JP4927728B2 - ホスフェート化アルカノール、そのハイドロトロープとしての使用および該組成物を含有する洗浄用組成物 - Google Patents

ホスフェート化アルカノール、そのハイドロトロープとしての使用および該組成物を含有する洗浄用組成物 Download PDF

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Description

本発明は、1〜20のエチレンオキシ単位を有するC〜C18アルコールアルコキシレートのための、水性アルカリ性溶液中のハイドロトロープとして、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを使用する方法に関する。本発明は、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートそれ自体、並びにホスフェート化2−プロピルヘプタノールおよび/またはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートをハイドロトロープとして含んでいるアルカリ性洗浄用組成物にも関する。
水性溶液が表面上に均一に広がる能力、いわゆる湿潤能力は、多くの用途にとって重要である。たとえば、硬質表面の洗浄用組成物は、該表面の良好な湿潤性によって効果が増す。良好な湿潤性は、洗濯並びに精錬処理およびマーセル法処理のためにも望ましい。非イオン界面活性剤は良好な湿潤剤として知られており、しばしば硬質表面の洗浄用組成物中に存在する。非常にしばしば、硬質表面の洗浄用組成物はアルカリ性成分も含有する。多くの非イオン界面活性剤は、大量の電解質、たとえば大量のアルカリおよび/またはアルカリ性錯化剤を有する溶液中に十分には可溶性でなく、したがって溶解性を改良するためにハイドロトロープの存在を必要とする。非イオン界面活性剤用の数多くのハイドロトロープが、各種の刊行物に記載されている。このようなハイドロトロープの例は、エタノール、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、アルキルグルコシド、およびホスフェート化アルコキシル化アルコールである。
米国特許第5145597号には、機械装置の洗浄に有用なアルカリ性洗浄剤が記載されている。これらのアルカリ性洗浄剤は、ホスフェートエステルのハイドロトロープおよび非イオン界面活性剤を含んでいるが、実施例にはどのホスフェートエステルが使用されるのか特定されていない。
2〜4モルのエチレンオキシド(EO)でエトキシル化された、アルキル鎖中に8〜12の炭素原子を持つアルコールから誘導されたエトキシル化ホスフェートエステルを含有する清洗浄組成物を、米国特許第4493782号は記載する。このホスフェートエステルは、ブタノール+2EOから調製された他のホスフェートエステルと組み合わされ、その場合、後者のホスフェートエステルは、該配合物を安定化するために加えられる。
米国特許第4137190号は、非イオン界面活性剤および相乗作用性ハイドロトロープ混合物を含んでいる洗浄剤組成物を開示する。実施例では、Pでホスフェート化されたフェノール+6EOおよびPPAでホスフェート化されたブタノール+1EOまたはPPAでホスフェート化されたイソアミルアルコール+4EOの組み合わせが使用されている。
米国特許第3294693号は、ポリエチレンオキシド非イオン界面活性剤をビルダー溶液中に溶解するためのハイドロトロープを開示する。該ハイドロトロープは、第一級ホスフェートエステルを85%より多く含有する、界面活性物質である。PPAと、EO1〜20モルを持つ、エトキシル化C〜C10アルキルフェノールまたはエトキシル化C10〜C18アルコールとの反応によって、これらのエステルは形成される。全ての実施例において、ホスフェート化オクチルフェノールエトキシレートが使用されている。
アルコール、アルキルアミン若しくはアルキルフェノールへのエチレンオキシドの付加によって得られた、界面活性非イオン性ポリエチレンオキシド付加体、およびアルキル基中に6〜10の炭素原子を持つアルコキシル化アルキルフェノールのホスフェート、またはアルキル鎖中に10〜18の炭素原子を持つアルコキシル化アルコールのホスフェートであるハイドロトロープであって、該ハイドロトロープ性物質が第一級ホスフェートエステル90%を含有するもの、を含んでいるアルカリ性洗浄剤に、ベルギー国特許第632444号は関する。実施例では、いくつかのホスフェート化アルコキシル化アルキルフェノール、並びにホスフェート化ドデシルアルコール+15EOおよびホスフェート化ステアリルアルコール+7.5EOが、オクチルフェノール+10EOを溶解化するためのハイドロトロープとして使用されている。
10モルまで、好ましくは5モルまでのエチレンオキシドで予めエトキシル化されたアルコールから製造されたオルトリン酸エステルが、顔料分散剤として欧州特許第256427号に開示されている。挙げられたアルコールの中に、2−プロピルヘプタノールがある。
