JP5012471B2 - 印字情報安全廃棄機能付き葉書シート及びその使用方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、開封された後の情報の安全廃棄対策について提案されていない。
従来、葉書などが送付されてきた場合、受取人は葉書に表示された宛先情報や葉書に記載された個人情報を安全に廃棄するために、内容確認後は細かく裁断して廃棄していた。
そこで、本発明では、受取人が葉書に印字された情報を確認した後で、葉書の一部で印字部を被覆し、第三者に覗き見されない状態にして廃棄することができる印字情報安全廃棄機能付き葉書シートを提供することを目的とするものである。
即ち、安全廃棄情報印字面に強粘着型の粘着シート(剥離可能再貼付可能な接着シート)が貼り付くために、印字情報を覗き見しようとする者が粘着シートを剥がそうとしても、粘着剤面で粘着シート基材が破壊するために印字面を読み取ることができない。
このように、本発明の印字情報安全廃棄機能付き葉書シートによれば、簡単な手順で安全に個人データを破棄することができる。
図1は、本発明の印字情報安全廃棄機能付き葉書シートの貼り合わせ予定面から見た平面図の一例,図2は、図1のA−A線断面図,図3は、葉書シートが印字後折り畳み予定部で折り畳まれて接着され、葉書になった状態について説明するための断面図,図4は、本発明の印字情報安全廃棄機能付き葉書シートの使用方法について説明するための図,である。
図1を参照して、本発明の印字情報安全廃棄機能付き葉書シートについて説明する。
本発明の印字情報安全廃棄機能付き葉書シート100は、第一の紙片11と第二の紙片12で構成される一枚の葉書シートからなっており、第一の紙片11の裏側には印字情報安全廃棄機能が付いている。
葉書シート1の貼り合わせ予定面には、図示しないが、剥離可能再貼付不能な接着剤が全面に形成され、葉書シート1の中央部には折り畳み予定部13が形成されている。
折り畳み予定部13の左側、第一の紙片11の両端には、切込み71,72が折り畳み予定部13と平行に形成されている。
また、折り畳み予定部13の右側、第二の紙片12の貼り合わせ予定面には、安全廃棄情報が印字される。
また、第一の紙片11の裏側には、剥離層(図示せず)が形成され、剥離層面には剥離可能再貼付可能な接着シート(図示せず)が貼付される。
一方、第二の紙片12の貼り合わせ予定面には、受取人の個人情報、例えば、「預金残高のお知らせ」欄が設けられている。「預金残高のお知らせ」欄には、受取人の「普通預金」,「定期預金」などの「預金残高」が印字されるようになっている。
図示しないが、葉書シート1の第一の紙片11と第二の紙片12の貼り合わせ予定面には前述のように剥離可能再貼付不能な接着剤が形成されている。
印字情報安全廃棄機能付き葉書シート100には、受取人の個人情報がプリントされた後、折り畳み予定部13で折り畳まれ、前述の剥離可能再貼付不能な接着剤で加圧接着され、葉書となって受取人に送付される。
安全廃棄情報を確認した後で、印字された個人情報(安全廃棄情報)を残したい場合はそのまま保管し、印字された個人情報を廃棄したい場合は、第一の紙片11の「ここからお開けください」と矢印が印刷されたコーナー部から、切込み71,72に沿って第一の紙片11の切り込みで挟まれた部分を引き剥がし、剥離可能再貼付可能な接着剤面を露出した状態にして、再度葉書シート1を折り畳み予定部13で折り畳む。
第一の紙片11の裏側に形成された印字情報安全廃棄機能部の剥離可能再貼付可能な接着剤面(図示せず)に第二の紙片12を貼り合わせて廃棄する。
その結果、第二の紙片12に印字された個人情報は、安全に廃棄される。
葉書シート1は、折り畳み予定部13の片側が第一の紙片11、残る片側が第二の紙片12となっている。また、葉書シート1の貼り合わせ予定面には、剥離可能再貼付不能な接着剤2が全面に形成されている。
葉書シート1の第二の紙片12には安全廃棄情報が印字され、第一の紙片11には、そのまま廃棄されてもかまわない情報が印字、または、印刷される。
葉書シート1の第一の紙片11となる紙片の裏側には、剥離層3が形成され、剥離層3の裏側には剥離可能再貼付可能な接着シートが貼付される。剥離可能再貼付可能な接着シートは、粘着紙基材5の表面に剥離可能再貼付可能な接着剤4が形成された接着シートである。
送付途中で葉書シート1から粘着紙基材5が剥がれないように、剥離可能再貼付可能な接着剤4が、剥離層3を内包する状態で貼付される。
