JP6153497B2 - タイヤ試験機 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ試験機に関するものであって、特に、タイヤを取り付けるためのリムを交換する技術に関するものである。
従来より、タイヤのユニフォミティなどを測定するタイヤ試験機は、タイヤを鉛直方向を向く軸線回りに回転可能とするスピンドル軸と、スピンドル軸の軸線と平行な軸線回りに回転自在とされ且つタイヤに近接離反自在とされた回転ドラムとを備えたものとなっている。また、このタイヤ試験機には回転ドラムに加わる荷重を計測可能なロードセルが設けられており、スピンドル軸に取り付けられたタイヤを回転ドラムに押し付けて回転させた際に、ロードセルではタイヤ1回転分の荷重変動データが計測される。このようにして計測された荷重変動データを利用することで、上述したタイヤ試験機ではタイヤの均一性(ユニフォミティ)が評価される。
ところで、上述したタイヤ試験機で試験を行うタイヤにはさまざまな径が存在しており、タイヤのサイズを変えた場合にはリムのサイズをタイヤ径に対応して変更しなければならない。
このようにリムを交換する作業は、一般に作業員による人力作業を中心とする場合が殆どである。例えば、特許文献1に開示されたタイヤ試験装置では、上スピンドルに上リムを磁着する永久磁石を設けると共に、上部フレームに永久磁石により磁着された上リムを上スピンドルから引き離す離脱手段を備えたものとなっている。このような離脱手段を用いて上スピンドルから取り外された上リムは、下リムの上に重ね合わせた状態(以降、このように重ね合わされた上下リムを「積層リム」という)で作業員により持ち運ばれ、タイヤ試験機の外部に持ち運ばれる。そして、持ち運ばれた積層リムの替わりに新たな積層リムが人力でタイヤ試験機に搬入される。そして、取り外し時とは逆の手順で新たな積層リムが上下スピンドルに分けて取り付けられる。
また、特許文献2のタイヤ試験機には、タイヤを搬送するベルトコンベアが配備されている。このベルトコンベアは、試験用のタイヤを水平に寝かせた状態(回転軸を上下方向に向けた状態)で搬送するものであり、本来はリムのような重量物を搬送するものではない。しかし、小径タイヤ用のリムではリムの重量が軽いため、このベルトコンベアを用いてリムをタイヤ試験機の外部に搬送することも可能となる。
特開2010−127848号公報 特開2012−127794号公報
ところで、特許文献1のタイヤ試験機では、離脱手段を用いて取り外された積層リムの搬出や搬入はいずれも作業員による人力作業で行われる。このような積層リムは数十kg程度の重さがあり、複数の作業員が共同して運搬作業などに従事することになるため、リム交換にはある程度の時間がどうしても必要となる。当然、作業中はタイヤの試験ができずにタイヤ試験の作業効率が悪くなり、短時間で多数のタイヤを検査しなくてはならないタイヤ試験機では大きな問題となる。
一方、ベルトコンベアを用いて積層リムを搬送可能な特許文献2のタイヤ試験機でも、積層リムの重量が重い場合は、ベルトコンベアを使用できなくなる可能性がある。例えば、重い積層リムをベルト上に載せれば重量でベルトが撓み、撓んだベルトがフレームと密着して、ベルトを回転させることが非常に難しくなる。ベルトを回転させるモータの出力をさらに大きくすることもできるが、ベルトとフレームとの摩擦力は非常に大きい場合が多く、摩擦力に打ち勝ってベルトを回転可能なモータともなれば非常に大出力となり、設備コストの高騰などに結びつくため現実的とは言い難い。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、重いリムを人力に頼ることなく簡単に交換することができ、リム交換の効率を高めることでタイヤ試験の試験効率をも向上させることができるタイヤ試験機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のタイヤ試験機は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明のタイヤ試験機は、下スピンドル軸の両側に設けられ且つ水平方向に沿って動く1組のベルト上にタイヤを載置して搬送可能とするタイヤ搬送コンベアと、前記タイヤ搬送コンベアで搬送されたタイヤを受け取った上で次工程へ搬出する搬出コンベアとを有し、前記下スピンドル軸側に設けられた下リムと上スピンドル軸側に設けられた上リムとで、前記タイヤ搬送コンベアにて搬送されてきたタイヤを挟持した上で、前記タイヤを回転させて当該タイヤの試験を行うタイヤ試験機であって、前記上リム及び前記下リムを、当該下リムの上に当該上リムが積層された積層リムの状態で前記下スピンドル軸から取り外すと共に、取り外した前記積層リムを支持しつつ外部に搬出可能とされたリム搬送台車を備えており、前記リム搬送台車が、前記タイヤ搬送コンベアに対して搬出コンベア側から進入可能とされていることを特徴とするものである。
