JPH07437Y2 - 平坦積重ね要素を自動的に積重ねる積重ね装置 - Google Patents

平坦積重ね要素を自動的に積重ねる積重ね装置

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JPH07437Y2
JPH07437Y2 JP1992004889U JP488992U JPH07437Y2 JP H07437 Y2 JPH07437 Y2 JP H07437Y2 JP 1992004889 U JP1992004889 U JP 1992004889U JP 488992 U JP488992 U JP 488992U JP H07437 Y2 JPH07437 Y2 JP H07437Y2
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Inventor
レイモン・リュカ
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ボブス・ソシエテ・アノニム
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    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G57/00—Stacking of articles
    • B65G57/02—Stacking of articles by adding to the top of the stack
    • B65G57/03—Stacking of articles by adding to the top of the stack from above
    • B65G57/06—Gates for releasing articles
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S414/00—Material or article handling
    • Y10S414/10—Associated with forming or dispersing groups of intersupporting articles, e.g. stacking patterns
    • Y10S414/106—Associated with forming or dispersing groups of intersupporting articles, e.g. stacking patterns including means for supplying pallet or separator to group

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  • Forming Counted Batches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、パレットあるいは他の
任意の支持体上に、互いに連続的に積重ねたシート群か
らなる層状の積荷を連続的に築くデバイス即ち装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】種々のエレメント即ち積重ね要素をパレ
ット上に自動的に積重ねるためのパレタイザ即ち積重ね
装置と呼ばれる多くのデバイスがすでに存在している。
個別にあるいはバッチ即ち束毎に取り扱われる積重ねエ
レメントは四辺形の非常に重いエレメントとなるのが一
般的であり、公知のデバイスは通常では十分な働きをな
している。
【０００３】それにもかかわらず、バッチとして運ばれ
た薄ブランクすなわちボール紙シートの数インチ（１０
数ｃｍ）あるいはそれ以上の高さの積重ね体を処理装置
の端部に築く時、これらのデバイスはそこから退去する
という観点から見ると不適当であって、ほとんど使いも
のにならないというのが実情である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】これまでの装置ではパ
