JP4968451B2 - 圧着往復はがき - Google Patents

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本発明は圧着往復はがきに関し、特にシーラー等の処理機で搬送でき、また形態がコンパクトでありながら、情報掲載量が多く、有用な圧着往復はがきに関するものである。
従来の1枚の紙で作られる圧着タイプの往復はがきは、情報記載面が6面(宛名面含む)で情報量が限られていた。さらに多い情報を記載しようとすると、ハガキが2通になったり、返信用ハガキを封入して郵送することになったりして、郵便料金が高くなってしまう。又は文字を小さくすることになるが、お年寄りなどの判読に支障をきたす。そのほかに、図3に示すように、往復はがきとして一面分折りたたみ圧着して、折りたたんだ方向とは逆側にもう一枚用紙を圧着することで情報記載面を8面にすることは出来るが、後から貼り付けた用紙は本体から分離して、失くしてしまう恐れがあった。用紙を分離しないようにするために、ライン糊にて端を止める方法も考えられるが、開帳するときにクセが付き、また、接着部付近には情報を載せられない問題がある。
また、特許文献1に示す往復はがきは、返信宛名情報が記載された紙葉3の裏面の全面にラベルを積層させたものが、提案されている。しかし、この場合も、紙葉3の部分が、他の紙葉1、2の部分に比べ、総厚が大きく、連続したシートにおける箇所の違いにより、総厚が異なり、プリンターで連続処理の際に、蛇行したり、シワが生じたりして、プリンターでの搬送適性が低下し、またその影響もあり、印字適性も低下する問題がある。
特開平7−40683号公報
したがって、本発明は、シーラー等の処理機で搬送でき、また形態がコンパクトでありながら、情報掲載量が多く、使用する上で、非常に便利で情報提供を有効に行なえる圧着往復はがきを提供することを目的とする。
以上の状況を鑑み、鋭意研究開発を進め、本発明に到った。すなわち、請求項1に記載の発明は、第1の基材と第2の基材とが、独立した形態で、重ね合わせるもので、各基材において、2箇所の折り線により、3区画に分かれて、折り畳み可能な圧着往復はがきにおいて、該第1の基材が第1A基材部と第1B基材部とが折り線2を介して区分けされ、かつ第1の基材が第1B基材部と第1C基材部とが折り線3を介して区分けされたもので、該第2の基材が第2A基材部と第2B基材部とが折り線4を介して区分けされ、かつ第2の基材が第2B基材部と第2C基材部とが折り線5を介して区分けされたもので、第1B基材部と第2B基材部、及び第1C基材部と第2C基材部とを重ね合わせる接着剤が強接着剤であり、第1A基材部と第1B基材部を折り畳んで重ね合わせる接着剤が、再剥離性感圧粘着剤であり、また第2A基材部と第2B基材部を折り畳んで重ね合わせる接着剤も、再剥離性感圧粘着剤であり、前記の圧着往復はがきにおける折り線3と折り線5とが、同じ位置に合わせておき、第1の基材と第2の基材とが重なった状態で、該折り線3と5の箇所で折り畳み可能であり、かつ該折り線3と5の箇所で、圧着往復はがきを分離可能であり、前記の圧着往復はがきにおける折り線2の箇所で、第1の基材を折り畳み、第1A基材部と第1B基材部を剥離可能に接着し、かつ折り線4の箇所で、第2の基材を折り畳み、第2A基材部と第2B基材を剥離可能に接着し、かつ折り線2と折り線4とが、同じ位置に合わせて設けられていて、前記第1の基材の第1A基材部に貫通孔が形成され、該孔を通して、第1B基材部に印刷されたはがき種別を表出するようにしたことを特徴とする。
