JP5011361B2 - タイヤ試験機 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ試験機に関するものである。
タイヤ試験機として、回転自在に保持されたタイヤをドラムや無端ベルトなどの外周面に形成された擬似路面に接地させ、ドラムや無端ベルトなどを駆動回転させることでタイヤを走行回転させ、走行状況下のタイヤの各種性能試験を行えるようにしたものは公知である。この種のタイヤ試験機には、擬似路面に対するタイヤのキャンバ角やスリップ角などを調整できるようにしたものがある。
例えば、このようなタイヤ試験機としては、特許文献1に示すように、装置本体に対して昇降するフレーム(以下「昇降フレーム」と言う)と、この昇降フレームの下方に模擬路面とを備えたものが知られている。このタイヤ試験機では、昇降フレームに略A形のフレームがタイヤの接地点を通る垂直軸まわりに水平旋回可能に取り付けられており、またこの略A形の字状のフレームは模擬路面の走行方向に沿った軸回りに横倒状に付角自在(傾斜自在)とされている。そして、この略A形の字状のフレーム(以下「横倒フレーム」と言う)にはタイヤを回転自在に支持するスピンドルが設けられている。
つまり、このタイヤ試験機では、水平方向に移動する擬似路面に昇降フレームを昇降させることで、タイヤを擬似路面に接地(押圧)させる、または擬似路面からタイヤを離反(浮き上げ)させることができる。また、このとき横倒フレームを付角させれば、スピンドル(タイヤの回転軸)の軸心両端が高低差を生ずるように傾斜し、擬似路面に対するタイヤのキャンバ角を変化させることができる。さらに昇降フレームを横倒フレームに対して旋回させれば、スピンドルも旋回(水平状態のまま回動)し、擬似路面に対するタイヤのスリップ角を変化させることができる。
そして、このタイヤ試験機は、スピンドルにロードセルなどのセンサが内蔵されており、これらのセンサでさまざまなキャンバ角やスリップ角で走行するタイヤ反力やモーメントを測定することができる構成とされている。
特開昭55−124041号公報
ところで、特許文献1のタイヤ試験機は、タイヤを回転自在に支持する構造にタイヤ反力やモーメント等を計測する測定用センサを組み込んだ高精度なスピンドルを備えており、非常に高価である。
ところが、一般に流通するタイヤにはトラック・バス用の大径タイヤや乗用車用の小径タイヤなどのように種々様々なサイズや用途があり、またサイズ違いや用途に応じて試験荷重や負荷などの試験条件も多種多様に変化する。それゆえ、従来は、高価なタイヤ試験機をタイヤのサイズや用途に合わせて複数用いる必要があった。
ここで、大径なタイヤの試験が可能なタイヤ試験機を用意し、このタイヤ試験機に小径なタイヤを取り付けて試験することも一見すれば可能なのではないかと考えられる。しかし、大径なサイズ用のタイヤ試験に配備される大荷重用センサは大径のタイヤから発生する大きなタイヤ反力に合わせた分解能を有している。このようなセンサで小径のタイヤから発生する小さなタイヤ反力を計測しようとすると、このような小さな荷重の測定に必要な分解能を維持できない場合があり、測定精度が悪くなることがある。
つまり、センサの分解能という点から大径なタイヤ用のタイヤ試験機と小径なタイヤのタイヤ試験とを兼用することは実質的に困難であり、高価なものではあってもタイヤ試験機をタイヤのサイズや用途に合わせて個別に且つ複数用意する必要があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、1機のタイヤ試験機でサイズや用途が異なる複数種のタイヤに対して高精度なタイヤ試験を行うことができるタイヤ試験機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るタイヤ試験機は、擬似路面と、装置フレームと、この装置フレームに設けられたスライドベースと、このスライドベースに取り付けられてタイヤを回転自在に支持すると共に支持されたタイヤのタイヤ特性を測定するセンサが内蔵された大スピンドルと、前記スライドベースに取り付けられて大スピンドルに取付可能なタイヤより小径のタイヤを回転自在に支持すると共に支持されたタイヤのタイヤ特性を測定するセンサが内蔵された小スピンドルと、を備えており、前記スライドベースは、前記大スピンドルに支持されたタイヤ又は前記小スピンドルに支持されたタイヤのいずれか一方を前記擬似路面に押し付けることができるように、前記装置フレームに対して上下動自在に配備されていることを特徴とする。