レタイジングステーション即ち積重ね部所に送られるシ
ートバッジは普通はくくられていないため、ブランクの
自動的なしかも正確な積重ね作業を非常に困難なものに
し、今までの公知のパレタイジング装置の場合ではほと
んど不可能になっている。また新しい層が前の不安定な
層の上に置かれる毎に、ブランクにはすべったり落ちた
りする危険が伴っていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は公知パレタイザ
のこれらのしばしば使用不可能にするような欠点を以下
の新規なデバイスを提案することによって解消するよう
に設計されている。すなわち、この新規なデバイスは、
シートバッチ、例えばボール紙箱ブランクの連続層をパ
レット、ベースプレートまたは適当な荷積支持体の上に
自動的に積重ねるためのデバイスであって、該バッチの
送達手段、固定荷積レベルと所望荷積高さに対応する可
変レベルとの間を垂直に移動可能な水平テーブル
（７）、該バッチを該送達手段から該荷積テーブル
（７）に移すための手段、バッチ（７１）を荷積される
パレット、プレート又は支持体の上に移し且つこれらの
バッチを下ろすための手段、及び該テーブル（７）をそ
の固定レベルにリセットして新しいサイクルを行ってバ
ッチの新しい層を移すための手段を含むデバイスにおい
て、該テーブル（７）がモータ駆動ローラ（９）を有す
る排他的垂直可能テーブルであるという事実と、該バッ
チ（７１）を積荷されるパレット、ベースプレート又は
支持体の上に移し且つこれらのバッチを下ろすための該
手段が、該モータ駆動ローラ（９）に平行に配設され、
該ローラ間に挿入され且つ支持体（２１）に張出し状に
取り付けられた１列の水平薄フォーク（２０）即ち薄い
フォーク状部材であって、該支持体（２１）をして積荷
を該モータ駆動ローラから上げて該積荷を該モータ駆動
ローラ（９）に平行にパレット、プレート又は荷積支持
体（３）の上に移動せしめ、次に積荷がパレット等に、
又は最後の層に接触するまで該積荷を下げしめ、最終的
に該フォーク（２０）を該モータ駆動ローラ（９）間の
且つ該ローラによって画成された上部平面の下の初期位
置に退去せしめる手段によって該モータ駆動ローラに対
して垂直に且つ水平に移動可能な水平な薄フォーク（２
０）からなるという事実、並びに該フォーク（２０）の
退去中に積荷（６９）とすでに築かれた層の両方を固定
し押し込むための手段（３３）を有する。
【０００６】
【作用】このデバイスは、テーブルと移動機能成分との
間に与えるレベル差が小さいため、退去する時に新しい
層の下の前の層を保持する薄い先細のフォーク２０によ
って、シートバッチの完全な位置決めと非常に柔らかい
作動を確実に行う。このデバイスはさらにくくられてい
ないシートバッチ、非常にすべりやすい被覆ボール紙の
シートバッチの処理さえも可能にすることにある。これ
は、退去し且つこれによって積重ね体を整合保持してい
る時の層の頂部に載置されたフォークの助けを得て行わ
れる送達積荷と残りの積重ね体との同時整合による。
【０００７】
【実施例】図１〜３に略示する装置は、本考案に係る自
動パレタイザ５によって、取外し自在コンベア４の上に
置かれたパレット３上に荷積バッチを送るモータ駆動ロ
ーラ２を有するコンベア１を含む。なお、コンベア４に
もモータ駆動ローラが配設されている。
【０００８】このパレタイザには、垂直移動水平負荷テ
ーブル７を支える固定台６が配設されている。このテー
ブルには、コンベア１のローラに平行な適当な数のロー
ラ９を支持するフレーム８が配設されている。また、こ
のローラ９は、このローラの下面に接触するエンドレス
ベルトを有する公知のデバイスによって回転する。この
エンドレスベルトはローラ９の一端に配設され且つフレ
ーム８に支えられたモータ１０によって駆動されるコン
ベア１のローラ２は図１に示す類似の駆動装置１１によ
って駆動される。
【０００９】テーブル７のフレーム８は、台６の上部部
分にある遊び軸１４に配設された２つのピグノン（ｐｉ