本発明の圧着往復はがきは、第1の基材と第2の基材とが、独立した形態で、重ね合わせるもので、各基材において、2箇所の折り線により、3区画に分かれて、折り畳み可能なもので、該第1の基材が第1A基材部と第1B基材部とが折り線2を介して区分けされ、かつ第1の基材が第1B基材部と第1C基材部とが折り線3を介して区分けされたもので、該第2の基材が第2A基材部と第2B基材部とが折り線4を介して区分けされ、かつ第2の基材が第2B基材部と第2C基材部とが折り線5を介して区分けされたもので、第1B基材部と第2B基材部、及び第1C基材部と第2C基材部とを重ね合わせる接着剤が強接着剤であり、この強接着剤は、一旦接着させた後に、第1の基材と第2の基材を剥離することが困難なものであり、第1A基材部と第1B基材部を折り畳んで重ね合わせる接着剤が、再剥離性感圧粘着剤であり、また第2A基材部と第2B基材部を折り畳んで重ね合わせる接着剤も、再剥離性感圧粘着剤である。この再剥離性感圧粘着剤は、その使用する粘着剤の皮膜(粘着剤層)が、基材と接触しても粘着せずに、粘着剤層同士が加圧接触してはじめて粘着し、しかも再剥離ができるように調整されたものである。また、前記の圧着往復はがきにおける折り線3と折り線5とが、同じ位置に合わせておき、第1の基材と第2の基材とが重なった状態で、該折り線3と5の箇所で折り畳み可能であり、かつ該折り線3と5の箇所で、圧着往復はがきを分離可能であり、前記の圧着往復はがきにおける折り線2の箇所で、第1の基材を折り畳み、第1A基材部と第1B基材部を剥離可能に接着し、かつ折り線4の箇所で、第2の基材を折り畳み、第2A基材部と第2B基材を剥離可能に接着し、かつ折り線2と折り線4とが、同じ位置に合わせて設けられていて、前記第1の基材の第1A基材部に貫通孔が形成され、該孔を通して、第1B基材部に印刷されたはがき種別を表出するようにした。
以上の構成を有する圧着往復はがきは、第1B基材部、第1C基材部、第2B基材部、及び第2C基材部が、表出した表面に情報を掲載でき、また第1A基材部と第2A基材部は、両者とも表面及び裏面に情報を掲載でき、圧着往復はがきとして、上記の合計して、8面で情報を掲載できる形態にすることができ、1つの圧着往復はがきで、情報掲載量を多くでき、使用する上で、非常に便利で情報提供を有効に行なえるものである。また、本発明の圧着往復はがきは、第1の基材と第2の基材が重ねられ、折り畳む前は、端から端まで全面が均一なものであり、シーラー等の処理機で搬送できる。さらに、往信時は第1A基材部と第1B基材部を、また第2A基材部と第2B基材部を折り畳んで剥離可能に接着させ、さらに第1基材の折り線3と第2基材の折り線5は、同じ位置で折り畳んだ構成で投函される。
そして、その圧着往復はがきを受取った人が、第1A基材部と第1B基材部の接着された箇所を剥がして、また第2A基材部と第2B基材部の接着された箇所を剥がして、接着面であった部分の情報を認識することができる。さらに、折り線3と折り線5の箇所で、圧着往復はがきを分離して、第1A基材部と第1B基材部、及び第2A基材部と第2B基材部が一体になった部分は、保存し、分離した残りの第1C基材部と第2C基材部が接着された部分は、返信はがきとして、返信先に送付する。上記のように、本発明の圧着往復はがきは、形態がコンパクトでありながら、情報掲載量が多いものであり、往復はがきとして、非常に有効なものであった。
図1は、本発明の圧着往復はがき1の一つの実施形態を示す概略図であり、図1a)は圧着往復はがきが往信して使用する前の第1の基材、第2の基材とが強接着剤や、折り線2、3等で構成されることを説明するための概略図であり、図1b)は図1a)で示した圧着往復はがきが、往信された後の返信時での使用される状態を説明するための概略図である。
図1a)において、第1の基材11が、第1A基材部(1A)と第1B基材部(1B)とが折り線2を介して区分けされ、かつ第1の基材11が第1B基材部(1B)と第1C基材部(1C)とが折り線3を介して区分けされて形成されている。また第2の基材12が、第2A基材部(2A)と第2B基材部(2B)とが折り線4を介して区分けされ、かつ第2の基材12が第2B基材部(2B)と第2C基材部(2C)とが折り線5を介して区分けされて形成されている。第1A基材部の表面を1A面とし、第1B基材部の表面を1B面とし、また第1C基材部の表面を1C面として、1B面には「郵便往復はがき」の文字が、はがき種別として印刷され、第1A基材部と第1B基材部を折り畳んで接着させると、第1A基材部に形成された貫通孔9を通して、第1B基材部に印刷されたはがき種別を表出するようにした構成となる。