このような構成であると、例えば大径のタイヤを試験する際には大スピンドルを使用して、また小径のタイヤを試験する際には小スピンドルを使用して、高精度で信頼性の高い測定結果を得ることができる。そのため、1機のタイヤ試験機で大径タイヤ用のタイヤ試験と小径タイヤ用のタイヤ試験とを双方行うことができ、さまざまなサイズのタイヤに対して広範囲な試験条件で高精度にタイヤ試験を行うことができる。
なお、前記小スピンドルは、前記スライドベースにおいて大スピンドルより軸心の位置が低くなるように設置されているのが好ましい。小スピンドルに支持される小径なタイヤと大スピンドルに支持される大径のタイヤとでは小スピンドルの小径なタイヤの方が疑似路面に接地するのにスライドベースを大きく移動(下降)させる必要があり、上述のように小スピンドルの軸心の位置を大スピンドルより低くすれば、スライドベースを移動させるのに必要なストロークを短くすることが可能となるからである。
なお、この場合にあっては、さらに前記大スピンドルの軸心と前記小スピンドルの軸心との設置高さの差aは、前記大スピンドルに支持可能な最小径のタイヤが所要の試験荷重で擬似路面に押圧されたときの外周面下端と大スピンドルの軸心との間の距離をbとし、前記小スピンドルに支持可能な最小径のタイヤが所要の試験荷重で擬似路面に押圧されたときの外周面下端と小スピンドルの軸心との間の距離をcとするとき、a=b−cの関係を満足するものとするのがさらに好ましい。
このようにした場合、大スピンドルに支持される最小径のタイヤの外周面下端と、小スピンドルに支持される最小径のタイヤの外周面下端とは、擬似路面からの高さが互いに一致する。そうすると、大スピンドルに最大径のタイヤを支持させて擬似路面へ押圧させる場合にスライドベースを昇降させねばならない距離(最小ストローク)と、小スピンドルに最小径のタイヤを支持させて擬似路面へ押圧させる場合にスライドベースを昇降させねばならない距離(最大ストローク)との差を最小に抑えることができ、スライドベースを移動させるのに必要なストロークを最も短くすることが可能となる。
前記スライドベースには、大スピンドルに支持されたタイヤ及び小スピンドルに支持されたタイヤのスリップ角を調整する両スピンドル両用のスリップ角調整手段が設けられているのが好適である。また、前記装置フレームには、大スピンドルに支持されたタイヤ及び小スピンドルに支持されたタイヤのキャンバ角を調整する両スピンドル両用のキャンバ角調整手段が設けられているのが好適である。
このようにすると、大スピンドルと小スピンドルとの間で、互いに共通するスリップ角調整手段やキャンバ角調整手段を使用することができるので、手段の共通化により装置を簡素化できる利点がある。
前記擬似路面上に設定される所定の試験位置に対し、大スピンドルに支持されたタイヤ及び小スピンドルに支持されたタイヤのいずれかを択一的に位置させるように、当該大スピンドル及び小スピンドルを前記擬似路面に対して水平方向に移動させる横移動機構が設けられているのが好適である。
このようにすると、例えばドラム型の擬似路面を用いるときのように試験位置がドラム外周面の最上位置だけに限定されている場合に、試験位置の上方に大スピンドルと小スピンドルとをそれぞれ位置させることが可能となる。すなわち、大スピンドルと小スピンドルとの間で互いに共通する擬似路面を使用して、ドラム型の擬似路面を用いたものに対しても本発明のタイヤ試験機を用いることが可能となる。
本発明に係るタイヤ試験機は、1機のタイヤ試験機でさまざまなサイズのタイヤに対して広範囲な試験条件で高精度にタイヤ試験を行うことができるようになっている。
本発明に係るタイヤ試験機の第1実施形態を示した正面図である。 図1のA−A線矢視図である。 図1のB−B線矢視図である。 大スピンドルと小スピンドルの高低差に関する好適例を説明した正面図である。 大スピンドルと小スピンドルの高低差に関する比較例を説明した正面図である。 本発明に係るタイヤ試験機の第2実施形態を示した正面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図6は、本発明に係るタイヤ試験機1の第1実施形態を示している。
