JP6161156B2 - 転角試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建機を初めとする貨物を搭載する移動体について、転倒に関する評価を行うための転角試験装置に関する。
フォークリフト等の建機や貨物等を搭載する移動体等においては、当該移動体等の種類に応じて、最大安定傾斜角度(転角)まで当該移動体を傾けても転倒しないという、安全性を備えていることが要求されている。
そのため、当該移動体について、転倒に関する安全性の評価を行う必要があり、こうした評価を行うためには、当該移動体を載置して傾斜させるための傾斜定盤と擬似貨物(擬似負荷)とを用いる転角試験装置が使用されている。
そして、このような試験装置には、例えば、フォークリフトを対象として転角試験を行う特許文献1に記載されたようなものがある。
当該特許文献1に記載された転角試験装置では、傾斜定盤となる傾斜角台上に試験対象となるフォークリフトを静止させた状態で、そのフォークリフトのフォークを荷重発生手段にて下方に牽引して所定の試験荷重を作用させながらその試験荷重を徐々に増加させる一方、その試験荷重作用時におけるフォーク側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷重発生点とを結ぶ線が常に鉛直状態となるように保持し、試験荷重の増加に伴ってフォークリフトの後輪が浮き上がった瞬間の試験荷重を転角負荷として検出している。
特開平10−25099号
しかし、特許文献1に記載されているような傾斜定盤は、一方向にのみ傾斜するものであり、検査対象となる車両(試験車両)の傾斜方向を変更したい場合には、一度当該傾斜定盤から当該試験車両を降ろして、当該試験車両の向きを変えてから再び傾斜定盤に載置する必要が有った。
そのため、このような傾斜定盤では、検査対象の配置換えに手間と時間を要するという課題があった。
また、現在使用されている転角試験装置では、傾斜定盤に試験車両を載置する際には、当該試験車両を荷重発生装置に正確に対面させる必要があるが、自動で位置調整をする事ができなかったため、何度も試験車両を出し入れして適正な位置に当該試験車両を位置決めする必要があった。
さらに、現在使用されている転角試験装置では、傾斜定盤に試験車両を載置したまま、任意の向きに当該傾斜定盤の傾斜方向を変更する事と同時に、当該試験車両が最初に水平面上のどの方向を向いていても、当該試験車両の測定したい側面部のうち荷重を掛けたい箇所に、鉛直方向に擬似荷重をかけ、さらに当該擬似荷重の方向を維持したまま擬似荷重の大きさを変更する事はできなかった。
そこで、本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、試験車両を載置したまま、任意の向きに傾斜定盤の傾斜方向を変更すると同時に、試験車両が最初に水平面上のどの方向を向いていても擬似荷重負荷をかける事を可能とし、さらに当該擬似荷重負荷の大きさを可変とする事が出来る転角試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、水平面上に配置された円形の下部テーブルと、前記下部テーブルの上部に、傾転支持台を介して設けられた、板面が鉛直方向に設けられた半月状のスプロケットと、前記半月状のスプロケットの弦の部分に、前記半月状のスプロケットの板面に垂直に接続されたベースと、前記ベースに回転軸を介して設けられた円形の回転板と、前記円形の回転板の円の中心部分に接続軸を介して設けられた円形の上部テーブルと、からなる傾転台と、前記上部テーブルの外縁から離隔して設けられた擬似荷重負荷機構と、を備える転角試験装置であって、前記円形の下部テーブルは前記円形の中心を通る鉛直軸の周りに回動可能であり、前記半月状のスプロケットは、円弧部分をその接線方向に回動させることで、前記弦の部分の中点を通り前記半月状のスプロケットの板面に対して垂直かつ水平な傾転軸の周りに回動可