JP4992389B2 - 載置装置、プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 - Google Patents

載置装置、プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハ等の被処理体を静電吸着する静電チャック層を備えた載置装置、この載置装置を備えたプラズマ処理装置及びプラズマ処理方法に関する。
エッチングやCVD(Chemical Vapor Deposition)等のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置に用いられる載置装置は、基板を載置装置に保持するための手段としてバキュームチャックを用いることができないことから一般的に静電チャックが使用されている。
静電チャックは載置体の表面部にシート状に設けられ、絶縁層内に箔状の電極を埋設すると共に、電極に例えば直流電圧を印加することで発生する静電力により基板が静電チャックの表面に吸着される機能を持っている。
載置装置に載置されている基板に対して真空処理例えばプラズマ処理を行う時には、基板の裏面と静電チャックとの間に温調用のガス(バックサイドガス)を供給し、プラズマから基板に入熱される熱を、当該ガスを介して載置体側に放熱するようにして基板の温度を所定の温度に維持するようにしている。
ところで、一の基板のプラズマ処理が終了して次の基板のプラズマ処理が行われるまでの間において、プラズマ処理装置内に浮遊している僅かの反応生成物が載置装置の表面に付着する。このため例えば平行平板型のプラズマ処理装置においては、載置装置の上に基板を置かずに、クリーニングガスより得たプラズマにより載置装置の表面をクリーニングすることが行われている。その際、載置装置(下部電極)を電気的に浮遊状態にすることで、クリーニングガスから電離したイオンによる静電チャック表面への衝撃力を緩和し、当該表面の面粗度の悪化を抑えることも知られている(特許文献1)。
しかしながら、従来の静電チャックを構成する絶縁層はAl2O3溶射膜を用いているため、静電チャック上に基板を置かずに(いわゆるウエハレス)クリーニングを行うと、Al2O3溶射膜がプラズマによりダメージを受けて、プラズマ処理装置内にアルミニウム(Al)粒子が飛散し、当該処理装置内がAlで汚染され、このAlがウエハ上に転写されて金属汚染を引き起こすおそれがある。
一方、特許文献2には、静電チャックを構成する絶縁膜としてY2O3溶射膜を用い、その膜厚を10μm〜100μmとすることが記載されている。
ところで、静電チャックには基板と静電チャック表面との間に発生する静電力によって基板を吸着するジャンセン・ラーベック型(以下「JR型」という)と、基板と絶縁層内の電極との間に発生する静電力によって基板を吸着するクーロン型と、の2つのタイプがある。クーロン型の静電チャックでは電極に流れる電流値が小さく吸着力が安定しているが、電極に印加される電圧は2.5kV〜4.0kVもの高電圧である。そして既述のように静電チャックの表面に対してプラズマクリーニングを行うと(ウエハレスクリーニングを行うと)、溶射膜内のボイドやパーティクルの影響を受けて静電チャック内(溶射膜内)にピンホールや膜厚が局部的に薄くなるところが発生しやすい。
従って、Y2O3溶射膜の膜厚が10μm〜100μmの場合には、ウエハレスクリーニングを行うプロセスが含まれると、薄い膜厚の中にピンホールが存在し、また極端に薄くなる部位が発生するので、クーロン型の静電チャックにおいて高電圧が印加されると短期間で絶縁破壊を起こしてしまう。また静電チャックの表面に対するプラズマによるクリーニングの回数を重ねると当該表面が荒れてくるため、その結果、基板を載置した際に、基板裏面と載置装置表面との間からバックサイドガスのリーク量が多くなり、温度分布の均一性が悪化したり、経時的に温度分布が変化してしまうという問題がある。これらの点については、特許文献2には何ら記載されていない。
特開2006−019626号公報(段落0040〜0047、図2) 特開2004−349612号公報(段落0041〜段落0042、段落0052、図1)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被処理体に対する金属汚染のおそれがなく、しかも長期に亘って静電チャックが絶縁破壊を起こさない載置装置を提供することにある。また他の目的は、この載置装置を備えたプラズマ処理装置及びプラズマ処理方法を提供することにある。