第1実施形態のタイヤ試験機1は、路面装置6の擬似路面5上に設けられたセンサを擬似路面5上を回転してきたタイヤが踏んだときにタイヤに加わる摩擦抵抗などを計測する静特性試験機として構成されている。
このタイヤ試験機1は、擬似路面5と、装置フレーム3と、この装置フレーム3に設けられたスライドベース10と、このスライドベース10に取り付けられた大スピンドル11及び小スピンドル12と、を備えている。
なお、以下の説明において、図1の左右をタイヤ試験機1を説明する際の左右とし、図1の上下をタイヤ試験機1を説明する際の上下とする。また、図2の左側をタイヤ試験機1を説明する際の前側(正面側)とし、図2の右側をタイヤ試験機1を説明する際の後側とする。
図1に示すように、装置フレーム3は門型の部材として形成されており、装置フレーム3の中央部は前後方向に貫通するように開口している。装置フレーム3は、下部が床面に敷設されたベース2に枢支されており、前後方向に傾動させることにより付角自在となっている。ベース2には装置フレーム3を左右両外側から挟持するように突設された左右一対の軸受部20が設けられており、軸受部20にはそれぞれ軸心が左右方向を向く支軸21が挿入されている。そして、装置フレーム3は、これらの左右方向を向く支軸21回りにフレーム上部を前後方向に傾動させることにより付角できるようになっている。
装置フレーム3の前面には、その左右両側に左右一対のガイドレール22が上下方向に沿って設けられており、このガイドレール22に沿ってスライドベース10が上下方向に移動自在に配備されている。
スライドベース10は板状に形成されており、その後面にはガイドレール22に係合するガイド部材23が設けられている。スライドベース10は、このガイド部材23とガイドレール22からなるリニアモーションガイド機構を介して、後述のスライドベース昇降機構31により当該ガイドレール22に沿って上下動自在とされている。
このスライドベース10には、2本の旋回軸24,25が左右方向で互いに所定間隔を保持しつつ且つ上下に貫通するように設けられている。旋回軸24,25は、上下方向を向く軸心まわりでスライドベース10に対して回転自在となっている。第1の旋回軸24の下端には大スピンドル11が、また第2の旋回軸25の下端には小スピンドル12が連結されている。
大スピンドル11は大径のタイヤT1を回転自在に支持可能とするものであり、小スピンドル12は大スピンドル11に支持される大径のタイヤT1より相対的に小さな径のタイヤT2を回転自在に支持可能とするものである。
大スピンドル11には、軸心を前後方向に向けたスピンドル軸13が回転自在に支持されている。そして、この大スピンドル11には、スピンドル軸13に加わる直交3軸の力やこれらの軸回りのモーメントを測定可能な多分力計などのセンサが内蔵され、このセンサ出力からスピンドル軸13に保持されたタイヤT1に加わるタイヤ反力やモーメント等を求めることができるようになっている。
同様に、小スピンドル12には、軸心を前後方向に向けたスピンドル軸14が回転自在に支持されている。この小スピンドル12にも、大スピンドル11と同様なセンサが内蔵され、スピンドル軸14に保持されたタイヤT2に加わるタイヤ反力やモーメント等を求めることができるようになっている。
なお、大スピンドル11にはこれに支持される大径のタイヤT1で発生する大きいタイヤ反力やモーメントに応じた測定レンジや分解能(測定精度)を備えたセンサが取り付けられており、また小スピンドル12にはこれに支持される小径のタイヤT2で発生する小さいタイヤ反力やモーメントに応じた測定レンジや分解能(測定精度)を備えたセンサが取り付けられている。
これら大スピンドル11と小スピンドル12との相互間隔は、大スピンドル11が支持可能とするタイヤT1のうち最大径のものを当該大スピンドル11に支持させたとき、言い替えればタイヤ試験機1に取付可能なタイヤの内で最も大径なタイヤT1を大スピンドル11に装着した際に、このタイヤT1が小スピンドル12に接触干渉しない距離以上となるように設定されている。
これら大スピンドル11及び小スピンドル12が支持するタイヤT1,T2の下方には、これらタイヤT1,T2を接地させ且つ押圧させる対象として、前記した路面装置6の擬似路面5が配置されている。
