JPH0735207B2 - グリーンタイヤの積込み装置 - Google Patents

グリーンタイヤの積込み装置

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JPH0735207B2
JPH0735207B2 JP2288107A JP28810790A JPH0735207B2 JP H0735207 B2 JPH0735207 B2 JP H0735207B2 JP 2288107 A JP2288107 A JP 2288107A JP 28810790 A JP28810790 A JP 28810790A JP H0735207 B2 JPH0735207 B2 JP H0735207B2
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tire
conveyor
green
inverted
feed belt
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秀男 須藤
益男 片倉
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0016Handling tyres or parts thereof, e.g. supplying, storing, conveying

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車タイヤの製造工場において、グリー
ンタイヤを成形し、その加硫に先立って離型剤を塗布し
てコンベヤ上に放出した際、このコンベヤ上のグリーン
タイヤを運搬車に自動的に積むために使用されるグリー
ンタイヤの積み込み装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車タイヤの製造工場では、グリーンタイヤを成形し
たのち、加硫して製品タイヤにしているが、その加硫に
先立ち、加硫機における製品タイヤの型離れを良好にす
るための離型剤を上記グリーンタイヤに塗布してローラ
コンベヤ上に放出し、このグリーンタイヤを、タイヤ運
搬車の前後上下にそれぞれ水平に設けた合計4本のタイ
ヤ支持アームに3個ずつ、合計12個掛けて上記の加硫機
に運んでいる。そして、従来は、ローラコンベヤ上のグ
リーンタイヤを1個ずつ作業員が手作業で取り上げ、こ
れをタイヤ運搬車のアームに掛けていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来は、ローラコンベヤ上のグリーンタイヤをタイヤ運
搬車に積む作業を作業員の手作業で行っていたので、こ
の作業のために専属の作業員を必要とした。そして、こ
の作業員に他の作業を兼ねさせると、他の作業をしてい
るときに上記のグリーンタイヤがローラコンベヤ上に溜
まって工程の円滑な流れを妨げる結果になっていた。
この発明は、上記ローラコンベヤ上のグリーンタイヤを
上記タイヤ運搬車上のアームに自動的に掛けることがで
きるグリーンタイヤの積み込み装置を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) この発明に係るグリーンタイヤの積み込み装置は、グリ
ーンタイヤ搬送用ローラコンベヤの出口端に上記グリー
ンタイヤを1本ずつ受け取って前送りするための1本送
りベルトコンベヤを配列し、この1本送りベルトコンベ
ヤの出口端にこの1本送りベルトコンベヤから送り出さ
れる合計2本のグリーンタイヤを順に受け取って直列に
並べることが可能なコンベヤであって、かつ上記1本送
りベルトコンベヤの反対側を支点にしてほぼ垂直に起立
し、起立状態で進退することができる倒立コンベヤを設
け、この倒立コンベヤの支点前方に倒立コンベヤの前後
方向に対して直角の方向に進退が可能な台車と、この台
車上に水平回転自在に直立する回転支柱と、この回転支
柱に昇降自在に、かつ上記倒立コンベヤ上の2本のグリ
ーンタイヤと同じ間隔で突設された2本のタイヤ掛けア
ームとからなるタイヤ移載装置を設けたことを特徴とす
る。
(作用) グリーンタイヤ搬送用ローラコンベヤ上のグリーンタイ
ヤが1本ずつ合計2本、1本送りベルトコンベヤを介し
てほぼ水平状態の倒立コンベヤに移されたとき、この倒
立コンベヤをほぼ垂直に起立させ、この倒立コンベヤを