本発明は、被処理体を載置するための載置体と、この載置体上に設けられ、絶縁層に埋設された電極に2.5kV〜4.0kVの電圧を印加することにより電極層と被処理体との間でクーロン力を生じさせて絶縁層の表面に被処理体を静電吸着する静電チャックと、を備えた載置装置において、
前記絶縁層のうち前記電極層の裏面側の絶縁層は、アルミナ溶射により形成されたアルミナ溶射層であり、
前記電極層の表面側の絶縁層である静電チャック層はプラズマ溶射により形成された、厚さが200μm〜280μmの酸化イットリウム溶射層からなり、
前記静電チャック層の平均表面粗さは0.6μm〜0.8μmであることを特徴とする。
また本発明のプラズマ処理装置は、気密な処理容器と、この処理容器内に設けられ、上述した載置装置と、前記処理容器内を真空排気する手段と、前記処理容器内にプラズマを発生させて被処理体に対してプラズマ処理を行うための手段と、を備えたことを特徴する。
上述したプラズマ処理装置は、前記載置装置の上に被処理体を置かない状態でプラズマにより静電チャック層の表面をクリーニングする処理を行うように構成されている。
また本発明のプラズマ処理方法は、上述した載置装置に被処理体を静電吸着させて当該被処理体に対してプラズマ処理を行う工程と、被処理体を載置装置の上から搬出した後、静電チャック層の表面をプラズマによりクリーニングする工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の載置装置は、静電チャック層をY2O3(酸化イットリウム:イットリア)溶射層により構成しているため、プラズマに対する耐久性が高くなり、また金属汚染を引き起こすおそれがない。また、上記静電チャック層の厚さを200μm〜280μmに設定しているので、高電圧を電極層に印加しても、当該静電チャック層が絶縁破壊を起こすおそれがなく、従ってクーロン型の静電チャックに適用できる。特に被処理体を載置せずに静電チャック層の表面をプラズマクリーニングする場合にも、耐プラズマ性が大きいことから静電チャック層内にピンホールや膜厚の局所的な減少が起こりにくく、膜厚を上述のように設定したことと相俟って長期間絶縁破壊が起こるおそれがない。
また溶射膜は溶射される酸化イットリウムの粒径に表面粗度が依存しているため、表面粗度がプラズマ処理に見合った溶射膜を得ることができる。本発明者はY2O3溶射膜の表面がプラズマに曝されることにより平均表面粗さ(Ra)が0.7μm〜0.8μmであることを把握しており、従って平均表面粗さ(Ra)が0.6μm〜0.8μmとなるようにY2O3溶射膜を形成しておけば、Y2O3溶射膜に対してプラズマクリーニングを繰り返し行っても表面状態の経時変化が抑えられる。その結果、バックサイドガスによる温調効果が安定し、プロセス時の基板の温度が安定する。
本発明に係る載置装置をエッチング装置としてのプラズマ処理装置に適用した実施の形態について図1を参照しながら説明する。図1はRIE(Reactive Ion Etching)プラズマ処理装置1の一例を示している。プラズマ処理装置1は、例えば内部が密閉空間となっている真空チャンバーからなる処理容器11と、この処理容器11内の底面中央に配設された載置装置2と、当該載置装置2の上方にこの載置装置2と対向するように設けられた上部電極31とを備えている。
処理容器11は小径の円筒状の上部室11aと、大径の円筒状の下部室11bとからなる。上部室11aと下部室11bとは互に連通しており、処理容器11全体は気密に構成されている。上部室11a内には、載置装置2や上部電極31等が格納され、下部室11b内には載置装置2を支えると共に、配管等を収めた支持ケース17が格納されている。下部室11b底面の排気口12には、排気管13を介して排気装置14が接続されている。この排気装置14には図示しない圧力調整部が接続されており、この圧力調整部は図示しない制御部からの信号によって処理容器11内全体を真空排気して所望の真空度に維持するように構成されている。一方、上部室11aの側面には被処理体であるウエハWの搬入出口15が設けられており、この搬入出口15はゲートバルブ16によって開閉可能となっている。また処理容器11は、アルミニウム等の導電性の部材から構成され、接地されている。