なお、大スピンドル11に取付可能な大径のタイヤT1は、小スピンドル12に取付可能な小径のタイヤT2に比べて大径なタイヤという意味であり、タイヤの中で一部の種類や径のものを示すものではない。しかし、本実施形態のように、バス用やトラック用のタイヤと乗用車用のタイヤとをそれぞれ試験できるような構成の場合は、バス用やトラック用のタイヤ、すなわちタイヤ径が例えば800〜1200mmのタイヤが大径のタイヤT1とされる。
また、小スピンドル12に取付可能な小径のタイヤT2は、大径のタイヤT1の場合と同じように、大スピンドル11に取付可能な大径のタイヤT1に比べて小径なタイヤという意味であり、本実施形態の場合は例えばタイヤ径が500〜800mmの乗用車用やライトトラック用などのタイヤを示す。
上述したタイヤ試験機1は、擬似路面5を有した路面装置6に併設されている。第1実施形態の路面装置6は、大スピンドル11や小スピンドル12の前端の下方であってスライドベース10の前面よりさらに前方の床面に対して擬似路面5を水平方向に移動させることにより、位置的に固定したタイヤを擬似路面5に接触させつつ回転するものである。この路面装置6は、床面に固定された設置枠17と、この設置枠17の上で左右方向に移動自在に保持された移動路体18とを有している。この移動路体18の上面には、適宜路面部材を敷き詰められており、タイヤを走行させる擬似路面5が形成されている。そして、設置枠17に対して移動路体18をアクチュエータ(図示略)などの駆動手段により左右方向に水平移動させることで、擬似路面5を床面に対して(言い替えると位置的に固定したタイヤに対して)水平に移動させることができる構成としてある。
本発明のタイヤ試験装置1には、上述した擬似路面5に対してスライドベース10を昇降(近接離反)させるスライドベース昇降機構31、擬似路面5に対するタイヤのキャンバ角を調整するキャンバ角調整手段33及びスリップ角を調整するスリップ角調整手段35が備えられている。
スライドベース昇降機構31は、装置フレーム3に設けられて装置フレーム3に対してスライドベース10を昇降させるものである。このスライドベース昇降機構31は、伸縮軸を上下方向に向けた電動アクチュエータなどの駆動機構30を備えている。図2では、この駆動機構30は装置フレーム3の上側に設けられている。この駆動機構30の伸縮軸の下端は図示は省略するがスライドベース10に連結されており、伸縮軸を伸縮することで大スピンドル11で支持したタイヤT1や小スピンドル12で支持したタイヤT2を擬似路面5へ接地させたり、押圧力(接地荷重)を調整させたり、或いは擬似路面5の上方へ離反させ(浮き上がらせ)たりすることができるようになっている。
つまり、このスライドベース昇降機構31は、大スピンドル11と小スピンドル12との双方が支持されたスライドベース10を昇降させるものであり、大スピンドル11に支持されるタイヤT1及び小スピンドル12に支持されるタイヤT2にとって互いに共通する昇降手段であると言うことができる。
また、ベース2と装置フレーム3との間には疑似路面5に対するタイヤのキャンバ角を調整するキャンバ角調整手段33が設けられている。このキャンバ角調整手段33は、ベース2の後部側と装置フレーム3の後面との間に設けられた電動アクチュエータなどの駆動機構32を有しており、基準位置に対する装置フレーム3の支軸の軸まわりの回転角度を検出するキャンバ角検出手段(不図示)の検出値に基づいて、駆動機構32を伸縮させることでベース2に対して装置フレーム3を支軸21の軸まわりに前後方向に所要角度で付角できる構成とされている。
すなわち、このキャンバ角調整手段33を作動させることで、大スピンドル11の軸心両端及び小スピンドル12の軸心両端に高低差を生じさせるように、これら大スピンドル11や小スピンドル12を傾斜させることができる。そのため、大スピンドル11で支持したタイヤT1や小スピンドル12で支持したタイヤT2について、擬似路面5に接地させた状況下でのキャンバ角を種々に変更させることができる。
つまり、このキャンバ角調整手段33は、大スピンドル11と小スピンドル12との双方が支持されたスライドベース10(装置フレーム3)を付角させるものであり、大スピンドル11に支持されるタイヤT1及び小スピンドル12に支持されるタイヤT2にとって互いに共通するキャンバ角の変更手段であると言うことができる。