数多くのアルコールから製造された、オルトリン酸のモノおよびジエステルのアルカリ金属塩が、ハロゲン化ビニルモノマーの乳化重合による安定なラテックスの製造方法に使用される界面活性剤として、スイス国特許第481953号に開示されている。プロピルヘプチルが、これらのホスフェート中の1の可能な置換基として挙げられている。
米国特許第5145597号公報 米国特許第4493782号公報 米国特許第4137190号公報 米国特許第3294693号公報 ベルギー国特許第632444号公報 欧州特許第256427号公報 スイス国特許第481953号公報
しかし、必ずしも全てのハイドロトロープおよび非イオン性物が、清澄で安定な溶液の達成および当座の用途における最適な性能を満たすとは限らないので、ある種の組成物に適した新規で効率的なハイドロトロープの必要性が依然として存在する。特に、いくつかの場合には、アルキル分岐されたアルコキシル化アルコールから得られた非イオン界面活性剤とハイドロトロープとを含有するアルカリ性溶液は、希釈されると分離するだろう。このようなアルコールアルコキシレートの例は、2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであり、この場合、2−プロピルヘプタノールのアルキレンオキシド付加物、並びにハイドロトロープとしてのヘキシルグルコシドおよび/またはオクチルイミノジプロピオネートを含有する、清澄で均一なアルカリ性高濃度物は、直ぐに使用できる溶液とするために希釈されると、曇りまたは分離することになることを、試験は示した。
1〜20のエチレンオキシ単位を含んでいるC〜C18アルコールアルコキシレート、特に2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを含有する、清澄で均一な高濃度アルカリ性組成物であって、該組成物が希釈されても均一のまま留まり、かつその場合に該組成物の洗浄性能が良好である組成物、を作るのに効率的な新規なハイドロトロープを発見することが、本発明の目的である。
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、またはアルコキシレートが平均して1〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3のエチレンオキシ単位並びに0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシおよび/若しくはブチレンオキシ、好ましくはプロピレンオキシ単位を含んでいるホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、1〜20、好ましくは1〜8、最も好ましくは2〜7のエチレンオキシ単位および0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシ単位を有する、C〜C18、好ましくはC〜C12のアルコールアルコキシレートのための、好ましくは式(I)
(ここで、POはプロピレンオキシ基であり、EOはエチレンオキシ基であり、aは0〜3の数であり、およびbは1〜8の数である。)に従う2−プロピルヘプタノールアルコキシレートのための、アルカリ性水性溶液中における効率的なハイドロトロープであることが、驚くべきことに今発見された。
本発明はさらに、
a)1〜20、好ましくは1〜8、最も好ましくは2〜7のエチレンオキシ単位を含有する、C〜C18、好ましくはC〜C12のアルコールアルコキシレート、好ましくは式(I)
(ここで、EO、PO、aおよびbは、上記と同じ意味を持つ。)を有する2−プロピルヘプタノールアルコキシレート0.2〜20重量%、好ましくは2〜10重量%
b)ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、および/またはアルコキシレートが平均して1〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3のエチレンオキシ単位および0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシ単位を含んでいるホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレート、好ましくは式(II)
(この式で、MはH、一価金属イオンまたはRであり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CHCHOHであり、並びにcは1〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3の数である。)に従うホスフェート化アルコキシレート0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%、最も好ましくは0.1〜10重量%、および
