシート1、およ
びロールBから繰り出されたガラスマット2は、それぞ
れ搬送ガイド21,22の側板21a,22aを介して
位置決めされながら走行するとともに、搬送ガイド2
1,22を通過した後にリブ1aが突出したシート1の
片面にガラスマット2が接するように重ね合わされ、こ
のシート1とガラスマット2との積層体3が送り装置2
3の駆動ロール24,25間に導入され、その一方の駆
動ロール24の周面と他方の駆動ロール25の各リブ2
5aとで挟み付けられ、その両駆動ロール24,25の
回転により15〜30m/分程度の速度で順次エンベロ
ープ装置6に送り込まれる。
【0018】ここで、図1および図2に示すように、駆
動ロール25のリブ25aはシート1のリブ1aの相互
間の下地部分1bに対向して配置しており、したがって
シート1のリブ1aに当る部分のガラスマット2は一対
の駆動ロール24,25で強く押し付けられるようなこ
とがなく、よってガラスマット2の裂けを防止すること
ができる。
【0019】積層体3が一定の長さだけエンベロープ装
置6に送り込まれると、その積層体3がカッター7を介
して一定の長さに切断され、その切断された積層体3が
エンベロープ装置6において、ほぼV字状に二つ折りさ
れ、その内側に極板が収納され、かつ二つ折りされた積
層体3におけるシート1の左右の両端部が溶着あるいは
機械的に圧着され、袋状のセパレータとして加工され
る。
【0020】なお、前記実施形態においては、ガラスマ
ット2に接触する駆動ロール25にリブ25aを設ける
ようにしたが、図6および図7に第2の実施形態として
示すように、ガラスマット2に接触する駆動ロール25
はその表面がフラットなロールとし、シート1に接触す
る駆動ロール24をその表面にリブ24aを有するリブ
付きロールとする場合、あるいは図8および図9に第3
の実施形態として示すように、一対の駆動ロール24,
25をそれぞれリブ24a,25aを有するリブ付きロ
ールとする場合であってもよい。
【0021】ただ、いずれの場合においても、リブ24
a,25aは、シート1のリブ1aの相互間の下地部分
1bに対向して配置するように設ける。これにより、シ
ート1のリブ1aに当る部分のガラスマット2が駆動ロ
ール24,25で強く押し付けられるようなことがな
く、したがってガラスマット2の裂けを防止することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
セパレータ用のシートとガラスマットとを重ね合わせて
エンベロープ装置に送り込む際に、そのガラスマットの
裂けを防止して円滑に送り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る送り装置の平
面図。
【図2】その送り装置の側面図。
【図3】セパレータ用のシートとガラスマットとをエン
ベロープ装置に供給する工程を概略的に示す構成図。
【図4】(イ)は図3中のX−X線に沿う断面図、
(ロ)は図3中のY−Y線に沿う断面図。
【図5】セパレータ用のシートと送り装置の駆動ロール
とを対比して示す平面図。
【図6】この発明の第2の実施形態に係る送り装置の平
面図。
【図7】その送り装置の側面図。
【図8】この発明の第3の実施形態に係る送り装置の平
面図。
【図9】その送り装置の側面図。
【図10】従来の送り装置の構成図。
【図11】袋状に加工したセパレータの断面図。
【図12】そのセパレータの正面図。
【図13】セパレータ用のシートの平面図。
【図14】従来の送り装置の平面図。
【図15】その送り装置の側面図。
【符号の説明】
1…セパレータ用のシート 1a…リブ 2…ガラスマット 6…エンベロープ装置 23…送り装置 24…駆動ロール 24a…リブ 25…駆動ロール 25a…リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/18 B65H 5/06 H01M 2/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セパレータ用のプラスチックのシートの片
    面に複数のリブがその長手方向に沿って平行に突出形成
    されていて、このシートの片面にガラスマットを重ね合
    わせて積層し、この積層体を一対の駆動ロールで挟み込
    んでエンベロープ装置に送り込む送り装置において、 前記一対の駆動ロールのうちの少なくとも一方の駆動ロ
    ールの周面に、その周方向に沿って連続し、かつ前記シ
    ートに形成されたリブの相互間の下地部分に対向する複
    数のリブを設けたことを特徴とするセパレータ用シート
    の送り装置。
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