更に、スライドベース10には、疑似路面5に対するタイヤのスリップ角を調整するスリップ角調整手段35が設けられている。このスリップ角調整手段35は、基準位置に対する旋回軸の回転角度を検出するスリップ角検出手段(不図示)の検出値に基づいて、スライドベース10に対して各旋回軸24,25を所要角度回動させる駆動機構34を有している。
それゆえ、このスリップ角調整手段35を作動させることで、大スピンドル11で支持したタイヤT1と小スピンドル12で支持したタイヤT2とをそれぞれ旋回軸24、25まわりに旋回させることができ、擬似路面5に接地させた状況下でのタイヤT1やタイヤT2のスリップ角を種々に変更させることができる。
本実施形態では、駆動機構34は、各旋回軸24,25の上端部に設けられた傾動リンク36,37と、これら傾動リンク36,37のリンク端同士を連結する連結ロッド38とを有し、この連結ロッド38を油圧アクチュエータで押し引きする構成となっている。
傾動リンク36,37は、それらの突出方向が互いに平行するように設けられていると共に、各旋回軸24,25の軸心(旋回中心)から連結ロッド38との連結点までの旋回半径が同じ寸法となるように揃えられている。
そのため、両傾動リンク36,37と連結ロッド38とによって平行リンク機構が形成され、油圧アクチュエータなどで連結ロッド38が押し引きされると、両旋回軸24,25は同時に、且つ同じ回転角度で旋回駆動されるようになる。
すなわち、本実施形態のスリップ角調整手段35は、上述した平行リンク機構で大スピンドル11と小スピンドル12との双方を同時に且つ同じ回転角度で旋回させるものであり、大スピンドル11に支持されるタイヤT1及び小スピンドル12に支持されるタイヤT2にとって互いに共通するスリップ角の変更手段であると言うことができる。
ところで、スライドベース10において小スピンドル12は大スピンドル11より軸心の位置が低く設置されている。図4に示すように、大スピンドル11(スピンドル軸13)の軸心と小スピンドル12(スピンドル軸14)の軸心との設置高さの差をaとすると、このaは次のように決定される。
図4示すように、大スピンドル11で支持可能とされるタイヤT1のうち、最小径のタイヤT1Sが擬似路面5から離れた状態にある(接地していない状態にある)ときのタイヤT1Sの外周面と、大スピンドル11(スピンドル軸13)の軸心との間の距離をb’とおく。また、小スピンドル12で支持可能とされるタイヤT2のうち、最小径のタイヤT2Sが擬似路面5から離れた状態にある(接地していない状態にある)ときのタイヤT2Sの外周面と、小スピンドル12(スピンドル軸14)の軸心との間の距離をc’とおく。そうすると、上述した両スピンドルの設置高さの差aを、a=b’−c’の関係を満足するように定めればよい。
このように、大小スピンドル11、12の軸心の高さの差がa=b’−c’の関係を満足していれば、大小スピンドル11、12に支持される最小径のタイヤT1S、T2Sの外周面下端が互いに擬似路面5から同じ高さHに位置する。 なお、より正確にはタイヤT1、T2は接地した後にスライドベース10をさらに降下させて擬似路面5に対して所定荷重で押圧されるため、この押圧に必要なスライドベース10の下降量を考慮に入れて、両スピンドルの設置高さの差aを決定するのが好ましい。
つまり、大スピンドル11で支持可能とされるタイヤT1のうち、最小径のタイヤT1Sが所定荷重で擬似路面5に押圧されたときの外周面下端と、大スピンドル11(スピンドル軸13)の軸心との間の距離をbとおく。また、小スピンドル12で支持可能とされるタイヤT2のうち、最小径のタイヤT2Sが所定荷重で擬似路面5に押圧されたときの外周面下端と、小スピンドル12(スピンドル軸14)の軸心との間の距離をcとおく。そうすると、上述した両スピンドルの設置高さの差aを、a=b−cの関係を満足するように定めればよい。
このように、大小スピンドル11、12の軸心の高さの差がa=b−cの関係を満足していれば、大小スピンドル11、12に支持される最小径のタイヤT1S、T2Sがそれぞれ擬似路面5から離れた状態から所定荷重で押し付けられるまでに必要なスライドベース10のストロークが互いに等しくなる。