また、本発明のタイヤ試験機は、下スピンドル軸の両側に設けられ且つ水平方向に沿って動く1組のベルト上にタイヤを載置して搬送可能とするタイヤ搬送コンベアと、前記タイヤ搬送コンベアで搬送されたタイヤを受け取った上で次工程へ搬出する搬出コンベアとを有し、前記下スピンドル軸側に設けられた下リムと上スピンドル軸側に設けられた上リムとで、前記タイヤ搬送コンベアにて搬送されてきたタイヤを挟持した上で、前記タイヤを回転させて当該タイヤの試験を行うタイヤ試験機であって、前記下リムの上に前記上リムが積層された積層リムを支持しつつ外部から搬入すると共に、前記積層リムを前記下スピンドル軸へ取り付け可能とするリム搬送台車を備えており、前記リム搬送台車が、前記タイヤ搬送コンベアに対して搬出コンベア側から進入可能とされていることを特徴とするものである。
なお、好ましくは、前記タイヤ搬送コンベアは、前記下スピンドル軸に下リムを取り付ける下リム取付位置のさらに下方まで降下可能とされており、前記搬出コンベア側からの前記リム搬送台車の進入が可能とするスペースを前記下スピンドル軸の下リムとの間の上下間に確保可能としているとよい。
なお、好ましくは、前記リム搬送台車は、水平方向に伸び且つ先端側で前記積層リムを支持する支持アームと、前記支持アームの基端側を上昇させることで、前記支持アームの先端側に取り付けられた積層リムを前記下スピンドル軸から取り外すアーム昇降手段と、前記支持アーム及びアーム昇降手段を水平に移動させる移動台車と、を備えているとよい。
なお、好ましくは、前記リム搬送台車の支持アームには、上方に向かって突出する係合部(係合ピン)が形成されており、前記下リムの下面には、前記係合部が係合することで前記下リムを前記スライダ上に固定する被係合部が形成されているとよい。
なお、好ましくは、前記移動台車における前記支持アームとは反対側の端部側に、前記支持アームの先端側に支持された前記積層リムの重量とのバランスを取るウェイトが配備されているとよい。
なお、好ましくは、前記リム搬送台車の車輪を差し込んだ際に、前記係合部の位置と前記被係合部の位置とが合致する位置で当該リム搬送台車を停止可能とする車輪止めが設けられていると良い。
なお、好ましくは、前記リム搬送台車により搬出された前記積層リムまたは前記リム搬送台車により搬入される前記積層リムを保管する保管台を有し、前記保管台には、前記リム搬送台車で搬出または搬出される前記積層リムを支持するリム支持部が複数形成されているとよい。
本発明のタイヤ試験機によれば、重いリムを人力に頼ることなく簡単に交換することができ、リム交換の効率を高めることでタイヤ試験の試験効率をも向上させることができる
本実施形態のタイヤ試験機の平面図である。 本実施形態のタイヤ試験機の正面図である。 タイヤ搬送コンベアに対するリム搬送台車の進入手順を示す図である。 リム搬送台車の平面図である。 リム搬送台車の側面図である。 リム搬送台車を用いて積層リムを交換する手順を示す図であり、リム搬送台車の支持アームで積層リムを支持しようとしている状況を示す図である。 リム搬送台車を用いて積層リムを交換する手順を示す図であり、リム搬送台車の支持アームで積層リムを取り外した状況を示す図である。 リム搬送台車を用いて積層リムを交換する手順を示す図であり、リム搬送台車を用いて取り外された積層リムを保管台へ移し替える状況を示した図である。
以下、本発明のタイヤ試験機1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、本実施形態のタイヤ試験機1を模式的に示した平面図である。
