JP4353363B2 - 隠蔽往復葉書 - Google Patents

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本発明は、往信時と返信時に共に隠蔽機能を持たせた隠蔽往復葉書に関する。
従来から秘匿性を要する書類は封書で郵送し、その返信も封書で行うのが通例であったが、近年では封書に替わる方法として隠蔽葉書を使用する方法が増えている。その隠蔽葉書の利用の仕方については、発信側が葉書の秘匿情報を隠蔽して発送するものや、発信側は往復葉書で郵送して返信側が記入した情報を隠蔽して返送するものや、発信側が封書で書類を郵送して返信側がその中の隠蔽葉書を返送するものなど様々な利用方法が考えられる。また隠蔽の形態については、葉書にラベルを貼付するものや、葉書に連接した部分を折り畳んで隠蔽できるように設計したものが多い。
ところで、葉書で郵送する場合には封書と違って掲載できる情報量が限られてしまうので、その欠点を改良して往信時の情報量を多くするための工夫が施された往復葉書が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また一方では、返信時の隠蔽性を考慮した往復葉書(例えば、特許文献2参照)や、返信時だけでなく往信時にも隠蔽できるようにした往復葉書(例えば、特許文献3参照)も数多く知られている。
特開平11−286189号公報
特開2003−118269号公報
特開平11−334256号公報
往信時と返信時に共に隠蔽葉書の形態で郵送が可能になれば、封書で郵送する場合に比べて往復の郵便料金がかなり節約できるので非常に効果的である。ただし、その隠蔽葉書の形態には前述の通り様々な特徴があり、秘匿情報の隠蔽性以外に他の項目の評価も必要となる。
例えば発信側は通常企業である場合が多いことから、往信時には発信側にとって隠蔽葉書を既存の設備機器や安価な設備機器を使って大量に隠蔽処理する必要がある。またその隠蔽葉書に設けられる宛名面や往信時隠蔽面や返信時隠蔽面には個人情報を印刷することも多いので、データマッチングやセキュリティの観点からするとこれらの面に対して同時に印刷できる構成であることが望まれる。
これに対して返信側は通常個人である場合が多いことから、返信時には隠蔽葉書の構成がそれほど複雑でなく、返信側にとって使用方法が簡単に理解できるような使い易いものであることも重要な評価項目である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、往信時と返信時に共に隠蔽機能を持たせた隠蔽往復葉書であって、往信時には発信側において短時間に集中して大量の印字および隠蔽処理ができ、かつ返信時には受取人側においてその使用方法が簡単に理解できる利便性に優れた隠蔽往復葉書を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、葉書大の第一紙片、第二紙片、および第三紙片を一列に連接した葉書用紙で構成される隠蔽往復葉書であって、前記第一紙片は、表面に圧着糊層が塗工され、かつ、往信時の隠蔽情報記載欄が設けられており、前記第二紙片は、表面に塗工された再剥離糊層上に往信先が表示された剥離紙が貼付されると共に、裏面に圧着糊層が塗工され、かつ、往信時の隠蔽情報記載欄が設けられており、前記第三紙片は、表面に返信時の隠蔽情報記載欄が設けられると共に、裏面に返信先が表示されており、前記第一紙片と前記第二紙片を分離し、前記圧着糊層どうしを重ね合わせて圧着することで前記往信時の隠蔽情報記載欄を隠蔽する往信時隠蔽機能と、前記第二紙片の剥離紙を剥がし前記第三紙片を折り返し前記再剥離糊層重ね合わせることで前記返信時の隠蔽情報記載欄を隠蔽する返信時隠蔽機能、の両機能を兼ね備えたことを特徴とするものである。
この場合において圧着糊は少なくとも前記の領域に塗布されていれば良いのであり、他の機能に影響を与えない限り葉書用紙の全面に塗布されていても良い。
ここで葉書用紙としては、例えば上質紙、軽量コート紙、コート紙、アート紙等の各種の紙材を使用することができ、少なくとも一枚の用紙で葉書の規定連量を満たしていれば良い。