上述のように両スピンドル11、12の設置高さの差aをb’−c’とする、より好ましくはb−cとするのは、以下の理由によるものである。
最初にa=b’−c’の関係が成立するという意味を明らかにするために、各スピンドルに取り付けられるタイヤを疑似路面5に接地させるのに必要なスライドベース10の最大下降量(すなわち、スライドベース10のストローク)を考える。
まず、大スピンドル11に着目すると、スライドベース10のストロークが一番大きくなるのは、取り付け可能なタイヤの中でも最小径のタイヤT1Sを擬似路面5に接地させる場合である。この場合、スライドベース10のストロークは、図4に示すようにタイヤT1Sを擬似路面5に接地させるまでに必要なスライドベース10の下降量Hとなる。
次に、小スピンドル12に着目してストロークを考える。小スピンドル12においても、スライドベース10のストロークが一番大きくなるのは、取り付け可能なタイヤの中でも最小径のタイヤT2Sを接地させる場合である。
ところが、上述のa=b’−c’の関係を満足する場合は、上述のようにタイヤT1Sの外周面下端とタイヤT2Sの外周面下端とは同じ高さとなる。つまり、小スピンドル12にタイヤを取り付けた場合のストロークは、大スピンドル11のストロークと同じHとなる。
つまり、図4の場合は、例えばガイドレール22の長さをストロークHが実現可能な長さにすれば、大スピンドル11に取り付けられたタイヤであっても小スピンドル12に取り付けられたタイヤであっても疑似路面5に接地させることが可能となる。
ところが、図5に示すように大小スピンドル11、12をその軸心同士が同じ高さになるように配備すると、小スピンドル12にタイヤを取り付けた場合のストロークH’は、大スピンドル11にタイヤを取り付けた場合のストロークHより大きくなり、図4の場合のように同じ値にはならない。この場合は、図5に示されるように、小スピンドル12に取り付けたタイヤを昇降させるためだけに余計なストローク(H’−Hに相当するストローク)が追加で必要となり、例えばガイドレール22の長さを図4の場合より長くしなければならなくなる。
つまり、上述のa=b−cの関係を満足するように大小スピンドル11、12を配備すれば、大スピンドル11にタイヤを取り付けた場合のストロークの中に小スピンドル12のタイヤT2の昇降に必要なストロークが包含されるため、スライドベース10の昇降に必要なストロークを最小にすることができる。一方、上述のa=b−cの関係を満足しない場合は、大スピンドル11にタイヤを取り付けた場合のストロークに小スピンドル12のタイヤT2の昇降に必要なストロークが加わるので、小スピンドル12の軸心の高さが高くなる程ガイドレール22の長さがより長くなり、タイヤ試験装置が複雑で大型なものとなり易い。したがって、小スピンドル12の軸心の高さは、大スピンドル11の軸心の高さよりも低くすることが好ましく、a=b−cの関係を満たすように各スピンドルの位置を設定することがより好ましい。
なお、大小スピンドル11、12の軸心の高さを設定する方法としては、各スピンドル11、12に取付可能な最大径のタイヤ同士を基準にすることもできる。しかし、この場合は、小スピンドル12のタイヤT2を接地させるためにスライドベース10を下降させると、大スピンドル11のスピンドル軸13が擬似路面5に接触する位置関係になる可能性があることに留意すべきである。
ところで、上述のa=b’−c’の関係は、所定荷重で擬似路面5に接地するまでスライドベース10のストロークのみを考慮したものである。しかし、実際にはタイヤT1、T2の接地に必要なスライドベース10の下降量Hに加えて、接地してから押圧に必要なスライドベース10の下降量αを考慮に入れて両スピンドル11、12の設置高さを規定する方が正確であり、上述のようにa=b−cの関係を満足するようにするのが望ましい。
ただし、タイヤT1、T2の接地に必要なスライドベース10の下降量Hに比べて、タイヤT1、T2の押圧に必要なスライドベース10の下降量αは、無視できるほどに小さい。それゆえ、実際にはa=b’−c’の関係を満足するように大小スピンドル11、12の軸心の高さを設定するだけで十分である。
上述の関係は荷重が加わっていない状態のタイヤ外周面(タイヤの外径)を基準としても実質的に同じ関係が成立する。