図1に示すように、本発明のタイヤ試験機1は、上下方向(紙面貫通方向)を向く軸回りにタイヤTを回転させて試験するスピンドル軸2を設備中央に備えている。このスピンドル軸2はタイヤTを寝かせた状態で水平(図中に矢印で示す経路)に沿って搬送するベルトコンベア式の搬送手段の搬送経路(図中に矢印で示す経路)途中に配備されている。
また、スピンドル軸2の側方には、搬送手段で搬送されるタイヤTの搬送方向とほぼ直交する方向に距離をあけて回転ドラム4が設けられている。この回転ドラム4は、スピンドル軸2の軸線と平行な軸線回りに回転自在とされた円筒状の部材であり、その外周面にはタイヤTが走行する模擬路面4aが形成されている。回転ドラム4にはこの回転ドラム4を水平方向に押し動かすドラム移動手段5が設けられており、回転ドラム4はタイヤTに対して近接離反自在とされている。
さらに、この回転ドラム4の軸心上には、回転ドラム4に加わる荷重を計測可能なロードセル6が設けられており、回転ドラム4はロードセル6を介してフレームなどに支持されている。つまり、本実施形態のタイヤ試験機1は、回転ドラム4をスピンドル軸2に近接させ、回転ドラム4の模擬路面4aにタイヤTを接触させつつタイヤTの回転時の荷重変動をロードセル6で計測することで、タイヤTの均一性を評価するタイヤユニフォミティマシンとなっている。
なお、以降の説明において、図1の左側を、タイヤ試験機1でタイヤTを搬送する際の上流側又は前側(または前方)といい、図1の右側を、タイヤTを搬送する際の下流側又は後側(または後方)という。また、図1の上側をタイヤ試験機1を説明する際の左側、図1の下側をタイヤ試験機1を説明する際の右側という。さらに、図2の上側をタイヤ試験機1を説明する際の上側、図2の下側をタイヤ試験機1を説明する際の下側という。
上述した搬送手段は、試験を行うタイヤTをスピンドル軸2に搬入したり、試験が終わったタイヤTをスピンドル軸2から次の工程へ搬出したりする為に用いられる。具体的には、この搬送手段は、タイヤ試験機1へとタイヤTを搬入する搬入コンベア7と、搬入コンベア7で搬入されたタイヤTをスピンドル軸2まで搬送すると共にスピンドル軸2で試験されたタイヤTを搬送するタイヤ搬送コンベア8と、タイヤ搬送コンベア8で搬送されたタイヤTをタイヤ試験機1の外部に搬出する搬出コンベア9とを有していて、搬入コンベア7、タイヤ搬送コンベア8、搬出コンベア9の順でタイヤTを搬送可能となっている。この搬入コンベア7、タイヤ搬送コンベア8及び搬出コンベア9は、同一直線上に並んで配備されており、搬送手段は一方向に沿ってタイヤTを搬送できるようになっている。なお、搬入コンベア7、タイヤ搬送コンベア8及び搬出コンベア9は、搬送するタイヤの位置の調整などのため、適宜、通常の搬送方向とは逆の方向にもタイヤTを搬送可能に構成されていることが好ましい。
次に、搬送手段を構成する搬入コンベア7、タイヤ搬送コンベア8及び搬出コンベア9
について説明する。
搬入コンベア7は、搬送方向に沿って水平方向に架け渡された左右一対のコンベアベルト(以降、搬入コンベア7のコンベアベルトを「第1ベルト10」という)を備えている。これら一対の第1ベルト10、10は、左右方向に一定の間隔をあけて互いに平行に取り付けられている。第1ベルト10、10同士の間隔は、タイヤ試験機1で試験される最小サイズのタイヤTの外径よりも小さくなるように設定されており、それぞれの第1ベルト10でタイヤTの両端側を下方より支持しつつタイヤTを水平に寝かせた状態で搬送できるようになっている。
また、それぞれの第1ベルト10は、いずれも左右方向を向く軸回りに回転する前後一対のプーリ11、11に掛け回されており、前後いずれかのプーリ11を駆動回転させることで第1ベルト10を転動させ、第1ベルト10の上面に載置されたタイヤTを前方に移動できるようになっている。
タイヤ搬送コンベア8は、搬入コンベア7と同様に搬送方向に沿って水平方向に架け渡された一対のコンベアベルト(以降、タイヤ搬送コンベア8のコンベアベルトを「第2ベルト12」という)を備えている。これらの第2ベルト12は、左右方向の間隔が第1ベルト10よりも広幅とされていて、搬入コンベア7の第1ベルト10よりも幅方向の外側に配備されている。なお、タイヤ搬送コンベア8の側部には調整ハンドル40が設けられている。この調整ハンドル40を回転させると、タイヤ搬送コンベア8の第2ベルト12の間隔を調整することが可能とされている。
