JPH072383B2 - プラスチック製パレット半製品の搬送方法及びその装置 - Google Patents

プラスチック製パレット半製品の搬送方法及びその装置

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JPH072383B2
JPH072383B2 JP19450989A JP19450989A JPH072383B2 JP H072383 B2 JPH072383 B2 JP H072383B2 JP 19450989 A JP19450989 A JP 19450989A JP 19450989 A JP19450989 A JP 19450989A JP H072383 B2 JPH072383 B2 JP H072383B2
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conveyor
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正弘 鮫島
勝 矢口
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1769Handling of moulded articles or runners, e.g. sorting, stacking, grinding of runners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C31/00Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はプラスチック製パレット製造時に、その半製
品を溶着装置まで搬送する方法及び装置に関し、詳しく
は上下に二分割された半製品を突き合わせ溶着してプラ
スチック製パレットを製造する方法において、前記パレ
ット半製品を射出成形機から溶着装置まで立てた状態で
搬送する搬送方法及び装置に関する。
(従来の技術) 従来、プラスチック製パレットの製造方法には、主に射
出成形機により一体的に成形されるか、複数に分割成形
した半製品の溶着面を突き合わせ溶着することによって
完成したパレットを製造する方法とがある。前記分割成
形方法においても、パレットを縦方向に分割する方法
と、水平方向に分割する方法とがある。
そして、後者のように、上下に分割した半製品を突き合
わ溶着して成形する方法では、まず、一方の半製品を射
出成形機で相当数成形して保管し、次いで、他方の半製
品を相当数成形し、その後、両者の半製品を突き合わせ
溶着して完成したプラスチック製パレットを製造してい
た。
このようなパレットの製造方法には、射出成形機におけ
る金型交換の手間、あるいは半製品成形後の溶着までの
収縮によって生じる寸法変化により、突き合わ溶着時の
重ね合わせの調整の困難性等の問題があった。
このような問題を解決する方法の1つとして、2つの半
製品を同時に成形して溶着する製造方法が特公昭63-459
40号公報において提案されている。
即ち、前記方法は縦型射出成型機を用いて2つの半製品
を同時に成形し、成形された前記半製品の合わせ面を上
にして各成形機から取り出して並列に配置されたコンベ
ヤー装置によってそれぞれ移送し、前記コンベヤー装置
上の所定位置で一方の半製品を反転移動させて他方の半
製品上に重ね合わせ、その合わせ面同志を溶着して完成
したパレットを得るものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記方法のように縦型射出成形機を用い
2つの半製品を同時に成形し、前記半製品を並列に配置
されたコンベヤー装置により水平な状態で搬送するとコ
ンベヤー装置そのものが大型になるとともに、それだけ
広い設置面積が必要になる。
また、コンベヤー装置を並列に配置し、一方の半製品を
コンベヤー装置上で反転移動させてその突き合わせ面同
志を重ね合わせるので、コンベヤー装置が複雑になると
いう問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、上下に二
分割された半製品を突き合わせ溶着してプラスチック製
パレットを製造する際の溶着装置までの半製品の搬送
