JP3285652B2 - タイヤユニフォミティマシンへのリム供給方法および装置 - Google Patents

タイヤユニフォミティマシンへのリム供給方法および装置

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JP3285652B2
JP3285652B2 JP06612693A JP6612693A JP3285652B2 JP 3285652 B2 JP3285652 B2 JP 3285652B2 JP 06612693 A JP06612693 A JP 06612693A JP 6612693 A JP6612693 A JP 6612693A JP 3285652 B2 JP3285652 B2 JP 3285652B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤユニフォミテ
ィマシンへの上、下側リムを供給する方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、以前、特願平4ー2447
9号(平成4年1月14日)において、タイヤユニフォ
ミティマシンの下部スピンドルを上方に移動させること
により、下側リムを上側リムに下方から当接するまで上
昇させる工程と、ユニフォミティ試験を行うタイヤを搬
送するコンベアによって空のパレットを、下側リムの昇
降経路とコンベアとが交差する交差位置まで搬入すると
ともに、上部スピンドルから上側リムを離脱させる工程
と、下部スピンドルを下方に移動させることにより、
上、下側リムを一体的に下降させ、該下降途中において
上側リムおよび下部スピンドルから離脱した下側リムを
共に下部スピンドルから空のパレットに移載する工程
と、コンベアの作動により、上、下側リムが移載された
前記パレットを交差位置から搬出するとともに、新たな
上、下側リムが載置されたパレットを前記交差位置まで
搬入する工程と、下部スピンドルを上方に移動させ、そ
の移動途中において上、下側リムをパレットから下部ス
ピンドルに移載する工程と、下部スピンドルを上側リム
が上部スピンドルに当接するまでさらに移動させてこれ
ら上側リムと上部スピンドルとを互いに連結し、また、
下側リムを下部スピンドルに連結するとともにコンベア
の作動によって空のパレットを交差位置から搬出する工
程と、を包含するタイヤユニフォミティマシンにおける
リム交換方法を提案した。そして、前述のように新たな
上、下側リムが載置されたパレットを交差位置まで搬入
する場合には、ハンドカート上にストッカーに保管され
ている所望種類の上、下側リム、パレットを移載した
後、該ハンドカートを移動させて上、下側リム、パレッ
トをコンベアまで搬送し、次に、該コンベア上にこれら
上、下側リム、パレットを一括して移載した後、該コン
ベアを走行させて交差位置まで搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタイヤユニフォミティマシンにおけるリム交
換方法にあっては、コンベアから遠く離れたストッカー
からハンドカートによって所望種類の上、下側リム、パ
レットをコンベアまで搬送し、その後、ハンドカートを
操作してこれらリム、パレットを該コンベア上に移載す
るようにしているため、コンベアに所望種類の上、下側
リム、パレットを搬入するために、多くの労力、時間が
必要になるという問題点がある。
【0004】この発明は、短時間で容易に所望種類の
上、下側リムをパレットとともに供給することができる
タイヤユニフォミティマシンへのリム供給方法および装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、各段に異なった種類の上、下側リムが乗せられたパ
レットが載置されている上下に離れた複数段の載置コン
ベアを一括して上昇させ、所望種類の上、下側リムが乗
っているパレットの載置コンベアを移送コンベアの高さ
に合致させる工程と、前記所望種類の上、下側リムが載
置されている載置コンベアを作動して、該所望種類の
上、下側リムをパレットとともに移送コンベアに移載す
る工程と、移送コンベアによって所望種類の上、下側リ
ムをパレットとともに、タイヤユニフォミティマシンの
上、下部スピンドル間まで移送する工程と、を備えたタ
イヤユニフォミティマシンへのリム供給方法により、第
2に、昇降可能な昇降フレームと、昇降フレームに上下
方向に離れて支持され、各段に異なった種類の上、下側
リムが乗せられたパレットが載置されている複数段の水
平な載置コンベアと、昇降フレームの前方に設置され、
載置コンベアから移載された上、下側リム、パレットを
タイヤユニフォミティマシンの上、下部スピンドル間に
配置された昇降コンベア上まで移送する移送コンベア
と、を備えたタイヤユニフォミティマシンへのリム供給