c)アルカリ金属水酸化物および/またはアルカリ性錯化剤0.05〜40重量%、好ましくは0.05〜30重量%、より好ましくは0.05〜20重量%、最も好ましくは0.05〜15重量%
を含んでいる水性洗浄用溶液に関し、該水性洗浄用溶液は、希釈されても均一かつ安定である。これらの溶液の洗浄性能も非常に良好である。
ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートは、種々の方法で得られることができ、最も普通であるのは、2−プロピルヘプタノールまたはアルコキシル化2−プロピルヘプタノールとポリリン酸または五酸化リン(P)との反応である。
ポリリン酸を使用する方法では、得られる生成物混合物は、主に2−プロピルヘプタノールまたは2−プロピルヘプタノールアルコキシレートのモノアルキルホスフェートエステル、および少量(<10%)のみのジアルキルホスフェートエステルを含有するだろう。常に、ポリリン酸、たとえばオルトリン酸からの、かなり大量の無機リン酸塩残基が存在するだろう。
がホスフェート化試薬として使用され、かつPとアルコールまたはアルコキシル化アルコールとのモル比が1:3であるときは、生成物混合物は、おおよそ等しい量のモノアルキルホスフェートエステルおよびジアルキルホスフェートエステル、並びにより少量のみの無機リン酸塩残基を含有するだろう。これより多い量のアルコールまたはアルコキシル化アルコールは、これより多くのジエステルをもたらし、またこれより少ない量は、これより多くのモノエステルをもたらすだろう。ある量のモノおよびジアルキルホスフェートエステルを有するホスフェートエステルの合成の仕方は、当業者には知られているだろう。ホスフェートエステルの一般的記載は、たとえばWarner M.Linfield編、Surfactant Science Series、1976年、米国ニューヨークおよびスイス国バーゼル、Marcel Dekker社刊中のAnionic Surfactants、第7巻、第II部、504〜511ページを参照せよ。ホスフェート化されるべきアルコールアルコキシレートは、KOHのようなアルカリ性触媒を使用することによって製造された標準タイプのものか、あるいは酸触媒、Ca(OH)またはハイドロタルサイトのような狭範囲触媒を使用することによって製造された狭範囲タイプのものであることができる。
通常、該手順のいずれかから得られる反応混合物は、使用前に有機または無機塩基によって中和されるだろう。該塩基は、例としてアルカリ金属水酸化物、たとえば水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウム;アンモニア、アルカノールアミン、たとえばモノエタノールアミン、トリエタノールアミン若しくはメチルジエタノールアミン;またはアルキルアミン、たとえばトリエチルアミンであることができる。
2−プロピルヘプタノールの、またはエトキシル化2−プロピルヘプタノールのモノアルキルホスフェートエステルは、式(II)
を有し、この式で、MはH、一価金属イオンまたはRであり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CHCHOHであり、並びにcは0〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3の数である。2−プロピルヘプタノールまたはエトキシル化2−プロピルヘプタノールとポリリン酸との反応から得られる生成物混合物は、より少量の、式(III)
に従う、1より多いホスフェート単位を有する生成物を含有することもでき、ここで、nは1〜3であり、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。
より少ない量のエチレンオキシ単位を有するエトキシレートでは、エチレンオキシ単位の分布の故に、ある量のエトキシル化されていない生成物も残留するだろう。このエトキシル化されていない生成物も、ホスフェート化剤との反応の間にホスフェート化されるだろう。したがって、2−プロピルヘプタノールのホスフェートエステルも、これらの上記のエトキシレートから得られる反応混合物中に存在するだろう。
2−プロピルヘプタノールのジアルキルホスフェートエステルは、式(IV)
を有し、ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。2−プロピルヘプタノールまたはエトキシル化2−プロピルヘプタノールとPとの反応から得られる生成物混合物は、式(V)
に従うジアルキルジホスフェートエステルを含有することもでき、ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。このタイプのジエステルは加水分解されて、2モルのモノエステルを生成することができる。