圧着糊とは通常の取扱い時には触っても全くベトツキがなく、圧着糊どうしを重ね合わせて事後処理機(ドライシーラ)を用いて強力な圧力を加えることで接着力を持つようにした糊である。この圧着糊どうしで接着された接合面は剥離することができ、剥離した後に再度貼り付けることはできない。使用可能な圧着糊の例としては天然ゴムラテックス系糊等が挙げられる。
また再剥離糊とは通常時にはベトツキがあり剥離紙で被覆しておき、剥離紙を剥がすことで貼り付けることができるようにした糊である。この再剥離糊で貼り付けた貼付面は剥離することができ、貼着と剥離を繰り返し行うことができる。使用可能な再剥離糊の例としてはアクリル系粘着剤等が挙げられる。
剥離紙とはベース紙上にシリコーン系の剥離剤を塗布したもので、ベース紙としてはクラフト紙や透明フィルムなどを使用することができる。
本発明の隠蔽往復葉書では、3つの紙片が一列に連接された一枚の葉書用紙で構成されているため、各紙片に表示する所定事項を同時印字することが可能になる。また往信時には第一紙片と第二紙片を重ね合わせ、既存の事後処理機(ドライシーラ)で圧着するだけの処理で往信葉書に隠蔽機能を持たせることができ、返信時には剥離紙を剥がして第三紙片を折り畳むだけの作業で簡単に返信葉書に隠蔽機能を持たせることができる。
また本発明の好ましい実施態様は、前述した構成の隠蔽往復葉書において、連続用紙を用いて前記第一、第二、第三紙片からなる隠蔽往復葉書を連続して複数片形成することが望ましい。このような構成を採用すると、特に往信時の処理において短時間に集中的に大量の印字および隠蔽処理が行えるという利点がある。
さらに本発明の別の実施態様としては、前述した構成の隠蔽往復葉書において、前記葉書用紙を単片形態で形成する構成や、前記葉書用紙の一部に複写用紙を貼付する構成を採用することも可能である。また、前記第一紙片の側辺に沿って所定ピッチの送り孔が形成され、前記第一紙片と前記第二紙片の境界に前記第一紙片の送り孔と同一ピッチの送り孔が形成されていても良い。
本発明の隠蔽往復葉書によると、往信側と返信側の双方にとって以下のような格別な効果を有する。
[往信側の効果]
往信時と返信時に共に封書ではなく葉書形態で郵送が可能になり、往復時において大量の郵便物の郵便料金を全額負担する往信側にとって大幅なコスト削減に繋がるという効果がある。また葉書サイズの3つの紙片が一枚の葉書用紙で構成されていることから、各紙片に所定事項を同時に印刷でき、封書形態で郵送する場合と異なり封入書類の照合ミスが起こることもなく、印字した情報のマッチングを確実に行うことができる。さらに事後処理機上で切断した第一紙片の上に第二紙片を重ね合わせて圧着するだけなので、既存の事後処理機を利用して往信時の隠蔽機能を持たせることが可能になり、往復葉書の作成時間の短縮化とコスト削減を図ることができるという効果もある。
[返信側の効果]
受け取った往復葉書を返信するときに、剥離紙を剥がして折り畳むだけの簡単な作業で記入した個人情報を隠蔽できるので、返信葉書の作成手順が複雑でなく容易に理解できるという効果がある。また葉書形態で郵送されてくるため、封書形態の場合のように重要な同封書類を紛失したり、同封書類の確認に混乱を来たしたりする恐れもなく、必要な情報の管理を確実に行える利便性に優れた往復葉書を利用することができる。
以下、本発明の一実施形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態の隠蔽往復葉書の平面図、図2は同葉書の断面図である。図1に示す隠蔽往復葉書Pは、往信時と返信時に共に情報を隠蔽して郵送できるようにしたものであり、連続用紙上に複数片形成したうちの一片を抜き出して示したものである。この隠蔽往復葉書Pは第一紙片P1と第二紙片P2と第三紙片P3の3つの紙片を横一列に連接した葉書用紙1で構成されている。葉書用紙1は一枚で葉書の規定連量を満たす2g以上の重量を有しており、各紙片P1、P2、およびP3の大きさはそれぞれ葉書サイズに設定されている。