ｇｎｏｎ）１３にかけられている２つの平行な駆動チェ
ーンの端部に取り付けられている。その機能を有するテ
ーブル７の重量はチェーン１２の他方端に配設されたバ
ランスウェスト１５によって補償されている。
【００１０】軸１４はチェーン付ピグノンシステム１７
の助けを得てモータ減速装置１６によって回転する。こ
のテーブルはフレーム８に支えられたローラ１８によっ
て横方向に導かれる。ローラ１８はまた、台６に対して
取り付けられている垂直案内レール１９と共働してい
る。テーブル７のフレームはまた、テーブル７から積荷
をこのテーブル７の近くに位置したパレット３の上に上
げる手段を支えている。これらの手段は、二重矢印２２
で示すように垂直に、且つ二重矢印２３で示すように水
平に移動可能な支持プレート２１に、パレット３の反対
側の端部に取り付けられた１列の水平で平行なフォーク
即ち薄いフォーク状部材２０からなる。これらのフォー
ク２０は、それぞれがテーブル７の２つの隣接したロー
ラ９の間に平行に置かれた、それらの端部から引き出さ
れた薄刃すなわちピンである。図４及び５には、支持プ
レート２１を矢印２２，２３に沿って作動せしめる手段
が詳細に示されている。これらの公知の手段は、フレー
ム８に対して取り付けられた４つの空圧ジャック２５に
よってフレーム８の上を垂直に移動可能な支持体２４を
含む。支持プレート２１を支えているローラ２７を導く
２つの水平で平行な鉄製のチャンネル２６が支持体２４
の上に載置されている。プレート２１の水平移動はピグ
ノン２９を連結しているプレート２１に連結されたエン
ドレスチェーン２８によって達成される。チェーン２８
はピグノン２９を支えているシャフト３２の一方を駆動
するチェーン３１の助けを得て電動モータ３０によって
駆動される。デバイス２８〜３２は全て支持体２４の上
に載置されている。
【００１１】図４及び５は、空圧ジャックが作動された
時の、支持プレート２１と支持体２４のそれぞれのフォ
ークの高位置２０′，２１′及び２４′を示している。
フォーク２０が高位置にある時、その上面は、ローラ９
によって画成された上部平面よりもわずかに高くなる。
これに対し、低位置にある時は、この平面の下に位置す
る。
【００１２】テーブル７は、積下し中のバッチをパレッ
ト３の上に（あるいは図３に示すようにフォーク２０の
退去中は前の層の上に）保持する機能成分を支えてい
る。これらの機能成分は、数個の歯すなわちフィンガ３
４を有する退去可能なコーム即ちくし状部材３３を含
む。コーム３３が図３の３３′によって示されるように
内側に傾いて図１〜３の実践で示すようにその垂直位置
に達するまでフォーク２０はこれらのフィンガ３４の間
に係合することができる。コーム３３は、ローラ９に垂
直な水平軸３５の回りに間接接合されており且つフレー
ム８に対して取り付けられたブラケット３７の上のテー
ブル７の軸にそれ自身間接接合されたアームに支えられ
ている。コーム３３はアーム３６に接合された空圧ジャ
ック即ちジャッキ３８によって駆動される。空圧ジャッ
ク３８はアーム３６によって支えられた軸３９の回りに
ブラケット３７と共に間接接合されている。アーム３６
自体もブラケット３７に支えられた軸４０を中心に枢動
可能である。これらの２つの平行な軸３９及び４０は、
ロッドリンク４１及び、フレーム８に対して固定されて
いるブラケット３７の間に配設された２つの空圧ジャッ
ク即ちジャッキ４２及び４３によって連結されているた
め、アーム３６は、その水平移動（二重矢印４５）だけ
でなく傾斜運動（二重矢印４４）をも行うことができ
る。これは、パレット３上の層にコーム３３を近付けた
りこれからコーム３３を離したりするためである。
【００１３】テーブル７をコンベア１の高さに正しく位
置付ける作業は公知の方法によって、すなわち、一方で
は、台６の間に取り付けられ、他方では、テーブル７の
適当な領域に取り付けられたカムと電気マイクロスイッ
チを用いて達成される。
【００１４】多少に関わらず荷積みされたパレット３の
荷積レベルに関してテーブル７を正しくレベル位置調整