能であり、前記円形の上部テーブルは、前記円形の上部テーブルの板面に垂直で前記円形の中心と前記半月状のスプロケットの前記傾転軸を通る軸の周りに回動可能であり、前記上部テーブル上には試験車両が配置され、前記試験車両には擬似貨物が載置され、前記擬似荷重負荷機構は、前記擬似貨物の擬似荷重負荷位置にケーブルを介して接続され、前記ケーブルの張力を変動させることにより前記擬似貨物の鉛直下方に擬似荷重負荷を加えると共に、前記擬似荷重負荷の方向を鉛直下方に維持したまま、水平方向に移動可能にしたことを特徴とする転角試験装置を提供する。
また、上記課題の解決は、前記擬似荷重負荷機構はX軸ステージと、そのX軸ステージ上に設けられたY軸ステージと、そのY軸ステージ上に設けられた減速器付モータと、その減速器付モータの回転軸と試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブルの間にセンサボックスを備えており、該X軸ステージと該Y軸ステージとは水平面上を相互に直交する方向へ摺動可能であり、該減速器付モータは、その減速器付モータの回転軸と上記試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブルに対し、その減速器付モータの回動によりそのケーブルにかかる張力を変動させて上記擬似荷重負荷を生起し変動させ、上記センサボックスには、傾斜センサとロードセルとが備えられており、その傾斜センサは、前記上部テーブルの傾斜による、上記減速器付モータの回転軸と上記試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブルの方向の鉛直方向からのずれを計測し、上記ロードセルは、上記減速器付モータの回動により上記ケーブルにかかる荷重を計測し、該傾斜センサの計測値に基づいて、上記X軸ステージと上記Y軸ステージとを摺動させて、上記ケーブルの方向を鉛直方向に制御することによって、更に効果的に達成される。
また、上記課題の解決は、前記X軸ステージには距離センサが備えられ、該距離センサを該X軸ステージの移動と共に移動させて適宜作動させることにより、前記試験車両の前記擬似荷重負荷機構に対する向きと距離とを検出し、その検出結果に基づいて、前記上部テーブルを回動させて該試験車両を該擬似荷重負荷機構に対面させることによって、また、前記試験車両を前記擬似荷重負荷機構に対面させた場合に、前記試験車両と前記擬似荷重負荷機構との前後及び/又は左右の位置ズレを、前記距離センサの前記検出結果に基づいて、前記X軸ステージ及び/又は前記Y軸ステージを稼動して補正することによって、更に効果的に達成される。
本発明の転角試験装置によれば、転角試験を行う際に、最初に試験車両が傾斜定盤として機能する上部テーブル上でどの方向を向いていても、自動的に当該試験車両と擬似荷重負荷機構との間の向きと距離とを調整することが可能である。更に、当該試験車両を当該上部テーブル上に載置したまま、任意の向きに当該上部テーブルの傾斜方向を変更することが可能であると同時に、傾斜の大きさに変更があっても、当該擬似荷重負荷の方向を鉛直に保ちながら、当該擬似荷重負荷の大きさも可変とする事が可能である。
その結果、車両の傾斜方向の変更及び擬似荷重負荷の双方を同時に変更することが容易に可能となり、段取り替えの手間が減少し、さらに、当該擬似荷重負荷を用いることにより鉄材などの実際の負荷を不用としている事から、安全性がより確保される。
本発明の転角試験装置の概要を示す側面図である。 本発明の転角試験装置の上部テーブル面から上部の概要を示す斜視図である。
図1は本発明の転角試験装置の一実施例の概要を示す側面図であり、図2は本発明の転角試験装置の上部テーブル面から上部の概要を示す斜視図である。
上記本発明の一実施例における転角試験装置には、円形の下部テーブル100と、該下部テーブル100の上部に設けられた傾転台200と、該傾転台200の上部に設けられた円形の上部テーブル300と、該上部テーブル300の外縁から離隔して設けられた擬似荷重負荷機構400とが備えられている。
