JPH072530B2 - タイヤの段積み装置 - Google Patents

タイヤの段積み装置

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JPH072530B2
JPH072530B2 JP15472284A JP15472284A JPH072530B2 JP H072530 B2 JPH072530 B2 JP H072530B2 JP 15472284 A JP15472284 A JP 15472284A JP 15472284 A JP15472284 A JP 15472284A JP H072530 B2 JPH072530 B2 JP H072530B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G57/00Stacking of articles
    • B65G57/30Stacking of articles by adding to the bottom of the stack
    • B65G57/301Stacking of articles by adding to the bottom of the stack by means of reciprocatory or oscillatory lifting and holding or gripping devices
    • B65G57/302Stacking of articles by adding to the bottom of the stack by means of reciprocatory or oscillatory lifting and holding or gripping devices added articles being lifted to substantially stationary grippers or holders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、タイヤを上下に多段積み重ねるタイヤの段
積み装置に関する。
従来の技術 例えば、タイヤを搬送コンベアによって搬送しようとす
る場合、このタイヤが占めるスペースを減少させ、かつ
一時的にストックできるタイヤ量を増大させるために、
一般に多数のタイヤを上下に重ね合わせ段積みすること
が行なわれている。このようなタイヤの段積みのため
に、従来においては、搬送コンベア下流端直下の床面に
ピットを形成するとともにこのピットの底部にリフター
を設置し、このリフターに置かれたパレット内に次々と
タイヤを投入して段積みするとともに、所定数のタイヤ
が段積みされると、リフターを上昇させて段積みされた
タイヤを取り出し次工程に送るようにしている。
しかしながら、前述のようなタイヤの段積み装置にあっ
ては、ピットを使用しなければならないため、レイアウ
トの変更が困難になるとともに、ピットの深さによって
タイヤの段積み数が制限されるという問題点がある。ま
た、ピット内にリフターを設置しているので、リフター
上昇時にピット側壁とリフターとの間にタイヤが噛み込
んだり、あるいは接触によって傷が発生するおそれがあ
り、さらに、リフターの点検補修が困難になるという問
題点がある。さらに、ピット内でタイヤが段積みされる
ので、段積み状態が目視できず、段積みに崩れが発生し
たとき、その手直しが面倒になるという問題点もある。
発明が解決しようとする問題点 このような問題点を解決するため、例えば、実開昭55−
090639号公報に記載、されているように、タイヤに接近
離隔可能で、互いに接近することによりタイヤを下方か
ら支持する複数の支持爪と、支持爪が最下段のタイヤを
支持したとき、該支持爪を上昇させて最下段のタイヤを
積み重ねられた多段のタイヤとともに持ち上げる一方、
段積み位置にタイヤが搬入されたとき、支持爪を下降さ
せて積み重ねられたタイヤを該タイヤ上に積み重ねる油
圧シリンダーと、を備えたタイヤの段積み装置が提案さ
れており、また、このようなタイヤの段積み装置を用い
てタイヤを段積みする際にタイヤが横方向にずれること
のないように、例えば特開昭52−037372号公報に記載さ
れているようなガイド筒、整列筒からなるセンタリング
手段を前記段積み装置に組み合わせて用いることも考え
られる。
しかしながら、このようなセンタリング手段を有する段
積み装置にあっては、タイヤをガイド筒、整列筒内の円