する作業は、テーブルの角に配設されたフォトセル４６
を有する２組の受光器／送光器によって達成できる。２
つの異なるレベルに配置されたこれらの受光器／送光器
の組は水平光ビームをパレット３上に送り、障害物がな
い場合は、これらの組に対面する組４６の反対側の荷積
されたパレットの角に近い垂直反射屈折ストリップ４７
によって反射する。
【００１５】パレタイザの可動エレメントの種々の移動
の命令、同期及び制御は、自動パック送達サイクルのプ
ログラム化を可能にするマイクロプロセッサ装置を含む
コマンドラック４８（図２）によって達成される。
【００１６】図面を簡単にするために、駆動機能成分と
電気回路の種々のエネルギ源は図示してない。本デバイ
スには、積重ね体の正しい位置取りを確実に行う停止部
材が配設されている。斯かる目的を達成するために、コ
ンベア１には停止部材４９が配設されている。そしてこ
の停止部材４９は固定されてはいるが手動ホイール５１
又は別の命令システムの助けによって積重ね体の走行方
向５０に平行にセットすることができる。また、コンベ
ア１とテーブル７の間には第２の退去可能な停止部材５
２が配設されている。この停止部材５２はローラ２及び
９に平行な且つ空圧ジャック即ちジャッキ５３及び平行
四辺形システム５４によって垂直に移動可能な垂直プレ
ートである。積重ね体のパレタイザ方向の走行はプレー
ト即ち停止部材５２が高い位置にある時は阻止される。
【００１７】テーブル７は垂直停止プレート５５をロー
ラ９に平行に支えている。
【００１８】図６及び７は、フォーク２０の実施例を示
す。これらのフォークは２枚の互いに重なった薄い刃２
０ａ及び２０ｂからできており、シュー５６に取り付い
ている点から先端２０ｃにかけて先細になるように鋭角
を成している。これらのフォークの断面は、互いに隣接
しているローラ９の間に簡単に挿入されるために台形と
ならなければならない。
【００１９】これらのシュー５６は支持プレート２１の
後部（積重ね領域の反対側）に支えられた軸５７の回り
に且つ支持プレート２１の上に間接接合されている。
【００２０】この間接接合されたシステムによってシュ
ー５６がプレート２１の上に上昇するため、プレート２
１に作られた中ぐりの穴が解放される。この中ぐりは、
図８に略示された圧力下にある空圧命令回路に連通して
おり、且つ、図８に示すようにテーブル７、コーム３３
及びフォーク２０を動かす手段に連通している。図８
は、全ての中ぐり５８に平行に連通されたチューブ５９
からなり、リリーフバルブ６０から空気を取り入れる該
空圧回路を略示している。なお、このリリーフバルブ６
０自体もフローレジューサ６２を通して加圧空気源６１
に連通している。圧力ゲージ６３と空圧スイッチ６４が
この管系５９に配設されている。該空圧スイッチは、そ
れぞれのフォーク２０のシュー５６が上昇して中ぐり５
８の１つのポートが解放されるとすぐに電気信号を発生
する。この電気信号はテーブル７の垂直移動を停止す
る。
【００２１】図９は停止コーム３３の別の実施例を示し
ている。この場合、フォーク２０の間のフィンガは自由
に移動や挿入を行うことができ、入れ子状になってい
る。従って、コームのプレートには、規則的な間隔でも
って、そのフィンガを構成している垂直摺動刃６５が配
設されている。コーム３３の案内手段６６によると、各
刃６５が別々に行う自由な垂直移動と、また停止手段の
自由な垂直移動が確実になるため、各刃６５が図９に示
すパレット３の左の位置へ行う下降ストロークが限定さ
れる。
【００２２】前に述べた本装置は、符号７０に示すよう
な且つ平行六面体状の完全な積荷を築くために、互いに
上に重ねられた層６９の積重ね体をパレット３上に自動
的に構成するものである。
【００２３】数個の層が互いに上に置かれるような状態
で荷積作業が達成されているとき、荷積されたパレット
はある方向にあるいは別の方向に取り外され、空のパレ
ット３が自動的にあるいはそうでない方法で置き換えら
れる。パレット３の送り出し、位置決め及び除去手段は
図示してない。本明細書では、積重ね体は、コンベア１