装置により達成することができる。
【0006】
【作用】今、昇降フレームに支持された載置コンベアの
各段には異なった種類の上、下側リムが乗せられたパレ
ットが載置されているとする。次に、昇降フレームを複
数段の載置コンベアとともに一括して上昇させ、所望種
類の上、下側リムが乗っているパレットが載置されてい
る載置コンベアを移送コンベアの高さに合致させる。次
に、前記所望種類の上、下側リムが載置されている載置
コンベアを作動して、該所望種類の上、下側リムをパレ
ットとともに移送コンベアに移載し、次に、この移送コ
ンベアによって該所望種類の上、下側リムをパレットと
ともに、タイヤユニフォミティマシンの上、下部スピン
ドル間の昇降コンベアまで移送し、これら上、下側リム
をタイヤユニフォミティマシンに供給する。このように
載置コンベアを支持している昇降フレームを所定量だけ
上昇させた後、移送コンベアと同一高さの載置コンベア
を作動させるだけで、移送コンベア上に所望種類の上、
下側リム、パレットを搬入することができるため、タイ
ヤユニフォミティマシンへの所望種類の上、下側リムの
供給を短時間でかつ容易に行うことができる。
【0007】なお、請求項3に記載のように構成すれ
ば、タイヤユニフォミティマシンに対する上、下側リム
の装着途中で不要となったパレットを容易かつ短時間で
回収すことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1、2、3において11は床面12上に形成さ
れた左右方向に延びるピットであり、このピット11内に
は左右方向に延びる一対のレール13が敷設されている。
15は移動台車であり、この移動台車15の下面四隅にはそ
れぞれレール13上を転動するローラ16が回転可能に支持
されている。17は前記ピット11内に設置されたレール13
に平行なシリンダであり、このシリンダ17のピストンロ
ッド18の先端は前記移動台車15に連結されている。この
結果、シリンダ17が作動すると、移動台車15はレール13
に案内されながら左右方向に移動する。前記移動台車15
には上下方向に延びる1本のねじ軸20が回転可能に支持
されるとともに、該ねじ軸20に平行な一対のガイドロッ
ド21が取り付けられている。22は前記ねじ軸20に螺合す
るねじブロック23およびガイドロッド21に摺動可能に係
合するガイドブロック24が取り付けられた昇降フレーム
であり、この昇降フレーム22は移動台車15に固定された
モータ25の回転がタイミングベルト26を介してねじ軸20
に伝達され、該ねじ軸20が回転することにより、ガイド
ロッド21にガイドされながら昇降する。この昇降フレー
ム22には上下方向に離れた複数段、ここでは4段の水平
な載置コンベア27が支持され、これらの載置コンベア27
はそれぞれ前後方向に離れ左右方向に延びる複数本の回
転可能なローラ28から構成されている。29は昇降フレー
ム22に取り付けられた載置コンベア27と同数のモータで
あり、各モータ29は載置コンベア27を構成するローラ28
を同期して同一方向に等速度で回転させる。そして、こ
れら各段の載置コンベア27上には、異なった種類の上、
下側リム30、31が乗せられているパレット32が載置され
ている。
【0009】前記載置コンベア27より前方の床面12上に
は支持フレーム35が設置され、この支持フレーム35の上
端には移送コンベア36が支持されている。この移送コン
ベア36は複数本の回転可能なローラ37から構成され、こ
れらのローラ37は前後方向に離れるとともに左右方向に
延びている。そして、これらのローラ37は支持フレーム
35に取り付けられたモータ38の作動により、同期して同
一方向に等速度で回転する。また、前記載置コンベア27
より後方の床面12上にはポスト41が立設され、このポス
ト41の上端には揺動フレーム42の基端が回動可能に連結
されている。43は前記ポスト41に取り付けられたシリン
ダであり、このシリンダ43のピストンロッド44の先端は
前記揺動フレーム42に連結されている。この結果、前記
シリンダ43が作動すると、揺動フレーム42は水平でかつ
その先端が支持フレーム35の上端に支持される水平位置
と、ほぼ垂直となった垂直位置との間を揺動する。ま
た、この揺動フレーム42には揺動コンベア45が支持さ
れ、この揺動コンベア45は前後方向に離れた左右方向に
延びる複数本のローラ46から構成されている。そして、
これらのローラ46は揺動フレーム42に取り付けられたモ
ータ47の駆動力により同期して同一方向に等速度で回転
する。そして、前記揺動コンベア45が水平位置にあると
き、この揺動コンベア45の直下には前記昇降フレーム2
2、載置コンベア27が位置している。
【0010】図1、4において、前記移送コンベア36よ
り前方の床面12上にはタイヤユニフォミティマシン50が