タイヤ移載装置の方向に前進させて倒立コンベヤ上で上
下に並ぶ2本のグリーンタイヤの各中心孔にタイヤ移載
装置の2本のタイヤ掛けアームを1本ずつ個別に挿入さ
せ、上記倒立コンベヤ上のグリーンタイヤをタイヤ掛け
アームに取り上げる。次いで、上記倒立コンベヤを元の
位置に戻すと共に、タイヤ移載装置のタイヤ掛けアーム
を上昇させたのち、このタイヤ掛けアームを水平に90度
旋回し、その先端を、あらかじめ置かれているタイヤ運
搬車のタイヤ支持アームの方向に向け、しかるのちタイ
ヤ移載装置の台車を上記タイヤ運搬車の方向に前進さ
せ、上下2本のタイヤ掛けアームにそれぞれ1本ずつ掛
けられているグリーンタイヤの各中心孔にタイヤ運搬車
の前側に位置する上下2本のタイヤ支持アームを個別に
通し、タイヤ移載装置上のタイヤ掛けアームを下降させ
て2本のグリーンタイヤをそれぞれタイヤ運搬車に移し
替える。以下、上記の繰り返しにより、タイヤ運搬車の
前側に位置する上下のタイヤ支持アームにそれぞれ所定
本数のグリーンタイヤが積み込まれた場合は、タイヤ運
搬車を前後のタイヤ支持アームの配列ピッチだけ前進さ
せ、しかるのち上記のタイヤ掛け動作を繰り返すことに
より、後側のタイヤ支持アームにグリーンタイヤが掛け
られる。
(実施例) 第1図および第2図において、1はグリーンタイヤ搬出
用ローラコンベヤであり、僅かに傾斜して設置され、こ
のコンベヤ1上に左方で離型剤を塗布したグリーンタイ
ヤGが乗せられ、重力の作用で搬送される。このグリー
ンタイヤ搬送用ローラコンベヤ1の出口端に接して該ロ
ーラコンベヤ1を延長する方向に1本送りベルトコンベ
ヤ5が設けられる。この1本送りベルトコンベヤ5は、
上記のグリーンタイヤ搬出用ローラコンベヤ1で送られ
るグリーンタイヤGを1本ずつ受け取って前送りするた
めのものであって表面に滑り止めの凹凸を備えており、
かつ送り方向に対して前上がりに傾斜するように前後一
対のプーリ6、7に巻き掛けられて回転する。なお、こ
の1本送りベルトコンベヤ5の上側の搬送面は、複数本
の支持ローラ8(第2図参照)で支持される。そして、
この1本送りベルトコンベヤ5の出口側にグリーンタイ
ヤGの高さを検出するための高さ検出器2およびグリー
ンタイヤGの通過本数を計数するためのタイヤ本数検出
器3が設置され、高さ検出器2でグリーンタイヤGを
大、中、小の3サイズに区分し、2本のグリーンタイヤ
Gが搬出されるごとに1本送りベルトコンベヤ5の運転
を一時的に休止させるようになっている。
上記の1本送りベルトコンベヤ5の出口端に接して該ベ
ルトコンベヤ5を延長するように、かつ前下がりに若干
傾斜して倒立コンベヤ10が設置される。この倒立コンベ
ヤ10は、左右一対の側板11、11間に多数本のローラ12、
13を配列したローラコンベヤであり、幅の広いローラ12
を複数本連続して配列した3箇所の広幅ローラ域と、幅
の狭いローラ13を2列に間隔を空けて複数本ずつ配列し
た2箇所の小幅ローラ域とを交互に設けることにより、
倒立コンベヤ10の中心線に沿った2箇所に孔14が形成さ
れている(第1図および第3図参照)。
上記倒立コンベヤ10の下方の床F上に下部枠20が固定さ
れ、この下部枠20の内側に(第2図参照)、前後方向に
摺動自在の摺動ベース21が設置され、この摺動ベース21
の後端がその後方に位置する後部ベース22上の第1流体
シリンダ23のピストンロッド24の先端に連結され、この
第1流体シリンダ23の作動によって摺動ベース21が前後
に移動する。
上記摺動ベース21の前端に左右一対の前部フレーム25、
25が立設され、この左右の前部フレーム25、25間に回転
自在に支持された幅方向の倒立軸26に前記倒立コンベヤ
10の前端が固定され、この倒立軸26の一端に固定された
駆動歯車27に摺動ベース21上の倒立用モータ28で駆動さ
れる小歯車29が噛み合い、この倒立用モータ28の駆動に
より、倒立コンベヤ10が第2図に実線で示す僅かに前下
がりの倒伏位置と二点鎖線で示す僅かに後方に傾斜する
起立位置との間を揺動する。そして、上記摺動ベース21
の後部に、倒立コンベヤ10の側板11の下面に接して倒立
コンベヤ10を倒伏位置に支持するためのストッパ30が立
設され、このストッパ30に上記倒立コンベヤ10の下降時
の衝撃を吸収するためのショックアブソーバ31が固定さ
れる。
第3図および第4図に示すように、上記倒立コンベヤ10