少量の副生成物、たとえば4−メチル−2−プロピルヘキサノールおよび5−メチル−2−プロピルヘキサノールをもたらす方法によって、2−プロピルヘプタノールは通常作られる。これらの生成物またはそのエトキシル化物も、本発明の方法の際にホスフェート化され、ホスフェート化された化学種が、得られた生成物混合物中に含まれるだろう。
ホスフェート化手順によって得られた反応混合物は、通常、何らかの精製手順なしにそのまま使用されるが、該混合物および精製されたホスフェートエステルのどちらもハイドロトロープとして機能する。良好なハイドロトロープとして作用するために、混合物は、主にモノアルキルホスフェートエステルを含有しなければならない。というのは、モノアルキルホスフェートエステルは、ジアルキルホスフェートエステルよりも良好なハイドロトロープであるからである。混合物の好ましくは60重量%超、より好ましくは70重量%超、最も好ましくは80重量%超が、モノアルキルホスフェートエステルでなければならない。
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、またはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して1〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3のエチレンオキシ単位並びに0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシおよび/若しくはブチレンオキシ、好ましくはプロピレンオキシ単位を含んでいる上記のもの、およびこれらの製造方法は、前述の刊行物、欧州特許第256427号およびスイス国特許第481953号に、それぞれ、顔料の分散剤として、および乳化重合プロセスにおける添加剤として使用するために、既に部分的に開示されている。しかし、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して2〜4、好ましくは3のエチレンオキシ単位を含んでいるものは、ホスフェート化された、2−プロピルヘプタノールの他のアルコキシ化物に比較して、ハイドロトロープとして特に効率的である(実施例の表1を参照せよ)。したがって、本発明は、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して2〜4、好ましくは3のエチレンオキシ単位を含んでいるものそれ自体、およびその製造方法にも関する。
〜C18アルコールアルコキシレートは、1〜20のエチレンオキシ単位に加えて、3〜4の炭素原子を持つ、1〜3のアルキレノキシ単位も有することができる。該エチレンオキシ単位並びにプロピレンオキシおよび/またはブチレンオキシ単位は、ランダムにまたはブロックで付加されていることができる。該ブロックは、該アルコールに任意の順番で付加されていることができる。該アルコキシレートは、1〜4の炭素原子を持つアルキル基を末端位置に有してもよい。好ましくは、アルコキシレートは、2〜7のエチレンオキシ単位並びに0〜2のプロピレンオキシおよび/またはブチレンオキシ単位を有する。
硬質表面の洗浄のための洗浄用組成物に使用されるのに適したアルコキシレートは、式(I)
を有し、ここで、POはプロピレンオキシ基であり、EOはエチレンオキシ基であり、aは0〜3、好ましくは0〜2の数であり、およびbは1〜8、好ましくは2〜7、最も好ましくは3〜6の数である。2−プロピルヘプタノールが上述の副生成物を含有するときは、これらもアルコキシル化され、得られる生成物混合物中に含まれるだろう。2−プロピルヘプタノールアルコキシレート用のハイドロトロープとしてホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを使用することによって得られる洗浄用高濃度物は、希釈されても清澄で安定であり、これらの成分を持つ洗浄用組成物は、良好な洗浄性能を示す。
洗浄用組成物が、織物用途に、たとえば洗濯に使用されることになるときは、アルコキシレートa)は、好ましくはC〜C18アルコールの1モル当たりエチレンオキシ単位1〜20モルの範囲の上の部分、たとえば7〜15モルのEOの量を含まなければならない。
組成物中のアルカリ金属水酸化物は、好ましくは水酸化ナトリウムまたはカリウムである。アルカリ性錯化剤は、無機性並びに有機性であることができる。アルカリ性組成物中に使用される無機錯化剤の典型的な例は、シリケートおよびホスフェートのアルカリ塩、たとえばケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、オルトリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、および対応するカリウム塩である。有機錯化剤の典型的な例は、アルカリ性アミノポリホスホネート、有機ホスフェート、ポリカルボキシレート、たとえばシトレート;アミノカルボキシレート、たとえばニトリロ三酢酸ナトリウム(NaNTA)、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(EDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、1,3−プロピレンジアミン四酢酸ナトリウム、およびヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウムである。組成物中に存在するアルカリの量は、用途、および該組成物が高濃度物であるか、または直ぐに使用できる溶液であるかに依存する。いくつかの用途は、高アルカリ性溶液を使用し、たとえば精錬用には、アルカリ濃度はNaOHを使用するときは約4〜6重量%であり、マーセル法用には、約20〜26重量%の苛性ソーダ溶液が使用される。車体洗浄用の高濃度組成物は通常、アルカリおよび/またはアルカリ性錯化剤6重量%〜15重量%を含有し、直ぐに使用できる溶液は通常、0.2〜5重量%を含有する。洗濯用には、アルカリおよび/またはアルカリ性錯化剤の量は、これより低く、通常、高濃度物中で3〜10重量%、直ぐに使用できる溶液中で0.1〜1重量%の量である。
本発明の高濃度組成物は、清澄で安定である。清澄な区間は、好適には0〜40℃、好ましくは0〜50℃、最も好ましくは0〜60℃である。ハイドロトロープと非イオン界面活性剤との比を変えることによって、これは調整されることができる。高濃度物は、水を通常50〜95重量%、好適には70〜90重量%含有する。
直ぐに使用できる溶液を得るために、高濃度物は1:40まで水で希釈される。希釈された溶液も清澄で安定であるが、ある場合には、依然として安定で分離しないけれども、僅かに曇ることがある。直ぐに使用できる溶液は、良好な洗浄特性を示す。車体洗浄用の典型的な高濃度配合物は、a)を3〜5重量%、b)を3〜5重量%、およびc)を5〜10重量%含有し、また直ぐに使用できる溶液は通常、a)を0.2〜1重量%、b)を0.2〜1重量%、およびc)を0.5〜1重量%含有するだろう。
本発明は、以下の実施例によってさらに例証される。
非イオン界面活性剤、5重量%
NaNTA(ニトリロ三酢酸ナトリウム)、10重量%
ハイドロトロープ、X重量%、および
水、残部
を含有する配合物が作られた。
表2に述べられた清澄区間を溶液が示すような量で、ハイドロトロープが加えられた。全ての百分率は重量による。
表1の配合物の洗浄効率を評価するために、以下の洗浄試験が使用された。すなわち、白く塗装された板が、ジーゼルエンジンから得られた油−煤混合物で汚された。25mlの試験溶液、この場合1:20に希釈された表1の配合物が、油で汚された板の上面上に注がれ、そこに1分間放置された。板はそれから十分な流水ですすがれた。全ての溶液および水は、約15〜20℃の温度に保たれた。全ての参照溶液が、試験溶液と同じ板上に置かれた。洗浄能力が、Minolta Chroma Meter CR−200反射率計を用いて測定され、結果が汚れ除去率%として提示される。結果は表2にまとめられる。
ハイドロトロープとして、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを含有する配合物は、CHClで4級化された、ヤシ油脂肪族アミン+17EOを含有する比較配合物よりも良好な洗浄性能を示した。洗浄効率は2の別の板、すなわちI、II、III、およびIVでの一方の板、並びにV、VI、VII、およびIVでの他方の板で試験されたので、比較配合物には2つの数値がある。
2−プロピルヘプタノール+5EOのためのハイドロトロープとしての、ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOとホスフェート化ヘキサノール+5EOとの比較に、この実施例は関する。
0〜60℃の清澄区間を得るために、ホスフェート化ヘキサノール+5EOと比較して、より少量のホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOが必要であった。
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOをハイドロトロープとして持つ配合物は、ホスフェート化ヘキサノール+5EOを持つ配合物とおおよそ同じ洗浄効率を示したが、水で希釈されると、前者は後者よりもはるかに安定であった。
2−プロピルヘプタノール+5EOのためのハイドロトロープとしての、多数のホスフェート化エトキシル化アルコールとホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOとを、この実施例は比較する。
本発明に従う配合物は、希釈後の良好な安定性とともに、全ての検討された配合物のうちで最良の洗浄性能を示した。
全ての配合物に同量のハイドロトロープが加えられた配合物を、表7は示す。該種々の配合物の洗浄効率が、表8に示される。
本発明に従う配合物は、比較配合物よりも効率的である。
この実施例では、ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOが、数多くの非イオン界面活性剤にハイドロトロープとして加えられ、該配合物がその洗浄効率を試験された。