そして、この第2ベルト12の長手方向の中途側に上述したスピンドル軸2が配備されている。具体的には、このスピンドル軸2は、第2ベルト12の長手方向の中途側であって、左右一対の第2ベルト12、12の間を上下方向に貫通するように配備されている。この第2ベルト12も、左右方向を向く軸回りに回転する第1ベルト10と同様に前後一対のプーリ13、13とに掛け回されており、前後いずれかのプーリ13(本実施形態では上流側のプーリ13)に設けられた駆動部39により転動できるようになっている。
搬出コンベア9も、搬入コンベア7やタイヤ搬送コンベア8と同様に搬送方向に沿って水平方向に架け渡された一対のコンベアベルト(以降、搬出コンベア9のコンベアベルトを「第3ベルト14」という)を備えている。第3ベルト14の左右方向の間隔は第1ベルト10とほぼ同じ幅とされており、搬入コンベア7と同様にタイヤTを寝かせた状態で水平方向に搬送できるようになっている。また、第3ベルト14も、第1ベルト10や第2ベルト12と同様に前後一対のプーリ15、15に掛け回されており、いずれかのプーリ15を駆動させることで転動可能とされている。
なお、図2に示すように、搬出コンベア9の上流側端(前端)は、下流側端(後端)を中心として左右方向を向く軸回りに上方へ揺動自在とされている。
具体的には、本実施形態のタイヤ試験機1の次工程にはマーキング装置16が配備されている。このマーキング装置16は、試験済みのタイヤTに、ユニフォミティの試験結果に基づいてユニフォミティマークをマーキングするものであり、タイヤ試験機1の下流側に配備されている。また、搬出コンベア9の後端はマーキング装置16の前端に、左右方向を向く軸回りに揺動自在に支持されている。つまり、揺動自在に支持された後端に対して、搬出コンベア9の前端は自由端となっていて、水平ラインより下方へは揺動しないものの、上方へは跳ね上がるように揺動可能となっている。
それゆえ、図2に示すように、搬出コンベア9の前端を後端に対して上方に跳ね上がるように揺動させると、タイヤ試験機1とマーキング装置16との間の前後間にスペースが生まれ、このスペースを利用して図3に示すようにリム搬送台車17をタイヤ試験機1に進入させることが可能となる。
ところで、上述したスピンドル軸2は、下側に配備された下スピンドル軸2Dと、この下スピンドル軸2Dの上方に下スピンドル軸2Dと同軸に配備された上スピンドル軸と、を備えている。この上スピンドル軸には、タイヤTを上方から挟み込む上リム18が配備され、下スピンドル軸2DにはタイヤTを下方から挟み込む下リム19が設けられている。
そして、本発明のタイヤ試験機1は、作業員による人力作業によらずに上述した上リム18及び下リム19を交換することができるように、リムの交換作業にリム搬送台車17を用いることを特徴としている。このリム搬送台車17は、上述した下リム19と上リム18とが積層された状態のものを支持しつつ搬出したり搬入したりする構成となっている。以降、下リム19と上リム18とが積層された状態のものを「積層リム20」と呼ぶこともある。
このリム搬送台車17は、搬出時には、下スピンドル軸2Dから積層リム20を取り外すと共に、取り外した積層リム20を支持しつつタイヤ試験機1の外部に運び出すものとなっている。また、リム搬送台車17は、搬入時には、上述した積層リム20を支持しつつタイヤ試験機1の外部から運び入れると共に、搬入した積層リム20を下スピンドル軸2Dへ取り付け可能とするものとなっている。
具体的には、このリム搬送台車17は、水平方向に伸び且つ先端側で下スピンドル軸2Dに取り付けられた積層リム20を支持する支持アーム21と、支持アーム21を上方向に昇降させることで積層リム20を下スピンドル軸2Dから取り外すアーム昇降手段22と、支持アーム21を水平方向に沿って且つ転回自在に移動させる移動台車23と、を備えている。
次に、上述した積層リム20、並びにリム搬送台車17を構成する移動台車23、アーム昇降手段22及び支持アーム21について説明する。
図2などに示すように、積層リム20は、下リム19の上に上リム18を重ね合わせたものであり、リム搬送台車17で上下リム18、19を搬送する際に用いられる。具体的には、上述したタイヤ試験機1で上下リム18、19を取り外す際には、まず上スピンドル軸2にボルトや磁石を用いて取り付けられた上リム18を取り外す。このようにして取り外された上リム18を下リム19の上に重ね合わせたものが、上述した積層リム20となる。この積層リム20の下面には、凹状の2つの被係合部24(被係合孔)が形成されている。2つの被係合部24(被係合孔)は、スピンドル軸2の軸心を中心にしてほぼ対向する位置に配されている。