ここで、上記下部テーブル100は円形をしており、その外周には歯車が形成されていて、旋回ベアリング110を介して、設置用の支持台500の上部に設けられている。
また、該支持台500の上部には、他に、ギヤボックスを備えたサーボモータ120が設けられていて、該サーボモータ120からの動力は、上記下部テーブル100の外周に形成された歯車(図示しない)を介して、該下部テーブル100に伝達できるように構成されている。そして、上記サーボモータ120により上記下部テーブル100の外周を回動させる事で、円形をした該下部テーブル100の、当該円の中心を軸とした鉛直軸周りに、該下部テーブル100を回動可能としている。
上記下部テーブル100の上部には、更に、傾転支持台250を介して、傾転台200が設けられている。該傾転台200は、水平に配設された円形をしたベース210の下部に、補強板280を介して、半月状に分割した主スプロケット260が、当該半月状を構成する弦の部分で、当該補強板280の下部面に垂直に取り付けられており、該半月状のスプロケット260を構成する弦の中点部分は該傾転支持台250と、傾転軸255において、回動可能に接続されている。更に、上記下部テーブル100の上部には、他に、ギヤボックスを備えたサーボモータ220が設けてあり、上記傾転支持台250の内部に設けられた、2つの補助スプロケット270の間に設けたローラーチェーン(図示しない)を駆動可能としており、該ローラーチェーンは、該主スプロケット260の外周に当接している。そのため、上記傾転台200では、上記サーボモータ220を駆動する事により、上記2つの補助スプロケット270の間に設けた当該ローラーチェーンが回動し、これにより主スプロケット260を回動させる事で、該ベース210を、上記傾転軸255を中心として、任意の角度で傾斜させる事が可能である。
上記傾転台200のべース210の上部には、周囲にギア溝を有する回転板350と、円形形状の上部テーブル300とが設けられている。上記回転板350は、板面に垂直な軸を中心として回動可能な回転軸360を介して上記ベース210に接続されており、上記上部テーブル300とは該回転軸360と同軸の接続軸370により固定して接続されている。また、上記テーブル300は、更に、上記傾転台200のベース210の上部に設けられた旋回ベアリング310により回動可能に支持されており、該ベース210の上部で、上記回転軸360を中心として、上記回転板350と共に回動可能となっている。また、上記ベース210には、更に、ギヤボックスを備えたサーボモータ320が設けられており、該サーボモータ320のギヤボックスからのギヤ325は、上記回転板350の周囲に設けられた歯車と噛合している。そのため、上記上部テーブル300は、上記サーボモータ320を駆動する事により、該サーボモータ320からの動力が上記ギヤボックスを介して回転板350に伝達され、これにより回転板350が回動し、これに伴い接続軸370を介して当該回転板350と接続された該上部テーブル300を回動させる事が可能である。なお、該上部テーブル300は、試験車両を載置する関係上床面と同一の高さになるように設置される。そのため、該上部テーブル300から下部にある、傾転台200や下部テーブル100などの本発明の構成要素は床面から下部に設置される。
また、上記上部テーブル300の上面の外周から離間した位置の床面には、上記擬似荷重負荷機構400が配設されている。なお、ここでいう離間した位置とは、上記擬似荷重負荷機構と試験車両の擬似荷重負荷位置との間に、後述する擬似荷重負荷ケーブル424を鉛直に接続するために適当な距離を置いた位置を言う。