によって運ばれて積重ねられる全体的にはくくられてい
ないブランク（半完成品）のバッチになっている。１つ
の層は、フォーク２０によるパレット３又は前の層に１
回の作動によって置かれるバッチの量である。ここで認
められることは、バッチすなわち積重ね体７１は約６〜
８インチ（１５．２ｃｍ〜２０．３ｃｍ）の高さであ
り、且つコンベア１の前に取り付けられたストリッピン
グデバイスによって運ばれたボール紙ブランクから成る
ことである。
【００２４】積重ね体７１は先ずコンベアの上に集めら
れ層を形成する。一層は３×４＝１２の積重ね体７１を
含む。これらの積重ね体は、停止部材５２を上昇してモ
ータ駆動ローラの作用下で積重ね体７１の積重ねを連続
的に行うことによって集められる。これらのモータ駆動
ローラ（ローラ９も）は、高速においてボール紙積重ね
体（あまり安定ではない）の正しい移動を確実に行うた
めに出来る限り互いに近く配置される。間にフォークを
有する多数のローラによって小さなボール紙シートの処
理が可能になる。所望数の積重ね体がプレート５２によ
って立ち上がるとすぐに、該プレート５２はジャック５
３によって下降し、ローラ２は積荷の層をテーブルの上
に押し上げる。コンベア１とテーブル７の間にはテーブ
ル７に取り付けられた遊びローラ７２が配置されるた
め、１つの機能成分から他方の成分への適正な通過が確
実に行われる。
【００２５】テーブル７上の積重ね体７１はモータ駆動
ローラ９によって運ばれるが、ローラ９は積重ね体７１
がプレート５５に当たって停止するまで積重ね体７１を
駆動する。プレート５５に当たって停止した時点では、
フォーク２０は下降し、下降したローラ９の間に完全に
退去する。
【００２６】積重ね体が通過した後、プレート５２は新
しく到着した積重ね体を保持するために上昇する。な
お、本装置は連続処理ユニットの一部になっている。次
にテーブル７は、恐らく空になっているパレット３の上
に層６９を置く。開始時点でテーブル７がコンベア１の
レベルに置かれていると、フォトセルセット４６はそれ
らと反射屈折ストリップ４７との間に何も検知できな
い。次に、テーブルは下降して所望レベルまで達するよ
うになる。かくして、フォークの平面は空パレット３の
上面の約１インチ（２．５４ｃｍ）上に配置される。
【００２７】層６９がローラ９の上に運ばれるようにす
るために、フォーク２０は支持体２４の上昇によってそ
の高い位置２０′に配置される。次に、支持プレート２
１は、依然としてその高い位置にあるフォーク２０に支
えられた層６９がパレット３の上に移動するようにする
ために、積重ね領域に移動する。勿論、これらの移動
は、これもまた同期を確実にする適当なエンドスイッチ
によって調整される。
【００２８】フォーク２０が出るとすぐに、フォーク２
０がパレット３に接触するまでテーブル７は再び下降す
る。それからテーブルの下降作用は停止しないため、フ
ォーク２０は上昇し、従ってシュー５６をプレート２１
の上に上昇し、これにより中ぐり穴５８を解放する。か
くして空圧回路即ちチューブ５９に損失が形成されるた
め、下降するテーブルの空圧スイッチ６４によって停止
部材が誘起され、フォークが退去される前にコーム３３
が位置決めを行う。
【００２９】コーム３３の位置決めは、コーム３３が、
テーブル７の方向に向けられた積重ね体７０の面と同面
に配置され且つこの面に接触せずに寄りかかった時に、
３つのジャッキ３８，４２及び４３によって合同的に達
成される。
【００３０】コーム３３が配置されるとすぐに、フォー
ク２０はパレット３の上に完全に整合された層６９を置
きながら退去することができる。
【００３１】図３は、前に積重ねられた３つの層の上に
層６９を置いているところを示し、この図では、フォー
ク２０は半分程、退去している。この図は、フォーク２
０が退去する直前に停止しているテーブル７を示してい
る。該フォークは積重ね体の上に依然として載置され、
退去中もそれを上から押えている。
【００３２】かくして、フォークは積重ね体を完全に保
持し、これが本装置の重要な特性となる。