図4及び図5に示すように、リム搬送台車17の移動台車23は、水平方向に沿って配備される板状の部材であって、アーム昇降手段22及び支持アーム21を下方より支持している。この移動台車23の下側には、床面などに対して移動台車23を移動させる車輪35が設けられている。また、移動台車23の中央には、アーム昇降手段22の回転軸25が上下方向に軸心を向けて起立状に配備されている。
この回転軸25の側方には、上方に向かって起立する支持部材26が設けられている。この支持部材26は上方に向かって鉛直方向に伸びると共に上端が水平方向に向かって折れ曲がった板部材であり、この支持部材26の折り曲がった部分には、回転軸25の上端側を挿通可能な挿通孔27が形成されている。この挿通孔27には、アーム昇降手段22の回転軸25の上端側が回動自在に挿通されている。
移動台車23における支持部材26を挟んで回転軸25の反対側の端部には、移動台車23を作業者が移動させるために用いる取っ手28が取り付けられている。また取っ手28の下方には支持アーム21やこの支持アーム21に載せられた積層リム20の重量によって移動台車23が後方に倒れないように重量のバランスを調整するウェイト29が配備されている。
アーム昇降手段22は、軸心を上下方向に向けて配備された回転軸25と、この回転軸25を回転させるハンドル30とを有している。
回転軸25は、外周面に螺旋状のねじ部を備えた長尺棒状の部材である。回転軸25の下端は、移動台車23の上面に、上下方向を向く軸回りに回動自在に支持されている。また、回転軸25の上端側は上述した挿通孔27に回動自在に挿通されていて、回転軸25は移動台車23の上に起立した姿勢を維持しつつ上下方向を向く軸回りに回動自在とされている。
また、回転軸25の長手方向の中途部は、上端側や下端側に比べて径大とされており、この径大な中途部の外周面にはねじ部(雄ねじ部33)が形成されている。この回転軸2
5の中途側には、後述する支持アーム21が取り付けられている。
上述したアーム昇降手段22のハンドル30は、回転軸25の上端に取り付けられている。このハンドル30は、作業者が掴み易いように円環状に形成されており、また作業者の力で回転軸25が回動するように回転軸25より大きな径とされている。このハンドル30を作業者が掴んで回動させることで、上下方向を向く軸回りに回転軸25を容易に回動できるようになる。
支持アーム21は、上面視で略U字状とされた板状の部材であり、水平方向に沿って配備されている。支持アーム21の先端側は基端側から2又状に分岐しており、上述したウェイト29が設けられた側とは反対側に分岐した先端側が向くように支持アーム21は取り付けられている。この支持アーム21の二股に分岐した先端側には、下リム19の下面に凹状に形成された被係合部24(被係合孔)と係合する係合部31(係合ピン)が上方に向かって突出するようにそれぞれ設けられている。
また、支持アーム21の基端側には、支持アーム21を上下方向に貫通する貫通孔32が形成されている。この貫通孔32の孔内壁面には、上述した回転軸25の雄ねじ部33と噛み合う雌ねじ部34が形成されている。さらに、支持アーム21の基端は、起立する支持部材26の側面に面接触乃至は線接触しており、上下方向を向く軸回りに支持アーム21が回動することを規制可能とされている。
それゆえ、図5に示すように、ハンドル30にて回転軸25を回動させると、支持アーム21が回動を規制されたまま上下方向に昇降する。このような昇降自在の支持アーム21を設ければ、先端側に積層リム20を載せたまま支持アーム21を昇降させることで、積層リム20をスピンドル軸2から外したり、積層リム20をスピンドル軸2に装着したりすることが可能となる。また、車輪35を備えたリム搬送台車17を用いれば、積層リム20を支持アーム21の先端に載せたまま簡単に運搬することが可能となる。このようにしてスピンドル軸2から取り外された積層リム20は、図8に示すような保管台36に保管される。
図8に示すように、保管台36は、タイヤ試験機1から取り外した積層リム20やタイヤ試験機1に取り付ける積層リム20を保管するものであり、複数のサイズに対応できるように複数種類の積層リム20(図例では3サイズの積層リム20)を保管できるようになっている。