設置され、このタイヤユニフォミティマシン50はフレー
ム51の上端部に取り付けられたシリンダ52を有してい
る。そして、このシリンダ52のピストンロッド53の先端
には図示していない駆動手段により回転される上部スピ
ンドル54が支持されている。また、前記フレーム51の下
部には前記シリンダ52と同軸のシリンダ55が取り付けら
れ、このシリンダ55のピストンロッド56の先端には下部
スピンドル57が回転可能に支持されている。そして、前
記上、下部スピンドル54、57には円周方向に離れた複数
のシリンダ60、61がそれぞれ取り付けられ、これらのシ
リンダ60、61のピストンロッド62、63には係止孔64、65
が形成されている。66、67はピン58、59を介して上、下
部スピンドル54、57に揺動可能に支持されたシリンダ6
0、61と同数の略Z形をした係止爪であり、これらの係
止爪66、67の一端部は前記係止孔64、65内に挿入されて
いる。前記ピストンロッド62、63の先端部には押出しブ
ロック69、70が固定され、これらの押出しブロック69、
70は、前記ピストンロッド62、63が突出したとき、係止
爪66、67の他端部を半径方向外側に押出して、上、下側
リム30、31の上、下端部内面にそれぞれ形成された環状
凹み71、72内に該係止爪66、67の他端部を挿入し、上、
下側リム30、31を上、下部スピンドル54、57にそれぞれ
ロックする。ここで、前記係止爪66、67は同一形状であ
り、この結果、部品の種類が少なくなり製作費が安価と
なる。
【0011】再び、図1、2において、前記フレーム51
にはX状に交差したリンク75、76の下端部が連結され、
これらのリンク75、76の上端部は前記タイヤユニフォミ
ティマシン50の上、下部スピンドル54、57間に配置され
た水平な昇降フレーム77に連結されている。73はフレー
ム51の下端部に連結された垂直なシリンダであり、この
シリンダ73のピストンロッド74の先端は前記昇降フレー
ム77に連結されている。この昇降フレーム77には左右方
向に延びるとともに前後方向に離れた複数のローラ79か
ら構成された昇降コンベア78が支持され、この昇降コン
ベア78を構成するローラ79は昇降フレーム77に固定され
たモータ80の駆動力を受けると、同期して同一方向に等
速度で回転する。そして、この昇降コンベア78は、前記
シリンダ73の作動によってリンク75、76が交差した状態
のまま傾斜することにより、水平状態を維持しながら移
送コンベア36と同一高さの受取位置と、後述する受取り
コンベア89と同一高さの移載位置との間を昇降する。ま
た、この昇降コンベア78が受取位置で停止していると
き、載置コンベア27から移送コンベア36に移載された
上、下側リム30、31、パレット32は該移送コンベア36に
よって昇降コンベア78上まで移送される。そして、前記
昇降コンベア78の中央部には前記上、下部スピンドル5
4、57が通過する空間81が形成されている。
【0012】前記タイヤユニフォミティマシン50より前
方の床面12上には支持フレーム83が設置され、この支持
フレーム83の上端部には送出しコンベア84が設けられて
いる。この送出しコンベア84は左右方向に延びるととも
に前後方向に離れた複数のローラ85から構成され、これ
らのローラ85は支持フレーム83に取り付けられたモータ
86の駆動力により、同期して同一方向に等速度で回転す
る。また、前記移送コンベア36の直下の支持フレーム35
には水平な受取りコンベア89が設けられ、この受取りコ
ンベア89は左右方向に延びるとともに前後方向に離れた
複数本のローラ90から構成されている。そして、これら
のローラ90は支持フレーム35に取り付けられたモータ91
の作動により同期して同一方向に等速度で回転する。そ
して、この受取りコンベア89には、前記昇降コンベア78
が移載位置まで下降して該昇降コンベア78上の上、下側
リム30、31が下部スピンドル57に移載されたとき、該昇
降コンベア78と上、下側リム30、31との間の空のパレッ
ト32を昇降コンベア78から受け取る。
【0013】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。今、タイヤユニフォミティマシン50において
タイヤのユニフォミティ試験が終了し、上、下部スピン
ドル54、57から上、下側リム30、31がそれぞれ取り外さ
れ、また昇降コンベア78は移送コンベア36と同一高さの
受取位置で停止しているとする。このとき、揺動フレー
ム47は図1に実線で示すように水平位置で停止してお
り、また、各段に異なった種類の上、下側リム30、31お
よびパレット32が載置された載置コンベア27を支持して
いる昇降フレーム22は下降限で停止している。このとき
の状態が図5に示されている。
【0014】次に、タイヤユニフォミティマシン50にお