第一紙片P1は往信時に添付物になり、第二紙片P2は往信時には葉書本体、返信時には添付物になり、第三紙片P3は往信時には葉書本体、返信時には添付物になる。また第一紙片P1と第二紙片P2の境界は切断時の作業性を考慮してスリッターによる切断線2で区画され、第二紙片P2と第三紙片P3の境界は折り畳み時の作業性を考慮して予め折り筋を付けた折線3で区画されている。
第一紙片P1には切断線2の反対側の側辺に沿って所定ピッチで送り孔11,…が形成されており、その内側には送り孔11部分を切り離すためにスリッターによる切断線4が形成されている。図1aに示すように、第一紙片P1の表面には全面にわたって圧着糊層12が塗工されており、切断線2と切断線4との間の領域には往信時に隠蔽される隠蔽情報記載欄13が設けられている。
また第一紙片P1の裏面には、図1bに示す切断線2と切断線4との間の領域に往信時に隠蔽されない情報記載欄14が設けられている。本実施形態ではこの情報記載欄14に口座振替依頼書の記入例や返信葉書の作成手順を記載してある。
第二紙片P2には切断線2の内側に沿って送り孔21,…が形成されており、その内側に送り孔21部分を切り離すためにスリッターによる切断線5が形成されている。この送り孔21は第一紙片P1の送り孔11と同位置に同一ピッチに設定されており、第一紙片P1と第二紙片P2を重ね合わせるときに両紙片を位置ズレなく同位置にする位置合わせ手段として作用するものである。
第二紙片P2の表面は、図1aに示す折線3と切断線5との間の領域において、その周縁に余白部を残して再剥離糊層24が塗工されており、この再剥離糊層24を覆うように剥離紙25が貼付されている。図2の断面図に示すように、この剥離紙25はベース紙25aの裏面にシリコーン系の剥離剤25bが塗布されたもので、剥離剤25bと再剥離糊層24が剥離可能に擬似接着された状態になっている。
また第二紙片P2の表面の余白部には、「郵便往復はがき(往信)」なる文字で往信時の葉書本体であることを示す郵便表示部26が表示されており、剥離紙25の表面には往信時の宛先となる往信先表示部27が表示されている。この第二紙片P2の表面が往信時の宛名面である。一方、図1bに示すように、第二紙片P2の裏面には全面にわたって圧着糊層22が塗工されており、折線3と切断線5との間の領域には往信時に隠蔽される隠蔽情報記載欄23が設けられている。
第三紙片P3は折線3の反対側の側辺に沿って所定ピッチで送り孔31,…が形成されており、その内側に送り孔31を切り離すためにスリッターによる切断線6が形成されている。図1aに示すように、第三紙片P3の表面は折線3と切断線6との間の領域に返信時に隠蔽される隠蔽情報記載欄32が設けられている。本実施形態ではこの隠蔽情報記載欄32に口座振替依頼書の記入枠を記載してある。
第三紙片P3の裏面には図1bに示すように、折線3と切断線6との間の領域に「郵便往復はがき(返信)」なる文字で返信時の葉書本体であることを示す郵便表示部33と、返信時の宛先となる返信先表示部34が表示されている。この第三紙片P3の裏面が返信時の宛名面である。
以上が本実施形態の隠蔽往復葉書の構成であるが、以下では同葉書の使用方法を往信時と返信時に分けて説明する。
図3は往信時の使用方法を示す説明図である。
まず、往信側では図3aに示すようにこの隠蔽往復葉書Pの第一紙片P1、第二紙片P2、および第三紙片P3の所定箇所にそれぞれ次の事項を印刷する処理を行う。
第一紙片P1において、表側にある隠蔽情報記載欄13には往信時に隠蔽が必要な秘匿情報を印刷する。裏側にある情報記載欄14(図1b参照)には往信時に隠蔽の必要ない情報、ここでは口座振替依頼書の記入例や返信葉書の作成手順を印刷する。
第二紙片P2において、表側にある郵便表示部26に赤字で「郵便往復はがき(往信)」なる文字を印字し、剥離紙25の往信先表示部27に往信時の宛先を印刷する。裏側にある隠蔽情報記載欄23(図1b参照)には往信時に隠蔽が必要な秘匿情報を印刷する。
第三紙片P3において、表側にある隠蔽情報記載欄32に返信時に隠蔽が必要な秘匿情報、ここでは口座振替依頼書の記入枠を印刷する。