上記擬似荷重負荷機構400は、支持台600と該支持台600の上部に配設されたX軸ステージ450と該X軸ステージ450の上部に配設されたY軸ステージ460及び、該Y軸ステージ460の上部に配設された減速器付モータ420と、該減速器付モータの回転軸422と試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブル424との間に配設するセンサボックス470とを備えている。
上記擬似荷重負荷機構400のうち、支持台600は上記上部テーブル300の外縁から離間した位置の床面に固定されるが、本発明を利用して発生させたい擬似荷重負荷の上限が、該擬似荷重負荷機構400の全体重量より軽量の場合には、該床面に該上部テーブル300の中心から離れる方向にレール655を設けて、当該レール655上を該支持台600が移動可能な構成とする事も可能である。
また、上記X軸ステージ450は、上述のように、上記支持台600の上部に配設されているが、該支持台600と該X軸ステージ450との間には、2本のレール455が、上記上部テーブル300が構成する円の接線方向と平行に、相互に平行に敷設されている。そして、該X軸ステージ450には図示しない駆動機構が設けられており、該レール455に沿って、上下方向の移動を制約された上で、該上部テーブル300が構成する円の接線方向と平行に移動が可能である。
更に、当該X軸ステージ450のうち上記上部テーブル300の側の末端には、支持フレームを介して距離センサ458が設けてある。当該距離センサ458は当該X軸ステージ450の移動に伴って移動することが可能であり、上記上部テーブル300が構成する円の接線方向と平行な線上の少なくとも2点において、又は、当該線上において連続して、当該X軸ステージ450の末端と試験車両との距離を測定することが可能である。その結果、上記距離センサ458を用いて、本発明の擬似荷重負荷機構400に対して、試験車両の正面又は側面がどのような距離にあり、かつ、どのような方向を向いているのかを把握する事が可能である。
また、上記Y軸ステージ460は、上述のように、上記X軸ステージ450の上部に配設されているが、該X軸ステージ450と該Y軸ステージ460との間には、2本のレール465が、上記上部テーブル300が構成する円の中心方向から離れる方向に、相互に平行に敷設されている。そして、該Y軸ステージ460には図示しない駆動機構が設けられており、該レール465に沿って、上下方向の移動を制約された上で、該上部テーブル300が構成する円の中心方向から離れる方向を前後に移動が可能である。
また、上記Y軸ステージ上460に配設されている上記減速機付サーボモータ420は、該減速機付サーボモータ420の回転軸422の周囲にケーブル424が巻き付けてあり、該ケーブル424の他端は、試験車両の擬似荷重負荷位置に接続される。そして、該ケーブル424の途中にはセンサボックス470が取り付けられており、該センサボックス470には、傾斜センサ(図示しない)とロードセル(図示しない)とが設けられている。そして、上記傾斜センサでは、該ケーブル424の鉛直方向からの傾斜が、上記X軸ステージ450の移動方向に平行な成分と、上記Y軸ステージ460の移動方向に平行な成分とで検出され、上記ロードセルでは、上記減速機付サーボモータ420の回転により、上記ケーブル424にかかる張力に基づいて擬似荷重負荷の大きさが計測される。
以上のように構成される上記本発明の転角試験装置の一実施例では、例えば、次のように、試験車両の傾斜角度を一定にしてから擬似荷重負荷の大きさを変更して、当該傾斜角度での最大安定荷重を計測する事や、擬似荷重負荷を一定の大きさに保ったまま傾斜角度を変更して、当該擬似荷重負荷での最大安定傾斜角度を計測する事が可能である。
まず、上記いずれの計測を行うかに関わらず、試験車両を上記上部テーブル300上に移動して載置する。この際、当該試験車両は当該上部テーブル300のいずれの方向から、当該上部テーブル300上に移動して載置しても構わない。