を、簡単で、しかも設置面積が少なく、空間の有効利用
を図るコンベヤー装置により行うとともに、コンベヤー
装置の搬送途中において半製品を計量し、予め決められ
た重量範囲に成形された良品のみを溶着機に搬入し、不
良品は搬出し、パレットの大きさ、形状の変更に対応で
きるようにしたパレット半製品の搬送方法及びその装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は次のような構成
とした。
即ち、この発明の第1請求項によるプラスチック製パレ
ット半製品の搬送方法は上部半製品と下部半製品とを、
少なくとも一部において共通する搬送装置により終始そ
れぞれ立てた状態で搬送し、搬送途中の適宜の位置に設
けた少なくとも1つのターンコンベヤー装置により前記
上部半製品と下部半製品のいずれか一方を水平方向に所
定角度回転して搬送する工程と、連続して搬入される上
部半製品と下部半製品とをそれぞれ並列に設けたコンベ
ヤー上にそれぞれ各溶着面が対向するように立てた状態
で取り揃え、隣接する量検コンベヤー装置、または不良
品搬出コンベヤー装置位置に走行移動して搬送する工程
と、上部半製品と下部半製品とを同時に、かつ各別に計
量し、所定重量範囲内に成形されている場合には次の溶
着工程に搬送し、いずれか一方でも所定重量範囲内に成
形されていないときは上部半製品及び下部半製品の両方
とも搬出する工程とからなることを特徴とするものであ
る。
また、第2請求項によるプラスチック製パレット半製品
の搬送装置は、上部半製品及び下部半製品を立てた状態
で搬送し、架台上には前記両半製品を支持し、上部が外
側に湾曲したガイド桟を立設してなる搬送コンベヤー装
置と、上部半製品及び下部半製品を立てた状態で搬送す
るとともに、架台上に前記両半製品を支持し、上部が外
側に湾曲したガイド桟を立設してなり、回転可能とした
少なくとも1つのターンコンベヤー装置と、レール上を
走行可能な台車上に、上部半製品及び下部半製品を各溶
着面が対向するように立てた状態で取り揃える一対のコ
ンベヤーを並列に配置してなる組合せコンベヤー装置
と、一対のコンベヤーを並列に配置し、それぞれ各別に
計量可能な計量装置を備えてなる量検コンベヤー装置
と、前記組合せコンベヤー装置から不良品を搬出する一
対の不良品搬出コンベヤー装置からなる、ことを特徴と
するものである。
(作用) 上記のように構成した搬送装置によりパレット半製品を
搬送すると、各半製品が立てた状態で搬送されるので設
置面積が少なく、空間の有効利用が可能である。
また、少なくとも1つのターンコンベヤー装置の設置に
より、上部半製品または下部半製品のいずれか一方を水
平方向で回転させるので、いずれ一方の半製品の向きを
換えることができ、従って、少なくとも一部に上部半製
品及び下部半製品共通の搬送装置を設置することができ
る。
さらに、量検コンベヤー装置は上部半製品及び下部半製
品を同時に、かつ各別に計量するので、いずれか一方が
所定重量の範囲に形成されていない場合にも、両者を不
良品として搬出させることができる。
(実施例) 以下、この発明のプラスチック製パレット半製品の搬送
方法及び装置を図示する実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図はパレット半製品の搬送装置の全体を示す説明用
平面図であり、2つの半製品を別個に成形する2つの成
形機を並列に配置した横型射出成形機11と、直角方向に
配置した横型射出成形機12とを有する装置全体が符号10
で示されている。
搬送装置10は、昇降自在で射出成形機11から取り出され
た半製品を受け取るリフトコンベヤー装置20と、半製品
を搬送する搬送コンベヤー装置40と、半製品の向きを変
えるターンコンベヤー装置50と、半製品を持ち上げてか
ら搬送するリフトコンベヤー装置60と、別個に製造され
た半製品を1組に取り揃える組合せコンベヤー装置80
と、1組の半製品が所定重量内に成形されているかどう
かを自動計量する量検コンベヤー装置120と、前記量検
コンベヤー装置120で不合格と判定された1組の半製品
を搬出する不良品搬出コンベヤー装置140とから構成さ
れている。
そして、前記コンベヤー装置は、いずれもパレット半製