いてユニフォミティ試験を行うタイヤに対応する上、下
側リム30、31を、該タイヤユニフォミティマシン50の
上、下部スピンドル54、57に装着する場合には、まず、
シリンダ43のピストンロッド44を突出して揺動フレーム
42、揺動コンベア45を水平位置から図1に仮想線で示す
垂直位置まで上方に揺動させる。これにより、載置コン
ベア27の上方が開放され、昇降フレーム22、載置コンベ
ア27の上昇が可能となる。次に、モータ25を作動してね
じ軸20を回転させ、昇降フレーム22および複数段の載置
コンベア27を一括してガイドロッド21に沿って上昇させ
る。そして、この昇降フレーム22、載置コンベア27の上
昇は、所望種類の上、下側リム30、31が乗っているパレ
ット32が載置されている載置コンベア27、この実施例で
は上から2段目の載置コンベア27が移送コンベア36の高
さに合致したとき停止する。このときの状態が図6に示
されている。
【0015】次に、上から2番目のモータ29が作動して
上から2段目の載置コンベア27を構成するローラ28が同
期して同一方向に等速度で回転するとともに、モータ3
8、80が作動して移送コンベア36、昇降コンベア78のロ
ーラ37、79が前記ローラ28の周速度と同一速度で同一方
向に同期して回転する。この結果、上から2段目の載置
コンベア27上に載置されていた上、下側リム30、31は、
パレット32とともに該移載コンベア27から移送コンベア
36上に移載される。このようにして移送コンベア36上に
移載された上、下側リム30、31、パレット32は移送コン
ベア36によってタイヤユニフォミティマシン50の上、下
部スピンドル54、57間の受取位置で停止している昇降コ
ンベア78上の所定位置まで移送される。このとき、モー
タ25を作動して昇降フレーム22および載置コンベア27を
一括して初期位置まで下降させるとともに、シリンダ43
のピストンロッド44を引っ込ませて揺動フレーム42、揺
動コンベア45を垂直位置から水平位置に復帰させる。こ
のときの状態が図7に示されている。
【0016】次に、シリンダ73のピストンロッド74を引
っ込めてリンク75、76を傾斜させ、昇降コンベア78を水
平状態に維持したまま下降させる。ここで、前記昇降コ
ンベア78が移載位置近傍まで下降すると、該昇降コンベ
ア78上に載置されている上、下側リム30、31が下部スピ
ンドル57上に移載され、これら上、下側リム30、31の下
降が停止する。しかしながら、この昇降コンベア78は前
記上、下側リム30、31の下部スピンドル57への移載後
も、移載位置に到達するまでの間パレット32と共に若干
下降する。そして、この移載位置に到達したとき、昇降
コンベア78と受取りコンベア89とは同一高さとなる。こ
れと同時に、シリンダ52のピストンロッド53を突出し、
上部スピンドル54に上側リム30を装着することができる
位置まで該上部スピンドル54を下降させる。このときの
状態が図8に示されている。
【0017】次に、モータ80、91を作動して昇降コンベ
ア78のローラ79および受取りコンベア89のローラ90を同
期して同一方向に等速度で回転させる。これにより、昇
降コンベア78から送り出された、昇降コンベア78と上、
下側リム30、31との間のパレット32を受取りコンベア89
が受取る。このとき、シリンダ60、61のピストンロッド
62、63を同期して突出させ、押出しブロック69、70によ
り係止爪66、67の他端部を半径方向外側に押し出す。こ
の結果、これら係止爪66、67の他端部は上、下側リム3
0、31の環状凹み71、72内に挿入され、上、下側リム3
0、31が上、下部スピンドル54、57にそれぞれロックさ
れる。次に、シリンダ52のピストンロッド53が引っ込ん
で上部スピンドル54に装着された上側リム30が送出しコ
ンベア84より上方の待機位置まで上昇するとともに、シ
リンダ73のピストンロッド74が突出して昇降コンベア78
が移送コンベア36と同一高さの受取位置まで上昇する。
このときの状態が図9に示されている。
【0018】このようにしてタイヤユニフォミティマシ
ン50の上、下部スピンドル54、57にそれぞれ所望種類の
上、下側リム30、31が装着されると、ユニフォミティ試
験を行うタイヤを送出しコンベア84上に横置きで搬入す
る。次に、モータ86、80を作動し、送出しコンベア84、
昇降コンベア78によって該タイヤを上、下側リム30、31
間に搬送する。次に、シリンダ55のピストンロッド56を
突出して下側リム31を上昇させることにより、昇降コン
ベア78上に載置されているタイヤを下方から押上げ、
上、下側リム30、31に装着する。次に、上部スピンドル
54を回転させることにより、タイヤ、上、下部スピンド
ル54、57を一体的に回転させ、この状態でユニフォミテ