本発明の一実施例では、フォークリフトFを試験車両としており、ここで、当該フォークリフトFのフォークTに荷重が掛かった場合の転角を測定したい場合には、当該フォークT部分が上記擬似荷重負荷機構400に対面するようにする必要がある。そのため、当該上部テーブル300上に移動して載置した当該フォークリフトFのフォークTが、上記擬似荷重負荷機構400に対面していない場合には、当該上部テーブル300を回動させて、当該フォークリフトFのフォークTが、当該擬似荷重負荷機構400に対面するように調整を行う。
また、この際には、当該X軸ステージ450に設けられた距離センサ458を用いて当該上部テーブル300の回動の自動調整を行う事も可能である。すなわち、当該X軸ステージ450がレール455上の任意の第1の位置にあるときに距離センサを作動させて試験車両との距離を測定し、その後、当該X軸ステージ450をレール455上で移動させ、上記第1の位置と異なった第2の位置にあるときに再び距離センサ458を作動させて当該試験車両の位置を再度測定する。そうすると、これら2つの異なる位置での測定結果から、当該試験車両の側面又は正面が、当該X軸ステージ450からどのような距離にあり、どのような角度を向いているかが把握可能である。その結果、上記2つの位置での距離センサ458の測定結果に基づいて、上部テーブル300を回動させ、上記試験車両の測定を行いたい側面を本発明の擬似荷重負荷機構400に対面させることが可能である。なお、距離センサ458による測定は、上記のように異なる2つの位置に限らず、上記X軸ステージ450の移動と共に連続して行っても良い。また、上記上部テーブル300に最初に試験車両を載置した位置によっては、上記第1の位置と第2の位置とが試験車両の角部を跨いでしまう場合のように、当該試験車両の側面の角度を計測できないケースもあり得る。しかし、その場合であっても、一度、試験車両の側面の角度の計測が可能な計測位置まで上記上部テーブル300を回動させる必要が生じるものの、その計測位置での角度(当該上部テーブル300の回動角度)と計測した試験車両の側面の角度とから、上記上部テーブル300を回動すべき角度を算出する事が可能である。
また、上記のように試験車両の側面を上記擬似荷重負荷機構400に対面する方向に合わせたとしても、試験車両の中心点(試験車両の前側と後側の中心を結ぶ線と左右の側面の中心を結ぶ線とが交わる点)と上記上部テーブル300の円を形成する中心点とがずれている場合には、当該試験車両と当該擬似荷重負荷機構400の擬似荷重を発生する側との間で、前後若しくは左右のズレが生ずる場合があり得る。しかし、その場合には、上記X軸ステージ450又はYステージ460、若しくはその双方を稼動することにより補正が可能であり、該Y軸ステージ460による稼動では不十分な場合には、上記支持台600をその下部に設けたレール655上で移動させることによってズレを補正することも可能である。
なお、上記のように試験車両を上記上部テーブル300上に載置する際には、適宜当該試験車両の車輪の下に浮き上がりセンサ(図示しない)を配設し、上記擬似荷重負荷の増大若しくは傾斜角度の増大による車輪の浮き上がりを検知出来るようにしておくと共に、適当な転倒防止手段(図示しない)を講じておく事も必要である。
上記のように、上記フォークリフトFのフォークTが、上記擬似荷重負荷機構400に対面するような調整を終了した後には、次に傾斜方向の調整を行う。上記の例で、上記フォークリフトFの前後方向の傾斜を測定したい場合には、上記傾転台200の傾転軸255に垂直な方向が上記フォークリフトFの前後方向と平行になるように、上記下部テーブル100を回動させる。この際、該下部テーブル100の回動に併せて該上部テーブル300の回動を逆方向に行い、該上部テーブル300に配置された上記フォークリフトFの方向が変わらないように構成することも可能である。なお、上述の例では、先に上部テーブル300の回動を行い、後から下部テーブル100の回動を行ったが、勿論、先に該下部テーブル100の回動を行い、後から、前述したような上部テーブル300の回動を行って、上記フォークリフトFのフォークTが、上記擬似荷重負荷機構400に対面するような調整を行っても良い。