品の溶着面を鉛直方向に向けて立てた状態で搬送するよ
うに構成され、パレット半製品の大きさ、形状の変化に
十分対応できるように汎用性をもって構成されていると
ころに特徴がある。
以下に、前記装置の概略を説明する。
射出成形機11aでは分割された上部半製品が成形され、
リフトコンベヤー装置20で受け取られると、搬送コンベ
ヤー装置40によってターンコンベヤー装置50に搬送さ
れ、射出成形機11bによって射出成形された下部半製品
と溶着面を対向させるために前記ターンコンベヤー装置
50によって、180度回転させ前後を逆にして搬送され
る。
搬送された上部半製品と下部半製品は、組合せコンベヤ
ー装置80においてそれぞれ溶着面を対向した状態で取り
揃えられ、量検コンベヤー120に搬送されて計量され
る。計量後は、再度組合せコンベヤー80に移された後、
両半製品が所定の重量の範囲内であれば溶着装置に搬送
され、いずれか一方でも重量不足またはオーバーで不合
格となったものは不良品搬出コンベヤー140から搬出さ
れる。
そして、射出成形機11は、第1図に示すように横型射出
成形機11a、11bを並列に配置して構成されており、2つ
の半製品はほぼ同時に成形され、実施例では前記射出成
形機11aで上部半製品を、前記射出成形機11bで下部半製
品が成形される。前記成形機から取り出された半製品を
搬送する搬送装置、即ち、横型射出成形機11a、11bに直
交して配設されたリフトコンベヤー装置20、20aと、こ
れに接続される搬送コンベヤー装置40と、ターンコンベ
ヤー装置50、及び半製品を持ち上げるリフトコンベヤー
装置60は射出成形機11a、11bと直交する溝13内に直列に
配置されている(第2図参照)。
次に、各装置について具体的に説明する。
リフトコンベヤー装置20、20aは金型から取り出された
半製品を受け取るように、それぞれ2つの横型射出成形
機11a、11bの金型の下方に独立して配置されている。前
記リフトコンベヤー装置20、20aは一対の平行なフレー
ム本体21と、前記フレーム本体21に昇降自在に取り付け
られたベルトコンベヤー23とからなる。前記フレーム本
体21のそれぞれ両側端部上下にはスプロケット25、26が
回転軸29、30に軸着されており、前記上部スプロケット
25と下部スプロケット26間にチェーン23が巻回されてい
る。前記回転軸30はモーター等により駆動されるように
構成されており、回転軸30を回転させることによって下
部スプロケット26と上部スプロケット25間に巻回された
チェーン27が回転する。
前記ベルトコンベヤー23は架台32の下端部に突設した支
持片33をチェーン27に固着することによって昇降自在に
懸架されている。架台32上の両端に設けたローラー34と
ローラー35にベルト36が掛けられており、ローラー34が
モーター31によって駆動される。
従って、ベルト36上に載ったパレット半製品はベルト36
の回動によって次のコンベヤー装置へ搬送される。ま
た、架台32上の両側には半製品を立てた状態で支持する
ための倒れ防止板37、38が立設されており、前記倒れ防
止板37、38は金型から取り出された半製品を受け取り易
くするために、上部が傾斜して外側に開いている。さら
に、前記倒れ防止板37は半製品のスプルーが突出する側
に位置し、倒れ防止板38よりも高さが高く形成されてい
るとともに、ベルト36の進行方向側の上部はスプルーの
衝突を回避するための切欠部39が設けられている(第3
図参照)。前記切欠部39は半製品の大きさが異なり、ス
プルーの位置がずれてもスプルーの逃がし代として対応
できるように余裕をもって形成されている。
第4図は搬送コンベヤー装置40を示し、一部を切り欠い
た斜視図である。
搬送コンベヤー装置40は設置面に固定された基台41上に
支持された架台42の両端部に配置したローラー43と、ロ
ーラー44とに掛けられたベルト45を備えている。前記ロ
ーラー43がモーター46により駆動され、ベルト45を回動
させる。
前記架台42上の両側には搬送する半製品の倒れを防止、
案内するガイド桟47が立設されている。前記ガイド桟47
は支柱48の上下部にガイドバー49、49aを取り付けてな
り、前記支柱48の上部は半製品から突出したスプルーが
衝突しないように外側に湾曲している。前記湾曲の大き