ィ試験を行う。そして、このようなユニフォミティ試験
が終了すると、シリンダ55のピストンロッド56を引っ込
ませて下部スピンドル57、タイヤを共に下降させ、この
下降の途中においてタイヤを昇降コンベア78上に移載す
る。次に、昇降コンベア78、移送コンベア36、揺動コン
ベア45を同期して作動しタイヤを排出する。
【0019】前述のように載置コンベア27を支持してい
る昇降フレーム22を所定量だけ上昇させた後、移送コン
ベア36と同一高さの載置コンベア27を作動させるだけ
で、移送コンベア36上に所望種類の上、下側リム30、31
およびパレット32を搬入することができるため、タイヤ
ユニフォミティマシン50への所望種類の上、下側リム3
0、31の供給を短時間でかつ容易に行うことができる。
また、前述のようにパレット32を移送コンベア36の直下
に設置された受取りコンベア89に移送するようにすれ
ば、タイヤユニフォミティマシン50に対する上、下側リ
ム30、31の装着途中で不要となったパレット32を容易か
つ短時間で回収することができる。
【0020】次に、タイヤユニフォミティマシン50にお
いてユニフォミティ試験を行うタイヤに対応する上、下
側リム30、31がいずれの載置コンベア27上にも載置され
ていない場合には、シリンダ17のピストンロッド18を引
っ込めて移動台車15、昇降フレーム22、載置コンベア27
を揺動コンベア45の直下から側方に引き出し、上、下側
リム30、31の交換を行う。このとき、揺動コンベア45は
水平位置のままでよいため、交換作業の能率が向上す
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、短時間で容易に所望種類の上、下側リムをパレット
とともにタイユニフォミティマシンへ供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略正面図である。
【図2】その概略平面図である。
【図3】載置コンベア近傍の側面図である。
【図4】上、下側リムの上、下部スピンドルへの取り付
け状態を説明する断面図である。
【図5】作用を説明する説明図である。
【図6】作用を説明する説明図である。
【図7】作用を説明する説明図である。
【図8】作用を説明する説明図である。
【図9】作用を説明する説明図である。
【符号の説明】
22…昇降フレーム 27…載置コンベア 30…上側リム 31…下側リム 32…パレット 36…移送コンベア 50…タイヤユニフォミティマシン 54…上部スピンドル 57…下部スピンドル 78…昇降コンベア 89…受取りコンベア
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/00 - 30/72 B60C 19/00 - 19/12 G01M 1/00 - 1/38 G01M 17/00 - 17/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各段に異なった種類の上、下側リムが乗せ
    られたパレットが載置されている上下に離れた複数段の
    載置コンベアを一括して上昇させ、所望種類の上、下側
    リムが乗っているパレットの載置コンベアを移送コンベ
    アの高さに合致させる工程と、前記所望種類の上、下側
    リムが載置されている載置コンベアを作動して、該所望
    種類の上、下側リムをパレットとともに移送コンベアに
    移載する工程と、移送コンベアによって所望種類の上、
    下側リムをパレットとともに、タイヤユニフォミティマ
    シンの上、下部スピンドル間まで移送する工程と、を備
    えたことを特徴とするタイヤユニフォミティマシンへの
    リム供給方法。
  2. 【請求項2】昇降可能な昇降フレームと、昇降フレーム
    に上下方向に離れて支持され、各段に異なった種類の
    上、下側リムが乗せられたパレットが載置されている複
    数段の水平な載置コンベアと、昇降フレームの前方に設
    置され、載置コンベアから移載された上、下側リム、パ
    レットをタイヤユニフォミティマシンの上、下部スピン
    ドル間に配置された昇降コンベア上まで移送する移送コ
    ンベアと、を備えたことを特徴とするタイヤユニフォミ
    ティマシンへのリム供給装置。
  3. 【請求項3】移送コンベアの直下に、前記昇降コンベア
    が移載位置まで下降して昇降コンベア上の上、下側リム
    が下部スピンドルに移載されたとき、該昇降コンベアと
    上、下側リムとの間のパレットを昇降コンベアから受け
    取る受取りコンベアをさらに設けた請求項2記載のタイ
    ヤユニフォミティマシンへのリム供給装置。
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