ここで、この隠蔽往復葉書Pは3つの紙片が横一列に連接された一枚の葉書用紙1で構成されており、それぞれの紙片に表示する事項をプリンタで同時に印字することが可能である。このためマッチングミスを防ぐことができ、かつ印字効率も向上する。
次に、図3bに示すように隠蔽往復葉書Pから第一紙片P1を切り離す。第一紙片P1と第二紙片P2の境界には切断線2が形成されており、往信側では事後処理機(ドライシーラ)のスリッターでこの切断線2をスリットする。
続いて、図3cに示すように切断した第一紙片P1の上に第二紙片P2を重ね合わせて両紙片を貼合する。ここで、事後処理機で第一紙片P1の左端部にある送り孔11,…と第二紙片P2の左端部にある送り孔21,…で両紙片の位置を合わせながら、両紙片の表裏から所定の圧力を加える。こうして第一紙片P1の表側にある圧着糊層12と第二紙片P2の裏側にある圧着糊層22とが剥離可能に擬似接着される。これにより第一紙片P1と第二紙片P2の両紙片を位置ズレなく同位置になるように位置合わせをして貼り合わせることができ、かつ往復葉書の往信時に隠蔽機能を持たせることができる。
さらに、図3dに示すように隠蔽往復葉書Pの左右両端部にある送り孔部分を切り落とす。これは左端部の送り孔21(11)の内側にある切断線5(4)と、右端部の送り孔31の内側にある切断線6を共に事後処理機のスリッターでスリットすれば良い。
最後に、往信側は図3eに示すように隠蔽往復葉書Pを郵送する。往信時にはこの隠蔽往復葉書Pは連接した第二紙片P2と第三紙片P3が葉書本体に相当し、第一紙片P1と剥離紙25が添付物に相当する。
すなわち、この葉書本体は2g以上の規定連量を満たし、本体となる葉書用紙1上に郵便表示部26の文字と剥離紙25上に往信先表示部27があり、さらに第二紙片P2に貼着された剥離紙25と第二紙片P2に擬似接着された第一紙片P1が葉書本体の表裏一枚まで貼着可能な添付物になっている。このため、往信時の隠蔽往復葉書Pは郵便法上の葉書の規格を全て満足することが可能である。
また、第一紙片P1の表側にある隠蔽情報記載欄13と第二紙片P2の裏側にある隠蔽情報記載欄23の2面は、圧着糊層12,22どうしを貼り合わせることで確実な隠蔽状態で郵送することができる。
図4は返信時の使用方法を示す説明図である。
まず、返信側では図4aに示すように隠蔽往復葉書Pの第一紙片P1を剥がす。第一紙片P1と第二紙片P2は圧着糊層12,22間で剥離され、これにより第一紙片P1の隠蔽情報記載欄13と、第二紙片P2の隠蔽情報記載欄23に記載されている情報を確認することができる。
次に、図4bに示すように第三紙片P3の隠蔽情報記載欄32にある口座振替依頼書に個人情報を記入する。ここで、先程剥がした第一紙片P1には口座振替依頼書の記入例と返信葉書の作成手順が記載されているので、これと照らし合わせながら書き込みと返信葉書の作成の作業を間違いなく行うことができる。
続いて、図4cに示すように第二紙片P2に貼付されている剥離紙25を剥がす。第二紙片P2と剥離紙25は再剥離糊層24と剥離剤層25b間で剥離され、これにより第二紙片P2の表面に再剥離糊層24が露出する。
さらに、図4dに示すように折線3を谷折りして第三紙片P3を折り畳む。ここで、第二紙片P2の上に重ね合わされた第三紙片P3は再剥離糊層24で剥離可能に擬似接着された状態になる。これにより往復葉書の返信時に隠蔽機能を持たせることができる。
最後に、返信側は図4eに示すように隠蔽往復葉書Pを郵送する。返信時にはこの隠蔽往復葉書Pは第三紙片P3が葉書本体に相当し、第二紙片P2が添付物に相当する。
すなわち、この葉書本体は2g以上の規定連量を満たし、本体となる葉書用紙1上に郵便表示部33の文字と返信先表示部34があり、さらに第三紙片P3に擬似接着された第二紙片P2が葉書本体の表裏一枚まで貼着可能な添付物になっている。このため、返信時の隠蔽往復葉書Pも郵便法上の葉書の規格を全て満足することが可能である。
また、第三紙片P3にある隠蔽情報記載欄32の1面は、再剥離糊層24で第二紙片P2を貼り合わせることで確実な隠蔽状態で郵送することができる。この返信された隠蔽往復葉書Pを受け取った発信側では、再剥離糊層24を剥がすことで第三紙片P3の隠蔽情報記載欄32に記入された個人情報を確認して事務処理が行われる。