本発明に係るタイヤ試験機1を用いたタイヤ試験方法を説明する。
まず、試験に供するタイヤのサイズや試験荷重などに応じて大スピンドル11又は小スピンドル12を選択し、そのいずれかにタイヤを適切に支持させる。
例えば、大径なタイヤT1のタイヤ性能試験を行う場合は、大スピンドル11のスピンドル軸13にタイヤT1を取り付け、スライドベース10を下降させてタイヤT1を擬似路面5に接地させる。このとき、スリップ角調整手段35を作動させてスリップ角を調整しておく、またはキャンバ角調整手段33を作動させてキャンバ角を調整しておいても良い。そして、路面装置6の擬似路面5を水平移動させて、大径なタイヤT1に発生するタイヤ反力やモーメントなどを大スピンドル11に内蔵されたセンサで計測する。このようにすれば、大スピンドル11のセンサは、大径のタイヤT1で発生する大きいタイヤ反力やモーメントに合わせて選定された測定レンジや分解能(測定精度)を備えているため、このように大きいタイヤ反力やモーメントであっても精度良く計測することができる。
一方、小径なタイヤT2のタイヤ性能試験を行う場合は、スライドベース10が上昇した状態で大スピンドル11ではなく小スピンドル12に小径なタイヤT2を取り付ける。そして、タイヤT1の場合と同様にスライドベース10を下降させて路面装置6の擬似路面5を水平移動させると、タイヤT2に発生するタイヤ反力やモーメントなどを小スピンドル12に内蔵されたセンサで計測することができる。小スピンドル12に内蔵されたセンサは、大スピンドル11に比べて小さいタイヤ反力やモーメントに合わせて選定された測定レンジや分解能(測定精度)を備えているため、小径のタイヤT2で発生する小さいタイヤ反力やモーメントであっても精度良く計測することができる。
このように本発明のタイヤ試験機1では、性能試験を行おうとするタイヤのサイズや種類に合わせて大小スピンドル11、12に内蔵された測定レンジや分解能が異なるセンサを使い分けることができるため、さまざまなサイズのタイヤに対して広範囲な試験条件で高精度にタイヤ試験を行うことができる。
また、上述したように大小スピンドル11、12をa=b’−c’の関係を満足するように配備しておけば、大小スピンドル11、12のいずれに取り付けられたタイヤであっても最小移動距離で疑似路面5に接地させることが可能となる。また、大小スピンドル11、12をa=b−cの関係を満足するように配備しておけば、大小スピンドル11、12のいずれに取り付けられたタイヤであっても最小移動距離で疑似路面5に接地させると共に所定荷重で押圧させることが可能となり、さまざまなサイズのタイヤに対して短時間で且つ効率的にタイヤ試験することが可能となる。
図6は、本発明に係るタイヤ試験機1の第2実施形態を示している。第2実施形態のタイヤ試験機1は、スライドベース10に対して横移動機構50が設けられている点で、第1実施形態と異なっている。
この横移動機構50は、擬似路面5上に設定される試験位置Pに対して大スピンドル11(スピンドル軸13)の軸心と小スピンドル12(スピンドル軸14)の軸心とを選択的に合致させるものである。このような横移動機構50を装備しているため、第2実施形態のタイヤ試験機1は、擬似路面5がドラム型とされた路面装置6と組み合わせて実施することができる。
すなわち、このような擬似路面5がドラム型の路面装置6では、ドラムの回転中心に対する鉛直方向の最上位置に試験位置Pが設定され、この試験位置Pに対してタイヤT1又はT2が接地するようにスライドベース10を移動させる必要がある。
そこで、第2実施形態のタイヤ試験機1では、ベース2が路面装置6の装置フレーム51上に設けられたガイドレール52に沿って左右方向に水平移動自在とされ、装置フレーム51側に設けられた油圧アクチュエータなどの駆動機構52により移動できるようになっている。
このようにすると、例えばドラム型の擬似路面5を用いるときのように試験位置Pがドラム外周面の最上位置だけに限定されている場合にも、試験位置Pの上方に大スピンドル11と小スピンドル12とをそれぞれ位置させることが可能となる。すなわち、大スピンドル11と小スピンドル12との間で互いに共通する擬似路面5を使用して、ドラム型の擬似路面5を用いたものに対しても本発明のタイヤ試験機1を用いることが可能となる。