孔において上方から下方に通過させることで該タイヤの
センタリングを行うようにしているため、センタリング
の途中でタイヤが傾斜したりすると、ガイド筒、整列筒
の円孔にタイヤが引っ掛かって該タイヤを段積み位置ま
で供給することができなくなることがあり、しかも、セ
ンタリングは同一外径(孔径とほぼ同径)のタイヤに限
定され、さらに、装置全体の構造が複雑になるという問
題点もある。
問題点を解決するための手段 このような問題点は、横置きされたタイヤを段積み位置
に向かって搬送する搬送手段と、段積み位置に搬入され
たタイヤをセンタリングするセンタリング手段と、タイ
ヤに接近離隔可能で、互いに接近することによりタイヤ
を外側から把持する把持手段と、把持手段が最下段のタ
イヤを把持したとき、該把持手段を上昇させて最下段の
タイヤを積み重ねられた多段のタイヤとともに持ち上げ
る一方、段積み位置にタイヤが搬入されてセンタリング
されたとき、把持手段を下降させて積み重ねられたタイ
ヤを該タイヤ上に積み重ねる昇降手段とを備えたタイヤ
の段積み装置であって、前記センタリング手段を、段積
み位置に設置され上下方向に延びるセンタリングロッド
と、該センタリングロッドを上下動させてタイヤの搬送
経路上に出没させる上下動機構とから構成し、タイヤが
段積み位置近傍まで搬送されてきたとき、上下動機構に
よってセンタリングロッドを上昇させることにより、該
センタリングロッドをタイヤの搬送経路上に出現させな
がら該タイヤ内に挿入するとともに、この挿入後も段積
み位置に向かってタイヤを搬送することにより、該タイ
ヤのビード部をセンタリングロッドに当接させ、これに
より該タイヤをセンタリングするようにしたタイヤの段
積み装置により解決することができる。
作用 今、把持手段が互いに接近し、多段に積み重ねられたタ
イヤの内、最下段のタイヤを外側から把持したとする。
次に、昇降手段が作動して把持手段が上昇されると、最
下段のタイヤは上段側のタイヤとともに持ち上げられ
る。このように最下段のタイヤが持ち上げられることに
より該タイヤの直下に空間、即ち段積み位置が形成され
るが、このような段積み位置には横置きされた新しいタ
イヤが搬送手段によって搬入される。このようなタイヤ
の搬入時、該タイヤはセンタリング手段によって、既に
持ち上げられているタイヤと同軸となるようセンタリン
グされるが、このようなセンタリングは以下のようにし
て行われる。即ち、前述のように搬送手段によってタイ
ヤが段積み位置近傍まで搬送されると、上下動機構によ
ってセンタリングロッドを上昇させ、該センタリングロ
ッドをタイヤの搬送経路上に出現させながら該タイヤ内
に挿入する。そして、センタリングロッドがタイヤ内に
挿入された後も搬送手段によってタイヤを段積み位置に
向かって搬送することで、該タイヤのビード部をセンタ
リングロッドに当接させ、これにより、該タイヤを段積
み位置に停止させながらセンタリングする。このように
センタリングロッドをタイヤ内に挿入しビード部に当接
させることでタイヤのセンタリングを行うようにしてい
るので、センタリングの途中でタイヤが干渉を受けるよ
うなことはなく、この結果、タイヤをセンタリングしな
がら確実に段積み位置まで供給することができる。しか
も、リム径が同一であれば外径が異なったタイヤでもセ
ンタリングすることができるとともに、単なる1本のロ
ッドであるセンタリングロッドを上下させるだけでセン
タリングを行うことができるので、装置全体の構造も簡
単となる。そして、前述のようにしてタイヤが段積み位
置においてセンタリングされると、上下動機構を作動し
てセンタリングロッドを下降させ、該センタリングロッ
ドをタイヤの搬送経路の下方に没入させるとともに、昇
降手段を作動して把持手段を下降させる。これにより、
段積みされたタイヤも下降し、これら多数のタイヤは、
段積み位置においてセンタリングされたタイヤ上に積み
重ねられる。この結果、タイヤは1段だけ積み重ねられ
たことになる。次に、最初の状態に戻った後、再び前述
の作動が繰り返され、次々とタイヤが段積みされる。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1、2、3図において、1は下部フレームであり、こ
の下部フレーム1上には上部フレーム2が固定されてい
る。上部フレーム2の上端には搬送手段としての水平な
複数の搬送ローラ3が支持され、これらの搬送ローラ3
は同期して回転され、横置きされたタイヤTを段積み位