なお、前述した実施形態においては次のような各種の変形例が考えられる。例えば圧着糊層12,22は、第一紙片P1の表面と第二紙片P2の裏面に限定して塗工されているが、これに替えて葉書用紙1の表裏面の全面に塗工されていても構わない。
また葉書用紙1を単片形態で形成する構成や、葉書用紙1の一部に複写用紙を貼付する構成として例えば返信側が記入する隠蔽情報記載欄32(ここでは口座振替依頼書)の控えを設ける構成を採用することもできる。このような構成を採用することで、往信時と返信時に隠蔽機能を持たせた往復葉書においてさらに複写機能を追加することができ、この隠蔽往復葉書Pを利用できる業務範囲が大幅に拡大するという利点がある。
本発明の隠蔽往復葉書を(a)表面側から見た平面図と(b)裏面側から見た平面図。 図1に示すA−A線断面図。 往信時の使用方法を示す説明図。 返信時の使用方法を示す説明図。
符号の説明
P 隠蔽往復葉書
P1 第一紙片
P2 第二紙片
P3 第三紙片
1 葉書用紙
2 切断線
3 折線
4 切断線
5 切断線
6 切断線
11 送り孔
12 圧着糊層
13 隠蔽情報記載欄
14 情報記載欄
21 送り孔
22 圧着糊層
23 隠蔽情報記載欄
24 再剥離糊層
25 剥離紙
25a ベース紙
25b 剥離剤層
26 郵便表示部
27 往信先表示部
31 送り孔
32 隠蔽情報記載欄
33 郵便表示部
34 返信先表示部

Claims (4)

  1. 葉書大の第一紙片、第二紙片、および第三紙片を一列に連接した葉書用紙が連続して複数片形成された隠蔽往復葉書であって、
    前記第一紙片は、表面に圧着糊層が塗工され、かつ、往信時の隠蔽情報記載欄が設けられており、
    前記第二紙片は、表面に塗工された再剥離糊層上に往信先が表示された剥離紙が貼付されると共に、裏面に圧着糊層が塗工され、かつ、往信時の隠蔽情報記載欄が設けられており、
    前記第三紙片は、表面に返信時の隠蔽情報記載欄が設けられると共に、裏面に返信先が表示されており、
    前記第一紙片と前記第二紙片を分離し、前記圧着糊層どうしを重ね合わせて圧着することで前記往信時の隠蔽情報記載欄を隠蔽する往信時隠蔽機能と、前記第二紙片の剥離紙を剥がし前記第三紙片を折り返し前記再剥離糊層重ね合わせることで前記返信時の隠蔽情報記載欄を隠蔽する返信時隠蔽機能、の両機能を兼ね備えた
    ことを特徴とする隠蔽往復葉書。
  2. 葉書大の第一紙片、第二紙片、および第三紙片を一列に連接した葉書用紙が単片形態で形成された隠蔽往復葉書であって、
    前記第一紙片は、表面に圧着糊層が塗工され、かつ、往信時の隠蔽情報記載欄が設けられており、
    前記第二紙片は、表面に塗工された再剥離糊層上に往信先が表示された剥離紙が貼付されると共に、裏面に圧着糊層が塗工され、かつ、往信時の隠蔽情報記載欄が設けられており、
    前記第三紙片は、表面に返信時の隠蔽情報記載欄が設けられると共に、裏面に返信先が表示されており、
    前記第一紙片と前記第二紙片を分離し、前記圧着糊層どうしを重ね合わせて圧着することで前記往信時の隠蔽情報記載欄を隠蔽する往信時隠蔽機能と、前記第二紙片の剥離紙を剥がし前記第三紙片を折り返し前記再剥離糊層重ね合わせることで前記返信時の隠蔽情報記載欄を隠蔽する返信時隠蔽機能、の両機能を兼ね備えた
    ことを特徴とする隠蔽往復葉書。
  3. 請求項1または2に記載の隠蔽往復葉書において、前記葉書用紙の一部に複写用紙が貼付されていることを特徴とする隠蔽往復葉書。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の隠蔽往復葉書において、前記第一紙片の側辺に沿って所定ピッチの送り孔が形成され、前記第一紙片と前記第二紙片の境界に前記第一紙片の送り孔と同一ピッチの送り孔が形成されていることを特徴とする隠蔽往復葉書。
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