また、上記上部テーブル300や上記下部テーブル100の制御は、図示しない制御装置により行われるが、該上部テーブル300の上方からでは、上記傾転台200のベース210の傾斜がどの方向に行われるかが分からない。そのため、本実施例のように、該上部テーブル300の内周側又は、外周側の床面上に表示灯380を複数設けて、該上部テーブル300の中心を挟んだ直線状にある2つの表示灯380を点灯させ、上記傾転台200の傾転軸255に垂直な方向である傾斜方向を表示させる構成とする事も可能である。なお、この場合には、上記表示灯をそれぞれ赤色部分380Rと青色部分380Bのような、色彩の異なる2つの光源で構成し、傾転台200のベース210を傾ける場合に、下降する方を赤、上昇する方を青、とするように、該上部テーブル300の上昇側と下降側とで当該表示灯が表示する色彩を異なるものとしても良い。
上記のように、擬似荷重負荷機構400に対面してフォークリフトFの前面を配置した後は、フォークリフトFのフォークTに擬似貨物Dを載せて、最大揚高までフォークTを引き上げる。ここで上記擬似貨物Dには適当な接続具Cを設けておき、当該接続具Cに上記擬似荷重負荷ケーブル424を接続しておく。そのため、上記擬似貨物Dは上記フォークリフトFに対して、上記擬似荷重負荷機構400からの荷重を負荷するための媒体となり、該擬似貨物Dに設けられた接続具Cの部分は、該フォークリフトFの擬似荷重負荷位置となる。また、該擬似貨物Dに該擬似荷重負荷ケーブル424を接続する際には、上記減速機付サーボモータ420の回転軸422は自由に回動が出来るように設定しておき、該擬似荷重負荷ケーブル424の引き出しと引き込みとが自由にできるようにしておく。
上記のように、上記上部テーブル300の上に試験車両であるフォークリフトFを載置し、上記擬似貨物Dを介して上記フォークリフトFに上記擬似荷重負荷ケーブル424を接続した後に、試験車両であるフォークリフトFの傾斜角度を一定にしてから擬似荷重負荷の大きさを変更して、当該傾斜角度での最大安定荷重を計測する場合には、更に、次のような手順により行う。
まず、上記擬似荷重負荷ケーブル424に張力をかけないまま、上記傾転台200を稼動させて、測定したい角度まで傾ける。この際、該傾転台200の傾きが増大するにつれて、上記擬似貨物Dと上記減速機付サーボモータ420の回転軸422との間に設けた上記擬似荷重負荷ケーブル424の方向が鉛直方向から傾く。しかし、こうした傾きは上記センサボックス470内の傾斜計により計測されて、その計測結果に基づいて、適宜、上記X軸ステージ450及び上記Y軸ステージ460を稼動させる事で打ち消され、該擬似荷重負荷ケーブル424の方向は鉛直方向に維持される。
次に、傾転台200が測定したい測定角度まで傾いた後には、上記擬似荷重負荷ケーブル424に対し、上記減速機付サーボモータ420の回転軸422に動力を投入し徐々に張力を生じさせ、上記擬似貨物Dを介して試験車両であるフォークリフトFに擬似荷重を負荷する。当該擬似荷重は該減速機付サーボモータ420の回転軸422に投入されるトルクに応じて、上記擬似荷重負荷ケーブル424にかかる張力の増大により増大するが、その大きさは、上記センサボックス470に備えられた上記ロードセルにより検出される。
そして、上記擬似荷重負荷機構400による擬似荷重負荷の増大により、上記試験車両であるフォークリフトFの車輪に取り付けられた浮き上がりセンサが、車輪の浮き上がりを検知した場合には、直ちに上記減速機付サーボモータ420による上記擬似荷重負荷ケーブル424に対する張力の負荷の増大を停止し、当該停止した場合の負荷荷重を上記傾斜角度での最大安定荷重とする。こうして測定結果が得られた後は、上記減速機付サーボモータ420による該擬似荷重負荷ケーブル424への張力の負荷を中止し、上記傾転台200の傾斜を零に戻すと共に、試験車両に接続した上記擬似貨物Dと上記擬似荷重負荷ケーブル424とを外して、測定を終了する。