本発明は、前記した各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態ではフラット路面を往復動作させる静特性試験機を例に挙げて本発明のタイヤ試験機を説明したが、本発明のタイヤ試験機は無限運動が可能な前述のドラム路面や後述のフラットベルト路面を持つ動特性試験機に対しても適用することができる。
具体的には、擬似路面5を固定式とする場合であれば、水平方向に長い擬似路面5を固定式とした路面装置6に対して、その擬似路面5に沿わせつつタイヤ試験機1を水平移動させるような構成を採用することも可能である。
また、擬似路面5を駆動式とする場合であれば、水平方向に長い擬似路面5を固定式としたタイヤ試験機1に対して水平移動させるように駆動するものや、ドラムに表面を疑似路面5と見立てた金属ベルトを掛けてフラットベルト方式で駆動するものを採用しても良い。
その他、タイヤ試験機1において、スライドベース昇降機構31、キャンバ角調整手段33、スリップ角調整手段35などの細部構造や、大スピンドル11及び小スピンドル12の支持構造、ベース2や装置フレーム3の組み合わせなどは、実施の態様に応じて適宜変更可能である。また、タイヤ試験方法の手順や種類なども、何ら限定されるものではない。
1 タイヤ試験機
3 装置フレーム
5 擬似路面
10 スライドベース
11 大スピンドル
12 小スピンドル
33 キャンバ角調整手段
35 スリップ角調整手段
50 横移動機構
T1 タイヤ
T2 タイヤ
P 試験位置

Claims (6)

  1. 擬似路面と、装置フレームと、この装置フレームに設けられたスライドベースと、このスライドベースに取り付けられてタイヤを回転自在に支持すると共に支持されたタイヤのタイヤ特性を測定するセンサが内蔵された大スピンドルと、前記スライドベースに取り付けられて大スピンドルに取付可能なタイヤより小径のタイヤを回転自在に支持すると共に支持されたタイヤのタイヤ特性を測定するセンサが内蔵された小スピンドルと、を備えており、
    前記スライドベースは、前記大スピンドルに支持されたタイヤ又は前記小スピンドルに支持されたタイヤのいずれか一方を前記擬似路面に押し付けることができるように、前記装置フレームに対して上下動自在に配備されていることを特徴とするタイヤ試験機。
  2. 前記小スピンドルは、前記スライドベースにおいて大スピンドルより軸心の位置が低くなるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
  3. 前記大スピンドルの軸心と前記小スピンドルの軸心との設置高さの差aは、
    前記大スピンドルに支持可能な最小径のタイヤが所要の試験荷重で擬似路面に押圧されたときの外周面下端と大スピンドルの軸心との間の距離をbとし、
    前記小スピンドルに支持可能な最小径のタイヤが所要の試験荷重で擬似路面に押圧されたときの外周面下端と小スピンドルの軸心との間の距離をcとするとき、
    a=b−cの関係を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ試験機。
  4. 前記スライドベースには、大スピンドルに支持されたタイヤ及び小スピンドルに支持されたタイヤのスリップ角を調整する両スピンドル両用のスリップ角調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ試験機。
  5. 前記装置フレームには、大スピンドルに支持されたタイヤ及び小スピンドルに支持されたタイヤのキャンバ角を調整する両スピンドル両用のキャンバ角調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤ試験機。
  6. 前記擬似路面上に設定される所定の試験位置に対し、大スピンドルに支持されたタイヤ及び小スピンドルに支持されたタイヤを択一的に位置させるように、当該大スピンドル及び小スピンドルを前記擬似路面に対して水平方向に移動させる横移動機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ試験機。
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