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOが、2−プロピルヘプタノールアルコキシレート以外の他の非イオン性物のためのハイドロトロープとしても働くこと、及びこれら配合物の洗浄効率は一般に良いことを、この結果は示す。
この実施例では、本発明に従う組成物の湿潤能力が、修正されたDraveの試験法(modified Drave’s test)で試験された。
修正されたDraveの試験法では、約0.1%の界面活性剤の溶液中で特定の綿糸が沈降する時間が、秒で測定される。表11の配合物は、C〜C11アルコール+4EOに関して0.1重量%まで蒸留水で希釈され、そして修正されたDraveの試験がこの溶液について実施された。結果が表12に示される。
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOをエトキシレートのためのハイドロトロープとして含有する配合物は、良好な湿潤能力を持っていたが、一方、上記別の成分だけでは湿潤時間は>420秒間であった。C〜C11アルコールは、ハイドロトロープなしではこのアルカリ性媒体に可溶性でなく、またホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOは、それ自体良好な湿潤能力を持たない。ハイドロトロープが加えられると、非イオン界面活性剤は可溶化され、そうするとその湿潤能力を発揮することが可能になる。
後述の合成では、錨型撹拌子を備えた1,000cmのフランジ付きフラスコが使用された。該反応器は、サーモスタットを備えた電気ヒーターで加熱された。反応の間、僅かの窒素流が加えられた。使用されたポリリン酸(PPA)は、P84%に相当する「ポリリン酸116」(Albright & Wilson社製)であった。
1)2−プロピルヘプタノール+PPA
2−プロピルヘプタノール(222.47g、1.41モル)が仕込まれ、45℃まで加熱された。60mlの注射器からPPA(254.09g)が加えられ、そして240回転/分で撹拌されながら、発熱反応が55〜70℃に保たれた。1時間にわたってPPAが加えられた。それから60℃で2時間、300回転/分で撹拌されながら、反応が温置された。該後反応の後、水(5.0g)が加えられて、残留するPPAが加水分解され、その後、水555.0g中に溶解されたKOH(274.4g)で、酸が中和された。
2)2−プロピルヘプタノール+3EO+PPA
2−プロピルヘプタノール+3EO(295.63g、1.02モル)が仕込まれ、45℃まで加熱された。60mlの注射器からPPA(184.95g)が加えられ、そして240回転/分で撹拌されながら、発熱反応が55〜70℃に保たれた。1時間にわたってPPAが加えられた。それから60℃で2時間、300回転/分で撹拌されながら、反応が温置された。該後反応の後、水(5.0g)が加えられて、残留するPPAが加水分解され、その後、水454g中に溶解されたKOH(191g)で、酸が中和された。
3)2−プロピルヘプタノール+5EO+PPA
2−プロピルヘプタノール+5EO(307.71g、0.81モル)が仕込まれ、45℃まで加熱された。60mlの注射器からPPA(148g)が加えられ、そして240回転/分で撹拌されながら、発熱反応が55〜70℃に保たれた。1時間にわたってPPAが加えられた。それから60℃で2時間、300回転/分で撹拌されながら、反応が温置された。該後反応の後、水(5.0g)が加えられて、残留するPPAが加水分解され、その後、水517g中に溶解されたKOH(132.37g)で、374.02gの酸が中和された。

Claims (12)

  1. ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、またはアルコキシレートが平均して1〜20のエチレンオキシ単位並びに0〜3のプロピレンオキシおよび/若しくはブチレンオキシ単位を含んでいるホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを、アルカリ性水性溶液中において、1〜20のエチレンオキシ単位を有するC〜C18アルコールアルコキシレートのためのハイドロトロープとして使用する方法。
  2. 〜C18アルコールアルコキシレートが、式(I)
    (ここで、POはプロピレンオキシ基であり、EOはエチレンオキシ基であり、aは0〜3の数であり、およびbは1〜8の数である。)を有する、請求項1に記載の方法。
  3. ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、式(II)
    (この式で、MはH、一価金属イオンまたはRであり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CHCHOHであり、並びにcは0〜20の数である。)を有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. ホスフェート化アルコキシレートが、