の後部(図の左側)に垂直方向のストッパ軸41が左右に
対向して、かつ回転自在に設けられ、この左右のストッ
パ軸41、41にストップレバー42、42が倒立コンベヤ10の
上面中央に延びて「ハ」字を描くように固定され、この
ストップレバー42の先端にストップローラ43が取付けら
れる。右側ストッパ軸41の後方にストッパ駆動軸44が平
行に設けられ、上記右側ストッパ軸41およびストッパ駆
動軸44にそれぞれ互いに噛み合う平歯車45が固定され、
上記ストッパ駆動軸44および左側ストッパ軸41の下部に
それぞれ後ろ向きに固定されたストッパアーム46、46の
先端が連結ロッド47で接続される。そして、ストッパ駆
動軸44の下端に固定されたストッパ駆動アーム48の先端
に、右側板11の内面に固定されているストッパ用流体シ
リンダ49のピストンロッドが連結され、このストッパ用
流体シリンダ49の作動により、上記左右のストップレバ
ー42、42が揺動して図の作動位置とストップレバー42が
後方へほぼ真っ直ぐに向く開放位置との間を往復するよ
うになっている。また、倒立コンベヤ10の前部にも左右
一対のストップレバー42、42が同様に設けられる。ただ
し、この場合は左側ストッパ軸41の下端にストッパ用流
体シリンダ49のピストンロッドが連結される。
第1図に示すように、上記倒立コンベヤ10の前方にタイ
ヤ移載装置50が設けられる。このタイヤ移載装置50は、
上記倒立コンベヤ10の方向に対して垂直方向(図の上下
方向)のガイドレール51、およびこのガイドレール51に
沿って移動可能な台車52を備え、この台車52に移載用流
体シリンダ53のピストンロッド54が接続され、この移載
用流体シリンダ53に駆動されて上記の台車52が進退す
る。なお、この移載用流体シリンダ53は、ストロークが
異なる2本のシリンダを連結して形成されており、台車
52の進退回数に応じて作動シリンダが変更され、その1
回目には2本のシリンダが両方とも作動して進退距離が
最大に設定され、2回目には大ストロークのシリンダの
みが作動して進退距離が中間に設定され、3回目には小
ストロークのシリンダのみが作動して進退距離が最小に
設定され、以下これが繰り返されるようになっている。
上記の台車52の前部(第1図の上方)に箱形フレーム55
(第5図および第8図参照)が固定され、この箱形フレ
ーム55の中央に垂直軸56が水平回転自在に支持され、こ
の垂直軸56に平歯車57が固定される。この平歯車57の左
右にガイドプーリ58、58が設けられ、このガイドプーリ
58、58と平歯車57との間に該平歯車57を挟むように2本
のラック59、59が平行に通され、平歯車57と噛み合わさ
れる。そして、上記台車52の後部に設置された2個の回
転用流体シリンダ60、60の各ピストンロッド61、61の先
端が上記のラック59、59に接続され、2個の回転用流体
シリンダ60、60のピストンロッド61、61が互いに反対向
きに運動することにより、垂直軸56が左右に回転する。
上記垂直軸56の上端に水平台板62が固定され、この水平
台板62上に2本の角柱63、63(第7図参照)が間隔を空
けて立設され、その上端が連結板64で連結されて回転支
柱を形成している。上記2本の角柱63、63の片側にアリ
形の案内レール65が上下方向に固定され、この2本の案
内レール65、65の上下2箇所にそれぞれアリ溝を備えた
摺動ブロック66、66が嵌合し、案内レール65、65の上部
および下部でそれぞれ水平に並ぶ2個の摺動ブロック6
6、66が連結板67で接続され(第5図および第7図参
照)、上下2枚の連結板67、67が上下に長い角パイプ68
で連結され、この角パイプ68が昇降自在の昇降フレーム
を構成している。そして、上記角柱63上端の連結板64か
ら垂下する昇降用流体シリンダ69のピストンロッド70に
上記の角パイプ(昇降フレーム)68の上端が連結され、
上記昇降用流体シリンダ69の作動により角パイプ68が昇
降する。
上記角パイプ68の上下両端に固定されている連結板67、
67にそれぞれ水平に延びるタイヤ掛けアーム71が突設さ
れ、上下2本のタイヤ掛けアーム71、71の各中央部にプ
ッシャ用流体シリンダ72が固定され、このプッシャ用流
体シリンダ72のピストンロッド73の先端に押さえ板74が
取付けられ、タイヤ掛けアーム71の先端側に掛けられて
いるグリーンタイヤGのビード部を押して摺動させ、そ