置Aに向かって搬送する。また、段積み位置Aの上部フ
レーム2には、上下動機構としての垂直なシリンダ4お
よびこのシリンダ4のピストンロッド5の先端に固定さ
れた上下方向に延びるセンタリングロッド6が取り付け
られており、この結果、シリンダ4が作動すると、セン
タリングロッド6は上下動する。このセンタリングロッ
ド6は上部フレーム2に固定されたガイド7内を貫通す
るとともに、搬送ローラ3間に位置している。そして、
このセンタリングロッド6は、通常は第3図に示すよう
に下降して搬送ローラ3の上面、即ちタイヤTの搬送経
路より下方に没入退避しているが、タイヤTが搬入され
たときには、上昇して搬送ローラ3の上面から上方に突
出して出現する。前述したシリンダ4、センタリングロ
ッド6、ガイド7は全体としてセンタリング手段8を構
成し、このセンタリング手段8はタイヤTが搬入される
と、該タイヤTを段積み位置Aにおいてセンタリングす
る。9は下部フレーム1の上部に固定された複数のガイ
ドスリーブであり、各ガイドスリーブ9内には垂直なガ
イドロッド10が摺動可能に挿入されている。これらのガ
イドロッド10の上端には水平な昇降フレーム13が取り付
けられている。11は下部フレーム1に取り付けられた垂
直なシリンダであり、このシリンダ11のピストンロッド
12の先端は前記昇降フレーム13に連結されている。昇降
フレーム13上には水平な2対のガイドロッド14、15が取
り付けられ、これらのガイドロッド14、15にはそれぞれ
可動フレーム16、17がガイドロッド14、15に沿って移動
できるよう支持されている。18、19はヘッド側が昇降フ
レーム13の中央部に連結されたシリンダであり、これら
のシリンダ18、19のピストンロッド20、21の先端は前記
可動フレーム16、17に連結されている。可動フレーム1
6、17の上端には弧状の把持部材22、23がそれぞれ固定
され、これらの把持部材22、23は互いに対をなしてい
る。そして、これらの把持部材22、23は、前記シリンダ
18、19が作動することにより、段積み位置Aに搬入され
たタイヤTに接近離隔可能で、互いに接近したとき該タ
イヤTを外側から把持する。前記把持部材22、23の内面
には表面が凹凸状をしたゴムカバー24、25が張り付けら
れている。前述したガイドロッド14、15、可動フレーム
16、17、シリンダ18、19は全体として、把持部材22、23
からなる把持手段26をタイヤTに接近離隔させる接離手
段27を構成する。また前記ガイドロッド10、昇降フレー
ム13、シリンダ11は全体として、把持手段26が最下段の
タイヤTを把持したとき該把持手段26を上昇させて最下
段のタイヤTを積み重ねられた多段のタイヤTとともに
持ち上げる一方、段積み位置AにタイヤTが搬入されセ
ンタリングされたとき、把持手段26を下降させて積み重
ねられたタイヤTを該タイヤT上に積み重ねる昇降手段
28を構成する。前記搬送ローラ3には第3図に示すよう
に、搬入コンベア31および搬出コンベア32が接続され、
これらの搬入、搬出コンベア31、32は重力コンベアから
構成されている。前記搬出コンベア32の下流端には第4
図に示すように、脱進手段33が設けられ、この脱進手段
33は、水平な揺動軸34を中心として実線で示す位置と仮
想線で示す位置との間を揺動できるアンクル35を有す
る。このアンクル35の両端には幅方向に離れた一対の入
り爪36および一対の出爪37がそれぞれ設けられている。
38はシリンダであり、このシリンダ38のピストンロッド
39の先端は前記アンクル35に連結されている。前述した
アンクル35、シリンダ38は全体として前記脱進手段33を
構成する。搬出コンベア32の下流には段降し装置41が設
置され、この段降し装置41はフレーム42を有する。この
フレーム42の中央部には垂直なガイドバー43が設置さ
れ、このガイドバー43には、減速機付きモータ45の作動
により該ガイドバー43に沿って昇降する昇降台44が支持
されている。そして、この昇降台44上には段積みされた
タイヤTが1山ずつ脱進手段33により送り込まれる。フ
レーム42の上端にはシリンダ46が固定され、このシリン
ダ46のピストンロッド47の先端にはドグ48が取り付けら
れている。そして、このドグ48はフレーム42の上端に取
り付けられた水平な案内ロッド49に沿って往復動し、段
積みされたタイヤTを上段側から順次段降しして図示し
ていない検査機等に送る。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