前記上部電極31は中空状に形成され、下面に処理容器11内へ処理ガス及びクリーニングガスを分散供給するための多数のガス供給孔32が例えば均等に分散して形成されていることによりガスシャワーヘッドを構成している。上部電極31の上面中央にはガス導入管33が設けられ、このガス導入管33は処理容器11の上面中央を貫通して上流で処理ガス供給源35に接続されている。この処理ガス供給源35は、図示しない処理ガス供給量の制御機構を有しており、プラズマ処理装置1に対して処理ガスの供給量の給断及び増減の制御を行うことができるようになっている。また、上部電極31が上部室11aの壁部に固定されることによって、上部電極31と処理容器11との間には導電路が形成されている。
さらに、上部室11aの周囲には、搬入出口15の上下に二つのマルチポールリング磁石47a、47bが配置されている。マルチポールリング磁石47a、47bは、複数の異方性セグメント柱状磁石がリング状の磁性体のケーシングに取り付けられており、隣接する複数のセグメント柱状磁石同士の向きが逆向きになるように配置されている。これにより磁力線が隣接するセグメント柱状磁石間に形成され、上部電極31と載置体21(下部電極)との間の処理空間の周辺部に磁場が形成され、処理空間へプラズマを閉じ込めることができる。なお、マルチポールリング磁石47a、47bを有さない装置構成としてもよい。
次に載置装置2について説明する。載置装置2は、図1及び図2に示すように例えばアルミニウムにより上面の外周縁部がその中央部より低く形成された下部電極となる載置体21と、この載置体21の上面に形成された後述するシート状の静電チャック4と、この静電チャック4を囲むように配置されたフォーカスリング28とを備えている。前記載置体21は支持ケース17上に設置された支持台21aに固定されている。前記フォーカスリング28はウエハWの周縁の外方の領域のプラズマ状態を調整する役割、例えばウエハWよりもプラズマを広げ、ウエハ面内のエッチング速度の均一性を向上させる役割を果たす。前記支持台21aの下部外側には支持台21aを取り囲むようにバッフル板18が設けられている。バッフル板18は、上部室11a内の処理ガスをバッフル板18と上部室11a壁部との間に形成された隙間を介して下部室11bへ通流させることにより、処理ガスの流れを整える整流板としての役割を果たす。
また、図2に示すように載置体21の外周面はY2O3溶射によって形成されたY2O3溶射層23によって被覆されている。このY2O3溶射層23は静電チャック4と一体となっている。
上記静電チャック4は、載置体21の表面に例えばアルミナ溶射によって形成されたAl2O3溶射層41と、タングステン(W)溶射によって形成されたW溶射層からなる電極層42と、Y2O3溶射によって形成されたY2O3溶射層43と、を下方からこの順番に積層したシート構造となっている。この静電チャック4の製造方法の詳細については後述する。また、前記静電チャック4の電極層42はスイッチ45を介して電源部である高圧直流電源46に接続されており、この高圧直流電源46から電極層42に例えば高圧直流電圧が印加されると、図3に示すようにウエハWと電極層42間で生じるクーロン力(静電分極力)によって、載置面である静電チャック4上面にウエハWが静電吸着されるようになっている。
また、前記載置体21には、例えば周波数100MHzの高周波を供給する第1の高周波電源41aと、第1の高周波電源41aよりも周波数の低い例えば3.2MHzの高周波を供給する第2の高周波電源41bと、が夫々整合器42a、42bを介して接続されている。第1の高周波電源41aより供給される高周波は、後述する処理ガスをプラズマ化する役割を果たし、第2の高周波電源41bより供給される高周波は、ウエハWにバイアス電力を印加することでプラズマ中のイオンをウエハW表面に引き込む役割を果たす。さらに、前記載置体21内には冷媒を通流させるための冷媒流路26が形成されており、冷媒がこの冷媒流路26を流れることで載置体21が冷却され、載置面上に載置されたウエハWが所望の温度に冷却されるように構成されている。また図1中の27は載置体21、静電チャック4内を通ってウエハWの裏面側に伝熱媒体である例えばHeガス(バックサイドガス)を供給する伝熱媒体供給路である。この伝熱媒体供給路27は、プラズマからウエハWに入熱される熱を載置体21側へ伝熱してウエハWの温度を設定温度に維持する役割を持っている。なお、載置体21の内部には、図示しない搬送アームに対してウエハWの受け渡しを行うことが可能な昇降ピンが設けられている。