【００３３】またコーム３３は、フォーク２０の下から
出たフィンガ３４の助けによって、すでに構成された積
重ね体の上部だけでなく、この積重ね体の上に置かれつ
つある層６９をも保持し且つ整合する。
【００３４】ここで注記すべきことは以下のことであ
る。すなわち、コーム３３が後ろに垂直に傾いて、すで
に築かれた積重ね体の近くに来ると、積重ね体がテーブ
ル７に寄りかかっている場合は、コーム３３は、この積
重ね体を押す。これは、その移動が積重ね体７０の垂直
面に関して調整されているからである。しかし、積重ね
体がテーブルに寄りかかっていない場合には、この積重
ね体の上に載っている退去フォーク２０がこの積重ね体
をコーム３３に対して釣り合いのとれるところに引いて
くる。フォーク２０が完全に退去してその低位置に戻る
とすぐに、コーム３３はジャック３８、４２及び４３の
逆方向駆動によってその退去位置３３に移動し、また、
テーブル７は、新しい層６９を取りに行くためにコンベ
ア１のレベルまで戻る。テーブル７はカウンタウェイト
１５によって釣り合いが取られているため、テーブルを
移動するのに比較的軽い駆動モータを用いることがで
き、これにより積重ねサイクルが非常に多くなっても、
積重ね体７１の重量だけを運ぶので、それ程大きなエネ
ルギは必要としない。更に、斯かる釣り合い効果によっ
て、位置決めが正確に行われると同時に、テーブル７の
比較的速い移動が可能となる。
【００３５】層６９を取り上げたり置いたりするサイク
ルは自動的である。荷積みされたテーブル７の垂直移動
はフォトセル４６の状態によって決定される。
【００３６】図３は、本デバイスによって築かれる最後
の層６９ｎを示している。テーブル７のエンドスイッチ
などの検知器は荷積みされたパレットを取り除くのに十
分な且つ新しいパレットを持ち込むのに十分な時間にわ
たって本装置の停止も行うし、また、荷積されたパレッ
トの除去及び空のパレットによる置き換えの命令も行
う。
【００３７】垂直積重ね体を築くのに整合用停止部材及
び校正用停止部材を最終的に用いることもできるが、停
止部材４９，５２，５５及び３３があるためにこれは必
ずしも用いることはない。図９に示すコーム３３の別の
実施例によると、フォーク２０が該パレットのレベルに
達した時にパレット３のエッジによるフィンガすなわち
刃６５の自動上傾斜が可能となる。このフィンガの自動
上傾斜は、積重ねがパレットのエッジに整合されずに引
き込んでいる時に第１層がパレットの上に置かれた場合
に行われる。
【００３８】コーム３３がパレットから離れるように移
動すると、刃６５は自動的にその所定位置に倒れる。
【００３９】
【考案の効果】斯かる型式の自動パレタイザによると、
完全な固定状態における高い積重ね速度が可能になる。
【００４０】フォーク２０はそのほぼ完全な張り出し構
造にもかかわらず抵抗力があり高負荷を支持できるが、
その薄い先細の形態によって静かな作動が可能となる。
フォーク２０と前の層６９（又はパレット３）とのレベ
ル差は、各積重ね体７１のブランクがすべり落ちたりあ
るいは崩れたりしない程度に非常に小さく且つ漸進的に
変化している。コーム３３によつて達成される整合と前
に築いた層を連続的に押えているフォークの退去の他に
フォークの負荷による前の層への圧力によって完全に釣
り合いの取れた且つ整合された積重ね体の形成が保証さ
れる。結論を述べると、本考案は、前記の型式の実施例
を目的としているだけでなく、処理された積重ね体を保
持し且つ整合するフォーク２０とコーム３３の形状と該
コームの命令手段の配設に関する全ての修正例を含む。
【００４１】本デバイスは、積重ね体を送達する手段
（１）、垂直可動水平テーブル（７）、積重ね体をパレ
ット、プレートあるいは荷積支持体（３）の上に運んで
それらを下ろすための手段を含む。
【００４２】テーブル（７）には、以下の構成要素が配
設されている。すなわち、垂直可動モータ駆動ローラ
（９）垂直に且つモータ駆動ローラ（９）に平行に移動
可能な支持体（２１）に張出し状に配設され且つ駆動ロ