さはスプルーの逃がし代として十分に形成され、寸法が
異なる半製品にも対応できるように幅寸法が調節可能に
形成されている。
前記搬送コンベヤー装置40の長さ寸法は、半製品の搬送
距離によって決定すればよく、また、複数のコンベヤー
装置を連設してもよい。
尚、第1図に示す搬送コンベヤー装置40a〜40bも同一の
構成である。
第5図及び第6図は半製品の前後方向の向きを変え、あ
るいは搬送方向を変更するターンコンベヤー装置50を示
す斜視図及び正面図である。
このターンコンベヤー装置50の基本的構成は前記搬送コ
ンベヤー装置40とほぼ同一であるが、基台51がシリンダ
ー52等により一定角度だけ回動可能に設置されている。
横型射出成形機11a、11bによって成形された半製品のス
プルーは同一方向に向いた状態で取り出される。そこ
で、両成形機の間に配置されたターンコンベヤー装置50
は成形機11aによって成形された上部半製品のスプルー
の向きを反対側に変えるために、搬送途中において半製
品を立てた状態のまま水平方向に180度回転させ前後部
を入れ替える。
前記ターンコンベヤー装置50は上部半製品の前後部を入
れ替え、あるいは搬送方向を変更するものであるから、
ベルト56の回動によって半製品を受け入れるとベルト56
は一旦停止し、シリンダー52によって基台51を所定角度
回動させた後、再びベルト56を回動させて半製品を送り
出すように構成されている。半製品を送り出すと、基台
51はシリンダー52によって元の位置まで回動して待機す
る。前記ベルト56は架台53の両端に軸着されたローラー
54、55に掛けられており、ローラー54がモーター57によ
り駆動される。
前記架台53上に立設されたガイド桟58の構成は、前記搬
送コンベヤー装置40のガイド桟47と同様であるので、重
複を避けるためにその説明は省略する。
尚、ターンコンベヤー装置50a〜50dも前記ターンコンベ
ヤー装置50と同一の構成であるから、その説明は省略す
る。
次に、第7図及び第8図に基づいて、上部半製品及び下
部半製品を上方に持ち上げて搬送するリフトコンベヤー
装置60について説明する。
第7図は溝13内に配置された搬送コンベヤー装置40、リ
フトコンベヤー装置60、及び地上に配置され一部が溝13
に臨んでいる搬送コンベヤー装置40の説明用平面図であ
り、第8図は一部を断面したリフトコンベヤー装置60の
斜視図である。
リフトコンベヤー装置60は、上述のリフトコンベヤー装
置20とほぼ同様に構成されており、一対の平行なフレー
ム本体61にベルトコンベヤー63が昇降自在に配設されて
いる。
即ち、フレーム本体61にはそれぞれ両側端部上下に設け
た回動軸67、68にスプロケット65、66が軸着されてお
り、ベルトコンベヤー63は架台71の下端部から突設した
支持片72を前記上部スプロケット65と下部スプロケット
66間に巻回されたチェーン69に固着することによってチ
ェーン69の回動により昇降する。前記チェーン69を回動
する下部回転軸68はモーター70により駆動される。
前記ベルトコンベヤー63は前記搬送コンベヤー装置40と
基本的に同一の構成であり、架台71にはローラー73、7
4、ベルト75、ガイド桟76、モーター77を備えている。
次に、組合せコンベヤー装置80について説明する。
組合せコンベヤー装置80は、2つのベルトコンベヤー8
1、83を載置固定する台車85と、前記台車85を走行可能
とする走行レール91、91からなる。即ち、ベース89上に
前記ベルトコンベヤー81、83と直交して走行レール91、
91が敷設されており、前記走行レール91、91上を前記台
車85の下面に固着した車輪87によって走行する。車輪87
は駆動モーター92によって駆動される。
台車85上には2つのベルトコンベヤー81、83が並列に配
置されており、この実施例ではベルトコンベヤー81には
下部半製品を載置し、ベルトコンベヤー83には上部半製
品を載置するように構成されている。前記コンベヤー8
1、83は既に説明したベルトコンベヤー23、搬送コンベ
ヤー装置40等と同じく、架台93にローラー95、97、ベル
ト99、駆動モーター101、ガイド桟103をそれぞれ備えて
いる。
一組の上下部半製品を取り揃えるには、まず、組合せコ