次に図4及び図5を参照しながら上記載置装置2の製造方法について説明する。先ず、冷媒流路26及び伝熱媒体供給路27(図示せず)が形成された載置体21を準備する。この載置体21を例えば150℃まで加熱した状態で、載置体21上面の低い外周縁部をマスキングした後、アルミナを溶射し、例えば450μmのAl2O3溶射層41を形成する。その後、Al2O3溶射層41を層厚が例えば300μmになるまで研磨する(図4(a))。
次いで、Al2O3溶射層41の電極層42を形成する部分以外をマスキングした後、タングステンを溶射し、例えば50μmの電極層42を形成する(図4(b))。引き続き、載置体21を例えば150℃まで加熱した状態でプラズマ溶射法により所定の粒径例えば10μm〜20μmを有する酸化イットリウムをプラズマ溶射し、例えば450μmのY2O3溶射層43を形成する。このプラズマ溶射法とは溶射材料をプラズマ流によって加速して対象物の表面にコーティングするものである。その後、Y2O3溶射層43を例えば200μm〜280μm、好ましくは250μmになるまで研削する(図4(c))。この研削方法は、例えば載置体21を回転テーブル上に固定し、回転テーブルを回転させると共に、ダイヤモンド砥粒が付いた回転砥石を回転させながら載置体21に対して送り移動させることで、Y2O3溶射層43を研削する。ここでY2O3溶射層43の層厚の下限値を200μmとした理由は、クーロン型の静電チャックにおいて長期に亘って絶縁破壊が起こらないようにするためである。例えばクーロン型の静電チャックでは運用時に4.0kVの電圧を印加するものもあるが、この場合において、ウエハレスクリーニングを繰り返し行っても絶縁破壊が長期に亘って起こらないようにするためである。また電極層42に2.5kVの電圧を印加する仕様の静電チャックでは出荷時にマージンをみて例えば4.0kV程度の電圧を印加して試験を行うが、4.0kVもの高電圧を印加しても後述の耐圧試験のデータから分かるように絶縁破壊が起こらないようにするためである。
またプラズマ溶射により形成されたY2O3溶射層43の表面は酸化イットリウムの粒径に依存する表面粗度に形成されている。具体的にはY2O3溶射層43の平均表面粗さ(Ra)は例えば0.6μm〜0.8μmである。本発明者はY2O3溶射層43の表面がプラズマに曝されることにより平均表面粗さ(Ra)が0.7μm〜0.8μmであることを把握しており、従って平均表面粗さ(Ra)が0.6μm〜0.8μmとなるようにY2O3溶射層43を形成しておけば、Y2O3溶射層43に対してプラズマクリーニングを繰り返し行っても表面状態の経時変化が抑えられる。このような一連の操作によって図4(c)に示すようにAl2O3溶射層41とY2O3溶射層43との間に電極層42が介在する静電チャック4が載置体21と一体化した状態で形成される。
次いで、静電チャック4の上面部をマスキングした後、載置体21を例えば150℃まで加熱した状態でプラズマ溶射法により載置体21の外周面に酸化イットリウムをプラズマ溶射し、例えば400μmのY2O3溶射層23を形成する(図5(d))。この操作によって図5(d)に示すようにAl2O3溶射層41及びY2O3溶射層43とY2O3溶射層23とが一体化する。その後、静電チャック4からマスク材を除去する。
以上の各装置構成により、プラズマ処理装置1の処理容器11(上部室11a)内には、載置体(下部電極)21と上部電極31とからなる一対の平行平板電極が形成される。