第1の基材11と第2の基材12とが、第1B基材部(1B)と第1C基材部(1C)を合わせた部分と、第2B基材部(2B)と第2C基材部(2C)を合わせた部分とが、強接着剤6により重ね合わせられて接着している。また、第1A基材部、第1B基材部及び第1C基材部の表面の全面に、再剥離性感圧粘着剤層7が設けられている。また、第2A基材部、第2B基材部及び第2C基材部の表面の全面に、再剥離性感圧粘着剤層8が設けられている。この再剥離性感圧粘着剤層7、8は、その使用する粘着剤が塗工されて形成された皮膜であり、該粘着剤層7、8が基材と接触しても粘着せずに、粘着剤層同士が加圧接触してはじめて粘着し、しかも再剥離ができるように調整されたものであり、従来の折り畳みのメールフォームで利用されているものが使用できる。一般的に、粘着主剤、粘着力調整剤、添加物等でその粘着剤層を構成できる。図1では、第1の基材の表面の全面に再剥離性感圧粘着剤層7が設け、また第2の基材の表面の全面に再剥離性感圧粘着剤層8が設けたものを示したが、本発明では、少なくとも第1A基材部と第1B基材部、及び第2A基材部と第2B基材部の表面に再剥離性感圧粘着剤層が設けられているもので、第1C基材部と第2基材部の表面には再剥離性感圧粘着剤層を設けなくても十分である。
往信時は折り線2で、谷折りの条件で折り畳み、第1の基材11の第1A基材部と第1B基材部の表面同士(1A面と1B面)が重ね合わされて圧着されて接着する。また、第1A基材部の裏面(第2A基材部と対向する側の表面)には、往信先の住所、名前等の往信宛名17が、可変情報として、例えば、ノーインパクトプリンターを使用して、印字されている。また、第2C基材部の表面には、返信先の住所、名前等の返信宛名13が、例えば、ノーインパクトプリンターを使用して、印字されている。上記のプリンター印字は、第1の基材11及び第2の基材12の両端に加工して形成されたマージナルパンチを利用して、連続的に印字することができる。
また、第1の基材11及び第2の基材12に設けられた折り線2、3、4、5は、ミシン目であったり、スジ押しであったり、あるいは点線を印刷して形成することもできる。これらの折り線は、その線上で、折りやすくするためのものである。但し、折り線2、3、4、5は、往信時などの取扱い上は切り離れることはない。
また、図示してはいないが、第1A基材部(1A)、第1B基材部(1B)や、第2A基材部(2A)、第2B基材部(2B)の表面には、情報の掲載として、例えば、適当な広告を印刷することができる。また本発明の圧着往復はがき1は、往信時には、第1A基材部と第1B基材部を、また第2A基材部と第2B基材部を折り畳んで剥離可能に接着させ、また第1基材の折り線3と第2基材の折り線5は、同じ位置で山折りの状態で折り畳んだ構成とする。このような形態の圧着往復はがきとして、利用する際は、両端に設けられたマージナルパンチ10加工された部分は、切り取り線18、19、20、21により、切り離されている。
図1b)で示したものは、図1a)で示した圧着往復はがきが、往信された後の返信時での使用される状態を説明するもので、往信先の人が、圧着往復はがき1を受取って、1A面と1B面とが接着した状態から、1A面と1B面とを剥離して、1A面及び1B面に記載された情報を確認し、また2A面と2B面とが接着した状態から、2A面と2B面とを剥離して、2A面及び2B面に記載された情報を確認し、その後に折り線3及び折り線5の部分で(それらの線3、5は同じ位置)、圧着往復はがき1を切り離して、第1C基材部(1C)と第2C基材部(2C)からなる返信はがき16が得られる。