ーラ間に平行に置かれた一列の薄い水平フォーク（２
０）によって構成された積重ね体７１をパレット上に運
ぶ手段、及びフォーク（２０）の退去中に、すでに築か
れた積重ね体の他に積荷（６９）も固定し押し込むため
の手段である。斯かる積重ね作業はボール紙ブランクの
積重ね体を築くのに用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動パレタイザの正面図。
【図２】図１に示すデバイスの上から見た図。
【図３】図１を線III−IIIで切断し左から見た図。
【図４】積荷移動システムの略側面図。
【図５】図４の線Ｖ−Ｖについての垂直断面図。
【図６】横方向積荷移動システムの１つのフォークの側
面図。
【図７】図６の線VII−VIIについての垂直断面図。
【図８】フォーク移動システム中の空圧検知器の略図。
【図９】フォーク移動システムに含まれるコームの別の
実施例を示す図。
【符号の説明】
３：パレット ７：テーブル ９：モータ駆動ローラ ２０：水平薄フォーク ２１：支持体 ３３：固定押込手段 ６９：積荷体 ７１：バッチ

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シートバッチ、例えばボール紙箱ブラン
    クの連続層をパレット、ベースプレートまたは適当な荷
    積支持体の上に自動的に積重ねるための積重ね装置であ
    って、該バッチの送達手段と、固定荷積レベルと所望荷
    積高さに対応する可変レベルとの間を垂直に移動可能な
    水平テーブル（７）と、該バッチを該送達手段から該荷
    積テーブル（７）に移すための手段と、バッチ（７１）
    を荷積されるパレット、プレート又は支持体の上に移し
    且つこれらのバッチを下ろすための手段と、及び該テー
    ブル（７）をその固定レベルにリセットして新しいサイ
    クルを行ってバッチの新しい層を移すための手段と、を
    含む積重ね装置において、該テーブル（７）がモータ駆
    動ローラ（９）を有する排他的垂直可動テーブルであ
    り、該バッチ（７１）を、積荷されるパレット、ベース
    プレート又は支持体の上に移し且つこれらのバッチを下
    ろすための該手段が、該モータ駆動ローラ（９）に平行
    に配設され、該ローラ間に挿入され且つ支持体（２１）
    に張出し状に取り付けられた１列の水平薄フォーク（２
    ０）であって、該支持体（２１）をして積荷を該モータ
    駆動ローラから上げて該積荷を該モータ駆動ローラ
    （９）に平行にパレット、プレート又は荷積支持体
    （３）の上に移動せしめ、次に積荷がパレット等に、又
    は最後の層に接触するまで該積荷を下げしめ、最終的に
    該フォーク（２０）を該モータ駆動ローラ（９）間の且
    つ該ローラによって画成された上部平面の下の初期位置
    に退去せしめる手段によって該モータ駆動ローラに対し
    て垂直に且つ水平に移動可能な水平な薄フォーク（２
    ０）からなり、並びに該フォーク（２０）の退去中に積
    荷（６９）とすでに築かれた層の両方を固定し押し込む
    ための手段（３３）を特徴とする積重ね装置。
  2. 【請求項２】 該テーブル（７）のモータ駆動ローラ
    （９）がチェーンシステム（１２）と該テーブルとその
    装置の重量の釣り合いを取っているカウンタウェイト
    （１５）によって該テーブルを支えている固定台（６）
    に沿って垂直に摺動するフレーム（８）に支えられ、並
    びに、該装置が、該チェーンとカウンタウェイトシステ
    ムを駆動するためのモータ手段（１６）及び該フレーム
    （８）を該固定台（６）に沿って垂直に案内するための
    手段（１８，１９）を含むことを特徴とする請求項１に
    記載の積重ね装置。
  3. 【請求項３】 該フォーク（２０）が該テーブル（７）
    のフレーム（８）の上に置かれた支持体（２４）の上に
    それ自身が載置された支持プレート（２１）上の荷積領