ンベヤー装置80に隣接する搬送コンベヤー装置40から移
送された下部半製品をベルト99を回動させてコンベヤー
81に搬入した後ベルト99の回動を停止させ、次いで、台
車85がベルトコンベヤー83と搬送コンベヤー装置40とが
直列する位置まで移動して同様にベルト99を回動させて
上部半製品を搬入する。一組の上下部半製品がコンベヤ
ー81及びコンベヤー83上に載置すると、台車85は走行レ
ール91、91上を量検コンベヤー装置120の位置まで移動
する。
第11図は量検コンベヤー装置120の正面図である。
量検コンベヤー装置120は下部半製品を載置するベルト
コンベヤー121と、上部半製品を載置するベルトコンベ
ヤー123と、これらを支持するロードセル125、127から
なり、前記ベルトコンベヤー121、123上に搬入された上
下部半製品を一対として予め設定された範囲内の重量に
成形されているかどうか計量され、計量表示器129に上
部半製品と下部半製品の重量がそれぞれ表示されるよう
に構成されている。
尚、ベルトコンベヤー121、123の構成は前記ベルトコン
ベヤー81、83と同様であるから、その説明は簡略化のた
めに省略する。
上記のように、上部半製品及び下部半製品の各別の計量
が終了すると、待機している組合せコンベヤー装置80に
再度搬入される。そして、両半製品が所定重量内に成形
されていればベルトコンベヤー81、83の作動によって次
の溶着工程に搬送されるが、いずれか一方でも所定重量
内に成形されておらず不合格と判断されると、組合せコ
ンベヤー装置80が不良品排出コンベヤー装置140の位置
まで移動して、上下部半製品の両方を排出するように構
成されている。
上記量検コンベヤー装置120は予め計量するパレット半
製品の重量がセットされており、パレット半製品の大き
さ、形状を変更する場合には、数値を変更して置けばよ
い。
次に、不良品排出コンベヤー装置140の構成について説
明する。
不良品排出コンベヤー装置140は、第12図に示すように
前記組合せコンベヤー装置80に隣接し、ベルトコンベヤ
ー81、83と直列に配置した一対のコロコンベヤー141、1
43からなる。前記コロコンベヤー141、143は搬送ローラ
ー145、147を取り付けた架台149、151上に上下部半製品
の倒れを防止するガイド桟153、155が立設されており、
僅かに傾斜して設置されている。
上記構成に係るパレット半製品の搬送装置の作用につい
て説明する。
まず、射出成形機11側について説明すると、射出成形機
11aで上部半製品は成形され、射出成形機11bで下部半製
品がほぼ同時に成形される。次いで、それぞれの射出成
形機11a、11bの下方に配置された半製品受リフトコンベ
ヤー20のベルトコンベヤー23がチェーン27の回動によっ
て上昇し、金型から取り出された半製品を受けとって所
定位置まで降下する。降下が停止するとベルトコンベヤ
ー23の作動によって次の搬送コロコンベヤー装置40へと
搬送する。
下部半製品はさらにリフトコンベヤー装置60に搬送され
る。下部半製品がリフトコンベヤー装置60に搬入される
とベルト75の回動が停止し、同時にチェーン69の回動と
ともにベルトコンベヤー63が上昇し、所定位置に達する
と上昇が停止してベルト75が回動して次の搬送ベルトコ
ンベヤー装置40へと移送する。
一方、上部半製品は搬送ベルトコンベヤー装置40からタ
ーンコンベヤー装置50に移送され、搬入が終了するとベ
ルト56の回動が停止し、シリンダー52の作動によって水
平方向で180度回転して上部半製品の前後部を入れ換え
るとともに、突出しているスプルーを反対方向に向けさ
せる。反転が終了すると再度ベルト56を作動させて上部
半製品を次のコンベヤー装置40へと搬送する。
そして、上部半製品が搬送コンベヤー装置40へ搬送され
たときには、射出成形機11b下方の半製品受リフトコン
ベヤー装置20は所定位置で待機しているから、上部半製
品は下部半製品と同様にして組合せコンベヤー装置80に
隣接する搬送コンベヤー装置40まで次々と搬送される。
組合せコンベヤー装置80では、まず搬送コンベヤー装置
40と連結して待機しているベルトコンベヤー81に下部半
製品を搬入し、次いで、台車85を移動させて搬送コンベ