以上、図1を用いて、本発明の圧着往復はがきについて、説明したが、図1のように、マージナルパンチ10の加工された方向と、折り線2、3の加工された方向が平行であるが、図2に示すように、マージナルパンチ10の加工された方向と、折り線2、3の加工された方向が直角であるように、圧着往復はがきの配置をとることも可能である。
以上、圧着往復はがきについて、本発明を説明したが、郵便で配達するはがきの用途に限らず、アンケート用紙等の手渡し等で、配布して、その後に、記入した用紙が回収されるものでも、本発明が適用できる。
以下に、本発明の圧着往復はがきについて、実施例に基づいて、説明する。
第1の基材及び第2の基材として、上質紙、アート紙、コート紙等のパルプ紙を用いた用紙の片側の全面に、粘着主剤、粘着力調整剤、添加物で構成した再剥離性感圧粘着剤を塗工した、すなわち再剥離性感圧粘着剤層7、8を有する基材を用意した。まず、図1に示すように第1の基材(11)の裏面(再剥離性感圧粘着剤層7を設けた側と反対面)には、その圧着往復はがきの往信先の住所、名前17の可変情報を、印字しておいた。また、第1の基材(11)の1A面、1B面、1C面には、往信元である企業の宣伝のための広告及びその企業からのお知らせをオフセット印刷方式で、再剥離性感圧粘着剤層の上に印刷した。(尚、再剥離性感圧粘着剤層を塗工する前に、上記の広告及びお知らせを用紙上に印刷しておくことも可能である。)また、1B面には、「郵便往復はがき」の文字を、印刷形成しておいた。さらに、第1A基材部には、第1B基材部に印刷されたはがき種別である「郵便往復はがき」の情報が、第1A基材部と第1B基材部を折り畳んで重ね合わせた際に、表出するような位置に、貫通孔9を形成しておいた。図示したように、第1の基材には折り線2、3と、切り取り線18、19、さらに第1の基材の両端には、マージナルパンチ10を連続的に加工した。
また、第2の基材(12)の裏面(再剥離性感圧粘着剤層8を設けた側と反対面)には、往信元である企業の宣伝のための広告をオフセット印刷方式で、形成しておいた。また、第2の基材(12)の2A面、2B面には、往信元である企業の宣伝のための広告及びその企業からのお知らせをオフセット印刷方式で、再剥離性感圧粘着剤層を塗工する前に、印刷しておいた。さらに、第2の基材(12)の2C面には、返信先の住所、名前の宛名情報を、オフセット印刷方式で、再剥離性感圧粘着剤層を塗工する前に、印刷しておいた。また、2C面には返信時のはがきの「郵便往復はがき」、「返信」の文字を、印刷形成しておいた。また図示したように、第2の基材には折り線4、5と、切り取り線20、21、さらに第2の基材の両端には、マージナルパンチ10を連続的に加工した。
上記の得られた第1の基材の巻取りと、第2の基材の巻取りを給紙部に設置して、強接着剤を塗工できるユニットを設けた糊付けコレーターにて、第2の基材の巻取りの再剥離性感圧粘着剤層の設けている面と反対側に、図1a)に示すようなパターンで、第2B基材部及び第2C基材部に、強接着剤を塗工し、第1の基材の裏面側(再剥離性感圧粘着剤層7を設けた側と反対面)と強接着剤層6が接するように、重ね合わせる。その時に、第1の基材と第2の基材の各加工された折り線及び印刷部分が両者の位置関係が合うように、マージナルパンチを利用したピン送り方式で、第1の基材と第2の基材の見当合わせを行なう。さらに、貼り合わせ時14と15に示す位置に、横ミシン目の加工を施して、連続フォームを作製した。