のサイズに応じた位置に上記グリーンタイヤGを変移さ
せる。なお、上記のプッシャ用流体シリンダ72は、前記
の高さ検出器2が検出したグリーンタイヤGの高さに応
じて押さえ板74のストロークを変えるようになってい
る。
第1図に示すように、グリーンタイヤ搬出用ローラコン
ベヤ1、1本送りコンベヤ5および倒立コンベヤ10の列
の側方に、多数個の案内輪80が上記コンベヤ列と平行な
2列に配列され、タイヤ運搬車81を導くようになってい
る。このタイヤ運搬車81は、長方形の車台82の片側に側
板83を立設し、この側板83の前後上下の合計4箇所にそ
れぞれタイヤ支持アーム84を水平に突設したものであ
る。このタイヤ支持アーム84は、第9図に示すように、
上2本、下1本の互いに平行なロッドと、その複数箇所
をV字形に連結するステーとによって形成されている。
そして、上記2列の案内輪80の中間下方に2本の無端チ
ェーン85、85が平行に張られ、この無端チェーン85、85
に等間隔に固定されたフック86、86が上記車台82の前端
下部に掛けられ、この無端チェーン85、85を所定のピッ
チで間欠的に回転することにより、上記のタイヤ運搬車
81が所定のピッチで前進し、その停止時にそのタイヤ支
持アーム84にグリーンタイヤGが掛けられる。
上記の構造において、グリーンタイヤ搬出用ローラコン
ベヤ1で送られるグリーンタイヤGは、1本送りベルト
コンベヤ5に移されたのち、その出口の高さ検出器2に
よって高さを検出され、その検出信号が制御装置(図示
されていない)に送られ、大、中、小の3サイズに区分
され、記憶され、しかるのち上記のグリーンタイヤGが
1本ずつ倒立コンベヤ10に移され、その際に上記グリー
ンタイヤGの本数がタイヤ本数検出器3によって計数さ
れる。この最初のグリーンタイヤGが倒立コンベヤ10の
入口に送られたとき、入口側(第3図左側)のストップ
レバー42、42は開いて待機しており、出口側のストップ
レバー42、42は閉じられているので、上記のグリーンタ
イヤGは倒立コンベヤ10の斜面を降下して出口側のスト
ップレバー42、42によって止められる。次いで、入口側
のストップレバー42、42が閉じられ、しかるのち2本目
のグリーンタイヤGが倒立コンベヤ10に移され、上記入
口側のストップレバー42、42に制止され、前記の1本送
りベルトコンベヤ5の回転が一時停止する。
倒立コンベヤ10上に2本のグリーンタイヤGが移動する
と、倒立用モータ28が駆動されて倒立コンベヤ10が起立
し、続いて第1流体シリンダ23が作動して摺動ベース21
が前進する。このとき、移載装置50のタイヤ掛けアーム
71、71が第1図のように倒立コンベヤ10の方向を向いて
いるため、このタイヤ掛けアーム71が上記グリーンタイ
ヤGのビードリングおよび倒立コンベヤ10の孔14に進入
する。したがって、倒立コンベヤ10が停止したのち、倒
立コンベヤ10の入口側(上側)および出口側(下側)の
各ストップレバー42、42を開くことにより、上記2個の
グリーンタイヤGが滑り落ち、移載装置50の上下2本の
タイヤ掛けアーム71、71に同時に移される。そして、倒
立コンベヤ10の摺動ベース21が元の位置に、また倒立コ
ンベヤ10が水平位置にそれぞれ戻される。
移載装置50のタイヤ掛けアーム71にグリーンタイヤGが
移されると、台車52後部の回転用流体シリンダ60、60が
作動して2本の角柱63、63(回転支柱)が水平に90度回
転し、上記のタイヤ掛けアーム71がタイヤ運搬車81のタ
イヤ支持アーム84に向けられる。次いで、移載用流体シ
リンダ53が作動し、台車52がタイヤ運搬車81の方に押し
進められ、第9図に示すように、移載装置50のタイヤ掛
けアーム71に掛けられているグリーンタイヤGのビード
部内にタイヤ運搬車81のタイヤ支持アーム84が挿入され
る。このとき、移載用流体シリンダ53による台車52の前
進ストロークは最大に設定されており、上記のグリーン
タイヤGは、タイヤ運搬車81のタイヤ支持アーム84の付
け根付近まで押し込まれる。次いで、移載装置50のタイ
ヤ掛けアーム71が第9図の鎖線のように下降し、グリー
ンタイヤGがタイヤ運搬車81のタイヤ支持アーム84に移
し替えられる。そして、移載装置50の台車52が後退し、
タイヤ掛けアーム71は反対方向に90度回転して先端が倒
立コンベヤ10の方に向けられる。
このように、移載装置50が倒立コンベヤ10から1本目お