ヤー装置40にベルトコンベヤー83を連結して上部半製品
を搬入する。このとき、上部半製品は搬送途中において
水平方向で反転しているから、下部半製品とは溶着面が
対向した状態で組み合わせられる。上下半製品の搬入が
終了すると、台車85が量検コンベヤー装置120の位置ま
で走行移動してベルト99の作動によって上下半製品を前
記量検コンベヤー装置120に移送する。
量検コンベヤー装置120での計量が終了すると、再度上
下半製品はベルトコンベヤー81、83に移送され、上下半
製品とも所定重量内に成形されていればそのまま次の溶
着工程に搬送される。一方、上下半製品のいずれか一方
でも所定重量内に成形されていないときは、台車85が不
良品排出コンベヤー装置の位置まで走行移動して両半製
品とも排出する。
次に、射出成形機12により上下部半製品を射出成形した
場合の搬送方法について説明する。
例えば、射出成形機12aで下部半製品を成形し、射出成
形機12bで上部半製品がほぼ同時に成形すると、まず、
射出成形機12bから取り出された上部半製品が、隣接し
て配置されたターンコンベヤー装置50aに載置されると
同時に、ターンコンベヤー装置50aは矢印方向に90度回
転して次の搬送コンベヤー装置40へと移送する。
さらに、上部半製品は搬送コンベヤー装置40から、直列
状態で待機している次のターンコンベヤー装置50bに移
送される。上部半製品を搬入した前記ターンコンベヤー
装置50bは続いて矢印方向に90度回転して次の搬送コン
ベヤー装置40に移送する。このとき、ターンコンベヤー
装置50bは元の位置に復帰せず次の下部半製品の搬送に
備えている。搬送コンベヤー装置40に搬送された上部半
製品は引き続き次のターンコンベヤー装置50cに移送さ
れ、ターンコンベヤー装置50cが矢印方向に回動して次
の搬送コンベヤー装置40に移送する。
一方、射出成形機12aで成形された下部半製品は、ま
ず、射出成形機12aに直交して配置された搬送コンベヤ
ー装置40によりターンコンベヤー装置50dまで搬送さ
れ、次いで、ターンコンベヤー装置50dが矢印方向に90
度回転して次の搬送コンベヤー装置40に搬送する。この
とき、ターンコンベヤー装置50bは前後する搬送コンベ
ヤー装置40と直列の状態で待機しているから、下部半製
品は引き続きターンコンベヤー装置50cまで搬送され
る。
このようにして相前後して搬送された上下部半製品は、
射出成形機11から搬送された上下部半製品と同様に、組
合せコンベヤー装置80により立てた状態で取り揃えら
れ、量検コンベヤー装置120により計量後次の溶着工程
に送られ、または不良品排出コンベヤー装置140から排
出される。
以上、この発明の実施例について説明したが、射出成形
機は上下部半製品を同時に成形する一対の射出成形機で
あればよく、その配置について上記実施例に限定される
ものではない。
また、搬送装置は全体が上下部半製品を終始立てた状態
で取り扱う構成であれば、搬送コンベヤー装置40とター
ンコンベヤー装置50とは適宜組み合わせて配置すること
ができる。
また、半製品を射出成形機から取り出す際に、落下させ
ることなく取出装置を用いた場合にはリフトコンベヤー
装置を省略してもよい。
(発明の効果) (1)上下部半製品を搬送するコンベヤー装置は、上下
部半製品を終始立てた状態で取り扱い、適宜の位置に1
または2以上のターンコンベヤー装置を配置したから、
上下部半製品を共通のコンベヤー装置で搬送することが
でき、搬送装置の簡略化とともに、空間の有効利用を図
ることができる。
(2)台車で移動走行可能な組合せコンベヤー装置によ
り一対の上下部半製品を取り揃えることができ、計量及
び溶着工程の搬送を同時に行うことができる。
(3)計量は上下部半製品を同時に、かつ格別に行いそ
れぞれが所定の重量範囲に成形されているかどうか判定
し、いずれか一方でも不合格と判定されると、両者を同
時に不良品排出コンベヤー装置から排出するので、完成
したパレットの品質を向上させることができる。
(4)各コンベヤー装置はパレット半製品の大きさ、形
状が変更されても十分対応できるように構成されている
から、汎用性があり、製品のコストダウン、生産効率の
アップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパレット半製品の搬送装置の全体を示す説明用
平面図、第2図は射出成形機との関係を示す半製品受リ
フトコンベヤー装置の一部断面正面図、第3図は同じく
半製品受リフトコンベヤー装置の断面斜視図、第4図は
搬送コンベヤー装置の一部を切り欠いた斜視図、第5図
はターンコンベヤー装置の斜視図、第6図は同じくター
ンコンベヤー装置の正面図、第7図はリフトコンベヤー
装置と搬送コンベヤー装置との関係を示す平面図、第8
図は一部を切り欠いたリフトコンベヤー装置の斜視図、
第9図は組合せコンベヤー装置の正面図、第10図は同じ
く組合せコンベヤー装置の側面図、第11図は量検コンベ
ヤー装置の正面図、第12図は組合せコンベヤー装置と不
良品排出コンベヤー装置との関係を示す一部断面斜視図
である。 10は装置全体、11、12は横型射出成形機、20は半製品受
リフトコンベヤー装置、21はフレーム、23はベルトコン
ベヤー、27はチェーン、32は架台、34、35はローラー、
36はベルト、37、38は倒れ防止板、40は搬送コンベヤー
装置、42は架台、43、44はローラー、45はベルト、47は
ガイド桟、50はターンコンベヤー装置、52はシリンダ
ー、53は架台、56はベルト、58はガイド桟、60はリフト
コンベヤー装置、61はフレーム、63はベルトコンベヤ
ー、69はチェーン、75はベルト、76はガイド桟、80は組
合せコンベヤー装置、81、83はベルトコンベヤー、85は
台車、91は走行レール、93は架台、99はベルト、103は
ガイド桟、120は量検コンベヤー装置、121、123はベル
トコンベヤー、125、127はロードセル、140は不良品排
出コンベヤー装置、141、143はコロコンベヤー、153、1
55はガイド桟
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/80 B 8010−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部半製品と下部半製品とを、少なくとも
    一部において共通する搬送装置により終始それぞれ立て
    た状態で搬送し、搬送途中の適宜の位置に設けた少なく
    とも1つのターンコンベヤー装置により前記上部半製品
    と下部半製品のいずれか一方を水平方向に所定角度回転
    して搬送する工程と、連続して搬入される上部半製品と
    下部半製品とをそれぞれ並列に設けたコンベヤー上にそ
    れぞれ各溶着面が対向するように立てた状態で取り揃
    え、隣接する量検コンベヤー装置、または不良品搬出コ
    ンベヤー装置位置に走行移動して搬送する工程と、上部
    半製品と下部半製品とを同時に、かつ各別に計量し、所
    定重量範囲内に成形されている場合には次の溶着工程に
    搬送し、いずれか一方でも所定重量範囲内に成形されて
    いないときは上部半製品及び下部半製品の両方とも搬出
    する工程とからなる、ことを特徴とするプラスチック製
    パレット半製品の搬送方法。
  2. 【請求項2】上部半製品及び下部半製品を立てた状態で
    搬送し、架台上には前記両半製品を支持し、上部が外側
    に湾曲したガイド桟を立設してなる搬送コンベヤー装置
    と、上部半製品及び下部半製品を立てた状態で搬送する
    とともに、架台上に前記両半製品を支持し、上部が外側
    に湾曲したガイド桟を立設してなり、回転可能とした少
    なくとも1つのターンコンベヤー装置と、レール上を走
    行可能な台車上に、上部半製品及び下部半製品を各溶着
    面が対向するように立てた状態で取り揃える一対のコン
    ベヤーを並列に配置してなる組合せコンベヤー装置と、
    一対のコンベヤーを並列に配置し、それぞれ各別に計量
    可能な計量装置を備えてなる量検コンベヤー装置と、前
    記組合せコンベヤー装置から不良品を搬出する一対の不
    良品搬出コンベヤー装置からなる、ことを特徴とするプ
    ラスチック製パレット半製品の搬送装置。
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