即ち、第一の紙片11となる紙片の貼り合わせ予定面の裏側に剥離層3を形成する際に、剥離可能再貼付可能な接着剤4の面積より小さくなるように、しかし、切込み71,72より外側に出るように形成する。
図2に示す折り畳み予定部13の左側、第一の紙片11,剥離層3,粘着剤4,粘着紙基紙5,第一の紙片11と剥離層3に形成された切込み71,72の部分が本発明の印字情報安全廃棄機能付き葉書シートの「印字情報安全廃棄機能」部分である。
また、折り畳み予定部13で貼り合わせ予定面を内側に折り畳んだときに、第二の紙片12の前記「郵便はがき」という印刷文字111が第二の紙片に形成された開口部6から表出するようになっている。
両面プリントができない場合は、標記宛先表示面に宛名ラベルが貼付されて葉書化される。
印字情報安全廃棄機能付き葉書シート100に安全廃棄情報(図示せず)や、宛先情報81がプリントされた後、葉書シート1は、折り畳み予定部13で折り畳まれ、剥離可能再貼付不能な接着剤2で接着され、図3に示す葉書になる。
開口部6からは、「郵便はがき」という印刷文字111が表出する。
先ず、図1,2で説明した印字情報安全廃棄機能付き葉書シート100が作製された後、葉書シート1の貼り合わせ予定面に所定の印字が行われる。そのときに、第二の紙片12に廃棄情報1210がプリントされ、宛先表示面に宛先情報が表示される。
印字情報安全廃棄機能付き葉書シート100は、折り畳み予定部13で印字面を内側に折り畳まれ、剥離可能再貼付不能な接着剤2が形成された面で貼り合わされて葉書となる。
受取人によって安全廃棄情報が確認され、この葉書が廃棄されることが決まると、折り畳み予定部と平行な切込み部71,72で第一の紙片11の一部が剥がし取られる。
剥がし取られた第一の紙片11の一部は廃棄される。
第一の紙片11の一部が剥がし取られた跡には、剥離可能再貼付可能な接着剤4が露出する。
葉書シート1の基材には、127.9g/m2の上質紙,中質紙,コート紙,晒しクラフト紙,再生紙などから選択した材料を使用する。
また、粘着紙基紙5には、46〜64g/m2の上質紙,中質紙,コート紙,晒しクラフト紙,再生紙などから選択した材料を使用する。
また、剥離層3に使用する剥離剤として、紫外線硬化型オフセット印刷用メジウムインキにシリコーンオイルを添加したものを使用する。
また、剥離可能再貼付不能な接着剤2として、ゴム系接着主剤中に微粒子を添加した擬似接着剤を使用する。
また、剥離可能再貼付可能な接着剤4として、市販のアクリル系粘着剤を使用する。
2 剥離可能再貼付不能な接着剤,剥離可能再貼付不能な接着剤層
3 剥離層
4 剥離可能再貼付可能な接着剤,粘着剤
5 粘着紙基材
6 開口部
8 宛先表示面
11 第一の紙片
12 第二の紙片
13 折り畳み予定部
71,72 切込み
81 宛先情報
100 印字情報安全廃棄機能付き葉書シート
111 印刷文字
1210 安全廃棄情報
Claims (2)
- 受取人が印字された情報を確認した後で葉書の一部で印字部を被覆して安全に廃棄することができる二つ折り仕様の葉書シートであって、
葉書シートの貼り合わせ予定面には全面に剥離可能再貼付不能な接着剤層が形成され、
葉書シートの中央部には葉書シートを第一の紙片と第二の紙片に分断する折り畳み予定部が形成され、
第一の紙片の両端部には折り畳み予定部と平行な切込みが形成され、
第二の紙片の貼り合わせ予定面には安全廃棄情報が印字され、
第一の紙片の裏側には、剥離層を介して剥離可能再貼付可能な接着シートが貼付されたことを特徴とする印字情報安全廃棄機能付き葉書シート。 - 請求項1に記載の、印字情報安全廃棄機能付き葉書シートの使用方法であって、
葉書シートの貼り合わせ予定面に所定の印字が行われるステップと、宛先記載欄に送付先情報が表示されるステップと、葉書シートが折り畳み予定部で印字面を内側に折り畳まれるステップと、葉書シートが剥離可能再貼付不能な接着剤面で貼り合わされて葉書とされるステップと、葉書が送付されるステップと、葉書が受け取られるステップと、葉書が開封されて第二の紙片に印字された安全廃棄情報が確認されるステップと、第一の紙片の一部が切込みによって剥離層で剥がし取られるステップと、第二の紙片の安全廃棄情報印字面と第一の紙片が剥ぎ取られた後に露出した剥離可能再貼付可能な接着剤面が貼り合わされるステップと、からなることを特徴とする印字情報安全廃棄機能付き葉書シートの使用方法。
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