よび2本目のグリーンタイヤGをタイヤ運搬車81に移載
して元に戻る間に、1本送りベルトコンベヤ5の回転が
再開され、倒立コンベヤ10には3本目および4本目のグ
リーンタイヤGが到着しており、この3本目および4本
目のグリーンタイヤGが、上記と同様にタイヤ運搬車81
に移載される。ただし、この場合は、タイヤ運搬車81の
タイヤ支持アーム84の中間部にグリーンタイヤGを掛け
るため、移載装置50の台車52の前進ストロークが中間の
大きさに設定される。以下、同様にして倒立コンベヤ10
のグリーンタイヤGが2本ずつタイヤ運搬車81に移載さ
れ、タイヤ運搬車81が満杯になると、タイヤ運搬車81の
下の無端チェーン85が回転して上記のタイヤ運搬車81が
第1図の右方に送り出され、その跡に左方から空のタイ
ヤ運搬車81が運ばれ、このタイヤ運搬車81にグリーンタ
イヤGが続けて積み込まれる。
(発明の効果) この発明によれば、グリーンタイヤ搬送用ローラコンベ
ヤを延長する方向に配設された1本送りコンベヤ、倒立
コンベヤおよび移載装置の側方にあらかじめタイヤ運搬
車を用意しておくことにより、上記グリーンタイヤ搬送
用ローラコンベヤで搬出されたグリーンタイヤを上記の
タイヤ運搬車に移載することができる。そして、上記の
倒立コンベヤは、2本のグリーンタイヤを縦に並べて乗
せ、しかるのち起立するものであり、かつ移載装置は上
記2本のグリーンタイヤを倒立コンベヤから一度に受け
取ってタイヤ運搬車に引き渡し、このときタイヤ運搬車
の上下のタイヤ支持アームに1本ずつ掛けるものである
から、上記移載装置の1往復に要する時間を、グリーン
タイヤ搬送用ローラコンベヤの上流域でグリーンタイヤ
を1個ずつ合計2個塗装するに要する時間に一致させる
ことが容易であり、円滑な運転が可能になると共に、従
来のグリーンタイヤ搬送用ローラコンベヤおよびタイヤ
運搬車をそのまま利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の平面図、第2図は要部の側
面図、第3図は倒立コンベヤの平面図、第4図は倒立コ
ンベヤの要部の側面図、第5図は移載装置の側面図、第
6図は第5図のVI−VI線断面図、第7図は第5図のVII
−VII線断面図、第8図は第5図のVIII−VIII線断面
図、第9図は移載装置のタイヤ掛けアームの動作を説明
するためのグリーンタイヤの正面図である。 G:グリーンタイヤ、1:グリーンタイヤ搬送用ローラコン
ベヤ、5:1本送りベルトコンベヤ、10:倒立コンベヤ、5
0:移載装置、52:台車、63:角柱(回転支柱)、68:角パ
イプ(昇降フレーム)、71:タイヤ掛けアーム、81:タイ
ヤ運搬車、84:タイヤ支持アーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 67/02 7339−3F // B29C 35/02 9156−4F B29D 30/08 7158−4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリーンタイヤ搬送用ローラコンベヤの出
    口端に上記グリーンタイヤを1本ずつ受け取って前送り
    するための1本送りベルトコンベヤを配列し、この1本
    送りベルトコンベヤの出口端にこの1本送りベルトコン
    ベヤから送り出される合計2本のグリーンタイヤを順に
    受け取って直列に並べることが可能なコンベヤであっ
    て、かつ上記1本送りベルトコンベヤの反対側を支点に
    してほぼ垂直に起立し、起立状態で進退することができ
    る倒立コンベヤを設け、この倒立コンベヤの支点前方に
    倒立コンベヤの前後方向に対して直角の方向に進退が可
    能な台車と、この台車上に水平回転自在に直立する回転
    支柱と、この回転支柱に昇降自在に、かつ上記倒立コン
    ベヤ上の2本のグリーンタイヤと同じ間隔で突設された
    2本のタイヤ掛けアームとからなるタイヤ移載装置を設
    けたことを特徴とするグリーンタイヤの積み込み装置。
JP2288107A 1990-10-24 1990-10-24 グリーンタイヤの積込み装置 Expired - Lifetime JPH0735207B2 (ja)

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