まず、第5図(a)に示すように、搬入コンベア31から
横置きのタイヤT1が搬入されると、図示していない検出
装置がこのタイヤT1の搬入を検出し、搬送ローラ3を同
期して回転させ、これにより、タイヤT1を該搬送ローラ
3により段積み位置Aに向かって搬送する。そして、該
タイヤT1が段積み位置A近傍まで搬送されると、シリン
ダ4のピストンロッド5を突出させてセンタリングロッ
ド6を上昇させ、該センタリングロッド6を搬送ローラ
3の上面(タイヤの搬送経路)より上方に出現させなが
ら該タイヤT1内に挿入する。ここで、搬送ローラ3はセ
ンタリングロッド6がタイヤT1内に挿入された後も回転
を継続するので、タイヤT1は搬送ローラ3によって下流
側、即ち段積み位置Aに向かってさらに搬送される。そ
して、タイヤT1のビード部がセンタリングロッド6に当
接すると、該タイヤT1は段積み位置Aに停止しながらセ
ンタリングされる。このようにセンタリングロッド6を
タイヤT内に挿入しビード部に当接させることでタイヤ
Tのセンタリングを行うようにしているので、センタリ
ングの途中でタイヤTがセンタリング手段8から干渉を
受けるようなことはなく、この結果、タイヤTをセンタ
リングしながら確実に段積み位置Aまで供給することが
できる。しかも、リム径が同一であれば外径が異なった
タイヤTでもセンタリングすることができるとともに、
異なる1本のロッドであるセンタリングロッド6を上下
させるだけでタイヤTのセンタリングを行うことができ
るので、装置全体の構造も簡単となる。そして、前述の
ようにしてタイヤT1が段積み位置Aにおいてセンタリン
グされると、搬送ローラ3の回転を停止させるととも
に、シリンダ4を作動してセンタリングロッド6を下降
させ、該センタリングロッド6を搬送ローラ3の上面よ
り下方に没入退避させる次に、シリンダ18、19を作動し
てピストンロッド20、21を引っ込め、可動フレーム16、
17を把持部材22、23とともに段積み位置Aにおけるタイ
ヤT1に接近させる。これにより、把持部材22、23は前記
タイヤT1を外側から把持する。次に、第5図(b)に示
すように、シリンダ11を作動してそのピストンロッド12
を突出させる。これにより、昇降フレーム13、可動フレ
ーム16、17、把持部材22、23が上昇し、これらの上昇に
よって把持部材22、23に把持されたタイヤT1はタイヤの
幅以上の所定高さまで持ち上げられ、該タイヤT1の直下
に空間(段積み位置A)が形成される。このとき、把持
部材22、23の内周にはゴムカバー24、25が張り付けられ
ており、さらに、可動フレーム16、17のタイヤ押え圧
(シリンダ18、19の作動エア圧)を調節しているので、
タイヤT1がずれ落ることはない。次に、第5図(c)に
示すように、横置きされた新しいタイヤT2が前述と同様
に搬送ローラ3によって段積み位置Aまで搬入されると
ともに、センタリング手段8によってセンタリングされ
る。このとき、前記タイヤT1とこのタイヤT2とは外径が
異なっていてもリム径が同一であるので、タイヤT1、T2
は同軸となり、両タイヤT1、T2を横方向にずれることな
く積み重ねることができる。次に、第5図(d)に示す
ように、シリンダ11のピストンロッド12が引っ込み、昇
降フレーム13、把持部材22、23、タイヤT1が一体的に下
降する。そして、タイヤT1がタイヤT2の上面に接触する
直前にシリンダ18、19のピストンロッド20、21が突出し
て把持部材22、23が互いに離隔する。これにより、タイ
ヤT1は把持手段26による把持から解放され、段積み位置
AのタイヤT2上に積み重ねられる。このとき、前述のよ
うに、タイヤT1はタイヤT2の僅か上方で把持手段26から
その把持が解放されるので、段積み時にバランスが崩れ
て荷崩れするようなことはない。次に、第5図(e)に
示すように、再びシリンダ11のピストンロッド12が引っ
込み把持部材22、23が下限まで下降する。次に、シリン
ダ18、19のピストンロッド20、21が引っ込み、把持部材
22、23がセンタリングされたタイヤT2に接近してこのタ
イヤT2を外側から把持する。次に、第5図(f)に示す
ように、シリンダ11のピストンロッド12が突出し、昇降
フレーム13、可動フレーム16、17、把持手段26が上昇す
る。これにより、段積みされたタイヤT1、T2は把持手段
26に把持されながら所定高さまで持ち上げられる。次