一方、上記のように、上記上部テーブル300の上に試験車両であるフォークリフトFを載置し、上記擬似貨物Dを介して上記フォークリフトFに上記擬似荷重負荷ケーブル424を接続した後に、荷重を一定の大きさに保ったまま傾斜角度を変更して、当該擬似荷重での最大安定傾斜角度を計測する場合には、更に、次のような手順により行う。
まず、上記傾転台200を傾斜させない状態で、上記擬似荷重負荷ケーブル424に対し、上記減速機付サーボモータ420の回転軸422に動力を投入し徐々に張力を生じさせ、上記擬似貨物Dを介して試験車両であるフォークリフトFに対し、測定したい大きさの擬似荷重を負荷する。ここで、当該擬似荷重の大きさは、上記のように、該擬似荷重負荷ケーブル424に接続したセンサボックス470内のロードセルにより検出される。
測定したい大きさの擬似荷重を負荷させたら、次に上記擬似荷重負荷の大きさを維持したまま、上記傾転台200を傾斜させる。この際、上記のように、該傾転台200の傾きが増大するにつれて、上記擬似貨物Dと上記減速機付サーボモータ420の回転軸422との間に設けた上記擬似荷重負荷ケーブル424の方向が鉛直方向から傾くが、こうした傾きは上記センサボックス470内の傾斜計により計測されて、その計測結果に基づいて、適宜、上記X軸ステージ450及び上記Y軸ステージ460を稼動させる事で打ち消され、該擬似荷重負荷ケーブル424の方向は鉛直方向に維持される。なお、本発明では、上記擬似荷重負荷ケーブル424の傾斜が更に増大し、上記X軸ステージ450及びY軸ステージ460の稼動範囲を超える恐れがある場合には、X軸方向には上記下部テーブル100を回動させる事によって、また、Y軸方向には上記支持台600をその下部に設けたレール655上で移動させる事によって、上記擬似荷重負荷ケーブル424の方向を鉛直方向に維持することも可能である。
そして、上記傾転台200の傾斜の増大により、上記フォークリフトFの車輪に取り付けられた浮き上がりセンサが車輪の浮き上がりを検知した場合には、直ちに該傾転台200による傾斜の増大を停止し、当該停止した際の傾転台200の傾きを上記擬似荷重での最大安定傾斜角度とする。こうして測定結果が得られた後は、上記減速機付サーボモータ420による上記擬似荷重負荷ケーブル424への張力の負荷を中止すると共に、上記傾転台200の傾斜を零に戻し、試験車両に接続した上記擬似貨物Dと擬似荷重負荷ケーブル424とを外して、測定を終了する。
以上のように、本発明によれば、転角試験を行う際に、最初に試験車両が傾斜定盤として機能する上部テーブル上でどの方向を向いていても、自動的に当該試験車両と擬似荷重負荷機構との間の向きと距離とを調整することが可能である。更に、当該試験車両を当該上部テーブル上に載置したまま、任意の向きに当該上部テーブルの傾斜方向を変更することが可能であると同時に、傾斜の大きさに変更があっても、当該擬似荷重負荷の方向を鉛直に保ちながら、当該擬似荷重負荷の大きさも可変とする事が可能である。
その結果、車両の傾斜方向の変更及び擬似荷重負荷の大きさの双方を同時に変更することが容易に可能となり、段取り替えの手間が減少し、さらに、当該擬似荷重負荷を用いることにより鉄材などの実際の負荷を不用としている事から、安全性がより確保される。
100 下部テーブル
110 旋回ベアリング
120 サーボモータ
200 傾転台
220 サーボモータ
250 傾転支持台
255 傾転軸
260 主スプロケット
270 補助スプロケット
280 補強板
300 上部テーブル
310 旋回ベアリング
320 サーボモータ
325 ギヤ
350 回転板
360 回転軸
370 接続軸
380 表示灯
380B 表示灯青色表示部分
380R 表示灯赤色表示部分
400 擬似荷重負荷機構
420 減速機付サーボモータ
422 減速機付サーボモータの回転軸
424 擬似荷重負荷ケーブル