保管台36は、基礎や床面などに敷設された角状の部材であり、その上面は上方に向かって凸状に突出する凸条部37となっている。この保管台36の凸条部37は、二股状に分岐した支持アーム21の間に挿し込める程度の幅をもって複数条形成されている。凸条部37の側方から支持アーム21の先端側を水平方向に差し込んだり引っ込めたりすることで積層リム20を保管台36に移載できるようになっている。また、凸条部37同士は、積層リム20を隣り合って並べて載置しても、積層リム20同士が干渉しない程度の間隔をあけて配備されている。
そして、この凸条部37の上面には、上方に向かって突出するリム支持部38が形成されている。このリム支持部38は、積層リム20(下リム19)の中央側に下方から差し込み可能な円錐状(テーパコーン状)の部材であり、凸条部37に一つずつ形成されている。つまり、保管台36に凸条部37とリム支持部38とを複数組設けておけば、一組の凸条部37及びリム支持部38ごとに異なるサイズの積層リム20を保管することが可能となる。
次に、タイヤ試験機1の下スピンドル軸2Dから積層リム20を取り外す方法、言い換えれば本発明のリム交換方法について説明する。
まず、上リム18と下リム19とを積層リム20の状態で取り外し、取り外した積層リム20をタイヤ試験機1から搬出する手順を説明する。
上リム18と下リム19とを積層リム20の状態で取り外す場合には、ボルトなどを緩めたり離脱手段などを用いたりして強制的に上リム18を上スピンドル軸2から取り外し、取り外した上リム18を下スピンドル軸2Dの下リム19の上に重ね合わせて、上リム18と下リム19とが上下に積層された積層リム20とする。
次に、図2に示すように、搬出コンベア9の後端を前端に対して上方に跳ね上げるようにする。この搬出コンベア9は前端を中心として後端が左右方向を向く軸回りに回動自在とされている。それゆえ、搬出コンベア9の後端を上方に跳ね上げると、タイヤ試験機1とマーキング装置16との間にリム搬送台車17を引き入れることが可能なスペースが前後方向に生まれる。
その後、図3に示すように、リム搬送台車17を水平に移動させ、タイヤ試験機1とマーキング装置16との間に(前後方向に)生じたスペースにリム搬送台車17を進入させる。そして、二股状に突出した支持アーム21の先端側をタイヤ搬送コンベア8の前方から後方に向かって差し込む。この支持アーム21の突出した部分の左右方向の間隔は、タイヤ搬送コンベア8の左右方向の間隔より狭く形成されており、支持アーム21の先端側をタイヤ搬送コンベア8の間に差し込むことができる。
それゆえ、支持アーム21をタイヤ搬送コンベア8の後方から前方に向かって差し込むと、支持アーム21の先端側に形成された係合部31の位置が前後方向に移動し、やがて係合部31の位置が積層リム20の下面の被係合部24の位置に合致するようになる。なお、係合部31の位置と被係合部24の位置とが左右方向にずれている場合は、タイヤ搬送コンベア8の側部に設けられた調整ハンドル40などを回転させてタイヤ搬送コンベア8の第2ベルト12の間隔を調整し、左右方向のスペースを確保した上で、リム搬送台車17を移動させるとよい。
なお、図6及び図7に示すように、支持アーム21の先端側に形成された係合部31の位置と、積層リム20の下面の被係合部24の位置とを容易に合致させるために、両者が合致する位置でリム搬送台車17を停止可能とする車輪止め41を床面などに設けておくとよい。この車輪止め41はタイヤ試験機1が設置された床面などに予め形成されている。この車輪止め41に、リム搬送台車17の車輪35(移動台車23の前側の車輪35)を差し込んでとめることで、容易に、支持アーム21の先端側に形成された係合部31の位置と、積層リム20の下面の被係合部24の位置とを合致させることができる。