に、第5図(c)に示す状態に戻り、新しいタイプTが
段積み位置Aに搬入される。以後、このようなサイクル
を繰り返すことによりタイヤTが所定本数上下に段積み
される。このようにして段積みされたタイヤTの山は、
次に搬送ローラ3の回転により搬出コンベア32に送り出
される。そして、この搬出コンベア32上を移動した段積
みタイヤTの山は脱進手段33の山爪37に当接して停止さ
れる。次に、シリンダ38のピストンロッド39が引っ込
み、アンクル35が実線で示す位置から仮想線で示す位置
まで揺動する。これにより、山爪37によって停止されて
いた1山の段積みタイヤTが出爪37から解放され、昇降
台44に向かって移動して昇降台44に乗り移る。一方、前
記アンクル35の揺動により入り爪36が搬送コンベア32の
上面から突出し、後続の段積みタイヤTの山がこの入り
爪36によって停止される。次に、シリンダ38のピストン
ロッド39が突出し、アンクル35が仮想線で示す位置から
実線で示す位置まで揺動する。これにより、後続の段積
みタイヤTの山は搬送コンベア32上を一斉に移動する。
そして、最先端の段積みタイヤTの山が出爪37に当接す
ることにより、これら後続の段積みタイヤTの山の移動
が停止される。前記昇降台44に乗り移った1山の段積み
タイヤTは減速機付きモータ45の作動により昇降台44と
ともに上方に持ち上げられる。そして、該段積みタイヤ
Tの内、最上段のタイヤTがドグ48に係合可能となる
と、昇降台44の上昇は停止する。次に、シリンダ46のピ
ストンロッド47が突出する。これにより、ドグ48が最上
段のタイヤTを引っ掛けて図示していない検査機等に送
る。このように、昇降台44がタイヤTの幅だけ間欠的に
上昇し、昇降台44が停止する度にドグ48がタイヤTを検
査機等に送り出すことにより、タイヤTの段降しが行な
われる。そして、全てのタイヤTの段降しが行なわれる
と、昇降台44は初期位置に復帰し、次の段積みされた山
のタイヤTを受け取る。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、タイヤをセン
タリングしながら確実に段積み位置まで供給することが
できるとともに、リム径が同一であれば外径が異なった
タイヤでもセンタリングすることができ、さらに、装置
全体の構造も簡単となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図はそ
の一部が破断された平面図、第3図はその一部が破断さ
れた側面図、第4図は段降し装置近傍の側面図、第5図
(a)〜(f)はこの発明の作用を説明する説明図であ
る。 3……搬送手段、4……上下動機構 6……センタリングロッド、8……センタリング手段 26……把持手段、28……昇降手段 T……タイヤ、A……段積み位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横置きされたタイヤを段積み位置に向かっ
    て搬送する搬送手段と、段積み位置に搬入されたタイヤ
    をセンタリングするセンタリング手段と、タイヤに接近
    離隔可能で、互いに接近することによりタイヤを外側か
    ら把持する把持手段と、把持手段が最下段のタイヤを把
    持したとき、該把持手段を上昇させて最下段のタイヤを
    積み重ねられた多段のタイヤとともに持ち上げる一方、
    段積み位置にタイヤが搬入されてセンタリングされたと
    き、把持手段を下降させて積み重ねられたタイヤを該タ
    イヤ上に積み重ねる昇降手段とを備えたタイヤの段積み
    装置であって、前記センタリング手段を、段積み位置に
    設置され上下方向に延びるセンタリングロッドと、該セ
    ンタリングロッドを上下動させてタイヤの搬送経路上に
    出没させる上下動機構とから構成し、タイヤが段積み位
    置近傍まで搬送されてきたとき、上下動機構によってセ
    ンタリングロッドを上昇させることにより、該センタリ
    ングロッドをタイヤの搬送経路上に出現させながら該タ
    イヤ内に挿入するとともに、この挿入後も段積み位置に
    向かってタイヤを搬送することにより、該タイヤのビー
    ド部をセンタリングロッドに当接させ、これにより該タ
    イヤをセンタリングするようにしたことを特徴とするタ
    イヤの段積み装置。
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