次に本発明の実施の形態の作用について説明する。先ずゲートバルブ16を開き、搬入出口15を介して図示しない搬送アームにより、ウエハWが処理容器11内の、載置装置2上に載置される。そして搬送アームが退出してゲートバルブ16を閉じた後、排気装置14によって処理容器11内を減圧し、処理容器11内の圧力が所定の圧力、例えば26.7Pa(200mTorr)以下にする。しかる後、ガスシャワーヘッドのガス供給孔32から処理ガス、例えばC4F8ガスを所定の流量で載置装置2の上方側の空間に供給する。このとき静電チャック4の電極層42に高圧直流電源46から例えば2.5kV〜4.0kV例えば2.5kVの高圧直流電圧が印加され、図3に示すようにウエハWと電極層42間で生じるクーロン力(静電分極力)によって、載置面である静電チャック4上面にウエハWが静電吸着される。
そして第1の高周波電源41aから載置体(下部電極)21に所定の高周波電力を供給する。この高周波は、載置体21から上部電極31を介して処理容器11に流れ、アースに落ち、こうして処理雰囲気に高周波電界が形成される。また上部電極31と載置体21との間にはマルチポールリング磁石47a,47bにより磁力線が、互いに隣接するセグメント柱状磁石間に形成されているので、ウエハWが存在する電極間の処理空間には直交電磁界が形成され、これによって生じた電子のドリフトによりマグネトロン放電が形成される。そしてこのマグネトロン放電により処理ガスがプラズマ化し、イオンやラジカルが生成する。しかる後、第2の高周波電源41bから所定の高周波電力を載置体(下部電極)21に印加してセルフバイアスを発生させることで、載置装置2上に載置されたウエハWに対してエッチングが施される。
上記プラズマ処理装置1は、ウエハWにエッチング処理を施したときに反応生成物が処理容器11内の処理雰囲気に浮遊するため、エッチング処理後、処理容器11内からウエハWを搬出する際、ウエハWが置かれていない載置装置2の表面、つまり静電チャック4の表面に反応生成物が付着してしまう。そのため載置装置2に付着した反応生成物を定期的に除去する必要がある。この反応生成物を除去するためのプラズマ処理装置の洗浄方法について説明する。例えば1ロットにおける最後のウエハWのエッチング処理が終了し、処理容器11内からウエハWを搬出した後、ゲートバルブ16を閉じ、排気装置14によって処理容器11内を減圧し、処理容器11内の圧力が所定の圧力、例えば26.7Pa(200mTorr)以下にする。しかる後、ガスシャワーヘッドのガス供給孔32からクリーニングガス、例えば酸素(O2)ガス及びSF6ガスを所定の流量、例えば夫々800sccmで載置装置2の上方側の空間に供給する。
そしてクリーニングガスも上述と同じようにしてプラズマ化する。このとき、第2の高周波電源41bをオフにした状態、つまり載置体(下部電極)21の電気状態をフローティング状態にして、このプラズマにより載置装置2の載置面に堆積した反応生成物を剥離する。剥離した反応生成物(ダスト)は、排気装置14によって処理容器11の外へ排出される。これにより載置装置2の載置面に堆積した反応生成物が除去される。
上述の実施の形態によれば、載置装置2は、静電チャック4をY2O3溶射層43により構成しているため、アルミニウム(Al)等の金属が飛散しない。また、上記Y2O3溶射層43の厚さを200μm〜280μmにしているので、2.5kV以上の高電圧を電極層42に印加しても当該Y2O3溶射層43が絶縁破壊を起こすおそれがない。従ってクーロン型の静電チャックに適用できる。そしてY2O3溶射層43はAl2O3溶射層よりもプラズマに対する耐久性が高いので、載置装置2上にウエハWを置かずにプラズマクリーニングを行っても、静電チャック4内(Y2O3溶射層43内)にピンホールや膜厚が局部的な減少が起こりにくく、その膜厚を上述のように設定したことと相俟って長期に亘って絶縁破壊が起こらない。またY2O3溶射層43の表面はプラズマ処理に見合った表面粗さにあるため、Y2O3溶射層43に対してプラズマクリーニングを繰り返し行っても膜厚の局所的な減少が起こらないのでウエハ汚染は全く無いといってもよい。
本発明の効果を確認するために行った実験について説明する。
(耐プラズマ性の評価試験)
ウエハW上に、Y2O3溶射膜が表面に形成されているサンプルAとAl2O3溶射膜が表面に形成されているサンプルBとアルミナセラミックプレート(サンプルC)を夫々設置し、このウエハWをプラズマ処理装置の載置台の上に載置して、以下のプロセス条件でサンプルA,B,Cに対してプラズマを照射し、サンプルA,B,Cの消耗量を測定した。その結果を図6に示す。