このようにして係合部31の位置と被係合部24の位置とが合致したら、ハンドル30を用いてアーム昇降手段22の回転軸25を回動させる。そうすると、支持アーム21の上昇に合わせて支持アーム21の係合部31が下リム19の被係合部24に下方から嵌り込み、支持アーム21の先端側に積層リム20が固定される。さらに、ハンドル30などを持って回転軸25を回動させ続けると、図7に示すように支持アーム21がさらに上昇し、支持アーム21の積層リム20が上スピンドル軸2から外れ、積層リム20を支持アーム21と一緒に上昇させることが可能となる。このようにして積層リム20を載せたまま支持アーム21を上方に移動させ、支持アーム21の下面が下スピンドル軸2Dの上端より高くなる位置まで支持アーム21を上昇させたら、リム搬送台車17を水平方向に移動させる。そうすると、下スピンドル軸2Dに邪魔されることなく積層リム20を移動台車23で水平移動でき、積層リム20をスピンドル軸2の軸心の位置から外れた位置に、更にはタイヤ試験機1の外部に搬出することが可能となる。
このようにしてスピンドル軸2のタイヤ試験機1の外部に搬出された積層リム20は、移動台車23を用いて保管台36まで移動される。そして、支持アーム21の先端側に支持された積層リム20が、保管台36のリム支持部38の上方まで移動したら、リム支持部38の上方からハンドル30を回転させて支持アーム21を下降させる。このようにして支持アーム21を下降させると、凸条部37の上面に形成されたリム支持部38が積層リム20の中央側に下方から差し込まれ、リム支持部38が積層リム20に係合し、積層リム20の下方移動が規制される。
さらに、支持アーム21を下降させれば、積層リム20の被係合部24から支持アーム21の係合部31が外れ、支持アーム21から外れた積層リム20をリム支持部38の上に残したまま、係合が外れた支持アーム21のみが下降する。このようにして積層リム20を保管台36に移載した支持アーム21を進入時とは逆方向に移動させると、保管台36からリム搬送台車17(支持アーム21)を待避させることが可能となり、タイヤ試験機1から積層リム20を取り外すことが可能となる。
なお、新たな積層リム20を搬入してスピンドル軸2に取り付ける際には、上述したものと逆の手順(図8、図7、図6の順番)で操作を行えば、人力に頼ることなく積層リム20をタイヤ試験機1に搬入して取り付けることが可能となる。
すなわち、本発明のタイヤ試験機1は、下スピンドル軸2Dの両側に設けられ且つ水平方向に沿って動く1組のベルト(第2ベルト12)上にタイヤTを載置して搬送可能とするタイヤ搬送コンベア8と、タイヤ搬送コンベア8で搬送されたタイヤTを受け取った上で次工程へ搬出する搬出コンベア9とを有し、下スピンドル軸2Dの上方から上スピンドル軸2Uを近接させて、下スピンドル軸2D側に設けられた下リム19と上スピンドル軸2U側に設けられた上リム18とで、タイヤ搬送コンベア8にて搬送されてきたタイヤTを挟持した上で、タイヤTを回転させて当該タイヤの試験を行うタイヤ試験機であって、下リム19の上に上リム18が積層された積層リム20を支持しつつタイヤ試験機1の外部から搬入すると共に、積層リム20を下スピンドル軸2Dへ取り付け可能とするリム搬送台車17を備えており、リム搬送台車17が、タイヤ搬送コンベア8に対して搬出コンベア9側から進入可能とされているものとなっている。
上述したリム交換方法によれば、ハンドル30を回転させるという簡単な操作を行うだけで、スピンドル軸2から積層リム20を取り外したり、スピンドル軸2へ積層リム20を取り付けたりすることができる。また、重量のある積層リム20を運搬する作業も移動台車23を用いて簡単に行うことができるので、重いリムを人力で運搬するのに比べてリム交換をスピーディに行うことができる。
また、上述したリム交換方法では、複数の作業者が共同しなくても作業が可能であるため、リム交換の作業自体も簡便なものとなり、タイヤT試験の作業効率を大きく向上させることも可能となる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 タイヤ試験機
2 スピンドル軸
2D 下スピンドル軸
4 回転ドラム
4a 模擬路面
5 ドラム移動手段
6 ロードセル
7 搬入コンベア
8 タイヤ搬送コンベア
9 搬出コンベア
10 第1ベルト
11 第1ベルトのプーリ
12 第2ベルト
13 第2ベルトのプーリ
14 第3ベルト
15 第3ベルトのプーリ
16 マーキング装置
17 リム搬送台車
18 上リム
19 下リム
20 積層リム
21 支持アーム
22 アーム昇降手段
23 移動台車
24 被係合部(被係合孔)
25 回転軸
26 支持部材
27 挿通孔
28 取っ手
29 ウェイト
30 ハンドル