    −式(II)の化合物、
    (この式で、MはH、一価金属イオンまたはR であり、ここで、R 、R 、R 、およびR はH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CH CH OHであり、並びにcは0〜20の数である。)
    −式(III)
    (ここで、nは1〜3であり、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)の化合物、
    −式(IV)
    (ここで、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)の化合物、および
    −式
    (ここで、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)の化合物
    のうち2以上を含有する混合物で存在し、かつ式(II)の化合物が該混合物の少なくとも60重量%の量で存在する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 平均して2〜4のエチレンオキシ単位を含んでいる、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレート。
  6. 式(II)
    (この式で、MはH、一価金属イオンまたはRであり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CHCHOHであり、並びにcは2〜4の数である。)、
    式(III)
    (ここで、nは1〜3であり、MはH、一価金属イオンまたはR であり、ここで、R 、R 、R 、およびR はH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CH CH OHであり、並びにcは2〜4の数である。)、
    式(IV)
    (ここで、MはH、一価金属イオンまたはR であり、ここで、R 、R 、R 、およびR はH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CH CH OHであり、並びにcは2〜4の数である。)、および
    式(V)
    (ここで、MはH、一価金属イオンまたはR であり、ここで、R 、R 、R 、およびR はH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CH CH OHであり、並びにcは2〜4の数である。
    の各式の1以上の生成物を含んでいる、請求項5に記載のホスフェート化アルコキシレート。
  7. a)1〜20のエチレンオキシ単位を含有する、C〜C18アルコールアルコキシレート0.2〜20重量%、
    b)ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、および/またはアルコキシレートが平均して1〜20のエチレンオキシ単位および0〜3のプロピレンオキシ単位を含んでいるホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレート0.1〜30重量%、およびc)アルカリ金属水酸化物および/またはアルカリ性錯化剤0.05〜40重量%を含んでいる、洗浄用組成物。
  8. a)が2〜7のエチレンオキシ単位を含んでいるアルコールアルコキシレートであり、b)が2〜4のエチレンオキシ単位を含んでいる、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートである、請求項7に記載の組成物。
  9. ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、並びに/または式(II)、(III)、(IV)および/若しくは(V)を有する、1以上のホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートをb)が含み、かつ式(II)の化合物が該混合物の少なくとも80重量%の量で存在する、請求項7または8に記載の組成物。
  10. a)が式(I)(ここで、aは0であり、かつbは平均して3〜6である。)に従う2−プロピルヘプタノールアルコキシレートである、請求項7〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 硬質表面の工業的洗浄に、請求項7〜10のいずれか1項に従う組成物を使用する方法。
  12. 車体洗浄または皿洗い機による洗浄のための、請求項11に記載の方法。
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