    域の反対側のその肉厚端に取り付けられた薄い先細刃か
    らなり、支持体（２４）とフレーム（８）との間に配置
    されたジャッキ（２５）によりフレーム（８）に関して
    垂直に移動でき、該支持体（２４）が支持プレート（２
    １）の駆動手段（２８〜３２）を該テーブル（７）のモ
    ータ駆動ローラ（９）に平行に支えていることを特徴と
    する請求項１又２に記載の積重ね装置。
  4. 【請求項４】 該フォーク（２０）が、該プレート（２
    １）に接合されたシュー（５６）であって、該フォーク
    が該支持プレート（２１）に対して移動した時に該テー
    ブル（７）の移動を停止する信号を発生するようになっ
    ているシュー（５６）によって該支持プレート（２１）
    に取り付けられていることを特徴とする請求項３に記載
    の積重ね装置。
  5. 【請求項５】 該テーブルの下降中に該フォーク（２
    ０）がその移動後にパレット等（３）の上のすでに築か
    れた層の上部面の上に上昇した時に圧力下にある空圧回
    路（５８，５９）の穴を解放することによって該信号が
    発生し、このように解放された空気の流れによって空圧
    スイッチ（６４）を通して該信号を発生することを特徴
    とする請求項４に記載の積重ね装置。
  6. 【請求項６】 積荷が下ろされる時の該積荷固定手段
    （６９）が、２つの両極端位置であって、最初の位置が
    退去した位置であり且つ荷積みされたフォーク（２０）
    の自由走行を可能にし、他方の位置が垂直であって該フ
    ォーク（２０）の退去中の積荷（６９）の固定とすでに
    築かれた層に対する積荷の整合を可能にするという２つ
    の両極端位置の間にわたって移動するプレートであるコ
    ーム（３３）からなり、該コーム（３３）が１列の歯す
    なわちフィンガ（３４）を含み、このフィンガの間に該
    フォーク（２０）が係合し且つ自由に移動することがで
    きることを特徴とする請求項１〜５のうちの１に記載の
    積重ね装置。
  7. 【請求項７】 該コーム（３３）が該テーブルの積重ね
    領域に向けられた方の端部に垂直に取り付けられ、且つ
    該テーブルのフレーム（８）の上に載置されているアー
    ム（３６）に支えられ、且つ該アーム（３６）の上に配
    設され、これにより該アーム（３６）に取り付けられた
    駆動ジャックによって作動することを特徴とする請求項
    ６に記載の積重ね装置。
  8. 【請求項８】 自由に移動し、最大に伸長したその低位
    置まで自重によって自動的に下傾斜する刃（６５）から
    なる退去可能フィンガが該コーム（３３）に配設されて
    いることを特徴とする請求項７に記載の積重ね装置。
  9. 【請求項９】 該バッチ（７１）を送達する手段（１）
    と該テーブル（７）との間に垂直方向に退去可能な垂直
    方向停止部材（５２）が配設されていることを特徴とす
    る請求項１〜８のうちの１に記載の積重ね装置。
  10. 【請求項１０】 該テーブル（７）には、該モータ駆動
    ローラ（９）に平行に置かれ且つ最後のローラの直後に
    配設された垂直停止プレート（５５）が配設されている
    ことを特徴とする請求項１〜９のうちの１に記載の積重
    ね装置。
  11. 【請求項１１】 該テーブル（７）が、該テーブル
    （７）の垂直移動を命令し且つ制御する手段に接続され
    たすでに築かれた積重ね体の高さを検知するレシーバ
    （４６）を含むことを特徴とする請求項１〜１０のうち
    の１に記載の積重ね装置。
JP1992004889U 1983-03-11 1992-02-10 平坦積重ね要素を自動的に積重ねる積重ね装置 Expired - Lifetime JPH07437Y2 (ja)

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