31 係合部(係合ピン)
32 貫通孔
33 雄ねじ部
34 雌ねじ部
35 車輪
36 保管台
37 凸条部
38 リム支持部
39 駆動部
40 調整ハンドル
41 車輪止め
T タイヤ

Claims (8)

  1. 下スピンドル軸の両側に設けられ且つ水平方向に沿って動く1組のベルト上にタイヤを載置して搬送可能とするタイヤ搬送コンベアと、前記タイヤ搬送コンベアで搬送されたタイヤを受け取った上で次工程へ搬出する搬出コンベアとを有し、前記下スピンドル軸側に設けられた下リムと上スピンドル軸側に設けられた上リムとで、前記タイヤ搬送コンベアにて搬送されてきたタイヤを挟持した上で、前記タイヤを回転させて当該タイヤの試験を行うタイヤ試験機であって、
    前記上リム及び前記下リムを、当該下リムの上に当該上リムが積層された積層リムの状態で前記下スピンドル軸から取り外すと共に、取り外した前記積層リムを支持しつつ外部に搬出可能とされたリム搬送台車を備えており、
    前記リム搬送台車が、前記タイヤ搬送コンベアに対して搬出コンベア側から進入可能とされている
    ことを特徴とするタイヤ試験機。
  2. 下スピンドル軸の両側に設けられ且つ水平方向に沿って動く1組のベルト上にタイヤを載置して搬送可能とするタイヤ搬送コンベアと、前記タイヤ搬送コンベアで搬送されたタイヤを受け取った上で次工程へ搬出する搬出コンベアとを有し、前記下スピンドル軸側に設けられた下リムと上スピンドル軸側に設けられた上リムとで、前記タイヤ搬送コンベアにて搬送されてきたタイヤを挟持した上で、前記タイヤを回転させて当該タイヤの試験を行うタイヤ試験機であって、
    前記下リムの上に前記上リムが積層された積層リムを支持しつつ外部から搬入すると共に、前記積層リムを前記下スピンドル軸へ取り付け可能とするリム搬送台車を備えており、
    前記リム搬送台車が、前記タイヤ搬送コンベアに対して搬出コンベア側から進入可能とされている
    ことを特徴とするタイヤ試験機。
  3. 前記タイヤ搬送コンベアは、前記下スピンドル軸に下リムを取り付ける下リム取付位置のさらに下方まで降下可能とされており、前記搬出コンベア側からの前記リム搬送台車の進入が可能とするスペースを前記下スピンドル軸の下リムとの間の上下間に確保可能としている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ試験機。
  4. 前記リム搬送台車は、
    水平方向に伸び且つ先端側で前記積層リムを支持する支持アームと、
    前記支持アームの基端側を上昇させることで、前記支持アームの先端側に取り付けられた積層リムを前記下スピンドル軸から取り外すアーム昇降手段と、
    前記支持アーム及びアーム昇降手段を水平に移動させる移動台車と、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ試験機。
  5. 前記支持アームの先端側には、上方に向かって突出する係合部が形成されており、
    前記下リムの下面には、前記係合部が係合することで前記下リムを前記支持アーム上に固定する被係合部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ試験機。
  6. 前記移動台車における前記支持アームとは反対側の端部側に、前記支持アームの先端側に支持された前記積層リムの重量とのバランスを取るウェイトが配備されていることを特徴とする請求項4または5に記載のタイヤ試験機。
  7. 前記リム搬送台車の車輪を差し込んだ際に、前記係合部の位置と前記被係合部の位置と
    が合致する位置で当該リム搬送台車を停止可能とする車輪止めが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ試験機。
  8. 前記リム搬送台車により搬出された前記積層リムまたは前記リム搬送台車により搬入される前記積層リムを保管する保管台を有し、
    前記保管台には、前記リム搬送台車で搬出または搬出される前記積層リムを支持するリム支持部が複数形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤ試験機。
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