上記の連続フォームとして丁合された圧着往復はがきは、横ミシン目14、15の部分で、折られた折り状態とした。次に、上記の圧着往復はがきは、切り取り線18、19、20、21を利用して、両端に設けられたマージナルパンチ10加工された部分を、切り離した後に、折り線2で、谷折りの条件で折り畳んで、第1の基材11の第1A基材部と第1B基材部の表面同士(1A面と1B面)が重ね合わされて圧着されて接着するように、さらに折り線4で、山折りの条件で折り畳んで、第2の基材12の第2A基材部と第2B基材部の表面同士(2A面と2B面)が重ね合わされて圧着されて接着するように、折り畳んだ状態で、シーラーにて圧力を加える。但し、この加圧処理は長尺の圧着往復はがきを使用して、連続処理で行なう。圧着の工程中で、横ミシン目14、15を利用して、長尺の連続フォームから、多数の枚葉のシート状である、本発明の圧着往復はがきを形成した。
上記の得られた圧着往復はがきを往信先に郵送したところ、異常なく往信先に圧着往復はがきが届けられた。往信先の人は、1A面と1B面とが接着した状態から、1A面と1B面とを手で剥離し、また2A面と2B面とが接着した状態から、2A面と2B面とを手で剥離し、1A面、1B面、2A面、2B面の各面に記載された情報を確認して、その後に折り線3、5の部分で、圧着往復はがき1を切り離して、第1C基材部(1C)と第2C基材部(2C)からなる返信はがき16が得られた。この返信はがき16を郵送した。この返信はがきは、返信先に異常なく届けられた。以上の圧着往復はがきは、シーラー等の処理機で搬送でき、また形態がコンパクトでありながら、1A面、1B面、1C面、2A面、2B面、2C面、さらに第1A基材部の裏面、第2A基材部の裏面の合わせて8面で情報を掲載でき、1つの圧着往復はがきで、情報掲載量を多くでき、使用する上で、非常に便利で、有効な情報の提供を行なえるものであった。
本発明の圧着往復はがきの一つの実施形態を示す概略図である。 本発明の圧着往復はがきの他の実施形態を示す概略図である。 従来の往復はがきの一例を示す概略図である。
符号の説明
1 圧着往復はがき
2 折り線
3 折り線
4 折り線
5 折り線
6 強接着剤層
7 再剥離性感圧粘着剤層
8 再剥離性感圧粘着剤層
9 貫通孔
10 マージナルパンチ
11 第1の基材
12 第2の基材
13 返信先の宛名
14 横ミシン目
15 横ミシン目
16 返信はがき
17 往信先の宛名
18 切り取り線
19 切り取り線
20 切り取り線
21 切り取り線

Claims (1)

  1. 第1の基材と第2の基材とが、独立した形態で、重ね合わせるもので、各基材において、2箇所の折り線により、3区画に分かれて、折り畳み可能な圧着往復はがきにおいて、該第1の基材が第1A基材部と第1B基材部とが折り線2を介して区分けされ、かつ第1の基材が第1B基材部と第1C基材部とが折り線3を介して区分けされたもので、該第2の基材が第2A基材部と第2B基材部とが折り線4を介して区分けされ、かつ第2の基材が第2B基材部と第2C基材部とが折り線5を介して区分けされたもので、第1B基材部と第2B基材部、及び第1C基材部と第2C基材部とを重ね合わせる接着剤が強接着剤であり、第1A基材部と第1B基材部を折り畳んで重ね合わせる接着剤が、再剥離性感圧粘着剤であり、また第2A基材部と第2B基材部を折り畳んで重ね合わせる接着剤も、再剥離性感圧粘着剤であり、前記の圧着往復はがきにおける折り線3と折り線5とが、同じ位置に合わせておき、第1の基材と第2の基材とが重なった状態で、該折り線3と5の箇所で折り畳み可能であり、かつ該折り線3と5の箇所で、圧着往復はがきを分離可能であり、前記の圧着往復はがきにおける折り線2の箇所で、第1の基材を折り畳み、第1A基材部と第1B基材部を剥離可能に接着し、かつ折り線4の箇所で、第2の基材を折り畳み、第2A基材部と第2B基材を剥離可能に接着し、かつ折り線2と折り線4とが、同じ位置に合わせて設けられていて、前記第1の基材の第1A基材部に貫通孔が形成され、該孔を通して、第1B基材部に印刷されたはがき種別を表出するようにしたことを特徴とする圧着往復はがき。
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