450 X軸ステージ
455 レール
458 距離センサ
460 Y軸ステージ
465 レール
470 センサボックス
500 支持台
600 支持台
655 レール
F フォークリフト
T フォーク
D 擬似貨物
C 接続具

Claims (4)

  1. 水平面上に配置された円形の下部テーブルと、
    前記下部テーブルの上部に、傾転支持台を介して設けられた、板面が鉛直方向に設けられた半月状のスプロケットと、前記半月状のスプロケットの弦の部分に、前記半月状のスプロケットの板面に垂直に接続されたベースと、前記ベースに回転軸を介して設けられた円形の回転板と、前記円形の回転板の円の中心部分に接続軸を介して設けられた円形の上部テーブルと、からなる傾転台と、
    前記上部テーブルの外縁から離隔して設けられた擬似荷重負荷機構と、
    を備える転角試験装置であって、
    前記円形の下部テーブルは前記円形の中心を通る鉛直軸の周りに回動可能であり、
    前記半月状のスプロケットは、円弧部分をその接線方向に回動させることで、前記弦の部分の中点を通り前記半月状のスプロケットの板面に対して垂直かつ水平な傾転軸の周りに回動可能であり、
    前記円形の上部テーブルは、前記円形の上部テーブルの板面に垂直で前記円形の中心と前記半月状のスプロケットの前記傾転軸を通る軸の周りに回動可能であり、
    前記上部テーブル上には試験車両が配置され、
    前記試験車両には擬似貨物が載置され、
    前記擬似荷重負荷機構は、前記擬似貨物の擬似荷重負荷位置にケーブルを介して接続され、前記ケーブルの張力を変動させることにより前記擬似貨物の鉛直下方に擬似荷重負荷を加えると共に、前記擬似荷重負荷の方向を鉛直下方に維持したまま、水平方向に移動可能にしたことを特徴とする転角試験装置。
  2. 前記擬似荷重負荷機構はX軸ステージと、そのX軸ステージ上に設けられたY軸ステージと、そのY軸ステージ上に設けられた減速器付モータと、その減速器付モータの回転軸と試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブルの間にセンサボックスを備えており、
    該X軸ステージと該Y軸ステージとは水平面上を相互に直交する方向へ摺動可能であり、
    該減速器付モータは、その減速器付モータの回転軸と上記試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブルに対し、その減速器付モータの回動によりそのケーブルにかかる張力を変動させて上記擬似荷重負荷を生起し変動させ、
    上記センサボックスには、傾斜センサとロードセルとが備えられており、
    その傾斜センサは、前記上部テーブルの傾斜による、上記減速器付モータの回転軸と上記試験車両の擬似荷重負荷位置とを接続するケーブルの方向の鉛直方向からのずれを計測し、
    上記ロードセルは、上記減速器付モータの回動により上記ケーブルにかかる荷重を計測し、
    該傾斜センサの計測値に基づいて、上記X軸ステージと上記Y軸ステージとを摺動させて、上記ケーブルの方向を鉛直方向に制御する請求項1に記載の転角試験装置。
  3. 前記X軸ステージには距離センサが備えられ、該距離センサを該X軸ステージの移動と共に移動させて適宜作動させることにより、前記試験車両の前記擬似荷重負荷機構に対する向きと距離とを検出し、その検出結果に基づいて、前記上部テーブルを回動させて該試験車両を該擬似荷重負荷機構に対面させる請求項に記載の転角試験装置。
  4. 前記試験車両を前記擬似荷重負荷機構に対面させた場合に、前記試験車両と前記擬似荷重負荷機構との前後及び/又は左右の位置ズレを、前記距離センサの前記検出結果に基づいて、前記X軸ステージ及び/又は前記Y軸ステージを稼動して補正する請求項3に記載の転角試験装置。
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