処理容器内の圧力:5.3Pa(40mTorr)
処理ガス:CF4/Ar/O2=80/160/20sccm
高周波電源:1400W
図6に示すように、サンプルAでは消耗量が1.6μm/hであり、サンプルBでは消耗量が5.5μm/hであり、サンプルCでは消耗量が4.5μm/hであることが分かった。この結果からY2O3溶射膜はAl2O3溶射膜及びアルミナセラミックプレートよりもプラズマに対する耐久性が高いことが分かる。
(絶縁破壊の評価試験)
Y2O3溶射膜について評価する前に、参考試験としてAl2O3の溶射膜における膜厚と絶縁耐圧との関係を調べた。その実験方法については、絶縁基板の表面に設けられた電極の上にAl2O3の溶射膜を成膜して、その上に電極を設けたサンプルを真空雰囲気に置き、Al2O3の溶射膜がブレークダウン(絶縁破壊)に至る電圧を測定することによって行った。このような試験を溶射膜の膜厚を種々変えて行った結果を図7に示す。この結果から特許文献2に記載されているように10μm〜100μmの膜厚では、4kVの電圧を印加すると絶縁破壊してしまい、クーロン型の静電チャックには到底使用できず、また印加電圧を少し低く設定したとしても、ウエハレスクリーニングを行う運用に対しては適用できないことは明白である。
このような参考試験を踏まえて、Y2O3溶射膜について、膜厚が200μm及び220μmのサンプルに対して同様の試験を行ったところ図8に示す結果が得られた。この結果から例えば印加電圧を4kVに設定したとすると、耐圧のマージンが2倍以上であり、ウエハレスクリーニングが繰り返し行われても、長期に亘って使用できることが分かる。
(ウエハ上の汚染評価試験)
A:実施例
図1に示すプラズマ処理装置1において、載置装置2にウエハWを置かずにその表面に対してプラズマクリーニングを以下の条件で行った。
処理容器内の圧力:26.7Pa(200mTorr)
クリーニングガス:O2/SF6=800/800sccm
第1の高周波電源:750W
第2の高周波電源:0W
処理時間:25秒
上述のクリーニングを実施した後、処理容器11内の載置装置2にベアウエハWを載置して、反応容器11内の汚染処理を行った。この汚染処理は汚染処理1〜汚染処理4からなり、この順番に連続して汚染処理を実施している。以下に汚染処理1〜汚染処理4の条件を示す。
(汚染処理1)
処理容器内の圧力:2.6Pa(20mTorr)
処理ガス:CF4/CHF3/He=150/250/400sccm
第1の高周波電源:450W
第2の高周波電源:75W
処理時間:5秒
(汚染処理2)
処理容器内の圧力:1.3Pa(10mTorr)
処理ガス:HBr/O2=330/3sccm
第1の高周波電源:250W
第2の高周波電源:250W
処理時間:10秒
(汚染処理3)
処理容器内の圧力:2.6Pa(20mTorr)
処理ガス:HBr/O2/N2/He=42/8/12/60sccm
第1の高周波電源:0W
第2の高周波電源:250W
処理時間:10秒
(汚染処理4)
処理容器内の圧力:13Pa(100mTorr)
処理ガス:O2=140sccm
第1の高周波電源:750W
第2の高周波電源:0W
処理時間:10秒
上述した汚染処理を行った後、処理容器11の外にベアウエハWを搬出し、ベアウエハW表面に付着している元素の定量分析を行った。
B:比較例
図2に示す載置装置2において、Y2O3溶射層43の代わりにAl2O3溶射層を用いた他は、実施例と同じ条件で静電チャックの表面をクリーニングした。その後、処理容器11内の載置装置2にベアウエハWを載置して、実施例と同じ条件で汚染処理を行い、処理後反応容器内のベアウエハを搬出して、当該ベアウエハW表面に付着している元素の定量分析を行った。
(結果及び考察)
上述の分析結果を表1〔単位:×1010atoms/cm2〕に示す。
Figure 0004992389
この結果から分かるようにAl2O3溶射膜を用いた場合には、Alが100×1010(atoms/cm)であったが,Y2O3溶射膜を用いた場合には、8.2×1010(atoms/cm)であった。従って、Y2O3溶射膜を用いることにより、Al2O3溶射膜の場合に比べてAlの汚染量が格段に少なく、現在の半導体製造装置ではAlの汚染量が1×1011(atoms/cm)以下であれば特性に影響がないと言われていることから、ウエハWのAl汚染がなくなると言える。また上述の実験データから分かるようにY2O3溶射膜は耐プラズマ性が大きく、結果としてウエハWに付着するイットリウムの汚染量は実質ゼロと言えるものであり、イットリウムの影響は全くない。
(表面粗さの評価試験)
図2に示す載置装置2において、図9に示すようにY2O3溶射層43表面の1〜4の4箇所の表面粗さRaについて、未使用時と、2年間運用を行った後について夫々調べたところ表2に示す結果が得られた。
Figure 0004992389
未使用のデータは4点しかないが、使用後のものについては26点のデータを取っており(表2には記載していない)、使用後の平均表面粗さRaは0.52μm〜0.78μmの間に収まっている。従って表2の結果も考慮すると、ウエハレスクリーニングを行うことにより、Y2O3溶射膜の平均表面粗さRaが0.6μm〜0.8μmになることが把握でき、従って静電チャックの製造時にY2O3溶射膜の平均表面粗さRaを0.6μm〜0.8μmに設定すれば表面粗度の経時変化が抑えられる。
(吸着力の試験)
本発明に用いられる、250μmのY2O3溶射膜を形成した静電チャックに2インチウエハを用いて、大気雰囲気にて中央及び周縁部に順次吸着させ、脱離するときの吸引力を測定し、静電チャックの吸着力の評価を行った。その結果、現在実機に使用されている200mmアルミナセラミックプレートからなる静電チャックと同等の吸着力であり、吸着性能については何ら問題ないことを確認した。
本発明の実施の形態に係る載置装置を備えたプラズマ処理装置の一例を示す縦断側面図である。 本発明の実施の形態に係る載置装置を示す縦断側面図である。 静電吸着の様子を示す模式図である。 図2に示す載置装置の製造工程を示す図である。 図2に示す載置装置の製造工程を示す図である。 耐プラズマ性の評価試験の結果を示す説明図である。 Al2O3溶射層の層厚と耐電圧との関係を示す特性図である。 Y2O3溶射層の層厚と耐電圧との関係を示す特性図である。 載置装置表面の測定箇所を示す平面図である。
符号の説明
1 プラズマ処理装置
2 載置装置
11 処理容器
14 排気装置
21 載置体
23 Y2O3溶射層
24 絶縁部材
26 冷媒流路
28 フォーカスリング
31 上部電極
35 処理ガス供給源
4 静電チャック
41 Al2O3溶射層
42 電極層
43 Y2O3溶射層
45 スイッチ
46 高圧直流電源

Claims (5)

  1. 被処理体を載置するための載置体と、この載置体上に設けられ、絶縁層に埋設された電極に2.5kV〜4.0kVの電圧を印加することにより電極層と被処理体との間でクーロン力を生じさせて絶縁層の表面に被処理体を静電吸着する静電チャックと、を備えた載置装置において、
    前記絶縁層のうち前記電極層の裏面側の絶縁層は、アルミナ溶射により形成されたアルミナ溶射層であり、
    前記電極層の表面側の絶縁層である静電チャック層はプラズマ溶射により形成された、厚さが200μm〜280μmの酸化イットリウム溶射層からなり、
    前記静電チャック層の平均表面粗さは0.6μm〜0.8μmであることを特徴とする載置装置。
  2. 前記静電チャック層の表面は、被処理体を置かずにプラズマによりクリーニングされることを特徴とする請求項1記載の載置装置。
  3. 気密な処理容器と、この処理容器内に設けられ、請求項1または2に記載の載置装置と、前記処理容器内を真空排気する手段と、前記処理容器内にプラズマを発生させて被処理体に対してプラズマ処理を行うための手段と、を備えたことを特徴するプラズマ処理装置。
  4. 前記載置装置の上に被処理体を置かない状態でプラズマにより静電チャック層の表面をクリーニングする処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 請求項1または2に記載の載置装置に被処理体を静電吸着させて当該被処理体に対してプラズマ処理を行う工程と、被処理体を載置装置の上から搬出した後、静電チャック層の表面をプラズマによりクリーニングする工程と、を含むことを特徴とするプラズマ処理方法。
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